JPH1049826A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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Publication number
JPH1049826A
JPH1049826A JP22304596A JP22304596A JPH1049826A JP H1049826 A JPH1049826 A JP H1049826A JP 22304596 A JP22304596 A JP 22304596A JP 22304596 A JP22304596 A JP 22304596A JP H1049826 A JPH1049826 A JP H1049826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
electrodes
film magnetic
magnetic head
substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP22304596A
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English (en)
Inventor
Wataru Fujisawa
渉 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極とリード線の接続を簡単に、且つ高い信
頼性で行なうことができる薄膜磁気ヘッドを提供する。 【解決手段】 コイル部4に複数の電極5を接続してな
るヘッド素子1が形成されたヘッド基板2に保護基板6
を取り付け、前記電極にリード線11を接続してなる薄
膜磁気ヘッドにおいて、前記電極に対応する前記保護基
板の部分に、前記複数の電極を個別に区画するために区
画溝15を形成する。これにより、区画溝で各電極が空
間的に分離され、電極間に亘ってハンダのブリッジが生
ずることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜磁気ヘッドに
係り、特に、ビデオテープ用などの記録媒体と接触する
タイプの薄膜磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気記録の高密度化の要求に伴
って、磁気ヘッドの小型化も進み、特にビデオテープ用
のヘッドのように記録媒体と接触しつつ信号の記録・再
生を行なう磁気ヘッドとして、例えば特開昭63−26
8114号公報に開示されたような薄膜磁気ヘッドの開
発が進められている。この薄膜磁気ヘッドは、半導体製
造技術を応用し、微小パターンの磁気ヘッドを多数個同
時に形成でき、また、多トラックヘッドも比較的容易に
且つ低コストで製造できる等の、多くの利点を有してい
る。この種の薄膜磁気ヘッドのヘッド素子は、外部との
間における信号の授受のためにリード線を接続する必要
があり、一般的には、ヘッド素子が形成されたヘッド基
板側に設けられた電極に対してリード線をハンダ付けや
ボンディング等の方法で接続するようになっている。
【0003】ここで、従来の薄膜磁気ヘッドの構造及び
その組み立て方法について説明する。図9はヘッド基板
に形成されたヘッド素子パターンを示す図、図10乃至
図12は従来の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図、図1
3は組み立て後の薄膜磁気ヘッドにリード線を接続した
状態を示す図である。図9において、1はヘッド素子を
示し、このヘッド素子1はヘッド基板2上に薄膜成形操
作及びパターニング操作等を繰り返し施すことにより形
成される。このヘッド素子1にあっては、コア部3にコ
イル部4を巻回させてあり、このコイル部4に、2つの
電極5が接続されている。このヘッド素子1は、電極5
の一部のみを露出させて、他の部分は図示されない絶縁
薄膜により覆われており、この電極の露出部分5Aに後
述するリード線をハンダ等により接合することになる。
【0004】上記したようなヘッド素子1のパターン
は、図10に示すようにヘッド基板2の表面に前述のよ
うに薄膜成形技術により多数個形成されており、これに
ヘッド基板2の高さより低いガラスやセラミックス等よ
りなる保護基板6を接着剤により接続してコイル部4を
保護すると同時に電極5の部分を露出させておく。そし
て、図11に示す破線部分に沿ってダイシングすること
によって、図12に示すように個々のヘッド素子1を分
離してヘッドチップ7を形成する。このように形成され
たヘッドチップ7には、図12中において破線に示すよ
うに摺動面加工を施し、加工後のヘッドチップ7を、図
13に示すように真鍮等よりなるヘッドベース8の側面
に接着剤9を用いて接合する。そして、最終的に、矢印
10に示す方向から、露出した電極5に対してリード線
11をハンダ付けやワイヤーボンディング等により接続
することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ヘッドチップ7をヘッドベース8に取り付けた状態でリ
ード線11を接続することから、図13において右側の
電極がヘッドベース8の側面により仕切られているため
に、僅か幅が0.1mm程度の微小面積の電極にリード
線11を接続する操作は、非常に作業性が悪く、しかも
歩留まり低下の原因となっていた。この場合、ヘッドチ
ップ7をヘッドベース8に取り付ける前に、ヘッドチッ
プ7の電極5にリード線11をハンダ付けしておくこと
も考えられるが、電極5の近傍は保護基板6により仕切
られているため、上記したと同様に作業性が悪い。そこ
で、電極5をヘッドチップ7の厚み方向に2個平行に配
列するのではなく、図14〜図18に示すように電極5
をヘッド素子面1Aの厚み方向へ沿って設け、例えば図
14においては水平方向に沿って設けられ、上下に平行
に配列したものも提案されている。
【0006】そして、個々のチップに切断する前に、電
極5にハンダ12を予め盛っておき、チップに切断後に
このハンダ12によりリード線11を接続する。これに
よれば、図17に示すように2つの電極の露出部分は、
共にヘッドベース8の取付面とは反対側の開放端側に臨
んでおり、ハンダ付け操作を比較的行ない易くなってい
る。しかしながら、この場合には、ヘッドチップの厚み
が僅か0.3mm程度で、しかも電極5の幅が僅か0.
01mm程度で共に非常に面積が小さく、更にはハンダ
12を盛る電極5の面が平坦なため、ハンダ12を盛る
際に、隣接する電極間にハンダのブリッジが生じ、短絡
現象が頻発するという問題が発生していた。本発明は、
以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく
創案されたものであり、その目的は電極とリード線との
接続を簡単に、且つ高い信頼性で行なうことができる薄
膜磁気ヘッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決するために、コイル部に複数の電極を接続してなるヘ
ッド素子が形成されたヘッド基板に保護基板を取り付
け、前記電極にリード線を接続してなる薄膜磁気ヘッド
において、前記電極に対応する前記保護基板の部分に、
前記複数の電極を個別に区画するために区画溝を形成す
るようにしたものである。
【0008】このように構成することにより、ヘッド基
板に保護基板を接合した状態においては、電極面は、区
画溝内に露出した状態となり、リード線の接続時には、
この区画溝内に、リード線の先端を挿入した状態で、こ
れをハンダ付けすればよい。この場合、各電極は個別に
区画されて絶縁状態になされており、隣り合う電極間に
亘ってハンダが流れだすこともなく、短絡が発生するこ
とを防止することが可能となる。この区画溝に代えて、
一端部が閉塞された区画穴を用いるようにしても同様な
作用効果を示す。また、コイル部に接続される複数の電
極をヘッド素子面の厚み方向に沿って設け、これにより
ハンダ付け操作等を行ない易くしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る薄膜磁気ヘ
ッドの一実施例を添付図面に基づいて詳述する。図1は
本発明の薄膜磁気ヘッドに用いるヘッド素子パターンを
示す図、図2乃至図4は本発明の薄膜磁気ヘッドの組み
立て工程図、図5は組み立て後の本発明の薄膜磁気ヘッ
ドにリード線を接続した状態を示す図である。尚、図9
〜図18に示した構成部分と同一部分については同一符
号を付して説明する。図1は本発明の薄膜磁気ヘッドに
用いるヘッド素子パターンを示し、図1(A)は平面図
を示し、図1(B)は図1(A)中のA−A線に沿った
断面図を示す。図示するようにこのヘッド素子パターン
は図14に示したヘッド素子パターンと全く同様に構成
されている。
【0010】すなわち、ヘッド素子1はヘッド基板2に
薄膜成形操作やパターニング操作等を繰り返し施すこと
により形成される。このヘッド素子1にあっては、下コ
ア3A、中間コア3B及び上コア3Cよりなるコア部3
にコイル部4を巻回させてあり、このコイル部3にコン
タクトホール13を介して2つの電極5が接続されてい
る。このヘッド素子1においては、両電極5の先端がヘ
ッド素子面1Aの厚み方向、すなわち図1(A)におい
て水平方向に沿って形成されており、略平行に設けられ
ている。このヘッド素子1は上記両電極5の先端5Aを
矩形状に露出させて、他の残りの部分全体は絶縁膜14
により覆われている(図1(B)参照)。この先端露出
部分5Aに後述するようにリード線をハンダ付けする。
尚、図1(A)においては絶縁膜14の記載は省略され
ている。
【0011】このようなヘッド素子1のパターンは、図
2に示すようにヘッド基板2の表面に薄膜成形技術等に
より多数個形成されている。そして、このヘッド基板2
の素子パターンを覆うように本発明の特徴とする保護基
板6を接着剤により接続してコイル部4や電極5を保護
するようになっている。この保護基板6は、例えばガラ
スやセラミックスにより成形されており、先に図10及
び図15に示した保護基板と異なり、ヘッド素子パター
ンの略全面を覆うような大きさに設定されている。そし
て、この保護基板の接合面側には、上記両電極5の2つ
の露出部分5Aに対応させて、2本の区画溝15が図2
に示す保護基板6の長さ方向に沿って設けられている。
この区画溝15の幅は、電極5の幅と同等か、それより
も僅かに大きな幅、例えば0.1〜0.2mm程度に設
定されている。このような区画溝15は、ダイサー或い
はエッチングにより容易に形成することができる。
【0012】そして、このように形成された保護基板6
の区画溝15が形成された面と、図3に示すようにヘッ
ド基板2のヘッド素子パターンが形成されている面と
を、接着剤を用いて接合する。この状態では区画溝15
の一側の開口面はヘッド素子パターン面により塞がれた
状態となり、図3中において保護基板6の長さ方向の両
端のみが開口された貫通孔となる。また、この時点で
は、各電極5の先端5Aは、対応する区画溝15内に露
出している状態となっており、各電極先端5Aは空間的
に分離されている。そして、図3に示す破線部分に沿っ
てこれをダイシングすることによって図4に示すように
個々のヘッド素子1を分離してヘッドチップ7を形成す
る。
【0013】次に、このヘッドチップ7に、図4中にお
いて破線に示すように曲面状に摺動面加工を施して摺動
面を形成し、加工後のヘッドチップ7を、図5に示すよ
うに真鍮等よりなるヘッドベース8の側面に非導電性の
接着剤9を用いて接合する。この場合、区画溝15のヘ
ッドベース側の開口端を十分に塞ぐように非導電性の接
着剤9を塗布してリード線接続時のハンダがヘッドベー
ス8側と電気的に接触しないようにする。
【0014】次に、この接着面側の開口が塞がれた各区
画溝15内にクリーム状のハンダ16と対応するリード
線11の先端を挿入し、この状態で所定の熱を加えてク
リーム状のハンダを溶かすことによってリード線11の
先端と区画溝15内に露出していた電極の先端とが電気
的に接続されることになる。この時、両電極5の先端5
A同士は区画溝15間の壁により分離されているので、
両電極先端5A間にはハンダブリッジが発生することは
なく、従って短絡が生ずることを防止することが可能と
なる。また、両電極5の先端5Aは、共にヘッドチップ
7のヘッドベース8とは反対側面に露出されているの
で、ハンダ付け操作も比較的容易に行なうことが可能で
ある。
【0015】上記実施例においては、保護基板6に区画
溝15を形成したことからヘッドチップ状態においては
この区画溝15の両端が開放されており、従って、この
区画溝15内に充填するハンダ16と真鍮製ヘッドベー
ス8との間の絶縁は非導電性の接着剤9により行なうよ
うにしたが、この区画溝15に代えて、図6に示すよう
に電極に対応する区画穴17を保護基板6の接合面に設
けるようにしてもよい。この区画穴17の開口面は、電
極5の先端5Aと略同じ寸法に設定しておく。図7はこ
のように、区画穴17を設けた場合のヘッドチップを示
す斜視図であり、図8は図7中のB−B線矢視断面図で
ある。このように区画穴17を形成した場合には、これ
をヘッドベース8に取り付けた時、図8に示すように区
画穴17内とヘッドベース8とは区画穴17の底部壁面
17Aにより区画分離されて絶縁されているので、先に
説明した実施例の場合と同様に、ハンダブリッジが生ず
ることがなく、従って、両電極間の短絡も生ずることは
ない。
【0016】また、先の実施例の場合には、ヘッドベー
ス8にヘッドチップ7を接着させると同時に区画溝15
の開口端を塞ぐように接着剤9を塗布しなければならな
かったが、本実施例では、本来の接着の目的だけで接着
剤9を塗布すればよく、作業性も容易となる。尚、上記
区画穴17は、エッチング等により容易に形成すること
ができる。以上の各実施例においては、ビデオテープ用
の記録再生装置の薄膜磁気ヘッドを例にとって説明した
が、記録媒体と接触して記録再生を行なう接触型のもの
であるならば、これに限定されないのは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の薄膜磁気
ヘッドによれば、次のように優れた作用効果を発揮する
ことができる。保護基板に電極を個別に区画するための
区画溝或いは区画穴を設けて分離するようにしたので、
リード線の接続時に両電極がハンダにより短絡すること
がなくなり、この信頼性を向上させて、製品の歩留まり
を向上させることができる。また、電極の端部を、ヘッ
ド素子面の厚み方向に沿って設けることにより、リード
線のハンダ付け操作を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の薄膜磁気ヘッドに用いるヘッド素子パ
ターンを示す図である。
【図2】本発明の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図であ
る。
【図3】本発明の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図であ
る。
【図4】本発明の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図であ
る。
【図5】組み立て後の本発明の薄膜磁気ヘッドにリード
線を接続した状態を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例の保護基板を示す斜視図で
ある。
【図7】図6に示す保護基板を用いた時のヘッドチップ
を示す図である。
【図8】図7中のB−B線矢視断面図である。
【図9】ヘッド基板に形成されたヘッド素子パターンを
示す図である。
【図10】従来の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図であ
る。
【図11】従来の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図であ
る。
【図12】従来の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図であ
る。
【図13】組み立て後の薄膜磁気ヘッドにリード線を接
続した状態を示す図である。
【図14】従来の他の薄膜磁気ヘッドのヘッド素子パタ
ーンを示す図である。
【図15】従来の他の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図
である。
【図16】従来の他の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図
である。
【図17】従来の他の薄膜磁気ヘッドの組み立て工程図
である。
【図18】組み立て後の薄膜磁気ヘッドにリード線を接
続した状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ヘッド素子、1A…ヘッド素子面、2…ヘッド基
板、3…コア部、4…コイル部、5…電極、5A…電極
先端(露出部分)、6…保護基板、7…ヘッドチップ、
8…ヘッドベース、11…リード線、12…ハンダ、1
5…区画溝、16…ハンダ、17…区画穴。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル部に複数の電極を接続してなるヘ
    ッド素子が形成されたヘッド基板に保護基板を取り付
    け、前記電極にリード線を接続してなる薄膜磁気ヘッド
    において、前記電極に対応する前記保護基板の部分に、
    前記複数の電極を個別に区画するために区画溝を形成し
    たことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 コイル部に複数の電極を接続してなるヘ
    ッド素子が形成されたヘッド基板に保護基板を取り付
    け、前記電極にリード線を接続してなる薄膜磁気ヘッド
    において、前記電極に対応する前記保護基板の部分に、
    前記複数の電極を個別に区画するために区画穴を形成し
    たことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記複数の電極の端部は、前記ヘッド素
    子面の厚み方向に沿って設けられていることを特徴とす
    る請求項1または2記載の薄膜磁気ヘッド。
JP22304596A 1996-08-06 1996-08-06 薄膜磁気ヘッド Pending JPH1049826A (ja)

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