JPH11158100A - フェノール性化合物及びその製造方法 - Google Patents
フェノール性化合物及びその製造方法Info
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- JPH11158100A JPH11158100A JP9324854A JP32485497A JPH11158100A JP H11158100 A JPH11158100 A JP H11158100A JP 9324854 A JP9324854 A JP 9324854A JP 32485497 A JP32485497 A JP 32485497A JP H11158100 A JPH11158100 A JP H11158100A
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- resorcinol
- trimethyl
- mol
- weight
- crystals
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、フォトレジスト用感放射線性組成
物の原料、エポキシ樹脂及びその硬化剤として有用であ
る新規なフェノール性化合物及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 酸性触媒の存在下、5−ヒドロキシ−
1,1,3−トリメチル−2−インデン及び/又はその
重合体中の5−ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−
2−インデン単位1モルに対し、レゾルシンを少なくと
も0.8モル用いて反応させて、新規化合物4−(1,
1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−3−イ
ル)レゾルシノールを製造する。
物の原料、エポキシ樹脂及びその硬化剤として有用であ
る新規なフェノール性化合物及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 酸性触媒の存在下、5−ヒドロキシ−
1,1,3−トリメチル−2−インデン及び/又はその
重合体中の5−ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−
2−インデン単位1モルに対し、レゾルシンを少なくと
も0.8モル用いて反応させて、新規化合物4−(1,
1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−3−イ
ル)レゾルシノールを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なフェノール性
化合物である4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒド
ロキシインダン−3−イル)レゾルシノール、及びその
製造方法に関する。本発明により提供される4−(1,
1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−3−イ
ル)レゾルシノールは、レジスト用感放射線性成分の原
料、及びエポキシ樹脂及びそれらの硬化剤として有用な
化合物である。
化合物である4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒド
ロキシインダン−3−イル)レゾルシノール、及びその
製造方法に関する。本発明により提供される4−(1,
1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−3−イ
ル)レゾルシノールは、レジスト用感放射線性成分の原
料、及びエポキシ樹脂及びそれらの硬化剤として有用な
化合物である。
【0002】
【従来の技術】本発明の新規なフェノール性化合物であ
る4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシイン
ダン−3−イル)レゾルシノール、及びその製造方法は
知られていない。
る4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシイン
ダン−3−イル)レゾルシノール、及びその製造方法は
知られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
なフェノール性化合物である4−(1,1,3−トリメ
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ール、及びその製造方法を提供することにある。
なフェノール性化合物である4−(1,1,3−トリメ
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ール、及びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、酸性触媒下で、5−
ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−2−インデン及
び/又はその重合体とレゾルシンとを特定のモル比で反
応させることにより、容易に4−(1,1,3−トリメ
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ールが得られることを見出し、本発明を完成した。
を達成するため鋭意検討した結果、酸性触媒下で、5−
ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−2−インデン及
び/又はその重合体とレゾルシンとを特定のモル比で反
応させることにより、容易に4−(1,1,3−トリメ
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ールが得られることを見出し、本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、下記式(1)〔化2〕
【化2】 で示される4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロ
キシインダン−3−イル)レゾルシノール、及びその製
造方法である。本発明の化合物は、酸性触媒の存在下
で、5−ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−2−イ
ンデン及び/又はその重合体中の5−ヒドロキシ−1,
1,3−トリメチル−2−インデン単位1モルに対し、
レゾルシンを少なくとも0.8モル用いて反応させるこ
とにより製造することができる。
キシインダン−3−イル)レゾルシノール、及びその製
造方法である。本発明の化合物は、酸性触媒の存在下
で、5−ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−2−イ
ンデン及び/又はその重合体中の5−ヒドロキシ−1,
1,3−トリメチル−2−インデン単位1モルに対し、
レゾルシンを少なくとも0.8モル用いて反応させるこ
とにより製造することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明に用いる5−ヒドロキシ−1,1,3−ト
リメチル−2−インデン(以下、ヒドロキシインデンと
略称する)及び/又はその重合体は、公知の技術で得ら
れる。例えば、5−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシ
フェニル)−1,1,3−トリメチルインダンを酸触媒
又はアルカリ触媒の存在下に加熱分解した後、フェノー
ルを除去することにより得られる。また、p−イソプロ
ペニルフェノール及び/又はそのオリゴマーを酸触媒の
存在下に加熱することによっても得られる。本発明にお
いて、ヒドロキシインデンの重合体とは、ヒドロキシイ
ンデンの2量体、3量体、4量体等を意味し、高分子量
のものとして10量体程度のものも含む。
する。本発明に用いる5−ヒドロキシ−1,1,3−ト
リメチル−2−インデン(以下、ヒドロキシインデンと
略称する)及び/又はその重合体は、公知の技術で得ら
れる。例えば、5−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシ
フェニル)−1,1,3−トリメチルインダンを酸触媒
又はアルカリ触媒の存在下に加熱分解した後、フェノー
ルを除去することにより得られる。また、p−イソプロ
ペニルフェノール及び/又はそのオリゴマーを酸触媒の
存在下に加熱することによっても得られる。本発明にお
いて、ヒドロキシインデンの重合体とは、ヒドロキシイ
ンデンの2量体、3量体、4量体等を意味し、高分子量
のものとして10量体程度のものも含む。
【0007】本発明においてヒドロキシインデン及び/
又はその重合体とインデンとを反応させるに際し用いる
酸性触媒としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸等の
無機酸、ジメチル硫酸及びジエチル硫酸等の硫酸エステ
ル、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸等の有
機酸、陽イオン交換樹脂等が挙げられる。これらは、2
種以上を混合して用いることもできる。これらの内、塩
酸、臭化水素酸が好ましい。
又はその重合体とインデンとを反応させるに際し用いる
酸性触媒としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸等の
無機酸、ジメチル硫酸及びジエチル硫酸等の硫酸エステ
ル、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸等の有
機酸、陽イオン交換樹脂等が挙げられる。これらは、2
種以上を混合して用いることもできる。これらの内、塩
酸、臭化水素酸が好ましい。
【0008】触媒の使用量は原料のヒドロキシインデン
及び/又はその重合体とレゾルシンの合計量に対して、
0.001〜5重量%が好ましい、更に好ましくは0.
005〜1重量%である。触媒量が0.001重量%未
満の場合は反応時間が長くなり、5重量%を超えると副
生物の生成が多くなる。
及び/又はその重合体とレゾルシンの合計量に対して、
0.001〜5重量%が好ましい、更に好ましくは0.
005〜1重量%である。触媒量が0.001重量%未
満の場合は反応時間が長くなり、5重量%を超えると副
生物の生成が多くなる。
【0009】ヒドロキシインデン及び/又はその重合体
に対するレゾルシンのモル比(ヒドロキシインデンの重
合体のモル数はヒドロキシインデン単位)は、前者1モ
ルに対して、後者を少なくとも0.8モル用いて反応さ
せることが好ましい。更に好ましくは1モル以上であ
る。レゾルシンが0.8モル未満の場合は、フェノール
性化合物の収率が低下する。反応性の点ではレゾルシン
の上限量については特に制限はないが、反応の後、過剰
のレゾルシンを除去する必要があるので多過ぎることは
好ましくない。かかる点を考慮すると、通常、レゾルシ
ンの上限は5モル程度である。好ましくは2モル程度で
ある。
に対するレゾルシンのモル比(ヒドロキシインデンの重
合体のモル数はヒドロキシインデン単位)は、前者1モ
ルに対して、後者を少なくとも0.8モル用いて反応さ
せることが好ましい。更に好ましくは1モル以上であ
る。レゾルシンが0.8モル未満の場合は、フェノール
性化合物の収率が低下する。反応性の点ではレゾルシン
の上限量については特に制限はないが、反応の後、過剰
のレゾルシンを除去する必要があるので多過ぎることは
好ましくない。かかる点を考慮すると、通常、レゾルシ
ンの上限は5モル程度である。好ましくは2モル程度で
ある。
【0010】反応は溶媒中で行うのが好ましく、反応溶
媒としては、例えば、ヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭
化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類及び水が挙げられ
る。これらの反応溶媒は単独又は2種類以上を混合して
用いることができる。溶媒の使用量は原料のヒドロキシ
インデン及び/又はその重合体とレゾルシンの合計重量
に対して1〜10倍が好ましく、更に好ましくは2〜8
倍である。1倍未満の場合は、反応時の攪拌が難しくな
る。不均一系反応となる脂肪族炭化水素、芳香族炭化水
素、ハロゲン化炭化水素は攪拌可能な状態に保つのが好
ましい。
媒としては、例えば、ヘプタン、ヘキサン等の脂肪族炭
化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類及び水が挙げられ
る。これらの反応溶媒は単独又は2種類以上を混合して
用いることができる。溶媒の使用量は原料のヒドロキシ
インデン及び/又はその重合体とレゾルシンの合計重量
に対して1〜10倍が好ましく、更に好ましくは2〜8
倍である。1倍未満の場合は、反応時の攪拌が難しくな
る。不均一系反応となる脂肪族炭化水素、芳香族炭化水
素、ハロゲン化炭化水素は攪拌可能な状態に保つのが好
ましい。
【0011】反応温度は0〜100℃が好ましく、更に
好ましくは30〜70℃である。温度が0℃未満の場合
は反応時間が長くなり、100℃を超えると副生物の生
成が多くなる。
好ましくは30〜70℃である。温度が0℃未満の場合
は反応時間が長くなり、100℃を超えると副生物の生
成が多くなる。
【0012】反応後の処理は、反応物が結晶性スラリー
の場合は濾過し、結晶を溶媒で洗浄し、更に水洗した後
乾燥する。反応物が均一溶液の場合は、結晶性スラリー
が得られるまで蒸留、窒素バブリング等の方法で溶媒を
除いた後濾過し、同様に洗浄、水洗、乾燥する。結晶の
洗浄に用いる溶媒としては、例えば、ヘプタン、ヘキサ
ン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族
炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素が挙げられる。結晶の洗浄に用いる溶媒の使用量
は、希望する結晶の純度によって異なるが、通常、結晶
に対して0.1〜10倍(重量比)を用いて繰り返され
る。水洗に用いる水の使用量に特に制限は無く、水洗後
の水がほぼ中性になるまで水洗を行う。
の場合は濾過し、結晶を溶媒で洗浄し、更に水洗した後
乾燥する。反応物が均一溶液の場合は、結晶性スラリー
が得られるまで蒸留、窒素バブリング等の方法で溶媒を
除いた後濾過し、同様に洗浄、水洗、乾燥する。結晶の
洗浄に用いる溶媒としては、例えば、ヘプタン、ヘキサ
ン等の脂肪族炭化水素、ベンゼン、トルエン等の芳香族
炭化水素、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭
化水素が挙げられる。結晶の洗浄に用いる溶媒の使用量
は、希望する結晶の純度によって異なるが、通常、結晶
に対して0.1〜10倍(重量比)を用いて繰り返され
る。水洗に用いる水の使用量に特に制限は無く、水洗後
の水がほぼ中性になるまで水洗を行う。
【0013】更に、高純度の製品を必要とする場合は、
メタノール、エタノール等のアルコール類とベンゼン、
トルエン等の芳香族炭化水素との混合溶媒で再結晶する
ことが好ましい。再結晶溶媒の混合割合、結晶に対する
使用量には特に制限は無いが、例えば、アルコール類と
芳香族炭化水素の混合溶媒を用いる場合は、前者/後者
の重量比が1〜9/9〜1の混合割合の溶媒を、結晶に
対して1〜10倍(重量比)用いることが効率的であ
る。再結晶を行なう時の温度は、溶媒により異なるが、
通常、室温〜溶媒の沸点未満の温度範囲で溶解した後、
得られた溶液を0〜室温程度まで冷却して結晶を析出さ
せることが好ましい。
メタノール、エタノール等のアルコール類とベンゼン、
トルエン等の芳香族炭化水素との混合溶媒で再結晶する
ことが好ましい。再結晶溶媒の混合割合、結晶に対する
使用量には特に制限は無いが、例えば、アルコール類と
芳香族炭化水素の混合溶媒を用いる場合は、前者/後者
の重量比が1〜9/9〜1の混合割合の溶媒を、結晶に
対して1〜10倍(重量比)用いることが効率的であ
る。再結晶を行なう時の温度は、溶媒により異なるが、
通常、室温〜溶媒の沸点未満の温度範囲で溶解した後、
得られた溶液を0〜室温程度まで冷却して結晶を析出さ
せることが好ましい。
【0014】本発明の4−(1,1,3−トリメチル−
5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノール
は、レジスト用感放射線性成分の原料、及びエポキシ樹
脂、それらの硬化剤として有用である。
5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノール
は、レジスト用感放射線性成分の原料、及びエポキシ樹
脂、それらの硬化剤として有用である。
【0015】
【実施例】以下、実施例を示して本発明について更に詳
細に説明する。尚、実施例に示した各種分析結果は下記
方法により測定した値である。 (1)13C核磁気共鳴分析 試料をd6 −DMSOに溶解し(試料濃度30重量
%)、日本電子(株)製の核磁気共鳴装置(形式:FX
−90Q(90MHz)を用いて、トリメチルシランを
基準物質として化学シフトを測定した。 (2)赤外線吸収スペクトル分析 試料を臭化カリウム錠剤法により(株)島津製作所製の
赤外線吸収スペクトル分析装置(形式:FI−IR42
00)により、積算回数10回にて測定した。 (3)質量分析 日本電子(株)製の質量分析装置(形式:DX−30
0)で、DI/EI法にて測定した。
細に説明する。尚、実施例に示した各種分析結果は下記
方法により測定した値である。 (1)13C核磁気共鳴分析 試料をd6 −DMSOに溶解し(試料濃度30重量
%)、日本電子(株)製の核磁気共鳴装置(形式:FX
−90Q(90MHz)を用いて、トリメチルシランを
基準物質として化学シフトを測定した。 (2)赤外線吸収スペクトル分析 試料を臭化カリウム錠剤法により(株)島津製作所製の
赤外線吸収スペクトル分析装置(形式:FI−IR42
00)により、積算回数10回にて測定した。 (3)質量分析 日本電子(株)製の質量分析装置(形式:DX−30
0)で、DI/EI法にて測定した。
【0016】(4)元素分析 (株)柳本製作所製の元素分析装置(形式:TANAC
O MT−2)で分析した。 (5)ガスクロマトグラフ分析 (株)島津製作所製ガスクロマトグラフ(形式:GC−
9A)でカラムとしてSE−30((株)日立)製作所
製)を用いて分析した。 (6)液体クロマトグラフ分析 日本分光(株)製GPC装置(カラム:昭和電工(株)
製、Shodex KF804、803、802×2を
4本直列)を用いて、テトラヒドロフランを溶離液とし
て、40℃において測定した。
O MT−2)で分析した。 (5)ガスクロマトグラフ分析 (株)島津製作所製ガスクロマトグラフ(形式:GC−
9A)でカラムとしてSE−30((株)日立)製作所
製)を用いて分析した。 (6)液体クロマトグラフ分析 日本分光(株)製GPC装置(カラム:昭和電工(株)
製、Shodex KF804、803、802×2を
4本直列)を用いて、テトラヒドロフランを溶離液とし
て、40℃において測定した。
【0017】調製例1 〔ヒドロキシインデンの合成〕温度計、攪拌器、蒸留カ
ラム(内径25mm、長さ100mm、ステンレス製金
網充填)付1000mlセパラブルフラスコに、p−イ
ソプロペニルフェノール及びそのオリゴマー混合物(三
井化学(株)製、商品名:パーマノール200、組成:
p−イソプロペニルフェノール2.5重量%、同線状二
量体72重量%、同線状三量体4.3重量%及び同線状
四量体以上4.5重量%、その他16.7重量%)80
0gを装入し昇温した。内容物が完全に溶解した後、1
0%硫酸水溶液0.40gを装入し、かきまぜながら1
80℃まで昇温した。次いで真空にして内容物を留出さ
せながら反応を行った。その後、留出が殆ど無くなる2
60℃まで内温を上げ613gの留出物を得た。得られ
た留出物を蒸留カラム(内径25mm、長さ250m
m、ステンレス製金網充填)を用いて蒸留し、低沸点留
分としてフェノール205.5g及び高沸点部の145
〜147℃、圧力5mmHgにおける留分としてヒドロ
キシインデン330gを得た。
ラム(内径25mm、長さ100mm、ステンレス製金
網充填)付1000mlセパラブルフラスコに、p−イ
ソプロペニルフェノール及びそのオリゴマー混合物(三
井化学(株)製、商品名:パーマノール200、組成:
p−イソプロペニルフェノール2.5重量%、同線状二
量体72重量%、同線状三量体4.3重量%及び同線状
四量体以上4.5重量%、その他16.7重量%)80
0gを装入し昇温した。内容物が完全に溶解した後、1
0%硫酸水溶液0.40gを装入し、かきまぜながら1
80℃まで昇温した。次いで真空にして内容物を留出さ
せながら反応を行った。その後、留出が殆ど無くなる2
60℃まで内温を上げ613gの留出物を得た。得られ
た留出物を蒸留カラム(内径25mm、長さ250m
m、ステンレス製金網充填)を用いて蒸留し、低沸点留
分としてフェノール205.5g及び高沸点部の145
〜147℃、圧力5mmHgにおける留分としてヒドロ
キシインデン330gを得た。
【0018】実施例1 調製例1で得られたヒドロキシインデン17.75g
(0.102モル)、レゾルシン11.00g(0.1
0モル)、及びトルエン66.30gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら50℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.1146gを添加した。温度を50〜55℃に
保ち5時間反応を行った後、室温まで冷却した。次い
で、反応物である結晶性スラリーを濾過して結晶を得
て、トルエン50gで洗浄し、更に、水200mlで洗
浄を2回繰り返した後、乾燥して粗結晶23.7gを得
た。得られた粗結晶をトルエン/メタノール(59g/
12g)の混合溶媒を用いて70℃に加熱、溶解して、
その後2時間かけて室温まで冷却、再結晶して、融点2
13〜214℃の白色結晶11.74gを得た。ガスク
ロマトグラフ分析及び液体クロマトグラフ分析の結果、
この結晶はほぼ単一であった。
(0.102モル)、レゾルシン11.00g(0.1
0モル)、及びトルエン66.30gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら50℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.1146gを添加した。温度を50〜55℃に
保ち5時間反応を行った後、室温まで冷却した。次い
で、反応物である結晶性スラリーを濾過して結晶を得
て、トルエン50gで洗浄し、更に、水200mlで洗
浄を2回繰り返した後、乾燥して粗結晶23.7gを得
た。得られた粗結晶をトルエン/メタノール(59g/
12g)の混合溶媒を用いて70℃に加熱、溶解して、
その後2時間かけて室温まで冷却、再結晶して、融点2
13〜214℃の白色結晶11.74gを得た。ガスク
ロマトグラフ分析及び液体クロマトグラフ分析の結果、
この結晶はほぼ単一であった。
【0019】得られた結晶について、元素分析、質量分
析、13C核磁気共鳴分析(NMR)及び赤外分光分析
(IR)を行い、4−(1,1,3−トリメチル−5−
ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノールである
ことを確認した。 元素分析 C:75.3重量%、H:6.9重量%(実測値) C:76.1重量%、H:7.0重量%(理論値、C13
H20O3 として) 質量分析 M+ =284 IRスペクトル 図1に示した。13 C核磁気共鳴分析 以下の化学シフトのシグナルが得られ、それぞれのシグ
ナルは式(2)(化3)のように同定された。 a:156.20 g:125.97 m: 55.97 b:155.88 h:122.61 n: 48.44 c:155.55 i:114.00 o: 41.39 d:150.89 j:111.18 p: 30.77 e:142.17 k:104.95 q: 30.18 f:128.08 l:103.75 r: 28.66
析、13C核磁気共鳴分析(NMR)及び赤外分光分析
(IR)を行い、4−(1,1,3−トリメチル−5−
ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノールである
ことを確認した。 元素分析 C:75.3重量%、H:6.9重量%(実測値) C:76.1重量%、H:7.0重量%(理論値、C13
H20O3 として) 質量分析 M+ =284 IRスペクトル 図1に示した。13 C核磁気共鳴分析 以下の化学シフトのシグナルが得られ、それぞれのシグ
ナルは式(2)(化3)のように同定された。 a:156.20 g:125.97 m: 55.97 b:155.88 h:122.61 n: 48.44 c:155.55 i:114.00 o: 41.39 d:150.89 j:111.18 p: 30.77 e:142.17 k:104.95 q: 30.18 f:128.08 l:103.75 r: 28.66
【0020】
【化3】
【0021】実施例2 調製例1で得られたヒドロキシインデン121.83g
(0.70モル)、レゾルシン80.86g(0.73
5モル)及びトルエン480.59gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら60℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.4220gを添加した。温度を62〜63℃に
保ち5時間反応を行った後、室温まで冷却した。次い
で、反応物である結晶性スラリーを濾過し、結晶を得て
それをトルエン200gで洗浄し、更に、水400ml
で洗浄を2回繰り返した後、乾燥して粗結晶174.0
gを得た。この結晶の純度は90重量%であった。
(0.70モル)、レゾルシン80.86g(0.73
5モル)及びトルエン480.59gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら60℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.4220gを添加した。温度を62〜63℃に
保ち5時間反応を行った後、室温まで冷却した。次い
で、反応物である結晶性スラリーを濾過し、結晶を得て
それをトルエン200gで洗浄し、更に、水400ml
で洗浄を2回繰り返した後、乾燥して粗結晶174.0
gを得た。この結晶の純度は90重量%であった。
【0022】実施例3 調製例1で得られたヒドロキシインデン6.86g
(0.04モル)、レゾルシン4.40g(0.04モ
ル)及びトルエン23.00gをフラスコに仕込み、攪
拌しながら75℃に昇温して10重量%の硫酸水溶液
0.0699gを添加した。温度を75℃に保ち3時間
反応を行った後、室温まで冷却した。次いで、反応物で
ある結晶性スラリーを濾過して結晶を得て、それをトル
エン30gで洗浄し、更に、200mlの水で洗浄して
粗結晶6.37gを得た。この結晶の純度は73重量%
であった。
(0.04モル)、レゾルシン4.40g(0.04モ
ル)及びトルエン23.00gをフラスコに仕込み、攪
拌しながら75℃に昇温して10重量%の硫酸水溶液
0.0699gを添加した。温度を75℃に保ち3時間
反応を行った後、室温まで冷却した。次いで、反応物で
ある結晶性スラリーを濾過して結晶を得て、それをトル
エン30gで洗浄し、更に、200mlの水で洗浄して
粗結晶6.37gを得た。この結晶の純度は73重量%
であった。
【0023】実施例4 調製例1で得られたヒドロキシインデン17.40g
(0.10モル)、レゾルシン11.00g(0.10
モル)、及びトルエン66.30gとメタノール13.
2gをフラスコに仕込み、攪拌しながら65℃に昇温し
て10重量%の塩酸水溶液0.1100gを添加した。
温度を65℃に保ち5時間反応を行った後、窒素バブリ
ングし、溶媒を追い出しながら晶析して室温まで冷却し
た。次いで、反応物であるスラリーを濾過して結晶を得
て、それをトルエン20gで洗浄し、更に、水200m
lで洗浄を2回繰り返して粗結晶15.3gを得た。こ
の結晶の純度は93重量%であった。
(0.10モル)、レゾルシン11.00g(0.10
モル)、及びトルエン66.30gとメタノール13.
2gをフラスコに仕込み、攪拌しながら65℃に昇温し
て10重量%の塩酸水溶液0.1100gを添加した。
温度を65℃に保ち5時間反応を行った後、窒素バブリ
ングし、溶媒を追い出しながら晶析して室温まで冷却し
た。次いで、反応物であるスラリーを濾過して結晶を得
て、それをトルエン20gで洗浄し、更に、水200m
lで洗浄を2回繰り返して粗結晶15.3gを得た。こ
の結晶の純度は93重量%であった。
【0024】実施例5 調製例1で得られたヒドロキシインデン17.40g
(0.10モル)、レゾルシン22.00g(0.20
モル)、及びトルエン100.0gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら60℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.5600gを添加した。温度を60℃に保ち5
時間反応を行った後、室温まで冷却した。次いで、反応
物である結晶性スラリーを濾過し、結晶を得てそれをト
ルエン200gで洗浄し、更に、水400mlで洗浄を
2回繰り返した後、乾燥して粗結晶25.6gを得た。
この結晶の純度は95重量%であった。
(0.10モル)、レゾルシン22.00g(0.20
モル)、及びトルエン100.0gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら60℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.5600gを添加した。温度を60℃に保ち5
時間反応を行った後、室温まで冷却した。次いで、反応
物である結晶性スラリーを濾過し、結晶を得てそれをト
ルエン200gで洗浄し、更に、水400mlで洗浄を
2回繰り返した後、乾燥して粗結晶25.6gを得た。
この結晶の純度は95重量%であった。
【0025】実施例6 調製例1で得られたヒドロキシインデン17.40g
(0.10モル)、レゾルシン9.35g(0.085
モル)、及びトルエン62.00gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら60℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.0855gを添加した。温度を60℃に保ち5
時間反応を行った後、室温まで冷却した。次いで、反応
物である結晶性スラリーを濾過し、結晶を得てそれをト
ルエン200gで洗浄し、更に、水400mlで洗浄を
2回繰り返した後、乾燥して粗結晶21.4gを得た。
この結晶の純度は50重量%であった。
(0.10モル)、レゾルシン9.35g(0.085
モル)、及びトルエン62.00gをフラスコに仕込
み、攪拌しながら60℃に昇温して10重量%の塩酸水
溶液0.0855gを添加した。温度を60℃に保ち5
時間反応を行った後、室温まで冷却した。次いで、反応
物である結晶性スラリーを濾過し、結晶を得てそれをト
ルエン200gで洗浄し、更に、水400mlで洗浄を
2回繰り返した後、乾燥して粗結晶21.4gを得た。
この結晶の純度は50重量%であった。
【0026】実施例7 調製例1で得られたヒドロキシインデン17.40g
(0.10モル)及びトルエン35.07gをフラスコ
に仕込み、攪拌しながら75℃に昇温して溶解した後、
硫酸水素ナトリウム0.0028gを添加して4時間反
応を行った。得られた反応物は、ヒドロキシインデン
7.7重量%、その二量体9.6重量%、その三量体2
2.6重量%、及び四量体以上60.1重量%の組成を
有するヒドロキシインデン及びそのオリゴマー混合物で
あった。前記反応生成物にレゾルシン11.00g
(0.10モル)、及び10%塩酸水溶液0.2679
gを添加して60℃で5時間反応を行った後、室温まで
冷却した。次いで、反応物である結晶性スラリーを濾過
して結晶を得て、それをトルエン30gで繰り返し3回
洗浄し、更に、水200mlで2回洗浄を繰り返して粗
結晶21.3gを得た。この結晶は38重量%の4−
(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−
3−イル)レゾルシノールを含んでいた。
(0.10モル)及びトルエン35.07gをフラスコ
に仕込み、攪拌しながら75℃に昇温して溶解した後、
硫酸水素ナトリウム0.0028gを添加して4時間反
応を行った。得られた反応物は、ヒドロキシインデン
7.7重量%、その二量体9.6重量%、その三量体2
2.6重量%、及び四量体以上60.1重量%の組成を
有するヒドロキシインデン及びそのオリゴマー混合物で
あった。前記反応生成物にレゾルシン11.00g
(0.10モル)、及び10%塩酸水溶液0.2679
gを添加して60℃で5時間反応を行った後、室温まで
冷却した。次いで、反応物である結晶性スラリーを濾過
して結晶を得て、それをトルエン30gで繰り返し3回
洗浄し、更に、水200mlで2回洗浄を繰り返して粗
結晶21.3gを得た。この結晶は38重量%の4−
(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−
3−イル)レゾルシノールを含んでいた。
【0027】実施例1〜7の主な反応条件、及び得られ
た粗結晶の収率と純度を表1に示す。
た粗結晶の収率と純度を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】本発明により新規なフェノール性化合物
である4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシ
インダン−3−イル)レゾルシノールが収率良く得られ
る。該化合物は、フォトレジスト用感放射線性組成物の
原料、エポキシ樹脂及びその硬化剤として有用である。
である4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシ
インダン−3−イル)レゾルシノールが収率良く得られ
る。該化合物は、フォトレジスト用感放射線性組成物の
原料、エポキシ樹脂及びその硬化剤として有用である。
【図1】実施例1で得られた4−(1,1,3−トリメ
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ールのIRスペクトルを示す。
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ールのIRスペクトルを示す。
Claims (4)
- 【請求項1】下記式(1)〔化1〕 【化1】 で示される4−(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロ
キシインダン−3−イル)レゾルシノール。 - 【請求項2】酸性触媒の存在下、5−ヒドロキシ−1,
1,3−トリメチル−2−インデン及び/又はその重合
体中の5−ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル−2−
インデン単位1モルに対し、レゾルシンを少なくとも
0.8モル用いて反応させることを特徴とする4−
(1,1,3−トリメチル−5−ヒドロキシインダン−
3−イル)レゾルシノールの製造方法。 - 【請求項3】5−ヒドロキシ−1,1,3−トリメチル
−2−インデン及び/又はその重合体とレゾルシンの総
量に対し、酸性触媒0.001〜5重量%を用いること
を特徴とする請求項2記載の4−(1,1,3−トリメ
チル−5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノ
ールの製造方法。 - 【請求項4】反応温度が0〜100℃であることを特徴
とする請求項2記載の4−(1,1,3−トリメチル−
5−ヒドロキシインダン−3−イル)レゾルシノールの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324854A JPH11158100A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | フェノール性化合物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9324854A JPH11158100A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | フェノール性化合物及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11158100A true JPH11158100A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18170401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9324854A Pending JPH11158100A (ja) | 1997-11-26 | 1997-11-26 | フェノール性化合物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11158100A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003104295A1 (ja) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 新日鐵化学株式会社 | アセナフチレン変性フェノール性樹脂及びエポキシ樹脂組成物 |
| JP2021130741A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | Dic株式会社 | インダンビスフェノール化合物、硬化性樹脂組成物、及び、硬化物 |
-
1997
- 1997-11-26 JP JP9324854A patent/JPH11158100A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003104295A1 (ja) * | 2002-06-11 | 2003-12-18 | 新日鐵化学株式会社 | アセナフチレン変性フェノール性樹脂及びエポキシ樹脂組成物 |
| JP2021130741A (ja) * | 2020-02-18 | 2021-09-09 | Dic株式会社 | インダンビスフェノール化合物、硬化性樹脂組成物、及び、硬化物 |
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