JPS5918991B2 - 抗生物質am−2947およびその製造方法 - Google Patents
抗生物質am−2947およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS5918991B2 JPS5918991B2 JP53022354A JP2235478A JPS5918991B2 JP S5918991 B2 JPS5918991 B2 JP S5918991B2 JP 53022354 A JP53022354 A JP 53022354A JP 2235478 A JP2235478 A JP 2235478A JP S5918991 B2 JPS5918991 B2 JP S5918991B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibiotic
- medium
- manufacturing
- streptomyces
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規抗生物質AM−2947およびその製造方
法を供することを目的としている。
法を供することを目的としている。
本発明者は放線菌の生産する抗生物質を研究し、ある種
の放線菌が新規抗生物質を生産することを見出し、この
菌株の菌学的性質を調べ、またこの抗生物質を単離した
後、その理化学的および生物学的性質を調べることによ
つて、本発明を完成した。本発明によつて提供される抗
生物質を単離精製したものは橙色粉末で、次の理化学的
性質を有している。1、元素分析 C69.88%;H5.09%:No% ) 2、分子量 580 FD・マス・スペクトルで(M+1)十=581が観測
された。
の放線菌が新規抗生物質を生産することを見出し、この
菌株の菌学的性質を調べ、またこの抗生物質を単離した
後、その理化学的および生物学的性質を調べることによ
つて、本発明を完成した。本発明によつて提供される抗
生物質を単離精製したものは橙色粉末で、次の理化学的
性質を有している。1、元素分析 C69.88%;H5.09%:No% ) 2、分子量 580 FD・マス・スペクトルで(M+1)十=581が観測
された。
元素分析値、プロトン核磁気共鳴スペクトル(第3図)
およびC−13核磁気共鳴スペクトル(第4図)から分
子式ク C34H2809が求められた。3、融点 1
76−178℃ 4、比旋光度 〔α〕24=+5020(C=1、クロ
ロホルム)5、紫外線吸収スペクトル ’5 メタノール中で228、268および422nm
に吸収極大を示し、分子吸光係数はそれぞれ49400
:42500および13600である(第1図)6.赤
外線吸収スペクトル 第2図の通りである(KBr法) 7.溶剤に対する溶解性 メタノール、エタノール等の低級アルコール、アセトン
、酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼン等の有機溶媒に
溶解し、n−ヘキサン、石油エーテルおよび水には溶解
しない。
およびC−13核磁気共鳴スペクトル(第4図)から分
子式ク C34H2809が求められた。3、融点 1
76−178℃ 4、比旋光度 〔α〕24=+5020(C=1、クロ
ロホルム)5、紫外線吸収スペクトル ’5 メタノール中で228、268および422nm
に吸収極大を示し、分子吸光係数はそれぞれ49400
:42500および13600である(第1図)6.赤
外線吸収スペクトル 第2図の通りである(KBr法) 7.溶剤に対する溶解性 メタノール、エタノール等の低級アルコール、アセトン
、酢酸エチル、クロロホルム、ベンゼン等の有機溶媒に
溶解し、n−ヘキサン、石油エーテルおよび水には溶解
しない。
8.呈色反応
塩化第二鉄反応に陽性であり、ニンヒドリン反応、ライ
ドン・スミス反応およびエールリツヒ反応には陰性であ
る。
ドン・スミス反応およびエールリツヒ反応には陰性であ
る。
9.微酸性物質である。
10.プロトン核磁気共鳴スペクトルおよびCl3核磁
気共鳴スペクトルは、それぞれ第3図および第4図の通
りである。
気共鳴スペクトルは、それぞれ第3図および第4図の通
りである。
上記の理化学的性質から、本抗生物質はアントラサイク
リン型抗生物質であると考えられるが、上記の理化学的
性質を有する既知の抗生物質は存在しないので、本発明
による新規抗生物質をAM一2947と命名した。
リン型抗生物質であると考えられるが、上記の理化学的
性質を有する既知の抗生物質は存在しないので、本発明
による新規抗生物質をAM一2947と命名した。
さらにAM−2947の構造解析を行なつた結果、下記
構造を有することを見出した。抗生物質AM−2947
の栄養寒天培地(PH7nθ)における最小発育阻止濃
度を常法の寒天稀釈法で測定した結果は第1表の通りで
ある。
構造を有することを見出した。抗生物質AM−2947
の栄養寒天培地(PH7nθ)における最小発育阻止濃
度を常法の寒天稀釈法で測定した結果は第1表の通りで
ある。
上表から分るように、本抗生物質はグラム陽性菌に対し
て比較的強い抗菌活性を有し、ペニシリン耐性菌および
エリスロマイシン・テトラサイクリン耐性菌に対しても
活性を有している。従つて本抗生物質は抗菌剤、医薬、
動物薬等の用途に供することができると期待される。マ
ウスに対して本抗生物質を腹腔内に投与して調べたLD
,Oは200−400η/Kgであつた。
て比較的強い抗菌活性を有し、ペニシリン耐性菌および
エリスロマイシン・テトラサイクリン耐性菌に対しても
活性を有している。従つて本抗生物質は抗菌剤、医薬、
動物薬等の用途に供することができると期待される。マ
ウスに対して本抗生物質を腹腔内に投与して調べたLD
,Oは200−400η/Kgであつた。
本発明の方法により、抗生物質AM−2947は、スト
レプトミセス属に属し、抗生物質AM−2947を生産
する能力を有する微生物を培地に好気的に培養し、培地
中または菌体中に本抗生物▼積させ、これを採取するこ
とによつて製造)0]可能な微生物の実用的な例は、本
発明者がl小豆島の土壌から分離選別して得たストレセ
ス・エスピ一・AM−2947株であつヒの菌学的性状
は次の通りである。
レプトミセス属に属し、抗生物質AM−2947を生産
する能力を有する微生物を培地に好気的に培養し、培地
中または菌体中に本抗生物▼積させ、これを採取するこ
とによつて製造)0]可能な微生物の実用的な例は、本
発明者がl小豆島の土壌から分離選別して得たストレセ
ス・エスピ一・AM−2947株であつヒの菌学的性状
は次の通りである。
?態的性質
?養菌糸は合成寒天培地および天然寒天培地5いてよく
発達し、不規則に分岐するが、通L隔壁を有しない。
発達し、不規則に分岐するが、通L隔壁を有しない。
気菌糸はスターチ、無機K天培地、イースト・麦芽寒天
培地等では中〔に着生し、ビロード状または綿状である
。/コース・硝酸塩寒天培地、ペプトン・イ一・鉄寒天
培地、栄養寒天培地、グルコース・7゜トン寒天培地等
で艮気菌糸を着生しないトたは着生しても少ない。その
色調は、培地[つて褐灰色ないし褐白色を呈する。頁微
鏡で観察すると、気菌糸の主軸は不規則}岐している。
培地等では中〔に着生し、ビロード状または綿状である
。/コース・硝酸塩寒天培地、ペプトン・イ一・鉄寒天
培地、栄養寒天培地、グルコース・7゜トン寒天培地等
で艮気菌糸を着生しないトたは着生しても少ない。その
色調は、培地[つて褐灰色ないし褐白色を呈する。頁微
鏡で観察すると、気菌糸の主軸は不規則}岐している。
胞子柄は直線状で、通常は)個以上の胞子の連鎖が認め
られる。
られる。
胞子のnは、しわを有せず、ほとんど平滑である。rは
ほぼ楕円形で、その大きさを0.4−0.8く0.8−
1.3μが普通である。菌核、胞子嚢Iび遊走子は観察
されない。}種培地での性状(第2表) イ一・ビ一・シャーリングの方法〔Int.J.5t.
BacterlOl.、VOl.l6、3131966
)〕に従い、さらに常用の培地およ起験方法も併用した
。
ほぼ楕円形で、その大きさを0.4−0.8く0.8−
1.3μが普通である。菌核、胞子嚢Iび遊走子は観察
されない。}種培地での性状(第2表) イ一・ビ一・シャーリングの方法〔Int.J.5t.
BacterlOl.、VOl.l6、3131966
)〕に従い、さらに常用の培地およ起験方法も併用した
。
標準色表として、ガラ●ハーモニ=・マニユアル、第4
版(コンテ一・コーポレーシヨン・オブ・アメリカ、シ
ゴ、1958年)を用いて色調を決定し、第交に示した
。表示した結果は、特記しない限27℃で2週間培養し
た後の各培地についつ観察である。
版(コンテ一・コーポレーシヨン・オブ・アメリカ、シ
ゴ、1958年)を用いて色調を決定し、第交に示した
。表示した結果は、特記しない限27℃で2週間培養し
た後の各培地についつ観察である。
.生理的諸性質
(1)メラニン色素の形成
0)チロシン寒天 陽性
(至)ペプトン・イースト鉄寒天 陽性
←→ グルコース・ペプトン・ゼラチン培地、穿刺(2
1〜23℃) 陽性目 トリフトン・イースト液 陽性 (2)チロシナーゼ反応 陽性 (3)硝酸塩の還元 陰性 (4)ゼラチンの液化(グルコース・ペプトン・ゼラチ
ン培地) 陰性(5)スターチの加水分解 陽性 (6)脱脂乳の凝固(37℃) 陰性 (7)脱脂乳のペプトン化(37℃) 陽性(8)セル
ロースの分解 陰性(9)生育温度範囲 20〜38℃ QO)炭素源の利用性(ブリドハム・ゴトリープ寒天培
地)D−グルコース、L−アラビノース、シユクロース
、D−フラグドーズ、D−キシロース、L−ラムノース
、i−イノシトール、ラフイノース、D−マンニツトを
よく利用する。
1〜23℃) 陽性目 トリフトン・イースト液 陽性 (2)チロシナーゼ反応 陽性 (3)硝酸塩の還元 陰性 (4)ゼラチンの液化(グルコース・ペプトン・ゼラチ
ン培地) 陰性(5)スターチの加水分解 陽性 (6)脱脂乳の凝固(37℃) 陰性 (7)脱脂乳のペプトン化(37℃) 陽性(8)セル
ロースの分解 陰性(9)生育温度範囲 20〜38℃ QO)炭素源の利用性(ブリドハム・ゴトリープ寒天培
地)D−グルコース、L−アラビノース、シユクロース
、D−フラグドーズ、D−キシロース、L−ラムノース
、i−イノシトール、ラフイノース、D−マンニツトを
よく利用する。
.細胞壁組成
LL型のジアミノピメリン酸とグリシンとを含有するが
、アラビノース、ガラクトースは認められない。
、アラビノース、ガラクトースは認められない。
本菌株の菌学的性状を要約すると次の通りである。
細胞壁組成はLL−ジアミノピメリン酸とグリシンとを
含有する。
含有する。
また、形態的には直線状の胞子柄を形成し、胞子の表面
は平滑である。培養上の諸性質としては栄養菌糸は淡黄
色ないし淡黄褐色でPHの変化によつて変化せず、気菌
糸の色調は褐灰色ないし褐白色を呈する。メラニン色素
の産生は陽性で、これ以外の可溶性色素は黄褐白色の色
素を産生する。これらの結果から、本菌株はストレプト
ミセス属に属する菌種であり、しかもプリドハムとトレ
スナ一の分類(バージーズ・マニユアル・オブ・デタミ
ネーテイブ・バクテリオロジ一、第8版、1974年、
748〜829頁)によるグレイ・シリーズかあるいは
レツド・シリーズに属する菌種と認められ、ストレプト
ミセス・シュードベネズエラエ(StreptOmyc
espseudOvenezuelae)に属するもの
と決定した。
は平滑である。培養上の諸性質としては栄養菌糸は淡黄
色ないし淡黄褐色でPHの変化によつて変化せず、気菌
糸の色調は褐灰色ないし褐白色を呈する。メラニン色素
の産生は陽性で、これ以外の可溶性色素は黄褐白色の色
素を産生する。これらの結果から、本菌株はストレプト
ミセス属に属する菌種であり、しかもプリドハムとトレ
スナ一の分類(バージーズ・マニユアル・オブ・デタミ
ネーテイブ・バクテリオロジ一、第8版、1974年、
748〜829頁)によるグレイ・シリーズかあるいは
レツド・シリーズに属する菌種と認められ、ストレプト
ミセス・シュードベネズエラエ(StreptOmyc
espseudOvenezuelae)に属するもの
と決定した。
本菌株はストレプトミセス・エスピ一・AM2947(
StreptOmycessp.AM−2947)とし
て工業技術院微工研に寄託されている(微工研菌寄第4
360号)。また本菌株はNRRLll269として米
国にも寄託されている。本発明の方法には上記したスト
レプトミセス・エスピ一・AM−2947およびその変
位株だけでなく、ストレプトミセスに属しかつ本抗生物
質を生産する能力を有する微生物であればすべて用いる
ことができる。本発明の方法において、培地としては、
炭素源、窒素源、無機物、必要に応じてその他の栄養物
を適当に含有する合成培地または天然物使用培地のうち
ストレプトミセス属に属する微生物培養に利用すること
のできるすべての培地を用いることができる。
StreptOmycessp.AM−2947)とし
て工業技術院微工研に寄託されている(微工研菌寄第4
360号)。また本菌株はNRRLll269として米
国にも寄託されている。本発明の方法には上記したスト
レプトミセス・エスピ一・AM−2947およびその変
位株だけでなく、ストレプトミセスに属しかつ本抗生物
質を生産する能力を有する微生物であればすべて用いる
ことができる。本発明の方法において、培地としては、
炭素源、窒素源、無機物、必要に応じてその他の栄養物
を適当に含有する合成培地または天然物使用培地のうち
ストレプトミセス属に属する微生物培養に利用すること
のできるすべての培地を用いることができる。
この種の各種の培地組成および培養法はそれ自体公知で
ある。炭素源の濃度は培地に対して0.1−5.07/
dl(グルコース換算)が好ましい。発酵は公知の好気
的条件で行なわれる。培養温度も公知であつて、通常2
0−38℃の範囲とする。通常には培養期間は2−8日
で、これによつて培地および菌体中に著量の抗生物質A
M−2947が生成蓄積される。培養終了后、培養液ま
たは菌体もしくはその混合物から本抗生物質を採取する
。
ある。炭素源の濃度は培地に対して0.1−5.07/
dl(グルコース換算)が好ましい。発酵は公知の好気
的条件で行なわれる。培養温度も公知であつて、通常2
0−38℃の範囲とする。通常には培養期間は2−8日
で、これによつて培地および菌体中に著量の抗生物質A
M−2947が生成蓄積される。培養終了后、培養液ま
たは菌体もしくはその混合物から本抗生物質を採取する
。
本抗生物質のよよな脂溶性物質を培養物から採取するた
めの各種の手法が知られているので、適当な方法を選ん
で応用することができる。たとえば培養物を菌体と沢液
とに分けた後、菌体からはアセトンや酢酸エチル等の有
機溶媒で、また沢液からは酢酸エチル、酢酸ブチル、ベ
ンゼン等の有機溶媒で、本抗生物質を抽出し、次に脂溶
性物質の精製に常用される各種の手法によつて本抗生物
質を回収することができる。たとえば、抽出液を濃縮し
た後、シリカゲルカラム・クロマトグラフイ一等によつ
て本抗生物質を単離することができる。次に本発明の実
施例を示すが、本発明はこれによつて限定されるもので
はない。
めの各種の手法が知られているので、適当な方法を選ん
で応用することができる。たとえば培養物を菌体と沢液
とに分けた後、菌体からはアセトンや酢酸エチル等の有
機溶媒で、また沢液からは酢酸エチル、酢酸ブチル、ベ
ンゼン等の有機溶媒で、本抗生物質を抽出し、次に脂溶
性物質の精製に常用される各種の手法によつて本抗生物
質を回収することができる。たとえば、抽出液を濃縮し
た後、シリカゲルカラム・クロマトグラフイ一等によつ
て本抗生物質を単離することができる。次に本発明の実
施例を示すが、本発明はこれによつて限定されるもので
はない。
実施例 1
ストレプトミセス・エスピ一・AM−2947(微工研
菌寄第4360号)菌株の斜面培養から1白金耳をとり
、坂ロフラスコ(500m1容)に入れた100aの種
培地(グリセリン2.0t/Dll大豆粉2.07/d
lおよび食塩0.3f7/dlを含有し、PH,7.O
に調整後殺菌したもの)に接種し、27℃で2日間しん
とう培養した。
菌寄第4360号)菌株の斜面培養から1白金耳をとり
、坂ロフラスコ(500m1容)に入れた100aの種
培地(グリセリン2.0t/Dll大豆粉2.07/d
lおよび食塩0.3f7/dlを含有し、PH,7.O
に調整後殺菌したもの)に接種し、27℃で2日間しん
とう培養した。
この培養物をジヤーフアーメンタ一(301容)に入れ
た発酵培地201(種培地と同様にして調製したもの)
に1.0%(V/V)ずつ接種し、種培養と同様にして
通気かくはん培養した。培養液201に酢酸エチル10
f!を加えてよくかくはんした後、遠心分離により酢酸
エチル層を分離し、これを減圧下に約20m1に濃縮し
た後、2%硫酸で前処理されたシリカゲル(タルク社製
、シリカゲルG)4007を充填したカラムとクロロホ
ルム−メタノール(200:1)の溶媒系とを用いたク
ロマトグラフイ一によつて溶出した。溶出された画分(
各約15m0の抗菌活性を、バチルス・スブチリスPC
I2l9を含む寒天平板を用いて、ペーパーデイスク法
による阻止円を測定して決定した。活性区分(第54番
から第118番まで)を合せ(950m1)、減圧下に
濃縮乾固して黄橙色粉末2.37を得た(純度96%、
融点174−177℃)。この粉末200ワを薄層クロ
マトグラフイ一でさらに精製した。すなわちタルク社製
シリカゲルプレート(厚さ2mm)とベンゼン一酢酸エ
チル(1:3)の混合溶媒とを用いて展開した後活性区
分をかき取つて、酢酸エチルで抽出後抽出液を減圧下に
濃縮乾固して、橙色粉末113ηを得た(純度99%以
上)。この物の理化学的性質は次の通りであつた。フ 581が観測された。
た発酵培地201(種培地と同様にして調製したもの)
に1.0%(V/V)ずつ接種し、種培養と同様にして
通気かくはん培養した。培養液201に酢酸エチル10
f!を加えてよくかくはんした後、遠心分離により酢酸
エチル層を分離し、これを減圧下に約20m1に濃縮し
た後、2%硫酸で前処理されたシリカゲル(タルク社製
、シリカゲルG)4007を充填したカラムとクロロホ
ルム−メタノール(200:1)の溶媒系とを用いたク
ロマトグラフイ一によつて溶出した。溶出された画分(
各約15m0の抗菌活性を、バチルス・スブチリスPC
I2l9を含む寒天平板を用いて、ペーパーデイスク法
による阻止円を測定して決定した。活性区分(第54番
から第118番まで)を合せ(950m1)、減圧下に
濃縮乾固して黄橙色粉末2.37を得た(純度96%、
融点174−177℃)。この粉末200ワを薄層クロ
マトグラフイ一でさらに精製した。すなわちタルク社製
シリカゲルプレート(厚さ2mm)とベンゼン一酢酸エ
チル(1:3)の混合溶媒とを用いて展開した後活性区
分をかき取つて、酢酸エチルで抽出後抽出液を減圧下に
濃縮乾固して、橙色粉末113ηを得た(純度99%以
上)。この物の理化学的性質は次の通りであつた。フ 581が観測された。
元素分析値、プロトン核磁気共鳴スペクトル(第3図)
およびC−13核磁気共鳴スペクトル(第4図)から決
定された分子式はC34H28O9であつた。実施例
2 実施例1と同様にして得られた培養液(19.5f!)
から遠心分離により菌体を除去した後の培養液上清(1
6f!)に酢酸エチル(101)を加えてよく攪拌、抽
出した。
およびC−13核磁気共鳴スペクトル(第4図)から決
定された分子式はC34H28O9であつた。実施例
2 実施例1と同様にして得られた培養液(19.5f!)
から遠心分離により菌体を除去した後の培養液上清(1
6f!)に酢酸エチル(101)を加えてよく攪拌、抽
出した。
抽出液を減圧で濃縮乾固し、実施例1と同様の方法で処
理して、黄橙色の粉末2.97を得た(純度97%、融
点175一177℃)。この粉末をさらに実施例1と同
様にして精製して得た橙色の粉末(収量1,8V)の理
化学的性質は実施例1のものと同様であつた。実施例
3実施例1と同様にして得られた培養液(19.5f!
)から遠心分離により菌体1.31<g(湿重量)を得
た後、菌体を51の酢酸エチルに懸濁してよく攪拌、抽
出した。
理して、黄橙色の粉末2.97を得た(純度97%、融
点175一177℃)。この粉末をさらに実施例1と同
様にして精製して得た橙色の粉末(収量1,8V)の理
化学的性質は実施例1のものと同様であつた。実施例
3実施例1と同様にして得られた培養液(19.5f!
)から遠心分離により菌体1.31<g(湿重量)を得
た後、菌体を51の酢酸エチルに懸濁してよく攪拌、抽
出した。
抽出液を濃縮乾固し、実施例1と同様の方法で処理して
、黄橙色の粉末2.2rを得た(純度95%、融点17
4−176℃)。この粉末をさらに実施例1と同様にし
て精製して得た橙色の粉末(収量1.4t)の理化学的
性質は実施例1のものと同様であつた。
、黄橙色の粉末2.2rを得た(純度95%、融点17
4−176℃)。この粉末をさらに実施例1と同様にし
て精製して得た橙色の粉末(収量1.4t)の理化学的
性質は実施例1のものと同様であつた。
第1図は抗生物質AM−2947の紫外線吸収スペクト
ル(メタノール)を、第2図は赤外線吸収スペクトル(
KBr法)を、第3図はプロトン核磁気共鳴スペクトル
(重クロロホルム)を、第4図はC−13核磁気共鳴ス
ペクトル(重クロロホルム)を示す。
ル(メタノール)を、第2図は赤外線吸収スペクトル(
KBr法)を、第3図はプロトン核磁気共鳴スペクトル
(重クロロホルム)を、第4図はC−13核磁気共鳴ス
ペクトル(重クロロホルム)を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の理化学的性質を有する抗生物質 1、元素分析 C69.88%;H5.09%;N0% 2、分子量580 3、融点176−178℃ 4、比旋光度〔α〕^2^4_D=+502°(C=1
、クロロホルム)5、紫外線吸収スペクトル、第1図の
とおり6、赤外線吸収スペクトル、第2図のとおり7、
溶剤に対する溶解性メタノール、エタノール等の低級ア
ルコール、アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、ベン
ゼン等の有機溶媒に溶解し、n−ヘキサン、石油エーテ
ルおよび水には溶解しない8、呈色反応 塩化第二鉄反応に陽性、ニンヒドリン反応、ライドン・
スミス反応およびエールリツヒ反応には陰性である。 9、微酸性である。 10、色は橙色である。 2 ストレプトミセス属に属し抗生物質AM−2947
を生産する能力を有する微生物を培地に好気的に培養し
、培地中または菌体中に抗生物質AM−2947を蓄積
させ、これを採取することを特徴とする抗生物質AM−
2947の製造方法。 3 微生物がストレプトミセス・エスピー・AM−29
47である特許請求の範囲第2項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53022354A JPS5918991B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 抗生物質am−2947およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53022354A JPS5918991B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 抗生物質am−2947およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54115301A JPS54115301A (en) | 1979-09-07 |
| JPS5918991B2 true JPS5918991B2 (ja) | 1984-05-01 |
Family
ID=12080302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53022354A Expired JPS5918991B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 抗生物質am−2947およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5918991B2 (ja) |
-
1978
- 1978-02-28 JP JP53022354A patent/JPS5918991B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54115301A (en) | 1979-09-07 |
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