JPS5938455B2 - 球面軸受支持装置 - Google Patents
球面軸受支持装置Info
- Publication number
- JPS5938455B2 JPS5938455B2 JP4141877A JP4141877A JPS5938455B2 JP S5938455 B2 JPS5938455 B2 JP S5938455B2 JP 4141877 A JP4141877 A JP 4141877A JP 4141877 A JP4141877 A JP 4141877A JP S5938455 B2 JPS5938455 B2 JP S5938455B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing support
- diaphragm
- support device
- spherical bearing
- damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は球面軸受の支持装置に係り、特に高真空中で使
用される球面軸受の支持装置に関する。
用される球面軸受の支持装置に関する。
従来、高真空中で使用される球面軸受の支持装置として
は真空ダンパ方式と大気圧ダンパ方式がある。第1図は
代表的な真空ダンパ方式の一例である。受皿2はレバー
部4aとダイアフラム4bとからなる軸受サポート4に
取りつけられる軸受球1を介して軸3を支持している。
軸受として必要なバネ定数はダイアフラム4bにより与
えられ、減衰効果(ダイピング)はレバー部4aと潤滑
ケース5との間のスクイズギヤツプG1に満されている
潤滑油7の粘性を利用したスクイズ効果により与えられ
る。しかしながら、本真空ダンパ方式球面軸受支持装置
はスクイズダンパ部が真空中にあるため、回転体の共振
速度通過時に軸3の振巾が大きくなり、それにつれてレ
バー部の振巾が大きくなるとスクイズギヤツプG1の潤
滑油中にキャビテーション現象を起し、ダイピング作用
が減少して、軸3の振巾が発散する現象が生じる欠点が
あつた。このため、現在では第2図に示す大気圧ダンパ
方式が使用されている。
は真空ダンパ方式と大気圧ダンパ方式がある。第1図は
代表的な真空ダンパ方式の一例である。受皿2はレバー
部4aとダイアフラム4bとからなる軸受サポート4に
取りつけられる軸受球1を介して軸3を支持している。
軸受として必要なバネ定数はダイアフラム4bにより与
えられ、減衰効果(ダイピング)はレバー部4aと潤滑
ケース5との間のスクイズギヤツプG1に満されている
潤滑油7の粘性を利用したスクイズ効果により与えられ
る。しかしながら、本真空ダンパ方式球面軸受支持装置
はスクイズダンパ部が真空中にあるため、回転体の共振
速度通過時に軸3の振巾が大きくなり、それにつれてレ
バー部の振巾が大きくなるとスクイズギヤツプG1の潤
滑油中にキャビテーション現象を起し、ダイピング作用
が減少して、軸3の振巾が発散する現象が生じる欠点が
あつた。このため、現在では第2図に示す大気圧ダンパ
方式が使用されている。
受皿2はレバー部Ba、ダイアフラム8bおよびダンパ
部8cからなる軸受サポート8により支持されている。
ダイヤフラム8bは軸受としてのバネ定数を与えるとと
もに潤滑油7の満されている上部を真空に、また、ダン
パ油9の満されている下部を大気圧に分けている。ダイ
ピング作用は大気圧状態のダンパ油9の満されているス
クイズキヤツプG2のダンパ油の粘性を利用したスクイ
ズ作用により与えられて、大気圧でスクイズ効果を利用
するので大振巾時も軸振巾は発散しない。しかし、本方
式は薄肉のダイアフラム8bで大気圧と真空部を分離す
るため、ダイアフラム8bの肉厚を薄くするができなか
つた。したがつて球面軸受支持部のバネ定数を少さくす
る必要のある回転体に使用する場合はレバー長さLを長
くする必要があり、真空ダンパ方式に比べ長大化する必
要があつた。この長大化は素材および加工費の増大だけ
でなく、小さなスペースに設置されることの多い軸受支
持装置によつて致命的な欠点であつた。本発明の目的は
弾性棒を取り付けることにより、よりバネ定数の小さい
、小型の大気圧ダンパ方式球面軸受支持装置を提供する
ことにある。
部8cからなる軸受サポート8により支持されている。
ダイヤフラム8bは軸受としてのバネ定数を与えるとと
もに潤滑油7の満されている上部を真空に、また、ダン
パ油9の満されている下部を大気圧に分けている。ダイ
ピング作用は大気圧状態のダンパ油9の満されているス
クイズキヤツプG2のダンパ油の粘性を利用したスクイ
ズ作用により与えられて、大気圧でスクイズ効果を利用
するので大振巾時も軸振巾は発散しない。しかし、本方
式は薄肉のダイアフラム8bで大気圧と真空部を分離す
るため、ダイアフラム8bの肉厚を薄くするができなか
つた。したがつて球面軸受支持部のバネ定数を少さくす
る必要のある回転体に使用する場合はレバー長さLを長
くする必要があり、真空ダンパ方式に比べ長大化する必
要があつた。この長大化は素材および加工費の増大だけ
でなく、小さなスペースに設置されることの多い軸受支
持装置によつて致命的な欠点であつた。本発明の目的は
弾性棒を取り付けることにより、よりバネ定数の小さい
、小型の大気圧ダンパ方式球面軸受支持装置を提供する
ことにある。
第3図は第2図に示す従来型のダイヤフラムのような中
心にフランジ部をもつ外周を固定された薄肉円板に圧力
Pが作用した場合の応力計算モデル図である。
心にフランジ部をもつ外周を固定された薄肉円板に圧力
Pが作用した場合の応力計算モデル図である。
第3図のような外周固定のフランジ付薄肉円板に圧力P
が作用した場合、最大応力は内径もしくは外径部に発生
する曲げ応力であり、発生個所が内径になるか外径にな
るかは内半径aと外半径bとの比により決定される。今
、外径2b1内径2a、板厚hとすると、内径および外
径に発生する曲げ応力σB,σ2はそれぞれ下記により
示される。上記(1)および(2)式の第1項は薄肉円
板に作用する圧力Pによる発生応力、第2項はフランジ
部に作用する圧力による発生応力を示す。
が作用した場合、最大応力は内径もしくは外径部に発生
する曲げ応力であり、発生個所が内径になるか外径にな
るかは内半径aと外半径bとの比により決定される。今
、外径2b1内径2a、板厚hとすると、内径および外
径に発生する曲げ応力σB,σ2はそれぞれ下記により
示される。上記(1)および(2)式の第1項は薄肉円
板に作用する圧力Pによる発生応力、第2項はフランジ
部に作用する圧力による発生応力を示す。
一方、第3図のA点(つまり第2図の受皿部)に力Fが
作用する場合のバネ定数kは次式により示される。
作用する場合のバネ定数kは次式により示される。
上記(3)式より使用スペースから外径および内径が決
まり、使用環境より材質が限定された場合、バネ定数k
を小さくするには板厚hを小さくすれば良いが、板厚h
を小さくすると(1),(2)式より曲げ応力が増大す
るためレバー長jを長大化するしかない。
まり、使用環境より材質が限定された場合、バネ定数k
を小さくするには板厚hを小さくすれば良いが、板厚h
を小さくすると(1),(2)式より曲げ応力が増大す
るためレバー長jを長大化するしかない。
これが前述した従来大気ダンパ方式の欠点であつたわけ
であるが、発明者等は圧力Pによる曲げ応力を減少させ
るためには第4図に示すようにフランジ部に下向に反力
Rを作用させることを考案した。第4図は第3図のモデ
ルに反力Rを作用させた図である。
であるが、発明者等は圧力Pによる曲げ応力を減少させ
るためには第4図に示すようにフランジ部に下向に反力
Rを作用させることを考案した。第4図は第3図のモデ
ルに反力Rを作用させた図である。
今、反力Rを圧力Pによるダイアフラム中心の上向の変
位を零にする様にしたとすれば、第5図に示すモデルに
て応力を求められる。
位を零にする様にしたとすれば、第5図に示すモデルに
て応力を求められる。
このときの最大応力は内周部に生じ次式により示される
。ここにαら;a/bにより決まる応力係数第6図は応
力係数α,,αB,αtと半径比との関係を示す。
。ここにαら;a/bにより決まる応力係数第6図は応
力係数α,,αB,αtと半径比との関係を示す。
本図より、ダイアフラム中心を何らかの方法で拘束して
やれば、半径比a/b=0.15以上では同一の許容応
力に対し板厚hを薄くできるのは明らかである。半径比
a/b=0.15以下の場合でも(1),(2)式の第
2項を考慮すればダイアフラム中心を拘束した方が、同
一許容応力で板厚hを薄くできる。また、板厚hが薄く
なれば同一バネ定数kの場合はレバー長2を短くでき、
逆にレバー長が同一であればバネ定数kを小さくするこ
とができる。本発明は上述の反力Rを与える方法として
、ダイアフラム中心部に弾性棒の一他を取り付け、この
弾性棒の他端を外箱(ダンパケース)に取り付けて、ダ
イアフラム中心部の軸方向変位を拘束するようにしたも
のである。
やれば、半径比a/b=0.15以上では同一の許容応
力に対し板厚hを薄くできるのは明らかである。半径比
a/b=0.15以下の場合でも(1),(2)式の第
2項を考慮すればダイアフラム中心を拘束した方が、同
一許容応力で板厚hを薄くできる。また、板厚hが薄く
なれば同一バネ定数kの場合はレバー長2を短くでき、
逆にレバー長が同一であればバネ定数kを小さくするこ
とができる。本発明は上述の反力Rを与える方法として
、ダイアフラム中心部に弾性棒の一他を取り付け、この
弾性棒の他端を外箱(ダンパケース)に取り付けて、ダ
イアフラム中心部の軸方向変位を拘束するようにしたも
のである。
第7図に本発明の実施例を示す。
弾性棒11の一端をダイアフラム8bの中心部に取り付
け他端をダンパケース10に取り付けダイアフラム8b
の中心部が上方に変形するのを拘束してある。本実施例
の場合、(3)式より求められるダイアフラムのバネ定
数に弾性棒11のバネ定数が加算されるが、この弾性棒
11のバネ定数は弾性棒を取り付けことによるダイアフ
ラム自身のバネ定数の低下に比して十分小さいことを計
算および実験により確認している。上述のように、本発
明によれば従来の大気ダンパ方式球面軸受支持装置に比
べて、小型かつバネ定数を小さくできる。
け他端をダンパケース10に取り付けダイアフラム8b
の中心部が上方に変形するのを拘束してある。本実施例
の場合、(3)式より求められるダイアフラムのバネ定
数に弾性棒11のバネ定数が加算されるが、この弾性棒
11のバネ定数は弾性棒を取り付けことによるダイアフ
ラム自身のバネ定数の低下に比して十分小さいことを計
算および実験により確認している。上述のように、本発
明によれば従来の大気ダンパ方式球面軸受支持装置に比
べて、小型かつバネ定数を小さくできる。
これにより、小さいバネ定数や小スペースを要求される
様な回転体に軸振動に対する耐発散性の良好な大気ダン
パ方式球面軸受支持装置の採用が可能となる。
様な回転体に軸振動に対する耐発散性の良好な大気ダン
パ方式球面軸受支持装置の採用が可能となる。
第1図は真空ダンパ方式球面軸受支持装置の断面図、第
2図は従来の大気ダンパ方式球面軸受支持装置の断面図
、第3図〜第5図はダイアフラムの応力計算の説明図、
第6図は応力係数αA,αB,αb′と半径比との関係
を示すグラフ、第7図は本発明の実施例の断面図である
。 1・・・・・・軸受球、2・・・・・・受皿、3・・・
・・・軸、4・・・・・・軸受サポート、4a・・・・
・・レバー部、4b・・・・・・ダイアフラム、5・・
・・・・潤滑ケース、6・・・・・・フランジ、7・・
・・・・潤滑油、8・・・・・・軸受サポート、8a・
・・・・・レバー部、8b・・・・・・ダイアフラム、
8c・・・・・・ダンパ部、9・・・・・・ダンパ油、
10・・・・・・ダンパケース、a・・・・・・内半径
、G・・・・・・ギヤツプ。
2図は従来の大気ダンパ方式球面軸受支持装置の断面図
、第3図〜第5図はダイアフラムの応力計算の説明図、
第6図は応力係数αA,αB,αb′と半径比との関係
を示すグラフ、第7図は本発明の実施例の断面図である
。 1・・・・・・軸受球、2・・・・・・受皿、3・・・
・・・軸、4・・・・・・軸受サポート、4a・・・・
・・レバー部、4b・・・・・・ダイアフラム、5・・
・・・・潤滑ケース、6・・・・・・フランジ、7・・
・・・・潤滑油、8・・・・・・軸受サポート、8a・
・・・・・レバー部、8b・・・・・・ダイアフラム、
8c・・・・・・ダンパ部、9・・・・・・ダンパ油、
10・・・・・・ダンパケース、a・・・・・・内半径
、G・・・・・・ギヤツプ。
Claims (1)
- 1 円板型のダイアフラムを用いて、潤滑部を真空にダ
ンパ部を大気圧にした球面軸受支持装置においてダイア
フラム中心部に弾性棒の一端を取り付け、この弾性棒の
他端を外箱に取り付けたことを特徴とする球面軸受支持
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4141877A JPS5938455B2 (ja) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | 球面軸受支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4141877A JPS5938455B2 (ja) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | 球面軸受支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53126453A JPS53126453A (en) | 1978-11-04 |
| JPS5938455B2 true JPS5938455B2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=12607798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4141877A Expired JPS5938455B2 (ja) | 1977-04-13 | 1977-04-13 | 球面軸受支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938455B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135443U (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-18 |
-
1977
- 1977-04-13 JP JP4141877A patent/JPS5938455B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01135443U (ja) * | 1988-03-08 | 1989-09-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53126453A (en) | 1978-11-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4084861A (en) | Thrust bearing damping means | |
| US4921049A (en) | Hydraulic-damping two-chamber engine mount | |
| JPS62224746A (ja) | 流体封入式防振支持体 | |
| JPH0138983B2 (ja) | ||
| JPS5938455B2 (ja) | 球面軸受支持装置 | |
| JP2665312B2 (ja) | 板スプリング又は重板スプリングを利用した軸方向振動絶縁装置 | |
| JPS6111551Y2 (ja) | ||
| US2928281A (en) | Sensitive instrument | |
| JPH1089412A (ja) | 振動絶縁装置 | |
| JPH03265729A (ja) | 粘性ダンパ | |
| JPH0210348Y2 (ja) | ||
| JPH035698Y2 (ja) | ||
| JPH0124445Y2 (ja) | ||
| JPH0545868Y2 (ja) | ||
| JPH0247306Y2 (ja) | ||
| JPH0518491Y2 (ja) | ||
| JPH0960690A (ja) | ダンパ | |
| JPS6152437A (ja) | シヨツクアブソ−バ | |
| JPS6098235A (ja) | サスペンシヨン装置 | |
| JPH0732225U (ja) | プロペラシャフトのセンターベアリング | |
| JPH06129488A (ja) | 動吸振器付防振装置 | |
| JP2537850Y2 (ja) | センターベアリングサポート | |
| JPH032753Y2 (ja) | ||
| JPH056241U (ja) | ダンパ装置 | |
| JPS62132028A (ja) | 軸受装置 |