JPS61149656A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents
自動変速機の変速制御装置Info
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- JPS61149656A JPS61149656A JP59270151A JP27015184A JPS61149656A JP S61149656 A JPS61149656 A JP S61149656A JP 59270151 A JP59270151 A JP 59270151A JP 27015184 A JP27015184 A JP 27015184A JP S61149656 A JPS61149656 A JP S61149656A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動変速機の変速制御方法に係り、特に、少
なくとも車速及びスロットル開度に関係して変速段を自
動的に切換え得る主変速機と、少なくとも低速側及び高
速側を自動的に切換え得る副変速機とを備え、前記主変
速機と副変速機とを同時又は交互にシフトさせることに
より多段変速を達成するようにした自動変速機の変速制
御方法の改良に関する。
なくとも車速及びスロットル開度に関係して変速段を自
動的に切換え得る主変速機と、少なくとも低速側及び高
速側を自動的に切換え得る副変速機とを備え、前記主変
速機と副変速機とを同時又は交互にシフトさせることに
より多段変速を達成するようにした自動変速機の変速制
御方法の改良に関する。
近年の車両用自動変速機の急速な普及に伴ない、主に燃
費の向上を意図して車速及びスロットル開度等に関係し
て変速段を自動的に切換え得る主変速機に、変速比が1
以下となるいわゆるオーバードライブ装置を副変速機と
して直列に付設したものが多く採用されてきている。 又、こうしたオーバードライブ装置のような低速段と高
速段に切換え得る副変速機としての機能に看目し、これ
を主変速機の変速に積極的に同調させ、主変速機と副変
速機とを同時又は交互にシフトさせることにより、例え
ば第3図A部分に示されるような変速制御を行わせるこ
とによって前進6段の多段変速を達成するようにしたも
のも既に知られている。 このように、主変速機に対して低速側と高速側とを自動
的に切換え得る副変速機を動力伝達系路上で直列関係に
配置することによって、既存の自動変速機を基礎とし、
設計変更を少なくして製造上有利としながら容易に多段
変速が実現でき、燃費の向上、動力性能の向上、あるい
は変速段を多段にしたことによる摩擦材の負担低下等の
多くの利点を得ることができる。
費の向上を意図して車速及びスロットル開度等に関係し
て変速段を自動的に切換え得る主変速機に、変速比が1
以下となるいわゆるオーバードライブ装置を副変速機と
して直列に付設したものが多く採用されてきている。 又、こうしたオーバードライブ装置のような低速段と高
速段に切換え得る副変速機としての機能に看目し、これ
を主変速機の変速に積極的に同調させ、主変速機と副変
速機とを同時又は交互にシフトさせることにより、例え
ば第3図A部分に示されるような変速制御を行わせるこ
とによって前進6段の多段変速を達成するようにしたも
のも既に知られている。 このように、主変速機に対して低速側と高速側とを自動
的に切換え得る副変速機を動力伝達系路上で直列関係に
配置することによって、既存の自動変速機を基礎とし、
設計変更を少なくして製造上有利としながら容易に多段
変速が実現でき、燃費の向上、動力性能の向上、あるい
は変速段を多段にしたことによる摩擦材の負担低下等の
多くの利点を得ることができる。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、このような主変速機と副変速機とを同時
又は交互にシフトさせることにより多段変速を達成ザる
ようにした自動変速機にあっては、例えば第3図の第2
速段から第3速段へのシフト、第4速段から第5速段へ
のシフトのように主変速機をハイギヤシフトし、且つ副
変速機をローギヤシフトすることによって、自動変速機
全体をアップシフトする場合が生じるが、このとき、単
に各シフトを個別にMllしていたのでは、変速ショッ
クの増大が避けられないだけでなく、例えばダウンシフ
ト後のアップシフト、あるいはアップシフト後のダウン
シフトというような奇妙な運転感覚の変速特性となる場
合があるという問題がある。 又、副変速m*の作用力解除が急速に行われると、−遍
のトルク°伝達系の途中に瞬間的にニュートラルの部分
が生じるという問題もある。このような状態が生じると
、例えば副変速機が主変速機の入力側にある場合は、エ
ンジン回転速度がスロットル開度に応じて急速に増大す
ると共に、主変速機のメンバーも負荷がなくなって急加
速されるが、主変速機の出力軸(自動変速機の出力軸)
トルクは急低下し、それだけ変速ショックが増大するー
。又、副変速機が主変速機の出力側にある場゛合でも副
変速機がトルク伝達系から外れることによって副変速機
の出力軸(自動変速機の出力軸)トルクが同様に低下し
、やはり変速ショックが増大する。 このような問題に対処する方法として、副変速機の作用
力を一定時間ある適正レベルに維持する°ことが考えら
れる。しかしながら、この場合に該レベルを一律に設定
すると、その時の変速の種類によっては変速が開始され
ないことがあったり、変速されたとしても非常に長い時
間がかがって摩擦材の耐久性を低下させたり、あるいは
変速ショックの低減効果がほとんど得られなかったりす
ることがあるという新たな問題が生じる。
又は交互にシフトさせることにより多段変速を達成ザる
ようにした自動変速機にあっては、例えば第3図の第2
速段から第3速段へのシフト、第4速段から第5速段へ
のシフトのように主変速機をハイギヤシフトし、且つ副
変速機をローギヤシフトすることによって、自動変速機
全体をアップシフトする場合が生じるが、このとき、単
に各シフトを個別にMllしていたのでは、変速ショッ
クの増大が避けられないだけでなく、例えばダウンシフ
ト後のアップシフト、あるいはアップシフト後のダウン
シフトというような奇妙な運転感覚の変速特性となる場
合があるという問題がある。 又、副変速m*の作用力解除が急速に行われると、−遍
のトルク°伝達系の途中に瞬間的にニュートラルの部分
が生じるという問題もある。このような状態が生じると
、例えば副変速機が主変速機の入力側にある場合は、エ
ンジン回転速度がスロットル開度に応じて急速に増大す
ると共に、主変速機のメンバーも負荷がなくなって急加
速されるが、主変速機の出力軸(自動変速機の出力軸)
トルクは急低下し、それだけ変速ショックが増大するー
。又、副変速機が主変速機の出力側にある場゛合でも副
変速機がトルク伝達系から外れることによって副変速機
の出力軸(自動変速機の出力軸)トルクが同様に低下し
、やはり変速ショックが増大する。 このような問題に対処する方法として、副変速機の作用
力を一定時間ある適正レベルに維持する°ことが考えら
れる。しかしながら、この場合に該レベルを一律に設定
すると、その時の変速の種類によっては変速が開始され
ないことがあったり、変速されたとしても非常に長い時
間がかがって摩擦材の耐久性を低下させたり、あるいは
変速ショックの低減効果がほとんど得られなかったりす
ることがあるという新たな問題が生じる。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもの
であって、主変速機をハイギヤシフトし、且つ副変速機
をローギヤシフトすることによって、自動変速機全体を
アップシフトするような場合に、適確に変速が開始され
ると共に、その変速ショックが少なく、且つ良好なアッ
プシフトの変速感覚を得ることができる自動変速機の変
速制御方法を提供することを目的とする。
であって、主変速機をハイギヤシフトし、且つ副変速機
をローギヤシフトすることによって、自動変速機全体を
アップシフトするような場合に、適確に変速が開始され
ると共に、その変速ショックが少なく、且つ良好なアッ
プシフトの変速感覚を得ることができる自動変速機の変
速制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも車速及びエンジン負荷に関係して
変速段を自動的に切換え得る主変速機と、少なくとも低
速側及び高速側を自動的に切換え得る副変速機とを備え
、前記主変速機と副変速機とを同時又は交互にシフトさ
せることにより多段変速を達成するようにした自動変速
機の変速liIJw方法において、前記主変速機をハイ
ギヤシフトし、且つ副変速機をローギヤシフトすること
によって、自動変速機全体をアップシフトする際に、前
記主変速機のメンバーがハイギヤシフトへの回転数変化
を行っている間に、副変速機のメンバーの0−ギヤシフ
トへの回転数変化を開始・完了させると共に・、該副変
速機のローギヤシフトを行う途中の摩擦係合装置の作用
力を、少なくとも変速の種類に応じた値に一定時間維持
させることにより上記目的を達成したものである。 又、本発明の実施態様は、前記副変速機のローギヤシフ
トを行う途中の摩擦係合装置の作用力を、変速の種類及
びエンジン負荷に応じた値に一定時間維持させることと
して、更に精度の良いti+ mができるようにしたも
のである。
変速段を自動的に切換え得る主変速機と、少なくとも低
速側及び高速側を自動的に切換え得る副変速機とを備え
、前記主変速機と副変速機とを同時又は交互にシフトさ
せることにより多段変速を達成するようにした自動変速
機の変速liIJw方法において、前記主変速機をハイ
ギヤシフトし、且つ副変速機をローギヤシフトすること
によって、自動変速機全体をアップシフトする際に、前
記主変速機のメンバーがハイギヤシフトへの回転数変化
を行っている間に、副変速機のメンバーの0−ギヤシフ
トへの回転数変化を開始・完了させると共に・、該副変
速機のローギヤシフトを行う途中の摩擦係合装置の作用
力を、少なくとも変速の種類に応じた値に一定時間維持
させることにより上記目的を達成したものである。 又、本発明の実施態様は、前記副変速機のローギヤシフ
トを行う途中の摩擦係合装置の作用力を、変速の種類及
びエンジン負荷に応じた値に一定時間維持させることと
して、更に精度の良いti+ mができるようにしたも
のである。
本発明においては、主変速機のメンバーがハイギヤシフ
トのための回転数変化を行っている闇に、副変速機のメ
ンバーのローギヤシフトへの回転数変化を開始し、且つ
完了することとしたため、変速ショックが小さく、且つ
、運転者に必ずアップシフトの感覚を与えることができ
る。 又、副変速機のローギヤシフトを行う途中の摩擦係合装
置の作用力を、少なくとも変速の種類に応じた値に一定
時間維持させるようにしたため、各種の変速時において
、先ず的確な時期に変速を開始させることができ、次い
で変速開始後はトルク伝達を急に断つことなく徐々に変
速を行わせることができるので、出力軸トルクの急変が
なく、良好な変速特性を得ることができる。
トのための回転数変化を行っている闇に、副変速機のメ
ンバーのローギヤシフトへの回転数変化を開始し、且つ
完了することとしたため、変速ショックが小さく、且つ
、運転者に必ずアップシフトの感覚を与えることができ
る。 又、副変速機のローギヤシフトを行う途中の摩擦係合装
置の作用力を、少なくとも変速の種類に応じた値に一定
時間維持させるようにしたため、各種の変速時において
、先ず的確な時期に変速を開始させることができ、次い
で変速開始後はトルク伝達を急に断つことなく徐々に変
速を行わせることができるので、出力軸トルクの急変が
なく、良好な変速特性を得ることができる。
以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。
第2図に本発明が適用される車両用自動変速機の全体概
要を示す。 この自動変速機は、そのトランスミッション部としてト
ルクコンバータ20と、副変速機40と、前進3段、後
進1段の主変速機60とを備える。 前記トルクコンバータ20は、ポンプ21、タービン2
2、ステータ23、及びロックアツプクラッチ24を備
える。ポンプ21は、エンジン1のクランク軸10と連
結され、タービン22は副変速機40における遊星歯!
I装置のキャリア41に連結されている。 前記副変速140においては、このキャリア41によっ
て回転可能に支持されたプラネタリピニオン42がサン
ギヤ43及びリングギヤ44と歯合している。又、サン
ギヤ43とキャリア41との間には、クラッチGo及び
一方向クラッチF。 が設けられており、サンギヤ43とハウジングHUとの
間には、ブレーキBoが設けられている。 前記主変速機60には、遊星歯車装置としてフロント側
及びリヤ側の2列が備えられている。この遊星歯車装置
は、それぞれ共通のサンギヤ61、リングギヤ62.6
3、プラネタリピニオン64.65、及びキャリア66
.67からなる。 副変速1140のリングギヤ44は、クラッチC1を介
して前記リングギヤ62に連結されている。 又、前記リングギヤ44とサンギヤ61との間にはクラ
ッチC2が設けられている。更に、前記キャリア66は
、前記リングギヤ63と連結されており、これらキャリ
ア66及びリングギヤ63は出力軸70と連結されてい
る。一方、前記キャリア67とハウジングHuとの間に
はブレーキB3及び一方向クラッチF2が設けられてお
り、更に、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、
一方向クラッチF1を介してブレーキB2が設けられ、
又、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、ブレー
キB1が設けられている。 この自動変速機は、上述のごときトランスミッション部
を備え、エンジン1の負荷状態を反映しているスロット
ル開度を検出するスロットルセンサ100、及び車速を
検出する車速センサ102等の信号を入力された中央処
理装置(ECU)104によって、予め設定された変速
パターンに従って油圧IIJ111回路106内の電磁
ソレノイドパルプS1〜S@が駆動・1lJIIIされ
、第3図8部分に示されるような、各クラッチ、ブレー
キ等の係合の組合せが行われて変速制御がなされる。 なお、第3図において0印は係合状態を示し、又、X印
はエンジンブレーキ使用時にのみ保合状態となることを
示している。 前記電磁ソレノイドパルプSz、Sgは、主変速機60
の変速−1wを行い、前記電磁ソレノイドパルプSaは
、副変速l1160の高速側及び低速側の副葬を行い、
又、前記電磁ソレノイドパルプS4はトルクコンバータ
20のロックアツプクラッチ24の制−をそれぞれ行う
ようになっている。 なお、第2図において符号110はシフトポジションセ
ンサで、運転者によって操作されるN、D、R等の位置
を検出するもの、112はパターンセレクトスイッチで
、E(経済走行)、P(パワー走行)等を選択するもの
であり、又、114はエンジンの冷却水温度を検出する
水温センサを示し、116はフットブレーキ、118は
サイドブレーキの作動を検出するブレーキスイッチをそ
れぞれ示している。 ここにおいて、この実施例では、前記中央処理装置10
4にこれらの入力信号の他に、変速指令に伴う主変速機
60の各メンバーの回転数変化の開始を認識するために
、ブレーキB2へ向う油路の油圧を検出するための圧力
スイッチ120A及びクラッチC2へ向う油路の油圧を
検出するための圧力スイッチ120Bの信号が併せて入
力されている。 第4図に前記油圧制御回路106を示す。 この油圧11310回路106は、副変速llI40の
ローギヤシフトを行う途中の摩擦係合装置の作用力を、
変速の種類のみならずスロットル開度をも考慮した値に
一定時間維持させるようにしたものである。 図において、符号■1は主変速8160の第1速状態と
第2速状態との闇を切換えるための第1シフトパルプ、
Slは該第1シフトバルブ■1の切換えをliIJwJ
するための電磁ソレノイドバルブ、V2は主変速機60
の第2速状態と第3速状態との間を切換えるための第2
シフトパルプ、S2は該第2シフトパルプ■2の切換え
を制御するための電磁ソレノイドバルブ、■3は副変速
機40の高速側、低速側を切換えるための第3シフトパ
ルプ、S3は該第3シフトバルブv3の切換えを1iI
IWJするための電磁ソレノイドバルブをそれぞれ示し
ている。 又、符号800は、第3シフトパルプ■3のドレン油圧
をIIJIすることによって、ブレーキS。 の作用が解除されるときの時間及び作用圧を制御するた
めのレリーズコントロールパルプである。 このレリーズコントロールパルプ800は、異なるフェ
イス面積A1、A2 (AI <A2 )の2つのラン
ド802.804を備え、該2つのランド802.80
4の中間位置に設けられたボート806に、第1シフト
バルブV3のボート506からのブレーキBoのドレン
油圧が入力され、且つ、大きなフェイス面積のランド8
04の図中下側に設けられたポート810にスロットル
モジュレータパルプ350からのスロットルモジュレー
タ圧(スロットル開度に応じて調圧された油圧)が入力
されるようになっている。(この油圧はスロットル開度
に応じて増減する油圧ならばよく、例えばスロットルバ
ルブ300からのスロットル圧でもよい。又、バルブ径
を変更すればライン圧でもよい。) 又、小さなフェイス面積のランド802の図中上側に設
けられたポート820に、第2シフトバルブ■2からク
ラッチC2へ向かう油路でオリフィス170を通過する
前の油圧が入力されるようになっている(こQ油圧は各
変速を示す圧であればよく、例えば第2シフトパルプへ
供給される電磁ソレノイドバルブS2のオン−オフによ
る変速指令信号油圧900でもよい)。 このレリーズコントロールパルプ800は上記のような
構成とされ、入力ボート806に油圧(ブレーキBoの
ドレン油圧)が作用するとフェイス面積差(Ax−Az
)に該入力油圧を乗じた下向きの力と、ポート820に
作用するクラッチC2の作用油圧にフェイス面積A1を
乗じた下向きの力と、スプリング812の上向きの力と
、ボート810に作用するスロットル開度に対応して増
減する油圧にフェイス面積A2を乗じた上向きの力との
総和の釣り合いによってスプール816の位置が決定さ
れ、ドレンボート818が開閉されるものである。 一方、レリーズコントロールパルプ800の入力ボート
側にはオリフィス814が設けられている。このオリフ
ィス814は、ブレーキBoのドレン系統の油圧を一定
レベルに維持すると共に、レリーズコントロールパルプ
800のドレンボート806が閉じられたときに、ブレ
ーキBoのドレンオイルをゆっくりと排出する機能を有
する。 ブレーキBoのドレン時の作用力はこのオリフィス81
4の径に影響され、ドレン速度は、該オリフィス814
と7キユムレータ150Bと油mv3との間の油路に設
けたチェック押付オリイフス159の径に影響される。 このチェック押付のオリフィス159は、ブレーキBo
の係合時においては、アキュムレータ150Bへ通常の
速度でオイルを供給し、ブレーキ8oの解放時にのみ、
アキュムレータ150Bのオイルのドレンを遅延させる
機能を果すものである。 なお、150A及び150C〜Eは、それぞれ前記ブレ
ーキB z 、及びクラッチGo、C1、C2への油路
における油圧の過渡特性を制御するための7キユムレー
タ、700は運転者によって操作されるシフトレバ−に
連動したマニュアルバルブをそれぞれ示している。又、
図中で符号200はオイルポンプ、250はプライマリ
レギュレータパルプ、30(lスロットルバルブ、40
0はアキュムレータコントロールバルブをそれぞれ示し
ている。これらの各機器の構成及び作用については、基
本的に従来と同様であるため、個々の機器の詳細な説明
は省略する。 次に、この実施例の作用を第1図を併せて参照しながら
説明する。主変速機60がハイギヤシフトすると共に、
副変速機40がローギヤシフトし、自動変速機全体とし
てアップシフトする場合仁しては、第3図から明らかな
ように、第2速段から第3速段へのシフト、及び第4速
段から第5速段へのシフトがあり、且つ両者とも基本的
な作用順序は同様であるが、ここでは先ず第2速段から
第3速段へのシフトから説明する。 まず、第1図(A)のa点において車速、スロットル開
度、あるいはパターンセレクトスイッチ等の信号に基づ
き、従来と同様な作用により変速判断(第2速段から第
3速段へのシフト判断)がなされる。この判断がなされ
ると、スロットル開度に応じて予め定められた時lT1
の猶予が置かれた後、a′点において主変速機60を制
御する第1シフトパルプV1を切換えるために電磁ソレ
ノイドバルブS1がオンとされる。その結果第1シフト
パルプ■1の制御ボート5o2のライ゛ン圧がドレンさ
れ、該第1シフトバルブ■1のスプール504が図の上
段に示すように移動する。この移動により油路U1及び
U2が連結されブレーキB2に油圧が供給され始める。 FRIITlの猶予を持たせる。のは、11時間のうち
に2以上の変速判断がなされた際に一番最後になされた
判断のみを抽出させるためである。こうして電磁ソレノ
イドバルブS1のオンによって、まずb点でブレーキB
2の結合が開始され、0点において主変速機60のイナ
ーシャ相(自動変速機の各メンバーの変速のための回転
数変化が行われる期間)が開始されて該主変速機60の
各メンバーの回転数が変化し始める。 一方、ブレーキB2油圧の上昇に伴ってスロットル開度
に応じて予め定められた所定圧Paz−で前記圧力スイ
ッチ120Aが作動すると、中央処理装置104は主変
速機60のイナーシャ相の開始をg識する。この実施例
では、イナーシャ相をより的確に把握するために(Pe
a”’でイナーシャ相が開始していない場合を考慮)、
圧力スイッチ120Aが作動してからスロットル関度に
応じて予め定められた時間Toの猶予をおいた時点くd
点)をもってイナーシャ相開始とJ!握するようにし、
電磁ソレノイドバルブS3に変速指令が出される。この
結果、第3シフトパルプv3が切換わってブレーキBo
の油圧がドレンされ、副変速機40のローギヤシフトが
開始される。 このときのブレーキBoのドレン特性が、副変速機40
のローギヤシフトが第1図(A)のC点〜Q点(主変速
1160のイナーシャ相)閏で完了し、且つ、第2速段
から第3速段へのシフトという変速の種類及びスロット
ル開度に応じた適切なレベルを一定時間維持するように
、アキュムレータ150Bに付設したチェック押付オリ
フィス159、レリーズコントロールパルプ8001及
び該レリーズコントロールパルプ800の入力ポート側
に設けたオリフィス814によって調整される。 即ち、レリーズコントロールバルブ800のポート82
0には第2速段から第3速段への変速のときは油圧が印
加されないため、結局ブレーキBOのドレンオイルは、
その油圧がスロットル圧及びスプリング812の力で定
まる所定の圧力PBO′以上のときは、レリーズコント
ロールパルプ800が図の右側の状態となってポート8
06とポート818とを短絡させることから、油路U3
、Ll 4 、第1シフトパルプ■1のポート506、
油路U5、U6、レリーズコントロールパルプ80dの
ポート806 、’ 808を経て急速にドレンされる
(d点〜e′点)。゛次いでブレーキ80の油圧8前記
所定の圧力Peo=以下となったときは−の左側の状態
となってポート818が閉じられ、とれ以降はオリフィ
ス814を介してゆっくりとドレンさせるようになる(
e′点〜9′点)。 2”なお、このブレーキBoの油圧がドレンされる際、
アキュムレータ150は次のように機能する。 ブレーキBoの油圧がドレンされ始めるときはアキュム
レータ150Bの7キユムレータピストン151は図の
上端部にある。ブレーキBoの油圧がドレンされ始めて
油路U3の油圧が低下すると、該油路U3の油圧Xアキ
ュムレータピストン151のランド152のフェイス面
積A3による上向きの力より、該フェイス面積A3と第
2ランド153のフェイス面積A4との面積差にポート
157から入力されるアキュムレータコントロール圧を
乗じた下向きの力及びスプリング154による下向きの
力の和が大となり、アキュムレータピストン151は下
向きに移動を開始する。この結果、アキュムレータ室1
55内のオイルは、チェック押付オリフィス159、油
路U4、ポート506、油路Usを介して前記ブレーキ
Boのドレンと同様にオリフィス814、又はレリーズ
コントロールパルプ800の出力ポート818からドレ
ンされる。 この場合、チェック押付オリフィス159の存在により
、アキュムレータ室155のオイル排出が遅延されるた
め、ブレーキ8oのドレンはレリーズコントロールバル
ブ800の出力ポート818を介して所定圧Pea−ま
では急速に圧力が低下する(第1図d点〜e′点)。又
、所定圧Ps。′以下となったときはポート818が閉
じられるため、オリフィス814の存在によりブレーキ
Soのドレン系統の急激な油圧低下が抑えられ、チェッ
ク押付オリフィス159を介しでアキュレータ至155
のオイルがゆっくりとドレンされるものである。この結
果、結局第2速段から第3速段の変速時に適合し、なお
且つスロットル開度をも一慮した所定圧が維持されるこ
とに□なる(第1図領域S)。 ところで、0点からイナーシャ相を開始した主変速16
0は、アキュムレータ150Aの作用により、ゆっくり
とブレーキB2への油圧が上昇し、第1図のNs線図(
サンギヤ61(第2図)の回転線図)に示されるように
、9点においてイナーシャ相が完了する。 なお、クラッチGoについては一方向りラッチFo(第
2図)の存在により、ブレーキBoとの同期係合の必要
がないため、クラッチCoのピストンのストロークを大
きくとって係合時期を1点以降にずらし、変速ショック
を低減させるようにしである。 従って前述のようなりoのドレン特性により、第1図の
N丁線図(タービン22の出力軸線図)に示されるよう
に、副変速機40は、主変速機60がイナーシャ相に入
った後に変速を開始し、且つ、主変速機60が未だイナ
ーシャ相内にあるうちに回転数変化を終了する。 一方、第4速段から第5速段へのシフトにおいては、基
本的な作用は前記第2速段から第3速段へのシフトと同
様であるが、第3図から明らかなように、ブレーキB2
の作用油圧は既に立上っており、更にクラッチC2の作
用油圧が立上っている点が異なる。 即ち、第2速段から第3速段へのシフト時はレリーズコ
ントロールバルブ800のポート820には、何ら油圧
が印加されていなかったが、第4速段から第5速段への
シフト時にあってはクラツチC2への油圧がランド80
2のフェイス面積A、にかかり、スプール816を下向
きに押す力となる。その結果、ブレーキBoのドレンオ
イルは、第2速段から第3速段へのシフトへの際にはレ
リーズコントロールパルプ800のスプール816が図
の右側の状態となるにはその油圧がスロットル圧及びス
プリング8120力で定まる所定の圧力Peo’であっ
たが、第4速段から第5速段へのシフトの際には更にク
ラッチC2への作用油圧PC2がフェイス面積A1に加
わる力に相当する油圧Rだけ低い油圧Pso” (=P
so’ −R)となる(第1図(B))。 なお、この第4速段から第5速段へのシフトは、この他
に主変速機のイナーシャ相を検出するための手段が圧力
スイッチ120BによるクラッチC2の油圧PC2が所
定油圧Pcz’ まで立上るのを検出するように変更さ
れている他は前記第2速段から第3速段へのシフトと同
様であるため重複説明を省略する。 このように上記実施例においては、主変速機60のイナ
ーシャ相開始を検出した後にブレーキBoの油圧をドレ
ンさせるようにし、且つ、そのドレン特性を、変速の種
類及びスロットル開度に応じたある所定の圧力Pso″
又はPso”it’は急速に低下しその優所定時間はそ
の所定の圧力Pea’又はP s o ”を一定に維持
するような特性としたため、主変速機60が回転数変化
を始めた後、各変速の種類におけるあらゆるスロットル
開演の場合において副変速機40が的確に変速を開始す
ることになる。又、主変速機60とエンジン1とが切断
状態とならないように、副変速I40に所定のトルク伝
達を維持させながら徐々に変速を行わせることができ、
従って、第1図(A)(B)の出力軸トルク線図に示す
ように、各変速時毎に変速ショックを極めて小さくする
ことができる。 なお、上記実施例においては、第2速段から第3速段へ
と14速段から第5速段へのシフトとの区別をレリーズ
コントロールパルプ800のポート820に印加される
C2油圧の有無によって行うようにしていたが、本発明
における変速の種類の認識はこれに限定されるものでな
く、例えばソレノイド駆動信号の検出によってW11!
するようにすることも可能である。 又、上記実施例においては「エンジン負荷」としてスロ
ットル開度を代表させていたが、本発明においては、こ
れに限定されず、例えばトルクセンサによってエンジン
の出力軸トルクを検出し、これを「エンジン負荷」とし
て代表させてもよい。 又、上記実施例においては、主変速機のイナーシャ相を
検出する手段として、ブレーキB2又はクラッチC2の
油圧が所定圧P e 2 ’ 、P c z ’に達し
た際にオンとなる圧力スイッチ120A又は120Bを
用いるようにしていたが、本発明における主変速機60
のイナーシャ相の検出手段はこれに限定されるものでは
なく、例えば油圧センサによってブレーキSo・又はク
ラッチC2の油圧を連続的に検出するようにしてもよく
、又、電磁ソレノイドパルプS1又はS2のオンあるい
は変速判断時を基準としたタイマ(スロットル開度に依
存させるとよい)によって検出するようにしてもよい。 又、アキュムレータのピストンの戻りを検出するように
してもよく、出力軸のトルクから検出するようにしても
よい。更には、エンジン1、又は自動変速機の各メンバ
ーの回転数変化を直接的に検出するようにしてもよい。 更に、上記実施例においては、副変速機のローギヤシフ
トを行う途中の摩擦係合装置の作用力を、変速の種類の
他にスロットル開度、即ちエンジン負荷にも応じて決定
していたが、本発明は、必ずしもスロットル開度まで考
慮する必要はなく、又逆に、変速の種類及びスロットル
開度の他に更に例えば車速のH素等まで考慮するように
することを妨げるものではない。
要を示す。 この自動変速機は、そのトランスミッション部としてト
ルクコンバータ20と、副変速機40と、前進3段、後
進1段の主変速機60とを備える。 前記トルクコンバータ20は、ポンプ21、タービン2
2、ステータ23、及びロックアツプクラッチ24を備
える。ポンプ21は、エンジン1のクランク軸10と連
結され、タービン22は副変速機40における遊星歯!
I装置のキャリア41に連結されている。 前記副変速140においては、このキャリア41によっ
て回転可能に支持されたプラネタリピニオン42がサン
ギヤ43及びリングギヤ44と歯合している。又、サン
ギヤ43とキャリア41との間には、クラッチGo及び
一方向クラッチF。 が設けられており、サンギヤ43とハウジングHUとの
間には、ブレーキBoが設けられている。 前記主変速機60には、遊星歯車装置としてフロント側
及びリヤ側の2列が備えられている。この遊星歯車装置
は、それぞれ共通のサンギヤ61、リングギヤ62.6
3、プラネタリピニオン64.65、及びキャリア66
.67からなる。 副変速1140のリングギヤ44は、クラッチC1を介
して前記リングギヤ62に連結されている。 又、前記リングギヤ44とサンギヤ61との間にはクラ
ッチC2が設けられている。更に、前記キャリア66は
、前記リングギヤ63と連結されており、これらキャリ
ア66及びリングギヤ63は出力軸70と連結されてい
る。一方、前記キャリア67とハウジングHuとの間に
はブレーキB3及び一方向クラッチF2が設けられてお
り、更に、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、
一方向クラッチF1を介してブレーキB2が設けられ、
又、サンギヤ61とハウジングHuとの間には、ブレー
キB1が設けられている。 この自動変速機は、上述のごときトランスミッション部
を備え、エンジン1の負荷状態を反映しているスロット
ル開度を検出するスロットルセンサ100、及び車速を
検出する車速センサ102等の信号を入力された中央処
理装置(ECU)104によって、予め設定された変速
パターンに従って油圧IIJ111回路106内の電磁
ソレノイドパルプS1〜S@が駆動・1lJIIIされ
、第3図8部分に示されるような、各クラッチ、ブレー
キ等の係合の組合せが行われて変速制御がなされる。 なお、第3図において0印は係合状態を示し、又、X印
はエンジンブレーキ使用時にのみ保合状態となることを
示している。 前記電磁ソレノイドパルプSz、Sgは、主変速機60
の変速−1wを行い、前記電磁ソレノイドパルプSaは
、副変速l1160の高速側及び低速側の副葬を行い、
又、前記電磁ソレノイドパルプS4はトルクコンバータ
20のロックアツプクラッチ24の制−をそれぞれ行う
ようになっている。 なお、第2図において符号110はシフトポジションセ
ンサで、運転者によって操作されるN、D、R等の位置
を検出するもの、112はパターンセレクトスイッチで
、E(経済走行)、P(パワー走行)等を選択するもの
であり、又、114はエンジンの冷却水温度を検出する
水温センサを示し、116はフットブレーキ、118は
サイドブレーキの作動を検出するブレーキスイッチをそ
れぞれ示している。 ここにおいて、この実施例では、前記中央処理装置10
4にこれらの入力信号の他に、変速指令に伴う主変速機
60の各メンバーの回転数変化の開始を認識するために
、ブレーキB2へ向う油路の油圧を検出するための圧力
スイッチ120A及びクラッチC2へ向う油路の油圧を
検出するための圧力スイッチ120Bの信号が併せて入
力されている。 第4図に前記油圧制御回路106を示す。 この油圧11310回路106は、副変速llI40の
ローギヤシフトを行う途中の摩擦係合装置の作用力を、
変速の種類のみならずスロットル開度をも考慮した値に
一定時間維持させるようにしたものである。 図において、符号■1は主変速8160の第1速状態と
第2速状態との闇を切換えるための第1シフトパルプ、
Slは該第1シフトバルブ■1の切換えをliIJwJ
するための電磁ソレノイドバルブ、V2は主変速機60
の第2速状態と第3速状態との間を切換えるための第2
シフトパルプ、S2は該第2シフトパルプ■2の切換え
を制御するための電磁ソレノイドバルブ、■3は副変速
機40の高速側、低速側を切換えるための第3シフトパ
ルプ、S3は該第3シフトバルブv3の切換えを1iI
IWJするための電磁ソレノイドバルブをそれぞれ示し
ている。 又、符号800は、第3シフトパルプ■3のドレン油圧
をIIJIすることによって、ブレーキS。 の作用が解除されるときの時間及び作用圧を制御するた
めのレリーズコントロールパルプである。 このレリーズコントロールパルプ800は、異なるフェ
イス面積A1、A2 (AI <A2 )の2つのラン
ド802.804を備え、該2つのランド802.80
4の中間位置に設けられたボート806に、第1シフト
バルブV3のボート506からのブレーキBoのドレン
油圧が入力され、且つ、大きなフェイス面積のランド8
04の図中下側に設けられたポート810にスロットル
モジュレータパルプ350からのスロットルモジュレー
タ圧(スロットル開度に応じて調圧された油圧)が入力
されるようになっている。(この油圧はスロットル開度
に応じて増減する油圧ならばよく、例えばスロットルバ
ルブ300からのスロットル圧でもよい。又、バルブ径
を変更すればライン圧でもよい。) 又、小さなフェイス面積のランド802の図中上側に設
けられたポート820に、第2シフトバルブ■2からク
ラッチC2へ向かう油路でオリフィス170を通過する
前の油圧が入力されるようになっている(こQ油圧は各
変速を示す圧であればよく、例えば第2シフトパルプへ
供給される電磁ソレノイドバルブS2のオン−オフによ
る変速指令信号油圧900でもよい)。 このレリーズコントロールパルプ800は上記のような
構成とされ、入力ボート806に油圧(ブレーキBoの
ドレン油圧)が作用するとフェイス面積差(Ax−Az
)に該入力油圧を乗じた下向きの力と、ポート820に
作用するクラッチC2の作用油圧にフェイス面積A1を
乗じた下向きの力と、スプリング812の上向きの力と
、ボート810に作用するスロットル開度に対応して増
減する油圧にフェイス面積A2を乗じた上向きの力との
総和の釣り合いによってスプール816の位置が決定さ
れ、ドレンボート818が開閉されるものである。 一方、レリーズコントロールパルプ800の入力ボート
側にはオリフィス814が設けられている。このオリフ
ィス814は、ブレーキBoのドレン系統の油圧を一定
レベルに維持すると共に、レリーズコントロールパルプ
800のドレンボート806が閉じられたときに、ブレ
ーキBoのドレンオイルをゆっくりと排出する機能を有
する。 ブレーキBoのドレン時の作用力はこのオリフィス81
4の径に影響され、ドレン速度は、該オリフィス814
と7キユムレータ150Bと油mv3との間の油路に設
けたチェック押付オリイフス159の径に影響される。 このチェック押付のオリフィス159は、ブレーキBo
の係合時においては、アキュムレータ150Bへ通常の
速度でオイルを供給し、ブレーキ8oの解放時にのみ、
アキュムレータ150Bのオイルのドレンを遅延させる
機能を果すものである。 なお、150A及び150C〜Eは、それぞれ前記ブレ
ーキB z 、及びクラッチGo、C1、C2への油路
における油圧の過渡特性を制御するための7キユムレー
タ、700は運転者によって操作されるシフトレバ−に
連動したマニュアルバルブをそれぞれ示している。又、
図中で符号200はオイルポンプ、250はプライマリ
レギュレータパルプ、30(lスロットルバルブ、40
0はアキュムレータコントロールバルブをそれぞれ示し
ている。これらの各機器の構成及び作用については、基
本的に従来と同様であるため、個々の機器の詳細な説明
は省略する。 次に、この実施例の作用を第1図を併せて参照しながら
説明する。主変速機60がハイギヤシフトすると共に、
副変速機40がローギヤシフトし、自動変速機全体とし
てアップシフトする場合仁しては、第3図から明らかな
ように、第2速段から第3速段へのシフト、及び第4速
段から第5速段へのシフトがあり、且つ両者とも基本的
な作用順序は同様であるが、ここでは先ず第2速段から
第3速段へのシフトから説明する。 まず、第1図(A)のa点において車速、スロットル開
度、あるいはパターンセレクトスイッチ等の信号に基づ
き、従来と同様な作用により変速判断(第2速段から第
3速段へのシフト判断)がなされる。この判断がなされ
ると、スロットル開度に応じて予め定められた時lT1
の猶予が置かれた後、a′点において主変速機60を制
御する第1シフトパルプV1を切換えるために電磁ソレ
ノイドバルブS1がオンとされる。その結果第1シフト
パルプ■1の制御ボート5o2のライ゛ン圧がドレンさ
れ、該第1シフトバルブ■1のスプール504が図の上
段に示すように移動する。この移動により油路U1及び
U2が連結されブレーキB2に油圧が供給され始める。 FRIITlの猶予を持たせる。のは、11時間のうち
に2以上の変速判断がなされた際に一番最後になされた
判断のみを抽出させるためである。こうして電磁ソレノ
イドバルブS1のオンによって、まずb点でブレーキB
2の結合が開始され、0点において主変速機60のイナ
ーシャ相(自動変速機の各メンバーの変速のための回転
数変化が行われる期間)が開始されて該主変速機60の
各メンバーの回転数が変化し始める。 一方、ブレーキB2油圧の上昇に伴ってスロットル開度
に応じて予め定められた所定圧Paz−で前記圧力スイ
ッチ120Aが作動すると、中央処理装置104は主変
速機60のイナーシャ相の開始をg識する。この実施例
では、イナーシャ相をより的確に把握するために(Pe
a”’でイナーシャ相が開始していない場合を考慮)、
圧力スイッチ120Aが作動してからスロットル関度に
応じて予め定められた時間Toの猶予をおいた時点くd
点)をもってイナーシャ相開始とJ!握するようにし、
電磁ソレノイドバルブS3に変速指令が出される。この
結果、第3シフトパルプv3が切換わってブレーキBo
の油圧がドレンされ、副変速機40のローギヤシフトが
開始される。 このときのブレーキBoのドレン特性が、副変速機40
のローギヤシフトが第1図(A)のC点〜Q点(主変速
1160のイナーシャ相)閏で完了し、且つ、第2速段
から第3速段へのシフトという変速の種類及びスロット
ル開度に応じた適切なレベルを一定時間維持するように
、アキュムレータ150Bに付設したチェック押付オリ
フィス159、レリーズコントロールパルプ8001及
び該レリーズコントロールパルプ800の入力ポート側
に設けたオリフィス814によって調整される。 即ち、レリーズコントロールバルブ800のポート82
0には第2速段から第3速段への変速のときは油圧が印
加されないため、結局ブレーキBOのドレンオイルは、
その油圧がスロットル圧及びスプリング812の力で定
まる所定の圧力PBO′以上のときは、レリーズコント
ロールパルプ800が図の右側の状態となってポート8
06とポート818とを短絡させることから、油路U3
、Ll 4 、第1シフトパルプ■1のポート506、
油路U5、U6、レリーズコントロールパルプ80dの
ポート806 、’ 808を経て急速にドレンされる
(d点〜e′点)。゛次いでブレーキ80の油圧8前記
所定の圧力Peo=以下となったときは−の左側の状態
となってポート818が閉じられ、とれ以降はオリフィ
ス814を介してゆっくりとドレンさせるようになる(
e′点〜9′点)。 2”なお、このブレーキBoの油圧がドレンされる際、
アキュムレータ150は次のように機能する。 ブレーキBoの油圧がドレンされ始めるときはアキュム
レータ150Bの7キユムレータピストン151は図の
上端部にある。ブレーキBoの油圧がドレンされ始めて
油路U3の油圧が低下すると、該油路U3の油圧Xアキ
ュムレータピストン151のランド152のフェイス面
積A3による上向きの力より、該フェイス面積A3と第
2ランド153のフェイス面積A4との面積差にポート
157から入力されるアキュムレータコントロール圧を
乗じた下向きの力及びスプリング154による下向きの
力の和が大となり、アキュムレータピストン151は下
向きに移動を開始する。この結果、アキュムレータ室1
55内のオイルは、チェック押付オリフィス159、油
路U4、ポート506、油路Usを介して前記ブレーキ
Boのドレンと同様にオリフィス814、又はレリーズ
コントロールパルプ800の出力ポート818からドレ
ンされる。 この場合、チェック押付オリフィス159の存在により
、アキュムレータ室155のオイル排出が遅延されるた
め、ブレーキ8oのドレンはレリーズコントロールバル
ブ800の出力ポート818を介して所定圧Pea−ま
では急速に圧力が低下する(第1図d点〜e′点)。又
、所定圧Ps。′以下となったときはポート818が閉
じられるため、オリフィス814の存在によりブレーキ
Soのドレン系統の急激な油圧低下が抑えられ、チェッ
ク押付オリフィス159を介しでアキュレータ至155
のオイルがゆっくりとドレンされるものである。この結
果、結局第2速段から第3速段の変速時に適合し、なお
且つスロットル開度をも一慮した所定圧が維持されるこ
とに□なる(第1図領域S)。 ところで、0点からイナーシャ相を開始した主変速16
0は、アキュムレータ150Aの作用により、ゆっくり
とブレーキB2への油圧が上昇し、第1図のNs線図(
サンギヤ61(第2図)の回転線図)に示されるように
、9点においてイナーシャ相が完了する。 なお、クラッチGoについては一方向りラッチFo(第
2図)の存在により、ブレーキBoとの同期係合の必要
がないため、クラッチCoのピストンのストロークを大
きくとって係合時期を1点以降にずらし、変速ショック
を低減させるようにしである。 従って前述のようなりoのドレン特性により、第1図の
N丁線図(タービン22の出力軸線図)に示されるよう
に、副変速機40は、主変速機60がイナーシャ相に入
った後に変速を開始し、且つ、主変速機60が未だイナ
ーシャ相内にあるうちに回転数変化を終了する。 一方、第4速段から第5速段へのシフトにおいては、基
本的な作用は前記第2速段から第3速段へのシフトと同
様であるが、第3図から明らかなように、ブレーキB2
の作用油圧は既に立上っており、更にクラッチC2の作
用油圧が立上っている点が異なる。 即ち、第2速段から第3速段へのシフト時はレリーズコ
ントロールバルブ800のポート820には、何ら油圧
が印加されていなかったが、第4速段から第5速段への
シフト時にあってはクラツチC2への油圧がランド80
2のフェイス面積A、にかかり、スプール816を下向
きに押す力となる。その結果、ブレーキBoのドレンオ
イルは、第2速段から第3速段へのシフトへの際にはレ
リーズコントロールパルプ800のスプール816が図
の右側の状態となるにはその油圧がスロットル圧及びス
プリング8120力で定まる所定の圧力Peo’であっ
たが、第4速段から第5速段へのシフトの際には更にク
ラッチC2への作用油圧PC2がフェイス面積A1に加
わる力に相当する油圧Rだけ低い油圧Pso” (=P
so’ −R)となる(第1図(B))。 なお、この第4速段から第5速段へのシフトは、この他
に主変速機のイナーシャ相を検出するための手段が圧力
スイッチ120BによるクラッチC2の油圧PC2が所
定油圧Pcz’ まで立上るのを検出するように変更さ
れている他は前記第2速段から第3速段へのシフトと同
様であるため重複説明を省略する。 このように上記実施例においては、主変速機60のイナ
ーシャ相開始を検出した後にブレーキBoの油圧をドレ
ンさせるようにし、且つ、そのドレン特性を、変速の種
類及びスロットル開度に応じたある所定の圧力Pso″
又はPso”it’は急速に低下しその優所定時間はそ
の所定の圧力Pea’又はP s o ”を一定に維持
するような特性としたため、主変速機60が回転数変化
を始めた後、各変速の種類におけるあらゆるスロットル
開演の場合において副変速機40が的確に変速を開始す
ることになる。又、主変速機60とエンジン1とが切断
状態とならないように、副変速I40に所定のトルク伝
達を維持させながら徐々に変速を行わせることができ、
従って、第1図(A)(B)の出力軸トルク線図に示す
ように、各変速時毎に変速ショックを極めて小さくする
ことができる。 なお、上記実施例においては、第2速段から第3速段へ
と14速段から第5速段へのシフトとの区別をレリーズ
コントロールパルプ800のポート820に印加される
C2油圧の有無によって行うようにしていたが、本発明
における変速の種類の認識はこれに限定されるものでな
く、例えばソレノイド駆動信号の検出によってW11!
するようにすることも可能である。 又、上記実施例においては「エンジン負荷」としてスロ
ットル開度を代表させていたが、本発明においては、こ
れに限定されず、例えばトルクセンサによってエンジン
の出力軸トルクを検出し、これを「エンジン負荷」とし
て代表させてもよい。 又、上記実施例においては、主変速機のイナーシャ相を
検出する手段として、ブレーキB2又はクラッチC2の
油圧が所定圧P e 2 ’ 、P c z ’に達し
た際にオンとなる圧力スイッチ120A又は120Bを
用いるようにしていたが、本発明における主変速機60
のイナーシャ相の検出手段はこれに限定されるものでは
なく、例えば油圧センサによってブレーキSo・又はク
ラッチC2の油圧を連続的に検出するようにしてもよく
、又、電磁ソレノイドパルプS1又はS2のオンあるい
は変速判断時を基準としたタイマ(スロットル開度に依
存させるとよい)によって検出するようにしてもよい。 又、アキュムレータのピストンの戻りを検出するように
してもよく、出力軸のトルクから検出するようにしても
よい。更には、エンジン1、又は自動変速機の各メンバ
ーの回転数変化を直接的に検出するようにしてもよい。 更に、上記実施例においては、副変速機のローギヤシフ
トを行う途中の摩擦係合装置の作用力を、変速の種類の
他にスロットル開度、即ちエンジン負荷にも応じて決定
していたが、本発明は、必ずしもスロットル開度まで考
慮する必要はなく、又逆に、変速の種類及びスロットル
開度の他に更に例えば車速のH素等まで考慮するように
することを妨げるものではない。
【発明の効5I】
以上説明した通り、本発明によれば、主変速機がハイギ
ヤシフトすると共に副変速機がローギヤシフトし、自動
変速機全体としてアップシフトを行う際に、各変速の種
類に応じて的確に変速を行うことができ、副変速機の作
用力解除に伴う変速ショックをそれぞれ適切に低減する
ことができると共に、アップシフト後のダウンシフト、
あるいはダウンシフト後のアップシフトというような奇
妙な運転感覚が生じることを防止することができるとい
う優れlこ効果が得られる。
ヤシフトすると共に副変速機がローギヤシフトし、自動
変速機全体としてアップシフトを行う際に、各変速の種
類に応じて的確に変速を行うことができ、副変速機の作
用力解除に伴う変速ショックをそれぞれ適切に低減する
ことができると共に、アップシフト後のダウンシフト、
あるいはダウンシフト後のアップシフトというような奇
妙な運転感覚が生じることを防止することができるとい
う優れlこ効果が得られる。
第1図(A)(B)は、それぞれ本発明に係る自動変速
機の変速制御方法の実施例における第2速段から第3速
段のシフト、第4速段から第5速段へのシフトの過渡特
性を示す線図、第2図は、前記実施例が適用された車両
用自動変速機の全体概要図、第3図は、前記自動変速機
の各摩擦係合装置の係合状態を示す縮図、第4図は、同
じく前記自動変速機の油圧制罪回路を示す回路図である
。 80%B2・・・ブレーキ、 Co、C2・・・クラッチ、 81〜S4・・・電磁ソレノイドパルプ、40・・・副
変速機、 60・・・主変速機、 12OA、120B・・・圧力スイッチ、■1〜■3・
・・第1〜第3シフトパルプ、150A〜150E・・
・アキュムレータ、159・・・チェック押付オリフィ
ス、800・・・レリーズコントロールバルブ、814
・・・オリフィス。
機の変速制御方法の実施例における第2速段から第3速
段のシフト、第4速段から第5速段へのシフトの過渡特
性を示す線図、第2図は、前記実施例が適用された車両
用自動変速機の全体概要図、第3図は、前記自動変速機
の各摩擦係合装置の係合状態を示す縮図、第4図は、同
じく前記自動変速機の油圧制罪回路を示す回路図である
。 80%B2・・・ブレーキ、 Co、C2・・・クラッチ、 81〜S4・・・電磁ソレノイドパルプ、40・・・副
変速機、 60・・・主変速機、 12OA、120B・・・圧力スイッチ、■1〜■3・
・・第1〜第3シフトパルプ、150A〜150E・・
・アキュムレータ、159・・・チェック押付オリフィ
ス、800・・・レリーズコントロールバルブ、814
・・・オリフィス。
Claims (2)
- (1)少なくとも車速及びエンジン負荷に関係して変速
段を自動的に切換え得る主変速機と、少なくとも低速側
及び高速側を自動的に切換え得る副変速機とを備え、前
記主変速機と副変速機とを同時又は交互にシフトさせる
ことにより多段変速を達成するようにした自動変速機の
変速制御方法において、 前記主変速機をハイギヤシフトし、且つ副変速機をロー
ギヤシフトすることによつて、自動変速機全体をアップ
シフトする際に、前記主変速機のメンバーがハイギヤシ
フトへの回転数変化を行つている間に、前記側変速機の
メンバーのローギヤシフトへの回転数変化を開始・完了
させると共に、該副変速機のローギヤシフトを行う途中
の摩擦係合装置の作用力を、少なくとも変速の種類に応
じた値に一定時間維持させることを特徴とする自動変速
機の変速制御方法。 - (2)前記副変速機のローギヤシフトを行う途中の摩擦
係合装置の作用力を、変速の種類及びエンジン負荷に応
じた値に一定時間維持させることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の自動変速機の変速制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59270151A JPS61149656A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 自動変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59270151A JPS61149656A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 自動変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61149656A true JPS61149656A (ja) | 1986-07-08 |
| JPH0535301B2 JPH0535301B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=17482248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59270151A Granted JPS61149656A (ja) | 1984-12-21 | 1984-12-21 | 自動変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61149656A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02304257A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-18 | Nissan Motor Co Ltd | 副変速機の変速制御装置 |
| JPH02304251A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-18 | Nissan Motor Co Ltd | 副変速機付き多段自動変速機の変速制御装置 |
-
1984
- 1984-12-21 JP JP59270151A patent/JPS61149656A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02304257A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-18 | Nissan Motor Co Ltd | 副変速機の変速制御装置 |
| JPH02304251A (ja) * | 1989-05-18 | 1990-12-18 | Nissan Motor Co Ltd | 副変速機付き多段自動変速機の変速制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0535301B2 (ja) | 1993-05-26 |
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