JPS61233540A - ポリエステルフイルム積層体およびその製造方法 - Google Patents

ポリエステルフイルム積層体およびその製造方法

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JPS61233540A
JPS61233540A JP60073444A JP7344485A JPS61233540A JP S61233540 A JPS61233540 A JP S61233540A JP 60073444 A JP60073444 A JP 60073444A JP 7344485 A JP7344485 A JP 7344485A JP S61233540 A JPS61233540 A JP S61233540A
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film
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  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポリエステルフィルム積層体及びその製造方法
に関し、更に詳しくはフィルムの高度陶工商品、例えば
オーディオ用磁気テープ、ビデオ用磁気テープ、コンピ
ューター用磁気テープ、フロッピーディスク、X線写真
フィルム等の基材として有用な、すぐれた接着性と耐溶
剤性を有するポリエステルフィルム積層体及びその製造
方法に関する。
従来技術 熱可塑性ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレ
ートもしくはその共重合体、ポリエチレンナフタレート
もしくはその共重合体、あるいはこれらと小割合の他樹
脂とのブレンド物等を溶融押出し、製膜することは公知
である。そして得られる二輪延伸熱固定したポリエステ
ルフィルムは耐熱性、ガス遮断性、電気的特性および耐
薬品性が他の樹脂からなるフィルムにくらべて優れてい
ることも知られている。もっとも、その表面は高度に結
晶配向されているので、表面の凝集性が高く、塗料、接
着剤、インキ等の受容性に乏しい。
そこで、かかるポリエステルフィルムの表面に例えば合
成樹脂層を設ける場合、両者の接着を強靭にするために
フィルム表面にコロナ放電処理。
紫外線照射処理、プラズマ処理あるいは火焔処理を施し
て該表面を活性化したあと合成樹脂塗膜を被覆する手段
が適用されている。しかしながら、これらフィルム表面
への活性化手段においては被覆層に対して濡れによる二
次結合力の増進による接着性向上は期待しうるものの、
その活性は経時的に低下する。従って、これらフィルム
表面の活性化手段は必ずしも満足すべきものではない。
ポリエステルフィルム表面の受容性を高める他の方法と
しては、種々の薬剤で表面を膨潤または部分的溶解する
エツチング方法が提案されている。
これはフィルム表面を酸、アルカリ、アミン水溶液、ト
リクロル酢酸またはフェノール類らの薬剤と接触させて
該フィルム表面をエツチングし、表面近傍の結晶配向を
分解、溶解、緩和などを施すと同時に凝集性を低下せし
めてバインダー樹脂との接着性を高めようとするもので
あって、その効果は最も確実で、フィルムとその上に設
けられる層、例えば合成樹脂塗膜層の密着性は強固とな
る。
しかしながら、この方法に用いられる薬剤には有害のも
のもあって、取扱い上危険を伴ったり、大気中に薬剤の
揮散物が放出される惧れがあり、作業環境の汚染をもた
らさないような万全の注意が必要となるなど実用面で種
々な不利な問題がある。
この方法に類似する手段として、予めフィルム表面上に
プライマー層(下塗り層)を設け、ベースフィルムとは
異質の表面層を薄く形成せしめたあと所望する層、例え
ば合成樹脂層を被覆形成する方法がある。下塗り層形成
に際しては、通常ポリエステルの製膜工程とは別のプロ
セスにおいて塗布処理が行われる。しかし、フィルムの
高度化加工商品、例えばオーディオ用磁気テープ、ビデ
オ用磁気テープ、コンピューター用磁気テープ。
フロッピーディスク、X線写真フィルム、印刷用写真フ
ィルム、ジアゾマイクロフィルムなどの精密微妙な品質
を維持しなければならない用途においては、たとえ易接
着性の表面がうまく形成されたとしても得られるフィル
ムに塵埃による表面欠陥があるとベースフィルムとして
これら用途には供し得ないが、この別プロセスにおいて
はこの欠点が発生しやすい。そこで極力塵埃のない雰囲
気中で下塗り処理を施すことが望ましい。かかる条件を
満たすものとしてポリエステルフィルム製膜工程があり
、この工程で下塗り処理すると前述の高度化フィルム加
工商品の用途に充分対応可能な製品を得ることができよ
う。
一方、従来技術にあってポリエステルフィルム表面のブ
ライマー処理による易接着性表面への変性方法は、多く
の場合、有i溶剤に溶解せしめた組成物をフィルム表層
部に塗設することによって達成されて来た。かかる方法
をフィルム製造中に行う場合、逸散有機溶剤による周囲
環境の汚染。
安全および衛生上好ましからざる状態を招来し、製膜工
程に悪影響を及ぼすため、有機溶媒の使用は極力最小限
にとどめるべきである。従って製膜プロセスでのインラ
イン下引処理を行う場合、水を溶媒とした組成物を用い
ることが工程的、経済的及び安全上の点からも好ましい
。そこで水を溶媒としたブライマー組成物が従来より数
多く提案され、特にポリウレタンやポリエステルの水溶
液または水分散体について多くの提案がされている。
例えば特公昭46−10193号公報にはアセトンに対
する耐溶剤性を有し、かつ水分散性を有するボリウレタ
ンの使用が開示されている。
しかしながらこれらのブライマー組成物は、磁気塗料等
に用いられる溶剤、例えばメチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン、テトラヒドロフラン等に対して膨潤もしく
は溶解し、耐溶剤的には不充分である。このようなプラ
イマ一層上に磁気塗料の如く極性の高い塗料を塗布した
とき、プライマ一層と磁気層の混合が生じ、プライマ一
層の易接着効果を低下させるのみならず、塗布層表面に
流れすしが発生し、良好な塗布面が得られない。
特に近年塗布型磁気記録媒体においては高記録密度化が
進み、磁気層は薄膜化の傾向にある。中でもフロッピー
ディスクでは薄膜化が急速に進み、約1μ7FLまで低
下して来ている。
この様に磁性層が薄くなると、上述の磁気層表面に発生
する流れすしが良好な磁気面を得難くし、電磁変換特性
の劣化を招くので好ましくない。
発明の目的 本発明の目的は、ポリエステルフィルムに塗布される種
々の被覆物、例えばセロファンインキ。
磁気塗料、ゼラチン組成物、オフセットインキ。
電子写真トナー、ケミカルマット塗料、ジアゾ塗料、ヒ
ートシール性付与組成物、無機質被膜形成性物質等に対
し優れた密着性を有しかつこれら被覆物を塗工する除法
れすしが発生せず、また塗布液乾燥時の条件に影響され
ない安定した耐溶剤性を有するプライマ一層を塗設して
なるポリエステルフィルム積層体を提供することにある
。本発明の他の目的は、かかるポリエステルフィルム積
層体を製造する好ましい方法を提供することにある。
発明の構成 本発明のかかる目的は、本発明によれば、ポリエステル
フィルムの少くとも片面に、カルボン酸塩基、スルホン
酸塩基及び硫酸半エステル塩基の少くとも1種を有する
水性ポリウレタンを2個以上のエポキシ基を有するエポ
キシ化合物で架橋させてなるプライマ一層を設けたポリ
エステルフィルム積層体、並びに 結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムの少くと
も片面に、カルボン酸塩基、スルホン酸塩基及び硫酸半
エステル塩基の少くとも1種を有する水性ポリウレタン
と2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物を含む
水性ブライマー塗布液を塗布し、次いで乾燥、延伸、熱
処理を施して結晶配向を完了させることを特徴とするポ
リエステルフィルム積層体の製造方法によって達成され
る。
本発明においてポリエステルとは、芳香族二塩基酸また
はそのエステル形成性誘導体とジオールまたはそのエス
テル形成性誘導体とから合成される線状飽和ポリエステ
ルである。かかるポリエステルの具体例として、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリ(1,4−シクロヘ
キシレンジメチレンテレフタレート)、ポリエチレン−
2゜6−ナフタレンジカルボキシレート等が例示でき、
これらの共重合体またはこれらと小割合の他樹脂とのブ
レンド物なども含まれる。
かかる線状飽和ポリエステル樹脂を熔融押出し、常法で
フィルム状となし、配向結晶化及び熱処理結晶化せしめ
たものが本発明のポリエステルフィルムである。このポ
リエステルフィルムとしては、結晶融解熱として走査型
熱量計によって窒素気流中[10℃/分の昇温速度にお
いて]で測定した値が通常4 cal/g以上を呈する
程度に結晶配向したものが好ましい。
本発明において、結晶配向が完了する前のポリエステル
フィルムとは、該ポリマーを熱熔融してそのままフィル
ム状となした未延伸状フィルム;未延伸フィルムをタテ
方向またはヨコ方向の何れか一方に配向せしめた一軸延
伸フィルム:さらにはタテ方向およびヨコ方向の二方向
に低倍率延伸配向せしめたちのく最終的にタテ方向また
はヨコ方向に再延伸せしめて配向結晶化を完了せしめる
前の二輪延伸フィルム)等を含むものである。
本発明において用いる水性ブライマー塗布液は、カルボ
ン酸塩基、スルホン酸塩基及び硫酸半エステル塩基の少
くとも1種を有する水性ポリウレタンと、2個以上のエ
ポキシ基を有するエポキシ化合物を含むものである。こ
の水性ポリウレタンはカルホン酸塩基、スルホン酸塩基
または硫酸半エステル塩基によって水への親和性が高め
られたものであり、通常かかる水親和性付与基はポリウ
レタン合成時ない合成後に導入される。例えば、カルボ
ン酸塩基の導入は、ポリウレタン合成時、原料ポリとド
ロキシ化合物の1つとしてカルボン酸基含有ポリヒドロ
キシ化合物を用いるか、未反応イソシアネート基を有す
るポリウレタンの該イソシアネート基に水酸基含有カル
ボン酸やアミノ基含有カルボン酸を反応させ、次いで反
応生成物を高速撹拌下でアルカリ水溶液中に添加し、中
和する等によって行なうことができる。また、スルホン
酸塩基または硫酸半エステル塩基の導入は、通常ポリヒ
トOキシ化合物、ポリイソシアネート及び鎖延長剤から
プレポリマーを生成させ、これに末端イソシアネート基
と反応しうるアミノ基または水酸基とスルホン酸塩基ま
たは硫酸半エステル塩基とを分子内に有する化合物を添
加1反応させ、最終的に分子内にスルホン酸塩基または
硫酸半エステル塩基を有する水性ポリウレタンを得るこ
とで行なうことができる。その際生成反応は有機溶剤中
で行ない、次いで水を加えてから該溶剤を除去すること
が好ましい。また他の方法としてはスルホン酸基を有す
る化合物を原料の一つとして使用してスルホン酸基を有
するポリウレタンを合成し、次いで該ポリウレタンを高
速撹拌下でアルカリ水溶液中に添加し、中和する方法、
ポリウレタンの主鎖又は側鎖の第1級又は第3級アミノ
基にアルカリの存在下で下記サルトン化合物を付加して
スルホン酸アルカリ塩(例えば−303Na等)を導入
する方法等があげられる。アルカリ水溶液としては水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア、アルキル
アミン等の水溶液を用いることが好ましいが、該アルカ
リが被覆膜(下塗り膜)中に残留しないアンモニア、乾
固条件で揮発するアミンが特に好ましい。カルボン酸塩
基、スルホン酸塩基、硫酸半エステル塩基等の塩基の量
は5〜15重量%が好ましい。塩基の割合が少なすぎる
とポリウレタンの水親和性が不足して塗布液の調製が難
しくなり、また多すぎるとポリウレタン本来の特性が損
われるので、好ましくない。かかる水性ポリウレタンは
、所望により分散助剤を用いて、安定な水分散液を形成
するものないし水溶液を形成するものである。
ポリウレタンの合成に用いるポリヒドロキシ化合物とし
ては、例えばポリエチレングリコール。
ポリプロピレングリコール、ポリエチレン・プロピレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール、ヘキサメ
チレングリ]−ル、テトラメチレングリコール、1,5
−ベンタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリカプロラクトン、ポリへキサメチ
レンアジペート。
ポリへキサメチレンセバケート、ポリテトラメチレンア
ジペート、ポリテトラメチレンセバケート。
トリメチO−ルブロバン、トリメチロールエタン。
ペンタエリスリット、グリセリン等を挙げることができ
る。ポリイソシアネート化合物としては、例えばヘキサ
メチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、トリレンジイソシアネートとトリメチロ
ールプロパンの付加物、ヘキサメチレンジイソシアネー
トとトリメチロールエタンの付加物等を挙げることがで
きる。カルボン酸含有ポリオールとしては、例えばジメ
チロールプロピオン酸、ジメチロール酪酸。
ジメチロール吉草酸、トリメリット酸ビス(エチレング
リコール)エステル等を挙げることができる。アミノ基
含有カルボン酸としては、例えばβ−アミノプロピオン
酸、γ−アミノ酪M、P−アミノ安息香酸等を挙げるこ
とができる。水酸基含有カルボン酸としては、例えば3
−ヒドロキシプロピオン酸、γ−ヒドロキシ酪酸、 P
−(2−ヒドロキシエチル)安息香酸、リンゴ酸等を挙
げることができる。アミノ基または水酸基とスルホン基
を有する化合物としては、例えばアミノメタンスルホン
酸、2−アミノエタンスルホン酸、2−アミノ−5−メ
チルベンゼン−2−スルホン酸。
β−ヒドロキシェタンスルホン酸ナトリウム、脂肪族ジ
第1級アミン化合物のプロパンサルトン。
ブタンサルトン付加生成物等が挙げられ、好ましくは脂
肪族ジ第1級アミン化合物のプロパンサルトン付加物が
あげられる。更にアミノ基または水酸基と硫酸半エステ
ル基を含有する化合物としては、例えばアミンエタノー
ル硫酸、エチレンジアミンエタノール硫酸、アミノブタ
ノール硫酸、ヒドロキシエタノール硫酸、γ−ヒドロキ
シプロパツール硫酸、α−ヒドロキシエタノール硫酸等
があげられる。
これら化合物を用いてのポリウレタンの合成は、従来か
ら良く知られている方法で合成することができる。
水性ポリウレタンと架橋する2個以上のエポキシ基を有
するエポキシ化合物としては、例えば(し大千牟白〕 但し 、−1〜13 但し n−1〜13 0H,−〇H 等の脂肪族エポキシ化合物が好ましくあげられる。
本発明において用いる水性プライマー塗布液は、水溶液
であっても水分散液であってもよく、特にり1限される
ものではない。水性ポリウレタンとエポキシ化合物との
比は前者100重量部に一対し後者1〜40重量部、更
に2〜30重口部であることが好ましい。エポキシ化合
物の割合が多(なりすぎる二易接着性能を低下させ、ま
た少なすぎると耐溶剤が低下し本発明の目的である被覆
物を適用した1良好な塗面が得られ難くなり、好ましく
ない。
水性ポリウレタンとエポキシ化合物は低温でも架1反応
が進む。それ故、本発明のプライマー組成1は塗布液の
乾燥等の被熱条件が例え不足しても1時と共に架橋密度
が上がり、常に一定の耐溶剤1のプライマーが得られる
と言う利点を有してい)。
水性プライマー塗布液は水媒体中に上記2限分?溶解な
いし分散させたものであるが、更にアニオン型界面活性
剤、ノニオン型界面活性剤等の界j活性剤を必要量添加
して用いることができる。
かかる界面活性剤としては水性塗布液の表面張力を40
(1yne/ [以下に降下でき、ポリエステルフィル
ムへの濡れを促進するものが好ましく、例えばポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル。
ポリオキシエチレン−脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪
酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル。
脂肪酸金属石鹸、アルキルWNM塩、アルキルスルホン
酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、第4級アンモニウム
クロライド、アルキルアミン−塩酸塩等を挙げることが
できる。更に本発明の効果を消失させない範囲において
、例えば帯電防止剤、紫外線吸収剤、顔料、有機フィラ
ー、無機フィラー。
潤滑剤、ブロッキング防止剤等の他の添加剤を混合する
ことができる。
ポリエステルフィルムへの水性プライマー塗布液の塗布
は、通常の塗布工程すなわち二輪延伸熱固定したポリエ
ステルフィルムに、該フィルムの製造工程と切離して塗
布する工程で行ってもよい。
しかし、この工程では芥、塵埃などをまき込み易く、磁
気テープ、フロッピーディスク等の高度化商品用のもの
にはクリーンな雰囲気での塗工が望ましい。かかる観点
よりポリエステルフィルム製造工程中での塗工が好まし
い。特にこの工程中で結晶配向が完了する前のポリエス
テルフィルムの片面または両面に水性ブライマー塗布液
を塗布することが好ましい。その際水性プライマー塗布
液の固定弁濃度は、通常30重量%以下であり、10重
量%以下が更に好ましい。塗布口は走行しているフィル
ム1尻当り0.5〜20g、更には1〜10gが好まし
い。
塗布方法としては、公知の任意の塗工法が適用できる。
例えばロールコート法、グラビアコート法、ロールプラ
ッシュ法、スプレーコート、エアーナイフコート、含浸
法およびカーテンコート法などを単独または組み合せて
適用するとよい。
水性塗布液を塗布したポリエステルフィルムは、乾燥さ
れ、延伸、熱固定等の工程に導かれる。例えば水性プラ
イマー塗布液を塗布した縦1軸延伸ポリエステルフィル
ムは、ステンターに導かれて横延伸及び熱固定される。
この間塗布液は乾燥し、更に架橋反応を起し、フィルム
上に連続皮膜を形成する。架橋反応の熱は通常延伸時或
は熱固定時の熱によって供給される。これには例えば2
00℃で約10秒間、150℃で約1分間、120℃で
約15分間、220℃で約8秒間等の加熱でよ(、また
これより厳しい条件下で或は緩かな条件下で加熱しても
良い。また塗布液の乾燥は、100℃で約5秒間。
110℃で約5秒間、90℃で約20秒間加熱すれば良
い。また風乾しても良い。
ポリエステルフィルムの配向結晶化条件、例えば延伸、
熱固定等の条件は、従来から当業界に蓄積された条件で
行うことができる。
発明の効果 このようにして得られたプライマー層を有するポリエス
テルフィルムは、セロファン用インキ。
磁気塗料、ゼラチン組成物、電子写真用トナー組成物、
ケミ、カルマット塗料等の極めて広汎な塗料に対して高
い密着性を示し、がっメチルエチルケトン、トルエン、
酢酸エチル、酢酸ブチル、エタノール、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、シクロヘキサノン、シクロヘキサン
等の有機溶剤に対して優れた耐溶剤性を示す。
実施例 以下、実施例をあげて本発明を更に説明する。
なお例中の「部Jは「重量部」を意味する。またフィル
ムの各特性は次の方法で測定した。
1、接着性 ブライマー被覆処理ポリエステルフィルムに評価用塗料
を塗布し、80℃で1分間乾燥し、その#l160℃で
24時間エージングし、塗布厚みが平均2μmになるよ
うにロールコートする。得られる塗布フィルムをRCA
摩耗テスター(RCA社)にてヘッド荷ff150gで
摩耗し、塗布面に穴があくまでの摩耗回数をもって接着
性の尺度とする。
[評価用塗料の調整] 塗料用ラッカーシンナーにニトロセルローズR81/2
  [イソプロパツール25%含有フレーウス;ダイセ
ル■製]を溶解し、40wt%溶液を調製し、該液を4
3.9部、続いてポリエステル樹脂(デスモフエン# 
1700 :バイエル社製) 32.5部、二酸化クロ
ム磁性粉末2.60部9分散剤。
湿潤剤として大豆油脂肪酸(レジオンP:理研ビタミン
■製)、カチオン系活性剤(カチオンAB二日本油脂@
製)およびスクワレン(鮫肝油)を夫々1部、0.5部
および0.8部をボールミルに投入する。メチルエチル
ケトン(MEKと以下略記)/シクロへキサノン/トル
エン=3/ 4/3  (重量比)からなる混合溶液2
82部をさらに追加混合して、充分微粉化して母液塗料
(45wt%)を調整する。この母液50部に対し、ト
リメチロールプロパンとトルレインジイソシアナートと
の付加反応物(コOネートL二日本ポリウレタン工業■
製)48部と酢酸ブチル6.25部を加え、最終的に固
形分濃度42.75 wt%評価用磁性塗料を得た。
2、耐溶剤性 プライマー被覆処理ポリエステルフィルムの表面にテト
ラヒドロフランをスポイトで一滴(約0.02 cc)
滴下し、その上にガーゼをおき、更に100gの分銅を
のせ、ガーゼを約1000m/分の速度で動かす。室温
乾燥後、テトラヒドロフランで処理しないものと処理し
たものを400倍の干渉顕微鏡写真に比較し、プライマ
ーの表面変化状況を次の如く判定する。
プライマーがほとんどなくなったもの:Xブライマーの
変化がほとんどないもの二〇その中間で表面形態が微小
変化したもの二〇〜へ 表面形態がかなり変化したもの:×〜Δ表面形態の変化
が中間のもの:Δ 実施例1 カルボン酸アミン塩基を有するポリウレタン水分散液[
東洋ポリマー@製:商品名メルシー−585180部(
非揮発成分として)、ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル[日本油脂■製:商品名N S −240]
 10部及び多官能性エポキシ化合物[東洋ポリマー@
:商品名メルシAD−C−65]10部をイオン交換水
で希釈し固形分濃度2重量%の水性プライマー塗布液を
調製したり この塗布液を、二輪延伸ポリエチレンテレフタレートフ
ィルムにグラビアコート法にて塗布し、その後140℃
の乾燥ゾーンにおいて45秒間熱処理し、平均塗布量5
OFF−〇 rV/ Tdのブライマー被覆ポリエステ
ルフィルム積層体を得た。
そのフィルム積層体は評価用磁気塗料に対し十分な接着
性を有すとともに、流れすしのない良好な塗面の形成が
可能であった。
実施例2 25℃の0−クロロフェノール中で測定した固有粘度0
.65のポリエチレンテレフタレート(滑剤含有)を2
0℃に維持した回転冷却ドラム上に溶融押出して厚み9
50t、tTrLの未延伸フィルムを得、次に機械軸方
向に3.5倍延伸したのち、実施例1で調製した塗布液
と全く同一の塗布液をキスコート法にて一軸延伸フイル
ムの両面に塗布した。このときの平均塗布量は固形分換
算で50■/−rrLであった。引続き105℃で横方
向に3.9倍延伸し、さらに210℃で熱処理し、厚み
75μmの両面ブライマー被覆二軸配向ポリエステルフ
ィルム積層体を得た。
実施例3 実施例2のポリウレタン水分散液の代りにアジピン酸、
セバシン酸、1.5−ベンタンジオール及びネオペンチ
ルグリコール成分からなる08価53の脂肪族ポリエス
テル、ヘキサメチレンジイソシアネート、アミノエタノ
ール@酸半エステル並びに水酸化カリウムから合成され
た分子内に一〇5O−3%を2.2wt%(固形分比)
有するポリウレタン水分散液80部(非揮発成分として
)を使った以外は実施例2と全く同じ方法でポリエステ
ルフィルム積層体を得た。
実施例4 実施例2の塗布液の代りにカルボン酸アミン塩基を含有
するポリウレタン分散液[大日本インキ工業@製:商品
名ハイトランHW−1001を用いた以外は、実施例2
と全く同じ方法でポリエステルフィルム積層体を得た。
比較例1 比較のためにプライマー処理しない厚み75μmのポリ
エチレンテレフタレートフィルムを用いて、各種の評価
を行った。
比較例2 実施例1の水性ポリウレタン樹脂90部とポリオキシノ
ニルフェニルエーテル10部のみを用い、架橋剤の水性
エポキシ樹脂を含まないプライマ一層を有するポリエス
テルフィルム積層体を実施例1の方法で得た。
比較例3 水性ポリウレタン樹脂/水性エポキシ樹脂/ポリオキシ
ノニルフェニルエーテルの比を40部150部/10部
とした以外実施例1と同じ方法でプライマー塗布液を調
製し、この塗布液を用いて実施例2の方法でポリエステ
ルフィルム積層体を得た。
実施例1〜4及び比較例1〜3で得られたポリエステル
フィルム積層体上に評価用塗料をDry塗布厚さ1.5
μmになる様に塗布・乾燥し、接着性。
塗布性及び耐溶剤性を評価した。この結果を第1表に示
す。
(以下余白) 第1表 /ポリオキシノニルフェニルエーテル重量比第1表から
、本発明のフィルム積層体のプライマ一層は耐溶剤性及
び接着性に優れた性能を有し、塗料塗布時にスジ環も発
生せず均一な安定したコーティングが可能なことが明ら
かである。
手続補正書 昭和60年2月 8日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエステルフィルムの少くとも片面に、カルボン
    酸塩基、スルホン酸塩基及び硫酸半エステル塩基の少く
    とも1種を有する水性ポリウレタンを2個以上のエポキ
    シ基を有するエポキシ化合物で架橋させてなるプライマ
    ー層を設けたポリエステルフィルム積層体。 2、水性ポリウレタンの塩基がアミン塩基であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の積層体。 3、アミン塩基がカルボン酸アミン塩基であることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の積層体。 4、結晶配向が完了する前のポリエステルフィルムの少
    くとも片面に、カルボン酸塩基、スルホン酸塩基及び硫
    酸半エステル塩基の少くとも1種を有する水性ポリウレ
    タンと2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合物を
    含む水性プライマー塗布液を塗布し、次いで乾燥、延伸
    、熱処理を施して結晶配向を完了させることを特徴とす
    るポリエステルフィルム積層体の製造方法。 5、水性ポリウレタンの塩基がアミン塩基であることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の製造方法。 6、アミン塩基がカルボン酸アミン塩基であることを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の製造方法。
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