JPS6129231Y2 - - Google Patents

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JPS6129231Y2
JPS6129231Y2 JP1980150373U JP15037380U JPS6129231Y2 JP S6129231 Y2 JPS6129231 Y2 JP S6129231Y2 JP 1980150373 U JP1980150373 U JP 1980150373U JP 15037380 U JP15037380 U JP 15037380U JP S6129231 Y2 JPS6129231 Y2 JP S6129231Y2
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clutch
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンバインにおいて脱殻後の排わ
らを結束するためとかバインダーにおいて刈取り
後の殻稈を結束するためとかに用いられる農用結
束機に、関するものである。
従来の農用結束機は門形をなす結束ケースにお
ける互に対向位置する2張出しケース部分(門形
の両脚部に相当する2ケース部分)間を通過する
結束通路を有し、上記した両張出しケース部分の
うちの一方の張出しケース部分に集束殻稈圧に感
知による結束クラツチ作動で間欠駆動されるクラ
ツチ軸を、その一端部のみを外部へと延出させて
装備させると共に、上記クラツチ軸から伝動を受
けて間欠駆動される結節駆動軸を他方の張出しケ
ース部分に、その一端部のみを外部へと延出させ
て装備させ、集束殻稈に紐を惓きかけつつ結節部
に対し紐を供給する紐供給手段を駆動するための
駆動クランクは上記したクラツチ軸の一端部に、
また結束された殻稈束を押して放出する放出アー
ムを駆動するための駆動クランクは上記した結節
駆動軸の一端部に、それぞれ装備させてあるもの
に構成されて来ている。
このような従来のものでは結束通路の巾を拡
大・縮小して殻稈束の太さを変更調節できる範囲
が、結束通路が前記のように結束ケースの2張出
しケース部分間を通過するものであることからし
て結束通路巾の変更範囲が結束ケースにより制限
されることからし、比較的小さい。
また従来のものでは結束通路が、前記した両張
出しケース部分間を連結する連結ケース部分(門
形頂部の横梁に相当するケース部分)に殻稈が当
たりその通過が妨げられないように、該連結ケー
ス部分を張出しケース部分側に避けた位置のみを
殻稈が通過するように形成されるから、束放出用
の放出アームも殻稈長さ方向ないし結束ケースの
縦巾方向でみて上記した連結ケース部分とは遠い
位置に設けられる。したがつてクラツチ軸の他端
部、つまり結束ケース縦巾方向でみて連結ケース
側に位置する端部、も結束ケース外へと延出させ
て該延出端部に放出アーム駆動ランクを装備させ
たとしても、同駆動クランクは放出アームから遠
く駆動クランクと放出アーム間の接続機構が複雑
なものとなる。
この考案の目的とするところは、結束ケースか
らする制約を避けて束太さの調節範囲を拡大でき
ると共にクラツチ軸により紐供給手段駆動クラン
クのみならず放出アーム駆動クランクも直接に駆
動させるように図つてある、新規な農用結束機を
提供するにある。
図示の実施例について、この考案に係る農用結
束機の構成を説明すると、同実施例に係る結束機
Bは、第1図に示すように、コンバインの機体後
部に設置され排わら搬送帯1により脱殻後の排わ
らを供給される排わら処理ケース2内に、排わら
カツターCと共に、排わらカツターCを下方に配
し結束機Bを上方に配して、設置されている。結
束機Bは、その上面に取付けられた支枠3の上部
両端に設けた下端開放のコの字形レール3aを、
排わら処理ケース2の両側壁間に架渡した前後1
対の支持パイプ4にのせることで、懸垂状に支持
され、適当角度だけ後下方向きに傾斜させて、そ
の下面位を結束通路5とし、排わら処理ケース2
内に設置されている。排わらカツターCは、平行
する1対のカツター軸6,7上に複数枚宛のカツ
ターデイスク8,9を装備させてなるデイスク・
カツターに、構成されている。排わら処理ケース
2内には、排わらカツターCへのわら供給口10
を選択的に開閉する第1のシヤツター11と、結
束機Bないしその結束通路5へのわら供給口12
を選択的に開閉する第2のシヤツター13とが、
各支点軸11a,13aまわりで回動自在に支持
して、設けられている。第1のシヤツター11を
取付けてある支点軸11aは、固定支筒14に支
承させてあると共に、コンバイン運転席で操作さ
れる操作索条15にて回動変位せしめられるアー
ム16に固定されており、また上記アーム16と
第2のシヤツター13に垂設したアーム13b間
が、一端に長孔を備えた連動杆17により連動接
続されている。以上により、アーム16を図示の
位置におくときは、各シヤツター11,13が実
線図示位置にあつてわら供給口10が閉じられる
と共にわら供給口12が開けられ、結束機Bへと
排わらが供給されて結束が行なわれ、逆にアーム
16を鎖線図示位置へと回動させ、もつて各シヤ
ツター11,13を鎖線図示位置まで回動させる
と、わら供給口10が開けられると共にわら供給
口12が閉じられ、排わらカツターCへと排わら
が供給されて、排わらの細断が行なわれるよう
に、図られている。結束機Bは、支持パイプ4上
でレール3aを移動させることで、左右に変位調
節自在とされており、これよりして、排わらの長
短に応じ結束位置を変更調節可能となつている。
以下、第1図では輪郭のみを示した図示結束機
Bの具体構造を、第2図以降の図を参照して、説
明して行く。
第2−5図に示すように、図示の結束機Bは、
前記した結束通路5の一側(第1図でみれば上
方)のみに結束ケースを備え、該結束ケースは、
ケース本体21とこのケース本体21に固定し該
本体21一面側の開口を閉塞させてあるケース蓋
22とでもつて、構成されており、該結束ケース
21,22にはそのケース蓋22外面上でデツキ
23を固定装着してある。結束ケース21,22
内には、一端部をケース本体21外へ臨ませた入
力軸24と、一端部をケース蓋22外へ臨ませた
パツカー軸25と、一端部をケース本体21外
へ、他端部をデツキ23外へ、それぞれ臨ませた
クラツチ軸26と、一端部をケース蓋22外へ臨
ませたドア軸27とを、互に平行させ、且つ、第
4図に示すように入力軸24に対しパツカー軸2
5とクラツチ軸26とが略等間隔をおくように配
して、回転自在に設けてある。
結束通路5に対し殻稈(排わら)を押込むため
には、従来の結束機同様にパツカーが設けられて
いるが、図示の場合には該パツカーは、ケース蓋
22外面上に配置された主パツカー27Aとケー
ス本体21外面上に配置された補助パツカー27
Bとでもつて、構成されている。主パツカー27
Aは、ケース本体21とケース蓋22間を連結す
る連結杆の1本を枢支軸28とする回動支持アー
ム29に一端を枢支30させてあると共に、パツ
カー軸25に固定して設けたパツカークランク3
1に中途を枢着接続32されている。補助パツカ
ー27Bは、主パツカー27A上に設けたブラケ
ツト33(第2図)に基端で固定34されてい
る。パツカー軸25は、それに嵌着した歯車35
を入力軸24に嵌着した歯車36に噛合わすこと
で、入力軸24により常時駆動されるものとされ
ており、これにより主パツカー27Aは、その先
端が第2図に示す軌跡C1に沿つて回動変位する
ように、常時駆動される。また補助パツカー27
Bは、主パツカー27Aに固定されていることよ
りして、主パツカー27Aと同様に駆動される。
結束通路5端において殻稈(排わら)を受止め
るためには、ケース蓋22外面上でドア38を設
けてある。このドア38は図示の場合、ドア軸2
7に固定したドア支持アーム39であつて固定具
40の挿通穴39aを複数個設けて結束通路5方
向へのドア張出し量を変更可能としてあるドア支
持アーム39に、取付けられている。クラツチ軸
26上には、入力軸24上の前記歯車36に噛合
されたクラツチ歯車41を遊嵌設置してあり、こ
のクラツチ歯車41とクラツチ軸26間には、上
記したドア38の殻稈圧感知で係合作動せしめら
れる結束クラツチ42が、通例のように設けられ
ている。図示の結束クラツチ42の具体構造は後
に説明するが、何れにしてもクラツチ軸26は従
来の結束機におけると同様に、結束クラツチ42
の作動により間欠的に1回転だけ駆動される。
結束用の紐について結節を行なうビル43と該
紐端を保持するホルダー44とが、従来の結束機
におけると同様にビル43を殻稈流れ方向の上流
側に、ホルダー44を同方向の下流側に、それぞ
れ位置させ並置して設けられている。そしてこれ
らのビル43及びホルダー44は、第3図にビル
43について示すように、デツキ23に設けた支
持部に支持され、従来の結束機におけると同様に
小径傘歯車43a,44aを基端に備えた駆動軸
43b,44b(駆動軸43bはビル本体と一体
であり、駆動軸44bはホルダー本体にスプライ
ン嵌めされている。)等を備えたものに構成され
ているが、図示の場合には、一定の角度範囲にの
み歯45aを設けられた大径の駆動傘歯車45で
あつてクラツチ軸26の1回転の中途で上記の小
径歯車43a,44aに噛合つてビル43及びホ
ルダー44を駆動する駆動傘歯車45を、クラツ
チ軸26上に直接に、固定設置している。クラツ
チ軸26の1回転の中途で駆動される該ビル43
及びホルダー44の作用自体は、従来のものと同
様である。
結束後の殻稈(排わら)束を放出するために
は、従来の結束機同様に放出アームが設けられて
いる。該放出アームは図示の場合、結束ケース2
1,22及びデツキ23をはさんでその両側に配
し2本46A,46B設けられており、両側の放
出アーム46A,46Bを連結する連結パイプ4
7は、デツキ23に、両端に回動支点49a,4
9bを有する接続フレーム49を介し支持させて
ある。そして特に、放出アーム46A,46B
は、この考案に従つてクラツチ軸26により直接
に駆動させることとしてあつて、該クラツチ軸2
6上にはケース本体21外で放出クランク50を
遊嵌設置してあり、一側の放出アーム46Aは、
該放出クランク50に枢着接続51されており、
該放出アーム46A基端の回転筒52に、連結パ
イプ47端が取付けられている。クラツチ軸26
に固定してクランク板53が設けられており、こ
のクランク板53と上記放出クランク50とをピ
ン53aにて連結して、クラツチ軸26の回転を
放出クランク50に伝達するように、なされてい
る。以上により放出クランク50は、クラツチ軸
26の1回転時に該クラツチ軸26により駆動さ
れて、放出アーム46A,46Bを、放出アーム
46Aの先端が第2図に図示の回動軌跡C2に沿
つて変位するように、束放出回動させる。
以上のように、図示の結束機Bには、従来の結
束機における相当手段と同様に作用ないし機能す
るパツカー27A,27B、ドア38、ビル4
3、ホルダー44及び放出アーム46A,46B
並びに結束クラツチ42が設けられているが、従
来の結束機において設けられていたニードルは、
設けられておらず、ニードル相当の紐供給手段と
して、次のような紐供給アーム55が、設けられ
ている。
すなわち、デツキ23に回転可能に支持させて
デツキ23外へと突出させた供給アーム支点軸5
6に基端を取付けてある回動支持アーム57を、
デツキ23外面上に設けてあり、上記の紐供給ア
ーム55は、その基端に固着した筒体55aを回
動支持アーム57の先端に固着した支持筒57a
に回転可能に支承させてあるピン58に被嵌固定
して、供給アーム支点軸56まわりで回動支持ア
ーム57と共に回動自在に、且つ、ピン58まわ
りで回動支持アーム57に対し相対回動自在に、
支持して、デツキ23の外面に沿わせ該外面外に
設けられている。そして、紐供給アーム55も、
この考案に従つてクラツチ軸26により直接駆動
させることとしてあり、デツキ23外面上へと延
出させた、該クラツチ軸26の端部には、紐供給
クランク59を嵌着してあり、この紐供給クラン
ク59に一端を枢支60させた駆動アーム61の
他端を回動支持アーム57の中途にピン62によ
り枢着接続し、クラツチ軸26の回転時に紐供給
アーム55の駆動が得られるように、なされてい
る。紐供給アーム55は図示の場合、長さ方向の
中途で2部分55b,55cに分割されていて、
その間を連結具63により連結されている。
紐供給アーム55の先端には、次のような紐供
給作動子64を固定してある。すなわち、該紐供
給作動子64は、第6図に示すように、先搾まり
状に形成された先端部に、先端側ほど縦巾を小と
するように傾斜する斜面64aを有すると共に、
一側壁面から背壁面の全体にわたる紐ガイド溝6
4bであつて背壁面では順次、溝64b高さ位置
を低くするように斜設されている紐ガイド溝64
bを有するものに、形成されている。そして、前
記のように支持され前記のように駆動される紐供
給アーム55は、前記各アーム55,57,61
長さ等を適当に設定することで、クラツチ軸26
が1回転する間に上記した紐供給作動子64の先
端が第2図に示す軌跡C3に沿つて、待機位置P0
から先ず結束通路5を他側方向に横切つて一死点
位置P1へと達し、次いで逆方向に結束通路5を横
切つた上で、ビル43及びホルダー44位置を通
過して、ホルダー44位置を僅かに過ぎた他死点
位置P2へと達し、次いで再び待機位置P0まで戻る
ように、駆動されるものとされている。
そして後述するように、紐供給アーム55は、
その先端の紐供給作動子64がほぼ上記の一死点
位置P1から他死点位置P2まで移動する間、ホルダ
ー44に先端を保持された紐Rの中途を、紐Rを
紐供給作動子64の紐ガイド溝64bにて受けつ
つ、つかみながら回動変位せしめられが、紐供給
アーム55が回動変位によりその向きを変えて
も、先端の紐供給作動子64ないしその紐ガイド
溝64bの紐Rに対する相対姿勢が変更されない
ようにするために、次のような手段が設けられて
いる。すなわち第3図に明瞭に示すように、前記
供給アーム支点軸56上には、デツキ23に対し
連結具65にて固定連結して回転不能に拘束され
たスプロケツトホイール66を設けてあり、また
紐供給アーム55基端の前記ピン58上には他の
スプロケツトホイール67を固定設置してあつ
て、これらの両スプロケツトホイール66,67
間には、長さ調節部68aを有するチエーン68
を惓け回してある。したがつて、駆動アーム61
により回動支持アーム57及び紐供給アーム55
が回動せしめられるときに、回動支持アーム57
の回動によりチエーン68が駆動されてスプロケ
ツトホイール67と共にピン58が回転せしめら
れることで、該ピン58に基端を固定されている
紐供給アーム55が回動支持アーム57に対して
相対的に回動せしめられ、これにより回動支持ア
ーム57と紐供給アーム55間の角度が変更さ
れ、紐供給作動子64背面の紐ガイド溝64b部
分が軌跡C3に常にほぼ沿うように、図られてい
る。
ビル43及びホルダー44を備えた結節部の結
束通路5側には、従来の結束機におけると同様
に、結節カバー69を設けてあり、この結節カバ
ー69の内面側でビル43の前方位には、これま
た従来の結束機におけると同様に、紐Rの先端部
分をビル43及びホルダー44方向に向けるため
の紐ガイド70(第5図)を、設けてある。これ
に対し、図示の場合には前記第2シヤツター13
(第1図)上で、次のような紐ガイド手段を設け
てある。すなわち第5図に示すように、該紐ガイ
ド手段は、殻稈(排わら)流れ方向の上流側に位
置する第1の紐ガイド71と下流側に位置する第
2の紐ガイド72とでもつて、構成されており、
第7図に示すように、第1の紐ガイド71は、結
束通路5反対側から紐Rが接当することで該第1
の紐ガイド71よりも基端側の紐R部分を常に結
束通路5にほぼ平行させることとするガイド部分
71aを備えており、また第2の紐ガイド72
は、結束通路5側から紐Rが接当すると第1及び
第2の紐ガイド71,72間の紐R部分を結束通
路5にほぼ平行させることとするガイド部分72
aを備えていると共に、該ガイド部分72aの両
端から結束通路5向きに拡開状に延出する2脚部
72bを備えている。第1及び第2の紐ガイド7
1,72は、結束通路5に沿う方向でみて該両ガ
イド71,72により第7図bに図示のように閉
じられた紐誘導チヤンネルChが形成されるよう
な配置で、シヤツター13上に設けられている。
紐供給アーム55及びそれに関連する他の部分
のその他の構成は、後に作用と共に説明する。
前記した結束クラツチ42は、公知のもの同様
に構成され同様に作用するので、その概略のみを
説明しておくと、第3,4図において、74は、
パツカー軸25に遊嵌支持されたクラツチ作動ア
ームで、一端でドア軸27上の作動アーム75上
のピン75aと長孔74a部でもつて係合し、他
端に規制突起74bを備えいる。またクラツチ軸
26に固定せるデイスク76に植設したピン77
には、上記規制突起74bに係合する爪78aを
形成してあるクラツチアーム78を支持させてあ
り、該アーム78には、スプリング79の作用で
前記クラツチ歯車41の円周方向の一部に形成せ
る係合部41bに係合可能なクラツチピン78b
を取付けてある。パツカー軸25に遊嵌支持させ
た回動アーム80には、クラツチ軸26に固定し
たカム板81に慴接するローラ82を軸支させて
あり、クラツチ作動アーム74と回動アーム80
間にはクラツチばね85が配設されている。図示
の結束クラツチ42は、結束通路5に設定量の殻
稈(排わら)が集束されドア38がその圧力を感
知することで、クラツチ作動アーム74が若千量
回動せしめられ規制突起74bが爪78aを外れ
ると、クラツチアーム78上のクラツチピン78
bがスプリング79作用で係合部41bでもつて
クラツチ歯車41に係合することにより、入れら
れ、クラツチ軸26を回転させる。そして、クラ
ツチ軸26の回転が進行し、その上カム板81に
形成されたカム溝81aへとローラ82が落込む
ときに、回動アーム80及びクラツチ作動アーム
74がドア38開放方向に回動され、次いでロー
ラ82がカム溝81aから抜出すときに該両アー
ム80,74がドア38閉鎖方向に回動され、そ
の後に爪78aが規制突起74bに係合して、結
束クラツチ42が切られる。第4図において87
は、ケース蓋22内面上のブラケツト88に軸支
89された逆転防止板で、デイスク76の係合段
部にスプリング90作用で係合し、クラツチ軸2
6の逆転を防止する。
以下、前記シヤツター11,13を第1図の実
線図示位置において排わらについての結束を行な
う場合の図示結束機Bの作用、特にその紐供給ア
ーム55の作用を、第5図及び第8図について、
若千の構成の説明を補いつつ、説明して行く。
作業開始時及び1サイクルの結束動作完結後に
は第5図に示すように、結束用の紐Rは、シヤツ
ター13上の第1の紐ガイド71と結節部の紐ガ
イド70とにガイドされ、ビル43の下側をくぐ
りホルダー44に紐端を保持された状態にあり、
また紐供給アーム55は、その先端の紐供給作動
子64の先端が前記位置P0に位置する待機位置に
あり、ドア38は、結束通路5端を閉鎖する位置
にある。
第5図に示す状態から結束通路5内に排わら
が、パツカー27A,27Bの援けを受けつつ送
込まれて来るに従い、結束通路5を横切つている
紐R部分がドア38方向へ移動し、第8図aに示
すように同紐R部分がループ状をなし、ドア38
の前面位で排わらが集束され、シヤツター13側
では紐Rがシヤツター13面に沿う向きに移動せ
しめられて、第1の紐ガイド71の下流側で第2
の紐ガイド72に紐Rが接当するに至り、前記し
たように該両紐ガイド71,72間では紐Rが結
束通路5とほぼ平行に保たれる。第8図aに示す
ように結束通路5に設定量の排わらが集束する
と、ドア38の束圧力感知で結束クラツチ42が
入れられる。
この結束クラツチ42作動により紐供給アーム
55が先ず前記したように、紐供給作動子64の
先端が位置P0にある第8図aの待機位置から紐供
給作動子64の先端が位置P1をとる第8図bの一
死点位置まで、結束通路5をシヤツター13方向
へと横切つて移動せしめられる。紐供給作動子6
4の上記死点位置P1は、シヤツター13上の両紐
ガイド71,72間で該ガイド71,72位置を
若千通り過ぎた位置に設定されており、且つ、紐
供給作動子64と両紐ガイド71,72間の紐R
との、第8図で紙面に垂直する方向での相対的位
置関係は、紐供給作動子64が両紐ガイド71,
72間を通過するときに、その間の紐Rが紐供給
作動子64の前記斜面64a上を相対的にのり上
げて行き、作動子64を越えてその背後まで達す
るように、設定されている。
したがつて、前記したように紐供給アーム55
が結束通路5を逆方向に横切つて、紐供給作動子
64が第8図bの死点位置から第8図cの図示の
ような位置まで達する間に、紐供給作動子64が
両紐ガイド71,72間を通過するときに紐R中
途が作動子64の前記紐ガイド溝64bへと入
り、紐Rが紐供給作動子64に、紐R長さ方向に
はスライド自在である状態でつかまれる。このた
め紐R中途は、第8図cに示すように、第2の紐
ガイド72から外れ結束通路5を横切つて結節部
側にもたらされ、次いで紐供給アーム55がさら
に回動し、紐供給作動子64がビル43及びホル
ダー44方向に移動して、第8図dに示すような
位置まで達する間に、集束された束に紐Rが惓き
かけられる。紐供給作動子64先端の前記軌路
C3(第2図)は、紐供給作動子64がビル43
の下面位を通過して、第8図dに示すように紐ガ
イド70に二重に紐Rがガイドされた状態でビル
43へと紐Rが供給され、次いで第8図eに示す
ように、紐供給作動子64が前記他死点位置P2に
達するまでの間にホツダー44の下面位を通過し
て該ホルダー44に紐Rが供給されるように、設
定されている。
第8図eのような状態に達すると、クラツチ軸
26上の前記した駆動傘歯車45の歯45a部が
ビル43及びホルダー44の前記小径傘歯車43
a,44aへの噛合い位置に達し、第8図e,f
に示すように、ビル43が駆動されて紐Rについ
ての結節が行なわれると共に、ホルダー44が駆
動されて紐Rの保持及びナイフ44dによる、紐
Rの結節点と保持点間での切断が行なわれる。紐
供給アーム55は、第8図eの他死点位置から第
8図fに図示のように待機位置方向に戻つて来る
が、紐Rは、該作動子64戻り過程の初期に紐供
給作動子64から外される。
その後に紐供給アーム55は、第5図の待機位
置まで戻りクラツチ軸26の回転停止で停止せし
められるのであり、また結節完了後には放出アー
ム46A,46Bの放出回動により、ドア38を
回動させつつ結束後の束が押出され放出される。
なお図示の場合には、第2図に鎖線図示のように
ドア38の開放位置を、該ドア38が前記結節カ
バー69内に没する位置に設定して、束放出が円
滑に行なわれるべく図つている。
紐供給作動子64の紐ガイド溝64bが前記の
ように傾斜させて設けられ、作動子64背面上で
溝64b両端に第6図bに図示のように高低差h
があるたっ、第8図eに示すようにホルダー44
は、紐供給作動子64につかまれている紐Rのル
ープ内に高低差hの範囲内で臨み、次回の結束に
用いられる紐R端のみを保持することとなつて、
ホルダー44による紐Rの二重取りが確実に防止
される。また第8図fに示す状態からの紐供給作
動子64からの紐Rの外れは、紐R端を保持しつ
つ駆動軸44b軸線まわりで回動するホルダー4
4により、紐供給作動子64への紐R係合位置と
ホルダー44への紐R保持位置とに順次、高低差
が与えられる関係となるため、極く容易に行なわ
れる。
以上に実施例について説明して来たところから
明らかなように、この考案の農用結束機は、結束
ケース21,22を結束通路5の一側のみに位置
させて設けて、この結束ケース21,22に装備
させたクラツチ軸26の一端部及び他端部を結束
ケース21,22外へと延出させ、このクラツチ
軸26の一端部には紐供給手段駆動クランク59
を、他端部には放出アーム駆動クランク50を、
それぞれ装備させたものであつて、次の効果を奏
する。
すなわち結束ケースが結束通路の一側のみに設
けられ、結束通路の巾を結束ケース反対側で拡
大・縮小することを制限なく行なえるから、この
考案によれば結束通路巾を結束ケースにより制限
されることなく変更調節できて、結束される束の
太さの調節範囲を拡大できることになる。
また結束ケースが結束通路の一側のみに設けら
れていて、結束通路を通過する殻稈に当たりその
通過を妨げる部分が結束ケースに存在しないこと
から、殻稈をして該殻稈長さ方向に沿う結束ケー
ス縦巾をまたがらせ結束通路内を通過させること
ができ、このため結束後の殻稈を押出すための放
出アームを結束ケース縦巾の何れの面側からも結
束通路内へと突出回動させて殻稈束へと作用させ
うることとなる。したがつて結束ケース外へと延
出させた一端部におき紐供給手段駆動クランク5
9を装備するクラツチ軸26を、他端部でも結束
ケース外へと延出させ該他端部に放出アーム駆動
クランク50を装備させたとしても、実施例に示
した両放出アーム46A,46Bのうちの一つの
放出アーム46Aのように上記後者の駆動クラン
ク50に近接した位置に1放出アームを設けて、
該放出アームを放出アーム駆動クランク50に対
し簡単に接続できることとなる。そこでこの考案
はクラツチ軸26をその両端部で結束ケース2
1,22外へと延出させ、一端部に紐供給手段駆
動クランク59を装備するクラツチ軸26の他端
部に放出アーム駆動クランク50を装備させ、ク
ラツチ軸26により紐供給手段のみならず放出ア
ームも直接に駆動させることとしたのであり、農
用結束機における駆動機構の構造を簡単化するも
のとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を装備したコンバ
インの要部を示す一部切欠き概略側面図、第2図
は同実施例の平面図、第3図は同実施例の一部展
開縦断面図、第4図は同実施例の横断面図、第5
図は同実施例要部の部材のみの平面図、第6図
a,bはそれぞれ、同実施例の一部材要部の斜視
図、第7図a,bはそれぞれ、同実施例要部の部
材のみの斜視図及び背面図、第8図a,b,c,
d,e及びfはそれぞれ、同実施例要部の部材の
みの平面図で作用を説明するためのものである。 B……結束機、R……紐、5……結束通路、2
1……ケース本体、22……ケース蓋、23……
デツキ、26……クラツチ軸、27A,27B…
…パツカー、38……ドア、42……結束クラツ
チ、43……ビル、44……ホルダー、46A,
46B……放出アーム、47……連結パイプ、4
9……接続フレーム、50……放出クランク(放
出アーム駆動クランク)、52……回転筒、53
……クランク板、53a……ピン、55……桧供
給アーム、56……アーム支点軸、57……回動
支持アーム、59……紐供給クランク(紐供給手
段駆動クランク)、61……駆動アーム、64…
…紐供給作動子、71,72……紐ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 結束ケースを結束通路の一側のみに位置させて
    設けて、この結束ケースに装備させたクラツチ軸
    の一端部及び他端部を結束ケース外へと延出さ
    せ、このクラツチ軸の一端部には紐供給手段駆動
    クランクを、他端部には放出アーム駆動クランク
    を、それぞれ装備させたことを特徴としてなる農
    用結束機。
JP1980150373U 1980-10-20 1980-10-20 Expired JPS6129231Y2 (ja)

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JP1980150373U JPS6129231Y2 (ja) 1980-10-20 1980-10-20

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JP1980150373U JPS6129231Y2 (ja) 1980-10-20 1980-10-20

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JPS5772235U JPS5772235U (ja) 1982-05-04
JPS6129231Y2 true JPS6129231Y2 (ja) 1986-08-29

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4833718U (ja) * 1971-08-30 1973-04-23

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JPS5772235U (ja) 1982-05-04

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