JPS6219190B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6219190B2 JPS6219190B2 JP56023282A JP2328281A JPS6219190B2 JP S6219190 B2 JPS6219190 B2 JP S6219190B2 JP 56023282 A JP56023282 A JP 56023282A JP 2328281 A JP2328281 A JP 2328281A JP S6219190 B2 JPS6219190 B2 JP S6219190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frp
- fiber
- mandrel
- melting point
- low melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は生産効率の良効な、耐久性のある繊維
強化プラスチツク(以下FRPと略す)製のバツ
トの製造方法に係るものである。
強化プラスチツク(以下FRPと略す)製のバツ
トの製造方法に係るものである。
従来より、野球用、ソフトボール用として木製
のバツトがよく使用されているが、これら木製の
バツトは、原材料であるアオダモ、トネリコ等の
原木の枯渇が問題になり、現在ではFRP製バツ
トの需要が増加しつつある。
のバツトがよく使用されているが、これら木製の
バツトは、原材料であるアオダモ、トネリコ等の
原木の枯渇が問題になり、現在ではFRP製バツ
トの需要が増加しつつある。
現在公知のFRP製バツトとしては、発泡合成
樹脂でバツト形状の芯材を作り、その上にプリプ
レグ化したグラスフアイバーのクロスやマツトを
貼着するか、又はロービングヤーンをフイラメン
トワインデイング形式で巻着し、金型で加熱硬化
成形する製造方法が一般的で、そのほかにも第2
図に示すように鉄製のマンドレル5を用い、グリ
ツプ部分5bでテーパーの異なる打球部5aとグ
リツプ部5cを接合し、その上にグラスフアイバ
ーのロービングヤーンやプリプレグ化したクロス
を巻着又は貼着し、金型7で加熱硬化成形する製
造方法も公知である。
樹脂でバツト形状の芯材を作り、その上にプリプ
レグ化したグラスフアイバーのクロスやマツトを
貼着するか、又はロービングヤーンをフイラメン
トワインデイング形式で巻着し、金型で加熱硬化
成形する製造方法が一般的で、そのほかにも第2
図に示すように鉄製のマンドレル5を用い、グリ
ツプ部分5bでテーパーの異なる打球部5aとグ
リツプ部5cを接合し、その上にグラスフアイバ
ーのロービングヤーンやプリプレグ化したクロス
を巻着又は貼着し、金型7で加熱硬化成形する製
造方法も公知である。
しかしこれら従来の方法では、以下のような欠
点を有していた。
点を有していた。
即ち前者の場合では、芯材が発泡合成樹脂であ
るため、FRP層を強化するため金型で圧力を加
えても、芯材が圧縮によりつぶれるため、FRP
に介在する気泡がうまく脱泡できず成形品の強度
低下に著しい影響が生じる欠点があつた。又、打
球部先端の曲率のある部分やグリツプエンド部分
の形状がうまく成形できないため、再度別の金型
で成形のやり直しの必要が生じた。そのほか、前
者の発泡合成樹脂芯材にフイラメントワインデイ
ングで繊維を発着する場合にも、繊維に張力を加
えて巻着するので、芯材がグリツプ部で折損した
り、変形したりして、繊維の配列が乱れ、成形品
に強度低下が生じる要因となつた。
るため、FRP層を強化するため金型で圧力を加
えても、芯材が圧縮によりつぶれるため、FRP
に介在する気泡がうまく脱泡できず成形品の強度
低下に著しい影響が生じる欠点があつた。又、打
球部先端の曲率のある部分やグリツプエンド部分
の形状がうまく成形できないため、再度別の金型
で成形のやり直しの必要が生じた。そのほか、前
者の発泡合成樹脂芯材にフイラメントワインデイ
ングで繊維を発着する場合にも、繊維に張力を加
えて巻着するので、芯材がグリツプ部で折損した
り、変形したりして、繊維の配列が乱れ、成形品
に強度低下が生じる要因となつた。
又、後者の場合は、前者に比べ金型内での圧力
はよくきくため、FRP層内の気泡の残存は無く
なり、強度的に改善できたが、マンドレルがグリ
ツプ部で接合されているため、製造の際の使用頻
度が多くなるとこの接合部分に変形を生じ、製品
の歩留が低下するとともに、そのつどマンドレル
を新調する必要があり、コスト的にも高くなるな
どの欠点があつた。特に、バツト形状が打球部と
グリツプ部で両テーパー形状のため、成形後、マ
ンドレルを除去する必要から、バツトの打球部先
端とグリツプエンド部は同時成形できない構造と
なり、この部分は再度成形する必要があり、その
ためコスト的にさらに高くなるなどの欠点があつ
た。
はよくきくため、FRP層内の気泡の残存は無く
なり、強度的に改善できたが、マンドレルがグリ
ツプ部で接合されているため、製造の際の使用頻
度が多くなるとこの接合部分に変形を生じ、製品
の歩留が低下するとともに、そのつどマンドレル
を新調する必要があり、コスト的にも高くなるな
どの欠点があつた。特に、バツト形状が打球部と
グリツプ部で両テーパー形状のため、成形後、マ
ンドレルを除去する必要から、バツトの打球部先
端とグリツプエンド部は同時成形できない構造と
なり、この部分は再度成形する必要があり、その
ためコスト的にさらに高くなるなどの欠点があつ
た。
本発明は、これら従来の欠点に鑑み、生産性が
良好で、かつ、成形時FRP形成層に気泡が残存
せず強度的にも強くて耐久性のあるバツトを供給
する目的でなされたFRP製バツトの製造方法で
ある。
良好で、かつ、成形時FRP形成層に気泡が残存
せず強度的にも強くて耐久性のあるバツトを供給
する目的でなされたFRP製バツトの製造方法で
ある。
本発明を図面に基づいて説明すれば、第3図か
ら第5図に示すように、マンドレル8を低融点合
金で形成し、該マンドレル8の周囲に、マトリツ
クス樹脂を含浸させたグラスフアイバー材やカー
ボンフアイバー材等よりなる未硬化の繊維強化プ
ラスチツクの外皮層10を形成する。その次に、
バツト形状を有する下金型11に前記、未硬化の
外皮層を形成したマンドレルを組み込み、上金型
12を配置し、圧締後、前記マトリツクス樹脂が
硬化する温度まで昇温加熱する。
ら第5図に示すように、マンドレル8を低融点合
金で形成し、該マンドレル8の周囲に、マトリツ
クス樹脂を含浸させたグラスフアイバー材やカー
ボンフアイバー材等よりなる未硬化の繊維強化プ
ラスチツクの外皮層10を形成する。その次に、
バツト形状を有する下金型11に前記、未硬化の
外皮層を形成したマンドレルを組み込み、上金型
12を配置し、圧締後、前記マトリツクス樹脂が
硬化する温度まで昇温加熱する。
マトリツクス樹脂が硬化後、さらに低融点合金
製マンドレルが溶融するまで昇温し、マンドレル
が溶融した後、第6図に示すように金型より完全
に流出させて除去する。最後に金型より、硬化成
形したバツトを取り出すことによつて得られる
FRP製バツトの製造方法である。
製マンドレルが溶融するまで昇温し、マンドレル
が溶融した後、第6図に示すように金型より完全
に流出させて除去する。最後に金型より、硬化成
形したバツトを取り出すことによつて得られる
FRP製バツトの製造方法である。
以上本発明においては、マンドレルを低融点合
金(たとえば、Bi,Cd,Pb,Sn,Hg等を成分と
する三元共晶もしくは四元共晶の低融点合金、又
はニユートンメタル、ウツドメタル、アナトミカ
ルメタル、ハンダ等の低融点合金で構成すること
ができる。又一実施例としてたとえば、融点95℃
のニユートンメタル)で形成しておき、マトリツ
クス樹脂の主剤にエポキシ樹脂を使用し、硬化剤
にイミダゾール系の硬化剤を使用すれば、マトリ
ツクス樹脂が、約80〜90℃でほぼ硬化を完了し、
次に低融点合金の融点かそれよりも10〜20℃高い
温度を設定することにより、低融点合金製マンド
レルは完全に溶融し、又、マトリツクス樹脂のイ
ミダゾール系硬化剤では165℃程度までの耐熱特
性があるので、充分な耐熱性が保持できるため、
硬化成形物の物性低下は生じない。又、マンドレ
ルの中に予備加熱用のヒーターを埋設しておくこ
とにより、金型により加熱される以外にマンドレ
ル内部より加熱できるためFRP層の加熱硬化な
らびにマンドレルの溶融の際にも、効果がある。
金(たとえば、Bi,Cd,Pb,Sn,Hg等を成分と
する三元共晶もしくは四元共晶の低融点合金、又
はニユートンメタル、ウツドメタル、アナトミカ
ルメタル、ハンダ等の低融点合金で構成すること
ができる。又一実施例としてたとえば、融点95℃
のニユートンメタル)で形成しておき、マトリツ
クス樹脂の主剤にエポキシ樹脂を使用し、硬化剤
にイミダゾール系の硬化剤を使用すれば、マトリ
ツクス樹脂が、約80〜90℃でほぼ硬化を完了し、
次に低融点合金の融点かそれよりも10〜20℃高い
温度を設定することにより、低融点合金製マンド
レルは完全に溶融し、又、マトリツクス樹脂のイ
ミダゾール系硬化剤では165℃程度までの耐熱特
性があるので、充分な耐熱性が保持できるため、
硬化成形物の物性低下は生じない。又、マンドレ
ルの中に予備加熱用のヒーターを埋設しておくこ
とにより、金型により加熱される以外にマンドレ
ル内部より加熱できるためFRP層の加熱硬化な
らびにマンドレルの溶融の際にも、効果がある。
そのほか、本発明によるFRP製バツトの製造
方法においては、金型を圧締した際にマンドレル
が硬いので、従来の発泡芯材のようにひずむこと
がないためFRP層に圧力が充分かかり、FRP層
内部の気泡が外部に流出し残存気泡の発生がな
く、又、加熱により低融点合金のマンドレルが熱
膨張するので、打球部先端部の曲率のある部分や
グリツプエンドの部分にもよく内圧がかかる効果
があるため、従来の製造方法では、非常に手間が
かかつた打球部先端部やグリツプエンド部分の成
形が非常に美しくでき、工程の手間も簡略化でき
るため生産のコストが低下し、安価なバツトが供
給できる。そして、FRP層に残存気泡がないた
め強度が強く、耐久性のあるFRP製バツトとな
る。
方法においては、金型を圧締した際にマンドレル
が硬いので、従来の発泡芯材のようにひずむこと
がないためFRP層に圧力が充分かかり、FRP層
内部の気泡が外部に流出し残存気泡の発生がな
く、又、加熱により低融点合金のマンドレルが熱
膨張するので、打球部先端部の曲率のある部分や
グリツプエンドの部分にもよく内圧がかかる効果
があるため、従来の製造方法では、非常に手間が
かかつた打球部先端部やグリツプエンド部分の成
形が非常に美しくでき、工程の手間も簡略化でき
るため生産のコストが低下し、安価なバツトが供
給できる。そして、FRP層に残存気泡がないた
め強度が強く、耐久性のあるFRP製バツトとな
る。
そのほか、本発明で使用する低融点合金は、何
度でも繰り返し使用できるので、従来の鉄製マン
ドレルと比べ、コストが非常に安くなるため、よ
り安価なバツトが供給できるものである。
度でも繰り返し使用できるので、従来の鉄製マン
ドレルと比べ、コストが非常に安くなるため、よ
り安価なバツトが供給できるものである。
本発明のその他実施例としては、第7図に示す
ように中空部に発泡合成樹脂を注入し、発泡充填
することにより、打球時の振動減衰にも効果があ
り、又、先端部に開孔した低融点合金の流出孔に
栓を取り付けて、密閉することも可能である。
ように中空部に発泡合成樹脂を注入し、発泡充填
することにより、打球時の振動減衰にも効果があ
り、又、先端部に開孔した低融点合金の流出孔に
栓を取り付けて、密閉することも可能である。
以上本発明によるFRP製バツトの製造方法に
おいては、従来の製造方法にはなかつた顕著な効
果があり、生産性の良好な、耐久性のあるFRP
製バツトが供給できる特徴がある。
おいては、従来の製造方法にはなかつた顕著な効
果があり、生産性の良好な、耐久性のあるFRP
製バツトが供給できる特徴がある。
第1図はバツトの正面図。第2図は従来の製造
方法の一例を示す断面図。第3図は本発明に係る
マンドレルを示す正面図。第4図は第3図のA部
分を示す一部切欠拡大斜視図。第5図乃至第6図
は本発明に係るFRP製バツトの製造方法を示す
断面図。第7図は本発明による他の実施例を示す
断面図である。 1……バツト本体、2……グリツプ部、3……
打球部、4……グリツプエンド、5……マンドレ
ル、5a……打球部、5b……グリツプ接合部、
5c……グリツプ部、6……FRP層、7……金
型、8……マンドレル、9……加熱用ヒーター、
10……FRPの外皮層、11……下金型、12
……上金型、13……コード、14……受け皿、
15……発泡合成樹脂、16……栓。
方法の一例を示す断面図。第3図は本発明に係る
マンドレルを示す正面図。第4図は第3図のA部
分を示す一部切欠拡大斜視図。第5図乃至第6図
は本発明に係るFRP製バツトの製造方法を示す
断面図。第7図は本発明による他の実施例を示す
断面図である。 1……バツト本体、2……グリツプ部、3……
打球部、4……グリツプエンド、5……マンドレ
ル、5a……打球部、5b……グリツプ接合部、
5c……グリツプ部、6……FRP層、7……金
型、8……マンドレル、9……加熱用ヒーター、
10……FRPの外皮層、11……下金型、12
……上金型、13……コード、14……受け皿、
15……発泡合成樹脂、16……栓。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 マンドレルを低融点合金で形成し、該マンド
レルの周囲に、マトリツクス樹脂を含浸させた未
硬化の繊維強化プラスチツクの外皮層を形成す
る。次に、バツト形状を有する下金型に前記、未
硬化の外皮層を形成したマンドレルを組み込み、
上金型を配置し、圧締後、前記マトリツクス樹脂
が硬化する温度で昇温加熱する。マトリツクス樹
脂が硬化後、さらに低融点合金製マンドレルが溶
融した後、金型より完全に流出させて除去し、金
型より硬化成形したバツトを取り出すことにより
得られるFRP製バツトの製造方法。 2 繊維強化プラスチツクの基材がグラスフアイ
バーやカーボンフアイバー等の織物で構成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のFRP製バツトの製造方法。 3 繊維強化プラスチツクの基材がグラスフアイ
バーやカーボンフアイバー等の編組で構成されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のFRP製バツトの製造方法。 4 繊維強化プラスチツクの基材がグラスフアイ
バーやカーボンフアイバー等のローービングヤー
ンで構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のFRP製バツトの製造方法。 5 繊維強化プラスチツクの基材がグラスフアイ
バーやカーボンフアイバー等のマツト又は不織布
で構成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のFRP製バツトの製造方法。 6 低融点合金製マンドレルが、Bi,Cd,Pb,
Sn,Hg等を成分とする三元共晶もしくは四元共
晶の低融点合金、又はニユートンメタル、ウツド
メタル、アナトミカルメタル、ハンダ等の低融点
合金で構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のFRP製バツトの製造方法。 7 マンドレルに、加熱用ヒーターが埋設されて
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のFRP製バツトの製造方法。 8 硬化成形完了後発泡合成樹脂を注入、充填す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
FRP製バツトの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56023282A JPS57136468A (en) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | Production of bat made of frp |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56023282A JPS57136468A (en) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | Production of bat made of frp |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57136468A JPS57136468A (en) | 1982-08-23 |
| JPS6219190B2 true JPS6219190B2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=12106239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56023282A Granted JPS57136468A (en) | 1981-02-18 | 1981-02-18 | Production of bat made of frp |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57136468A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6040868B2 (ja) * | 1982-12-16 | 1985-09-12 | マルマンゴルフ株式会社 | ゴルフクラブシヤフトの製造方法 |
-
1981
- 1981-02-18 JP JP56023282A patent/JPS57136468A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57136468A (en) | 1982-08-23 |
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