JPS6250928B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6250928B2 JPS6250928B2 JP56027829A JP2782981A JPS6250928B2 JP S6250928 B2 JPS6250928 B2 JP S6250928B2 JP 56027829 A JP56027829 A JP 56027829A JP 2782981 A JP2782981 A JP 2782981A JP S6250928 B2 JPS6250928 B2 JP S6250928B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- wires
- wire
- solution
- flow path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は優れた絶縁性能を有する素線絶縁ケー
ブル導体を効率的に製造する方法に関するもので
ある。
ブル導体を効率的に製造する方法に関するもので
ある。
一般に大電力を効率的に送電するために多数の
銅線又はアルミ線を撚り合せた断面径状が大きな
例えば1000〜10000mm2の導体が使用されている。
然しながらその反面太径のために発熱が著しくな
り導体を劣化せしめるおそれがある。この発熱量
を低減せしめるために、導体の内部に絶縁油など
を流すための環流路を設けているものである。こ
のような構造にするために第1図に示す如く予め
撚り線を圧縮成型して扇型状のセグメントを数個
組合せて円型状の導体にすることが広く採用され
ている。図において1は内部流路、2はセグメン
ト、3は素線である。
銅線又はアルミ線を撚り合せた断面径状が大きな
例えば1000〜10000mm2の導体が使用されている。
然しながらその反面太径のために発熱が著しくな
り導体を劣化せしめるおそれがある。この発熱量
を低減せしめるために、導体の内部に絶縁油など
を流すための環流路を設けているものである。こ
のような構造にするために第1図に示す如く予め
撚り線を圧縮成型して扇型状のセグメントを数個
組合せて円型状の導体にすることが広く採用され
ている。図において1は内部流路、2はセグメン
ト、3は素線である。
而して大容量交流送電においては素線による表
皮効果及び近接効果によつてロスが飛躍的に増大
する。これを防止するため少くとも一部の素線を
絶縁せしめた素線絶縁型導体を使用しているもの
である。
皮効果及び近接効果によつてロスが飛躍的に増大
する。これを防止するため少くとも一部の素線を
絶縁せしめた素線絶縁型導体を使用しているもの
である。
このような導体をうるために導体の表面に絶縁
塗料を塗布焼付する方法又はセグメントを化学的
或は電気化学的に処理して素線表面を絶縁性の非
金属物質例えば0.1〜数μの銅或はアルミの酸化
物に転換する方法が行われているが、前者の方法
は該素線を撚合せ且つ圧縮成型などの工程を行う
に際しこれらの工程による変形力に耐えるために
は数10μの如く厚い塗膜を必要とする。従つてそ
の製造工程が極めて困難である。又後者の方法は
銅を亜鉛素酸塩などの酸化剤を含む苛性ソーダ溶
液中にて化学的に酸化せしめるとか或は苛性ソー
ダ溶液中で電解(アノード)にて酸化する方法又
はアルミをクロム酸と炭酸ソーダの混合溶液中に
て化学的に酸化する所謂MBV処理或は、硫酸、
リン酸などの液中で電解酸化所謂アルマイトする
方法がある。この方法においても前記の如く撚
線、圧縮成型などの工程を行うことにより薄い酸
化物ではこの変形に耐えられず、非実用的なもの
となる。従つてセグメントが対象となる。しかし
圧縮成型されて押しつぶされた素線間を酸化物に
て十分に被覆するには超音波照射などの手段を併
用したとしても、その操作には長時間を要するも
のであつた。これを改良せんとして撚り合せとは
逆方向に捻つた素線間に細隙を形成せしめながら
処理することもあるが、素線の全長に亘つて一様
に細隙を設けることは困難であり、素線絶縁の効
果を不確実、不安定なものとする。又完全に撚り
をもどすことにより十分な処理は行えるとして
も、元の圧縮成型体の状態にするためには更に工
程を必要とすると共に一度生成された酸化物被膜
が破壊されることになり、その目的を達成するこ
とが出来ない。
塗料を塗布焼付する方法又はセグメントを化学的
或は電気化学的に処理して素線表面を絶縁性の非
金属物質例えば0.1〜数μの銅或はアルミの酸化
物に転換する方法が行われているが、前者の方法
は該素線を撚合せ且つ圧縮成型などの工程を行う
に際しこれらの工程による変形力に耐えるために
は数10μの如く厚い塗膜を必要とする。従つてそ
の製造工程が極めて困難である。又後者の方法は
銅を亜鉛素酸塩などの酸化剤を含む苛性ソーダ溶
液中にて化学的に酸化せしめるとか或は苛性ソー
ダ溶液中で電解(アノード)にて酸化する方法又
はアルミをクロム酸と炭酸ソーダの混合溶液中に
て化学的に酸化する所謂MBV処理或は、硫酸、
リン酸などの液中で電解酸化所謂アルマイトする
方法がある。この方法においても前記の如く撚
線、圧縮成型などの工程を行うことにより薄い酸
化物ではこの変形に耐えられず、非実用的なもの
となる。従つてセグメントが対象となる。しかし
圧縮成型されて押しつぶされた素線間を酸化物に
て十分に被覆するには超音波照射などの手段を併
用したとしても、その操作には長時間を要するも
のであつた。これを改良せんとして撚り合せとは
逆方向に捻つた素線間に細隙を形成せしめながら
処理することもあるが、素線の全長に亘つて一様
に細隙を設けることは困難であり、素線絶縁の効
果を不確実、不安定なものとする。又完全に撚り
をもどすことにより十分な処理は行えるとして
も、元の圧縮成型体の状態にするためには更に工
程を必要とすると共に一度生成された酸化物被膜
が破壊されることになり、その目的を達成するこ
とが出来ない。
本発明はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、短時間にして効率よく素線表面に
絶縁被膜を形成する方法を見出したものである。
即ち本発明は所望数の導電性素線を組合せ且つ内
部に流路を形成し、少くとも一部の素線の表面に
絶縁性被膜を生成せしめて線間相互を絶縁する素
線絶縁型ケーブル導体を製造する方法において、
該素線の外部と流路との間に強制的な圧力差を形
成せしめて該素線間に反応溶液を導入し、化学的
又は電気化学的に絶縁性被覆を生成せしめること
を特徴とするものである。
を行つた結果、短時間にして効率よく素線表面に
絶縁被膜を形成する方法を見出したものである。
即ち本発明は所望数の導電性素線を組合せ且つ内
部に流路を形成し、少くとも一部の素線の表面に
絶縁性被膜を生成せしめて線間相互を絶縁する素
線絶縁型ケーブル導体を製造する方法において、
該素線の外部と流路との間に強制的な圧力差を形
成せしめて該素線間に反応溶液を導入し、化学的
又は電気化学的に絶縁性被覆を生成せしめること
を特徴とするものである。
本発明方法は大容量ケーブル導体の構造に着目
して導体の外部と冷却流路として設けられた内部
の連続せる流路との間に強制的に差圧をおこさし
め、反応溶液を線間に導入せしめるものであり、
その差圧を発生せしめる方法としては例えば内部
流路より反応性溶液をポンプで圧入し、素線間隙
を通して導体外部に該溶液を流出させる方法或は
内部流路を減圧化して外部より溶液を吸引する方
法などにより行うものである。なおこの場合導体
を走行せしめながら連続処理することも出来うる
が、通常ドラム巻或はコイル状導体をバツチ処理
により行うものであり、例えば第2図に示す如く
コイル状導体11を容器12中に入れ、該導体の
両端に密封具13,13′を取付け、容器内の反
応溶液14をポンプ15より吸上げた溶液をパイ
プ16を介して導体の両端より該導体の流路1に
圧入する。なおこの溶液14において高温を必要
とする場合には熱交換器17により加熱すればよ
い。
して導体の外部と冷却流路として設けられた内部
の連続せる流路との間に強制的に差圧をおこさし
め、反応溶液を線間に導入せしめるものであり、
その差圧を発生せしめる方法としては例えば内部
流路より反応性溶液をポンプで圧入し、素線間隙
を通して導体外部に該溶液を流出させる方法或は
内部流路を減圧化して外部より溶液を吸引する方
法などにより行うものである。なおこの場合導体
を走行せしめながら連続処理することも出来うる
が、通常ドラム巻或はコイル状導体をバツチ処理
により行うものであり、例えば第2図に示す如く
コイル状導体11を容器12中に入れ、該導体の
両端に密封具13,13′を取付け、容器内の反
応溶液14をポンプ15より吸上げた溶液をパイ
プ16を介して導体の両端より該導体の流路1に
圧入する。なおこの溶液14において高温を必要
とする場合には熱交換器17により加熱すればよ
い。
このように本発明方法はケーブル導体に直接酸
化物処理を行うことが出来うるため、前記の如く
素線処理する場合の数10倍以上又セグメント処理
の場合の数倍以上の速度にて処理することが出来
る。
化物処理を行うことが出来うるため、前記の如く
素線処理する場合の数10倍以上又セグメント処理
の場合の数倍以上の速度にて処理することが出来
る。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例 1
2.3銅線88本を撚り合せ、圧縮成型したセグ
メントを6個円型に組合せた断面積2000mm2の導体
300mを径3mのドラムに巻付けた。なお該導体
の内部流路は約20mm、外径は約60mmである。
メントを6個円型に組合せた断面積2000mm2の導体
300mを径3mのドラムに巻付けた。なお該導体
の内部流路は約20mm、外径は約60mmである。
このドラムを鋼容器内に入れた後、該容器に
NaOH50g/、NaClO250g/、の混合液を
75℃に保持して充満せしめた。然る後高圧ポンプ
を用いて上記溶液を大略500/minの速度で内
部流路に15分間を要して圧入した。次いで清水を
同様に循環せしめ、更に熱水にて加温し風乾して
本発明方法による素線ケーブル導体をえた。
NaOH50g/、NaClO250g/、の混合液を
75℃に保持して充満せしめた。然る後高圧ポンプ
を用いて上記溶液を大略500/minの速度で内
部流路に15分間を要して圧入した。次いで清水を
同様に循環せしめ、更に熱水にて加温し風乾して
本発明方法による素線ケーブル導体をえた。
比較列 1
実施例1において反応溶液を圧入することな
く、ドラムに巻付けた導体を該溶液に10分間浸漬
して比較例方法による素線絶縁ケーブル導体をえ
た。
く、ドラムに巻付けた導体を該溶液に10分間浸漬
して比較例方法による素線絶縁ケーブル導体をえ
た。
斯くして得た本発明導体、比較例導体及び未処
理導体を夫々5mずつ切断し、次式により表皮効
果係数λSを測定した。
理導体を夫々5mずつ切断し、次式により表皮効
果係数λSを測定した。
その結果は第1表に示す通りである。
λS=(RA/RD−1)
ただしRAは50Hz交流に対する抵抗値であり、
RDは直流抵抗値である。
RDは直流抵抗値である。
第1表
λS 外観
実施例1 0.04% 黒色
比較例1 0.14% 同上
未処理 0.14% 銅色
上表より明らかの如く比較例1の如く単に反応
溶液中に浸漬したのみでは外表面は黒色に酸化し
うるが、接触線間に反応が十分に行われないた
め、未処理の導体と同様のλsを示した。これに
対し本発明による導体はλsが小さく明に絶縁性
を有することを示した。
溶液中に浸漬したのみでは外表面は黒色に酸化し
うるが、接触線間に反応が十分に行われないた
め、未処理の導体と同様のλsを示した。これに
対し本発明による導体はλsが小さく明に絶縁性
を有することを示した。
実施例 2
実施例1と同様の導体5mを鋼製槽中に吊下し
て保持し、該層内にNaOH200g/80℃の溶液
を充満させた。然る後高圧ポンプを用い該導体の
両端から5/minの条件にて圧入しながら、該
導体を直流電源の正極槽を負極に接続し、1200A
にて1分間、600Aにて5分間通電して、本発明
による素線絶縁型ケーブル導体をえた。
て保持し、該層内にNaOH200g/80℃の溶液
を充満させた。然る後高圧ポンプを用い該導体の
両端から5/minの条件にて圧入しながら、該
導体を直流電源の正極槽を負極に接続し、1200A
にて1分間、600Aにて5分間通電して、本発明
による素線絶縁型ケーブル導体をえた。
比較例 2
実施例2と同様の導体を使用し、反応液を圧入
することなくして電解処理を行つて比較例による
素線絶縁型ケーブル導体をえた。
することなくして電解処理を行つて比較例による
素線絶縁型ケーブル導体をえた。
斯くして得た本発明導体及び比較例導体につい
て上記同様の式によりλSを測定した。その結果
は第2表に示す通りである。
て上記同様の式によりλSを測定した。その結果
は第2表に示す通りである。
第2表
λS 外観
実施例2 0.03% 黒色
比較例2 0.08% 黒〜褐色
以上詳述した如く本発明によれば素線絶縁型ケ
ーブル導体を高性能にして高能率を製造しうると
共に電力ロスが極小の交流大容量送電を実現しう
る等顕著な効果を有する。
ーブル導体を高性能にして高能率を製造しうると
共に電力ロスが極小の交流大容量送電を実現しう
る等顕著な効果を有する。
第1図は大容量ケーブル導体の1例を示す断面
図、第2図は本発明方法を実施するための装置の
1例を示す概略説明図である。 1……内部流路、2……セグメント、3……素
線、11……コイル状導体、12……容器、1
3,13′……密封具、14……反応溶液、15
……ポンプ、16……パイプ、17……熱交換
器。
図、第2図は本発明方法を実施するための装置の
1例を示す概略説明図である。 1……内部流路、2……セグメント、3……素
線、11……コイル状導体、12……容器、1
3,13′……密封具、14……反応溶液、15
……ポンプ、16……パイプ、17……熱交換
器。
Claims (1)
- 1 所望数の導電性素線を組合せ且つ内部に流路
を形成し、少くとも一部の素線の表面に絶縁性被
膜を生成せしめて線間相互を絶縁する素線絶縁型
ケーブル導体を製造する方法において、該素線の
外部と流路との間に強制的な圧力差を形成せしめ
て該素線間に反応溶液を導入し、化学的又は電気
化学的に絶縁性被膜を生成せしめることを特徴と
する素線絶縁型ケーブル導体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2782981A JPS57143209A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Method of producing strand insulated type cable conductor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2782981A JPS57143209A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Method of producing strand insulated type cable conductor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57143209A JPS57143209A (en) | 1982-09-04 |
| JPS6250928B2 true JPS6250928B2 (ja) | 1987-10-27 |
Family
ID=12231831
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2782981A Granted JPS57143209A (en) | 1981-02-27 | 1981-02-27 | Method of producing strand insulated type cable conductor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57143209A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919609B2 (ja) * | 1980-04-03 | 1984-05-08 | 株式会社フジクラ | 銅より線に酸化銅皮膜を作る方法 |
| JPS5919611B2 (ja) * | 1980-09-24 | 1984-05-08 | 株式会社フジクラ | 酸化銅皮膜より線導体の製造方法 |
-
1981
- 1981-02-27 JP JP2782981A patent/JPS57143209A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57143209A (en) | 1982-09-04 |
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