JPS6334182B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6334182B2 JPS6334182B2 JP6154585A JP6154585A JPS6334182B2 JP S6334182 B2 JPS6334182 B2 JP S6334182B2 JP 6154585 A JP6154585 A JP 6154585A JP 6154585 A JP6154585 A JP 6154585A JP S6334182 B2 JPS6334182 B2 JP S6334182B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- ppo
- solidified product
- polybutadiene
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔技術分野〕
この発明は、ポリフエニレンオキサイド系固化
物の製法に関する。 〔背景技術〕 ポリフエニレンオキサイド(ポリフエニレンエ
ーテルともいう。以下PPOと略す)は、高周波
特性にすぐれる等の理由で、近年、注目されてき
ている。PPOの成形法としては、溶融押出法、
カレンダー法などがある。しかし、溶融押出法で
は、PPOの溶融温度が高いため、これに適した
熱に安定な架橋剤がなく、カレンダー法では、コ
ストが高くなるなどの欠点がある。低温でフイル
ム化する方法としては、溶媒を利用するキヤステ
イング法があるが、PPOのみでは、成膜性のあ
る樹脂組成物は得られていない。このためには、
成膜性のあるPPO系組成物が得られるというこ
とが前提になる。 〔発明の目的〕 この発明は、以上の事情に鑑みて、低コスト
で、しかも、低温で行えるPPO系固化物の製法
を提供することを目的とする。 〔発明の開示〕 この発明は、上記の目的を達成するために、
PPO系固化物を得るにあたり、原料としてPPO、
スチレン系熱可塑性ポリマー、トリアリルイソシ
アヌレートおよび/またはトリアリルシアヌレー
ト、ならびに、ポリブタジエンを選び、これら4
者の配合割合をこれら4者合計に対して、
PPO10重量%以上90重量%(以下、「%」と略
す)未満、スチレン系熱可塑性ポリマー10%以上
90%未満、トリアリルイソシアヌレートおよび/
またはトリアリルシアヌレート80%未満、ならび
に、ポリブタジエン20%以下とするとともに、こ
れらの原料を溶剤に溶かして混合したのち、薄層
に乾燥させることによりフイルム化することを特
徴とするPPO系固化物の製法をその要旨として
いる。以下に、この発明を詳しく説明する。な
お、ここで、固化物は、硬化物も含めるものとす
る。 この発明で使用されるPPOとは、たとえば、
つぎの一般式、 (ここに、Rは、水素または炭素数1〜3の炭
化水素基を表し、各Rは、同じであつてもよく、
異なつてもよい。) で表されるものであり、その一例としては、ポリ
(2,6―ジメチル―1,4フエニレンオキサイ
ド)が挙げられる。 このようなPPOは、たとえば、USP4059568号
明細書に開示されている方法で合成することがで
きる。特に限定するものではないが、たとえば、
重量平均分子量(Mw)が50000,分子量分布
(Mw/Mn)=4.2(Mnは数平均分子量)のポリマ
ーが使用される。 この発明において使用されるスチレン―ブタジ
エン共重合体(以下「スチレン系熱可塑性ポリマ
ー」という)は、成膜性を向上させる成分であつ
て、たとえば、スチレン・ブタジエンブロツクポ
リマー(SBS)やスチレン・ブタジエンラバー
(SBR)などがあげられる。ポリマー状態は、エ
ラストマーでもラバーでもよいが、成膜性を向上
させるということから特に高分子量のラバー状が
よく、また、ブロツク状態としては、たとえば、
AB,ABA,ABAB(たとえば、Aはポリスチレ
ン、Bはポリブタジエン)などがあげられる。 この発明において使用されるトリアリルイソシ
アヌレート(以下、TAICと略す)とトリアリル
シアヌレート(以下、TACと略す)とは化学構
造的には異性体の関係にあり、ほぼ同様の成膜
性、相溶性、溶解性、反応性などを有するので、
同様に、いずれか一方ずつ、または両方ともに使
用することができる。 この発明において使用されるポリブタジエン
は、たとえば、1,2―ポリブタジエン、1,4
―ポリブタジエン、変性1,2―ポリブタジエン
(マレイン変性、アクリル変性、エポキシ変性)
などがあげられ、それぞれ単独で、または2つ以
上混合して用いることができるが、特にこれらに
限定される訳ではない。 以上の原料を配合する割合は、PPO、スチレ
ン系熱可塑性ポリマー、TAICおよび/または
TAC、ならびに、ポリブタジエンの合計に対し
て、PPOが10%以上90%未満、スチレン系熱可
塑性ポリマーが10%以上90%未満、TAICおよ
び/またはTACが80%未満、ならびに、ポリブ
タジエンが20%以下である。これらのうち、いず
れかがこの範囲をはずれると、固化物、特にフイ
ルム状固化物が得られなくなつたり、得られても
物性が非常に悪くて実質上得られないに等しくな
るのである。好ましい配合割合の範囲は、PPO
が30%以上80%未満、スチレン系熱可塑性ポリマ
ーが20%以上70%未満、TAICおよび/または
TACが50%未満、ならびに、ポリブタジエンが
10%以下の範囲である。 上記配合による原料は、通常、溶剤(溶媒)に
溶かして混合(溶液混合)される。この場合、溶
剤に対し、樹脂固形分量が10〜30%の範囲にある
のが好ましい。前記溶剤としては、トリクロロエ
チレン,トリクロロエタン,クロロホルム,塩化
メチレンなどのハロゲン化炭化水素、クロロベン
ゼン,ベンゼン,トルエン,キシレンなどの芳香
族炭化水素、四塩化炭素などがあり、特にトリク
ロロエチレンが好ましく、これらをそれぞれ単独
でまたは2つ以上混合して用いることができる
が、これらに限定されない。 この発明にかかるPPO系固化物の製法は、た
とえば、上記のように原料を溶剤に溶かして混合
し、適宜のものに流延または塗布させるなどして
薄層にしたのち乾燥させて溶剤を除去すること
(キヤステイング法)により、フイルム状固化物
を得ることができる。すなわち、この発明にかか
るPPO系固化物の製法によれば、コストがかか
るカレンダー法によらず、しかも低温でPPO系
固化物をつくることができるのである。 前記キヤステイング法について詳しく述べれ
ば、上記PPO系固化物の原料を溶剤に溶かして
混合した溶液を、鏡面処理した鉄板またはキヤス
テイング用キヤリアーフイルムなどの上に、たと
えば、5〜700μmの厚みに流延(または、塗布)
し、充分に乾燥させて溶剤を除去することにより
フイルムを得るというものである。なお、ここで
フイルムとは、シート,膜,テープなどといわれ
ているものを含み、厚み方向に直交する面の広が
り、長さについては特に限定はなく、厚みについ
ても用途などに応じて種々設定することが可能で
ある。上記キヤステイング用キヤリアーフイルム
としては、特に限定するわけではないが、ポリエ
チレンテレフタレート(以下、PETと略す)フ
イルム、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレン
フイルム、ポリイミドフイルムなど上記溶剤に不
溶のものが好ましく、かつ、離型処理されている
ものが好ましい。キヤステイング用キヤリアーフ
イルムに流延(または、塗布)されたPPO系固
化物の原料溶液は、風乾および/または熱風によ
る乾燥などで溶剤を除去される。乾燥時の設定温
度は、その上限が溶剤の沸点よりも低いか、また
は、キヤステイング用キヤリアーフイルムの耐熱
温度よりも低いこと(キヤステイング用キヤリア
ーフイルム上で乾燥を示う場合)が好ましく、そ
の下限が乾燥時間や処理性などによつて決めら
れ、たとえば、トリクロロエチレンを溶剤とし、
PETフイルムをキヤステイング用キヤリアーフ
イルムとして用いる場合には、室温から80℃まで
の範囲が好ましく、この範囲内で温度を高くすれ
ば乾燥時間の短縮が可能となる。 なお、このようにして作製されたPPO系固化
物は、ラジカル開始剤を用いた熱架橋,光架橋,
放射線を利用した架橋等を行うことによつて、さ
らに、引張り強さ、衝撃強さ,破裂強さ,耐熱性
などを高めることができる。あらかじめ、PPO
系固化物の原料に開始剤などを添加しておくこと
も可能である。 以下に、実施例を比較例と併せて示すが、この
発明は、実施例に限定されない。 (実施例 1) 2の減圧装置付反応器に、第1―1表に示す
ような配合割合で、PPOを100g、スチレン系熱
可塑性ポリマーとしてのスチレン・ブタジエンブ
ロツクコポリマーSBS(旭化成(株)製ソルプレンT
―411)を40g、TAIC(武蔵野化学(株))を40g、
および、ポリブタジエンを20g、それぞれ入れ、
さらに、トリクレン(東亜合成化学工業(株)製トリ
クロロエチレン)を800g加え、均一溶液になる
まで充分撹拌して混合した。その後、減圧脱泡を
行い、得られたPPO系固化物原料の溶液を、塗
工機を用いてPETフイルム上に、厚み500μmに
塗布した。そのまま風乾させ、つぎに50℃で乾燥
させた後、生成したフイルムをPETフイルムか
ら離型し、さらに、120℃で30分間乾燥させた。
乾燥後のフイルム状PPO系固化物の厚みは約
100μmであつた。このフイルムの物性として、均
一性を良(○)不良(×)で、表面のベタつきぐ
あいを無(○)有(×)で、引張強度をオートグ
ラフでそれぞれ調べ、PPO系固化物の原料配合、
および、フイルム状固化物ができたか否かを成膜
性の有(○)無(×)で表したのと併せて第2―
1表に示した。 (実施例 2〜11) PPO系固化物原料の配合割合および溶剤を第
1―1表に示すように変えた以外は、実施例1と
同じようにしてフイルム状PPO系固化物を得た。
各例のフイルムについてそれぞれ同じ評価方法で
調べ、それぞれ結果を第2表に示した。 (比較例 1〜7) 第1―1表に示す配合割合で、それぞれ、実施
例1と同じようにして溶液を得た。それぞれの溶
液を実施例1と同じようにしてPETフイルムに
塗布して乾燥させたがフイルム状固化物が得られ
なかつた。原料配合と併せて、結果を第2―1表
に示した。 (実施例12〜22および比較例8〜13) 実施例1〜11および比較例2〜7において、原
料溶液配合を第1―2表にみるように変えて、フ
イルム状固化物を得た。それぞれの結果は、第2
―2表に示した。 (実施例 23〜26) 実施例1において、原料溶液配合を第1―3表
にみるように変えて、フイルム状固化物を得た。
それぞれの結果は、第2―3表に示した。
物の製法に関する。 〔背景技術〕 ポリフエニレンオキサイド(ポリフエニレンエ
ーテルともいう。以下PPOと略す)は、高周波
特性にすぐれる等の理由で、近年、注目されてき
ている。PPOの成形法としては、溶融押出法、
カレンダー法などがある。しかし、溶融押出法で
は、PPOの溶融温度が高いため、これに適した
熱に安定な架橋剤がなく、カレンダー法では、コ
ストが高くなるなどの欠点がある。低温でフイル
ム化する方法としては、溶媒を利用するキヤステ
イング法があるが、PPOのみでは、成膜性のあ
る樹脂組成物は得られていない。このためには、
成膜性のあるPPO系組成物が得られるというこ
とが前提になる。 〔発明の目的〕 この発明は、以上の事情に鑑みて、低コスト
で、しかも、低温で行えるPPO系固化物の製法
を提供することを目的とする。 〔発明の開示〕 この発明は、上記の目的を達成するために、
PPO系固化物を得るにあたり、原料としてPPO、
スチレン系熱可塑性ポリマー、トリアリルイソシ
アヌレートおよび/またはトリアリルシアヌレー
ト、ならびに、ポリブタジエンを選び、これら4
者の配合割合をこれら4者合計に対して、
PPO10重量%以上90重量%(以下、「%」と略
す)未満、スチレン系熱可塑性ポリマー10%以上
90%未満、トリアリルイソシアヌレートおよび/
またはトリアリルシアヌレート80%未満、ならび
に、ポリブタジエン20%以下とするとともに、こ
れらの原料を溶剤に溶かして混合したのち、薄層
に乾燥させることによりフイルム化することを特
徴とするPPO系固化物の製法をその要旨として
いる。以下に、この発明を詳しく説明する。な
お、ここで、固化物は、硬化物も含めるものとす
る。 この発明で使用されるPPOとは、たとえば、
つぎの一般式、 (ここに、Rは、水素または炭素数1〜3の炭
化水素基を表し、各Rは、同じであつてもよく、
異なつてもよい。) で表されるものであり、その一例としては、ポリ
(2,6―ジメチル―1,4フエニレンオキサイ
ド)が挙げられる。 このようなPPOは、たとえば、USP4059568号
明細書に開示されている方法で合成することがで
きる。特に限定するものではないが、たとえば、
重量平均分子量(Mw)が50000,分子量分布
(Mw/Mn)=4.2(Mnは数平均分子量)のポリマ
ーが使用される。 この発明において使用されるスチレン―ブタジ
エン共重合体(以下「スチレン系熱可塑性ポリマ
ー」という)は、成膜性を向上させる成分であつ
て、たとえば、スチレン・ブタジエンブロツクポ
リマー(SBS)やスチレン・ブタジエンラバー
(SBR)などがあげられる。ポリマー状態は、エ
ラストマーでもラバーでもよいが、成膜性を向上
させるということから特に高分子量のラバー状が
よく、また、ブロツク状態としては、たとえば、
AB,ABA,ABAB(たとえば、Aはポリスチレ
ン、Bはポリブタジエン)などがあげられる。 この発明において使用されるトリアリルイソシ
アヌレート(以下、TAICと略す)とトリアリル
シアヌレート(以下、TACと略す)とは化学構
造的には異性体の関係にあり、ほぼ同様の成膜
性、相溶性、溶解性、反応性などを有するので、
同様に、いずれか一方ずつ、または両方ともに使
用することができる。 この発明において使用されるポリブタジエン
は、たとえば、1,2―ポリブタジエン、1,4
―ポリブタジエン、変性1,2―ポリブタジエン
(マレイン変性、アクリル変性、エポキシ変性)
などがあげられ、それぞれ単独で、または2つ以
上混合して用いることができるが、特にこれらに
限定される訳ではない。 以上の原料を配合する割合は、PPO、スチレ
ン系熱可塑性ポリマー、TAICおよび/または
TAC、ならびに、ポリブタジエンの合計に対し
て、PPOが10%以上90%未満、スチレン系熱可
塑性ポリマーが10%以上90%未満、TAICおよ
び/またはTACが80%未満、ならびに、ポリブ
タジエンが20%以下である。これらのうち、いず
れかがこの範囲をはずれると、固化物、特にフイ
ルム状固化物が得られなくなつたり、得られても
物性が非常に悪くて実質上得られないに等しくな
るのである。好ましい配合割合の範囲は、PPO
が30%以上80%未満、スチレン系熱可塑性ポリマ
ーが20%以上70%未満、TAICおよび/または
TACが50%未満、ならびに、ポリブタジエンが
10%以下の範囲である。 上記配合による原料は、通常、溶剤(溶媒)に
溶かして混合(溶液混合)される。この場合、溶
剤に対し、樹脂固形分量が10〜30%の範囲にある
のが好ましい。前記溶剤としては、トリクロロエ
チレン,トリクロロエタン,クロロホルム,塩化
メチレンなどのハロゲン化炭化水素、クロロベン
ゼン,ベンゼン,トルエン,キシレンなどの芳香
族炭化水素、四塩化炭素などがあり、特にトリク
ロロエチレンが好ましく、これらをそれぞれ単独
でまたは2つ以上混合して用いることができる
が、これらに限定されない。 この発明にかかるPPO系固化物の製法は、た
とえば、上記のように原料を溶剤に溶かして混合
し、適宜のものに流延または塗布させるなどして
薄層にしたのち乾燥させて溶剤を除去すること
(キヤステイング法)により、フイルム状固化物
を得ることができる。すなわち、この発明にかか
るPPO系固化物の製法によれば、コストがかか
るカレンダー法によらず、しかも低温でPPO系
固化物をつくることができるのである。 前記キヤステイング法について詳しく述べれ
ば、上記PPO系固化物の原料を溶剤に溶かして
混合した溶液を、鏡面処理した鉄板またはキヤス
テイング用キヤリアーフイルムなどの上に、たと
えば、5〜700μmの厚みに流延(または、塗布)
し、充分に乾燥させて溶剤を除去することにより
フイルムを得るというものである。なお、ここで
フイルムとは、シート,膜,テープなどといわれ
ているものを含み、厚み方向に直交する面の広が
り、長さについては特に限定はなく、厚みについ
ても用途などに応じて種々設定することが可能で
ある。上記キヤステイング用キヤリアーフイルム
としては、特に限定するわけではないが、ポリエ
チレンテレフタレート(以下、PETと略す)フ
イルム、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレン
フイルム、ポリイミドフイルムなど上記溶剤に不
溶のものが好ましく、かつ、離型処理されている
ものが好ましい。キヤステイング用キヤリアーフ
イルムに流延(または、塗布)されたPPO系固
化物の原料溶液は、風乾および/または熱風によ
る乾燥などで溶剤を除去される。乾燥時の設定温
度は、その上限が溶剤の沸点よりも低いか、また
は、キヤステイング用キヤリアーフイルムの耐熱
温度よりも低いこと(キヤステイング用キヤリア
ーフイルム上で乾燥を示う場合)が好ましく、そ
の下限が乾燥時間や処理性などによつて決めら
れ、たとえば、トリクロロエチレンを溶剤とし、
PETフイルムをキヤステイング用キヤリアーフ
イルムとして用いる場合には、室温から80℃まで
の範囲が好ましく、この範囲内で温度を高くすれ
ば乾燥時間の短縮が可能となる。 なお、このようにして作製されたPPO系固化
物は、ラジカル開始剤を用いた熱架橋,光架橋,
放射線を利用した架橋等を行うことによつて、さ
らに、引張り強さ、衝撃強さ,破裂強さ,耐熱性
などを高めることができる。あらかじめ、PPO
系固化物の原料に開始剤などを添加しておくこと
も可能である。 以下に、実施例を比較例と併せて示すが、この
発明は、実施例に限定されない。 (実施例 1) 2の減圧装置付反応器に、第1―1表に示す
ような配合割合で、PPOを100g、スチレン系熱
可塑性ポリマーとしてのスチレン・ブタジエンブ
ロツクコポリマーSBS(旭化成(株)製ソルプレンT
―411)を40g、TAIC(武蔵野化学(株))を40g、
および、ポリブタジエンを20g、それぞれ入れ、
さらに、トリクレン(東亜合成化学工業(株)製トリ
クロロエチレン)を800g加え、均一溶液になる
まで充分撹拌して混合した。その後、減圧脱泡を
行い、得られたPPO系固化物原料の溶液を、塗
工機を用いてPETフイルム上に、厚み500μmに
塗布した。そのまま風乾させ、つぎに50℃で乾燥
させた後、生成したフイルムをPETフイルムか
ら離型し、さらに、120℃で30分間乾燥させた。
乾燥後のフイルム状PPO系固化物の厚みは約
100μmであつた。このフイルムの物性として、均
一性を良(○)不良(×)で、表面のベタつきぐ
あいを無(○)有(×)で、引張強度をオートグ
ラフでそれぞれ調べ、PPO系固化物の原料配合、
および、フイルム状固化物ができたか否かを成膜
性の有(○)無(×)で表したのと併せて第2―
1表に示した。 (実施例 2〜11) PPO系固化物原料の配合割合および溶剤を第
1―1表に示すように変えた以外は、実施例1と
同じようにしてフイルム状PPO系固化物を得た。
各例のフイルムについてそれぞれ同じ評価方法で
調べ、それぞれ結果を第2表に示した。 (比較例 1〜7) 第1―1表に示す配合割合で、それぞれ、実施
例1と同じようにして溶液を得た。それぞれの溶
液を実施例1と同じようにしてPETフイルムに
塗布して乾燥させたがフイルム状固化物が得られ
なかつた。原料配合と併せて、結果を第2―1表
に示した。 (実施例12〜22および比較例8〜13) 実施例1〜11および比較例2〜7において、原
料溶液配合を第1―2表にみるように変えて、フ
イルム状固化物を得た。それぞれの結果は、第2
―2表に示した。 (実施例 23〜26) 実施例1において、原料溶液配合を第1―3表
にみるように変えて、フイルム状固化物を得た。
それぞれの結果は、第2―3表に示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
この発明にかかるPPO系固化物の製法は、以
上にみてきたように、原料配合を上記の範囲にし
ているので、コストのかかるカレンダー法によら
ずに、しかも、低温でPPO系固化物、特にフイ
ルム状固化物を得ることができるのである。
上にみてきたように、原料配合を上記の範囲にし
ているので、コストのかかるカレンダー法によら
ずに、しかも、低温でPPO系固化物、特にフイ
ルム状固化物を得ることができるのである。
Claims (1)
- 1 ポリフエニレンオキサイド系固化物を得るに
あたり、原料としてポリフエニレンオキサイド、
スチレン―ブタジエン共重合体、トリアリルイソ
シアヌレートおよび/またはトリアリルシアヌレ
ート、ならびに、ポリブタジエンを選び、これら
4者の配合割合をこれら4者合計に対して、ポリ
フエニレンオキサイド10重量%以上90重量%未
満、スチレン―ブタジエン共重合体10重量%以上
90重量%未満、トリアリルイソシアヌレートおよ
び/またはトリアリルシアヌレート80重量%未
満、ならびに、ポリブタジエン20重量%以下とす
るとともに、これらの原料を溶剤に溶かして混合
したのち、薄層で乾燥させることによりフイルム
化することを特徴とするポリフエニレンオキサイ
ド系固化物の製法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154585A JPS61218653A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | ポリフエニレンオキサイド系固化物の製法 |
| CA000504084A CA1285675C (en) | 1985-03-25 | 1986-03-14 | Method of preparing polyphenylene oxide composition and laminate using the composition |
| GB08606764A GB2172892B (en) | 1985-03-25 | 1986-03-19 | Method of preparing polyphenylene oxide composition and laminate using the composition |
| FR8604025A FR2579213B1 (fr) | 1985-03-25 | 1986-03-20 | Procede de preparation d'une composition de poly(oxyphenylene), et stratifie utilisant cette composition |
| DE19863609664 DE3609664C2 (de) | 1985-03-25 | 1986-03-21 | Verfahren zur Herstellung eines Films oder einer Folie auf Polyphenylenoxid-Basis und deren Verwendung |
| DE3644998A DE3644998C2 (de) | 1985-03-25 | 1986-03-21 | Verfahren zur Herstellung eines Films oder einer Folie auf Polyphenylenoxid-Basis und deren Verwendung zur Herstellung von Laminaten |
| US07/157,936 US4874826A (en) | 1985-03-25 | 1988-02-19 | Method of preparing polyphenylene oxide composition and laminates using such compositions |
| US07/379,281 US5124415A (en) | 1985-03-25 | 1989-07-13 | Method of preparing polyphenylene oxide composition and laminates using such compositions |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154585A JPS61218653A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | ポリフエニレンオキサイド系固化物の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61218653A JPS61218653A (ja) | 1986-09-29 |
| JPS6334182B2 true JPS6334182B2 (ja) | 1988-07-08 |
Family
ID=13174194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6154585A Granted JPS61218653A (ja) | 1985-03-25 | 1985-03-25 | ポリフエニレンオキサイド系固化物の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61218653A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02242976A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | Springs Ind Inc | コアスパンヤーンから成る織物 |
-
1985
- 1985-03-25 JP JP6154585A patent/JPS61218653A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02242976A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | Springs Ind Inc | コアスパンヤーンから成る織物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61218653A (ja) | 1986-09-29 |
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