JPS6338010B2 - - Google Patents
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- JPS6338010B2 JPS6338010B2 JP57136346A JP13634682A JPS6338010B2 JP S6338010 B2 JPS6338010 B2 JP S6338010B2 JP 57136346 A JP57136346 A JP 57136346A JP 13634682 A JP13634682 A JP 13634682A JP S6338010 B2 JPS6338010 B2 JP S6338010B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
Description
本発明は、フエニルアセトン類の製造方法に関
するものである。 フエニルアセトン類は各種の農薬、医薬品など
の中間原料として有用である。たとえば、4―ヒ
ドロキシ―3―メトキシフエニルアセトン
(HMPA)、3,4―ジメトキシフエニルアセト
ン(DMPA)、および3,4―メチレンジオキシ
フエニルアセトンは血圧降下剤として用いられる
L―α―メチルドーパを製造するための中間体と
して利用される化合物である。従つてその有用性
は非常に高いが、従来知られている方法は工業的
製法としては満足できるものではなかつた。 たとえば、英国特許第1119612号明細書には、
1―(3,4―ジメトキシフエニル)プロピレン
に過酢酸などの過酸化物を作用させ、得られたジ
オール型の生成物を塩化亜鉛のような酸性物質で
処理することによりDMPAを得る方法を開示し
ている。しかし、この方法は、酸性物質による処
理の工程の収率が低い点、そして使用する過酸化
物は爆発性があるためその取扱いに特に注意が必
要である点などにおいて問題があり、工業的に好
ましい方法とはいえない。 また、ジヤーナル・オブ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサイテイ(JACS),77,700(1955)には、
酢酸エチルなどの溶媒中で3,4―ジメトキシフ
エニルアセトニトリルにナトリウムエトキシドを
反応させてアセチル体に変え、次いでこれを加水
分解することからなるDMPAの製造法が開示さ
れている。しかし、この方法は、ナトリウムエト
キシドの加水分解を防ぐために、これを用いる工
程は厳密に水を除去した系で行なう必要がある
点、その加水分解工程の収率が低い点、また原料
の,4―ジメトキシフエニルアセトニトリル自体
を入手の容易な化学原料から製造するために必要
な工程を考慮すると全体の工程数が多くなる点な
どの問題があり、工業的に好ましい方法とはいえ
ない。 従つて、本発明は、容易に入手できる原料から
高い収率でフエニルアセトン類を製造する方法を
提供することを目的とするものである。 また、本発明は、厳しい反応条件を必要とする
ことなく、高い反応速度で進行する反応を利用す
るフエニルアセトン類の製造方法を提供すること
もその目的とするものである。 すなわち本発明は、一般式(): (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい) で表わされる3―フエニルプロピレン類を、水、
アルコール、亜硝酸アルキルエステルおよびパラ
ジウム塩触媒の存在下にて反応させることを特徴
とする、一般式() [X,Y,Zは、前記一般式()について定
義したものと同じ意味を有する] で表わされるフエニルアセトン類の製造方法から
なるものである。 次に本発明を詳しく説明する。 本発明によつて製造することのできるフエニル
アセトン類は、一般に次の式()により表わす
ことができる。 (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい)。 本発明はフエニルアセトン類を、容易に入手す
ることのできる3―フエニルプロピレン類を原料
として製造する方法であり、その反応は、水、ア
ルコール、亜硝酸アルキルエステルおよびパラジ
ウム塩触媒の存在下にて行なわれる。 白金、ロジウム、パラジウムなどの白金族元素
からなる触媒の存在下で亜硝酸アルキルエステル
を反応させる場合、その反応系に水が存在すると
亜硝酸アルキルエステルが加水分解して亜硝酸を
生成し、この亜硝酸から各種の窒素酸化物が生成
するため、ニトロソ化、ニトロ化などの副反応が
発生したり、あるいは触媒の失活を招いたりする
ことがあることは従来より知られている。 しかし、本発明者の検討によると、本発明で利
用する反応系においては、意外にも水は目的の反
応に対して妨害作用を示すことなくフエニルアセ
トン類の生成に有効に作用することがわかつた。 本発明が利用する反応において亜硝酸アルキル
エステルおよび水などが、どのようにして関与し
ているかは明確にはわからないが、おそらく3―
フエニルプロピレン類と亜硝酸アルキルエステル
が反応して1―フエニル―2,2―ジアルコキシ
プロパン類が生成し、このものが水により加水分
解されてフエニルアセトン類となるものと推定さ
れる。 本発明の原料である3―フエニルプロピレン類
は、次の()式により表わすことができる。 (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい)。 溶液の()式により表わされる3―フエニル
プロピレン類は、天然に存在する植物油から抽出
するか、あるいは、対応するベンゼンもしくは置
換ベンゼン化合物とハロゲン化アリル(CH2=
CH―CH2Brなど)との反応などにより容易に入
手できる。 本発明において用いる亜硝酸アルキルエステル
は()式により表わすことができる。 RONO () (ここでRは、脂肪族、芳香族あるいは脂環族
の飽和あるいは不飽和のアルキル基であり、炭素
数1〜10のアルキル基もしくはベンジル基である
ことが好ましい)。 なお上記()式で、Rは、特にメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、ノニル、デシルなどの脂肪族
基あるいはベンジルなどの芳香族基であることが
好ましく、なかでも炭素数1〜4の飽和脂肪族ア
ルキル基すなわち、メチル、エチル、n―プロピ
ル、イソプロピル、n―ブチル、sec―ブチルな
どであることが好ましい。 亜硝酸アルキルエステルは、3―フエニルプロ
ピレン類1モルに対して2モル以上用いる。実際
の反応においては3―フエニルプロピレン類1モ
ルに対して2〜5モル、好ましくは2.1〜3.5モル
用いる。 本発明において用いるアルコールの例としては
メチルアルコール、エチルアルコール、プロピル
アルコール、ブチルアルコール、ペンチルアルコ
ール、ヘキシルアルコール、ヘプチルアルコー
ル、オクチルアルコール、ノニルアルコール、デ
シルアルコール、ベンジルアルコールなどの炭素
数1〜10のアルキル基もしくはベンジル基を有す
るアルコールであることが好ましい。また上記の
亜硝酸アルキルエステルのアルキル基と同じアル
キル基を有するアルコールを用いることにより反
応液からのアルコールの回収再使用が容易となる
との利点があるため、そのようなアルコールを選
ぶことが好ましい。アルコールは、使用する3―
フエニルプロピレン類1モルに対して通常は1〜
10用いる。また、本発明で用いるアルコールに
は水が含まれていても何ら問題はない。 なお、上記のアルコールは反応溶媒としても働
くため、特に他の溶媒を使用する必要はないが、
所望により、他の溶媒を用いることもできる。そ
のような溶媒については、本発明が利用する反応
に対して実質的に不活性である限り、特に限定は
ないが、適当な溶媒の例としては、酢酸エチル、
酢酸ブチルなどの低級脂肪酸エステル、ジオキサ
ン、ジブチルエーテル、テトラヒドロフランなど
のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、シクロヘキサンなどの脂環
族炭化水素、n―ヘキサンなどの脂肪族炭化水素
などを挙げることができる。 本発明において反応系に導入する水の量は、通
常は原料の3―フエニルプロピレン類1モルに対
して1〜300モル(好ましくは、10〜100モル)の
範囲内とする。水の量が上記の範囲の下限よりも
少ないと目的物のフエニルアセトン類の収率が低
下する。水の量を上記の範囲の上限より多くして
も反応の進行には差しつかえないが、多量の水の
添加は格別の効果をもたらさない一方、反応終了
後のアルコールの回収処理が面倒になるとの問題
が発生する。 本発明において触媒として用いるパラジウム塩
の例としては、塩化パラジウム、臭化パラジウ
ム、ヨウ化パラジウム、酢酸パラジウム、硫酸パ
ラジウム、硝酸パラジウムなどを挙げることがで
きる。本発明における触媒として特に好ましいパ
ラジウム塩は、塩化パラジウム、臭化パラジウム
などのハロゲン化パラジウムである。 原料(パラジウム塩)は、3―フエニルプロピ
レン類1モルに対して、一般に、0.001〜0.2モ
ル、そして、好ましくは0.005〜0.1モル用いる。
触媒の使用量がこの範囲の下限より少ない場合に
は反応は充分に進まず、また触媒の使用量を上記
の範囲の上限より多くしても、反応速度の向上に
殆ど寄与せず、一方、触媒の回収に手数が掛るよ
うになり、また触媒回収時の触媒の損失も増える
ため好ましくない。 上記の反応は、5〜150℃の温度で行なう。150
℃より高い温度では、異性化反応などの副反応が
進行しやすくなり、5℃より低い温度では、反応
速度が小さくなり実用的ではない。なお、実用上
特に好ましい反応温度は10〜90℃の範囲内の温度
である。また、反応時間は反応温度などの反応条
件によつても異なるが一般には10分〜5時間の範
囲内から選ばれる。 反応時の反応系の圧力には特に制限はないが、
通常は、常圧〜200Kg/cm2(ゲージ圧)の範囲の
圧力が選ばれる。 本発明は、たとえば、次のような方法により実
施することができる。 反応容器に3―フエニルプロピレン類、水、ア
ルコール、そしてパラジウム塩触媒を入れ、これ
に亜硝酸アルキルエステルを加えて所定の条件下
で反応を進行させる。ただし、これら原料、触媒
などの添加順序には特に制限はない。 反応終了後、発生したNOガス、未反応原料、
水、アルコール、目的の反応生成物(フエニルア
セトン類)などを、反応液を減圧蒸留することに
より分離取得する。ここで回収した未反応原料お
よびアルコール(水を含有する状態でもさしつか
えない)は、循環利用することができ、また同じ
く回収しNOガスは亜硝酸アルキルエステルの製
造に利用することもできる。 次に本発明の実施例を示す。 [実施例 1] 原料の3―フエニルプロピレン0.10モル、亜硝
酸メチル0.25モル、メチルアルコール0.5、水
36g、そして触媒の塩化パラジウム0.008モル
(1.42g)を反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。 反応終了後、反応液をガスクロマトグラフイー
にかけて、反応液中の未反応原料と生成した目的
物[フエニルアセトン]の定量を行ない、原料の
反応率100%、目的物の収率90%との結果を得た。
なお、原料の反応率と目的物の収率とは次に示す
式に従い計算した値である(以後の実施例におい
ても同様)。 原料[3―フエニルプロピレン類]の反応率
(%)=[原料の反応量(モル)÷原料の仕込
み量(モル)]×100 目的物[フエニルアセトン類]の収率(%)=
[生成した目的物の量(モル)÷原料の仕込
み量(モル)]×100 [実施例 2] 亜硝酸メチルとメチルアルコールとを、それぞ
れ亜硝酸n―ブチルとn―ブチルアルコールとに
変え、かつ反応温度を55℃に変えた以外は実施例
1と同様の反応を実施した。反応終了後、同様に
して反応液中の未反応原料と生成した目的物[フ
エニルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率
100%、目的物の収率87%との結果を得た。 [実施例 3] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シフエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1
と同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―ヒドロキシフエニルアセトン]の定量を行な
い、原料の反応率100%、目的物の収率83%との
結果を得た。 [実施例 4] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シフエニル)プロピレンに変えた以外は実施例2
と同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―ヒドロキシフエニルアセトン]の定量を行な
い、原料の反応率100%、目的物の収率80%との
結果を得た。 [実施例 5] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
フエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1と
同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―メトキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率95%との結果
を得た。 [実施例 6] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
フエニル)プロピレンに変えた以外は実施例2と
同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―メトキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率90%との結果
を得た。 [実施例 7] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニル)プロピレンに変えた
以外は実施例1と同様の反応を実施した。反応終
了後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成
した目的物[4―ヒドロキシ―3―メトキシフエ
ニルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率
100%、目的物の収率85%との結果を得た。 [実施例 8] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニル)プロピレンに変え、
亜硝酸メチルとメチルアルコールとを、それぞれ
亜硝酸エチルとエチルアルコールとに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―ヒドロキシ―3―メトキシフエニ
ルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率100
%、目的物の収率82%との結果を得た。 [実施例 9] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニル)プロピレンに変えた
以外は実施例2と同様の反応を実施した。反応終
了後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成
した目的物[4―ヒドロキシ―3―メトキシフエ
ニルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率
100%、目的物の収率80%との結果を得た。 [実施例 10] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―ジメ
トキシフエニル)プロピレンに変えた以外は実施
例1と同様の反応を実施した。反応終了後、同様
にして、反応液中の未反応原料と生成した目的物
[3,4―ジメトキシフエニルアセトン]の定量
を行ない、原料の反応率100%、目的物の収率93
%との結果を得た。 [実施例 11] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―ジメ
トキシフエニル)プロピレンに変えた以外は実施
例8と同様の反応を実施した。反応終了後、同様
にして、反応液中の未反応原料と生成した目的物
[3,4―ジメトキシフエニルアセトン]の定量
を行ない、原料の反応率100%、目的物の収率91
%との結果を得た。 [実施例 12] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―ジメ
トキシフエニル)プロピレンに変えた以外は実施
例2と同様の反応を実施した。反応終了後、同様
にして、反応液中の未反応原料と生成した目的物
[3,4―ジメトキシフエニルアセトン]の定量
を行ない、原料の反応率100%、目的物の収率89
%との結果を得た。 [実施例 13] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―ニトロフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―3―ニトロフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率79%との結果を得た。 [実施例 14] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―ニトロフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―3―ニトロフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率76%との結果を得た。 [実施例 15] 3―フエニルプロピレンを3―(3―アミノ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―アミノ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率83%との結果を得た。 [実施例 16] 3―フエニルプロピレンを3―(3―アミノ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―アミノ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率79%との結果を得た。 [実施例 17] 3―フエニルプロピレンを3―(3―クロロ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―クロロ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率85%との結果を得た。 [実施例 18] 3―フエニルプロピレンを3―(3―クロロ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―クロロ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率82%との結果を得た。 [実施例 19] 3―フエニルプロピレンを3―(3―ブロモ―
4―エトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―ブロモ―4―エトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率88%との結果を得た。 [実施例 20] 3―フエニルプロピレンを3―(3―ブロモ―
4―エトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―ブロモ―4―エトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率81%との結果を得た。 [実施例 21] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―メチルフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―4―メチルフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率90%との結果を得た。 [実施例 22] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―メチルフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―3―メチルフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率88%との結果を得た。 [実施例 23] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
フエニル)プロピレンに変え、触媒の塩化パラジ
ウムを同モル(0.008モル)の臭化パラジウムに
変えた以外は実施例1と同様の反応を実施した。
反応終了後、同様にして、反応液中の未反応原料
と生成した目的物[4―メトキシフエニルアセト
ン]の定量を行ない、原料の反応率100%、目的
物の収率96%との結果を得た。 [実施例 24] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―メチ
レンジオキシフエニル)プロピレンに変え、触媒
の塩化パラジウムを同モル(0.008モル)の臭化
パラジウムに変えた以外は実施例1と同様の反応
を実施した。反応終了後、同様にして、反応液中
の未反応原料と生成した目的物[3,4―メチレ
ンジオキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率90%との結果
を得た。 [実施例 25] 3―フエニルプロピレンを3―(2―ヒドロキ
シフエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1
と同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[2
―ヒドロキシフエニルアセトン]の定量を行な
い、原料の反応率100%、目的物の収率85%との
結果を得た。 [実施例 26] 3―フエニルプロピレンを3―(2―メトキシ
フエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1と
同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[2
―メトキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率93%との結果
を得た。 [実施例 27〜29] 原料の3―(4―ヒドロキシ―3―メトキシフ
エニル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25
モル、メチルアルコール0.5、水36g、そして
触媒0.008モルを反応容器に、仕込み、反応温度
25℃、反応時間2時間の条件にて反応を行なつ
た。反応終了後、実施例1と同様にして、反応液
中の未反応原料と生成した目的物[4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニルアセトン]の定量を行
なつた。 用いた触媒と得られた結果を第1表に示す。
するものである。 フエニルアセトン類は各種の農薬、医薬品など
の中間原料として有用である。たとえば、4―ヒ
ドロキシ―3―メトキシフエニルアセトン
(HMPA)、3,4―ジメトキシフエニルアセト
ン(DMPA)、および3,4―メチレンジオキシ
フエニルアセトンは血圧降下剤として用いられる
L―α―メチルドーパを製造するための中間体と
して利用される化合物である。従つてその有用性
は非常に高いが、従来知られている方法は工業的
製法としては満足できるものではなかつた。 たとえば、英国特許第1119612号明細書には、
1―(3,4―ジメトキシフエニル)プロピレン
に過酢酸などの過酸化物を作用させ、得られたジ
オール型の生成物を塩化亜鉛のような酸性物質で
処理することによりDMPAを得る方法を開示し
ている。しかし、この方法は、酸性物質による処
理の工程の収率が低い点、そして使用する過酸化
物は爆発性があるためその取扱いに特に注意が必
要である点などにおいて問題があり、工業的に好
ましい方法とはいえない。 また、ジヤーナル・オブ・アメリカン・ケミカ
ル・ソサイテイ(JACS),77,700(1955)には、
酢酸エチルなどの溶媒中で3,4―ジメトキシフ
エニルアセトニトリルにナトリウムエトキシドを
反応させてアセチル体に変え、次いでこれを加水
分解することからなるDMPAの製造法が開示さ
れている。しかし、この方法は、ナトリウムエト
キシドの加水分解を防ぐために、これを用いる工
程は厳密に水を除去した系で行なう必要がある
点、その加水分解工程の収率が低い点、また原料
の,4―ジメトキシフエニルアセトニトリル自体
を入手の容易な化学原料から製造するために必要
な工程を考慮すると全体の工程数が多くなる点な
どの問題があり、工業的に好ましい方法とはいえ
ない。 従つて、本発明は、容易に入手できる原料から
高い収率でフエニルアセトン類を製造する方法を
提供することを目的とするものである。 また、本発明は、厳しい反応条件を必要とする
ことなく、高い反応速度で進行する反応を利用す
るフエニルアセトン類の製造方法を提供すること
もその目的とするものである。 すなわち本発明は、一般式(): (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい) で表わされる3―フエニルプロピレン類を、水、
アルコール、亜硝酸アルキルエステルおよびパラ
ジウム塩触媒の存在下にて反応させることを特徴
とする、一般式() [X,Y,Zは、前記一般式()について定
義したものと同じ意味を有する] で表わされるフエニルアセトン類の製造方法から
なるものである。 次に本発明を詳しく説明する。 本発明によつて製造することのできるフエニル
アセトン類は、一般に次の式()により表わす
ことができる。 (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい)。 本発明はフエニルアセトン類を、容易に入手す
ることのできる3―フエニルプロピレン類を原料
として製造する方法であり、その反応は、水、ア
ルコール、亜硝酸アルキルエステルおよびパラジ
ウム塩触媒の存在下にて行なわれる。 白金、ロジウム、パラジウムなどの白金族元素
からなる触媒の存在下で亜硝酸アルキルエステル
を反応させる場合、その反応系に水が存在すると
亜硝酸アルキルエステルが加水分解して亜硝酸を
生成し、この亜硝酸から各種の窒素酸化物が生成
するため、ニトロソ化、ニトロ化などの副反応が
発生したり、あるいは触媒の失活を招いたりする
ことがあることは従来より知られている。 しかし、本発明者の検討によると、本発明で利
用する反応系においては、意外にも水は目的の反
応に対して妨害作用を示すことなくフエニルアセ
トン類の生成に有効に作用することがわかつた。 本発明が利用する反応において亜硝酸アルキル
エステルおよび水などが、どのようにして関与し
ているかは明確にはわからないが、おそらく3―
フエニルプロピレン類と亜硝酸アルキルエステル
が反応して1―フエニル―2,2―ジアルコキシ
プロパン類が生成し、このものが水により加水分
解されてフエニルアセトン類となるものと推定さ
れる。 本発明の原料である3―フエニルプロピレン類
は、次の()式により表わすことができる。 (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい)。 溶液の()式により表わされる3―フエニル
プロピレン類は、天然に存在する植物油から抽出
するか、あるいは、対応するベンゼンもしくは置
換ベンゼン化合物とハロゲン化アリル(CH2=
CH―CH2Brなど)との反応などにより容易に入
手できる。 本発明において用いる亜硝酸アルキルエステル
は()式により表わすことができる。 RONO () (ここでRは、脂肪族、芳香族あるいは脂環族
の飽和あるいは不飽和のアルキル基であり、炭素
数1〜10のアルキル基もしくはベンジル基である
ことが好ましい)。 なお上記()式で、Rは、特にメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘ
プチル、オクチル、ノニル、デシルなどの脂肪族
基あるいはベンジルなどの芳香族基であることが
好ましく、なかでも炭素数1〜4の飽和脂肪族ア
ルキル基すなわち、メチル、エチル、n―プロピ
ル、イソプロピル、n―ブチル、sec―ブチルな
どであることが好ましい。 亜硝酸アルキルエステルは、3―フエニルプロ
ピレン類1モルに対して2モル以上用いる。実際
の反応においては3―フエニルプロピレン類1モ
ルに対して2〜5モル、好ましくは2.1〜3.5モル
用いる。 本発明において用いるアルコールの例としては
メチルアルコール、エチルアルコール、プロピル
アルコール、ブチルアルコール、ペンチルアルコ
ール、ヘキシルアルコール、ヘプチルアルコー
ル、オクチルアルコール、ノニルアルコール、デ
シルアルコール、ベンジルアルコールなどの炭素
数1〜10のアルキル基もしくはベンジル基を有す
るアルコールであることが好ましい。また上記の
亜硝酸アルキルエステルのアルキル基と同じアル
キル基を有するアルコールを用いることにより反
応液からのアルコールの回収再使用が容易となる
との利点があるため、そのようなアルコールを選
ぶことが好ましい。アルコールは、使用する3―
フエニルプロピレン類1モルに対して通常は1〜
10用いる。また、本発明で用いるアルコールに
は水が含まれていても何ら問題はない。 なお、上記のアルコールは反応溶媒としても働
くため、特に他の溶媒を使用する必要はないが、
所望により、他の溶媒を用いることもできる。そ
のような溶媒については、本発明が利用する反応
に対して実質的に不活性である限り、特に限定は
ないが、適当な溶媒の例としては、酢酸エチル、
酢酸ブチルなどの低級脂肪酸エステル、ジオキサ
ン、ジブチルエーテル、テトラヒドロフランなど
のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族炭化水素、シクロヘキサンなどの脂環
族炭化水素、n―ヘキサンなどの脂肪族炭化水素
などを挙げることができる。 本発明において反応系に導入する水の量は、通
常は原料の3―フエニルプロピレン類1モルに対
して1〜300モル(好ましくは、10〜100モル)の
範囲内とする。水の量が上記の範囲の下限よりも
少ないと目的物のフエニルアセトン類の収率が低
下する。水の量を上記の範囲の上限より多くして
も反応の進行には差しつかえないが、多量の水の
添加は格別の効果をもたらさない一方、反応終了
後のアルコールの回収処理が面倒になるとの問題
が発生する。 本発明において触媒として用いるパラジウム塩
の例としては、塩化パラジウム、臭化パラジウ
ム、ヨウ化パラジウム、酢酸パラジウム、硫酸パ
ラジウム、硝酸パラジウムなどを挙げることがで
きる。本発明における触媒として特に好ましいパ
ラジウム塩は、塩化パラジウム、臭化パラジウム
などのハロゲン化パラジウムである。 原料(パラジウム塩)は、3―フエニルプロピ
レン類1モルに対して、一般に、0.001〜0.2モ
ル、そして、好ましくは0.005〜0.1モル用いる。
触媒の使用量がこの範囲の下限より少ない場合に
は反応は充分に進まず、また触媒の使用量を上記
の範囲の上限より多くしても、反応速度の向上に
殆ど寄与せず、一方、触媒の回収に手数が掛るよ
うになり、また触媒回収時の触媒の損失も増える
ため好ましくない。 上記の反応は、5〜150℃の温度で行なう。150
℃より高い温度では、異性化反応などの副反応が
進行しやすくなり、5℃より低い温度では、反応
速度が小さくなり実用的ではない。なお、実用上
特に好ましい反応温度は10〜90℃の範囲内の温度
である。また、反応時間は反応温度などの反応条
件によつても異なるが一般には10分〜5時間の範
囲内から選ばれる。 反応時の反応系の圧力には特に制限はないが、
通常は、常圧〜200Kg/cm2(ゲージ圧)の範囲の
圧力が選ばれる。 本発明は、たとえば、次のような方法により実
施することができる。 反応容器に3―フエニルプロピレン類、水、ア
ルコール、そしてパラジウム塩触媒を入れ、これ
に亜硝酸アルキルエステルを加えて所定の条件下
で反応を進行させる。ただし、これら原料、触媒
などの添加順序には特に制限はない。 反応終了後、発生したNOガス、未反応原料、
水、アルコール、目的の反応生成物(フエニルア
セトン類)などを、反応液を減圧蒸留することに
より分離取得する。ここで回収した未反応原料お
よびアルコール(水を含有する状態でもさしつか
えない)は、循環利用することができ、また同じ
く回収しNOガスは亜硝酸アルキルエステルの製
造に利用することもできる。 次に本発明の実施例を示す。 [実施例 1] 原料の3―フエニルプロピレン0.10モル、亜硝
酸メチル0.25モル、メチルアルコール0.5、水
36g、そして触媒の塩化パラジウム0.008モル
(1.42g)を反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。 反応終了後、反応液をガスクロマトグラフイー
にかけて、反応液中の未反応原料と生成した目的
物[フエニルアセトン]の定量を行ない、原料の
反応率100%、目的物の収率90%との結果を得た。
なお、原料の反応率と目的物の収率とは次に示す
式に従い計算した値である(以後の実施例におい
ても同様)。 原料[3―フエニルプロピレン類]の反応率
(%)=[原料の反応量(モル)÷原料の仕込
み量(モル)]×100 目的物[フエニルアセトン類]の収率(%)=
[生成した目的物の量(モル)÷原料の仕込
み量(モル)]×100 [実施例 2] 亜硝酸メチルとメチルアルコールとを、それぞ
れ亜硝酸n―ブチルとn―ブチルアルコールとに
変え、かつ反応温度を55℃に変えた以外は実施例
1と同様の反応を実施した。反応終了後、同様に
して反応液中の未反応原料と生成した目的物[フ
エニルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率
100%、目的物の収率87%との結果を得た。 [実施例 3] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シフエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1
と同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―ヒドロキシフエニルアセトン]の定量を行な
い、原料の反応率100%、目的物の収率83%との
結果を得た。 [実施例 4] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シフエニル)プロピレンに変えた以外は実施例2
と同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―ヒドロキシフエニルアセトン]の定量を行な
い、原料の反応率100%、目的物の収率80%との
結果を得た。 [実施例 5] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
フエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1と
同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―メトキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率95%との結果
を得た。 [実施例 6] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
フエニル)プロピレンに変えた以外は実施例2と
同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[4
―メトキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率90%との結果
を得た。 [実施例 7] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニル)プロピレンに変えた
以外は実施例1と同様の反応を実施した。反応終
了後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成
した目的物[4―ヒドロキシ―3―メトキシフエ
ニルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率
100%、目的物の収率85%との結果を得た。 [実施例 8] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニル)プロピレンに変え、
亜硝酸メチルとメチルアルコールとを、それぞれ
亜硝酸エチルとエチルアルコールとに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―ヒドロキシ―3―メトキシフエニ
ルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率100
%、目的物の収率82%との結果を得た。 [実施例 9] 3―フエニルプロピレンを3―(4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニル)プロピレンに変えた
以外は実施例2と同様の反応を実施した。反応終
了後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成
した目的物[4―ヒドロキシ―3―メトキシフエ
ニルアセトン]の定量を行ない、原料の反応率
100%、目的物の収率80%との結果を得た。 [実施例 10] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―ジメ
トキシフエニル)プロピレンに変えた以外は実施
例1と同様の反応を実施した。反応終了後、同様
にして、反応液中の未反応原料と生成した目的物
[3,4―ジメトキシフエニルアセトン]の定量
を行ない、原料の反応率100%、目的物の収率93
%との結果を得た。 [実施例 11] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―ジメ
トキシフエニル)プロピレンに変えた以外は実施
例8と同様の反応を実施した。反応終了後、同様
にして、反応液中の未反応原料と生成した目的物
[3,4―ジメトキシフエニルアセトン]の定量
を行ない、原料の反応率100%、目的物の収率91
%との結果を得た。 [実施例 12] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―ジメ
トキシフエニル)プロピレンに変えた以外は実施
例2と同様の反応を実施した。反応終了後、同様
にして、反応液中の未反応原料と生成した目的物
[3,4―ジメトキシフエニルアセトン]の定量
を行ない、原料の反応率100%、目的物の収率89
%との結果を得た。 [実施例 13] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―ニトロフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―3―ニトロフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率79%との結果を得た。 [実施例 14] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―ニトロフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―3―ニトロフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率76%との結果を得た。 [実施例 15] 3―フエニルプロピレンを3―(3―アミノ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―アミノ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率83%との結果を得た。 [実施例 16] 3―フエニルプロピレンを3―(3―アミノ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―アミノ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率79%との結果を得た。 [実施例 17] 3―フエニルプロピレンを3―(3―クロロ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―クロロ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率85%との結果を得た。 [実施例 18] 3―フエニルプロピレンを3―(3―クロロ―
4―メトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―クロロ―4―メトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率82%との結果を得た。 [実施例 19] 3―フエニルプロピレンを3―(3―ブロモ―
4―エトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―ブロモ―4―エトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率88%との結果を得た。 [実施例 20] 3―フエニルプロピレンを3―(3―ブロモ―
4―エトキシフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[3―ブロモ―4―エトキシフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率81%との結果を得た。 [実施例 21] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―メチルフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例1と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―4―メチルフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率90%との結果を得た。 [実施例 22] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
―3―メチルフエニル)プロピレンに変えた以外
は実施例2と同様の反応を実施した。反応終了
後、同様にして、反応液中の未反応原料と生成し
た目的物[4―メトキシ―3―メチルフエニルア
セトン]の定量を行ない、原料の反応率100%、
目的物の収率88%との結果を得た。 [実施例 23] 3―フエニルプロピレンを3―(4―メトキシ
フエニル)プロピレンに変え、触媒の塩化パラジ
ウムを同モル(0.008モル)の臭化パラジウムに
変えた以外は実施例1と同様の反応を実施した。
反応終了後、同様にして、反応液中の未反応原料
と生成した目的物[4―メトキシフエニルアセト
ン]の定量を行ない、原料の反応率100%、目的
物の収率96%との結果を得た。 [実施例 24] 3―フエニルプロピレンを3―(3,4―メチ
レンジオキシフエニル)プロピレンに変え、触媒
の塩化パラジウムを同モル(0.008モル)の臭化
パラジウムに変えた以外は実施例1と同様の反応
を実施した。反応終了後、同様にして、反応液中
の未反応原料と生成した目的物[3,4―メチレ
ンジオキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率90%との結果
を得た。 [実施例 25] 3―フエニルプロピレンを3―(2―ヒドロキ
シフエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1
と同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[2
―ヒドロキシフエニルアセトン]の定量を行な
い、原料の反応率100%、目的物の収率85%との
結果を得た。 [実施例 26] 3―フエニルプロピレンを3―(2―メトキシ
フエニル)プロピレンに変えた以外は実施例1と
同様の反応を実施した。反応終了後、同様にし
て、反応液中の未反応原料と生成した目的物[2
―メトキシフエニルアセトン]の定量を行ない、
原料の反応率100%、目的物の収率93%との結果
を得た。 [実施例 27〜29] 原料の3―(4―ヒドロキシ―3―メトキシフ
エニル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25
モル、メチルアルコール0.5、水36g、そして
触媒0.008モルを反応容器に、仕込み、反応温度
25℃、反応時間2時間の条件にて反応を行なつ
た。反応終了後、実施例1と同様にして、反応液
中の未反応原料と生成した目的物[4―ヒドロキ
シ―3―メトキシフエニルアセトン]の定量を行
なつた。 用いた触媒と得られた結果を第1表に示す。
【表】
[実施例 30〜32]
原料の3―(3,4―ジメトキシフエニル)プ
ロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モル、メチ
ルアルコール0.5、水36gそして触媒0.008モル
を反応容器に仕込み、反応温度25℃、反応時間2
時間の条件にて反応を行なつた。反応終了後、実
施例1と同様にして、反応液中の未反応原料と生
成した目的物[3,4―ジメトキシフエニルアセ
トン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第2表に示す。
ロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モル、メチ
ルアルコール0.5、水36gそして触媒0.008モル
を反応容器に仕込み、反応温度25℃、反応時間2
時間の条件にて反応を行なつた。反応終了後、実
施例1と同様にして、反応液中の未反応原料と生
成した目的物[3,4―ジメトキシフエニルアセ
トン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第2表に示す。
【表】
[実施例 33〜34]
原料の3―(3―クロロ―4―メトキシフエニ
ル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モ
ル、メチルアルコール0.5、水36g、そして触
媒0.008モルを反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。反応
終了後、実施例1と同様にして、反応液中の未反
応原料と生成した目的物[3―4―クロロ―メト
キシフエニルアセトン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第3表に示す。
ル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モ
ル、メチルアルコール0.5、水36g、そして触
媒0.008モルを反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。反応
終了後、実施例1と同様にして、反応液中の未反
応原料と生成した目的物[3―4―クロロ―メト
キシフエニルアセトン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第3表に示す。
【表】
[実施例 35〜36]
原料の3―(4―メトキシ―3―ニトロフエニ
ル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モ
ル、メチルアルコール0.5、水36g、そして触
媒0.008モルを反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。反応
終了後、実施例1と同様にして、反応液中の未反
応原料と生成した目的物[4―メトキシ―3―ニ
トロフエニルアセトン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第4表に示す。
ル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モ
ル、メチルアルコール0.5、水36g、そして触
媒0.008モルを反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。反応
終了後、実施例1と同様にして、反応液中の未反
応原料と生成した目的物[4―メトキシ―3―ニ
トロフエニルアセトン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第4表に示す。
【表】
[実施例 37〜38]
原料の3―(3―アミノ―4―エトキシフエニ
ル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モ
ル、メチルアルコール0.5、水36g、そして触
媒0.008モルを反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。反応
終了後、実施例1と同様にして、反応液中の未反
応原料と生成した目的物[3―アミノ―4―エト
キシフエニルアセトン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第5表に示す。
ル)プロピレン0.10モル、亜硝酸メチル0.25モ
ル、メチルアルコール0.5、水36g、そして触
媒0.008モルを反応容器に仕込み、反応温度25℃、
反応時間2時間の条件にて反応を行なつた。反応
終了後、実施例1と同様にして、反応液中の未反
応原料と生成した目的物[3―アミノ―4―エト
キシフエニルアセトン]の定量を行なつた。 用いた触媒と得られた結果を第5表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (X,Y,Zはそれぞれ、水素原子、水酸基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルキ
ル基、低級アルコキシ基からなる群より選ばれた
置換基で、X,Y,Zは同一でも、それぞれ異な
つていてもよい:あるいは、X,Y,Zのうちの
任意の二つがベンゼン環の一部と共同して酸素原
子を1〜2個含有する5〜7員環の複素環を形成
していてもよい) で表わされる3―フエニルプロピレン類を、水、
アルコール、亜硝酸アルキルエステルおよびパラ
ジウム塩触媒の存在下にて反応させることを特徴
とする、一般式() [X,Y,Zは、前記一般式()について定
義したものと同じ意味を有する] で表わされるフエニルアセトン類の製造方法。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57136346A JPS5927846A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | フエニルアセトン類の製造方法 |
| DE8383304362T DE3370616D1 (en) | 1982-08-06 | 1983-07-28 | Process for producing phenylacetones |
| EP83304362A EP0101223B1 (en) | 1982-08-06 | 1983-07-28 | process for producing phenylacetones |
| US06/518,691 US4638094A (en) | 1982-08-06 | 1983-07-29 | Process for producing phenylacetones |
| DK357083A DK357083A (da) | 1982-08-06 | 1983-08-04 | Fremgangsmaade til fremstilling af phenylacetoner |
| HU832786A HU196049B (en) | 1982-08-06 | 1983-08-05 | New process for producing phenyl-acetones |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57136346A JPS5927846A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | フエニルアセトン類の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927846A JPS5927846A (ja) | 1984-02-14 |
| JPS6338010B2 true JPS6338010B2 (ja) | 1988-07-28 |
Family
ID=15173042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57136346A Granted JPS5927846A (ja) | 1982-08-06 | 1982-08-06 | フエニルアセトン類の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927846A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04124406U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-12 | 株式会社カンセイ | 車間距離測定装置 |
| JPH0517506U (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-05 | 大川トランステイル株式会社 | 鉄骨製品等の測定装置 |
-
1982
- 1982-08-06 JP JP57136346A patent/JPS5927846A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04124406U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-12 | 株式会社カンセイ | 車間距離測定装置 |
| JPH0517506U (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-05 | 大川トランステイル株式会社 | 鉄骨製品等の測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5927846A (ja) | 1984-02-14 |
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