JP2542017B2 - 壁撚調仮撚糸 - Google Patents

壁撚調仮撚糸

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JP2542017B2 JP62305897A JP30589787A JP2542017B2 JP 2542017 B2 JP2542017 B2 JP 2542017B2 JP 62305897 A JP62305897 A JP 62305897A JP 30589787 A JP30589787 A JP 30589787A JP 2542017 B2 JP2542017 B2 JP 2542017B2
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友次 金村
泰次 井上
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複合仮撚によって得られる壁撚調仮撚糸に
関するものである。
(従来の技術) 従来、マルチフィラメント糸を用いて壁撚糸を作る方
法としては、あらかじめ下撚を入れた糸条と無撚の糸条
とを合撚する際に下撚と逆方向の撚方向で合撚する方法
が良く知られている。
しかしながら、該加工方法によると(イタリー撚糸機
を用いて)マルチフィラメント糸条に中撚〜強撚の下撚
を入れ、更に同下撚と同程度の撚数で、下撚とは逆方向
に加撚しながら無撚の糸条と共に合撚する実撚工程を必
要とするため、生産性が低く、加工コストが高価となる
などの欠点を有していた。
また、同じくマルチフィラメント糸からなる芯糸と鞘
糸を使い所定の条件下で仮撚加工を施し、壁撚調糸を得
ようとする方法が、例えば特公昭50−35147号公報に開
示されている。
しかるに、同公報に開示された条件の下で実施したと
ころ、得られた糸条は第3図及び第4図に示す糸条形態
となった。つまり、第3図に示す糸条の場合、1重捲回
部13′では芯糸1が芯部を構成し、鞘糸2が芯糸1に単
に捲き付いてカバーリングされた形態となって、所謂鞘
糸2に芯糸1がウェーブ状に捲き付く壁撚調が得られ
ず、また第4図に示す糸条の場合には1重捲回部13′で
芯糸1と鞘糸2が引揃え合撚形状となって、前記と同様
に壁撚調が得られなかった。更に同方法により得られる
糸条は、第3図及び第4図に示す如く3重捲回部12′,1
2″が明らかなスラブ形状となり、前記構造に加えて壁
撚調糸からは程遠いものとなっていた。
特開昭61−102444号公報には、3重捲回部のスラブ部
と1重捲回部の捲縮構造による道中部と前記スラブ部及
び道中部の間に壁撚構造の集束部とを形成させたスラブ
糸が開示されている。しかしながら、同公報に開示され
た仮撚糸は、壁撚構造が3重捲回部と道中部との間に存
在するだけであり、壁撚調としては、風合、外観効果の
点から極めて不十分なものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 従って、従来一般の壁撚糸の製造方法では加工コスト
が高く、生産性にも限界があり、このため複合仮撚加工
により壁撚調糸を得ようとする得案もなされてはいる
が、事実上目的とする形態をもつ糸条が得られていない
というのが現状である。
本発明は、かかる問題点に鑑み開発されたもので、安
価で生産性に優れた複合仮撚加工法を利用することによ
り、風合、外観効果が共に優れた壁撚調仮撚糸を提供し
ようとするものである。
(問題点を解決するための手段) このため、本発明は芯糸の加撚域に鞘糸を一定距離を
保ってオーバーフィード供給し、トラバース捲回する複
合仮撚法により得られた、1重捲回部と3重捲回部とが
交互に混在する仮撚糸であって、芯糸の繊度と鞘糸の繊
度との繊度比D1/D2が3〜30であり、1重捲回部は鞘糸
の周面に芯糸が波状に捲回した壁撚調を示し、見掛上の
太さが3重捲回部と1重捲回部とでほぼ同程度であるこ
とを特徴とする壁撚調仮撚糸を、その構成に欠くことの
できない事項とするものである。
(作用) 以下、本発明を図面に従って詳細に説明する。
第1図は本発明方法の実施にあたって使用する装置例
とその実施の態様を示す概略図である。
芯糸1はマグネットテンサー3により張力調整されス
ピンドル6により加撚される。一方、鞘糸2はフィード
ローラ4によりオーバーフィードされ、芯糸1の加撚域
から一定距離を保った鞘糸供給ガイド11より供給され芯
糸1にトラバース捲回することにより1重捲回部と3重
捲回部とを交互に形成し、壁撚調仮撚糸となるものであ
る。
図中5は熱固定ヒータ、7はデリベリローラー、8は
セットヒーター、9は第2デリベリローラー、10は壁撚
調仮撚糸パッケージである。
以上の方法において、目的とする糸条を得るための要
件としては、第1の条件として、芯糸の繊度D1(d/f)
と鞘糸2の繊度D2(d/f)の比D1/D2が3〜30の関係を満
足している必要がある。繊度比D1/D2が3未満であると
3重捲回部12が太くなりすぎ、得られる糸条は第3図及
び第4図に示す様にスラブ調となり、かつ道中部である
1重捲回部13は壁撚調とならずストレートな状態を呈す
る。また、繊度比D1/D2が30より大きくなると3重捲回
部12は目立たないものの、道中部の1重捲回部13で鞘糸
2が芯糸1に埋没してしまい壁撚効果が得られない。
第2の条件は、仮撚数TWが 25,000≦{D1+D2×(1+オーバーフィード率/100}
1/2×TW≦40,000 の範囲にあることである。仮撚数TWが25,000以下では
捲回角度が甘く充分な壁撚効果を得られず、また40,000
以上では加工性が不安定となる。
第3の条件は、芯糸1に対する鞘糸2のオーバーフィ
ード率を80%〜130%の範囲とすることである。鞘糸2
のオーバーフィード率が80%以下では、捲回角度及び間
隔が広くなり壁撚効果を呈せず、糸条の集束性も不良な
ものとなる。また、同オーバーフィード率が130%以上
では、鞘糸2が充分に吸収されず加工性が不安定とな
る。
第4の条件は、熱固定温度Teと糸条のガラス転移点温
度Tgとの関係を Tg+10≦Te≦Tg+55 の範囲とすることである。
前述のごとく本発明は比較的高い仮撚数を設定する必
要があるためには捲縮が賦型されやすく、通常の実撚法
によって得られる壁撚糸のごとき生糸(なま糸)の風合
や光沢が得にくい。このことは織物としたときのふかつ
きや、ドレープ性の欠如にもつながる。従って、加撚域
での熱固定温度を極力低くし、低捲縮に保つことが効果
的である。しかしながら、熱固定温度が低すぎれば糸条
の集束性が低下し、加工性はもとより後工程の通過性が
不可能となる。そこで、各種実験の結果、熱固定温度は
上記式の範囲にすることにより、両者を共に満足する効
果が得られることを知った。但し、壁撚調の形状効果の
みを必要とする場合にはこの限りではない。
本発明は以上述べた第1〜第4の条件を満足すること
によって得られるものであるが、更に第2図乃至第4図
に示す糸条の外観図によって説明すると、既述した従来
の複合仮撚法、例えば特公昭50−35147号などの方法に
おいては、1重捲回部13は、第3図に示す通り芯糸1が
鞘糸2に単にカバーリングされた形状となるか、もしく
は第4図に示す通り芯糸1と鞘糸2が引揃え合撚の形状
となる。同時に、3重捲回部12は明らかなスラブ形状と
なるのに対し、本発明によって得られる糸条は第2図に
示す通り、1重捲回部13は鞘糸2の周面に芯糸1が波状
に捲回した鮮明な壁撚形状を呈し、かつ3重捲回部12は
見掛上1重捲回部13より太く見えないため良好な壁撚調
仮撚糸を得ることができる。
この理由は本発明の第1の条件に示した通り芯糸1に
対し鞘糸2の繊度差を大きくし、第3の条件による仮撚
数とすることにより、加撚時に生じる芯糸1と鞘糸2と
の撚縮み率に大きな差が生じるためで、太繊度である芯
糸1は細繊度である鞘糸2よりも大きな撚縮みとなるた
め加撚時には鞘糸2が芯糸1に対して捲回しているにも
かかわらず、1重捲回部13は解燃時において細繊度であ
る鞘糸2が芯部を構成し、太繊度である芯糸1が鞘糸2
に波状に捲回した構造となるためである。また、3重捲
回部12は細繊度である鞘糸2によって構成されているた
め見掛けの太さを小さくすることができるため壁撚効果
がより強調されたものとなる。
なお、第3の条件は仮撚法によって実撚構造を得るた
めの公知の必須条件であるが、オーバーフィードされた
鞘糸2の芯糸1への供給距離は特に規制しないが、これ
を100mm以上とすることにより1重捲回部13が長くなり
壁撚効果が充分に得られる。
(実施例) 芯糸としてポリエステルフィラメント糸300d/96fを鞘
糸として同じく30d/12fを用い下記に示す加工条件にて
本発明を実施したところ、3重捲回部が殆ど目立たず、
1重捲回部は波状形態の鮮明な壁撚調仮撚糸が得られ
た。また、加工条件を変更した場合の効果を表1に示
す。
スピンドル回転数:93,000rpm 仮撚数:1,550t/m・Z ヒーター温度:熱固定120℃、セット160℃ 鞘糸オーバーフィード率:+100% 鞘糸供給ガイド距離:芯糸から400mm 芯糸供給張力:14.5g (発明の効果) 以上、詳細に説明した如く本発明方法によれば、風合
・外観効果が共に優れた壁撚調仮撚糸を高生産性・低コ
ストで提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の態様を装置と共に示す全容概略
図、第2図は本発明によって得られる壁撚調仮撚糸の外
観図、第3図及び第4図は従来の複合仮撚法によって得
られるスラブ仮撚糸の外観図である。 図の主要部分の説明 1……芯糸 2……鞘糸 5……熱固定ヒータ 6……仮撚スピンドル 8……セットヒーター 12……3重捲回部 13……1重捲回部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芯糸の加撚域に鞘糸を一定距離を保ってオ
    ーバーフィード供給し、トラバース捲回する複合仮撚法
    により得られた、1重捲回部と3重捲回部とが交互に混
    在する仮撚糸であって、芯糸の繊度D1と鞘糸の繊度D2と
    の繊度比D1/D2が3〜30であり、1重捲回部は鞘糸の周
    面に芯糸が波状に捲回した壁撚調を示し、見掛上の太さ
    が3重捲回部と1重捲回部とでほぼ同程度であることを
    特徴とする壁撚調仮撚糸。
JP62305897A 1987-12-04 1987-12-04 壁撚調仮撚糸 Expired - Lifetime JP2542017B2 (ja)

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JPS61102444A (ja) * 1984-10-23 1986-05-21 三菱レイヨン株式会社 複合仮撚スラブ糸

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