JPH0129310Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129310Y2 JPH0129310Y2 JP1982019603U JP1960382U JPH0129310Y2 JP H0129310 Y2 JPH0129310 Y2 JP H0129310Y2 JP 1982019603 U JP1982019603 U JP 1982019603U JP 1960382 U JP1960382 U JP 1960382U JP H0129310 Y2 JPH0129310 Y2 JP H0129310Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley half
- movable pulley
- inclined plate
- rotating shaft
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は遠心式ベルト変速装置の改良に関す
る。
る。
(従来技術及びその問題点)
自動二輪車の中でも比較的エンジン出力が小さ
く駆動輪への伝達トルクが小さい自動二輪車にお
いては、エンジンのクランクシヤフトの回転を駆
動輪に伝達する手段としてゴムを主体とするドラ
イブベルトが使用され、変速装置としてはエンジ
ン回転数の増加に伴い発生する遠心力を利用して
クランクシヤフト側のプーリのピツチを自動的に
変え、それに応じて駆動輪側のピツチが変化して
回転比が変わる遠心式ベルト変速装置が一般に採
用され、運転の軽便性が図られている。
く駆動輪への伝達トルクが小さい自動二輪車にお
いては、エンジンのクランクシヤフトの回転を駆
動輪に伝達する手段としてゴムを主体とするドラ
イブベルトが使用され、変速装置としてはエンジ
ン回転数の増加に伴い発生する遠心力を利用して
クランクシヤフト側のプーリのピツチを自動的に
変え、それに応じて駆動輪側のピツチが変化して
回転比が変わる遠心式ベルト変速装置が一般に採
用され、運転の軽便性が図られている。
斯かる遠心式ベルト変速装置として従来第1図
に示す如く、回転軸1に固着された固定プーリ半
体2と、前記回転軸1に中央筒状ボス部4aが軸
受5を介して軸方向に摺動可能に嵌合され且つ外
周壁4bの内側部が傾斜板3の外周部に軸方向へ
は移動可能で周方向へは移動不可能にスプライン
結合手段6により結合された椀型状の可動プーリ
半体4と、該可動プーリ半体4の背面と前記回転
軸1に固着される環状の傾斜板3との間に配設さ
れ回転時の遠心力により該傾斜板3の前記回転軸
1への取付部3aより外周側の傾斜部3bに沿つ
て移動して前記可動プーリ半体4を前記固定プー
リ半体2側に移動させる重錘7とを備え、前記固
定プーリ半体2と前記可動プーリ半体4との間に
装着したベルト8のピツチを変えるようにしたも
のが知られている(実開昭55−152847号公報)。
に示す如く、回転軸1に固着された固定プーリ半
体2と、前記回転軸1に中央筒状ボス部4aが軸
受5を介して軸方向に摺動可能に嵌合され且つ外
周壁4bの内側部が傾斜板3の外周部に軸方向へ
は移動可能で周方向へは移動不可能にスプライン
結合手段6により結合された椀型状の可動プーリ
半体4と、該可動プーリ半体4の背面と前記回転
軸1に固着される環状の傾斜板3との間に配設さ
れ回転時の遠心力により該傾斜板3の前記回転軸
1への取付部3aより外周側の傾斜部3bに沿つ
て移動して前記可動プーリ半体4を前記固定プー
リ半体2側に移動させる重錘7とを備え、前記固
定プーリ半体2と前記可動プーリ半体4との間に
装着したベルト8のピツチを変えるようにしたも
のが知られている(実開昭55−152847号公報)。
斯かる従来の遠心式ベルト変速装置において
は、傾斜板3の回転軸1との取付部3aはフラツ
トで段差部を介することなく傾斜部3bと連接さ
れているため、該傾斜板3の剛性が低く、回転時
の重錘7によるくさび効果により、傾斜板3が若
干撓み、これに伴つて、可動プーリ半体4の中央
筒状ボス部4aと軸受5の軸長が短いことによ
り、この中央筒状ボス部4aがこじれて、その軸
線が回転軸1の軸線に対して平行状態を保てなく
なつて、可動プーリ半体4のベルト摺接面と回転
軸1の軸線との交差角が初期の設定角度に対して
狂つてしまう「この現象を以下(倒れ)とい
う。」。この可動プーリ半体4の倒れに起因して固
定プーリ半体2と可動プーリ半体4との間のベル
ト溝幅が変化することによつて、該ベルト溝に対
するベルト8の位置が不正確となり、ベルト変速
比が不安定になり易いという問題点があつた。こ
の問題点を解消するためには、可動プーリ半体4
の中央筒状ボス部4aと軸受5の軸長を反可動プ
ーリ半体2側に延長することが考えられるが、該
軸長を反可動プーリ半体2側に延長することは、
傾斜板3の取付部3aが邪魔になるから不可能で
ある。然るに上記問題点を解消するためには、可
動プーリ半体4の剛性を高めるしかない。斯かる
可動プーリ半体4の剛性を高めるためには、その
外周壁4bの軸方向長さを可動プーリ半体4の中
央筒状ボス部4aの軸長より長くしなければなら
ない。そうすると、可動プーリ半体4の重量が嵩
んで、その回転マスが大きくなるため、回転軸1
の回転変動に対するベルト変速比の追従性が悪い
という不具合がある。
は、傾斜板3の回転軸1との取付部3aはフラツ
トで段差部を介することなく傾斜部3bと連接さ
れているため、該傾斜板3の剛性が低く、回転時
の重錘7によるくさび効果により、傾斜板3が若
干撓み、これに伴つて、可動プーリ半体4の中央
筒状ボス部4aと軸受5の軸長が短いことによ
り、この中央筒状ボス部4aがこじれて、その軸
線が回転軸1の軸線に対して平行状態を保てなく
なつて、可動プーリ半体4のベルト摺接面と回転
軸1の軸線との交差角が初期の設定角度に対して
狂つてしまう「この現象を以下(倒れ)とい
う。」。この可動プーリ半体4の倒れに起因して固
定プーリ半体2と可動プーリ半体4との間のベル
ト溝幅が変化することによつて、該ベルト溝に対
するベルト8の位置が不正確となり、ベルト変速
比が不安定になり易いという問題点があつた。こ
の問題点を解消するためには、可動プーリ半体4
の中央筒状ボス部4aと軸受5の軸長を反可動プ
ーリ半体2側に延長することが考えられるが、該
軸長を反可動プーリ半体2側に延長することは、
傾斜板3の取付部3aが邪魔になるから不可能で
ある。然るに上記問題点を解消するためには、可
動プーリ半体4の剛性を高めるしかない。斯かる
可動プーリ半体4の剛性を高めるためには、その
外周壁4bの軸方向長さを可動プーリ半体4の中
央筒状ボス部4aの軸長より長くしなければなら
ない。そうすると、可動プーリ半体4の重量が嵩
んで、その回転マスが大きくなるため、回転軸1
の回転変動に対するベルト変速比の追従性が悪い
という不具合がある。
(考案の目的)
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、傾
斜板の繞みに伴う可動プーリ半体の倒れに起因し
てベルト溝幅が変化することによつて該ベルト溝
に対してベルトの位置が不正確になるのを防止し
て、ベルト変速比を安定させると共に、回転変動
に対するベルト変速比の追従性を高めた遠心式ベ
ルト変速装置を提供することを目的とする。
斜板の繞みに伴う可動プーリ半体の倒れに起因し
てベルト溝幅が変化することによつて該ベルト溝
に対してベルトの位置が不正確になるのを防止し
て、ベルト変速比を安定させると共に、回転変動
に対するベルト変速比の追従性を高めた遠心式ベ
ルト変速装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
上述の問題点を解決するため本考案において
は、回転軸に固着された固定プーリ半体と、前記
回転軸に中央筒状ボス部が軸受を介して軸方向に
摺動可能に嵌合された椀型状の可動プーリ半体
と、該可動プーリ半体の背面と前記回転軸に固着
される環状の傾斜板との間に配設される重錘とを
備え、前記固定プーリ半体と前記可動プーリ半体
との間に装着したベルトのピツチを変えるように
した遠心式ベルト変速装置において、前記傾斜板
の前記回転軸への取付部を該傾斜板の全周に亘り
且つ前記可動プーリ半体と反対側に向けて剛性を
向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出させ、
該膨出部に、前記可動プーリ半体の外周壁の端面
より延長した該可動プーリ半体の中央筒状ボス部
と軸受の各端面を突出せしめたものである。
は、回転軸に固着された固定プーリ半体と、前記
回転軸に中央筒状ボス部が軸受を介して軸方向に
摺動可能に嵌合された椀型状の可動プーリ半体
と、該可動プーリ半体の背面と前記回転軸に固着
される環状の傾斜板との間に配設される重錘とを
備え、前記固定プーリ半体と前記可動プーリ半体
との間に装着したベルトのピツチを変えるように
した遠心式ベルト変速装置において、前記傾斜板
の前記回転軸への取付部を該傾斜板の全周に亘り
且つ前記可動プーリ半体と反対側に向けて剛性を
向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出させ、
該膨出部に、前記可動プーリ半体の外周壁の端面
より延長した該可動プーリ半体の中央筒状ボス部
と軸受の各端面を突出せしめたものである。
(作用)
傾斜板の取付部を反可動プーリ半体側に向けて
剛性を向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出
させたことにより、該傾斜板の剛性が高まり、そ
の繞みを抑制できることは勿論、その膨出させた
分だけ、可動プーリ半体の中央筒状ボス部と軸受
の軸長を反可動プーリ半体側へ延長させることが
できる。また、該延長させた分だけ、可動プーリ
半体の中央筒状ボス部と軸受の軸長が長くなるの
で、可動プーリ半体が倒れ難くなる。故に、傾斜
板の繞みに伴う可動プーリ半体の倒れに起因する
固定プーリ半体と可動プーリ半体との間のベルト
溝幅の変化が激減し、ベルト溝に対するベルトの
位置が正確となり、ベルト変速比が安定する。更
に、可動プーリ半体が倒れ難くなつたことによつ
て、可動プーリ半体の外周壁の軸方向長さを、中
央筒状ボス部の軸長より短くでき、その短くなつ
た分、可動プーリ半体が軽量となるので、その回
転マスが小さくなつて、回転軸の回転変動に対し
てベルト変速比が良好に追従する。
剛性を向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出
させたことにより、該傾斜板の剛性が高まり、そ
の繞みを抑制できることは勿論、その膨出させた
分だけ、可動プーリ半体の中央筒状ボス部と軸受
の軸長を反可動プーリ半体側へ延長させることが
できる。また、該延長させた分だけ、可動プーリ
半体の中央筒状ボス部と軸受の軸長が長くなるの
で、可動プーリ半体が倒れ難くなる。故に、傾斜
板の繞みに伴う可動プーリ半体の倒れに起因する
固定プーリ半体と可動プーリ半体との間のベルト
溝幅の変化が激減し、ベルト溝に対するベルトの
位置が正確となり、ベルト変速比が安定する。更
に、可動プーリ半体が倒れ難くなつたことによつ
て、可動プーリ半体の外周壁の軸方向長さを、中
央筒状ボス部の軸長より短くでき、その短くなつ
た分、可動プーリ半体が軽量となるので、その回
転マスが小さくなつて、回転軸の回転変動に対し
てベルト変速比が良好に追従する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第2図に基づいて詳
述する。第2図は本考案の遠心式ベルト変速装置
の断面を示し、同図中10はエンジン(図示省
略)に連結される回転軸で、その一端部10aに
は傾斜板11、スリーブ12及び固定プーリ半体
13が嵌合されており、これらはナツト14によ
り前記回転軸10に対して強固に締付固定されて
いる。前記スリーブ12には前記傾斜板11と固
定プーリ半体13との間に位置して軸受15を介
して椀型状の可動プーリ半体16の中央筒状ボス
部16aが軸方向に移動自在に嵌合されている。
該可動プーリ半体16と前記傾斜板11との間に
重錘17が配設されている。前記傾斜板11には
前記回転軸10との取付部11aとその外周側の
傾斜部11bとの間に段差部11cが全周に亘り
形成されており、これにより前記取付部11aは
前記傾斜板11の全周に亘り且つ前記可動プーリ
半体16と反対側に向けて膨出している。前記傾
斜板11の傾斜部11bは前記可動プーリ半体1
6側に所定の角度で傾斜して略皿状に形成されて
いる。
述する。第2図は本考案の遠心式ベルト変速装置
の断面を示し、同図中10はエンジン(図示省
略)に連結される回転軸で、その一端部10aに
は傾斜板11、スリーブ12及び固定プーリ半体
13が嵌合されており、これらはナツト14によ
り前記回転軸10に対して強固に締付固定されて
いる。前記スリーブ12には前記傾斜板11と固
定プーリ半体13との間に位置して軸受15を介
して椀型状の可動プーリ半体16の中央筒状ボス
部16aが軸方向に移動自在に嵌合されている。
該可動プーリ半体16と前記傾斜板11との間に
重錘17が配設されている。前記傾斜板11には
前記回転軸10との取付部11aとその外周側の
傾斜部11bとの間に段差部11cが全周に亘り
形成されており、これにより前記取付部11aは
前記傾斜板11の全周に亘り且つ前記可動プーリ
半体16と反対側に向けて膨出している。前記傾
斜板11の傾斜部11bは前記可動プーリ半体1
6側に所定の角度で傾斜して略皿状に形成されて
いる。
斯かる形状の傾斜板11は金属板で一体に形成
されており、従つて、段差部11cを設けること
により傾斜板11自体の剛性(強度)が向上す
る。前記可動プーリ半体16の中央筒状ボス部1
6aと軸受15の各端面は、該可動プーリ半体1
6の外周壁16bの端面より前記固定プーリ半体
13と反対側に向かつて前記傾斜板11の膨出部
に突出している。前記可動プーリ半体16の剛性
は、椀型状にすることにより確保されているが、
本考案の如く、可動プーリ半体16の中央筒状ボ
ス部16a及び軸受15の各端面を該可動プーリ
半体16の外周壁16bの端面より該可動プーリ
半体16と反対側に突出せしめたため、即ち該中
央筒状ボス部16aと軸受15の軸長を取付部1
1aの膨出に伴つて延長せしめたため、(従来の
中央筒状ボス部と軸受の軸長が図中Aであるのに
対して、本考案の中央筒状ボス部16aと軸受1
5の軸長は図中Bである。)可動プーリ半体16
の外周壁16bの長さを図中破線で示す分だけカ
ツトして、従来の場合の外周壁の長さ(図中C)
より図中Dに示す如く短くでき、これにより可動
プーリ半体16を軽量化できて、その回転マスが
小さくなり、可動プーリ半体16の回転変動によ
るベルト変速比の追従性が良くなる。前記傾斜板
11の外周部は前記可動プーリ半体16の外周壁
16bの内側部に、軸方向へは移動可能で周方向
へは移動不可能にスプライン結合手段18により
結合されている。なお、図中19はベルトであ
る。
されており、従つて、段差部11cを設けること
により傾斜板11自体の剛性(強度)が向上す
る。前記可動プーリ半体16の中央筒状ボス部1
6aと軸受15の各端面は、該可動プーリ半体1
6の外周壁16bの端面より前記固定プーリ半体
13と反対側に向かつて前記傾斜板11の膨出部
に突出している。前記可動プーリ半体16の剛性
は、椀型状にすることにより確保されているが、
本考案の如く、可動プーリ半体16の中央筒状ボ
ス部16a及び軸受15の各端面を該可動プーリ
半体16の外周壁16bの端面より該可動プーリ
半体16と反対側に突出せしめたため、即ち該中
央筒状ボス部16aと軸受15の軸長を取付部1
1aの膨出に伴つて延長せしめたため、(従来の
中央筒状ボス部と軸受の軸長が図中Aであるのに
対して、本考案の中央筒状ボス部16aと軸受1
5の軸長は図中Bである。)可動プーリ半体16
の外周壁16bの長さを図中破線で示す分だけカ
ツトして、従来の場合の外周壁の長さ(図中C)
より図中Dに示す如く短くでき、これにより可動
プーリ半体16を軽量化できて、その回転マスが
小さくなり、可動プーリ半体16の回転変動によ
るベルト変速比の追従性が良くなる。前記傾斜板
11の外周部は前記可動プーリ半体16の外周壁
16bの内側部に、軸方向へは移動可能で周方向
へは移動不可能にスプライン結合手段18により
結合されている。なお、図中19はベルトであ
る。
また、傾斜板11は取付部11aの膨出に伴う
該取付部11aと傾斜部11bとの間の段差部1
1cにより剛性が向上されているために、重錘1
7により傾斜部11bに押圧力が加えられても該
傾斜板11が撓むことはない。従つて、重錘17
の移動に伴う可動プーリ半体16の倒れが生じ難
く、この結果、傾斜板11の撓みに伴う、可動プ
ーリ半体16の倒れに起因する固定プーリ半体1
3と可動プーリ半体16との間のベルト溝幅の変
化が減少して、このベルト溝に対するベルト19
の位置が正確となり、ベルト変速比が安定する。
また、傾斜板11の段差部11cの距離だけ可動
プーリ半体16の軸受15及び中央筒状ボス部1
6aの軸長が長くなり、この結果、可動プーリ半
体16のスプライン結合手段18を含む摺動部分
の摺動性及び耐久性が向上する。
該取付部11aと傾斜部11bとの間の段差部1
1cにより剛性が向上されているために、重錘1
7により傾斜部11bに押圧力が加えられても該
傾斜板11が撓むことはない。従つて、重錘17
の移動に伴う可動プーリ半体16の倒れが生じ難
く、この結果、傾斜板11の撓みに伴う、可動プ
ーリ半体16の倒れに起因する固定プーリ半体1
3と可動プーリ半体16との間のベルト溝幅の変
化が減少して、このベルト溝に対するベルト19
の位置が正確となり、ベルト変速比が安定する。
また、傾斜板11の段差部11cの距離だけ可動
プーリ半体16の軸受15及び中央筒状ボス部1
6aの軸長が長くなり、この結果、可動プーリ半
体16のスプライン結合手段18を含む摺動部分
の摺動性及び耐久性が向上する。
(考案の効果)
上述の如く、本考案の遠心式ベルト変速装置
は、傾斜板の回転軸への取付部を、該傾斜板の全
周に亘り且つ可動プーリ半体と反対側に向けて剛
性を向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出さ
せ、該膨出部に、前記可動プーリ半体の外周壁の
端面より延長した該可動プーリ半体の中央筒状ボ
ス部と軸受の各端面を突出せしめたことを特徴と
するものである。
は、傾斜板の回転軸への取付部を、該傾斜板の全
周に亘り且つ可動プーリ半体と反対側に向けて剛
性を向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出さ
せ、該膨出部に、前記可動プーリ半体の外周壁の
端面より延長した該可動プーリ半体の中央筒状ボ
ス部と軸受の各端面を突出せしめたことを特徴と
するものである。
従つて、傾斜板の取付部を、反可動プーリ半体
側に向けて剛性を向上すべく傾斜部から段差部を
設けて膨出させたことにより、該傾斜板の剛性が
高まり、その繞みを抑制できることは勿論、その
膨出させた分だけ、可動プーリ半体の中央筒状ボ
ス部と軸受の軸長を反可動プーリ半体側へ延長さ
せることができる。また、該延長させた分だけ可
動プーリ半体の中央筒状ボス部と軸受の軸長が長
くなるので、可動プーリ半体が倒れ難くなり、傾
斜板の繞みに伴う可動プーリ半体の倒れに起因す
るベルト溝幅の変化が激減し、該ベルト溝に対す
るベルトの位置が正確となり、ベルト変速比が安
定する。更に、可動プーリ半体が倒れ難いから、
その分可動プーリ半体の外周壁の軸方向長さを、
中央筒状ボス部の軸長より短くでき、その短くな
つた分、可動プーリ半体が軽量となり、その回転
マスが小さくなつて、回転軸の回転変動に対する
ベルト変速比の追従性が良好となる。
側に向けて剛性を向上すべく傾斜部から段差部を
設けて膨出させたことにより、該傾斜板の剛性が
高まり、その繞みを抑制できることは勿論、その
膨出させた分だけ、可動プーリ半体の中央筒状ボ
ス部と軸受の軸長を反可動プーリ半体側へ延長さ
せることができる。また、該延長させた分だけ可
動プーリ半体の中央筒状ボス部と軸受の軸長が長
くなるので、可動プーリ半体が倒れ難くなり、傾
斜板の繞みに伴う可動プーリ半体の倒れに起因す
るベルト溝幅の変化が激減し、該ベルト溝に対す
るベルトの位置が正確となり、ベルト変速比が安
定する。更に、可動プーリ半体が倒れ難いから、
その分可動プーリ半体の外周壁の軸方向長さを、
中央筒状ボス部の軸長より短くでき、その短くな
つた分、可動プーリ半体が軽量となり、その回転
マスが小さくなつて、回転軸の回転変動に対する
ベルト変速比の追従性が良好となる。
第1図は従来の遠心式ベルト変速装置の縦断面
図、第2図は本考案に係る遠心式ベルト変速装置
の一実施例を示す縦断面図である。 10……回転軸、11……傾斜板、11a……
取付部、11b……傾斜部、11c……段差部、
13……固定プーリ半体、15……軸受、16…
…可動プーリ半体、16a……中央筒状ボス部、
16b……外周壁。
図、第2図は本考案に係る遠心式ベルト変速装置
の一実施例を示す縦断面図である。 10……回転軸、11……傾斜板、11a……
取付部、11b……傾斜部、11c……段差部、
13……固定プーリ半体、15……軸受、16…
…可動プーリ半体、16a……中央筒状ボス部、
16b……外周壁。
Claims (1)
- 回転軸に固着された固定プーリ半体と、前記回
転軸に中央筒状ボス部が軸受を介して軸方向に摺
動可能に嵌合された椀型状の可動プーリ半体と、
該可動プーリ半体の背面と前記回転軸に固着され
る環状の傾斜板との間に配設される重錘とを備
え、前記固定プーリ半体と前記可動プーリ半体と
の間に装着したベルトのピツチを変えるようにし
た遠心式ベルト変速装置において、前記傾斜板の
前記回転軸への取付部を、該傾斜板の全周に亘り
且つ前記可動プーリ半体と反対側に向けて剛性を
向上すべく傾斜部から段差部を設けて膨出させ、
該膨出部に、前記可動プーリ半体の外周壁の端面
より延長した該可動プーリ半体の中央筒状ボス部
と軸受の各端面を突出せしめたことを特徴とする
遠心式ベルト変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1960382U JPS58122060U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 遠心式ベルト変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1960382U JPS58122060U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 遠心式ベルト変速装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122060U JPS58122060U (ja) | 1983-08-19 |
| JPH0129310Y2 true JPH0129310Y2 (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=30031806
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1960382U Granted JPS58122060U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 遠心式ベルト変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122060U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0689820B2 (ja) * | 1984-05-29 | 1994-11-14 | ヤマハ発動機株式会社 | Vベルト無段変速機 |
| JPH0689821B2 (ja) * | 1984-05-29 | 1994-11-14 | ヤマハ発動機株式会社 | Vベルト無段変速機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61603Y2 (ja) * | 1979-04-20 | 1986-01-10 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP1960382U patent/JPS58122060U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122060U (ja) | 1983-08-19 |
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