JPH0136199B2 - - Google Patents
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- JPH0136199B2 JPH0136199B2 JP57114820A JP11482082A JPH0136199B2 JP H0136199 B2 JPH0136199 B2 JP H0136199B2 JP 57114820 A JP57114820 A JP 57114820A JP 11482082 A JP11482082 A JP 11482082A JP H0136199 B2 JPH0136199 B2 JP H0136199B2
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000006870 function Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000001419 dependent effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/44—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using super-conductive elements, e.g. cryotron
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ジヨセフソン効果素子乃至四接合閉
ループ型ジヨセフソンゲートを用いた、肯定ラツ
チ回路に関する。
ループ型ジヨセフソンゲートを用いた、肯定ラツ
チ回路に関する。
ジヨセフソン論理回路は、通常ラツチモードで
動作させるため、論理演算を一回行う毎に各ジヨ
セフソン接合を零電圧状態にリセツトしなければ
ならない。このような特性から、一般には交流電
源方式が用いられ、電源の極性が変化する間の時
間は直流駆動ラツチ(DCラツチ)にデータを保
持する方式がとられている。しかしながら、この
方式では、DCラツチ回路を用いるために、論理
回路が電流注入型であると、これ等両回路を直結
できない欠点がある。このような欠点を克服する
ために、電流注入型論理ゲートに適した回路駆動
方式として多相脈流電源方式が提案されている。
動作させるため、論理演算を一回行う毎に各ジヨ
セフソン接合を零電圧状態にリセツトしなければ
ならない。このような特性から、一般には交流電
源方式が用いられ、電源の極性が変化する間の時
間は直流駆動ラツチ(DCラツチ)にデータを保
持する方式がとられている。しかしながら、この
方式では、DCラツチ回路を用いるために、論理
回路が電流注入型であると、これ等両回路を直結
できない欠点がある。このような欠点を克服する
ために、電流注入型論理ゲートに適した回路駆動
方式として多相脈流電源方式が提案されている。
この多相脈流電源方式を、最も簡単な二相電源
の場合に就き、演算系をループ表現した第1図に
即して説明すると、先ず、第一相φ0の電源電流
乃至クロツク電流I0で駆動されるマスタラツチn0
と第一組み合せ論理演算回路f0を設け、これに加
えて、上記第一相電流とは位相の異なる第二相
φ1の電源電流乃至クロツク電流I1で駆動されるス
レイヴラツチn1及び第二組み合せ論理演算回路f1
を設ける。そして、各ラツチ回路n0,n1には、対
応する電源I0,I1が立ち上がつた時点で前段の組
み合せ論理演算回路f1,f0の演算結果をラツチす
る機能を持たせる。このようにすると、回路f0,
f1が電流注入型であつても所要機能が満足される
ようになる。
の場合に就き、演算系をループ表現した第1図に
即して説明すると、先ず、第一相φ0の電源電流
乃至クロツク電流I0で駆動されるマスタラツチn0
と第一組み合せ論理演算回路f0を設け、これに加
えて、上記第一相電流とは位相の異なる第二相
φ1の電源電流乃至クロツク電流I1で駆動されるス
レイヴラツチn1及び第二組み合せ論理演算回路f1
を設ける。そして、各ラツチ回路n0,n1には、対
応する電源I0,I1が立ち上がつた時点で前段の組
み合せ論理演算回路f1,f0の演算結果をラツチす
る機能を持たせる。このようにすると、回路f0,
f1が電流注入型であつても所要機能が満足される
ようになる。
このような原理を思うと、多相脈流電源方式に
は、入力信号情報を肯定的にラツチする回路が必
要であり、逆に言えば、満足な機能を営む肯定ラ
ツチ回路が提供できれば、原理的に優れている面
を持つ多相脈流電源方式の実現が図れると言え
る。
は、入力信号情報を肯定的にラツチする回路が必
要であり、逆に言えば、満足な機能を営む肯定ラ
ツチ回路が提供できれば、原理的に優れている面
を持つ多相脈流電源方式の実現が図れると言え
る。
本発明は、殊にこの点に鑑てなされたもので、
上述した多相脈流電源方式に必要で、かつ最適な
肯定ラツチ回路の提供をその動機としたものであ
る。が、本発明は、後述する所からも顕らかなよ
うに、直接の目的は、入力信号情報を肯定的にラ
ツチする、構成至便で信頼性の高い肯定ラツチ回
路の提供にあり、その用途は従つて上述の多相脈
流電源方式に限られるものではなく、アナログ−
デジタル(A/D)コンバータ等々、他の機能回
路への応用も自由に許し得るものである。
上述した多相脈流電源方式に必要で、かつ最適な
肯定ラツチ回路の提供をその動機としたものであ
る。が、本発明は、後述する所からも顕らかなよ
うに、直接の目的は、入力信号情報を肯定的にラ
ツチする、構成至便で信頼性の高い肯定ラツチ回
路の提供にあり、その用途は従つて上述の多相脈
流電源方式に限られるものではなく、アナログ−
デジタル(A/D)コンバータ等々、他の機能回
路への応用も自由に許し得るものである。
以下、第2図以降に即し、本発明の実施例に就
き説明する。
き説明する。
第2図は、本発明の基本的な第一実施例として
の肯定ラツチ回路1を示しているが、本回路1で
は、同一のもので良い電流注入型閉ルーブジヨセ
フソンスイツチングゲート2を二つ用いている。
の肯定ラツチ回路1を示しているが、本回路1で
は、同一のもので良い電流注入型閉ルーブジヨセ
フソンスイツチングゲート2を二つ用いている。
第一ゲート部G1、第二ゲート部G2に各用いら
れるこのジヨセフソンスイツチングゲート2,2
は、それ自体は公知、既存のもので、四接合閉ル
ープ型(略して4JL)ゲートとも呼ばれるもので
ある。
れるこのジヨセフソンスイツチングゲート2,2
は、それ自体は公知、既存のもので、四接合閉ル
ープ型(略して4JL)ゲートとも呼ばれるもので
ある。
即ち、この4JLゲート2の基本構成は、本発明
者の手になる特開昭56−32830号にて開示されて
いる外、入出力分離の信頼度を高めるべく入力抵
抗を付した改良を施してその後出願され、まもな
く公開される筈の特願昭55−175113号等も含み、
その他雑誌、学会発表等を介して公知とされると
共に注目されている。その結果、4JLゲートとい
う名称に就いても現今ではそのように言えば当業
者にはその構成、動作が直ぐ様想起され、言わば
新たな学術用語に準ずる取扱いを受けている。
者の手になる特開昭56−32830号にて開示されて
いる外、入出力分離の信頼度を高めるべく入力抵
抗を付した改良を施してその後出願され、まもな
く公開される筈の特願昭55−175113号等も含み、
その他雑誌、学会発表等を介して公知とされると
共に注目されている。その結果、4JLゲートとい
う名称に就いても現今ではそのように言えば当業
者にはその構成、動作が直ぐ様想起され、言わば
新たな学術用語に準ずる取扱いを受けている。
従つて、本書でも、4JLゲートという表現を用
いるものとする。担し、“4”という数は、基本
動作に係るジヨセフソン接合素子の数であつて、
個々のゲートでは実際の数は異なることもあり得
る。
いるものとする。担し、“4”という数は、基本
動作に係るジヨセフソン接合素子の数であつて、
個々のゲートでは実際の数は異なることもあり得
る。
本ラツチ回路1の動作説明には、各ゲートG1,
G2乃至4JLゲート2自体の動作説明も必要となる
ので、ここで先づ、4JLゲート自体に就き第3図
に即し述べておく。
G2乃至4JLゲート2自体の動作説明も必要となる
ので、ここで先づ、4JLゲート自体に就き第3図
に即し述べておく。
トンネル障壁層を一対の上下超伝導体で挟んで
成るジヨセフソン接合素子を四つ用いて閉ループ
3を構成し、この閉ループ3に一対の回路電流線
路4,5を接続する。一般に、この一対の電流線
路の中、ホツト側に接続される線路4の閉ループ
3との接続点PGをゲート端子PG、アース側に落
とされる線路5の接続点PEをアース側端子PEと
呼ぶ、そして、この両端子PG,PEを界にして、
閉ループ3の右技回路3Rと左技回路3Lとに各
含まれるジヨセフソン接合素子の個数が二つづつ
となるように当該端子PG,PEの位置を選ぶ。
成るジヨセフソン接合素子を四つ用いて閉ループ
3を構成し、この閉ループ3に一対の回路電流線
路4,5を接続する。一般に、この一対の電流線
路の中、ホツト側に接続される線路4の閉ループ
3との接続点PGをゲート端子PG、アース側に落
とされる線路5の接続点PEをアース側端子PEと
呼ぶ、そして、この両端子PG,PEを界にして、
閉ループ3の右技回路3Rと左技回路3Lとに各
含まれるジヨセフソン接合素子の個数が二つづつ
となるように当該端子PG,PEの位置を選ぶ。
一方の技回路乃至ブランチ、図示の場合は左ブ
ランチ3L中の一対のジヨセフソン接合素子J1,J2
の間には、一般に制御端子と呼ぶ入力端子PCを
設け、これに注入入力電流ICを加える。一般に、
閉ループ3への回路電流Igはゲート電流、入力端
子PCへの注入電流は制御電流と呼ばれ、当該入
力端子は制御端子とも呼ばれる。
ランチ3L中の一対のジヨセフソン接合素子J1,J2
の間には、一般に制御端子と呼ぶ入力端子PCを
設け、これに注入入力電流ICを加える。一般に、
閉ループ3への回路電流Igはゲート電流、入力端
子PCへの注入電流は制御電流と呼ばれ、当該入
力端子は制御端子とも呼ばれる。
昨今では、この原理構成に加え、制御端子とア
ース間乃至アース側端子との間に入出力分離を確
実化する入力抵抗RSを付している。
ース間乃至アース側端子との間に入出力分離を確
実化する入力抵抗RSを付している。
既述した既出願の特許願では直接には触れてい
ないが、その後の特許出願を始め、学会発表、刊
行物開示等で既に公知としているように、各ジヨ
セフソン接合素子J(サフイツクス省略は全素子
を代表する)の臨界電流I0に就いて言うと、左ブ
ランチ3Lに属する素子J1,J2同志及び右ブラン
チ3Rに属する素子J3,J4同志は同じ臨界電流値
を採るが、両ブランチを互いに比較した場合は、
制御端子PCのない方のブランチ中の各素子、こ
の場合、素子J3,J4の臨界電流値の方が、他方の
ブランチ中の素子、この場合左ブランチ中の素子
J1,J2のそれより大きく望ましくは2乃至3倍程
度とされる。素子J1の臨界電流値をI01というよ
うに表すと、上記は次の式のようになる。
ないが、その後の特許出願を始め、学会発表、刊
行物開示等で既に公知としているように、各ジヨ
セフソン接合素子J(サフイツクス省略は全素子
を代表する)の臨界電流I0に就いて言うと、左ブ
ランチ3Lに属する素子J1,J2同志及び右ブラン
チ3Rに属する素子J3,J4同志は同じ臨界電流値
を採るが、両ブランチを互いに比較した場合は、
制御端子PCのない方のブランチ中の各素子、こ
の場合、素子J3,J4の臨界電流値の方が、他方の
ブランチ中の素子、この場合左ブランチ中の素子
J1,J2のそれより大きく望ましくは2乃至3倍程
度とされる。素子J1の臨界電流値をI01というよ
うに表すと、上記は次の式のようになる。
n・I01=n・I02=I03=I04(=n・I0) …(1)
n=実数(望ましくは2〜3)
これは、後述の動作に当たつて、電流ゲインA
=Ig0/ICを稼ぐと共に、注入電流Ig,ICの注入シ
ーケンスの相違により所要の閾値カーブを確実に
得るためである。
=Ig0/ICを稼ぐと共に、注入電流Ig,ICの注入シ
ーケンスの相違により所要の閾値カーブを確実に
得るためである。
一般に、こうした基本ゲート2の動作は、閉ル
ープ3にゲート電流Igを流しておいてから、制御
電流ICを加えるか否かというシーケンスでその動
作が説明されることが多い。
ープ3にゲート電流Igを流しておいてから、制御
電流ICを加えるか否かというシーケンスでその動
作が説明されることが多い。
このシーケンスに沿つた場合、Ig−IC座標にお
けるゲート2の閾値カーブFは第4A図示のよう
になる。カーブFと各座標軸で囲まれた斜線部分
は、ゲート2としての零電圧状態領域、カーブF
より上の部分は電圧状態乃至抵抗状態領域であ
る。
けるゲート2の閾値カーブFは第4A図示のよう
になる。カーブFと各座標軸で囲まれた斜線部分
は、ゲート2としての零電圧状態領域、カーブF
より上の部分は電圧状態乃至抵抗状態領域であ
る。
ゲート電流Igとして、このゲートとしての臨界
電流値IGを超えない例えばA点の電流値の電流を
矢印fgで示すように閉ループ3に与えるものとす
ると、この時点では、ゲート電流Igは左右ブラン
チ3L,3Rを両ブランチ間の素子臨界電流差乃
至インダクダンス差に応じて分流的に流れ、共通
アース側端子PEから流出していき、臨界電流値
の小さな左ブランチ中の両素子J1,J2も零電圧状
態にある。
電流値IGを超えない例えばA点の電流値の電流を
矢印fgで示すように閉ループ3に与えるものとす
ると、この時点では、ゲート電流Igは左右ブラン
チ3L,3Rを両ブランチ間の素子臨界電流差乃
至インダクダンス差に応じて分流的に流れ、共通
アース側端子PEから流出していき、臨界電流値
の小さな左ブランチ中の両素子J1,J2も零電圧状
態にある。
ここで、ゲート電流Igとの一致でカーブFを越
える大きさ(B点)の制御電流ICを流すと、点A
は横方向の矢印fTで示すように閾値カーブFを点
Cで横方向に横切り、点Pに遷移し、ゲート2は
電圧状態、即ち両端子PE,PG間に有意の抵抗値
が形成される状態となる。
える大きさ(B点)の制御電流ICを流すと、点A
は横方向の矢印fTで示すように閾値カーブFを点
Cで横方向に横切り、点Pに遷移し、ゲート2は
電圧状態、即ち両端子PE,PG間に有意の抵抗値
が形成される状態となる。
これは次のように説明できる。点Bで示す値の
制御電流ICが制御端子PCに入力すると、この電流
ICは、左回りで素子J2を介してアース側端子PEに
向うと経路と、右回りで素子J1,J3,J4を介して
当該端子PEに向かう経路の双方に分流されよう
とするが、既にゲート電流Igが加えられているた
め、同じ左ブランチにあつて同じ臨界電流値で
も、素子J1に関しては両電流IC,Igの分流分は逆
方向となり、一方、素子J2に関しては同方向とな
るため、同方向となつた素子J2のみを両電流分流
分の重畳により電圧状態に遷移させることができ
る。
制御電流ICが制御端子PCに入力すると、この電流
ICは、左回りで素子J2を介してアース側端子PEに
向うと経路と、右回りで素子J1,J3,J4を介して
当該端子PEに向かう経路の双方に分流されよう
とするが、既にゲート電流Igが加えられているた
め、同じ左ブランチにあつて同じ臨界電流値で
も、素子J1に関しては両電流IC,Igの分流分は逆
方向となり、一方、素子J2に関しては同方向とな
るため、同方向となつた素子J2のみを両電流分流
分の重畳により電圧状態に遷移させることができ
る。
このようにして、左ブランチ中の素子J2を開く
ことができれば、ゲート電流Igは専ら右ブランチ
3R中を流れるようになり、制御電流もこの時点
では抵抗分RSよりも低いインピーダンス経路で
ある素子J1を介して素子J3,J4、端子PEへの経路
を流れるようになる。
ことができれば、ゲート電流Igは専ら右ブランチ
3R中を流れるようになり、制御電流もこの時点
では抵抗分RSよりも低いインピーダンス経路で
ある素子J1を介して素子J3,J4、端子PEへの経路
を流れるようになる。
そのため、今度は、ゲート電流Igと制御電流IC
の大部分との重畳効果で素子J3,J4が電圧状態に
スイツチする。この時点では、制御電流ICは入力
抵抗RSを流れる分流分と、未だに零電圧状態に
ある最後に残つた素子J1を介してゲートに並列に
抱かされた負荷抵抗RLへ流れる分流分とに分け
て考えることができ、ゲート電流Igについても両
抵抗RS,RLへの分流分の和と考えることができ
るが、既に公知としているように、両抵抗RS,
RLを適当な値に定めると、素子J1に関しての互
いに逆方向の両電流分流分において、ゲート電流
分流分が支配的になり、この素子J1を介して抵抗
RSに流れる当該ゲート電流分流分にてこの素子J1
を電圧状態へスイツチさせることができる。因み
に簡単は計算から、この条件は次式で示される。
の大部分との重畳効果で素子J3,J4が電圧状態に
スイツチする。この時点では、制御電流ICは入力
抵抗RSを流れる分流分と、未だに零電圧状態に
ある最後に残つた素子J1を介してゲートに並列に
抱かされた負荷抵抗RLへ流れる分流分とに分け
て考えることができ、ゲート電流Igについても両
抵抗RS,RLへの分流分の和と考えることができ
るが、既に公知としているように、両抵抗RS,
RLを適当な値に定めると、素子J1に関しての互
いに逆方向の両電流分流分において、ゲート電流
分流分が支配的になり、この素子J1を介して抵抗
RSに流れる当該ゲート電流分流分にてこの素子J1
を電圧状態へスイツチさせることができる。因み
に簡単は計算から、この条件は次式で示される。
Ig・RL/RS+RL−IC・RS/RS+RL
≧I01(=I0) …(2)
素子J1がかくしてスイツチすると、入力電流と
しての制御電流ICは専ら入力抵抗RSのみを流れ、
一方、ゲート電流Igは出力電流Ig0として殆ど総
て負荷抵抗RLへ流れる。従つて、入出力分離が
確保できると共に、出力電流レベルの安定化を図
れるのである。但し、原理的に入力抵抗RSがな
くとも、スイツチング動作は確保できる。
しての制御電流ICは専ら入力抵抗RSのみを流れ、
一方、ゲート電流Igは出力電流Ig0として殆ど総
て負荷抵抗RLへ流れる。従つて、入出力分離が
確保できると共に、出力電流レベルの安定化を図
れるのである。但し、原理的に入力抵抗RSがな
くとも、スイツチング動作は確保できる。
また、既述のように、ジヨセフソン接合素子の
臨界電流値が左右ブランチで異なつていて、この
場合、右ブランチに属するものの方が大きくなつ
ていると、第4A図でIC,Ig軸を同じスケールと
すると、閾値カーブFの動作に用いる部分の傾き
は45゜より大きくなり、即ち、ゲインが採れるよ
うになるのである(A=Ig0/IC>1)。
臨界電流値が左右ブランチで異なつていて、この
場合、右ブランチに属するものの方が大きくなつ
ていると、第4A図でIC,Ig軸を同じスケールと
すると、閾値カーブFの動作に用いる部分の傾き
は45゜より大きくなり、即ち、ゲインが採れるよ
うになるのである(A=Ig0/IC>1)。
尚、第4A図中で、ゲート電流Igが比較的小さ
な場合、各種パラメータから求まるD点を界にし
て、閾値カーブFはその傾斜が寝てくるが、この
領域はゲインを採るための動作には用いない。い
づれにしろ、上述のように、ゲート電流IGを加え
てから制御電流ICを加えるというシーケンスで
は、スイツチング動作に係る閾値カーブ部分は連
続的な右下がりの部分である。
な場合、各種パラメータから求まるD点を界にし
て、閾値カーブFはその傾斜が寝てくるが、この
領域はゲインを採るための動作には用いない。い
づれにしろ、上述のように、ゲート電流IGを加え
てから制御電流ICを加えるというシーケンスで
は、スイツチング動作に係る閾値カーブ部分は連
続的な右下がりの部分である。
これに対して、制御電流ICを印加してから、ゲ
ート電流Igを印加するというシーケンスでは、そ
の閾値カーブFは第4B図示のように二つの特徴
的な曲線部分F1,F2から成るものとなる。
ート電流Igを印加するというシーケンスでは、そ
の閾値カーブFは第4B図示のように二つの特徴
的な曲線部分F1,F2から成るものとなる。
先づ制御電流ICを徐々に大きくしていくと、そ
れに応じて、その次に加えるゲート電流IGの大き
さは、より小さな値でもゲートを電圧状態に遷移
させ得る右下がりの直線下降領域F1が表れ、こ
の部分でのメカニズムは第4A図示に即しての説
明を援用できる。
れに応じて、その次に加えるゲート電流IGの大き
さは、より小さな値でもゲートを電圧状態に遷移
させ得る右下がりの直線下降領域F1が表れ、こ
の部分でのメカニズムは第4A図示に即しての説
明を援用できる。
而して、制御電流ICの値が点D′を越えると、ゲ
ート電流はかなり大きな値IG′でないとゲートを
スイツチングさせることのできない閾値カーブ部
分F2が生じ、一般に“不感帯”と呼ばれる領域a2
が形成される。これは次のように説明できる。
ート電流はかなり大きな値IG′でないとゲートを
スイツチングさせることのできない閾値カーブ部
分F2が生じ、一般に“不感帯”と呼ばれる領域a2
が形成される。これは次のように説明できる。
ゲート電流IGのない状態で、ベクトル的に零を
始点とする矢印fCにて示す方向に、制御電流ICを
増していくと、或る点(この点が各種パラメータ
による点D′となるが)を越えると、臨界電流値
の小さな左ブランチ中の両素子J2,J1にあつて、
素子J2のみでなく、素子J1もこの制御電流の右回
り分流分でスイツチする状態が起きる。
始点とする矢印fCにて示す方向に、制御電流ICを
増していくと、或る点(この点が各種パラメータ
による点D′となるが)を越えると、臨界電流値
の小さな左ブランチ中の両素子J2,J1にあつて、
素子J2のみでなく、素子J1もこの制御電流の右回
り分流分でスイツチする状態が起きる。
すると、制御電流ICは専ら入力抵抗RSを流れ、
ゲートに流入することがなくなり、結局、回路電
流線路4,5間に、単に臨界電流の大きな二つの
直列スイチング素子J3,J4が介在する構成にな
る。即ち、既にこの時点で入出力乃至制御、ゲー
ト電流系は独立な系となる。
ゲートに流入することがなくなり、結局、回路電
流線路4,5間に、単に臨界電流の大きな二つの
直列スイチング素子J3,J4が介在する構成にな
る。即ち、既にこの時点で入出力乃至制御、ゲー
ト電流系は独立な系となる。
そのため、その後、残つて右ブランチ中の両素
子J3,J4をスイツチさせるためには、専らゲート
電流IGの大きさのみによらねばならず、制御電流
との干渉乃至重畳がないために、その値は第4A
図示のシーケンスの場合より大きなものとなる。
子J3,J4をスイツチさせるためには、専らゲート
電流IGの大きさのみによらねばならず、制御電流
との干渉乃至重畳がないために、その値は第4A
図示のシーケンスの場合より大きなものとなる。
逆に言えば、制御電流ICを点D′を越える矢印fC
で示すように点B′の値にまで大きくしておけば、
その後、ゲート電流IGが第4A図示の点Aと同じ
値にまで矢印fVで示すように印加されても、この
矢印fVは不感帯内において点P′に至るだけであつ
て、閾値カーブFをいずれの部分F1,F2におい
ても横切ることがないため、ゲート2の電圧状態
に遷移することがないのである。
で示すように点B′の値にまで大きくしておけば、
その後、ゲート電流IGが第4A図示の点Aと同じ
値にまで矢印fVで示すように印加されても、この
矢印fVは不感帯内において点P′に至るだけであつ
て、閾値カーブFをいずれの部分F1,F2におい
ても横切ることがないため、ゲート2の電圧状態
に遷移することがないのである。
従つて、第4A図,B図を同一スケールとし、
点A,A′、点B,B′を同じ値とすると、点P,
P′も位置的には同じであるが、ゲート電流fgのバ
イアスの下に制御電流fTが加わるとゲート2は電
圧状態に遷移し、制御電流fCのバイアスの下にゲ
ート電流fVが加わると零電圧状態が保たれるとい
うシーケンス依存性のスイツチング動作が得られ
る。
点A,A′、点B,B′を同じ値とすると、点P,
P′も位置的には同じであるが、ゲート電流fgのバ
イアスの下に制御電流fTが加わるとゲート2は電
圧状態に遷移し、制御電流fCのバイアスの下にゲ
ート電流fVが加わると零電圧状態が保たれるとい
うシーケンス依存性のスイツチング動作が得られ
る。
もつとも、シーケンス依存性の両閾値カーブを
利用する他の回路用途でも、第4A図中の動作に
係るカーブ部分は第4B図中の部分F1で代用で
き、点C′を右方向に横切る動作として説明できる
ので、一般にはこうした動作は第4B図示の曲線
だけで説明されることが多い。
利用する他の回路用途でも、第4A図中の動作に
係るカーブ部分は第4B図中の部分F1で代用で
き、点C′を右方向に横切る動作として説明できる
ので、一般にはこうした動作は第4B図示の曲線
だけで説明されることが多い。
尚、第4B図示のカーブ部分F2を得るために
は、右ブランチ中の素子J3,J4の臨界電流値が例
えいくらかでも、即ちゲインを考えなくとも、左
ブランチ中の素子J1,J2のそれより大きいことは
必要である。同じであると制御電流ICの右回り分
流分による素子J1のスイツチングと共に右ブラン
チ中の両素子J3,J4も共に電圧状態に遷移してし
まうことがあるからである。然し、一般には、既
述のように、ゲインを考えて素子J1,J2の臨界電
流I01,I02に対し、既述の(1)式でn=2〜3とし
て素子J3,J4のそれI03,I04を選んであるため、
問題視はされない。
は、右ブランチ中の素子J3,J4の臨界電流値が例
えいくらかでも、即ちゲインを考えなくとも、左
ブランチ中の素子J1,J2のそれより大きいことは
必要である。同じであると制御電流ICの右回り分
流分による素子J1のスイツチングと共に右ブラン
チ中の両素子J3,J4も共に電圧状態に遷移してし
まうことがあるからである。然し、一般には、既
述のように、ゲインを考えて素子J1,J2の臨界電
流I01,I02に対し、既述の(1)式でn=2〜3とし
て素子J3,J4のそれI03,I04を選んであるため、
問題視はされない。
以上、基本的な4JLゲート2に就き説明した所
で、第2図示の本実施例回路1の説明に戻ると、
第一ゲート部G1として用いた4JLゲート21のゲ
ート端子PG1は、負荷抵抗RL1を介して次段のラツ
チング用第二ゲート部G2の4JLゲート22の入力
端子PC2に接続している。尚、各符号で最下位の
桁の数字又はサフイツクス1,2は夫々第一、第
二ゲートG1,G2のいずれに属するかを示す。従
つて、例えば、Ig01としたなら、これは第3図示
基本ゲート2の出力電流Ig0に相当する第一ゲー
ト部G1の出力電流を意味する。
で、第2図示の本実施例回路1の説明に戻ると、
第一ゲート部G1として用いた4JLゲート21のゲ
ート端子PG1は、負荷抵抗RL1を介して次段のラツ
チング用第二ゲート部G2の4JLゲート22の入力
端子PC2に接続している。尚、各符号で最下位の
桁の数字又はサフイツクス1,2は夫々第一、第
二ゲートG1,G2のいずれに属するかを示す。従
つて、例えば、Ig01としたなら、これは第3図示
基本ゲート2の出力電流Ig0に相当する第一ゲー
ト部G1の出力電流を意味する。
第一ゲート部G1の4JLゲート21の制御端子
PC1は、本ラツチ回路1のタイミング入力端子T、
ゲート端子PG1は、同じく本ラツチ回路1の信号
入力端子Sとして用いられる。
PC1は、本ラツチ回路1のタイミング入力端子T、
ゲート端子PG1は、同じく本ラツチ回路1の信号
入力端子Sとして用いられる。
一方、第二ゲート部G2の4JLゲート22にあつ
ては、出力負荷抵抗RL2は本ラツチ回路の出力信
号電流を得る抵抗としてそのまま働き、ゲート端
子PG2は本ラツチ回路の電源入力端子Eとして用
いられる。
ては、出力負荷抵抗RL2は本ラツチ回路の出力信
号電流を得る抵抗としてそのまま働き、ゲート端
子PG2は本ラツチ回路の電源入力端子Eとして用
いられる。
以下、第5図示のタイミングチヤートも参照し
て本ラツチ回路の動作に就き説明する。
て本ラツチ回路の動作に就き説明する。
本回路1の電源入力端子Eには、周期的に電源
電流IEが与えられるものとし、この電源電流IEが
与えられている時に、信号入力端子Sに論理
“1”として有意の信号電流ISが与えられたもの
とする。
電流IEが与えられるものとし、この電源電流IEが
与えられている時に、信号入力端子Sに論理
“1”として有意の信号電流ISが与えられたもの
とする。
第4A,4B図示の閾値カーブが両ゲート2
1,22のそれであるとし、信号電流IS及び電源
電流IEの値はA=A′、後述するタイミング電流IT
の値はB=B′であるとすると、信号電流ISは第一
ゲート21(G1)のゲート電流Ig1であり、電源
電流ISは第二ゲート22(G2)のゲート電流Ig2
であるから、制御電流の加わつていないこの状態
では両ゲート共、第4A図示の閾値カーブに従う
状態にあり、矢印fgで示すように零電圧状態にあ
つてA点にバイアスされていることになる。
1,22のそれであるとし、信号電流IS及び電源
電流IEの値はA=A′、後述するタイミング電流IT
の値はB=B′であるとすると、信号電流ISは第一
ゲート21(G1)のゲート電流Ig1であり、電源
電流ISは第二ゲート22(G2)のゲート電流Ig2
であるから、制御電流の加わつていないこの状態
では両ゲート共、第4A図示の閾値カーブに従う
状態にあり、矢印fgで示すように零電圧状態にあ
つてA点にバイアスされていることになる。
ここで、第5図中の時刻t=1で示すように、
タイミング電流ITが端子Tに加えらると、この電
流は第一ゲートの制御電流IC1であつて、その大
きさが既述のように第4A図中のB点の値である
ので、当該閾値カーブ中の矢印fTで示すように、
閾値カーブFをC点で横切つてP点に達し、この
ゲート21は電圧状態に遷移する。
タイミング電流ITが端子Tに加えらると、この電
流は第一ゲートの制御電流IC1であつて、その大
きさが既述のように第4A図中のB点の値である
ので、当該閾値カーブ中の矢印fTで示すように、
閾値カーブFをC点で横切つてP点に達し、この
ゲート21は電圧状態に遷移する。
この第一ゲート21が電圧状態に遷移すると、
既述のメカニズムにより、タイミング電流ITは専
ら第一ゲート入力抵抗RS1を流れるようになり、
信号電流ISは第一ゲート21の出力電流Ig01とし
て専ら出力抵抗RL1側へ流れるようになる。
既述のメカニズムにより、タイミング電流ITは専
ら第一ゲート入力抵抗RS1を流れるようになり、
信号電流ISは第一ゲート21の出力電流Ig01とし
て専ら出力抵抗RL1側へ流れるようになる。
この出力電流Ig01は、今度は第二ゲート22の
制御入力電流IC2として当該第二ゲート22に流
入する。ここで、第4各図中のA点とB点とを簡
単のため同じ値とするように選ぶと、この第二ゲ
ート22に関しても第一ゲート21と同じメカニ
ズムによるスイツチングが起きる。
制御入力電流IC2として当該第二ゲート22に流
入する。ここで、第4各図中のA点とB点とを簡
単のため同じ値とするように選ぶと、この第二ゲ
ート22に関しても第一ゲート21と同じメカニ
ズムによるスイツチングが起きる。
即ち、予じめゲート電流Ig2として値Aの電源
電流IEが与えられてている所へ制御電流IC2として
値B(=A)の前段からの出力電流Ig01が加えら
れるため、ゲート電流が加わつてから制御電流が
加わるという第4A図中の矢印fg,fTのシーケン
スにより、当該ゲート22の電圧状態へのスイツ
チングが起きるのである。
電流IEが与えられてている所へ制御電流IC2として
値B(=A)の前段からの出力電流Ig01が加えら
れるため、ゲート電流が加わつてから制御電流が
加わるという第4A図中の矢印fg,fTのシーケン
スにより、当該ゲート22の電圧状態へのスイツ
チングが起きるのである。
これにより、電源電流IEは第二ゲート出力電流
Ig02として、そして結局は本ラツチ回路1の出力
電流I0Utとして負荷抵坑RL2に流れ、以後、論理
“1”としての信号電流ISが立ち下がつて“0”
となつても、第一ゲート21は零電圧状態に戻つ
て待期するが第二ゲート22は電圧状態を保ち、
論理“1”としての出力電流I0Utを外部へ流し続
ける。結局、信号論理“1”の肯定ラツチが行わ
れていることになる。
Ig02として、そして結局は本ラツチ回路1の出力
電流I0Utとして負荷抵坑RL2に流れ、以後、論理
“1”としての信号電流ISが立ち下がつて“0”
となつても、第一ゲート21は零電圧状態に戻つ
て待期するが第二ゲート22は電圧状態を保ち、
論理“1”としての出力電流I0Utを外部へ流し続
ける。結局、信号論理“1”の肯定ラツチが行わ
れていることになる。
尚、先に信号電流値を、第一ゲート21へのゲ
ート電流Ig1として見た場合の大きさAと、第一
ゲート21がスイツチングして第二ゲート22へ
制御電流IC2として送られる時の値Bとを同じと
したが、第二ゲートをスイツチングでき、また後
述の第4B図に即した動作を保障できる範囲内、
例えば第4A図中で点Dと第4B図中で点IG′と
の間の範囲内であれば値Bは値Aと必ずしも等し
くなくても良い。只、図面の簡単化のため、以下
でもA=Bとしておく。
ート電流Ig1として見た場合の大きさAと、第一
ゲート21がスイツチングして第二ゲート22へ
制御電流IC2として送られる時の値Bとを同じと
したが、第二ゲートをスイツチングでき、また後
述の第4B図に即した動作を保障できる範囲内、
例えば第4A図中で点Dと第4B図中で点IG′と
の間の範囲内であれば値Bは値Aと必ずしも等し
くなくても良い。只、図面の簡単化のため、以下
でもA=Bとしておく。
次に、タイミング電流ITが端子Tに与えられた
時に、信号入力Sが論理“0”、即ち信号電流IS
が流れていない場合に就き説明する。これは第5
図中の時刻t=2で示す状態に相当する。
時に、信号入力Sが論理“0”、即ち信号電流IS
が流れていない場合に就き説明する。これは第5
図中の時刻t=2で示す状態に相当する。
この場合は、第一ゲート21に関して、既述の
第二シーケンスによる動作、即ち、先づ制御電流
IT=IC1が加えられてから将来、信号電流としての
ゲート電流が加わるかもしれない状態となるの
で、閾値カーブFは第4B図に示すものとなる。
第二シーケンスによる動作、即ち、先づ制御電流
IT=IC1が加えられてから将来、信号電流としての
ゲート電流が加わるかもしれない状態となるの
で、閾値カーブFは第4B図に示すものとなる。
タイミング電流ITが端子Tを介して第一ゲート
21の制御端子PC1に流入すると、当該ゲート2
1は第4B図中で矢印fCで示すように点B′にバイ
アスされた状態となる。
21の制御端子PC1に流入すると、当該ゲート2
1は第4B図中で矢印fCで示すように点B′にバイ
アスされた状態となる。
この時、信号電流ISが零であれば、当然ゲート
21は零電圧状態に留まり、従つて第4A図の閾
値カーブFに従う第二ゲート22にも何の影響も
現れず、電源電流IEのみによるA点バイアス状態
に留まるので、出力は論理“0”である。
21は零電圧状態に留まり、従つて第4A図の閾
値カーブFに従う第二ゲート22にも何の影響も
現れず、電源電流IEのみによるA点バイアス状態
に留まるので、出力は論理“0”である。
ラツチ回路である以上、ラツチ動作の信号判別
基準点をタイミング電流ITの立ち上がり時点とい
うように定めた場合、当該時点以降、電源電流IE
の続く限り、信号状態の如何によつて出力が変化
したのでは用をなさない。
基準点をタイミング電流ITの立ち上がり時点とい
うように定めた場合、当該時点以降、電源電流IE
の続く限り、信号状態の如何によつて出力が変化
したのでは用をなさない。
タイミング信号入力中の入力論理“1”→
“0”の変化に就いてては、論理“1”のラツチ
ングが保障されることは既述したが、論理“0”
→“1”の変化に対しても、本ラツチ回路1は勿
論、論理“0”のラツチングを保障するように組
まれている。
“0”の変化に就いてては、論理“1”のラツチ
ングが保障されることは既述したが、論理“0”
→“1”の変化に対しても、本ラツチ回路1は勿
論、論理“0”のラツチングを保障するように組
まれている。
上述のように、第5図中の時刻t=2において
信号論理“0”のラツチングが行なわれた後に、
信号論理が時刻t=3で示すように“1”になつ
たものとしよう。
信号論理“0”のラツチングが行なわれた後に、
信号論理が時刻t=3で示すように“1”になつ
たものとしよう。
これは、タイミング電流ITが第一ゲート21に
予じめ加えられている時にゲート電流Ig1として
の信号電流ISが加わるシーケンスとなるから、そ
の閾値カーブFは既述のように第4B図示に従う
ものとなる。ということは、予じめ、矢印fCで示
されるように、点B′にバイアスされている状態
から矢印fVに沿つて点P′にまで遷移する過程とな
り、これは“不感帯”a2内での変化にしか過ぎな
い。
予じめ加えられている時にゲート電流Ig1として
の信号電流ISが加わるシーケンスとなるから、そ
の閾値カーブFは既述のように第4B図示に従う
ものとなる。ということは、予じめ、矢印fCで示
されるように、点B′にバイアスされている状態
から矢印fVに沿つて点P′にまで遷移する過程とな
り、これは“不感帯”a2内での変化にしか過ぎな
い。
そのため、第一ゲート21は依然として零電圧
状態に留まることになり、信号電流ISは第一ゲー
ト右ブランチ3Rを介してアース流出するので、
第二ゲート22には何等の影響も生じないことに
なる。結局、第5図中、時刻t=4〜5間の時間
区間T1に示すように、一フレーム中に信号論理
が“0”を保ち続けた場合と同様の出力結果とな
る。
状態に留まることになり、信号電流ISは第一ゲー
ト右ブランチ3Rを介してアース流出するので、
第二ゲート22には何等の影響も生じないことに
なる。結局、第5図中、時刻t=4〜5間の時間
区間T1に示すように、一フレーム中に信号論理
が“0”を保ち続けた場合と同様の出力結果とな
る。
このように、本ラツチ回路は、タイミング信号
の立ち上がりで入力信号情報を肯定的にラツチで
きるものとなる。
の立ち上がりで入力信号情報を肯定的にラツチで
きるものとなる。
次に、実際的な観点から、電流に関する動作余
裕ということを考えると、第4B図中で不感帯a2
を形成する閾値カーブF2部分の臨界電流値IG′は
第一領域部分a1を形成カーブ部分F2における最大
臨界電流値IGに近い方が、即ち大きい方が良い。
裕ということを考えると、第4B図中で不感帯a2
を形成する閾値カーブF2部分の臨界電流値IG′は
第一領域部分a1を形成カーブ部分F2における最大
臨界電流値IGに近い方が、即ち大きい方が良い。
これを構成的に満たそうとすると、第6図示の
回路構成を考えることができる。
回路構成を考えることができる。
第2図示の第一実施例と異なつている所は、第
一ゲート部G1の4JLゲート21の制御端子PC1へ
のタイミング信号電流線路中に、ゲート電流が零
の状態で、このゲートの閉ループ3の左ブランチ
3L中の素子J21のみでなくJ11も電圧状態となる
制御電流値(この値をIC0とする)よりも小さな
臨界電流I0iの入力ジヨセフソン接合素子Jiが直列
に介在し、入力抵抗RS1はこの素子Jiの外部側端
とアース間に挿入されている点であつて、他の構
成(物的構成、線路接続構成を含む)は第一実施
例と同様で良い。従つて、第6図中、第一実施例
のそれに対応する構成子には同一符号を付し、説
明を省略するものもある。
一ゲート部G1の4JLゲート21の制御端子PC1へ
のタイミング信号電流線路中に、ゲート電流が零
の状態で、このゲートの閉ループ3の左ブランチ
3L中の素子J21のみでなくJ11も電圧状態となる
制御電流値(この値をIC0とする)よりも小さな
臨界電流I0iの入力ジヨセフソン接合素子Jiが直列
に介在し、入力抵抗RS1はこの素子Jiの外部側端
とアース間に挿入されている点であつて、他の構
成(物的構成、線路接続構成を含む)は第一実施
例と同様で良い。従つて、第6図中、第一実施例
のそれに対応する構成子には同一符号を付し、説
明を省略するものもある。
このように、タイミング電流線路中に、相対的
に低い臨界電流値Ii<IC0のジヨセフソン接合素子
Jiを挿入すると、殊に、4JLゲート21に制御電
流IC1としてのタイミング電流ITが加わつてからゲ
ート電流Ig1としての信号電流ISが加わるシーケ
ンス、即ち第4B図示の閾値カーブFのように部
分F1,F2が現れる第5図中の時刻t=2、t=
3における関係にあつては、或る程度以上の、例
えば値B′のタイミング電流に至る立ち上がり過
度状態において、先づこの入力ジヨセフソン接合
素子Jiがスイツチしてしまう。
に低い臨界電流値Ii<IC0のジヨセフソン接合素子
Jiを挿入すると、殊に、4JLゲート21に制御電
流IC1としてのタイミング電流ITが加わつてからゲ
ート電流Ig1としての信号電流ISが加わるシーケ
ンス、即ち第4B図示の閾値カーブFのように部
分F1,F2が現れる第5図中の時刻t=2、t=
3における関係にあつては、或る程度以上の、例
えば値B′のタイミング電流に至る立ち上がり過
度状態において、先づこの入力ジヨセフソン接合
素子Jiがスイツチしてしまう。
従つて、以後、タイミング電流ITは、殆ど総て
入力抵抗RS1を流れるようになり、4JLゲート2
1に流入することはない。
入力抵抗RS1を流れるようになり、4JLゲート2
1に流入することはない。
従つて、この状態が具現すると、ゲート21の
四つの接合J11,J21,J31,J41は総てゲート電流
Ig1としての信号電流ISによつてのみスイツチさ
れる可能性しか残らないため、先の実施例のよう
に、右ブランチ3R中の二つの素子J31,J41のみ
をスイツチさせるよりは大きな電流値でなければ
ゲート21を電圧状態を遷移させることはできな
いものとなる。
四つの接合J11,J21,J31,J41は総てゲート電流
Ig1としての信号電流ISによつてのみスイツチさ
れる可能性しか残らないため、先の実施例のよう
に、右ブランチ3R中の二つの素子J31,J41のみ
をスイツチさせるよりは大きな電流値でなければ
ゲート21を電圧状態を遷移させることはできな
いものとなる。
これを閾値カーブの変化で示せば、結局、第
4B図中の部分F2が仮想線の閾値カーブF2′のよう
にIg軸方向上方に移行するものとなり、不感帯領
域a2のゲート電流領域が拡大するため、動作余裕
度が増すのである。
4B図中の部分F2が仮想線の閾値カーブF2′のよう
にIg軸方向上方に移行するものとなり、不感帯領
域a2のゲート電流領域が拡大するため、動作余裕
度が増すのである。
第6図示の本回路1も、その他のラツチング基
本動作に就いては第1実施例と全く同様であるの
で、再衍は控える。
本動作に就いては第1実施例と全く同様であるの
で、再衍は控える。
以上のように、本発明によれば、入力信号をタ
イミング信号の立上りの瞬間で読み出し、その後
の入力信号の変化に影響を受けることなく読み出
した信号を保持し、出力するジヨセフソン肯定ラ
ツチ回路として、確実で信頼性ある動作を確保し
ながらも構成至便なラツチ回路が提供でき、殊に
多相脈流電源方式を採るコンピユータ回路系の重
要な構成子として採用し得るため、ジヨセフソン
コンピユータの実現にも大きく寄与し得るもので
ある。
イミング信号の立上りの瞬間で読み出し、その後
の入力信号の変化に影響を受けることなく読み出
した信号を保持し、出力するジヨセフソン肯定ラ
ツチ回路として、確実で信頼性ある動作を確保し
ながらも構成至便なラツチ回路が提供でき、殊に
多相脈流電源方式を採るコンピユータ回路系の重
要な構成子として採用し得るため、ジヨセフソン
コンピユータの実現にも大きく寄与し得るもので
ある。
第1図は本発明肯定ラツチ回路の使用分野の一
例の説明図、第2図は本発明の基本的実施例の概
略構成図、第3図は本発明に用いる既存の4JLゲ
ートの基本的な構成図、第4図は4JLゲートの閾
値特性曲線図、第5図は第一実施例の動作を説明
するタイムチヤート的な説明図、第6図は第二の
実施例の概略構成図、である。図中、1は全体と
しての肯定ラツチ回路、2,21,22は4JLゲ
ート、3は閉ループ、Sは信号入力端子、Tはタ
イミング入力端子、Eは電源入力端子、RL2は出
力負荷抵抗、である。
例の説明図、第2図は本発明の基本的実施例の概
略構成図、第3図は本発明に用いる既存の4JLゲ
ートの基本的な構成図、第4図は4JLゲートの閾
値特性曲線図、第5図は第一実施例の動作を説明
するタイムチヤート的な説明図、第6図は第二の
実施例の概略構成図、である。図中、1は全体と
しての肯定ラツチ回路、2,21,22は4JLゲ
ート、3は閉ループ、Sは信号入力端子、Tはタ
イミング入力端子、Eは電源入力端子、RL2は出
力負荷抵抗、である。
Claims (1)
- 1 ジヨセフソン接合素子を含み、ゲート端子、
アース端子、制御端子の三端子を有する電流注入
型閉ループジヨセフソンスイツチングゲートを二
つ用いて第一、第二ゲートとなし、第一ゲートの
上記制御端子をタイミング入力端子、上記ゲート
端子を信号入力端子とすると共に、該第一ゲート
のゲート端子を上記第二ゲートの制御端子に接続
する一方で、該第二ゲートのゲート端子を電源入
力端子とし、該第二ゲートのゲート端子とアース
側端子間に介在する負荷抵抗に出力電流を選択的
に採りだすことを特徴とするジヨセフソン肯定ラ
ツチ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57114820A JPS595491A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | ジヨセフソン肯定ラツチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57114820A JPS595491A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | ジヨセフソン肯定ラツチ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS595491A JPS595491A (ja) | 1984-01-12 |
| JPH0136199B2 true JPH0136199B2 (ja) | 1989-07-28 |
Family
ID=14647498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57114820A Granted JPS595491A (ja) | 1982-07-02 | 1982-07-02 | ジヨセフソン肯定ラツチ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595491A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5840739U (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-17 | コニカ株式会社 | シ−トフイルム供給装置 |
| JPS61151937U (ja) * | 1985-03-09 | 1986-09-19 | ||
| JPS6251526A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-06 | Fujimoto Shashin Kogyo Kk | シ−トフイ−ダ |
-
1982
- 1982-07-02 JP JP57114820A patent/JPS595491A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS595491A (ja) | 1984-01-12 |
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