JPH0160436B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0160436B2 JPH0160436B2 JP57066150A JP6615082A JPH0160436B2 JP H0160436 B2 JPH0160436 B2 JP H0160436B2 JP 57066150 A JP57066150 A JP 57066150A JP 6615082 A JP6615082 A JP 6615082A JP H0160436 B2 JPH0160436 B2 JP H0160436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- heat
- color
- liquid
- bis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/30—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used using chemical colour formers
- B41M5/337—Additives; Binders
- B41M5/3375—Non-macromolecular compounds
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発色感度が著しく優れた感熱記録シー
トに関するものである。 感熱記録シートは、熱エネルギーにより文字、
図形等の画像を記録シート上に発現させるもので
あり、近時各種プリンター記録計、フアクシミリ
等の分野に使用されるようになつた。感熱記録方
式には種々あるが、画像の鮮明さ、解像力、画像
の色調等の点から、染料前駆体である例えばクリ
スタルバイオレツトラクトンの如き発色性ラクト
ン化合物と、それを発色させる酸性物質とを使用
する方式が主力である。この方式では、酸性物質
として従来より常温では固体であるが、加熱によ
り溶融液化して酸成分として働くビスフエノール
Aの如きフエノール化合物を使用している。この
際、感熱材料としては白色度が高いこと、保存し
ていてもその白色度が低下しにくいことなども要
求される。そして通常、鮮明な発色をうるために
は、140〜150℃程度の温度に、ある程度以上の時
間保つ必要がある。そのため、より早くより容易
に鮮明に発色させるべく種々のアプローチが広く
研究され報告されている。例えば特開昭53−5636
号、特開昭53−11036号、特開昭53−26139号、特
開昭53−39139号の各公開特許公報を参照された
い。しかし、これらの公報に記載された方策は、
発色感度を向上させるとは言え、未だ満足できる
ものではなかつた。 かかる状況に鑑み、本発明者等は、種々検討の
結果、従来の増感剤に較べ、発色感度向上効果が
著しく優れ、且つ保存安定性の良い化合物を見い
出し、本発明を成すに至つたのである。 即ち、本発明は、発色性ラクトン化合物と酸性
物質により感熱発色させる感熱記録シートにおい
て、増感剤として、 一般式 (式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基を表わ
す。) および一般式 (式中、R2は水素原子または炭素数1〜8のア
ルキル基を表わす。) で示されるエステルの1種以上を含有させること
を特徴とする感熱記録シートを提供するものであ
る。 本発明の感熱記録シートは、発色感度が著しく
優れており、その上保存安定性も優れている。こ
の理由については明確ではないが、次の如く推測
することができる。本発明において増感剤として
使用する特定のエステルは、カルボン酸エステル
の一種であり、常温では何ら作用しないが、加熱
されて溶融液化した酸性物質、例えばビスフエノ
ールAはクリスタルバイオレツトラクトンと反応
するよりも上記エステル類を速かに加水分解し、
それにより生成したカルボン酸が次にクリスタル
バイオレツトラクトンの開環を促進する結果、発
色が著しく加速されるものと思われる。 本発明の感熱記録シートに使用する増感剤とし
ては、前記一般式およびで示されるエステル
がいずれも使用できるが、なかでも一般式のエ
ステルではR1が炭素数1〜4のアルキル基、特
にメチル基である場合が好ましく、一般式のエ
ステルではR2が水素原子又は炭素数1〜4のア
ルキル基、特に水素原子である場合が好ましい。
その具体例としては2−ナフトエ酸−o−メチル
フエニルエステル、2−ナフトエ酸−1−ナフチ
ルエステル等が挙げられる。 次いで、発色性ラクトン化合物としては、例え
ば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフエニル)
フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフ
エニル)−6−ジメチルアミノフタリド(別名ク
リスタルバイオレツトラクトン)、3,3−ビス
(p−ジメチルアミノフエニル)−6−アミノフタ
リド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフエニ
ル)−6−ニトロフタリド、3,3−ビス(p−
ジメチルアミノフエニル)フタリド、3,3−ビ
ス(p−ジメチルアミノフエニル)−4,5,6,
7−テトラクロロフタリド等のトリフエニルメタ
ンフタリド類、3−ジメチルアミノ−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メ
チルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N
−エチル−p−トルイジノ)−7−(N−メチルア
ニリノ)フルオラン等のフルオランフタリド類、
ローダミンBラクタムの如きラクタム類、3−メ
チルスピロジナフトピラン、3−エチルスピロジ
ナフトピラン、3−ベンジルスピロナフトピラン
等のスピロピラン類などが挙げられる。もちろ
ん、これらの化合物は無色ないし淡色で酸性物質
と反応して発色するものでなければならない。 また、酸性物質としては、常温で固体であり、
60〜180℃位に加熱されたとき溶融液化して前記
発色性ラクトン化合物のラクトン環を加水分解
し、発色させるものであつて、その例としては、
4−フエニルフエノール、4−ヒドロキシアセト
フエノン、2,2′−ジヒドロキシジフエニル、ビ
ス(2−ヒドロキシ−4−クロロフエニル)メタ
ン、ビス(2−ヒドロキシ−3−ターシヤリーブ
チル−5−メチルフエニル)メタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン(別名ビ
スフエノールA)、2,2−ビス(3−クロロ−
4−ヒドロキシフエニル)プロパン、2,2−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フエニル)−n−ヘプタン、サリチル酸アニリド、
フエノール樹脂、安息香酸、p−t−ブチル安息
香酸、o−またはp−クロロ安息香酸、ジクロロ
安息香酸、トリクロロ安息香酸、m−またはp−
ヒドロキシ安息香酸、o−、m−またはp−トル
イル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、没食子酸、トリメリツト酸、サリチル酸、3
−または4−エチルサリチル酸、3−または5−
フエニルサリチル酸、3−、4−、5−または6
−ヒドロキシサリチル酸、1−または2−ナフト
エ酸などが挙げられる。 これらの酸性物質は前記発色性ラクトン化合物
1重量部(以下、単に部と略す)に対して、通常
2〜30部、好ましくは5〜25部の範囲で使用する
のが適当であり、増感剤は酸性物質1部に対して
通常0.005〜2部、好ましくは0.1〜1部の範囲で
使用するのが適当である。 本発明の感熱記録シートを製造するには、一般
に知られた種々の方法が可能であるが、通常は
発色性ラクトン化合物、酸性物質および増感剤を
それぞれ別々の水溶性高分子化合物の水溶液に加
えて、それらをボールミルやアトライターなどの
粉砕分散機で粒径3μm以下に粉砕し、分散させ
た塗液を調製し、混合してシート基材に塗布する
方法、発色性ラクトン化合物および酸性物質を
前記と同様にしてそれぞれ別々に分散させた塗液
を調製し、その少なくとも一方に増感剤を含有さ
せておき、それらの塗液をシート基材に塗布する
方法などを採用することができる。この塗液を調
製するにさいして使用される水溶性高分子化合物
として代表的なものを示せばポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、でんぷん類
またはスチレン・マレイン酸共重合体などがあ
る。そのほか、上記塗液中には性能向上のため必
要に応じてベンゾフエノン系、トリアゾール系等
の紫外線吸収剤、カオリン、タルク、炭酸カルシ
ウム等の充填剤、ポリエチレンワツクス、パラフ
インワツクス等の滑剤、耐水化剤、その他の種々
の薬剤を添加することができる。更にまた上記塗
液中には種々の薬剤を水に分散させるための各種
分散剤を添加することができる。 塗液はその中に含まれる発色性ラクトン化合物
がシート基材1m2当り一般に0.1〜0.6gとなるよ
うにシート基材に塗布し、次いで常温ないし50℃
位で乾燥させることによつて本発明の感熱記録シ
ートが得られる。 シート基材としては、紙が一般的であるが、そ
のほか合成樹脂シートまたは不織布シートなども
適宜使用することができる。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において部は特に断りのな
い限りは、すべて重量部を意味するものとする。 なお、以下において発色性ラクトン化合物から
製造される塗液を「(A)液」、酸性物質から製造さ
れる塗液を「(B)液」と表示し、増感剤から製造さ
れる塗液を「(C−1)あるいは(C−2)」の如
く表示する。 実施例 1 (A)液 クリスタルバイオレツトラクトン 1部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 1部 水 1部 カオリン 1部 (B)液 ビスフエノールA 1部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 1部 水 1部 タルク 1部 (C−1)液 2−ナフトエ酸−o−メチルフエニルエステル
1部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 1部 水 1部 これら上記の(A)、(B)および(C−1)各液を、
それぞれ別々のボールミルに入れ、粉砕分散させ
て塗液原液を得た。 次に、 (A)液 1部 (B)液 5部 (C−1)液 2.5部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 10.6部 を混ぜ合せて感熱塗液とし、この塗液を坪量50
g/m2の基紙の上に乾燥後の塗布量が3g/m2に
なるように塗布し乾燥させて感熱記録紙を得た。 次いで、55℃、80%RHの条件下で24時間保持
する保存テスト前と後の感熱記録紙について、(株)
東洋精機製作所製の熱傾斜試験機による熱板発色
テスト(押し圧2Kg/cm2で1秒間)を行つて、静
的発色特性を観察した。この静的発色特性はスイ
ス国グレタク社製反射濃度計「グレタクポータブ
ル反射濃度計D142−3」を用いて反射濃度を測
定することにより評価判定されるが、この反射濃
度は数字の小さいほど発色が少ないことを意味す
る(未発色:0.10程度、発色:0.20以上)。これ
らの結果は第1表に示すが、いずれも温度が高く
なるにつれて急激な発色を見せ、保存安定性およ
び発色感度の良好な感熱記録紙であることを示し
ている。 実施例 2および3 (C−1)液の2−ナフトエ酸−o−メチルフ
エニルエステルの代わりに2−ナフトエ酸−1−
ナフチルエステル(実施例2)および1−ナフト
エ酸−2−ナフチルエステル(実施例3)を使用
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙
を得、次いで同様の熱板発色テストを行つた。い
ずれも温度が高くなるにつれて急激な発色を見
せ、保存安定性および発色感度の良好な感熱記録
紙であつた。結果を第1表に示す。 比較例 1 (C−1)液の添加を省略した以外は実施例1
と全く同様にして増感剤を含まない感熱記録紙を
得、次いで同様の熱板発色テストを行つたが、発
色感度に劣るものであつた。 結果を第1表に示す。 比較例 2 (C−1)液の2−ナフトエ酸−o−メチルフ
エニルエステルの代わりにフルオレンを用いた以
外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を得、
次いで同様の熱板発色テストを行つたが、保存安
定性および発色感度の劣るものであつた。 結果を第1表に示す。 【表】
トに関するものである。 感熱記録シートは、熱エネルギーにより文字、
図形等の画像を記録シート上に発現させるもので
あり、近時各種プリンター記録計、フアクシミリ
等の分野に使用されるようになつた。感熱記録方
式には種々あるが、画像の鮮明さ、解像力、画像
の色調等の点から、染料前駆体である例えばクリ
スタルバイオレツトラクトンの如き発色性ラクト
ン化合物と、それを発色させる酸性物質とを使用
する方式が主力である。この方式では、酸性物質
として従来より常温では固体であるが、加熱によ
り溶融液化して酸成分として働くビスフエノール
Aの如きフエノール化合物を使用している。この
際、感熱材料としては白色度が高いこと、保存し
ていてもその白色度が低下しにくいことなども要
求される。そして通常、鮮明な発色をうるために
は、140〜150℃程度の温度に、ある程度以上の時
間保つ必要がある。そのため、より早くより容易
に鮮明に発色させるべく種々のアプローチが広く
研究され報告されている。例えば特開昭53−5636
号、特開昭53−11036号、特開昭53−26139号、特
開昭53−39139号の各公開特許公報を参照された
い。しかし、これらの公報に記載された方策は、
発色感度を向上させるとは言え、未だ満足できる
ものではなかつた。 かかる状況に鑑み、本発明者等は、種々検討の
結果、従来の増感剤に較べ、発色感度向上効果が
著しく優れ、且つ保存安定性の良い化合物を見い
出し、本発明を成すに至つたのである。 即ち、本発明は、発色性ラクトン化合物と酸性
物質により感熱発色させる感熱記録シートにおい
て、増感剤として、 一般式 (式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基を表わ
す。) および一般式 (式中、R2は水素原子または炭素数1〜8のア
ルキル基を表わす。) で示されるエステルの1種以上を含有させること
を特徴とする感熱記録シートを提供するものであ
る。 本発明の感熱記録シートは、発色感度が著しく
優れており、その上保存安定性も優れている。こ
の理由については明確ではないが、次の如く推測
することができる。本発明において増感剤として
使用する特定のエステルは、カルボン酸エステル
の一種であり、常温では何ら作用しないが、加熱
されて溶融液化した酸性物質、例えばビスフエノ
ールAはクリスタルバイオレツトラクトンと反応
するよりも上記エステル類を速かに加水分解し、
それにより生成したカルボン酸が次にクリスタル
バイオレツトラクトンの開環を促進する結果、発
色が著しく加速されるものと思われる。 本発明の感熱記録シートに使用する増感剤とし
ては、前記一般式およびで示されるエステル
がいずれも使用できるが、なかでも一般式のエ
ステルではR1が炭素数1〜4のアルキル基、特
にメチル基である場合が好ましく、一般式のエ
ステルではR2が水素原子又は炭素数1〜4のア
ルキル基、特に水素原子である場合が好ましい。
その具体例としては2−ナフトエ酸−o−メチル
フエニルエステル、2−ナフトエ酸−1−ナフチ
ルエステル等が挙げられる。 次いで、発色性ラクトン化合物としては、例え
ば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフエニル)
フタリド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフ
エニル)−6−ジメチルアミノフタリド(別名ク
リスタルバイオレツトラクトン)、3,3−ビス
(p−ジメチルアミノフエニル)−6−アミノフタ
リド、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフエニ
ル)−6−ニトロフタリド、3,3−ビス(p−
ジメチルアミノフエニル)フタリド、3,3−ビ
ス(p−ジメチルアミノフエニル)−4,5,6,
7−テトラクロロフタリド等のトリフエニルメタ
ンフタリド類、3−ジメチルアミノ−7−メチル
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフ
ラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メ
チルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N
−エチル−p−トルイジノ)−7−(N−メチルア
ニリノ)フルオラン等のフルオランフタリド類、
ローダミンBラクタムの如きラクタム類、3−メ
チルスピロジナフトピラン、3−エチルスピロジ
ナフトピラン、3−ベンジルスピロナフトピラン
等のスピロピラン類などが挙げられる。もちろ
ん、これらの化合物は無色ないし淡色で酸性物質
と反応して発色するものでなければならない。 また、酸性物質としては、常温で固体であり、
60〜180℃位に加熱されたとき溶融液化して前記
発色性ラクトン化合物のラクトン環を加水分解
し、発色させるものであつて、その例としては、
4−フエニルフエノール、4−ヒドロキシアセト
フエノン、2,2′−ジヒドロキシジフエニル、ビ
ス(2−ヒドロキシ−4−クロロフエニル)メタ
ン、ビス(2−ヒドロキシ−3−ターシヤリーブ
チル−5−メチルフエニル)メタン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフエニル)プロパン(別名ビ
スフエノールA)、2,2−ビス(3−クロロ−
4−ヒドロキシフエニル)プロパン、2,2−ビ
ス(3−メチル−4−ヒドロキシフエニル)プロ
パン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフエニル)
シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フエニル)−n−ヘプタン、サリチル酸アニリド、
フエノール樹脂、安息香酸、p−t−ブチル安息
香酸、o−またはp−クロロ安息香酸、ジクロロ
安息香酸、トリクロロ安息香酸、m−またはp−
ヒドロキシ安息香酸、o−、m−またはp−トル
イル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、没食子酸、トリメリツト酸、サリチル酸、3
−または4−エチルサリチル酸、3−または5−
フエニルサリチル酸、3−、4−、5−または6
−ヒドロキシサリチル酸、1−または2−ナフト
エ酸などが挙げられる。 これらの酸性物質は前記発色性ラクトン化合物
1重量部(以下、単に部と略す)に対して、通常
2〜30部、好ましくは5〜25部の範囲で使用する
のが適当であり、増感剤は酸性物質1部に対して
通常0.005〜2部、好ましくは0.1〜1部の範囲で
使用するのが適当である。 本発明の感熱記録シートを製造するには、一般
に知られた種々の方法が可能であるが、通常は
発色性ラクトン化合物、酸性物質および増感剤を
それぞれ別々の水溶性高分子化合物の水溶液に加
えて、それらをボールミルやアトライターなどの
粉砕分散機で粒径3μm以下に粉砕し、分散させ
た塗液を調製し、混合してシート基材に塗布する
方法、発色性ラクトン化合物および酸性物質を
前記と同様にしてそれぞれ別々に分散させた塗液
を調製し、その少なくとも一方に増感剤を含有さ
せておき、それらの塗液をシート基材に塗布する
方法などを採用することができる。この塗液を調
製するにさいして使用される水溶性高分子化合物
として代表的なものを示せばポリビニルアルコー
ル、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、でんぷん類
またはスチレン・マレイン酸共重合体などがあ
る。そのほか、上記塗液中には性能向上のため必
要に応じてベンゾフエノン系、トリアゾール系等
の紫外線吸収剤、カオリン、タルク、炭酸カルシ
ウム等の充填剤、ポリエチレンワツクス、パラフ
インワツクス等の滑剤、耐水化剤、その他の種々
の薬剤を添加することができる。更にまた上記塗
液中には種々の薬剤を水に分散させるための各種
分散剤を添加することができる。 塗液はその中に含まれる発色性ラクトン化合物
がシート基材1m2当り一般に0.1〜0.6gとなるよ
うにシート基材に塗布し、次いで常温ないし50℃
位で乾燥させることによつて本発明の感熱記録シ
ートが得られる。 シート基材としては、紙が一般的であるが、そ
のほか合成樹脂シートまたは不織布シートなども
適宜使用することができる。 次に、本発明を実施例および比較例により具体
的に説明するが、以下において部は特に断りのな
い限りは、すべて重量部を意味するものとする。 なお、以下において発色性ラクトン化合物から
製造される塗液を「(A)液」、酸性物質から製造さ
れる塗液を「(B)液」と表示し、増感剤から製造さ
れる塗液を「(C−1)あるいは(C−2)」の如
く表示する。 実施例 1 (A)液 クリスタルバイオレツトラクトン 1部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 1部 水 1部 カオリン 1部 (B)液 ビスフエノールA 1部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 1部 水 1部 タルク 1部 (C−1)液 2−ナフトエ酸−o−メチルフエニルエステル
1部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 1部 水 1部 これら上記の(A)、(B)および(C−1)各液を、
それぞれ別々のボールミルに入れ、粉砕分散させ
て塗液原液を得た。 次に、 (A)液 1部 (B)液 5部 (C−1)液 2.5部 5%ヒドロキシエチルセルロース水溶液 10.6部 を混ぜ合せて感熱塗液とし、この塗液を坪量50
g/m2の基紙の上に乾燥後の塗布量が3g/m2に
なるように塗布し乾燥させて感熱記録紙を得た。 次いで、55℃、80%RHの条件下で24時間保持
する保存テスト前と後の感熱記録紙について、(株)
東洋精機製作所製の熱傾斜試験機による熱板発色
テスト(押し圧2Kg/cm2で1秒間)を行つて、静
的発色特性を観察した。この静的発色特性はスイ
ス国グレタク社製反射濃度計「グレタクポータブ
ル反射濃度計D142−3」を用いて反射濃度を測
定することにより評価判定されるが、この反射濃
度は数字の小さいほど発色が少ないことを意味す
る(未発色:0.10程度、発色:0.20以上)。これ
らの結果は第1表に示すが、いずれも温度が高く
なるにつれて急激な発色を見せ、保存安定性およ
び発色感度の良好な感熱記録紙であることを示し
ている。 実施例 2および3 (C−1)液の2−ナフトエ酸−o−メチルフ
エニルエステルの代わりに2−ナフトエ酸−1−
ナフチルエステル(実施例2)および1−ナフト
エ酸−2−ナフチルエステル(実施例3)を使用
した以外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙
を得、次いで同様の熱板発色テストを行つた。い
ずれも温度が高くなるにつれて急激な発色を見
せ、保存安定性および発色感度の良好な感熱記録
紙であつた。結果を第1表に示す。 比較例 1 (C−1)液の添加を省略した以外は実施例1
と全く同様にして増感剤を含まない感熱記録紙を
得、次いで同様の熱板発色テストを行つたが、発
色感度に劣るものであつた。 結果を第1表に示す。 比較例 2 (C−1)液の2−ナフトエ酸−o−メチルフ
エニルエステルの代わりにフルオレンを用いた以
外は実施例1と全く同様にして感熱記録紙を得、
次いで同様の熱板発色テストを行つたが、保存安
定性および発色感度の劣るものであつた。 結果を第1表に示す。 【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 発色性ラクトン化合物と酸性物質とにより感
熱発色させる感熱記録シートにおいて、増感剤と
して、 一般式 (式中、R1は炭素数1〜8のアルキル基を表わ
す。) および一般式 (式中、R2は水素原子または炭素数1〜8のア
ルキル基を表わす。) で示されるエステルの1種以上を含有させること
を特徴とする感熱記録シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57066150A JPS58183286A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 感熱記録シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57066150A JPS58183286A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 感熱記録シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58183286A JPS58183286A (ja) | 1983-10-26 |
| JPH0160436B2 true JPH0160436B2 (ja) | 1989-12-22 |
Family
ID=13307546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57066150A Granted JPS58183286A (ja) | 1982-04-20 | 1982-04-20 | 感熱記録シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58183286A (ja) |
-
1982
- 1982-04-20 JP JP57066150A patent/JPS58183286A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58183286A (ja) | 1983-10-26 |
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