JPH0198662A - 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法

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JPH0198662A
JPH0198662A JP25768087A JP25768087A JPH0198662A JP H0198662 A JPH0198662 A JP H0198662A JP 25768087 A JP25768087 A JP 25768087A JP 25768087 A JP25768087 A JP 25768087A JP H0198662 A JPH0198662 A JP H0198662A
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copolymer
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坂爪 寿恵広
Yuichi Origasa
雄一 折笠
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、優れた機械的性質、特に耐衝撃性の向上した
成形品を与え得る熱可塑性樹脂組成物およびその製造方
法に関するものであり、その組成物は工業部品、電気お
よび電子機械部品、自動車部品などの広い分野で使用さ
れうるものである。
[従来の技術] ポリエチレンテレフタレート樹脂やポリブチレンテレフ
タレート樹脂に代表される芳香族ポリエステル樹脂は、
機械的特性、耐熱性、耐薬品性等に優れているが、耐衝
撃性、特にノツチ付き衝撃強度が劣るため、その改良が
試みられてきた。これらの中でも、特開昭51−144
452号公報、特開昭52−32045号公報、特開昭
53−117049号公報に示されるα−オレフィンお
よびα、β−不飽和酸グリシジルエステルなどの単量体
から成る共重合体をブレンドする方法、特開昭60−4
0154号公報等に開示されるα−オレフィンと非共役
ジエンから成る共重合体に、α。
β−不飽和酸グリシジルエステルなどの単量体をグラフ
ト反応させた変性重合体をブレンドする方法、あるいは
特公昭57二54058号公報等に示されるエチレンと
炭素数3以上のα−オレフィンとの共重合体に対して、
α、β−不飽和ジカルボン酸、ジカルボン酸無水物また
はイミド誘導体等をグラフト重合して得た変性重合体を
ブレンドする方法などは、耐衝撃性を改良する目的にお
いては比較的優れている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記耐衝撃性改良剤としての変性α−オ
レフィン共重合体は、その目的のため本質的にゴム状重
合体であり、ガラス転移温度が室温以下のものである。
したがって耐衝撃性を増大させようとすれば変性α−オ
レフィン共重合体聞を増加させればよいが、ぞのために
芳香族ポリエステル樹脂の特徴の一つである耐熱性が低
下して好ましくない結果を与える。
更にまた、前記変性α−オレフィン共重合体をブレンド
した芳香族ポリエステル樹脂成形品は、成形直後には優
れた耐衝撃性を示すが、例えば成形時の歪みを除くため
にアニールすると、耐衝撃性が極度に低下するという欠
点があった。
[問題点を解決するだめの手段] 本発明者らは、これら従来の欠点を解決するためm意研
究した結果、芳香族ポリエステル樹脂に特定の多相構造
熱可塑性樹脂をブレンドして得た熱可塑性樹脂組成物が
、耐熱性を維持しつつ耐衝撃性が向上し、またアニール
侵の衝撃強度も向上すること、その製造に当たっては特
定の温j島において溶融・混練するのが最適であること
を見い出し本発明を完成するに至った。
寸なわら本発明の第一発明は、 (I)芳香族ポリエステル樹脂50〜99fff吊%、
(II)エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアル
キルエステル共重合体またはその金属塩、■ヂレンービ
ニルエスデル共重合体の群から選択された少なくとも1
種のエチレン共重合体5〜95重け%と、少なくとも1
秤のビニル単量体から得られるビニル系(共)重合体9
5〜5重燵%とから成り、一方の(共)重合体が粒子径
0.001〜10μmの分散相を形成している多相構造
熱可塑性樹脂                   
 50〜1 小間%、および    上記(I)+(I
F> 1001吊部に対して (1)無機充填材    0〜100小吊部を含む熱可
塑性樹脂組成物である。
さらに本発明の第二発明は、 エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエス
テル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニルエス
テル共重合体のiTから選択された少なくとも1種のエ
チレン共重合体の水性懸濁液に、少なくとも1種のビニ
ル単量体、ラジカル(共)重合性有機過酸化物の少なく
とも1種およびラジカル重合開始剤を加え、ラジカル重
合開始剤の分解が実質的に起こらない条f4下で加熱し
、該ビニル単量体、ラジカル(共)重合性有機過酸化物
およびラジカル重合開始剤を該エチレン共重合体に含浸
させ、その含浸率が初めの50重量%以上に達したとぎ
、この水性懸濁液の温度を上昇させ、ビニル単量体とラ
ジカル(共)重合性有機過酸化物とを、エチレン共重合
体中で共重合させたグラフト化前駆体(A)1〜100
小量%、 ■ヂレンー不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエス
テル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニルエス
テル共重合体の群から選択された少なくとも1種のエチ
レン共重合体(B)        0〜99重量%、
および 少なくとも1種のビニル単量体を重合して得られるビニ
ル系(共)重合体(C) 0〜99正聞% を芳香族ポリエステル樹脂(I)と溶融・混合するか、
予め該(A)、(B)J5よび(C)を100〜300
℃の範囲で溶融・混合し、ざらにポリエステル系樹脂と
溶融・混合することから成る熱可塑性樹脂組成物の製造
方法である。
本発明で用いる芳香族ポリエステル樹脂とは、芳香環を
重合体の連鎖単位に有するポリエステルで、芳香族ジカ
ルボン酸(あるいはそのエステル形成性誘導体)とジオ
ール(あるいはそのエステル形成性誘導体)とを主成分
とする綜合反応により得られる重合体ないし共重合体で
ある。
ここでいう芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸
、イソフタル酸、フタル酸、2.6−ナフタレンジカル
ボン酸、1.5−ナフタレンジカルボン酸、ビス(p−
カルボキシフェニル)メタン、アントラセンジカルボン
酸、4.4−−ジフェニルニーデルジカルボン ェノキシ)エタン4.4−−ジカルボン酸あるいはそれ
らのエステル形成性誘導体などが挙げられる。
またジオール成分としては、炭素数2〜10の脂肪族ジ
オールすなわちエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1.4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1.5−ベンタンジオール、1.6−ヘキサンジオ
ール、デカメチレンジグリコール、シクロヘキサンジオ
ールなど、あるいは分子1400〜6,000の長鎖グ
リコール、すなわちポリエチレングリコール、ポリ−1
,3−プロピレングリコール、ポリテトラメチレンゲル
コールなどおよびそれらの混合物が挙げられる。
本発明で使用される好ましい芳香族ポリエステル樹脂と
しては、具体的にはポリエチレンテレフタレート、ポリ
プロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリへキサメチレンテレフタレート、ポリエチレン
−2,6−ナフタレート、ポリエチレン−1,2−ビス
(フェノキシ)エタン−4,4′−ジカルボキシレート
などが挙げられる。さらに好ましくは、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレートである。
これらの芳香族ポリエステルの固有粘度は、トリフルオ
ル酸11(25)/W化メチレン(75)100mj中
、0.320の濃疫として25±0.1℃下に測定され
る。好ましくは固有粘度が0.4〜4.Odj/Gであ
る。0,4dJ/F以下であると芳香族ポリエステルが
充分な機械強度を発揮できず好ましくない。また4、0
(jj/Qを超えると、溶融時の流動性が低下し、成形
物の表面光沢が低下するため好ましくない。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂において使用されるエチ
レン共重合体とは、■ヂレンー不飽和カルボン酸もしく
はそのアルキルエステル共重合体またはその金属塩、エ
チレン−ビニルエステル共重合体の群から選択された少
なくとも1種のエチレン共重合体であって、エチレン5
0〜99.5%、不飽和カルボン酸もしくはそのアルキ
ルエステルおよび/またはビニルエステルの群から選択
された少なくとも1種の単量体50〜0.5重G%、他
の不飽和単m体0〜49.5重量%から成る共重合体ま
たはその金属塩であって、好ましくは高圧ラジカル重合
によって製造される。
上記不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエステルお
よび/またはビニルエステルの群から選択された少なく
とも1 !!I!の単量体としては、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマル酸、無水マレイン酸、無
水イタコン酸などの不飽和カルボン酸類;アクリル酸メ
チル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタク
リル酸エチル、アクリル酸プロピル、メタクリル酸プロ
ピル、アクリル酸イソプロピル、メタクリル酸イソプロ
ピル、アクリル9−n−ブチル、メタクリル酸−n−ブ
チル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シクロ
ヘキシル、アクリル酸ラウリル、メタクリル酸ラウリル
、アクリル酸ステアリル、メタクリル酸ステアリル、マ
レイン酸モノメチルエステル、マレイン酸モノエチルエ
ステル、マレイン酸ジエヂルエステル、フマル酸モノメ
チルエステルなどの不飽和カルボン酸アルキルエステル
単量体:プロピオン酸ビニル、酢酸ビニル、カプロン酸
ビニル、カプリル酸ビニル、ラウリル酸ビニル、ステア
リン酸ビニル、トリフルオル酢酸ビニル等のビニルエス
テル単量体を挙げることができる。
特に好ましいものとしてはアクリル酸エチル、酢酸ビニ
ルを挙げることができる。該単量体は混合しても使用で
きる。
上記エチレン共重合体の具体例としては、エチレン/ア
クリル酸共重合体、エチレン/メタクリル酸共重合体、
エチレン/アクリル酸/アクリル酸エチル共重合体、エ
チレン/アクリル酸エチル共重合体、エチレン/酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン/酢酸ビニル/アクリル酸エチ
ル共重合体などのランダム共重合体が挙げられる。これ
らのエチレン共重合体は混合しても使用できる。
上記ランダム共重合体は、好ましくは高圧ラジカル重合
によって製造される。すなわち、その製造法は前記のエ
チレン50〜99.5重ω%、不飽和カルボン酸もしく
は゛そのアルキルエステルおよび/またはビニルエステ
ルの群から選択された少なくとも1種の単」体50〜0
.5fflffi%、他の不飽和型m体0〜49.5@
m%の単量体混合物を、それらのそれらの全車m体の総
重量に基づいて0.0001〜1重帛%のラジカル重合
量始剤の存在下で重合圧力500〜4.0OOK!F/
ca!。
好ましくは1 、000〜3 、500に’J/ci、
反応温度50〜400℃、好ましくは100〜350℃
の条作下、連鎖移動剤、必要に応じて助剤の存在下に槽
壁または管型反応器内で該単量体を同時に、あるいは段
階的に接触、重合させる方法である。
上記ラジカルm合間始剤としてはペルオキシド、ヒドロ
ペルオキシド、アゾ化合物、アミンオキシド化合物、酸
素などの通例の開始剤が挙げられる。
また連鎖移動剤としては水素、プロピレン、ブデンー1
.01へC2oまたはそれ以上の飽和脂肪族炭化水素お
よびハロゲン置換炭化水素、例えば、メタン、エタン、
プロパン、ブタン、イソブタン、n−ヘキサン、n−へ
ブタン、シクロパラフィン類、クロロホルムおよび四塩
化炭素、C1〜Cまたはそれ以上の飽和脂肪族アルコー
ル、例えば、メタノール、エタノール、ブOパノール、
およびイソプロパツール、C−Cまたはそれ以上の飽和
脂肪族カルボニル化合物、例えば二酸化炭素、アセトン
およびメチルエチルケトンならびに芳香族化合物、例え
ばトルエン、ジエチルベンゼンJjよびキシレンのよう
な化合物などが挙げられる。
また本発明においては、低、中、高密痘ポリエチレンも
しくはエヂレン〜α−オレフィン、共重合体に、前記不
飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、マレイン酸、無水
マレインFaなどをイ4加変性したグラフト共重合体あ
るいは上記ランダムもしくはグラフト共重合体に、周期
律表のf、■、■、■−Aおよび■族の1〜3価の原子
価を有する金属化合物を反応させて1すられたイオン架
橋エチレン共重合体も包含するものである。
上記金属化合物としては、硝酸塩、酢M塩、酸化物、水
酸化物、メトキシド、エト4シト、炭酸塩および亜炭W
I塩などが好適である。
また金属イオンは、Na  、K  、Ca”++  
      ++        ++a   、Zn
   、Ba   、Fe”+  +  +     
   +  +     ・ + 1−Fe   1C
o  %N+  おヨヒ十++ A!J   である。これらのうち、特にNa+、++
++ MOおよびZn   が好ましい。これら各種の金属化
合物は必要に応じて組み合わせて用いることができる。
本発明において使用される多相構造熱可塑性樹脂中のビ
ニル系(共)重合体とは、具体的には、スチレン、核置
換スチレン例えばメチルスチレン、ジメチルスチレン、
エチルスチレン、イソプロピルスチレン、クロルスチレ
ン、α−置換スチレン例えばα−メチルスチレン、α−
エチルスチレンなどのビニル芳香族単量体;アクリル酸
もしくはメタクリル酸の炭素数1〜7のアルキルエステ
ル、例えば(メタ)アクリル酸のメチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル、ブチルエステルなどの(メタ)ア
クリル酸エステル単量体;(メタ)アクリロニトリル単
♀体;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどのビニルエ
ステル単゛吊体:(メタ)アクリルアミド単量体;無水
マレイン酸、マレイン酸のモノエステル、ジエステルな
どのビニル単量体の1種または2種以上を重合して19
られた(共)重合体である。中でも特にビニル芳香族単
量体が好ましい態様である。
本発明でいう多相構造熱可塑性樹脂とは、エチレン共重
合体またはビニル系(共)m合体マトリックス中に、そ
れとは異なる成分であるビニル(共)重合体またはエチ
レン共重合体が球状に均一に分散しているものをいう。
分散している重合体の粒子径は0.001〜10μm1
好ましくは0.01〜5μmである。
分散樹脂粒子径が0.001μ未満の場合あるいは10
μmを超える場合、芳香族ポリエステル樹脂にブレンド
したときの分散性が悪く、例えば外観の悪化、あるいは
耐衝撃性の改良効宋が不足Jるため好ましくない。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂中のビニル(共)重合体
の数平均重合度は5〜10,000、好ましくは10〜
5,000の範囲である。
数平均重合度が5未満であると、本発明の熱可塑性樹脂
組成物の耐衝撃性を向上させることは可能であるが、耐
熱性が低下するので好ましくない。
また数平均重合度/J:10.oooJIj−超えると
、溶融粘瓜が高く、成形性が低下したり、表面光沢が低
下Jるので好ましくない。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂は、エチレン共重合体が
5〜95重量%、好ましくは20〜90重h1%から成
るものである。したがってビニル系(共)重合体は95
〜5小足%、好ましくは80〜10Φ足%である。
エチレン共重合体が5重量%未満であると、芳香族ポリ
エステル樹脂との相溶化効果が充分に発揮できず、エチ
レン共重合体が95重量%を超えるとブレンド物の耐熱
性や寸法安定性をIQなうので好ましくない。
本発明の多相構造熱可塑性樹脂を!lI造する際のグラ
フト化法は、一般に良く知られている連鎖移り」法、電
離放射線照射法などいずれの方法によってもよいが、最
も好ましいのは下記に示す方法によるものである。その
理由はグラフト効率が高く、熱による二次的凝集が起こ
らないため、性能の発現がより効果的であるためである
以下、本発明の熱可塑性樹脂組成物の製造方法を具体的
に説明する。
すなわち、■ヂレンー不飽和カルボン酸もしくはそのア
ルキルエステル共重合体またはその金属塩、エチレン−
ビニルエステル共重合体の群から選択された少なくとも
1種のエチレン共重合体100重量部に水を懸濁させ、
別に少なくとも1種のビニル単量体5〜400=I吊部
に、下記一般式(a)または(b)で表わされるラジカ
ル(共)重合性有機過酸化物の1種または2種以上の混
合物を該ビニル単量体100重量部に対して0.1〜1
0重徂部と、10時間の半減期を1!:するための分解
湿度が40〜90℃であるラジカル重合開始剤をビニル
単m体とラジカル(共)手合性有機過酸化物との合計1
00重量部に対して0.01〜5重吊部重量溶Mさせた
溶液を添加し、ラジカル重合開始剤の分解が実質的に起
こらない条件で加熱し、ビニル単も1体、ラジカル(共
)重合性イill過酸化物およびラジカル不合開始剤を
該エチレン共重合体含浸させ、その含浸率が初めの50
重徨%以上に達したとき、この水性懸濁液の温度を上饗
させ、ビニル単量体とラジカル(共)手合性有機過酸化
物とをエチレン共重合体中で共重合させて、グラフト化
前駆体(△)を得る。このグラフト化前駆体も多相構造
熱可塑性樹脂である。
したがって、このグラフト化前駆体(A)を直接芳香族
ポリエステル樹脂と共に溶融・混合してもよいが、最も
好ましいのはグラフト化駆体を混練して得られた多相熱
可塑性樹脂(If)である。
寸なわち、グラフト化前駆体(A)を100〜300℃
の溶融下、混練することによりグラフト化し、多相構造
熱可塑性樹脂とするものである。
このときグラフト化前駆体に別にエチレン共重合体(B
)またはビニル(共)重合体(C)を混合し、溶融下に
混練しても多相構造熱可塑性樹脂を得ることができる。
前記一般式(a)および(b)で表わされるラジカル(
共)重合性有機過酸化物とは、一般式〔式中、R1は水
素原子または炭素数1〜2のアルキル基、RRは水素原
子またはメチル基、2ゝ 7 R6は水素原子または炭素数1〜4のアル:λ−ルL(
、RRおよびRRはそれぞれ炭素数 314   8ゝ 9 1〜4のアルキル基、R5、Rloは炭素数1〜12の
アルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基また
は炭素数3〜12のシクロアルキル基を示し、mは1ま
たは2であり、nは0.1または2である。〕 にて表わされる化合物である。
一般式(a)で表わされるラジカル(共)手合性有機過
酸化物として、具体的には、t−ブブルベルオキシアク
リロイロキシエチルカーボネート、t−アミルベルオキ
シアクリロイロキシエチールカーボネート、t−へキシ
ルベルオキシアクリロゴロ4:シエチルカーボネ−1・
、1.1.3.3−テトラメチルブブルベル第4ニジア
クリOイロキシェブルカーボネ−1−、クミルベルオキ
シアクリロイロキシエチルカーボネ−1〜、p−イソブ
0ビルペルAキシアクリロイロギシエチルカーボネート
、t−ブチルペルオキシメタクリDイロキシェヂルカー
ボネ−1〜、t−アミルペルオキシメタクリロイロー デI・ラメヂルブチルベルオキシメタクリロイロキシエ
プールカーボネート、クミルベルオキシメタクリロイロ
キシエチルカーボネート、p−イソブOビルペルオキシ
メタクリロイロキシエチルカーボネーi・、V−ブチル
ペルオキシアクリロイロキシエトキシエチルカーボネー
ト、t−アミルペルオキシアクリロイロキシエトキシエ
チルカーボネート、t−へキシルペルオキシアクリロイ
ロキシエトキシエヂルカーボネ−1−、1.1.3.3
−テトラメチルブチルベルオキシアクリロイロキシエト
キシエチルカーボネート、クミルベルオキシアクリロイ
ロキシエ1〜キシエブールカーボネート、pーイソブロ
ビルペルオキシアクリロイロキシエトキシエチルカーボ
ネ−1・、シーブプルベルAキシメタクリロイOキシエ
ト:tシエヂルカーボネート、t−アミルペルオキシア
クリロイロキシエトキシエチルカーボネート、t−へキ
シルベルオー1シメタクリロイロキシエトキシエチルカ
ーボネー1−、1、1.3.3−テトラメチルブチルベ
ルオキシメタクリロイロキシエトキシエチルカーボネ−
1・、クミルベルオキシメタクリロイロキシ■トキシエ
チルカーボネート、p−イソブロピルベルオギシメタク
リロイロ=1シエトキシエブールカーボネート、t−プ
チルベルオキシアクリロイロキシイソブロビルカーボネ
ート、t−アミルベル第4′シアクリロイロキシイソプ
ロビルカーボネート、t−ヘキシルベルオキシアクリロ
イロキシイソブロビルカーボネート、1.1.3.3−
テトラメチルブチルベルオキシアクリロイロキシイソブ
ロビルカーボネート、クミルベルオキシアクリロイロキ
シイソブOビルh−ボネート、p−イソプOビルペルオ
キシアクリロイロキシイソプロビルカーボネート、t−
プチルベルオキシメタクリロイロキシイソブロピルカー
ボネート、t−アミルベルオキシメタクリロイロキシイ
ソブロビルカーボネート、t−へキシルペルオキシメ台
りリロイロキシイソブロピルカーボネ−1・、1.1.
3.3−テトラメチルブチルペルAキシメタクリロイO
キシイソブロピルカーボネ−1−、クミルペルオキシメ
タクリロイロキシイソプロビルカーボネート、p−イソ
ブロビルペルオキシメタクリロイロキシイソブロビルカ
ーボネートなどを例示することができる。
さらに、一般式(b)で表わされる化合物としては、t
−ブチルペルオキシアリルカーボネートt−アミルペル
オキシアリルカーボネートヘキシルペルオキシアリルカ
ーボネート3、3−テ]・ラメチルブブールベルオキシ
アリルカーボネート、p−メンタンペルオキシアリルカ
ーボネ−1・、クミルペルオキシアリルカーボネート、
t−ブチルペルオキシメタリルカーボネート−アミルペ
ルオキシメタリルカーボネート、1−ヘキシルペルオキ
シメタリルカーボネート1、3.3−テトラメチルブヂ
ルベルオキシメタリルカーボネート、p−メンタンベル
Aーキシメタリルカーボネート、クミルベルオキシメタ
リルカーボネ−1−、t−ブチルペルオキシアリロキシ
エチルカーボネート、t−アミルベルオキシアリロキシ
エチルカーボネ−1−、t−ブブールベルオキシメタリ
ロキシエチルカーボネート、t−アミルベルオキシメタ
リロキシエヂルカーボネート、1−ヘキシルペルオキシ
メタリロニ1シエブ−ルーカーボネート、t−ブチルペ
ルオキシアリロキシイソプロビルカーボネート、t−ア
ミルペルオキシアリロキシイソプロピルカーボネート、
し−へキシルペルオキシアリロキシイソプロビルノJ−
ボネート、t−プチルペルオキシメタリロキシイソブロ
ビルカーボネート、t−ヘキシルベルオキシメタリロキ
シイソプロビルカーボネートなどを例示でざる。
中でも好ましいものは、t−プチルベルオキシアクリO
イロキシエチルカーボネート、t−プチルベルオギシメ
タクリロイロキシエチルカーボネート、t−ブチルペル
オキシアリルカ−ボネートt−ブチルベル る。
本発明においては芳香族ポリエステル系樹脂50〜99
重ω%、好ましくは60〜95重R%が必要である。し
たがって、多相fS3i熱可塑性樹脂は50〜1重量%
、好ましくは40〜5重R%の割合で配合される。
芳香族ポリエステル系樹脂が50重量%未満では機械的
強度および耐熱性の低下を招き好ましくない。また芳香
族ポリエステル系樹脂が99重量%を越える場合は本発
明の目的とする耐衝撃性改良効果がない。
本発明においては前記(I)+(I)を含む樹脂成分1
00Lffi部に対して0〜1 00fflω部までの
無機充填材(II)を配合することができる。
上記無機充填材としては、粉粒状、平板状、鱗片状、針
状、球状または中空状および繊維状等が挙げられ、具体
的には硫酸カルシウム、珪酸カルシウム、クレー、珪藻
上、タルク、アルミナ、珪砂、ガラス粉、酸化鉄、金属
粉、グラファイト、炭化珪素、窒化珪素、シリカ、窒化
ホウ素、窒化アルミニウム、カーボンブラックなどの粉
粒状充填材;雲母、ガラス板、セリサイ1−、パイロフ
ライト、アルミフレークなどの金属箔、黒鉛などの平板
状もしくは鱗片状充填材ニジラスバルーン、金属バルー
ン、ガラスバルーン、軽石などの中空状充填材;ガラス
III,炭素繊維、グラフアイ]・繊維、ウィスカー、
金属繊維、シリコンカーバイトmt11、アスベスト、
つAストナイトすどの鉱物il維等の例を挙げることが
できる。
充填材の配合ωが150重串部を越えると成形品の衝撃
強度が低下するので好ましくない。
また該無機充填材の表面は、ステアリン酸、オレイン酸
、バルミチン酸またはそれらの金属塩、パラフィンワッ
クス、ポリエチレンワックスまたはそれらの変性物、有
機シラン、有機ボラン、有機チタネート等を使用して表
面処理を施すことが好ましい。
本発明の熱可塑性組成物は、温度150〜350℃、好
ましくは180〜320℃の範囲で溶融・混合すること
によって製造される。上記温度が150未満の場合は溶
融が不完全であったり、また溶融粘度が高く、混合が不
十分となり、層状剥離などが生じ好ましくない。また3
50℃を越えると樹脂の分解もしくはゲル化が起こり好
ましくない。
溶融・混合する方法としては、バンバリーミキサ−、加
圧ニーダ−、混練押出機、二軸押出機、ロール等の通例
用いられる混練機により行うことができる。
本発明では、さらに本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて、他の熱可塑性樹脂、例えばポリオレフィン系樹脂
、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、
ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリフェ
ニレンエーテル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂
、ポルスルホン樹脂、天然ゴム、合成ゴム、あるいは水
酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどの無機難燃
剤、ハロゲン系、リン系などの有機難燃剤、酸化防止剤
、紫外線防止剤、滑剤、分散剤、発泡剤、架橋剤、着色
剤などの添加剤を添加しても差し支えない。
[実施例] 次に実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
1二とXV<多相構造熱可塑性樹脂I[Aの製造)容1
65Nのステンレス製オートクレーブに、純水2.50
(lを入れ、更に懸濁剤としてポリビニルアルコール2
.50溶解させた。この中にエチレン共重合体としてエ
チレン/アクリル酸エチル共重合体(アクリル酸エチル
含有吊20重量%)[商品名:レクスロンEEA  A
−4200J(日本石油化学社製)700gを入れ、攪
拌・分散した。別にラジカル重合tJfl始剤としての
ベンゾイルペルオキシド「商品名:ナイパ−BJ  (
日本油脂社製)1.5a、ラジカル(共)重合性有機過
酸化物としてt−プチルベルオキシメタクリロイロキシ
エチルカーボネート6qをビニル単量体としてのスチレ
ン300(Jに溶解させ、この溶液を前記オートクレー
ブ中に投入・攪拌した。
次いでオートクレーブを60〜65℃に昇温し、2時間
攪拌することによりラジカル重合開始剤およびラジカル
(共)重合性有機過酸化物を含むビニル単量体を該エチ
レン共重合体中に含浸させた。
次いで、含浸されたビニル単量体、ラジカル(共)重合
性心機過酸化物およびラジカル重合開始剤の合計量が初
めの、50重9%以上になっていることを確認した後、
温度を80〜85℃に上げ、その温度で7時間維持して
重合を完結させ、水洗および乾燥してグラフト化前駆体
を得た。このグラフト化前駆体中のスチレン重合体を酢
酸エチルで抽出し、GPCにより数平均蛋合度を測定し
たところ、700であった。
次いで、このグラフト化前駆体をラボプラストミル−軸
押出機[(株)東洋精機製作新製]で200℃にて押し
出し、グラフト化反応させることにより多相構造熱可塑
性樹脂<IIA)を1!?た。
この多相4M造熱可塑性樹脂を走査型電子顕微鏡rJE
OL  JSM  T300J  (商品名、日本電子
社製)により観察したところ、粒子径0.1〜0.2μ
mの真球状樹脂が均一に分散した多相構造熱可塑性樹脂
であった。
なおこのとぎ、メタクリル酸メチル重合体のグラフト効
率は65.7%であった。
参考例2(多相構造熱可塑性樹脂IIBの製造)参考例
1において、ビニル単量体としてのメタクリル酸メチル
単凶体300qをスチレン300Qに変更し、分子量調
節剤としてのrl−ドデシルメルカプタンを使用しなか
った以外は参考例1を繰り返して多相構造熱可塑性樹脂
nBを111だ。
このときスチレン系重合体の数平均Φ合度は900、ま
たこの樹脂組成物中に分散している樹脂の平均粒子径は
0.3〜0.4μmであった。
支1五ユニヱ 固有粘度2.2dl/qのポリエチレンデレフタレ−1
−(PETとして表中に表示)に対して64例1〜2で
得た多相構造熱可塑性樹脂■AししくはIISを所定聞
トライブレンドし、250℃に設定したプラストミル−
軸押出機[(株)東洋精機製作新製]により混合した。
次いで250℃に設定した射出成形機でそれぞれの試験
片を作成し、25℃におけるノツチ付きアイゾツト衝撃
強度、150℃、3時間アニールした後のノツチ付きア
イゾツト衝撃強度、18.6にg/cd荷重下の熱変形
温度を測定した。結果を第1表に示した。
なお、試験法は次ぎのようである。
(1)アイゾツト衝撃値(ノツチ付さ):JIS  に
1110 (2)荷重たわみ温度 :JIS  に7207(以下
余白) 第1表 実施例1において、多相構造熱可塑性樹脂を参考・例1
で使用した未変性エチレン/アクリル酸エチル共重合体
(EEA)に代えた以外は実施例1を繰り返した。結果
を第2表に示した。
第2表 実施例1において、多相構造熱可塑性樹脂の添加量を変
更した以外は実施例1を繰り返して試験片を作成し、検
討した。結果を第3表に示した。
第3表 以上のことから、多相構造熱可塑性樹脂が50重量%を
越えると、その成形物がポリエチレンテレフタレートの
性質を全く失い、ざらに多相構造熱可塑性樹脂の添加量
が1重量%未満であると、添加効果が無いことが明白に
なった。
−施例7〜8  較例8〜12 実施例1においてポリエチレンテレフタレ−1・を固有
粘度1.9dl/qのポリエチレンテレフタレートに変
更した以外は実施例1を繰り返して検討した。結果を第
4表に示した。
第4表 実:実施例 比:比較例 曳J目引旦 参考例2において、ビニル単量体としてのスチレン30
0Qを溶媒としてのベンゼン3000に溶解し、さらに
分子量調節剤としてn−ドデシルメルカプタン2.50
を添加した以外は参考例2を繰り返してグラフト前駆体
を製造し、さらに多相構造熱可塑性樹脂■Cを得た。こ
のときスチレン重合体の数平均重合麿は4.2であり、
液状物であった。またこの多相構造熱可塑性樹脂を電子
顕微鏡で観察した結果、分散粒子径は確認できずo、o
oiμm以下と推定された。
比較例13 実施例2において、多相構造熱可塑性樹脂■Cに変更し
た以外は実施例2を繰り返して検討した。
その結果、アニール萌ノツチ付きアイゾツト衝撃強麿4
.1にg−cm/cm、アニール後のそれは2゜5にリ
ーC■/C1であり、変形温度は56℃であった。
及filユ 参考例1において、得られたグラフト化萌駆体10oお
よび未変性エチレン/アクリル酸エチル共重合体を固有
粘度2.2dl/gのボリニ[ブレンテレフタレ−1−
800にトライブレンドした以外は実施例1を繰り返し
た。その結果、アニール前ノツチ付ぎアイゾツト衝撃強
度5.8にg −cm/cm、アニール後のそれ(よ5
 、 I K(+−CIll/CIであり、熱変形温度
は77℃であった。
支立五ユA 参考例1において、ラジカル(共)重合性有機過酸化物
を使用せず、他は参考例1を繰り返してグラフト化前駆
体を得た。このグラフト化前駆体の分散粒子径は0.1
〜0.3μmであった。
このグラフト化前駆体を多相構造熱可塑性樹脂とし他は
実施例1を繰り返した。その結果、アニール前ノツヂ付
きアイゾツト衝撃強度660にg−cm7 cm、アニ
ール後のそれは5.2Kg−CI/c11+であり、熱
変形温度は80℃であった。
実施例11 参考例1において得たグラフト化前駆体100(分散粒
子径0.1〜0.3μm)、参考例1において使用した
未変性エチレン/アクリルエチヂル共重合体5q、スヂ
レン重合体(商品名「ダイヤレックスHF−55J(三
菱モンサント化成社%1)5q、実施例1で使用したポ
リエチレンテレフタレート80gをブレンドし、その後
260℃で押し出した。次いで実施例1に準じて物性を
測定した。その結果、アニール前ノッヂ付きアイゾツト
衝撃強度5.3にg−cm/cIll、アニール後のそ
れは5.4にQ −CIl/ C11lであり、熱変形
QMは79℃であった。
[51明の効果] 本発明の熱可塑性樹脂組成物は、耐熱f[の低下がなく
衝撃強度の高い樹脂組成物であり、また溶融下で混合す
るだけで容易に11造できるという特徴を有する。更に
衝撃強度の爪台は、混合される多相構造熱可塑性樹脂の
配合割合によって決定されるため、容易に多品種少量生
産が可能である。
例えばアニールなど、成形物を加熱した後でし衝撃強度
の低下がみられないという特徴もある。
以上の点から本発明の熱可塑性樹脂組成物は、例えば自
動車部品、電子・電気部品、耐熱性容器、工業部品など
の幅広い用途に使用されつる。
手続?in正書 1、事件の表示 昭和62年特許願第257680号 2、発明の名称 熱可塑性樹脂組成物およびその製造方法3、補正をする
者 事件との関係  特許出願人 名 称  日本石油化学株式会社 4、代理人 住 所  東京都港区南青山−丁目1番1号5、補正命
令の日付(自発) (発進口)昭和  年  月  日 6、補正の対染 7、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。
(2)明細書、第12頁14行目のrlooJをr15
0jと訂正する。
(3)同、第31頁17行目の「0〜100重量部」を
「0〜150重ω部Jと訂正する。
(4)同、第41頁の第4表を別紙のとおり訂正する。
以  上 2、特許請求の範囲 (1)(I)芳香族ポリエステル樹脂 50〜99重量%、 i)エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキル
エステル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニル
エステル共重合体の群から選択された少なくとも1種の
エチレン共重合体5〜95重量%と、少なくとも1種の
ビニル単量体から得られるビニル系(共)重合体95〜
5重量%とから成り、一方の(共)重合体が粒子径0.
001〜10μmの分散相を形成している多相層構造熱
可塑性樹脂        50〜1重量%、および 上記(I)+(n) 100重吊重量対して (III)無機充填材 0〜150重量部を含む熱可塑
性樹脂組成物。
(2)芳香族ポリエステル樹脂が、テレフタル酸を40
モル%以上含有するジカルボン醸成分およびジオール成
分から成り、固有粘度0.4〜4.0dl/Qである特
許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。
(3)多相構造熱可塑性樹脂が、 少なくとも1種のビニル単量体と、次の一般式(a)ま
たは(b) R1 〔式中、R1は水素原子または炭素数1〜2のアル−1
/L/ M、R2、R7は水素原子またはメチル基、R
6は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、RRお
よびRRはそれぞれ炭素数1 314   8・ 9 〜4のアルキルW、RRは炭素数1〜 5ゝ 10 12のアルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル
基または炭素数3〜12のシクロアルキル基を示し、m
は1または2であり、nは0,1または2である。) にて表わされるラジカル(共)重合性有機過酸化物の少
なくとも1種をエチレン−不飽和カルボン酸もしくはそ
のアルキルエステル重合体またはその金属塩、エチレン
−ビニルエステル共重合体の群から選択された少なくと
も1種のエチレン共重合体粒子中で共重合せしめたグラ
フト化前駆体(A) 1〜100  重量%、 エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエス
テル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニルエス
テル共重合体の群から選択された少なくとも1種のエチ
レン共重合体(B)0〜99重岱%、 および 少なくとも1種のビニル単量体を(共)重合して得られ
るビニル系(共)重合体(C)0〜99重量% から成る混合物および/またはそれらを溶8!混合して
なるグラフト化物である特許請求の範囲第1項記載の熱
可塑性樹脂組成物。
(4)ビニル単量体が、ビニル芳香族単量体、(メタ)
アクリル酸エステル中量体、(メタ)アクリロニトリル
単凸体およびビニルエステル単m体から成る群から選択
された1種または2種以上のビニル単量体である特許請
求の範囲第1項または第2項記載の熱可塑性樹脂組成物
(5)前記エチレン共重合体が、エチレン50〜99、
5重量%、不飽和カルボン酸またはそのアルキルエステ
ルおよび/またはビニルエステルの群から選択された少
なくとも1種の単量体50〜0、5重世%、他の不飽和
単礒体0〜49.5重荀%から成る共重合体またはその
金属塩である特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一つ
に記載の熱可塑性樹脂組成物。
(6)ビニル(共)重合体が、ビニル単量体のうち、5
0重問%以上が(メタ)アクリル酸エステル単量体から
成る特許請求の範囲第1〜5項のいずれか一つに記載の
熱可塑性樹脂組成物。
(7)エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキ
ルエステル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニ
ルエステル共重合体の群から選択された少なくとも1種
のエチレン共重合体の水性懸濁液に、少なくとも1種の
ビニル単量体、ラジカル(共)重合性有機過酸化物の少
なくとも1種およびラジカル重合開始剤を加え、ラジカ
ル重合開始剤の分解が実質的に起こらない条件下で加熱
し、該ビニル単量体、ラジカル(共)重合性有機過酸化
物およびラジカル重合開始剤を該エチレン共重合体に含
浸させ、その含浸率が初めの50重量%以上に達したと
き、この水性懸濁液の温度を上昇させ、ビニル単量体と
ラジカル(共)重合性有機過酸化物とを、エチレン共重
合体中で共重合体させたグラフト化前駆体(A>1〜1
00吊%、 エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエス
テル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニルエス
テル共重合体の群から選択された少なくとも1種のエチ
レン共重合体(B)0〜99更聞%、 および 少なくとも1)1のビニル単量体を重合して得られるビ
ニル系(共)重合体(C) 0〜99重量% を芳香族ポリエステル樹脂(I)と溶融・混合するか、
予め該(A)、(B)および(C)を100〜300℃
の範囲で溶融・混合し、さらにポリエステル系樹脂と溶
融・混合することから成る熱可塑性樹脂組成物の製造方
法。
(8)ラジカル(共)重合性有機過酸化物が次の一般式
(a)または(b) (以下余白) 〔式中、R1は水素原子または炭素数1〜2のアルキル
基、RRは水素原子またはメチル基、R6は水素原子ま
たは炭素数1〜4のアルキル基、RRおよびR8、R9
はそれぞれ炭素数3ゝ  4 1〜4のアルキル基、RRは炭素数1〜12のアルキル
基、フェニル基、アルキル置換フェニル基または炭素数
3〜12のシクロアルキル基を示し、mは1または2で
あり、nは0.1または2である。) にて表わされるペルオキシカーボネート化合物の1種ま
たは2種以、Fの混合物である特許請求の範囲第7項記
載の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
(9)芳香族ポリエステル樹脂が、テレフタル酸を40
モル%以上含有するジカルボン酸成分およびジオール成
分から成り、固有粘度0.4〜4、Odl/Qである特
許請求の範囲第7項または第8項記載の熱可塑性樹脂組
成物。
(10)ビニル単量体が、ビニル芳香族型fig (4
、(メタ)アクリル酸エステル単量体、(メタ)アクリ
ロニトリル単量体およびビニルエステル単iIi体から
成る群から選択された1種または2種以上のビニル単量
体である特許請求の範囲第7〜9項のいずれか一つに記
載の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
(11)前記エチレン共重合体が、エチレン50〜99
.5重ffi%、不飽和カルボン酸またはそのアルキル
エステルおよび/またはビニルエステルの群から選択さ
れた少なくとも1種の単量体50〜0.5重量%、他の
不飽和単量体0〜49.5mm%から成る共重合体また
はその金fi塩である特許請求の範囲第7〜10項のい
ずれか一つに記戟の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
(12)ビニル(共)重合体が、ビニル単は体のうち、
50重口%以上が(メタ)アクリル酸エステル用吊体か
ら成る特許請求の範囲第7〜11項のいずれか一つに記
載の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
第4表 実:実施例 比:比較例

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)( I )芳香族ポリエステル樹脂 50〜99重量%、 (II)エチレン−不飽和カルボン酸もしく はそのアルキルエステル共重合体またはその金属塩、エ
    チレン−ビニルエステル共重合体の群から選択された少
    なくとも1種のエチレン共重合体5〜95重量%と、少
    なくとも1種のビニル単量体から得られるビニル系(共
    )重合体95〜5重量%とから成り、一方の (共)重合体が粒子径0.001〜10μmの分散相を
    形成している多相層構造熱可塑性樹脂50〜1重量%、 および 上記( I )+(II) 100重量部に対して (III)無機充填材0〜100重量部 を含む熱可塑性樹脂組成物。
  2. (2)芳香族ポリエステル樹脂が、テレフタル酸を40
    モル%以上含有するジカルボン酸成分およびジオール成
    分から成り、固有粘度0.4〜4.0dl/gである特
    許請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. (3)多相構造熱可塑性樹脂が、 少なくとも1種のビニル単量体と、次の一般式(a)ま
    たは(b) ▲数式、化学式、表等があります▼(a) ▲数式、化学式、表等があります▼(b) 〔式中、R_1は水素原子または炭素数1〜2のアルキ
    ル基、R_2、R_7は水素原子またはメチル基、R_
    6は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、R_3
    、R_4およびR_8、R_9はそれぞれ炭素数1〜4
    のアルキル基、R_5、R_1_0は炭素数1〜12の
    アルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基また
    は炭素数3〜12のシクロアルキル基を示し、mは1ま
    たは2であり、nは0、1または2である。〕 にて表わされるラジカル(共)重合性有機過酸化物の少
    なくとも1種をエチレン−不飽和カルボン酸もしくはそ
    のアルキルエステル共重合体またはその金属塩、エチレ
    ン−ビニルエステル共重合体の群から選択された少なく
    とも1種のエチレン共重合体粒子中で共重合せしめたグ
    ラフト化前駆体(A) 1〜100重量%、 エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエス
    テル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニルエス
    テル共重合体の群から選択された少なくとも1種のエチ
    レン共重合体(B)0〜99重量%、 および 少なくとも1種のビニル単量体を(共)重合して得られ
    るビニル系(共)重合体(C) 0〜99重量% から成る混合物および/またはグラフト化物である特許
    請求の範囲第1項記載の熱可塑性樹脂組成物。
  4. (4)ビニル単量体が、ビニル芳香族単量体、(メタ)
    アクリル酸エステル単量体、(メタ)アクリロニトリル
    単量体およびビニルエステル単量体から成る群から選択
    された1種または2種以上のビニル単量体である特許請
    求の範囲1項または第2項記載の熱可塑性樹脂組成物。
  5. (5)前記エチレン共重合体が、エチレン50〜99.
    5重量%、不飽和カルボン酸またはそのアルキルエステ
    ルおよび/またはビニルエステルの群から選択された少
    なくとも1種の単量体50〜0.5重量%、他の不飽和
    単量体0〜49.5重量%から成る共重合体またはその
    金属塩である特許請求の範囲第1〜3項のいずれか一つ
    に記載の熱可塑性樹脂組成物。
  6. (6)ビニル(共)重合体が、ビニル単量体のうち、5
    0重量%以上が(メタ)アクリル酸エステル単量体から
    成る特許請求の範囲第1〜5項のいずれか一つに記載の
    熱可塑性樹脂組成物。
  7. (7)エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキ
    ルエステル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニ
    ルエステル共重合体の群から選択された少なくとも1種
    のエチレン共重合体の水性懸濁液に、少なくとも1種の
    ビニル単量体、ラジカル(共)重合性有機過酸化物の少
    なくとも1種およびラジカル重合開始剤を加え、ラジカ
    ル重合開始剤の分解が実質的に起こらない条件下で加熱
    し、該ビニル単量体、ラジカル(共)重合性有機過酸化
    物およびラジカル重合開始剤を該エチレン共重合体に含
    浸させ、その含浸率が初めの50重量%以上に達したと
    き、この水性懸濁液の温度を上昇させ、ビニル単量体と
    ラジカル(共)重合性有機過酸化物とを、エチレン共重
    合体中で共重合体させたグラフト化前駆体(A) 1〜100量%、 エチレン−不飽和カルボン酸もしくはそのアルキルエス
    テル共重合体またはその金属塩、エチレン−ビニルエス
    テル共重合体の群から選択された少なくとも1種のエチ
    レン共重合体(B)0〜99重量%、 および 少なくとも1種のビニル単量体を重合して得られるビニ
    ル系(共)重合体(C) 0〜99重量% を芳香族ポリエステル樹脂( I )と溶融・混合するか
    、予め該(A)、(B)および(C)を100〜300
    ℃の範囲で溶融・混合し、さらにポリエステル系樹脂と
    溶融・混合することから成る熱可塑性樹脂組成物の製造
    方法。
  8. (8)ラジカル(共)重合性有機過酸化物が次の一般式
    (a)または(b) ▲数式、化学式、表等があります▼(a) ▲数式、化学式、表等があります▼(b) 〔式中、R_1は水素原子または炭素数1〜2のアルキ
    ル基、R_2、R_7は水素原子またはメチル基、R_
    6は水素原子または炭素数1〜4のアルキル基、R_3
    、R_4およびR_8、R_9はそれぞれ炭素数1〜4
    のアルキル基、R_5、R_1_0は炭素数1〜12の
    アルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基また
    は炭素数3〜12のシクロアルキル基を示し、mは1ま
    たは2であり、nは0、1または2である。〕 にて表わされるペルオキシカーボネート化合物の1種ま
    たは2種以上の混合物である特許請求の範囲第7項記載
    の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
  9. (9)芳香族ポリエステル樹脂が、テレフタル酸を40
    モル%以上含有するジカルボン酸成分およびジオール成
    分から成り、固有粘度0.4〜4.0dl/gである特
    許請求の範囲第7項または第8項記載の熱可塑性樹脂組
    成物。
  10. (10)ビニル単量体が、ビニル芳香族単量体、(メタ
    )アクリル酸エステル単量体、(メタ)アクリロニトリ
    ル単量体およびビニルエステル単量体から成る群から選
    択された1種または2種以上のビニル単量体である特許
    請求の範囲第7〜9項のいずれか一つに記載の熱可塑性
    樹脂組成物の製造方法。
  11. (11)前記エチレン共重合体が、エチレン50〜99
    .5重量%、不飽和カルボン酸またはそのアルキルエス
    テルおよび/またはビニルエステルの群から選択された
    少なくとも1種の単量体50〜0.5重量%、他の不飽
    和単量体0〜49.5重量%から成る共重合体またはそ
    の金属塩である特許請求の範囲第7〜10項のいずれか
    一つに記載の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
  12. (12)ビニル(共)重合体が、ビニル単量体のうち、
    50重量%以上が(メタ)アクリル酸エステル単量体か
    ら成る特許請求の範囲第7〜11項のいずれか一つに記
    載の熱可塑性樹脂組成物の製造方法。
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