JPH0211240B2 - - Google Patents

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JPH0211240B2
JPH0211240B2 JP56017580A JP1758081A JPH0211240B2 JP H0211240 B2 JPH0211240 B2 JP H0211240B2 JP 56017580 A JP56017580 A JP 56017580A JP 1758081 A JP1758081 A JP 1758081A JP H0211240 B2 JPH0211240 B2 JP H0211240B2
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JP
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gly
ala
leu
insulin
glu
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JP56017580A
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JPS56135452A (en
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Marukusen Yan
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Novo Nordisk AS
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Novo Industri AS
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Publication date
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Publication of JPH0211240B2 publication Critical patent/JPH0211240B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/62Insulins
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、インシユリンおよびインシユリン様
化合物のヒトのインシユリンへの変換に関する。 豚又は牛のインシユリンから得られるインシユ
リン製剤は、糖尿病の治療において広く使用され
ている。豚、牛およびヒトのインシユリンはそれ
らのアミノ酸組成に関し弱干の相違を示すが、ヒ
トのインシユリンと豚のインシユリンとの差違
は、ただ1個のアミノ酸にあることが確認されて
おり、そこにおいてはヒトのインシユリンのB30
アミノ酸がトレオニンであるのに対し、豚のイン
シユリンのそれはアラニンである。しかし、ヒト
の治療に対する理想的なインシユリン製剤は、ヒ
トのインシユリンの構造と全く同一の化学構造を
有するインシユリンであることは明らかであろ
う。天然のヒトのインシユリンの製造に対して、
必要量の膵臓は得られていない。 合成ヒトインシユリンは、多大な費用で小規模
で製造されている(Helv.Chim.Acta57巻、2617
頁および60巻、27頁参照)。半合成ヒトインシユ
リンが、豚のインシユリンから手間のかかる工程
によつて製造された(Hoppe−Seyler′s Z.
Physiol.Chem.357巻、759頁およびNature280巻、
412頁参照)。しかるに、本発明は、工業的規模で
ヒトインシユリンを製造する方法に関する。 米国特許第3276961号は半合成ヒトインシユリ
ンの製造方法に関して企図されている。しかる
に、ヒトのインシユリンの収量は悪い。これは、
プロセスが水中で行なわれ、この条件下ではトリ
プシンがArgB22−GlyB23結合の開裂を引きおこす
からである(J.Biol.Chem.236巻、743頁参照)。 ヒトのインシユリンを製造する公知の半合成方
法は、以下の三工程を含む: 第一に、豚のインシユリンをカルボキシペプチ
ダーゼAにて処理することにより、豚のデス−
(AlaB30)−インシユリンに変換することである
(Hoppe−Seyler′s Z.Physiol.Chem.359巻、799
頁参照)。第二の工程で、豚のデス−AlaB30)−イ
ンシユリンをThr−OButとトリプシン−触媒カ
ツプリングせしめ、これによりヒトのインシユリ
ンThrB30−tert−ブチルエステルが形成する。最
後に、該エステルをトリフルオロ酢酸で処理し、
ヒトのインシユリンを得る(Nature280巻、412
頁参照)。しかし、第一の工程は、AsnA21の部分
脱離を引きおこし、デス−(AlaB30、AsnA21)−イ
ンシユリンを与える。この誘導体は、続く2回の
反応後、得られる半合成ヒトインシユリンにおい
てデス−(AsnA21)−インシユリンの汚染を引き
起こし、この汚染は公知の予備的方法によつて容
易に除去することはできない。デス−(−
AsnA21)−インシユリンは低生物活性(約5%)
を有する(Amer.J.Med.40巻、750頁参照)。 本発明の第一の目的は、ヒト以外のインシユリ
ンをヒトのインシユリンに変える方法に関する。 本発明の第二の目的は、豚のインシユリンおよ
びその中の或る不純物を、ヒトのインシユリンの
トレオニンB30エステルを経由してヒトのインシ
ユリンに変える方法を提供することにある。 本発明の他の目的および有利な点は、本発明中
で明らかにされるであろう。 本発明は、インシユリン化合物におけるLysB29
のカルボニル基に結合したアミノ酸又はペプチド
鎖がトレオニンエステルと交換され得るという発
見に基づいている。この交換を、本発明において
はペプチド転位と呼ぶ。 本発明において使用される用語「インシユリン
化合物」は、インシユリン並びにヒトのデス
(ThrB30)インシユリン部分を含有するインシユ
リン様化合物を包含するものとし、インシユリン
のB30アミノ酸はアラニン(例えば、豚、犬並び
に通常の鯨およびまつこう鯨における)又はセリ
ン(家兎)である。本発明における用語「インシ
ユリン様化合物」はプロインシユリンからインシ
ユリンへの変転の際の中間物と共に、上記種およ
び上記霊長類のいずれかから誘導されるプロイン
シユリンを包含する。かかる中間物の例として、
分裂プロインシユリン、デスデイペプチドプロイ
ンシユリン、デスノナペプチドプロインシユリン
およびジアルギニンインシユリンが挙げられる
(R.Chance:In Proceedings of the Seventh
Congress of IDF、Buenous Aires1970年、292
〜305頁参照、編集者:R.R.Rodrigues&J.V.−
Owen、Excerpta Medica、Amsterdam)。 本発明に係るプロセスは、インシユリン化合物
又はその塩もしくは錯体を、水、水と混和し得る
有機溶媒およびトリプシンの混合物中L−トレオ
ニンエステルもしくはそれらの塩で、ペプチド転
位せしめることを含んでなることを特徴とし、か
つ反応混合物中の水の含量が50%(容量/容量)
未満であり、反応温度は約50℃未満であることを
特徴とする。トリプシンは、そのタンパク質分解
性に対し最も良く知られているが、その分野の研
究者は、トリプシンがデス−(AlaB30)−インシユ
リンおよびトレオニン第三−ブチルエステルとの
カツプリングに触媒作用をすることの可能性を認
めている(Nature280、412頁参照)。本発明方法
において、トリプシンはペプチド転位に触媒作用
せしめるため使用される。 ペプチド転位は、水および少なくとも一種の水
と混和しうる有機溶媒の混合物中、必要により酸
の存在下、(1)インシユリン化合物、(2)L−トレオ
ニンエステルおよび(3)トリプシンを溶解すること
によつて行なわれる。 好ましい水混和性有機溶剤は、極性溶剤であ
る。かかる溶剤の例として、メタノール、エタノ
ール、2−プロパノール、1,2−エタンジオー
ル、アセトン、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、N,N−ジメチルホルムアミド、ホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル
ピロリドン、ヘキサメチルホスホトリアミドおよ
びアセトニトリルがあげられる。 どのような水混和性有機溶剤が使用されるか、
反応温度がどのように選択されるかに依り、更に
反応混合物中に酸が存在するかによつて、反応混
合物中の水の含量は約50%(V/V)未満、好ま
しくは約40%(V/V)未満であり、そして約10
%(V/V)超である。 反応混合物中の水の量を減少することによる一
つの有利な点は、それによつて副生成物の形成が
減少することである。同様に、反応混合物中、酸
の量を減少すると、副生成物の形成を減少するこ
とが可能となる。収率の増加は、有機溶媒の高い
%と明らかに相互関係にある。 トリプシンタイプは、本発明の実施に対し重要
ではない。トリプシンは特徴ある酵素であり、こ
れは高純度で、明らかに豚および牛源より商業的
に入手可能である。更に、微生物源のトリプシン
も使用できる。更に、トリプシン形、例えば結晶
性トリプシン(可溶形)、固定化トリプシン又更
にはトリプシン誘導体(トリプシンの活性が保持
される限り)は、本発明の実施に対する原料では
ない。本発明で用いられる用語トリプシンは、全
ての源からのトリプシン並びにトリプシン様特異
性を有するプロテアーゼ、例えばアクロモバクタ
ーリテイカス(Acromobacter lyticus)プロテ
アーゼ(Agric.Biol.Chem.42巻、1443頁参照)を
含めて、ペプチド転位作用を保持する全ての形態
のトリプシンを含むものとする。 活性トリプシン誘導体の例として、アセチル化
トリプシン、サクシニル化トリプシン、グルタル
酸アルデヒド処理トリプシンおよび固定化トリプ
シン誘導体が挙げられうる。 もし固定化トリプシンが用いられる場合、それ
は媒体中で懸濁されている。 塩酸、蟻酸、酢酸、プロピオン酸および酪酸の
如き有機又は無機酸、又はピリジン、TRIS、N
−メチルモルホリンおよびN−エチルモルホリン
の如き塩基が適当な緩衝系をもたらすよう添加さ
れる。有機酸が好ましい。しかし、反応はかかる
添加がなくとも進行し得る。添加される酸の量
は、L−トレオニンエステルの1当量当たり約10
当量未満が通常である。好ましい酸添加量は、L
−トレオニンエステルの1当量当たり0.5〜5当
量である。カルシウムイオンの如くトリプシンを
安定化させるイオンも添加できる。 プロセスは、50℃ないし反応混合物の凝固点の
範囲の温度で行なわれる。トリプシンによる酵素
反応は、十分な反応速度を得るため通常約37℃で
行なわれる。しかし、トリプシンの不活性化を避
けるため、室温以下の温度で本発明に係るプロセ
スを行うことが有利である。実際、約0℃超の反
応温度が好ましい。 反応時間は、反応温度、添加トリプシン量およ
び他の反応条件に依つて通常数時間ないし数日の
間である。 反応混合物中におけるトリプシンとインシユリ
ン化合物との重量比は、通常約1対200以上、好
ましくは約1対50以上であり、そして約1対1未
満である。 本発明の実施に対し企図されるL−トレオニン
エステルは次の一般式(): Thr(R5)−OR4 () (式中、R4はカルボキシル保護基を表わし、R5
は水素又は水酸基保護基又はそれらの塩を表わ
す)で表わされる。 ペプチド転位から得られるヒトのインシユリン
のトレオニンB30エステルは、次の一般式(): (Thr(R5)−OR4B30−h−In () (式中、h−Inはヒトのデス−(ThrB30インシユ
リン部分を表わし、R4およびR5は先に定義され
た意味を表わす) で表わされる。 式で表わされる、適用可能なL−トレオニン
エステルは、以下の如きエステルである。すなわ
ち、R4がカルボニル保護基であり、この基は、
インシユリン分子内で非可逆的交換を実質的に引
きおこさない条件のもとで、ヒトのインシユリン
のトレオニンB30から除去され得る。かかるカル
ボキシル保護基の例としてて、例えばメチル、エ
チルおよび第三ブチルの如き低級アルキル;p−
メトキシベンジルおよび2,4,6−トリメチル
ベンジルの如き置換ベンジル基並びにジフエニル
メチル更には一般式−CH2CH2SO2R6(式中、R6
はメチル、エチル、プロピルおよびn−ブチルの
如き低級アルキルを表わす)で表わす基が挙げら
れる。適当なヒドロキシル保護基R5は、インシ
ユリン分子内で非可逆的交換を実質的におこさな
い条件下でヒトのインシユリンのトレオニンB30
エステル(式)から除去されうるような保護基
である。かかる基(R5)の例として、第三−ブ
チル基が挙げられる。 低級アルキル基は、7未満の炭素原子、好まし
くは5未満の炭素原子を含有する。 更に、通常使用される保護基は、Wu¨nschによ
つて説明されている:Methoden der
Organischen Chemie(Houben−Weyl)、XV/
1巻、編集者:Eugen Mu¨ller、Georg Thime
Verlag、Stuttgart1974年。 ある種のL−トレオニンエステル(式)は、
公知化合物であり、他のL−トレオニンエステル
(式)は公知化合物の製造と同様の方法で製造
できる。 式で表わされるL−トレオニンエステルは、
遊離塩基でも又はそれらの適当な有機もしくは無
機塩であり、好ましくは、アセテート、プロピオ
ネート、ブチレートおよびヒドロクロリドの如き
ヒドロクロリドであつてもよい。 反応成分、すなわちインシユリン化合物および
L−トレオニンエステル(式)は高濃度で用い
ることが望ましい。L−トレオニンエステルとイ
ンシユリン化合物との間のモル比は、約5対1を
超えるのが好ましい。 反応混合物中のL−トレオニンエステル(式
)の濃度は、0.1モルを超えるのが好ましい。 ヒトのインシユリンは、ヒトのインシユリンの
トレオニンB30エステルから公知の方法又はそれ
自体公知方法によつて保護基R4および保護基R5
を除去することによつて得られる。R4がメチル、
エチル、又は基−CH2CH2SO2R6(ここでR6は先
に定義された意味である)である場合、該保護基
は水性媒体中、穏やかな塩基性条件下、好ましく
は約8〜12のPH値、例えば約9.5で除去されうる。
塩基として、アンモニア、トリエチルアミン、又
は水酸化ナトリウムの如きアルカリ金属の水酸化
物が使用できる。 R4が第三−ブチル、p−メトキシベンジルも
しくは2,4,6−トリメチルベンジルの如き置
換ベンジル又はジフエニルメチルである場合、該
保護基は、好ましくはトリフルロオ酢酸を用い
た、アシドリシスによつて除去されうる。トリフ
ルロオ酢酸は、非水でも又は水を含有していても
よく、又はジクロロメタンの如き有機溶媒で希釈
してもよい。R5が第三−ブチルである場合、該
基は、アシドリシスによつて除去できる(上記参
照)。 式で表わされるヒトのインシユリンの好まし
いトレオニンB30エステルは、R5が水素である化
合物であり、これらは式(式中、R5は水素で
ある)で表わされるL−トレオニンエステルから
得られる。 インシユリン化合物の、ヒトのインシユリンの
トレオニンB30エステルへのペプチド転位は、イ
ンシユリン化合物に対しての次式: {式中、
【式】はヒトのデ ス(ThrB30)インシユリン部分(ここでGlyA1
R1で示される置換基に結合しておりさらにLysB29
はR2で示される置換基に結合している)を表わ
し、R2はアミノ酸、又は36個以下のアミノ酸を
含有するペプチド鎖を表わし、更にR1は水素も
しくは一般式R3−X−(式中、Xはアルギニン又
はリシンを表し、R3は35個以下のアミノ酸を含
有するペプチド鎖を表わす)で表わされる基であ
るか、又はR1およびR2中の双方に存在するアミ
ノ酸の数が37未満であることを条件として、R3
はR2と共に一緒になつて35個以下のアミノ酸を
含有するペプチド鎖を表わす} を基礎にして更に詳しく説明される。 従つて、本発明のペプチド転位は、上記インシ
ユリン化合物のいずれをもヒトのインシユリンの
トレオニンB30エステル(式)に変換され、該
エステルは次いでヒトのインシユリンを形成する
ためブロツク解除され得る。 本発明の別の利点は、粗インシユリン内および
ある種の商業的インシユリン製剤内に存し、かつ
式によつてカバーされるインシユリン様化合物
は、本発明のペプチド転位によつてヒトのインシ
ユリンのトレオニンB30エステルに変換され、こ
れは次いでヒトのインシユリンを形成するためブ
ロツク解除され得る。式で表わされるインシユ
リン様化合物の例は次に示される: 豚のジアルギニンインシユリン(R1は水素で
あり、R2は−Ala−Arg−Argである)、豚のプロ
インシユリン(R2と共にR3は、−Ala−Arg−
Arg−Glu−Ala−Glu−Asn−Pro−Gln−Ala−
Gly−Ala−Val−Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−
Leu−Gly−Gly−Leu−Gln−Ala−Leu−Ala−
Leu−Glu−Gly−Pro−Pro−Gln−Lys−であ
り、ここで末端アラニルはLysB29に結合してい
る)、犬のプロインシユリン(R2と共にR3は、−
Ala−Arg−Arg−Asp−Val−Glu−Leu−Ala−
Gly−Ala−Pro−Gly−Glu−Gly−Gly−Leu−
Gln−Pro−Leu−Ala−Leu−Glu−Gly−Ala−
Leu−Gln−Lys−であり、末端アラニルはLysB29
に結合している)、豚の分裂プロインシユリン
(R3はAla−Leu−Glu−Gly−Pro−Pro−Gln−
Lys−であり、さらにR2は−Ala−Arg−Arg−
Glu−Ala−Glu−Asn−Pro−Gln−Ala−Gly−
Ala−Val−Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−Leu−
Gly−Gly−Leu−Gln−Ala−Leuである)、豚の
デスジペプチドプロインシユリン(R1は水素で
あり、さらにR2は−Ala−Arg−Arg−Glu−Ala
−Glu−Asn−Pro−Gln−Ala−Gly−Ala−Val
−Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−Leu−Gly−Gly
−Leu−Gln−Ala−Leu−Ala−Leu−Glu−Gly
−Pro−Pro−Glnである)、ヒトのプロインシユ
リン(R2と共にR3は−Thr−Arg−Arg−Glu−
Ala−Glu−Asp−Leu−Gln−Val−Gly−Gln−
Val−Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−Pro−Gly−
Ala−Gly−Ser−Leu−Gln−Pro−Leu−Ala−
Leu−Glu−Gly−Ser−Leu−Gln−Lys−であ
り、ここで末端トレオニルはLysB29に結合してい
る)、およびサルのプロインシユリン(R2と共に
R3は−Thr−Arg−Arg−Glu−Ala−Glu−Asp
−Pro−Gln−Val−Gly−Gln−Val−Glu−Leu
−Gly−Gly−Gly−Pro−Gly−Ala−Gly−Ser
−Leu−Gln−Pro−Leu−Ala−Leu−Glu−Gly
−Ser−Leu−Gln−Lys−であり、ここで末端ト
レオニルはLysB29に結合している)。 式によつてカバーされる全てのこれらの不純
物において、R3−Xで表わされる置換基R1は水
素と交換される。 本発明の好ましい態様は、インシユリン様化合
物又はそれらの塩もしくは錯体を含有する粗製の
ブタのインシユリンをL−トレオニンエステル
(式)又はそれらの塩と、上記条件下で反応さ
せることを含んでなり、しかる後保護基R4およ
びいずれかの保護基R5が除去される。このプロ
セスにより、豚のインシユリンと共にその中のイ
ンシユリン様化合物はヒトのインシユリンに変換
される。 インシユリン化合物(式)の錯体又は塩の例
として、亜鉛錯体又は亜鉛塩があげられる。 上記説明による反応条件を選択しそして以下の
実施例中で得られる結果を考慮すると、ヒトのイ
ンシユリンのトレオニンB30エステルを60%以上、
更には80%以上さえも、又或る好ましい条件下で
は90%以上の収率で得ることが可能である。 従つて、本発明に係るプロセスは、従来技術よ
り優れた以下の点を有する: (a) 例えばカルボキシペプチダーゼにてAlaB30
除去するための酵素加水分解が省略される。 (b) 豚のデス−(AlaB30)−インシユリンの如き中
間化合物の単離が不要である。 (c) デス(AsnA21)−インシユリン誘導体による
汚染が避けられる。 (d) 豚のインシユリン並びに粗製インシユリン中
に存する他のインシユリン様不純物が、本発明
に係るプロセスにより、ヒトのインシユリンの
トレオニンB30エステルを経由して、ヒトのイ
ンシユリンに変換され、これによつて収率が増
大する。 (e) 抗原性のインシユリン様化合物(英国特許第
1285023号参照)は、ヒトのインシユリンに変
えられる。 ヒトのインシユリンを製造するための好ましい
手順は、次の如くである: (1) ペプチド転位用に使用される出発原料は、く
えん酸塩緩衝剤を用いて得られる結晶性インシ
ユリンの如き粗製のブタのインシユリンが用い
られる(米国特許第2626228号明細書参照)。 (2) もしもペプチド転位後、トリプシン活性が残
つているならば、トリプシンが不活性である条
件下、例えばPH3未満の酸性媒体中で、トリプ
シンを除くことが好ましい。トリプシンは、分
子量による分離、例えば1M酢酸中の
「Sephadex G−50」又は「Bio−ge1P−30」
によるゲル過にて除去できる(Nature280
巻、412頁参照)。 (3) 未反応の豚のインシユリンの如き他の不純物
は、アニオンおよび/又はカチオン交換クロマ
トグフイーを用いて除去できる(実施例1およ
び実施例2)。 (4) しかる後、ヒトのインシユリンのトレオニン
B30エステルはブロツク解除されそしてヒトの
インシユリンが、例えばそれ自体公知の方法で
結晶化して単離される。 このプロセスにより、医薬として許容され得る
純度のヒトのインシユリンを得ることができ、必
要なら更に精製される。 更に、本発明はヒトのインシユリンの新規なト
レオニンB30エステルに関し、ここにおいてエス
テル部分は第三−ブチルおよびメチルとは異な
る。 使用される略語は、生化学命名に関する
IUPAC−ICB委員会によつて認承された規則
(1974年)に従つている(生化学命名に関する
1UPAC−IUB委員会の暫定的規則および勧告集
第2版、Maryland1975年参照)。 分析試験: 豚のインシユリンおよび豚のプロインシユリン
をヒトのインシユリンエステルに変換すること
は、0.375Mトリス、0.06M HCl、および8M尿素
からなる緩衝剤中の7.5%ポリアミドゲル中で
DISC PAGE電気泳動によつて証明される。緩衝
剤のPHは8.7である。式で表わされるエステル
は、豚のインシユリンのそれの75%の速度で移動
する。豚のインシユリンの速度の55%で移動する
豚のプロインシユリンは、本発明方法によつて同
一生成物に変換される。式で表わされる化合物
との変換生成物の同定は、次の規準による。 (a) 豚のインシユリンに関して式で表わされる
ヒトのインシユリンエステルの電気泳動は、1
個の負の電荷の損失に対応する。 (b) 式の化合物に対応する染色した蛋白帯のア
ミノ酸組成は、ヒトのインシユリンのアミノ酸
組成と同一であり、すなわち、1モルのインシ
ユリンに対して3モルのトレオニンおよび1モ
ルのアラニンである。一方、豚のインシユリン
の組成は、1モルのインシユリンに対して2モ
ルのトレオニンおよび2モルのアラニンであ
る。ポリアクリルアミドゲル中のタンパク質結
合のアミノ酸組成を分析する技術は、Eur.J.
Biochem.25巻、147頁に説明されている。 (c) 結合したトレオニンがB鎖中のC−末端アミ
ノ酸として置換される事実は、6Mのグアニジ
ン塩酸塩中インシユリンのS−S結の酸化イオ
ウ分解により、続いて「SPスエフアデツク
(Sephadex)」を用いたイオン交換樹脂による
A鎖およびB鎖の分解により証明される。カル
ボキシペプチターゼAによりB鎖のS−スルホ
ナートを分解すると、C−末端アミノ酸のみが
遊離する該技術は、プロインシユリン、インシ
ユリンおよびC−ペプチドに関するシンポジユ
ウム(徳島、1978年7月12日〜14日)の会報に
おいてMarkussenによつて説明されている
(編集者:Baba.KanekoおよびYaniahara.Int.
Congress SeriesNo.468、Excerpta Medica、
Amsterdam−Oxford)分析は、エステル基が
式で表わされる化合物から分離した後、行な
われる。 これらの三種の分析からヒトのインシユリンへ
の転換が起こつていることが明らかに判明する。 豚のインシユリンおよび豚のプロインシユリン
をヒトのインシユリンエステルへの転換は、逆相
によるHPLC(高圧液体クロマトグラフイー)を
用いて定量的に追跡されうる。A4×300mm「μ
Bondapak C18 column(Waters Ass.)」が用い
られそして溶離は、0.2Mの硫酸アンモニウム
(硫酸でPH3.5に調整されている)を含有しかつ26
〜50%アセトニトリルを含有する緩衝液を用いて
行つた。最適のアセトニトリル濃度は、豚のイン
シユリンから分離が望まれる式のエステルがど
のようなものかに依存する。R4がメチルで、か
つR5が水素である場合、分離は26%(V/V)
のアセトニトリルで行なわれる。豚のインシユリ
ンおよび(Thr−OMe)B30−h−In(Meはメチル
である)は、それぞれ4.5および5.9カラム体積の
後、加えて対称ピークに分離した後溶離する。
HPLCカラムに適用する前に、アセトン10容を添
加して反応混合物中のタンパク質を沈殿せしめ
る。沈殿物を、遠心分離して単離し、真空下で乾
燥しそして0.02Mの硫酸に溶解する。 ヒトのインシユリンエステルおよびヒトのイン
シユリンを製造する方法は、以下の実施例によつ
て更に説明されるが、これらに限定されないこと
は勿論である。実施例は、本発明に係る方法の好
ましい態様を示す。 実施例 1 一度結晶化した豚の粗製インシユリン200mgを、
3.33M酢酸1.8mlに溶解した。N,N−ジメチル
アセトアミドに溶解した2M Thr−OMe(Meは
メチルである)溶液の2mlおよび水0.2mlに溶解
したトリプシン20mgを添加した。37℃で18時間保
存後、アセトン40mlを添加してタンパク質を沈殿
させ、該沈殿物を遠心分離によつて単離した。上
澄みは捨てた。26%アセトニトリルを用いた
HPLCによる沈殿物の分析の結果、豚のインシユ
リンの60%が、(Thr−OMe)B30−h−Inに転換
していることが判つた。沈殿物を、新たに脱イオ
ンした8Mの尿素8mlに溶解した。PH値を、1Mの
アンモニアにて8.0に調整し、次いで該溶液を、
「QAE A−25 Sephadex」を充填した2.5×25cm
のカラムに適用した。該カラムは、60%(V/
V)エタノールを含有し、そのPH値がアンモニア
で8.0に調整されている0.1M塩化アンモニウム緩
衝液で平衡化されている。溶離は、同じ緩衝液を
用いて行なわれ、15mlの分画を集めた。(Thr−
OMe)B30−h−Inは分画番号26〜46において見出
され、そして未反応の豚のインシユリンは、分画
番号90〜120において見出された。分画番号26〜
46を、プールし、エタノールを真空で蒸発させ、
次いで(Thr−OMe)B30−h−InをSchlichtkrull
等によつて説明されたくえん酸塩緩衝液
(Handbuch der inneren Medizin、7/2A、
96、Berlin、Heiderberg、New York、1975年)
で結晶化させた。収率は、同様の方法で結晶化し
た豚のインシユリンと同じ斜方形形状を有する結
晶95mgであつた。アミノ酸組成は、ヒトのインシ
ユリンのそれと同一であることが判明した。更
に、先に「分析試験」のところで説明した分析試
験により、得られた生成物は(Thr−OMe)B30
h−Inであることが証明された。 実施例 2 英国特許第1285023号で説明されている純度を
満さす豚のインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し、しかる後、N,N−ジメチルホルム
アミドに溶解したトレオニンメチルエステルの
0.2M溶液1ml並びに0.1mlの水に溶解した12mgの
TPCK(トシルフエニルアラニンクロロメチルケ
トン)処理トリプシンを添加した。37℃で24時間
インキユベーシヨンした後、1Mの隣酸4mlを添
加して反応を停止させた。「SP−Sephadex」の
2.5×25cmカラムによるイオンクロマトグラフイ
ー法にて、60%エタノールに溶解した0.09M塩化
ナトリウムおよび0.02Mの燐酸二水素ナトリウム
からなる溶離液(緩衝液のPH値:5.5)を用いて、
生成(Thr−OMe)B30−h−Inを未反応の豚のイ
ンシユリンから分離した。(Thr−OMe)B30−h
−Inを含有する分画を集め、エタノールを真空中
で除去し、生成物を、実施例1で説明した如く、
結晶化した。収率は、(Thr−OMe)B30−h−
In50mgであつた。 実施例 3 豚のプロインシユリン100mgを、3.33Mの酢酸
0.9mlに溶解し、次いで(Thr−OMe)B30−h−In
に転換し、実施例1中の豚のインシユリンに対し
て説明した如く精製した。プロインシユリンの
(Thr−OMe)B30−h−Inへの転換は、アセトン
沈殿物のHPLC分析の結果73%であることが分か
つた。結晶性の(Thr−OMe)B30−h−Inは54mg
であつた。 実施例 4 豚のインシユリン100mgを、水中2.77M酢酸の
0.9mlに溶解し、次いで実施例2で説明した方法
と類似の方法で反応させた。反応完結後、タンパ
ク質を、アセトン10容の添加にて沈殿せしめた。
DISC PAGEによる分析にて、70%が(Thr−
OMe)B30−h−Inに転換していることが分かつ
た。 実施例 5 100mgの豚のインシユリンを、3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し、そしてN−メチルピロリドンに溶解
した2MのThr−OMe1mlを添加した。実施例4
で説明したと類似の方法で、反応を行つた。
(Thr−OMe)B30−h−Inへの転換は20%であつ
た。 実施例 6 100mgの豚のインシユリンを、水に溶解した
2.77Mの酢酸0.9mlに溶解し、そしてHMPA(ヘキ
サメチルホスホノトリアミド)に溶解した2Mの
Thr−OMe1mlを添加した。実施例4で説明した
と類似の方法で、反応を行つた。(Thr−OMe)B3
−h−Inへの転換は80%であつた。 実施例 7 100mgの豚のインシユリンを、3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し、そしてN,N−ジメチルアセトアミ
ドに溶解した2MのThr−OMe1mlを添加した。
実施例4で説明したと類似の方法で、反応を行つ
た。(Thr−OMe)B30−h−Inへの転換は80%で
あつた。 実施例 8 100mgの豚のインシユリンを、3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し、そしてN,N−ジメチルアセトアミ
ドに溶解した2MのThr−OMe1mlを添加した。
しかる後、ガラス球1g上に固定化された200U
トリプシン(活性は支持体BAEEに対して測定)
を添加し、次いで37℃で24時間インキユーベーシ
ヨンした後ガラスに結合したトリプシンを過し
た。反応終了後、タンパク質を、アセトン10容を
添加して沈殿させた。DISC PAGEによる分析
で、40%が(Thr−OMe)B30に転換していること
が分かつた。 実施例 9 豚のインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9mlに
溶解し、次いでN,N−ジメチルアセトアミド中
に溶解した2MのThr−OMe1mlを加えた。しか
る後、200μgのCNBr活性化「SephadexG−
150」上に固定化した300Uトリプシン(活性は支
持体BAEEについて測定)を添加した。37℃で24
時間インキユーベーシヨンした後、「Sephadex」
に結合したトリプシンを過した。反応終了後、
アセトン10容を添加してタンパク質を添加せしめ
た。DISC PAGEによる分析の結果、70%が
(Thr−OMe)B30−h−Inに転換していることが
分かつた。 実施例 10 エステルとしてN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OBut(Butは第三−ブチル
である)を用いて、実施例7に述べた方法をくり
かえした。(Thr−OButB30への転化率は80%で
あつた。 実施例 11 エステルとしてN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OBut(Butは第三−ブチル
である)を用いて、実施例8に述べた方法をくり
かえした。(Thr−OButB30への転化率は30%で
あつた。 実施例 12 エステルとしてN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OBut(Butは第三−ブチル
である)を用いて、実施例9に述べた方法をくり
かえした。(Thr−OButB30への転化率は70%で
あつた。 実施例 13 豚のプロインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OMe1mlを添加した。実
施例4で説明したと類似の方法で、反応を行つ
た。(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化率は80%
であつた。 実施例 14 豚のプロインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OMe1mlを添加した。実
施例8で説明した方法と同様に、固定化したトリ
プシンで混合物を処理した。(Thr−OMe)B30
h−Inへの転化率は40%であつた。 実施例 15 豚のプロインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OMe1mlを添加した。実
施例9で説明した方法と同様に、混合物を固定化
したトリプシンで処理した。(Thr−OMe)B30
h−Inへの転化率は70%であつた。 実施例 16 豚のプロインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OBut1mlを添加した。実
施例4で説明したと類似の方法で、反応を行つ
た。(Thr−ButB30−h−Inへの転化率は80%で
あつた。 実施例 17 豚のプロインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OBut1mlを添加した。実
施例8で説明した方法と同様に、混合物をガラス
ビードに固定化したトリプシンで処理した。
(Thr−OButB30−h−Inへの転化率は40%であ
つた。 実施例 18 豚のプロインシユリン100mgを3.33Mの酢酸0.9
mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した2MのThr−OBut1mlを添加した。実
施例9で説明したと同様に、混合物を、CNBr活
性化「Sephadex G−150」に固定化されたトリ
プシンで処理した。(Thr−OButB30−h−Inへ
の転化率は70%であつた。 実施例 19 豚のインシユリン100mgを6Mの酢酸0.5mlに溶
解し次いでN,N−ジメチルアセトアミドに溶解
した1MのThr−OTmb(Tmbは2,4,6−ト
リメチルベンジルである)1mlを添加した。更
に、N,N−ジメチルアセトアミド0.5ml並びに
水0.1mlに溶解したTPCK処理トリプシン5mgを
添加した。混合物を、32℃で44時間保存した。反
応終了後、アセトン10容を添加してタンパク質を
沈殿させた。DISC PAGEによる分析の結果、50
%が(Thr−OTmb)B30−h−Inに転換している
ことが分かつた。 実施例 20 豚のインシユリン100mgを3Mの酢酸0.9mlに溶
解し次いでジオキサンに溶解した2MのThr−
OMe1mlを添加した。実施例4で説明したと類似
の方法で、反応を行つた。(Thr−OMe)B30−h
−Inへの転化率は10%であつた。 実施例 21 豚のインシユリン100mgを3Mの酢酸0.9mlに溶
解し次いでアセトニトリルに溶解した2MのThr
−OMe1mlを添加した。実施例4で説明したと類
似の方法で、反応を行つた。(Thr−OMe)B30
h−Inへの転化率は10%であつた。 実施例 22 (Thr−OMe)B30−h−Inの結晶250mgを水25
mlに分散し次いで1Nの水酸化ナトリウム溶液を
加え溶解せしめ、PH値を10.0とした。PH値を、25
℃で24時間10.0に一定に保持した。塩化ナトリウ
ム2g、酢酸ナトリウム三水和物350mgおよび酢
酸亜鉛2.5mg、二水和物2.5mgを加え、次いでPH値
5.52を得るため1Nの塩酸を加えることによつて、
生成したヒトのインシユリンを結晶化せしめた。
4℃で24時間保存後、斜方形結晶を、遠心分離し
て単離し、水3mlで洗浄し、遠心分離して単離
し、次いで真空で乾燥した。収率:ヒトのインシ
ユリン220mg。 実施例 23 (Thr−OTmb)B30−h−In100mgを、氷冷三フ
ツ素酢酸1mlに溶解し、次いで得られた溶液を0
℃で2時間保存した。生成したヒトのインシユリ
ンを、テトラヒドロフラン10ml並びにテトラヒド
ロフランに溶解した1.03Mの塩酸0.97mlを添加す
ることにより沈殿せしめた。生成沈殿物を、遠心
分離して単離し、テトラヒドロフラン10mlで洗浄
し、遠心分離して単離し次いで真空下で乾燥し
た。沈殿物を、水10mlに溶解し、溶液のPH値を、
1Nの水酸化ナトリウム溶液で2.5に調整した。塩
化ナトリウム1.5gを添加してヒトのインシユリ
ンを沈殿せしめ、次いで遠心分離して単離した。
沈殿物を水10mlに溶解し、次いで塩化ナトリウム
0.8mg、酢酸亜鉛二水和物3.7mgおよび酢酸ナトリ
ウム三水和物0.14gを添加し続いてPH値5.52を得
るため1Nの水酸化ナトリウムを添加することに
より、前記ヒトのインシユリンを沈殿せしめた。
4℃で24時間保存後、沈殿物を遠心分離して単離
し、水0.9mlで洗浄し、遠心分離して単離し次い
で真空にて乾燥する。収率:ヒトのインシユリン
90mg。 実施例 24 豚のインシユリン100mgを10Mの酢酸0.5mlに溶
解し次いでN,N−ジメチルアセトアミドに溶解
した1.54MのThr−OMe1.3mlを加えた。混合物
を、12℃に冷却した。0.05Mの酢酸カルシウム
0.2mlに溶解したトリプシン10mgを添加した。12
℃で48時間後、アセトン20mlを添加してタンパク
質を沈殿させた。豚のインシユリンの(Thr−
OMe)B30−h−Inへの転化率は、HPLCにより97
%であつた。 実施例 25 豚のインシユリン20mgを、10Mの酢酸0.08mlお
よび水0.14mlの混合物に溶解し次いでN,N−ジ
メチルアセトアミドに溶解した2MのThr−
OMe0.2mlを加えた。混合物を、−10℃に冷却し
た。0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶解した
トリプシン2mgを添加した。−10℃で72時間後、
アセトン5mlを添加してタンパク質を沈殿させ
た。豚のインシユリンの(Thr−OMe)B30−h−
Inへの転化率は、HPLCにより64%であつた。 実施例 26 豚のインシユリン20mgを水0.1mlに分散し次い
でN,N−ジメチルアセトアミドに溶解した2M
のThr−OMe0.6mlを加え、インシユリンを溶解
せしめた。混合物を、7℃に冷却した。0.05Mの
酢酸カルシウム0.025mlに溶解したトリプシン2
mgを添加した。7℃で24時間後、アセトン5mlを
添加してタンパク質を沈殿させた。豚のインシユ
リンの(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化率は、
HPLCにより62%であつた。 実施例 27 豚のインシユリン20mgを4.45Mのプロピオン酸
0.135mlに溶解し次いでN,N−ジメチルアセト
アミドに溶解した1.67MのThr−OMe0.24mlを加
えた。混合物を、37℃で24時間保持した。0.05M
の酢酸カルシウム0.025mlに溶解したトリプシン
2mgを添加した。37℃で24時間後、2−プロパノ
ール10容を添加してタンパク質を沈殿させた。豚
のインシユリンの(Thr−OMe)B30−h−Inへの
転化率は、HPLCにより75%であつた。 実施例 28 豚のインシユリン20mgを水0.1mlに分散させた。
N,N−ジメチルアセトアミドに溶解した2Mの
Thr−OMe0.4mlを加え、次いで10N塩酸を0.04ml
を加え溶液となした。0.05Mの酢酸カルシウム
0.025mlに溶解したトリプシン2mgを添加した。
混合物を37℃で4時間保持した。豚のインシユリ
ンの(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化率は、
HPLCにより46%であつた。 実施例 29 豚のインシユリン20mgを0.57Mの酢酸0.175ml
に溶解した。次いでN,N−ジメチルアセトアミ
ドに溶解した2MのThr−OMe0.2mlを加え、次い
で0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlを添加した。
アクロモバクターリテイカス
(Achromobacterlyticus)プロテアーゼの組調製
品10mgを添加した。混合物を37℃で22時間保持し
た。アセトン10容を添加してタンパク質を沈殿さ
せた。豚のインシユリンの(Thr−OMe)B30−h
−Inへの転化率は、HPLCにより12%であつた。 実施例 30 豚のインシユリン20mgを0.5Mの酢酸0.1mlに分
散させた。次いでN,N−ジメチルアセトアミド
に溶解した0.1MのThr−OMe0.2mlを加えインシ
ユリンを溶解した。混合物を、12℃に冷却した。
0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶解したトリ
プシン2mgを添加した。12℃で24時間後、豚のイ
ンシユリンの(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化
率は、HPLCにより42%であつた。 実施例 31 家兎のインシユリン2mgを4.45Mの酢酸0.135
mlに溶解した。N,N−ジメチルアセトアミドに
溶解した1.67MのThr−OMe0.24mlを加え次いで
0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶解したトリ
プシン1.25mgを添加した。混合物を37℃で4時間
保持した。家兎のインシユリンの(Thr−OMe)
B30−h−Inへの転化率は、HPLCにより88%であ
つた。家兎のインシユリンは豚のインシユリンの
前にHPLCカラムから溶出するが、家兎のインシ
ユリンの(Thr−OMe)B30−h−Inに対する溶出
量の割合は0.72である。 実施例 32 豚のジアルギニンインシユリン(ArgB31
ArgB32−インシユリン)2mgを、4.45M酢酸0.135
mlに溶解した。N,N−ジメチルアセトアミドに
溶解した1.67MのThr−OMe0.24mlを加え次いで
0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶解したトリ
プシン1.25mgを添加した。混合物を37℃で4時間
保持した。豚のインシユリンの(Thr−OMe)B30
−h−Inへの転化率は、HPLCにより91%であつ
た。ジアルギニンインシユリンは豚のインシユリ
ンの前にHPLCカラムから溶出するが、ジアルギ
ニンインシユリンの(Thr−OMe)B30−h−Inに
対する溶出量の割合は0.50である。 実施例 33 豚の中間物(すなわちデスジペプチド(Lys62
−Arg63)プロインシユリンおよびデスジペプチ
ド(Arg31−Arg32)プロインシユリン)を実施
例32に述べた反応と同様に反応させた。HPLCの
分析の結果、(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化
は88%であることが分かつた。 実施例 34 豚のインシユリン20mgを2Mの酢酸0.1mlに溶解
し次いでN,N−ジメチルアセトアミドに溶解し
た2MのThr−OMe0.2mlを加えた。混合物を、−
18℃に冷却した。0.05Mの酢酸カルシウム0.025
mlに溶解したトリプシン2mgを添加した。混合物
を、−18℃で120時間保持した。(Thr−OMe)B30
−h−Inへの転化率は、HPLCによる分析の結
果、83%であつた。 実施例 35 反応を50℃で4時間行なう条件で、実施例34で
述べた方法をくりかえした。HPLCによる分析の
結果、(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化率は23
%であつた。 実施例 36 豚のインシユリン20mgを3Mの酢酸0.1mlに溶解
した。N,N−ジメチルアセトアミドに溶解した
0.33MのThr−O(CH22−SO2−CH3
CH3COOH(トレオニン2−(メチルスルホニル)
エチルエステルハイドロアセテート)0.3mlを加
えた。混合物を、12℃に冷却した。0.05Mの酢酸
カルシウム0.025mlに溶解したトリプシン2mgを
添加した。12℃で24時間後、(Thr−O(CH22
SO2−CH3B30−h−Inへの転化率は、HPLCに
より77%であつた。生成物は、(Thr−OMe)B30
の位置でほぼ溶出する。 実施例 37 豚のインシユリン20mgを10Mの酢酸0.1mlに溶
解した。N,N−ジメチルアセトアミドに溶解し
た2MのThr−OEt(Etはエチルである)0.2mlを加
えた。混合物を、12℃に冷却した。0.05Mの酢酸
カルシウム0.025mlに溶解したトリプシン2mgを
添加した。12℃で24時間後(Thr−OEt)B30−h
−Inへの転化率は、HPLCにより75%であつた。
生成物は、(Thr−OMe)B30−h−Inのそれより
わずかに後の位置で溶出した。 実施例 38 豚のインシユリン20mgを6Mの酢酸0.1mlに溶解
した。N,N−ジメチルアセトアミドに溶解した
0.67MのThr(But)OBut(Butは第三級ブチルで
ある)0.3mlを加えた。混合物を、12℃に冷却し
た。0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶解した
トリプシン2mgを添加した。12℃で24時間後
(Thr(But)−OButB30−h−Inへの転化率は、
HPLCにより77%であつた。生成物は、アセトニ
トリルを27%から40%に連続的に変化させる傾斜
溶離法を適用してHPLCカラムから溶出した。 実施例 39 豚のインシユリン20mgを4Mの酢酸0.1mlに溶解
した。テトラヒドロフランに溶解した1.5Mの
Thr−OMe0.2mlを加え混合物を、12℃に冷却し
た。0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶解した
トリプシン2mgを添加した。12℃で4時間後
(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化率は、HPLC
により75%であつた。 実施例 40 豚のインシユリン20mgを4Mの酢酸0.1mlに溶解
し次いで1,2−エタンジオールに溶解した2M
のThr−OMe0.8mlを加えた。混合物を、12℃に
冷却した。0.05Mの酢酸カルシウム0.025mlに溶
解したトリプシン2mgを添加した。12℃で4時間
後、(Thr−OMe)B30−h−Inへの転化率は、
HPLCにより48%であつた。 実施例 41 豚のインシユリン20mgを4Mの酢酸0.1mlに溶解
した。エタノールに溶解した2MのThr−OMe0.2
mlを加えた。混合物を、12℃に冷却した。0.05M
の酢酸カルシウム0.025mlに溶解したトリプシン
2mgを添加し反応を12℃で4時間行つた。(Thr
−OMe)B30−h−Inへの転化率は、HPLCによる
分析の結果46%であつた。 実施例 42 豚のインシユリン20mgを4M酢酸0.1mlに溶解し
た。アセトンに溶解した2MのThr−OMe0.2mlを
加え混合物を、12℃に冷却した。0.05Mの酢酸カ
ルシウム0.025mlに溶解したトリプシン2mgを添
加した。12℃で4時間後、(Thr−OMe)B30−h
−Inへの転化率は、HPLCによる分析の結果48%
であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヒトインシユリンまたはヒトインシユリンの
    トレオニンB30エステル又はその塩もしくはその
    錯体を製造する方法において、ヒトインシユリン
    のトレオニンB30エステル、その塩又はその錯体
    に変換し得るインシユリン化合物又は該化合物の
    塩もしくは該化合物の錯体を、水、水と混合し得
    る有機溶媒、およびトリプシンからなる混合物中
    のL−トレオニンエステル又はその塩でペプチド
    転位することを含んでなり、かつ反応混合物中の
    水の含量が50%(容量/容量)未満であり、反応
    温度が50℃未満であり、更に所望により酸の存在
    下で反応させ、その後、所望により得られたヒト
    インシユリンのトレオニンB30エステルをブロツ
    ク解除することを特徴とする、前記方法。 2 前記反応混合物中のL−トレオニンエステル
    の濃度が0.1モルを超え、反応温度が反応混合物
    の凝固点を超え、かつ反応混合物がL−トレオニ
    ンエステルの1当量当たり酸の0ないし10当量を
    含有する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記インシユリン化合物が、豚、犬、まつこ
    う鯨、通常の鯨、および家兎の各インシユリン、
    豚のジアルギニンインシユリン、豚の分裂プロイ
    ンシユリン、豚のデスデイペプチドプロインシユ
    リン、豚、犬、猿およびヒトの各プロインシユリ
    ン、並びにそれらの混合物である、特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の方法。 4 前記インシユリン化合物が豚から得られるも
    のである、特許請求の範囲第1項〜第3項のいず
    れかに記載の方法。 5 比較的粗製のインシユリンが、インシユリン
    化合物として用いられる、特許請求の範囲第4項
    記載の方法。 6 前記反応温度が、37℃未満、好ましくは室温
    未満であり、そして0℃を超えている、特許請求
    の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の方法。 7 前記反応混合物中の水の含量が、10%(容
    量/容量)ないし40%(容量/容量)の間にあ
    る、特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに
    記載の方法。 8 前記L−トレオニンエステルとインシユリン
    化合物とのモル比が、5対1を超えるものであ
    る、特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに
    記載の方法。 9 前記有機溶媒が、極性溶媒である特許請求の
    範囲第1項〜第8項のいずれかに記載の方法。 10 前記溶媒が、メタノール、エタノール、2
    −プロパノール、1,2−エタンジオール、アセ
    トン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ホルム
    アミド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N
    −ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリド
    ン、ヘキサメチルホスホトリアミド、又はアセト
    ニトリルである、特許請求の範囲第9項に記載の
    方法。 11 前記酸が、有機酸、好ましくはギ酸、酢
    酸、プロピオン酸、および酪酸である、特許請求
    の範囲第1項ないし第10項のいずれかに記載の
    方法。 12 前記反応混合物中の酸の量が、L−トレオ
    ニンエステルの1当量当たり0.5ないし5の範囲
    にある、特許請求の範囲第1項〜第11項のいず
    れかに記載の方法。 13 前記反応混合物中のトリプシンとインシユ
    リン化合物との重量比が、約1対200超好ましく
    は1対50超であり、更に1対1未満である、特許
    請求の範囲第1項〜第12項のいずれかに記載の
    方法。 14 前記ペプチド転位が、カルシウムイオンの
    存在下で行なわれる、特許請求の範囲第1項〜第
    13項のいずれかに記載の方法。 15 前記ペプチド転位が、緩衝系中で行なわれ
    る、特許請求の範囲第1項〜第14項のいずれか
    に記載の方法。 16 前記L−トレオニンエステルが、アセテー
    ト、もしくはプロピオナート、プチレート、又は
    ヒドロクロリドの如きヒドロハライドとして添加
    される、特許請求の範囲第1項〜第15項のいず
    れかに記載の方法。 17 前記反応温度並びに反応混合物中の水の含
    量および酸の含量が、ヒトのインシユリンのトレ
    オニンB30エステルの収率が60%以上、好ましく
    は80%、最も好ましくは90%以上であるように選
    ばれる、特許請求の範囲第1項〜第16項のいず
    れかに記載の方法。 18 前記インシユリン化合物が、 {式中、【式】はヒトのデ ス(ThrB30)インシユリン部分(該部分中GlyA1
    はR1で示される置換基に結合しておりさらに
    LysB29はR2で示される置換基に結合している)を
    表わし、 R2はアミノ酸、又は36個以下のアミノ酸を含
    有するペプチド鎖を表わし、更にR1は水素もし
    くは一般式R3−X−(式中、Xはアルギニン又は
    リシンを表わし、R3は35個以下のアミノ酸を含
    有するペプチド鎖を表わす)で表わされる基であ
    るか、又はR1およびR2中の双方に存在するアミ
    ノ酸の合数が37未満であることを条件として、
    R3とR2は共に一緒になつて35個以下のアミノ酸
    を含有するペプチド鎖を表わす} で表わされる化合物である、特許請求の範囲第1
    又は第2項、又は第6項〜第17項のいずれかに
    記載の方法。 19 前記R1が水素であり、R2が−Ala、−Ser、
    −Ala−Arg−Arg又は−Ala−Arg−Arg−Glu
    −Ala−Glu−Asn−Pro−Gln−Ala−Gly−Ala
    −Val−Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−Leu−Gly
    −Gly−Leu−Gln−Ala−Leu−Ala−Leu−Glu
    −Gly−Pro−Pro−Gln、であり、R3はAla−
    Leu−Glu−Gly−Pro−Pro−Gln−Lys−であ
    り、そしてR2は−Ala−Arg−Arg−Glu−Ala−
    Glu−Asn−Pro−Gln−Ala−Gly−Ala−Val−
    Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−Leu−Gly−Gly−
    Leu−Gln−Ala−Leuであるか、又はR3とR2
    共に一緒になつて−Ala−Arg−Arg−Glu−Ala
    −Glu−Asn−Pro−Gln−Ala−Gly−Ala−Val
    −Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−Leu−Gly−Gly
    −Leu−Gln−Ala−Leu−Ala−Leu−Glu−Gly
    −Pro−Pro−Gln−Lys−(ここで、末端アラニ
    ルはLysB29に結合している)、−Ala−Arg−Arg
    −Asp−Val−Glu−Leu−Ala−Gly−Ala−Pro
    −Gly−Glu−Gly−Gly−Leu−Gln−Pro−Leu
    −Ala−Leu−Glu−Gly−Ala−Leu−Gln−Lys
    −(ここで、末端アラニルはLysB29に結合してい
    る)、−Thr−Arg−Arg−Glu−Ala−Glu−Asp
    −Leu−Gln−Val−Gly−Gln−Val−Glu−Leu
    −Gly−Gly−Gly−Pro−Gly−Ala−Gly−Ser
    −Leu−Gln−Pro−Leu−Ala−Leu−Glu−Gly
    −Ser−Leu−Gln−Lys−(ここで、末端アラニ
    ルはLysB29に結合している)又は−Thr−Arg−
    Arg−Glu−Ala−Glu−Asp−Pro−Gln−Val−
    Gly−Gln−Val−Glu−Leu−Gly−Gly−Gly−
    Pro−Gly−Ala−Gly−Ser−Leu−Gln−Pro−
    Leu−Ala−Leu−Glu−Gly−Ser−Leu−Gln−
    Lya−(ここで、末端トレオニルはLysB29に結合
    している)である、特許請求の範囲第18項記載
    の方法。 20 前記R1が水素であり、R2がアラニンであ
    る、特許請求の範囲第19項記載の方法。 21 前記L−トレオニンエステルが、次の一般
    式(): Thr(R5)−OR4 () (式中、R4はカルボキシル保護基を表わし、R5
    は水素又はヒドロキシル保護基を表わす) を有する、特許請求の範囲第1項〜第20項のい
    ずれかに記載の方法。 22 前記R4が低級アルキル、置換ベンジルも
    しくはジフエニルメチル又は一般式−
    CH2CH2SO2R6(式中、R6は低級アルキルを表わ
    す)で表わされる基である、特許請求の範囲第2
    1項記載の方法。 23 前記R4がメチル、エチル、第三−ブチル、
    p−メトキシ−ベンジル、2,4,6−トリメチ
    ルベンジル、又は式−CH2CH2SO2R6(式中、R6
    はメチル、エチル、プロピル又はn−ブチルであ
    る)で表わされる基である、特許請求の範囲第2
    2項記載の方法。 24 前記インシユリン化合物が豚のインシユリ
    ン又は豚のプロインシユリンであり、L−トレオ
    ニンエステルがThr−OMe、Thr−OButもしく
    はThr−OTmbであり、水と混和し得る有機溶剤
    がN,N−ジメチルホルムアミドN,N−ジメチ
    ルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサ
    メチルホスホトリアミド、ジオキサンもしくはア
    セトニトリルであり、反応温度が約32〜37℃の範
    囲内にあり、反応混合物中の水の含量が21%ない
    し43%の範囲にあり、トリプシンとインシユリン
    化合物との重量比が約1対8〜1対27の範囲内に
    あり、L−トレオニンエステルとインシユリン化
    合物とのモル比が約60対1〜180対1の範囲内に
    あり、さらにL−トレオニンエステル1当量当た
    り酢酸が約1.25ないし3.0当量の範囲で添加され
    る、特許請求の範囲第1、2、8、9、11、1
    2、14〜18又は21項のいずれかに記載の方
    法。 25 前記インシユリン化合物が豚のインシユリ
    ンであり、L−トレオニンエステルがThr−
    OMeもしくはThr−OButであり、水と混和し得
    る有機溶剤がN,N−ジメチルアミド又はN,N
    −ジメチルアセトアミドであり、反応温度が約37
    ℃であり、反応混合物中の水の含量が41%ないし
    43%の範囲にあり、トリプシンとインシユリン化
    合物との重量比が約1対8であり、L−トレオニ
    ンエステルとインシユリン化合物とのモル比が約
    120対1であり、さらにL−トレオニンエステル
    1当量当たり酢酸が1.2ないし1.5当量の範囲で添
    加される、特許請求の範囲第24項に記載の方
    法。 26 反応混合物中の水含量が、43〜21%(容
    量/容量)の範囲内にある、特許請求の範囲第1
    項〜第6項のいずれかに記載の方法。 27 前記ブロツク解除が、塩基の存在中、好ま
    しくはPH8ないし12の値で、水性媒体中で行なわ
    れる、特許請求の範囲第1項記載の方法。 28 前記ブロツク解除が、アシドリシスによ
    り、好ましくは三フツ素酢酸で行なわれる、特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
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