JPH0219768B2 - - Google Patents
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- JPH0219768B2 JPH0219768B2 JP2380284A JP2380284A JPH0219768B2 JP H0219768 B2 JPH0219768 B2 JP H0219768B2 JP 2380284 A JP2380284 A JP 2380284A JP 2380284 A JP2380284 A JP 2380284A JP H0219768 B2 JPH0219768 B2 JP H0219768B2
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- Japan
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- mold
- particulate matter
- holding member
- product
- frame
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は常温硬化性樹脂製品の製造方法に関す
る。従来、常温硬化性樹脂製品の製造は、型の製
品キヤビテイの表面に離型剤を塗布したのち型を
閉じて製品キヤビテイを画成し、該製品キヤビテ
イに液状の常温硬化性樹脂を注入充満させ、該樹
脂の硬化後、型を開いて成型品を取り出し、該成
型品のばりを除去するとともに着色塗装する方法
によつていた。しかし、この従来の製造方法で
は、型として高価な金型や樹脂型を用いなければ
ならないため、製品の生産コストが高くなり、し
かも製品キヤビテイ内の液状樹脂が型の合せ面か
ら漏洩しないように型を大きな力でクランプする
クランプ装置が必要であるなどの問題があつた。
る。従来、常温硬化性樹脂製品の製造は、型の製
品キヤビテイの表面に離型剤を塗布したのち型を
閉じて製品キヤビテイを画成し、該製品キヤビテ
イに液状の常温硬化性樹脂を注入充満させ、該樹
脂の硬化後、型を開いて成型品を取り出し、該成
型品のばりを除去するとともに着色塗装する方法
によつていた。しかし、この従来の製造方法で
は、型として高価な金型や樹脂型を用いなければ
ならないため、製品の生産コストが高くなり、し
かも製品キヤビテイ内の液状樹脂が型の合せ面か
ら漏洩しないように型を大きな力でクランプする
クランプ装置が必要であるなどの問題があつた。
本発明は上記の問題を解消するためになされた
もので、その目的は、安価な木型や石こう型を用
いて成型できる上に成形品が高い強度をもち、し
かも型のクランプ装置が不要な常温硬化性樹脂製
品の製造方法を提供することにある。以下、本発
明の実施例について図面に基づき詳細に説明す
る。まず、上型Uと下型Wとで構成される水平割
式の成形型を用いて製品キヤビテイを画成する場
合について第1図〜第7図に基づき説明すると、
1は木型あるいは石こう型のマスター型で、上面
には常温硬化性樹脂製品の外形の一部分とほぼ同
一の形状の凹部2が形成され、下方部には中空室
3が設けられている。そして、マスター型1上面
における凹部2の外側には、凹部2の輪郭に沿つ
て延びる閉曲線状を成した深さ0.5〜2.0mmの第1V
字型溝4と、第1V字型溝4の外側に位置してマ
スター型1の周縁に沿うように延びる閉曲線状を
成した深さ0.5〜2.0mmの第2V字型溝5とがそれぞ
れ刻設されている。また、凹部2および第1・第
2V字型溝4,5の表面を含むマスター型1の上
面は吸引孔6,6を介して中空室3に連通されて
おり、中空室3は通気管7を介して図示しない真
空ポンプに連通接続されている。8,9は後述の
樹脂注入管15および連通管16を保持する円筒
状のホルダで、これらは、内面が後述する成形膜
10で被われても樹脂注入管15、連通管16が
それぞれ挿入可能な内径を備えている。10は可
撓性を有するが通気性のない成形膜で、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニ
ール、塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、アイオノマー、ポリビニールアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニール共重合体等の合成樹
脂で製作されたものと、エチレン−酢酸ビニール
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等の合
成樹脂で製作されたものとがある。11は枠体
で、該枠体11の空間内には通気性を備えた吸気
管12,12が装着されており、該吸気管12は
枠体11に設けられた図示しない中空室を介して
図示しない真空ポンプに連通接続されている。1
3は通気性のない遮蔽膜で、プラスチツク製、ゴ
ム製、金属製、紙製のものがある。14は粒子状
物質で、金属粉、ガラス粉、砂、その他の無機化
合物粉などの無機系粒子と、木粉、プラスチツク
粉などの有機系粒子とがある。そして、この粒子
状物質14の必要な性質は、充填性が良いことで
あり、さらに、常温硬化性樹脂が硬化時に発熱し
たり、成形時にある程度加熱する必要があるとき
には、これらの温度に十分耐え得るように耐熱性
を有することである。また、粒子状物質14の粒
径は10μ〜3mm程度でよいが、成型品表面の平滑
度が粒径の影響を受けるため注意を要する。粒径
が小さければ成型品表面の平滑度や細かな凹凸模
様の転写性が良好になるが、粒子状物質14の取
扱いが困難になりかつ発塵して環境を悪くする。
一方、粗い粒子では逆の現象が生じることにな
り、一般には粒径50〜600μ程度のものがよい。
15は液状の常温硬化性樹脂を製品キヤビテイ内
に注入する樹脂注入管で、金属製、プラスチツク
製、ガラス製等のものがある。16は製品キヤビ
テイ内を大気と連通させる連通管で、金属製、プ
ラスチツク製、ガラス製等のものがある。17は
常温硬化性樹脂で、ポリウレタン、不飽和ポリエ
ステル、アクリル、エポキシ、ポリアミド等があ
り、これらの樹脂の代りにシリコン、ポリサルフ
アイド等の合成ゴムでもよい。
もので、その目的は、安価な木型や石こう型を用
いて成型できる上に成形品が高い強度をもち、し
かも型のクランプ装置が不要な常温硬化性樹脂製
品の製造方法を提供することにある。以下、本発
明の実施例について図面に基づき詳細に説明す
る。まず、上型Uと下型Wとで構成される水平割
式の成形型を用いて製品キヤビテイを画成する場
合について第1図〜第7図に基づき説明すると、
1は木型あるいは石こう型のマスター型で、上面
には常温硬化性樹脂製品の外形の一部分とほぼ同
一の形状の凹部2が形成され、下方部には中空室
3が設けられている。そして、マスター型1上面
における凹部2の外側には、凹部2の輪郭に沿つ
て延びる閉曲線状を成した深さ0.5〜2.0mmの第1V
字型溝4と、第1V字型溝4の外側に位置してマ
スター型1の周縁に沿うように延びる閉曲線状を
成した深さ0.5〜2.0mmの第2V字型溝5とがそれぞ
れ刻設されている。また、凹部2および第1・第
2V字型溝4,5の表面を含むマスター型1の上
面は吸引孔6,6を介して中空室3に連通されて
おり、中空室3は通気管7を介して図示しない真
空ポンプに連通接続されている。8,9は後述の
樹脂注入管15および連通管16を保持する円筒
状のホルダで、これらは、内面が後述する成形膜
10で被われても樹脂注入管15、連通管16が
それぞれ挿入可能な内径を備えている。10は可
撓性を有するが通気性のない成形膜で、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリスチレン、塩化ビニ
ール、塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、アイオノマー、ポリビニールアルコー
ル、エチレン−酢酸ビニール共重合体等の合成樹
脂で製作されたものと、エチレン−酢酸ビニール
共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等の合
成樹脂で製作されたものとがある。11は枠体
で、該枠体11の空間内には通気性を備えた吸気
管12,12が装着されており、該吸気管12は
枠体11に設けられた図示しない中空室を介して
図示しない真空ポンプに連通接続されている。1
3は通気性のない遮蔽膜で、プラスチツク製、ゴ
ム製、金属製、紙製のものがある。14は粒子状
物質で、金属粉、ガラス粉、砂、その他の無機化
合物粉などの無機系粒子と、木粉、プラスチツク
粉などの有機系粒子とがある。そして、この粒子
状物質14の必要な性質は、充填性が良いことで
あり、さらに、常温硬化性樹脂が硬化時に発熱し
たり、成形時にある程度加熱する必要があるとき
には、これらの温度に十分耐え得るように耐熱性
を有することである。また、粒子状物質14の粒
径は10μ〜3mm程度でよいが、成型品表面の平滑
度が粒径の影響を受けるため注意を要する。粒径
が小さければ成型品表面の平滑度や細かな凹凸模
様の転写性が良好になるが、粒子状物質14の取
扱いが困難になりかつ発塵して環境を悪くする。
一方、粗い粒子では逆の現象が生じることにな
り、一般には粒径50〜600μ程度のものがよい。
15は液状の常温硬化性樹脂を製品キヤビテイ内
に注入する樹脂注入管で、金属製、プラスチツク
製、ガラス製等のものがある。16は製品キヤビ
テイ内を大気と連通させる連通管で、金属製、プ
ラスチツク製、ガラス製等のものがある。17は
常温硬化性樹脂で、ポリウレタン、不飽和ポリエ
ステル、アクリル、エポキシ、ポリアミド等があ
り、これらの樹脂の代りにシリコン、ポリサルフ
アイド等の合成ゴムでもよい。
そこで、水平割式の成形型により常温硬化性樹
脂製品を製造する方法について説明する。マスタ
ー型1の凹部2上の所定位置にホルダ8,9をセ
ツトする。この場合、ホルダ9のように傾斜面に
セツトするときには、接着力の微弱な接着剤によ
り固定して離型時には凹部2から分離できるよう
にする。次いで、図示しない真空ポンプを作動し
マスター型1の中空室3内を吸引減圧して、凹部
2および第1・第2V字型溝4,5の表面を含む
マスター型1上面に吸引を作用させ、続いて加熱
により軟化した熱可塑性合成樹脂製の成形膜10
をマスター型1の上面に被せると、成形膜10は
吸引伸張されながらマスター型1上面およびホル
ダ8,9の表面に吸着される。次いで、ホルダ
8,9に樹脂注入管15、連通管16をそれぞれ
挿入したのち、成形膜10の吸着したマスター型
1上面に枠体11を載置し、枠体11と成形膜1
0とで構成された空間内に、マスター型1と枠体
11とを振動させながら粒子状物質14を投入充
填し、続いて、枠体11および粒子状物質14の
上面に遮蔽膜13を被せて枠体11の上端開口部
を遮蔽する。この場合、樹脂注入管15および連
通管16の各上端を遮蔽膜13に貫通されると、
遮蔽膜13は樹脂注入管15および連通管16の
各外面に密着される(第4図参照)。次いで、図
示しない真空ポンプを駆動して、枠体11、成形
膜10および遮蔽膜13により構成されて粒子状
物質14を内蔵する空間内を吸気管12,12を
介し吸引減圧すると、当該粒子状物質14は、大
気圧の作用により固形化される。次いで、図示し
ない真空ポンプの駆動の停止によりマスター型1
の上面への吸引作用を止めて成形膜10のマスタ
ー型1上面への吸着状態を解き、続いて、粒子状
物質14を固形化させ保持している枠体11をマ
スター型1から分離上昇させると、第2図に示す
ように常温硬化性樹脂を成形品に成形するための
上型Uを得ることができる。次いで、第6図およ
び第7図に示すように樹脂注入管15および連通
管16の下端面に位置する成形膜10を溶断等の
適宜の手段により除去してそれらの下端部を開放
し、また、第1・第2V字型溝4,5により成形
された2本の閉曲線状の第1・第2V字型突起1
8a,18bにより囲まれた成形膜10面に、
針、きり等により多数の通気孔19,19を穿設
する。なお、通気孔19,19の大きさは、0.2
〜5.0mmで良いが、小さすぎると数を多くしなけ
ればならず、大きすぎると粒子状物質14が吐出
したり、空気の漏洩が多くなるので、0.5〜1.0mm
が最適である。次いで、この上型Uを別個に成さ
れた下型Wの上面に型合せして載置する。なお、
別個に成形されている下型Wには、上型Uの注入
管15、連通管16および第1・2V字型突起1
8a,18bに相当するものはないが、その他は
上型Uと同様の構成にされている。すなわち、枠
体31、成形膜30および遮蔽膜33により包囲
された空間内に粒子状物質34が固形化し保持さ
れた状態になつている。このようにして型合せさ
れた上下型U,Wには第3図に示すように、製品
キヤビテイ20が画成され、これと同時に第1・
第2V字型突起18a,18bが下型W上面に密
に当接して製品キヤビテイ20の外周に環状の中
空室21が画成される。ところで、この中空室2
1内は通気孔19,19から吸引されて減圧され
るため、上型Uには、中空室21の横断面積に大
気圧を乗じた大きさの力が作用し、したがつて、
上型Uは下型Wに押圧されて中空室21はつぶさ
れ、さらに上型Uと下型Wとの密着が通気孔1
9,19からの吸引作用により強力に作用され
る。このようにして画成された製品キヤビテイ2
0内に樹脂注入管15を介して液状の常温硬化性
樹脂17を大気圧下または加圧下で注入すると、
常温硬化性樹脂17は製品キヤビテイ20内の空
気を連通管16から排出させながら製品キヤビテ
イ20内に充満せしめられる。常温硬化性樹脂1
7の反応硬化後、図示しない真空ポンプの駆動を
停止して枠体11,31への吸引作用を止めたの
ち遮蔽膜13,33を取り除くとともに枠体1
1,31から粒子状物質14,34を排出させ、
続いて、枠体11を枠体31から分離上昇させる
と、常温硬化性樹脂17が硬化しかつその表面に
成形膜10,30が付着して成る成形品を取り出
すことができる。この成形品から成形膜10,3
0を剥離するとともに、ホルダ8,9、樹脂注入
管15連通管16、等の不要物を除去することに
よつて所望の常温硬化性樹脂製品を得ることがで
きる。
脂製品を製造する方法について説明する。マスタ
ー型1の凹部2上の所定位置にホルダ8,9をセ
ツトする。この場合、ホルダ9のように傾斜面に
セツトするときには、接着力の微弱な接着剤によ
り固定して離型時には凹部2から分離できるよう
にする。次いで、図示しない真空ポンプを作動し
マスター型1の中空室3内を吸引減圧して、凹部
2および第1・第2V字型溝4,5の表面を含む
マスター型1上面に吸引を作用させ、続いて加熱
により軟化した熱可塑性合成樹脂製の成形膜10
をマスター型1の上面に被せると、成形膜10は
吸引伸張されながらマスター型1上面およびホル
ダ8,9の表面に吸着される。次いで、ホルダ
8,9に樹脂注入管15、連通管16をそれぞれ
挿入したのち、成形膜10の吸着したマスター型
1上面に枠体11を載置し、枠体11と成形膜1
0とで構成された空間内に、マスター型1と枠体
11とを振動させながら粒子状物質14を投入充
填し、続いて、枠体11および粒子状物質14の
上面に遮蔽膜13を被せて枠体11の上端開口部
を遮蔽する。この場合、樹脂注入管15および連
通管16の各上端を遮蔽膜13に貫通されると、
遮蔽膜13は樹脂注入管15および連通管16の
各外面に密着される(第4図参照)。次いで、図
示しない真空ポンプを駆動して、枠体11、成形
膜10および遮蔽膜13により構成されて粒子状
物質14を内蔵する空間内を吸気管12,12を
介し吸引減圧すると、当該粒子状物質14は、大
気圧の作用により固形化される。次いで、図示し
ない真空ポンプの駆動の停止によりマスター型1
の上面への吸引作用を止めて成形膜10のマスタ
ー型1上面への吸着状態を解き、続いて、粒子状
物質14を固形化させ保持している枠体11をマ
スター型1から分離上昇させると、第2図に示す
ように常温硬化性樹脂を成形品に成形するための
上型Uを得ることができる。次いで、第6図およ
び第7図に示すように樹脂注入管15および連通
管16の下端面に位置する成形膜10を溶断等の
適宜の手段により除去してそれらの下端部を開放
し、また、第1・第2V字型溝4,5により成形
された2本の閉曲線状の第1・第2V字型突起1
8a,18bにより囲まれた成形膜10面に、
針、きり等により多数の通気孔19,19を穿設
する。なお、通気孔19,19の大きさは、0.2
〜5.0mmで良いが、小さすぎると数を多くしなけ
ればならず、大きすぎると粒子状物質14が吐出
したり、空気の漏洩が多くなるので、0.5〜1.0mm
が最適である。次いで、この上型Uを別個に成さ
れた下型Wの上面に型合せして載置する。なお、
別個に成形されている下型Wには、上型Uの注入
管15、連通管16および第1・2V字型突起1
8a,18bに相当するものはないが、その他は
上型Uと同様の構成にされている。すなわち、枠
体31、成形膜30および遮蔽膜33により包囲
された空間内に粒子状物質34が固形化し保持さ
れた状態になつている。このようにして型合せさ
れた上下型U,Wには第3図に示すように、製品
キヤビテイ20が画成され、これと同時に第1・
第2V字型突起18a,18bが下型W上面に密
に当接して製品キヤビテイ20の外周に環状の中
空室21が画成される。ところで、この中空室2
1内は通気孔19,19から吸引されて減圧され
るため、上型Uには、中空室21の横断面積に大
気圧を乗じた大きさの力が作用し、したがつて、
上型Uは下型Wに押圧されて中空室21はつぶさ
れ、さらに上型Uと下型Wとの密着が通気孔1
9,19からの吸引作用により強力に作用され
る。このようにして画成された製品キヤビテイ2
0内に樹脂注入管15を介して液状の常温硬化性
樹脂17を大気圧下または加圧下で注入すると、
常温硬化性樹脂17は製品キヤビテイ20内の空
気を連通管16から排出させながら製品キヤビテ
イ20内に充満せしめられる。常温硬化性樹脂1
7の反応硬化後、図示しない真空ポンプの駆動を
停止して枠体11,31への吸引作用を止めたの
ち遮蔽膜13,33を取り除くとともに枠体1
1,31から粒子状物質14,34を排出させ、
続いて、枠体11を枠体31から分離上昇させる
と、常温硬化性樹脂17が硬化しかつその表面に
成形膜10,30が付着して成る成形品を取り出
すことができる。この成形品から成形膜10,3
0を剥離するとともに、ホルダ8,9、樹脂注入
管15連通管16、等の不要物を除去することに
よつて所望の常温硬化性樹脂製品を得ることがで
きる。
なお、成形品表面に色や凹凸模様が必要な場合
には、成形膜10,30として、着色されたもの
や凹凸模様のあるものを使用し、この成形膜1
0,30を、余分な部分を除去して成形品に付着
させたままにしておく。また、ガラス繊維、カー
ボン繊維等の繊維をクロス状あるいはマツト状に
成形した繊維状補強材をあらかじめ製品キヤビテ
イ20に装入しておいて常温硬化性樹脂16を注
入するか、この繊維補強材を短く切断してあらか
じめ常温硬化性樹脂16に混入せしめるようにし
てもよい。さらに、枠体11,31には、吸気管
12,32の代りに枠体11,31に形成した中
空室(図示せず)の壁部材に金網等の通気性部材
を張設した小孔を設けるなどのように通気可能な
壁部材を備えた中空室を設けてもよい。また、第
1・第2V字型突起18a,18b、通気孔19
のそれぞれは上型Uおよび下型Wのうちどちらか
一方の型に設ければよい。さらに突起18a,1
8bは断面半円形あるいはU字型に形成しても同
様の効果が得られる。
には、成形膜10,30として、着色されたもの
や凹凸模様のあるものを使用し、この成形膜1
0,30を、余分な部分を除去して成形品に付着
させたままにしておく。また、ガラス繊維、カー
ボン繊維等の繊維をクロス状あるいはマツト状に
成形した繊維状補強材をあらかじめ製品キヤビテ
イ20に装入しておいて常温硬化性樹脂16を注
入するか、この繊維補強材を短く切断してあらか
じめ常温硬化性樹脂16に混入せしめるようにし
てもよい。さらに、枠体11,31には、吸気管
12,32の代りに枠体11,31に形成した中
空室(図示せず)の壁部材に金網等の通気性部材
を張設した小孔を設けるなどのように通気可能な
壁部材を備えた中空室を設けてもよい。また、第
1・第2V字型突起18a,18b、通気孔19
のそれぞれは上型Uおよび下型Wのうちどちらか
一方の型に設ければよい。さらに突起18a,1
8bは断面半円形あるいはU字型に形成しても同
様の効果が得られる。
次に垂直割式の成形型を用いて常温硬化性樹脂
製品を製造する場合について第8図〜第10図に
基づき説明する。61は成形膜10と遮蔽膜13
とで粒子状物質14を固形化しかつ保持する型保
持部材で、箱を半分に切つた形態を成している。
そして、該型保持部材61の側壁と底壁とには中
空室62が構成されており、型保持部材61の側
壁の各内面は、金網63の張設により空気のみ通
過可能とされた多数の小孔64,64を介して中
空室62に連通されている。また、型保持部材6
1の背壁の内面には、可撓性を有するが通気性の
ないダイヤフラム65が装着され、型保持部材6
1の背壁とダイヤフラム65とで画成された室6
1aは背壁に穿設された複数の連通孔67,67
を介して大気に連通されている。
製品を製造する場合について第8図〜第10図に
基づき説明する。61は成形膜10と遮蔽膜13
とで粒子状物質14を固形化しかつ保持する型保
持部材で、箱を半分に切つた形態を成している。
そして、該型保持部材61の側壁と底壁とには中
空室62が構成されており、型保持部材61の側
壁の各内面は、金網63の張設により空気のみ通
過可能とされた多数の小孔64,64を介して中
空室62に連通されている。また、型保持部材6
1の背壁の内面には、可撓性を有するが通気性の
ないダイヤフラム65が装着され、型保持部材6
1の背壁とダイヤフラム65とで画成された室6
1aは背壁に穿設された複数の連通孔67,67
を介して大気に連通されている。
そこで、垂直割式の成形型により常温硬化性樹
脂製品を製造する方法について説明すると、ま
ず、垂直割式の成形型の片方を成形する。すなわ
ち前記マスター型1と同様の構成と機能を備えた
マスター型(図示せず)の表面に前記実施例と同
様にして成形膜10を吸着させたのち型保持部材
61を当接し、成形膜10、型保持部材61およ
びダイヤフラム65により構成された空間内に粒
子状物質14を充填し、続いて型保持部材61お
よび粒子状物質14の上面に遮蔽膜13を被せて
型保持部材61の上端開口部を遮蔽し、次いで、
図示しない真空ポンプを駆動して型保持部材61
等で構成された粒子状物質14内蔵の空間内を吸
引減圧し、これにより粒子状物質14を固形化し
たのち図示しない真空ポンプの駆動停止により成
形膜10のマスター型(図示せず)表面への吸着
状態を解き、続いて、マスター型を分離すると、
第8図で示す表面を備えた常温硬化性樹脂製品成
形用型の片方を得ることができる。次いで、製品
キヤビテイ部分66の外側に形成されたV字型突
起68により囲まれた成形膜10面に通気孔6
9,69を穿設し、続いて、この成形型を別個に
成形された常温硬化性樹脂製品製造用成形型に型
合せして互いに当接すると、これらの成形型の合
せ面にも中空室(図示せず)が画成され、この中
空の縦断面積に大気圧を乗じた大きさの力が型保
持部材61にも作用して型保持部材61,61は
クランプされる。次いで、樹脂注入口70を介し
て液状常温硬化性樹脂17を大気圧力または加圧
下で注入、以後、前述したと同様の工程を行つて
所望の常温硬化性樹脂製品を得ることができる。
脂製品を製造する方法について説明すると、ま
ず、垂直割式の成形型の片方を成形する。すなわ
ち前記マスター型1と同様の構成と機能を備えた
マスター型(図示せず)の表面に前記実施例と同
様にして成形膜10を吸着させたのち型保持部材
61を当接し、成形膜10、型保持部材61およ
びダイヤフラム65により構成された空間内に粒
子状物質14を充填し、続いて型保持部材61お
よび粒子状物質14の上面に遮蔽膜13を被せて
型保持部材61の上端開口部を遮蔽し、次いで、
図示しない真空ポンプを駆動して型保持部材61
等で構成された粒子状物質14内蔵の空間内を吸
引減圧し、これにより粒子状物質14を固形化し
たのち図示しない真空ポンプの駆動停止により成
形膜10のマスター型(図示せず)表面への吸着
状態を解き、続いて、マスター型を分離すると、
第8図で示す表面を備えた常温硬化性樹脂製品成
形用型の片方を得ることができる。次いで、製品
キヤビテイ部分66の外側に形成されたV字型突
起68により囲まれた成形膜10面に通気孔6
9,69を穿設し、続いて、この成形型を別個に
成形された常温硬化性樹脂製品製造用成形型に型
合せして互いに当接すると、これらの成形型の合
せ面にも中空室(図示せず)が画成され、この中
空の縦断面積に大気圧を乗じた大きさの力が型保
持部材61にも作用して型保持部材61,61は
クランプされる。次いで、樹脂注入口70を介し
て液状常温硬化性樹脂17を大気圧力または加圧
下で注入、以後、前述したと同様の工程を行つて
所望の常温硬化性樹脂製品を得ることができる。
なお、この実施例における成形型のV字型突起
68は、製品キヤビテイ66を完全に囲む状態に
はなつていないとともに無端状態の2重囲いに形
成されているが、水平割式成形型のV字型突起1
8a,18bと同様の効果を有するものである。
また、V字型突起68、通気孔69のそれぞれは
相対応する2つの成形型のうちどちらか一方の成
形型に成形すればよい。
68は、製品キヤビテイ66を完全に囲む状態に
はなつていないとともに無端状態の2重囲いに形
成されているが、水平割式成形型のV字型突起1
8a,18bと同様の効果を有するものである。
また、V字型突起68、通気孔69のそれぞれは
相対応する2つの成形型のうちどちらか一方の成
形型に成形すればよい。
以上の説明からも明らかなように本発明によれ
ば、高価な金型や樹脂型を用いず安価な木型や石
こう型でも成形型を適確に成形することができ、
しかも、特別のクランプ装置を用いなくとも製品
キヤビテイ内の樹脂が漏洩しないように成形型を
大きな力で互いに当接することができ、さらに、
製品への着色や模様付が容易であるなどの優れた
効果を奏する。
ば、高価な金型や樹脂型を用いず安価な木型や石
こう型でも成形型を適確に成形することができ、
しかも、特別のクランプ装置を用いなくとも製品
キヤビテイ内の樹脂が漏洩しないように成形型を
大きな力で互いに当接することができ、さらに、
製品への着色や模様付が容易であるなどの優れた
効果を奏する。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例の主要部
縦断面図、第4図は第1図のA部拡大図、第5図
は第1図のB部拡大図、第6図は第3図のC部拡
大図、第7図は第3図のD部拡大図、第8図は第
2実施例の主要部正面図、第9図は第8図のE〜
E断面図、第10図は第8図のF〜F断面図であ
る。 1:マスター型、2:凹部、4,5:V字型
溝、10:成形膜、11:枠体、12:吸気管、
13:遮蔽膜、14:粒子状物質、17:常温硬
化性樹脂、18a,18b:V字型溝、19:連
通孔、20:製品キヤビテイ、21:中空室、3
0:成形膜、31:枠体、33:遮蔽膜、61:
型保持部材、64:小孔、68:V字型溝、6
9:通気孔。
縦断面図、第4図は第1図のA部拡大図、第5図
は第1図のB部拡大図、第6図は第3図のC部拡
大図、第7図は第3図のD部拡大図、第8図は第
2実施例の主要部正面図、第9図は第8図のE〜
E断面図、第10図は第8図のF〜F断面図であ
る。 1:マスター型、2:凹部、4,5:V字型
溝、10:成形膜、11:枠体、12:吸気管、
13:遮蔽膜、14:粒子状物質、17:常温硬
化性樹脂、18a,18b:V字型溝、19:連
通孔、20:製品キヤビテイ、21:中空室、3
0:成形膜、31:枠体、33:遮蔽膜、61:
型保持部材、64:小孔、68:V字型溝、6
9:通気孔。
Claims (1)
- 1 型部を囲む区域を形成する溝を表面に刻設し
たマスター型の当該表面に成形膜を吸着させたの
ち前記マスター型表面に吸気手段を備えた枠体又
は型保持部材を当接して空間を画成し、該空間内
に粒子状物質を充填したのち前記枠体又は型保持
部材と粒子状物質上とに遮蔽膜を被せて枠体又は
型保持部材の上端開口部を遮蔽し、前記枠体又は
型保持部材、成形膜および遮蔽膜により構成され
て前記粒子状物質を内蔵する空間内を前記吸気手
段を介し吸引減圧して該粒子状物質を固形化し、
前記成形膜の前記マスター型表面への吸着状態を
解いたのち前記枠体又は型保持部材をマスター型
から分離させて成形型を成形し、前記成形膜にお
ける前記区域に対応する位置または別途成形され
た他の成形型における前記区域に対応する位置に
多数の連通孔を穿設し、この成形型を、前記別途
に成形された他の成形型に型合せして互いに当接
して製品キヤビテイを画成し、該製品キヤビテイ
内に液状の常温硬化性樹脂を注入することを特徴
とする常温硬化性樹脂製品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2380284A JPS60166423A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 常温硬化性樹脂製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2380284A JPS60166423A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 常温硬化性樹脂製品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60166423A JPS60166423A (ja) | 1985-08-29 |
| JPH0219768B2 true JPH0219768B2 (ja) | 1990-05-07 |
Family
ID=12120452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2380284A Granted JPS60166423A (ja) | 1984-02-10 | 1984-02-10 | 常温硬化性樹脂製品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60166423A (ja) |
-
1984
- 1984-02-10 JP JP2380284A patent/JPS60166423A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60166423A (ja) | 1985-08-29 |
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