JPH0225380B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225380B2 JPH0225380B2 JP59031931A JP3193184A JPH0225380B2 JP H0225380 B2 JPH0225380 B2 JP H0225380B2 JP 59031931 A JP59031931 A JP 59031931A JP 3193184 A JP3193184 A JP 3193184A JP H0225380 B2 JPH0225380 B2 JP H0225380B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- epoxy resin
- base material
- undercoat
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、基材へのエポキシ樹脂含浸に先立
ち、下塗り用樹脂として、基材処理効果が大きい
フエノール樹脂を使用した生産性の良好なガラス
不織布基材エポキシ樹脂積層板の製造法に関す
る。 従来の技術 フエノール樹脂は、周知の如く、フエノール類
とホルマリンを反応釜において、所定の反応度ま
で反応を進行させた後使用しているが一般に反応
時間が5〜8時間と長く、反応時間の短縮が望ま
れる。また、基材の下塗り用樹脂は、低分子量分
が多いほど基材への含浸性が良好となり、基材の
処理効果は大である。しかし、この場合、樹脂の
反応度は小さく、これを基材に含浸乾燥したプリ
プレグの状態で充分反応を進めるためには、乾燥
時間を長くする必要があり、塗工、乾燥工程の生
産性が大巾に低下するという欠点がある。 発明が解決しようとする課題 上記の点に鑑み、本発明の課題は、ガラス不織
布基材にエポキシ樹脂を含浸させるに先立ち、レ
ゾール型フエノール樹脂を含浸、乾燥させるエポ
キシ樹脂積層板の製造において、その生産性を高
めると共に、電気特性のよいエポキシ樹脂積層板
を提供することである。 課題を解決するための手段 本発明に係るエポキシ樹脂積層板の製造法は、
ガラス不織布基材にエポキシ樹脂を含浸させるに
先立ち、下塗り樹脂として低分子量のレゾール型
フエノール樹脂を含浸、乾燥させるのであるが、
そのレゾール型フエノール樹脂は、150℃でのゲ
ル化時間が5〜15分であり、下塗りの乾燥温度付
近の沸点をもつジアミンもしくはトリアミンを樹
脂固形に対し、0.1重量%以上添加することを特
徴とする。 作 用 下塗り用のフエノール樹脂を低分子量とするこ
とにより、反応釜での反応時間を短縮することが
でき、かつ、低分子量分が多くなるため、基材の
処理効果が良好となり、得られる積層板の耐湿
性、電気絶縁性、打抜加工性を向上することがで
きる。更に、ジアミンもしくはトリアミンの添加
により、下塗りの乾燥工程でフエノール樹脂の硬
化が促進されるため、塗工、乾燥工程の生産性を
低下させない。 本発明に使用されるジアミンもしくはトリアミ
ンは、エチレンジアミン、トリエチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン等特に限定しないが、
未反応分が、乾燥工程中に揮散するように、乾燥
温度付近の沸点を有するものである。製造したプ
リプレグ中にアミン類が残らないので、積層板の
成形中のエポキシ樹脂の硬化反応に対する悪影響
を除くことができる。 アミン類の添加量に関し鋭意実験を行なつた結
果、下塗り用樹脂の樹脂固形に対して0.1重量%
未満では、硬化促進の効果があまり見られない。
尚、1重量%以上添加しても硬化速度はほぼ飽和
状態となり、無駄になつてしまう。図面に、ノニ
ル基変性フエノール樹脂におけるエチレンジアミ
ンの硬化促進効果を一例として示した。 また、下塗り用樹脂としてのレゾール型フエノ
ール樹脂は、150℃でのゲル化時間が5分に達し
ないような短いものを得ようとすると、フエノー
ル樹脂の反応釜での反応時間が長くなり、返つて
生産性は悪くなるし、下塗りの処理効果が得られ
ない。ゲル化時間が15分を越える場合、アミン類
を添加しても生産性の向上を確保できいため、そ
の反応度としては、150℃でのゲル化時間が5〜
15分のものが必要である。 実施例 本発明に使用するガラス不織布基材は、特に限
定しないが、セルロース繊維混抄ガラス不織布基
材が特に好ましいものであつた。 次に、本発明の実施例を従来例と共に説明す
る。 実施例 1 ガラス/マニラ麻=90/10重量部の混抄ガラス
不織布基材を、ノニル基変性フエノール樹脂(ゲ
ル化時間8分)100重量部に対してエチレンジア
ミン0.5重量部を添加した下塗り用樹脂で処理し、
含浸乾燥後の樹脂含有量を20%とした。続いて、
エボン1045(油化シエル製商品名)100重量、ジシ
アンジアミド4重量部、ベンジルジメチルアミン
0.5重量部を配合したエポキシ樹脂を含浸乾燥し
て、総樹脂量55%のプリプレグを得た。 上記プリプレグを所定枚数積重ね、170℃―80
Kg/cm2で30分間加熱加圧成形して1.6mm厚の積層
板を得た。 従来例 1 下塗り用樹脂として、エチレンジアミンを添加
しないものを用いた以外は実施例1と同様にして
1.6mm厚の積層板を得た。 従来例 2 下塗り用樹脂として、ゲル化時間3分のエチレ
ンジアミンを添加しないノニル基変性フエノール
樹脂を用いた以外は実施例1と同様にして1.6mm
厚の積層板を得た。 なお、ノニル基変性フエノール樹脂は、ノニル
フエノール1モルに対し、パラホルムアルデヒド
(パラホルム86%)1.5モルベンジルジメチルアミ
ン0.3モルを加え80℃で90分反応させた後、フエ
ノール7モル、パラホルムアルデヒド(パラホル
ム86%)4モルを加え、80℃で所定のゲル化時間
になるまで反応を進め、メタノールで希釈した固
形分50%のものを使用した。また、ゲル化時間
は、固形分50%の樹脂0.5mlを採取し、150℃の熱
盤上で測定した。 本発明の実施例、従来例で得た積層板につい
て、JIS―C―6481により特性試験を行なつた結
果を、フエノール樹脂の反応及び塗工、乾燥工程
での生産性と合せて第1表に示す。
ち、下塗り用樹脂として、基材処理効果が大きい
フエノール樹脂を使用した生産性の良好なガラス
不織布基材エポキシ樹脂積層板の製造法に関す
る。 従来の技術 フエノール樹脂は、周知の如く、フエノール類
とホルマリンを反応釜において、所定の反応度ま
で反応を進行させた後使用しているが一般に反応
時間が5〜8時間と長く、反応時間の短縮が望ま
れる。また、基材の下塗り用樹脂は、低分子量分
が多いほど基材への含浸性が良好となり、基材の
処理効果は大である。しかし、この場合、樹脂の
反応度は小さく、これを基材に含浸乾燥したプリ
プレグの状態で充分反応を進めるためには、乾燥
時間を長くする必要があり、塗工、乾燥工程の生
産性が大巾に低下するという欠点がある。 発明が解決しようとする課題 上記の点に鑑み、本発明の課題は、ガラス不織
布基材にエポキシ樹脂を含浸させるに先立ち、レ
ゾール型フエノール樹脂を含浸、乾燥させるエポ
キシ樹脂積層板の製造において、その生産性を高
めると共に、電気特性のよいエポキシ樹脂積層板
を提供することである。 課題を解決するための手段 本発明に係るエポキシ樹脂積層板の製造法は、
ガラス不織布基材にエポキシ樹脂を含浸させるに
先立ち、下塗り樹脂として低分子量のレゾール型
フエノール樹脂を含浸、乾燥させるのであるが、
そのレゾール型フエノール樹脂は、150℃でのゲ
ル化時間が5〜15分であり、下塗りの乾燥温度付
近の沸点をもつジアミンもしくはトリアミンを樹
脂固形に対し、0.1重量%以上添加することを特
徴とする。 作 用 下塗り用のフエノール樹脂を低分子量とするこ
とにより、反応釜での反応時間を短縮することが
でき、かつ、低分子量分が多くなるため、基材の
処理効果が良好となり、得られる積層板の耐湿
性、電気絶縁性、打抜加工性を向上することがで
きる。更に、ジアミンもしくはトリアミンの添加
により、下塗りの乾燥工程でフエノール樹脂の硬
化が促進されるため、塗工、乾燥工程の生産性を
低下させない。 本発明に使用されるジアミンもしくはトリアミ
ンは、エチレンジアミン、トリエチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン等特に限定しないが、
未反応分が、乾燥工程中に揮散するように、乾燥
温度付近の沸点を有するものである。製造したプ
リプレグ中にアミン類が残らないので、積層板の
成形中のエポキシ樹脂の硬化反応に対する悪影響
を除くことができる。 アミン類の添加量に関し鋭意実験を行なつた結
果、下塗り用樹脂の樹脂固形に対して0.1重量%
未満では、硬化促進の効果があまり見られない。
尚、1重量%以上添加しても硬化速度はほぼ飽和
状態となり、無駄になつてしまう。図面に、ノニ
ル基変性フエノール樹脂におけるエチレンジアミ
ンの硬化促進効果を一例として示した。 また、下塗り用樹脂としてのレゾール型フエノ
ール樹脂は、150℃でのゲル化時間が5分に達し
ないような短いものを得ようとすると、フエノー
ル樹脂の反応釜での反応時間が長くなり、返つて
生産性は悪くなるし、下塗りの処理効果が得られ
ない。ゲル化時間が15分を越える場合、アミン類
を添加しても生産性の向上を確保できいため、そ
の反応度としては、150℃でのゲル化時間が5〜
15分のものが必要である。 実施例 本発明に使用するガラス不織布基材は、特に限
定しないが、セルロース繊維混抄ガラス不織布基
材が特に好ましいものであつた。 次に、本発明の実施例を従来例と共に説明す
る。 実施例 1 ガラス/マニラ麻=90/10重量部の混抄ガラス
不織布基材を、ノニル基変性フエノール樹脂(ゲ
ル化時間8分)100重量部に対してエチレンジア
ミン0.5重量部を添加した下塗り用樹脂で処理し、
含浸乾燥後の樹脂含有量を20%とした。続いて、
エボン1045(油化シエル製商品名)100重量、ジシ
アンジアミド4重量部、ベンジルジメチルアミン
0.5重量部を配合したエポキシ樹脂を含浸乾燥し
て、総樹脂量55%のプリプレグを得た。 上記プリプレグを所定枚数積重ね、170℃―80
Kg/cm2で30分間加熱加圧成形して1.6mm厚の積層
板を得た。 従来例 1 下塗り用樹脂として、エチレンジアミンを添加
しないものを用いた以外は実施例1と同様にして
1.6mm厚の積層板を得た。 従来例 2 下塗り用樹脂として、ゲル化時間3分のエチレ
ンジアミンを添加しないノニル基変性フエノール
樹脂を用いた以外は実施例1と同様にして1.6mm
厚の積層板を得た。 なお、ノニル基変性フエノール樹脂は、ノニル
フエノール1モルに対し、パラホルムアルデヒド
(パラホルム86%)1.5モルベンジルジメチルアミ
ン0.3モルを加え80℃で90分反応させた後、フエ
ノール7モル、パラホルムアルデヒド(パラホル
ム86%)4モルを加え、80℃で所定のゲル化時間
になるまで反応を進め、メタノールで希釈した固
形分50%のものを使用した。また、ゲル化時間
は、固形分50%の樹脂0.5mlを採取し、150℃の熱
盤上で測定した。 本発明の実施例、従来例で得た積層板につい
て、JIS―C―6481により特性試験を行なつた結
果を、フエノール樹脂の反応及び塗工、乾燥工程
での生産性と合せて第1表に示す。
【表】
発明の効果
第1表から明らかなように、本発明によつて得
られたエポキシ樹脂積層板は、電気抵抗の吸湿劣
化が小さく、吸水率が小さいことから、電気絶縁
性、及び耐湿性において極めて優れており、か
つ、従来例に比べて大巾に生産性が改善され、そ
の工業的価値は甚大である。
られたエポキシ樹脂積層板は、電気抵抗の吸湿劣
化が小さく、吸水率が小さいことから、電気絶縁
性、及び耐湿性において極めて優れており、か
つ、従来例に比べて大巾に生産性が改善され、そ
の工業的価値は甚大である。
図面はノニル基変性フエノール樹脂におけるエ
チレンジアミンの硬化促進効果を示す曲線図であ
る。
チレンジアミンの硬化促進効果を示す曲線図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス不織布基材にエポキシ樹脂を含浸し、
これを熱と圧力下に積層成形するエポキシ樹脂積
層板の製造法において、 基材へのエポキシ樹脂含浸に先立ち、下塗り用
樹脂として低分子量レゾール型フエノール樹脂を
含浸、乾燥するものであり、 前記レゾール型フエノール樹脂は、150℃での
ゲル化時間が5〜15分であり、下塗りの乾燥温度
付近の沸点をもつジアミンもしくはトリアミンを
樹脂固形に対し0.1重量%以上添加したものを使
用することを特徴とする積層板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59031931A JPS60177032A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 積層板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59031931A JPS60177032A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 積層板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60177032A JPS60177032A (ja) | 1985-09-11 |
| JPH0225380B2 true JPH0225380B2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=12344714
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59031931A Granted JPS60177032A (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 積層板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60177032A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5162872A (ja) * | 1974-11-28 | 1976-05-31 | Sumitomo Bakelite Co | Fuenoorujushisekisobanno seizoho |
| JPS5198791A (ja) * | 1975-02-27 | 1976-08-31 | Ganshinyofuenoorujushisoseibutsuno seizohoho | |
| JPS57157743A (en) * | 1981-03-24 | 1982-09-29 | Shin Kobe Electric Machinery | Manufacture of laminated board |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP59031931A patent/JPS60177032A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60177032A (ja) | 1985-09-11 |
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