JPH0250178B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0250178B2 JPH0250178B2 JP56211269A JP21126981A JPH0250178B2 JP H0250178 B2 JPH0250178 B2 JP H0250178B2 JP 56211269 A JP56211269 A JP 56211269A JP 21126981 A JP21126981 A JP 21126981A JP H0250178 B2 JPH0250178 B2 JP H0250178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- contact
- brush plate
- plate material
- sliding contact
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
本発明は、小型モータの整流子外周に摺接する
刷子接点の刷子板材を作る刷子用摺動接点材料
(以下「摺動接点材料」という。)の改良に関す
る。 従来より小型モータの整流子外周に摺接する刷
子接点の刷子板材を作る摺動接点材料として硬
さ、ばね特性等の優れたTi2.4〜3.4重量%、残部
Cuより成るTi−Cuが用いられてきたが、Ti−Cu
ではCuが酸化し易く、酸化Cuの生成により接触
抵抗が高く不安定になり、また耐消耗性が劣化す
るという欠点があつた。 本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたも
ので、接触抵抗を低く安定させ且つ耐消耗性を向
上させたTi−Cu系の摺動接点材料を提供せんと
するものである。 本発明の摺動接点材料は、Ti2.3〜3.4重量%、
B及びT1の少なくとも一種を合計で0.5〜5重量
%及び残部CuのCu合金から成るものである。 かかる本発明の摺動接点材料に於いてTi2.3〜
3.4重量%、B及びT1の少なくとも一種を合計で
0.5〜5重量%及び残部CuのCu合金とするのは、
Cuより酸化しにくいB及びT1の少なくとも一種
の元素を含有することにより、前記従来のTi−
Cuの酸化を抑制し、酸化Cuにより接触抵抗が高
く、不安定になるのを防止すると共に耐消耗性を
向上させる為で、B及びT1の少なくとも一種を
合計で0.5重量%未満ではその効果が無く、B及
びT1の少なくとも一種を合計で5重量%を超え
ると、刷子板材のばね性が劣化するものである。 また、Cu、Tiの含有量は、前記従来の合金材
料の組成比に変更を加えない範囲とすることによ
り、従来の合金材料の特性は損なわれることなく
発揮されることとなるものである。 次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接
点材料にて作つた刷子接点の刷子板材について説
明する。 従来の合金材料を基材とし、これにBを添加
し、後記の表の実施例1に示す成分組成の摺動接
点材料とし、以下同様にして後記の表の左欄に示
す成分組成の本発明の実施例である摺動接点材料
と従来例の摺動接点材料にて作つた幅0.5mm、厚
さ0.15mmの刷子板材を長さ10mmに切断の上図示の
如くこの刷子板材2を1枚保持して成る刷子接点
3の刷子板材2を、外周に厚さ0.2mmのAg−Cu10
重量%より成る接点片1aを3枚有する直径10
mm、長さ6mmの小型モータの整流子1の外周に上
下相対向するように摺接させて後記の試験条件に
て整流子の回転試験を行い、刷子接点3の刷子板
材2の消耗量と接触抵抗を測定した処、後記の表
の右欄に示すような結果を得た。 試験条件 電 圧:24V 電 流:直流100mA 整流子の回転数:2800回転/分 整流子の回転時間:500時間 刷子接点の接触力:10g
刷子接点の刷子板材を作る刷子用摺動接点材料
(以下「摺動接点材料」という。)の改良に関す
る。 従来より小型モータの整流子外周に摺接する刷
子接点の刷子板材を作る摺動接点材料として硬
さ、ばね特性等の優れたTi2.4〜3.4重量%、残部
Cuより成るTi−Cuが用いられてきたが、Ti−Cu
ではCuが酸化し易く、酸化Cuの生成により接触
抵抗が高く不安定になり、また耐消耗性が劣化す
るという欠点があつた。 本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたも
ので、接触抵抗を低く安定させ且つ耐消耗性を向
上させたTi−Cu系の摺動接点材料を提供せんと
するものである。 本発明の摺動接点材料は、Ti2.3〜3.4重量%、
B及びT1の少なくとも一種を合計で0.5〜5重量
%及び残部CuのCu合金から成るものである。 かかる本発明の摺動接点材料に於いてTi2.3〜
3.4重量%、B及びT1の少なくとも一種を合計で
0.5〜5重量%及び残部CuのCu合金とするのは、
Cuより酸化しにくいB及びT1の少なくとも一種
の元素を含有することにより、前記従来のTi−
Cuの酸化を抑制し、酸化Cuにより接触抵抗が高
く、不安定になるのを防止すると共に耐消耗性を
向上させる為で、B及びT1の少なくとも一種を
合計で0.5重量%未満ではその効果が無く、B及
びT1の少なくとも一種を合計で5重量%を超え
ると、刷子板材のばね性が劣化するものである。 また、Cu、Tiの含有量は、前記従来の合金材
料の組成比に変更を加えない範囲とすることによ
り、従来の合金材料の特性は損なわれることなく
発揮されることとなるものである。 次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接
点材料にて作つた刷子接点の刷子板材について説
明する。 従来の合金材料を基材とし、これにBを添加
し、後記の表の実施例1に示す成分組成の摺動接
点材料とし、以下同様にして後記の表の左欄に示
す成分組成の本発明の実施例である摺動接点材料
と従来例の摺動接点材料にて作つた幅0.5mm、厚
さ0.15mmの刷子板材を長さ10mmに切断の上図示の
如くこの刷子板材2を1枚保持して成る刷子接点
3の刷子板材2を、外周に厚さ0.2mmのAg−Cu10
重量%より成る接点片1aを3枚有する直径10
mm、長さ6mmの小型モータの整流子1の外周に上
下相対向するように摺接させて後記の試験条件に
て整流子の回転試験を行い、刷子接点3の刷子板
材2の消耗量と接触抵抗を測定した処、後記の表
の右欄に示すような結果を得た。 試験条件 電 圧:24V 電 流:直流100mA 整流子の回転数:2800回転/分 整流子の回転時間:500時間 刷子接点の接触力:10g
【表】
前記の表で明らかなように従来例の刷子接点の
刷子板材の消耗量は20〜30μmであつたのに対
し、実施例の刷子接点の刷子板材の消耗量は10〜
15μmで著しく減少していて耐消耗性に優れてい
ることが判る。また従来例の刷子板材では、接触
抵抗が1〜2Ωであつたのに対し、実施例の刷子
板材では接触抵抗が0.7〜0.8Ωで著しく低く安定
していることが判る。これはひとえに実施例の刷
子板材が、Cuより酸化しにくいB及びT1が含有
されて摺動中Cuの酸化が抑制されて、酸化Cuの
生成量が減少しているからに他ならない。 以上詳記した通り本発明の摺動接点材料は、
Ti−CuにB、T1が含有されて、Cuの酸化を抑制
でき、酸化Cuの生成量を減少できるので、これ
により作つた刷子接点の刷子板材は摺動中接触抵
抗が低く安定し、耐消耗量が著しく向上するとい
う優れた効果がある。
刷子板材の消耗量は20〜30μmであつたのに対
し、実施例の刷子接点の刷子板材の消耗量は10〜
15μmで著しく減少していて耐消耗性に優れてい
ることが判る。また従来例の刷子板材では、接触
抵抗が1〜2Ωであつたのに対し、実施例の刷子
板材では接触抵抗が0.7〜0.8Ωで著しく低く安定
していることが判る。これはひとえに実施例の刷
子板材が、Cuより酸化しにくいB及びT1が含有
されて摺動中Cuの酸化が抑制されて、酸化Cuの
生成量が減少しているからに他ならない。 以上詳記した通り本発明の摺動接点材料は、
Ti−CuにB、T1が含有されて、Cuの酸化を抑制
でき、酸化Cuの生成量を減少できるので、これ
により作つた刷子接点の刷子板材は摺動中接触抵
抗が低く安定し、耐消耗量が著しく向上するとい
う優れた効果がある。
図は小型モータの整流子と刷子接点の接触状態
を示す斜視図である。 1……整流子、1a……接点片、2……刷子板
材、3……刷子接点。
を示す斜視図である。 1……整流子、1a……接点片、2……刷子板
材、3……刷子接点。
Claims (1)
- 1 Ti2.3〜3.4重量%、B及びTlの少なくとも一
種を合計で0.5〜5重量%及び残部CuのCu合金で
あることを特徴とする刷子用摺動接点材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21126981A JPS58112287A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21126981A JPS58112287A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112287A JPS58112287A (ja) | 1983-07-04 |
| JPH0250178B2 true JPH0250178B2 (ja) | 1990-11-01 |
Family
ID=16603114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21126981A Granted JPS58112287A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112287A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5160627A (ja) * | 1974-11-26 | 1976-05-26 | Tokyo Shibaura Electric Co |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP21126981A patent/JPS58112287A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112287A (ja) | 1983-07-04 |