JPH0350819B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0350819B2 JPH0350819B2 JP56211274A JP21127481A JPH0350819B2 JP H0350819 B2 JPH0350819 B2 JP H0350819B2 JP 56211274 A JP56211274 A JP 56211274A JP 21127481 A JP21127481 A JP 21127481A JP H0350819 B2 JPH0350819 B2 JP H0350819B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- brush
- plate material
- brush plate
- sliding contact
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
本発明は、小型モータの整流子外周に摺接する
刷子接点の刷子板材を作る刷子用摺動接点材料
(以下「摺動接点材料」という。)の改良に関す
る。 従来より小型モータの整流子外周に摺接する刷
子接点の刷子板材を作る摺動接点材料として硬
さ、ばね特性等の優れたTi2.4〜3.4重量%、残部
Cuより成るTi−Cuが用いられてきたが、Ti−Cu
ではCuが酸化し易く、酸化Cuの生成により接触
抵抗が高く不安定になり、また耐消耗性が劣化す
るという欠点があつた。 本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたも
ので、接触抵抗を低く安定させ且つ耐消耗性を向
上させたTi−Cu系の摺動接点材料を提供せんと
するものである。 本発明の摺動接点材料は、組成比でTi2.4〜3.4
重量%、Cu96.6〜97.6重量%のTi−Cuが95〜99.5
重量%及び残部がAu、Pt、Ru及びRhの少なく
とも一種を合計で0.5〜5重量%から成るもので
ある。 かかる本発明の摺動接点材料に於いて組成比で
Ti2.4〜3.4重量%、Cu96.6〜97.6重量%のTi−Cu
が95〜99.5重量%及び残部がAu、Pt、Ru及びRh
の少なくとも一種を合計で0.5〜5重量%とする
のは、酸化しない或いは酸化しにくいAu、Pt、
Ru及びRhの少なくとも一種の貴金属を添加する
ことにより摺動中Cuの酸化を抑制し、酸化Cuに
より接触抵抗が高く不安定になるのを防止すると
共に耐消耗性を向上させる為で、Au、Pt、Ru及
びRhの少なくとも一種を合計で0.5重量%未満で
はその効果が無く、Au、Pt、Ru及びRhの少な
くとも一種を合計で5重量%を越えると、刷子板
材のばね性が劣化するものである。 また、Cu、Tiの含有量は、前記従来の合金材
料の組成比に変更を加えない範囲とすることによ
り、従来の合金材料の特性は損なわれることなく
発揮されることとなるものである。 次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接
点材料にて作つた刷子接点の刷子板材について説
明する。 従来のTi−Cuを基材とし、これにAuを添加
し、後記の表の実施例1に示す成分組成の摺動接
点材料とし、以下同様にして後記の表の左欄に示
す成分組成の本発明の実施例である摺動接点材料
と従来例の摺動接点材料にて作つた幅0.5mm、厚
さ0.15mmの刷子板材を長さ10mmに切断の上、図示
の如くこの刷子板材2を1枚保持して成る刷子接
点3の刷子板材2を、外周に厚さ0.2mmのAg−
Cu10重量%より成る接点片1aを3枚有する直
径10mm、長さ6mmの小型モータの整流子1の外周
に上下相対向するように摺接させて、後記の試験
条件にて整流子の回転試験を行い、刷子接点3の
刷子板材2の消耗量と接触抵抗を測定した処、後
記の表の右欄に示すような結果を得た。 試験条件 電圧:24V 電流:直流100mA 整流子の回転数:2800回転/分 整流子の回転時間:500時間 刷子接点の接触力:10g
刷子接点の刷子板材を作る刷子用摺動接点材料
(以下「摺動接点材料」という。)の改良に関す
る。 従来より小型モータの整流子外周に摺接する刷
子接点の刷子板材を作る摺動接点材料として硬
さ、ばね特性等の優れたTi2.4〜3.4重量%、残部
Cuより成るTi−Cuが用いられてきたが、Ti−Cu
ではCuが酸化し易く、酸化Cuの生成により接触
抵抗が高く不安定になり、また耐消耗性が劣化す
るという欠点があつた。 本発明は、かかる欠点を解消すべくなされたも
ので、接触抵抗を低く安定させ且つ耐消耗性を向
上させたTi−Cu系の摺動接点材料を提供せんと
するものである。 本発明の摺動接点材料は、組成比でTi2.4〜3.4
重量%、Cu96.6〜97.6重量%のTi−Cuが95〜99.5
重量%及び残部がAu、Pt、Ru及びRhの少なく
とも一種を合計で0.5〜5重量%から成るもので
ある。 かかる本発明の摺動接点材料に於いて組成比で
Ti2.4〜3.4重量%、Cu96.6〜97.6重量%のTi−Cu
が95〜99.5重量%及び残部がAu、Pt、Ru及びRh
の少なくとも一種を合計で0.5〜5重量%とする
のは、酸化しない或いは酸化しにくいAu、Pt、
Ru及びRhの少なくとも一種の貴金属を添加する
ことにより摺動中Cuの酸化を抑制し、酸化Cuに
より接触抵抗が高く不安定になるのを防止すると
共に耐消耗性を向上させる為で、Au、Pt、Ru及
びRhの少なくとも一種を合計で0.5重量%未満で
はその効果が無く、Au、Pt、Ru及びRhの少な
くとも一種を合計で5重量%を越えると、刷子板
材のばね性が劣化するものである。 また、Cu、Tiの含有量は、前記従来の合金材
料の組成比に変更を加えない範囲とすることによ
り、従来の合金材料の特性は損なわれることなく
発揮されることとなるものである。 次に本発明による摺動接点材料と従来の摺動接
点材料にて作つた刷子接点の刷子板材について説
明する。 従来のTi−Cuを基材とし、これにAuを添加
し、後記の表の実施例1に示す成分組成の摺動接
点材料とし、以下同様にして後記の表の左欄に示
す成分組成の本発明の実施例である摺動接点材料
と従来例の摺動接点材料にて作つた幅0.5mm、厚
さ0.15mmの刷子板材を長さ10mmに切断の上、図示
の如くこの刷子板材2を1枚保持して成る刷子接
点3の刷子板材2を、外周に厚さ0.2mmのAg−
Cu10重量%より成る接点片1aを3枚有する直
径10mm、長さ6mmの小型モータの整流子1の外周
に上下相対向するように摺接させて、後記の試験
条件にて整流子の回転試験を行い、刷子接点3の
刷子板材2の消耗量と接触抵抗を測定した処、後
記の表の右欄に示すような結果を得た。 試験条件 電圧:24V 電流:直流100mA 整流子の回転数:2800回転/分 整流子の回転時間:500時間 刷子接点の接触力:10g
【表】
前記の表で明らかなように従来例の刷子接点の
刷子板材では接触抵抗が1〜2Ωであつたのに対
し、実施例の刷子接点の刷子板材では接触抵抗が
0.04〜0.1Ωで著しく低く安定していることが判
る。また従来例の刷子板材の消耗量が20〜30μm
であつたのに対し、実施例の刷子板材の消耗量は
8〜15μmで著しく減少していて耐消耗性に優れ
ていることが判る。これはひとえに実施例の刷子
板材が酸化しない或いは酸化しにくい貴金属が含
有されて摺動中Cuの酸化が抑制されて、酸化Cu
の生成量が減少しているからに他ならない。 以上詳記した通り本発明の摺動接点材料は、
Ti−CuにAu、Pt、Ru、Rhが含有されて、酸化
を抑制でき、酸化Cuの生成量が減少できるので、
これにより作つた刷子接点の刷子板材では摺動中
接触抵抗が低く安定し、耐消耗性が著しく向上す
るという優れた効果がある。
刷子板材では接触抵抗が1〜2Ωであつたのに対
し、実施例の刷子接点の刷子板材では接触抵抗が
0.04〜0.1Ωで著しく低く安定していることが判
る。また従来例の刷子板材の消耗量が20〜30μm
であつたのに対し、実施例の刷子板材の消耗量は
8〜15μmで著しく減少していて耐消耗性に優れ
ていることが判る。これはひとえに実施例の刷子
板材が酸化しない或いは酸化しにくい貴金属が含
有されて摺動中Cuの酸化が抑制されて、酸化Cu
の生成量が減少しているからに他ならない。 以上詳記した通り本発明の摺動接点材料は、
Ti−CuにAu、Pt、Ru、Rhが含有されて、酸化
を抑制でき、酸化Cuの生成量が減少できるので、
これにより作つた刷子接点の刷子板材では摺動中
接触抵抗が低く安定し、耐消耗性が著しく向上す
るという優れた効果がある。
図は小型モータの整流子と刷子接点との接触状
態を示す斜視図である。 1……整流子、1a……接点片、2……刷子板
材、3……刷子接点。
態を示す斜視図である。 1……整流子、1a……接点片、2……刷子板
材、3……刷子接点。
Claims (1)
- 1 組成比でTi2.4〜3.4重量%、Cu96.6〜97.6重
量%のTi−Cuが95〜99.5重量%及び残部がAu、
Pt、Ru及びRhの少なくとも一種を合計で0.5〜5
重量%であることを特徴とする刷子用摺動接点材
料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21127481A JPS58112292A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21127481A JPS58112292A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112292A JPS58112292A (ja) | 1983-07-04 |
| JPH0350819B2 true JPH0350819B2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=16603203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21127481A Granted JPS58112292A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 刷子用摺動接点材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112292A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50137821A (ja) * | 1974-04-25 | 1975-11-01 |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP21127481A patent/JPS58112292A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112292A (ja) | 1983-07-04 |