JPH0253034B2 - - Google Patents
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- JPH0253034B2 JPH0253034B2 JP60265859A JP26585985A JPH0253034B2 JP H0253034 B2 JPH0253034 B2 JP H0253034B2 JP 60265859 A JP60265859 A JP 60265859A JP 26585985 A JP26585985 A JP 26585985A JP H0253034 B2 JPH0253034 B2 JP H0253034B2
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- amylase
- starch
- maltose
- enzyme
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
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- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
〔技術分野〕
本発明は、新規なアミラーゼによるマルトース
の製造方法に関するものである。 〔従来技術〕 現在、マルトースは液化澱粉に植物、バシルス
起源のβ−アミラーゼを作用させるか、あるいは
アルペルギルス(Aspergillus)属などの微生物
の生産する糖化型α−アミラーゼを作用させるこ
とにより製造されている。これらの酵素はアミロ
ペクチンのα−1,6−グルコシド結合は分解す
ることができないため、アミロペクチンやこれを
含む液化澱粉からのマルトースの収量は、通常50
〜60%である。そして、これ以上に収量よくマル
トースを得るためには、α−1,6−グルコシド
結合を分解する、プルラナーゼやイソアミラーゼ
などのα−1,6−グルコシダーゼが併用され
る。 〔目的〕 本発明者は、澱粉からマルトースを特異的に生
成する新規なアミラーゼを求めて微生物の検索を
行つてきた結果、バシルス・メガテリウム
(Bacilus megaterium)と固定した細菌が澱粉
をその非還元性未端からマルトース単位で切断
し、α−マルトースを生成する新規なアミラーゼ
を生成することを認め、この酵素をアミラーゼ
G2と命名した。 本酵素と従来、マルトースを特異的に生成する
酵素として知られているβ−アミラーゼとの比較
は第1表に示す通りである。 両酵素の最も大きな違いは、β−アミラーゼが
β−マルトースを生成する加水分解を行うのに対
し、アミラーゼG2はα−マルトースを生成する
加水分解を行うことである。この切断様式の違い
のため、アミラーゼG2によりアミロペクチンま
たはこれを含む澱粉の糖化を行うとき、β−アミ
ラーゼに比べて2〜3%マルトース収量が高くな
ることがわかつた。しかし、この酵素はアミロペ
クチンのα−1,6−グルコシド結合を分解する
ことはできないため、澱粉からのマルトースの収
量は60%前後である。そして、これ以上に高い収
量でマルトースを得るためには、アミロペクチン
のα−1,6−グルコシド結合を分解するイソア
ミラーゼやプルラナーゼと併用する必要があつ
た。しかるに、本発明者は、先に発明した澱粉か
らマルトテトラオースを特異的に生成する新規な
アミラーゼG4(特許出願中)をアミラーゼG2と
併用して用いるとき、澱粉から70%以上の収量で
マルトースが得られることを認めた。本発明は、
この知見に基づいてなされたものである。
の製造方法に関するものである。 〔従来技術〕 現在、マルトースは液化澱粉に植物、バシルス
起源のβ−アミラーゼを作用させるか、あるいは
アルペルギルス(Aspergillus)属などの微生物
の生産する糖化型α−アミラーゼを作用させるこ
とにより製造されている。これらの酵素はアミロ
ペクチンのα−1,6−グルコシド結合は分解す
ることができないため、アミロペクチンやこれを
含む液化澱粉からのマルトースの収量は、通常50
〜60%である。そして、これ以上に収量よくマル
トースを得るためには、α−1,6−グルコシド
結合を分解する、プルラナーゼやイソアミラーゼ
などのα−1,6−グルコシダーゼが併用され
る。 〔目的〕 本発明者は、澱粉からマルトースを特異的に生
成する新規なアミラーゼを求めて微生物の検索を
行つてきた結果、バシルス・メガテリウム
(Bacilus megaterium)と固定した細菌が澱粉
をその非還元性未端からマルトース単位で切断
し、α−マルトースを生成する新規なアミラーゼ
を生成することを認め、この酵素をアミラーゼ
G2と命名した。 本酵素と従来、マルトースを特異的に生成する
酵素として知られているβ−アミラーゼとの比較
は第1表に示す通りである。 両酵素の最も大きな違いは、β−アミラーゼが
β−マルトースを生成する加水分解を行うのに対
し、アミラーゼG2はα−マルトースを生成する
加水分解を行うことである。この切断様式の違い
のため、アミラーゼG2によりアミロペクチンま
たはこれを含む澱粉の糖化を行うとき、β−アミ
ラーゼに比べて2〜3%マルトース収量が高くな
ることがわかつた。しかし、この酵素はアミロペ
クチンのα−1,6−グルコシド結合を分解する
ことはできないため、澱粉からのマルトースの収
量は60%前後である。そして、これ以上に高い収
量でマルトースを得るためには、アミロペクチン
のα−1,6−グルコシド結合を分解するイソア
ミラーゼやプルラナーゼと併用する必要があつ
た。しかるに、本発明者は、先に発明した澱粉か
らマルトテトラオースを特異的に生成する新規な
アミラーゼG4(特許出願中)をアミラーゼG2と
併用して用いるとき、澱粉から70%以上の収量で
マルトースが得られることを認めた。本発明は、
この知見に基づいてなされたものである。
本発明は、澱粉又はその派生物である液化澱粉
に、バシルス属細菌の生産するアミラーゼG2と
アミラーゼG4を作用させることを特徴とするマ
ルトースの製造方法に関するものである。 以下に、本発明の詳細を説明する。 先ず、本発明において使用されるアミラーゼ
G2とアミラーゼG4の酵素的性質を記載する。 (A) アミラーゼG2の酵素的性質 (1) 作用;アミロース、アミロペクチン、グリ
コーゲンのα−1,4−グルコシド結合を、
その非還元性未満からマルトース単位で加水
分解する。生成糖はα−マルトースであるこ
とからα−アミラーゼの一種と考えられる
が、エンド型の分解作用を示さず、アミロペ
クチン、グリコーゲンからはリミツトデキス
トリンを残す。サイクロデキストリンを分解
せず、またマルトトリオースの分解力も弱
い。生成糖がα−型であることを除けば、植
物や細菌のβ−アミラーゼに似ているが、ア
ミロペクチンやこれを含む澱粉に対する分解
限度は2〜3%高い。 (2) 作用温度範囲及び最適温度;1%可溶性澱
粉、0.05Mリン酸緩衝液の下で作用させたと
き、約75℃まで作用し、最適温度は約60℃で
ある(第1図a)。 (3) 作用PH範囲及び最適PH;約3〜約11の広い
PH範囲に作用する。最適PHは約7〜7.5であ
る(0.05Mリン酸緩衝液、1%可溶性澱粉の
下で作用、(第1図b)。 (4) 熱安定性;0.05Mトリス緩衝液(PH7.0)
の下で加熱した場合、50℃、10分間の加熱ま
では失活が認められない。60℃10分間の加熱
で約10%失活し、65℃10分間の加熱で約70%
失活し、そして、60℃10分間の加熱で90%以
上失活した(第1図c)。 (5) PH安定性;0.1M緩衝液の下、室温(30℃)
で3時間放置後、残存活性を測定した。その
結果、PH4.5〜8の範囲で安定であつた(第
1図d)。 (6) 安定化;カルシウムイオンによる熱安定性
の増加は認められなかつた。 (7) 阻害剤;本酵素は、1×10-3MのHgCl2、
AgNO3、CuSO4、NiSO4により、それぞれ
約85%、約75%、約70%、約60%阻害され
た。また、1×10-3Mのp−クロロマーキユ
リベンゾエートにより約70%阻害された。 (8) 精製方法;本酵素は、液体培養液の上澄か
ら、硫安分画、DEAE−セフアロースカラム
クロマトグラフイー、同カラムによる再クロ
マトグラフイーとバイオゲルA0.5mによる
カラムクロマトグラフイーにより、デイスク
電気泳動的に均一まで精製することができ
る。 (9) 分子量;セフアデツクスG−200により測
定した分子量は約60000であつた。 (10) 力価測定法;0.1Mリン酸緩衝液に溶解さ
せた2%可溶性澱粉0.5mlに、適量の酵素を
加え、水で全量1mlとし、40℃で反応させ
る。この条件で、1分間に1μモルのグルコ
ースに相当する還元力を生成する酵素量を1
単位とした。 以上の酵素的性質について、従来、知られて
いる植物起源のβ−アミラーゼ及びバシルス属
のβ−アミラーゼはβ−マルトースのみを生成
するのに対し、アミラーゼG2はα−マルトー
スのみを生成する。バシルス ステアロサーモ
フイラス(Bacillus stearothermophilus)の
アミラーゼはアミラーゼG2と同様に、α−マ
ルトースを生成するが、反応初期には、マルト
テトラオースやマルトトリオース、及び微量の
マルトヘキサオースやマルトペンタオースを生
成すると報告されている。従つて、これら酵素
はアミラーゼG2とは本質的に異なつた酵素と
いうことができる。また、最適PH、最適温度、
分子量などの性質においても差が認めらること
から、アミラーゼG2は新規な酵素ということ
ができる。 (B) アミラーゼG4の酵素的性質 (1) 作用;アミロース、アミロペクチン、グリ
コーゲンなどのα−グルカンをマルトテトラ
オースを主成分とする分解物に分解する。本
酵素はエンド型の分解様式を持つα−アミラ
ーゼの一種であり、液化澱粉に作用すると
き、約65〜75%の収量でマルトテトラオース
が得られる。 (2) 作用温度範囲及び最適温度;1%可溶性澱
粉、0.05Mリン酸緩衝液の下で作用させたと
き、約75℃まで作用し、最適温度は約50℃で
ある(第2図a)。 (3) 作用PH範囲及び最適PH;約4〜約12の広い
範囲に作用する。最適作用PHは約6〜8.5で
ある(0.05M酢酸またはリン酸緩衝液、1%
可溶性澱粉の下で作用、(第2図b)。 (4) 熱安定性;0.1Mトリス緩衝液(PH7.0)の
下で加熱した場合、50℃、10分間の加熱で約
40%失活し、55℃、10分間の加熱で約85%失
活した〔第2図c〕。 (5) PH安定性;0.1M緩衝液の下で、室温(25
℃)で3時間放置後、残存活性を測定した。
その結果、PH6〜9の範囲で安定であつた
〔第2図d)。 (6) 安定化;カルシウムイオンが存在すると
き、熱安定性の増加は認められた〔第2図c
の破線〕。 (7) 阻害剤;本酵素は、5×10-3MのHgCl2、
CuSO4、ZnSo4、AgNO3、により、それぞ
れ約100%、約95%、約50%、約30%阻害さ
れた。 (8) 精製方法;本酵素は、液体培養物の遠心上
澄液から、硫安分画、DEAE−セフアロース
(Sepharose)カラムクロマトグラフイーと
バイオゲル(Biogel)、A0.5mカラムクロマ
トグラフイー及び同ゲルによる再クロマトグ
ラフイーにより、電気泳動的に均一まで精製
することができる。 (9) 分子量;バイオゲル(Biogel)A0.5mを
用いたゲル濾過法により測定した分子量は約
1万であつた。 (10) 力価測定法;0.1Mリン酸緩衝液(PH7.0)
に溶解させた2%可溶性澱粉0.5mlに、適量
の酵素を加え、水で全量1mlとし、40℃で反
応させる。この条件で、1分間に1μモルの
グルコースに相当する還元力を生成する酵素
量を1単位とした。 以上の酵素的性質について、シユードモナス
スツツツエリのマルトテトラオース生成アミラ
ーゼと比較すると(1)最適作用PHは、アミラーゼ
G4はPH6〜8.5の広いPH範囲にあるのに対し、
シユードモナス スツツツエリの酵素はPH8付
近にあること、(2)アミラーゼG4を澱粉に作用
させたとき、約65〜70%の収量でマルトテトラ
オースを得られるのに対し、シユードモナナ
スツツツエリの酵素の場合は約55%であるこ
と、(3)アミラーゼG4の分子量は1万前後にあ
るのに対し、シユードモナス スツツツエリの
酵素は、48000と58000にある〔バイオケミスト
リーアンドバイオフイジツクス アクタ
(Biochemistry and Biophysics Acta)566
巻、88頁(1979)〕など、アミラーゼG4とシユ
ードモナス スツツツエリの酵素とは、澱粉か
らのマルトテトラオースの収量、最適作用PH、
分子量などの性質において顕著な違いのあるも
のであり、新規な酵素ということができる。 アミラーゼG2を生産する例示菌としては、バ
シルス メガテリウム(Bacillus megaterium)
G−2を挙げる。この菌株は微工研菌寄第7978号
として、工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
されている。また、アミラーゼG4を生産する例
示菌として、バシルス サーキユランス
(Bacillus circilans)G4を挙げる。この菌株は微
工研菌寄第820号として、微生物工業技術研究所
に寄託されている。これら微生物の菌学的性質は
下記に示す通りである。 (A) アミラーゼG2生産菌の菌学的性質 (1) 形態;巾0.7〜1.3×2.4〜5.0μ、通常2個以
上連なり、短鎖状に生成する。グラム陰性。 (2) 胞子;両末端近くに2個。胞子をもつ細胞
のふくらみは殆んど認められない。 (3) 生育;好気的に生育。嫌気下では殆もど生
育は認められない。 (4) 肉汁;混濁、沈降する。 (5) 肉汁寒天;生育良好、表面なめらか、淡褐
色を示すが、色素の生成なし。 (6) グルコース肉汁寒天;肉汁培地よりよく生
育する。 (7) グルコース硝酸塩寒天;よく生育する。表
面なめらか。淡褐色を示す。 (8) チロシン寒天;褐色色素を生成する。 (9) グルコース・アスパラギン寒天;かなりよ
く生育する。 (10) ポテト;生育良好、表面なめらかで、淡褐
色を示す。培地中に褐色色素を生成する。 (11) クエン酸の利用;陽性。 (12) 澱粉の加水分解;陽性。 (13) アセチルメチルカルビノール;生成しな
い。 (14) ゼラチン:分解する。 (15) ミルク;凝固し、ペプトン化する。 (16) 硝酸塩の還元;陽性。 (17) カタラーゼ;陽性。 (18) 炭水化物の利用;D−グルコース、D−
フラクトース、D−ガラクトース、D−マン
ノース、D−リボース、L−ラムノース、L
−アラビノース、D−キシロース、D−マン
ニトール、D−ソルビトール、マルトース、
蔗糖などを利用し、いずれもガスを生成する
ことなく生酸する。 (19) 最適生育温度;40℃前後。 (20) 最高生育温度;約50℃。 (21) 死滅温度;100℃、20分間の加熱でも死
滅しない。 以上の菌学的性質について、バージエイス
マニユアル オブ デタミネーテイブ バクテ
リオロジー(Bergey′sMannual of
Determinative Bacteriology)の第7版及び
第8版(ザ ウイリアムス アンド ウイルキ
ンス カンパニー(The Williams and
Wilkins Company)、1957年及び1974年)を参
照し、本菌をバシルス メガテリウム
(Bacillusmegaterium)の菌株と同定するのが
適当と考えられ、本菌株をバシルス メガテリ
ウムG−2と命名した。 (B) アミラーゼG4生産菌の菌学的性質 (1) 形態;桿菌、0.5〜1×5〜6μ、運動性な
し、グラム陰性。 (2) 胞子;通常、未端近くに1個、胞子嚢のふ
くらみは認められない。 (3) 肉汁;混濁、沈降する。 (4) 肉汁寒天;生育良好、淡黄〜淡褐色、周辺
及び表面凹凸あり。 (5) グルコース肉汁寒寒天;生育良好、淡黄〜
淡褐色。 (6) グルコース硝酸寒天;生育悪い。 (7) ポテト;生育良好、乳白色に生育。 (8) グルコース・アスパラギン寒天;生育あま
り良くない。淡黄〜黄褐色。 (9) チロシン寒天;良く生育する、わずかに褐
色。 (10) ミルク;ゆつくり凝固、ペプトン化。 (11) インドール;生成しない。 (12) カタラーゼ;生成する。 (13) アセチルメチルカルビノール;生成しな
い。 (14) 硫化水素;生成しない。 (15) クエン酸;利用する。 (16) 硝酸塩の還元;陰性。 (17) クエン酸;利用する。 (18) 食塩肉汁;8%食塩含有培地までよく生
育し10%食塩でも少し生育する。 (19) 炭水化物の利用;D−グルコース、D−
フラクトース、D−マンノース、L−アラビ
ノース、D−リボース、マルトース、シユー
クロス、澱粉などから酸を生成するが、ガス
の生成はない。D−キシロース、L−ラムノ
ース、L−ソルボースの利用性は良くない。 (20) 最適生育温度;26℃前後。 (21) 最高生育温度;約60℃ (22) 死滅温度;100℃、で30分間加熱しても
死滅しない。 以上の菌学的性質について、バージエイス
マニユアル オブ デタミネーテイブ バクテ
リオロジー(Bergey′s Mamnual of
Determinative Bacteriology)の第7版及び
第8版〔ザ ウイリアムス アンド ウイルキ
ンス カンパニー(The Williams and
Wilking Company)〕、(1957年及び1974年)
を参照し、本菌をバシルス サーキユランス
(Bacillus circulans)の一種と同定し、バシル
ス サーキユランスG−4と命名した。 アミラーゼG2及びアミラーゼG4を生産するた
めの培養は、通常、液体培地により通気、撹拌培
養より行われる。培地の窒素源としては、肉エキ
ス、ペプトン、酵母エキス、カゼイン、コーン
ステイープ リカー、大豆粕など、通常、微生物
の培養に際し、よく用いられる有機窒素源、及び
これに補足する窒素源として、塩化アンモニウ
ム、リン酸アンモニウム、硝酸塩などの無機窒素
源が用いられる。炭素源としては、澱粉、デキス
トリン、マルトース、グルコース、シユークロス
などが使用される。培養は、PH5〜9、温度20〜
60℃で好気的に行われる。 アミラーゼG2及びG4は、いずれも菌体外に生
産される酵母であるので、培養終了後、濾過また
は遠心分離により除菌し、上澄液を回収する。 培養上澄液は、必要により濃縮し、硫酸アンモ
ニウム、硫酸ナトリウムによる塩析によるか、ま
たは、アセトン、イソプロパノール、エタノー
ル、メタノールなどの有機溶剤を加えて、酵素を
沈澱物として収得し、乾燥、保存する。 アミラーゼG2及びアミラーゼG4を組合せて行
う澱粉の糖化反応は、次のようにして行う。 澱粉は、通常、あらかじめ酸または液化型α−
アミラーゼにより液化される。液化度はマルトー
スの収量に影響し、なるべく低DEであることが
望ましい。通常、DE5以下の液化澱粉が使用され
る。基質濃度は、通常5〜40%で行われ、反応
は、通常PH5〜8、温度は40℃〜60℃で行われ
る。アミラーゼG4はカルシウムイオンの存在に
より熱安定化されるので、糖化に際し、通常5×
10-4〜2×10-2M程度のカルシウム塩が添加され
る。 アミラーゼG2とアミラーゼG4は同時に澱粉に
作用させるのが望ましいが、あらかじめ、アミラ
ーゼG2で糖化し、反応途中でアミラーゼG4を添
加して反応を継続するか、あるいは、最初、アミ
ラーゼG4で反応を開始し、次いでアミラーゼG2
を添加して反応を行なう。 次に、実施例により、本発明の詳細を説明す
る。 実施例 1 (1) アミラーゼG2の生産 大豆タンパク2%、米ヌカ2%、
K2HPO40.3%、MgSO4・7H2O0.1%、可溶性
澱粉2%、CaCl21×10-3M、MnCl21×10-4M、
CuSO42.5×10-5M、FeCl22.5×10-5M、ラウリ
ル硫酸ナトリウム2.5×10-2%からなる培地
(PH7.0)30mlを200ml容三角フラスコに入れ、
120℃で15分間殺菌後、バシルス メガテリウ
ム(微工研菌寄第7978号)を接種し、30℃で3
日間振盤培養(160rpm)した。培養後、遠心
分離して得た上澄液について、生産されたアミ
ラーゼG2活性を測定した結果、培地1ml当り、
9.0単位であつた。 (2) アミラーゼG4の生産 ポリペプトン1%、リン酸2カリ0.3%、硫
酸マグネシウム(7水塩)0.1%、可溶性澱粉
1%からなる培地30mlを200容三角フラスコ
に入れ、120℃で10分殺菌したのち、バチルス
サーキユランスG4(微工研条寄第820号)を
接種し、30℃で4日間振盤培養(160rpm)し
た。 培養後、遠心分離して得た上澄液について、
生産されたアミラーゼG4を測定した結果、培
地1ml当り、6.4単位であつた。 バシルス・ズブチルスのα−アミラーゼを用い
て、常法により液化した、DE4.2のポテト液化澱
粉1g(固形分として)に、アミラーゼG4を4
単位、又は/及びアミラーゼG2を4単位、
CaCl25×10-3M量を加え、水で全量10mlとし、PH
7付近、50℃で20時間反応を行つた。反応後、糖
化糖中の糖組成を液体クロマトグラフイ法により
測量した。得られた結果は第2表に示す通りであ
つた。
に、バシルス属細菌の生産するアミラーゼG2と
アミラーゼG4を作用させることを特徴とするマ
ルトースの製造方法に関するものである。 以下に、本発明の詳細を説明する。 先ず、本発明において使用されるアミラーゼ
G2とアミラーゼG4の酵素的性質を記載する。 (A) アミラーゼG2の酵素的性質 (1) 作用;アミロース、アミロペクチン、グリ
コーゲンのα−1,4−グルコシド結合を、
その非還元性未満からマルトース単位で加水
分解する。生成糖はα−マルトースであるこ
とからα−アミラーゼの一種と考えられる
が、エンド型の分解作用を示さず、アミロペ
クチン、グリコーゲンからはリミツトデキス
トリンを残す。サイクロデキストリンを分解
せず、またマルトトリオースの分解力も弱
い。生成糖がα−型であることを除けば、植
物や細菌のβ−アミラーゼに似ているが、ア
ミロペクチンやこれを含む澱粉に対する分解
限度は2〜3%高い。 (2) 作用温度範囲及び最適温度;1%可溶性澱
粉、0.05Mリン酸緩衝液の下で作用させたと
き、約75℃まで作用し、最適温度は約60℃で
ある(第1図a)。 (3) 作用PH範囲及び最適PH;約3〜約11の広い
PH範囲に作用する。最適PHは約7〜7.5であ
る(0.05Mリン酸緩衝液、1%可溶性澱粉の
下で作用、(第1図b)。 (4) 熱安定性;0.05Mトリス緩衝液(PH7.0)
の下で加熱した場合、50℃、10分間の加熱ま
では失活が認められない。60℃10分間の加熱
で約10%失活し、65℃10分間の加熱で約70%
失活し、そして、60℃10分間の加熱で90%以
上失活した(第1図c)。 (5) PH安定性;0.1M緩衝液の下、室温(30℃)
で3時間放置後、残存活性を測定した。その
結果、PH4.5〜8の範囲で安定であつた(第
1図d)。 (6) 安定化;カルシウムイオンによる熱安定性
の増加は認められなかつた。 (7) 阻害剤;本酵素は、1×10-3MのHgCl2、
AgNO3、CuSO4、NiSO4により、それぞれ
約85%、約75%、約70%、約60%阻害され
た。また、1×10-3Mのp−クロロマーキユ
リベンゾエートにより約70%阻害された。 (8) 精製方法;本酵素は、液体培養液の上澄か
ら、硫安分画、DEAE−セフアロースカラム
クロマトグラフイー、同カラムによる再クロ
マトグラフイーとバイオゲルA0.5mによる
カラムクロマトグラフイーにより、デイスク
電気泳動的に均一まで精製することができ
る。 (9) 分子量;セフアデツクスG−200により測
定した分子量は約60000であつた。 (10) 力価測定法;0.1Mリン酸緩衝液に溶解さ
せた2%可溶性澱粉0.5mlに、適量の酵素を
加え、水で全量1mlとし、40℃で反応させ
る。この条件で、1分間に1μモルのグルコ
ースに相当する還元力を生成する酵素量を1
単位とした。 以上の酵素的性質について、従来、知られて
いる植物起源のβ−アミラーゼ及びバシルス属
のβ−アミラーゼはβ−マルトースのみを生成
するのに対し、アミラーゼG2はα−マルトー
スのみを生成する。バシルス ステアロサーモ
フイラス(Bacillus stearothermophilus)の
アミラーゼはアミラーゼG2と同様に、α−マ
ルトースを生成するが、反応初期には、マルト
テトラオースやマルトトリオース、及び微量の
マルトヘキサオースやマルトペンタオースを生
成すると報告されている。従つて、これら酵素
はアミラーゼG2とは本質的に異なつた酵素と
いうことができる。また、最適PH、最適温度、
分子量などの性質においても差が認めらること
から、アミラーゼG2は新規な酵素ということ
ができる。 (B) アミラーゼG4の酵素的性質 (1) 作用;アミロース、アミロペクチン、グリ
コーゲンなどのα−グルカンをマルトテトラ
オースを主成分とする分解物に分解する。本
酵素はエンド型の分解様式を持つα−アミラ
ーゼの一種であり、液化澱粉に作用すると
き、約65〜75%の収量でマルトテトラオース
が得られる。 (2) 作用温度範囲及び最適温度;1%可溶性澱
粉、0.05Mリン酸緩衝液の下で作用させたと
き、約75℃まで作用し、最適温度は約50℃で
ある(第2図a)。 (3) 作用PH範囲及び最適PH;約4〜約12の広い
範囲に作用する。最適作用PHは約6〜8.5で
ある(0.05M酢酸またはリン酸緩衝液、1%
可溶性澱粉の下で作用、(第2図b)。 (4) 熱安定性;0.1Mトリス緩衝液(PH7.0)の
下で加熱した場合、50℃、10分間の加熱で約
40%失活し、55℃、10分間の加熱で約85%失
活した〔第2図c〕。 (5) PH安定性;0.1M緩衝液の下で、室温(25
℃)で3時間放置後、残存活性を測定した。
その結果、PH6〜9の範囲で安定であつた
〔第2図d)。 (6) 安定化;カルシウムイオンが存在すると
き、熱安定性の増加は認められた〔第2図c
の破線〕。 (7) 阻害剤;本酵素は、5×10-3MのHgCl2、
CuSO4、ZnSo4、AgNO3、により、それぞ
れ約100%、約95%、約50%、約30%阻害さ
れた。 (8) 精製方法;本酵素は、液体培養物の遠心上
澄液から、硫安分画、DEAE−セフアロース
(Sepharose)カラムクロマトグラフイーと
バイオゲル(Biogel)、A0.5mカラムクロマ
トグラフイー及び同ゲルによる再クロマトグ
ラフイーにより、電気泳動的に均一まで精製
することができる。 (9) 分子量;バイオゲル(Biogel)A0.5mを
用いたゲル濾過法により測定した分子量は約
1万であつた。 (10) 力価測定法;0.1Mリン酸緩衝液(PH7.0)
に溶解させた2%可溶性澱粉0.5mlに、適量
の酵素を加え、水で全量1mlとし、40℃で反
応させる。この条件で、1分間に1μモルの
グルコースに相当する還元力を生成する酵素
量を1単位とした。 以上の酵素的性質について、シユードモナス
スツツツエリのマルトテトラオース生成アミラ
ーゼと比較すると(1)最適作用PHは、アミラーゼ
G4はPH6〜8.5の広いPH範囲にあるのに対し、
シユードモナス スツツツエリの酵素はPH8付
近にあること、(2)アミラーゼG4を澱粉に作用
させたとき、約65〜70%の収量でマルトテトラ
オースを得られるのに対し、シユードモナナ
スツツツエリの酵素の場合は約55%であるこ
と、(3)アミラーゼG4の分子量は1万前後にあ
るのに対し、シユードモナス スツツツエリの
酵素は、48000と58000にある〔バイオケミスト
リーアンドバイオフイジツクス アクタ
(Biochemistry and Biophysics Acta)566
巻、88頁(1979)〕など、アミラーゼG4とシユ
ードモナス スツツツエリの酵素とは、澱粉か
らのマルトテトラオースの収量、最適作用PH、
分子量などの性質において顕著な違いのあるも
のであり、新規な酵素ということができる。 アミラーゼG2を生産する例示菌としては、バ
シルス メガテリウム(Bacillus megaterium)
G−2を挙げる。この菌株は微工研菌寄第7978号
として、工業技術院微生物工業技術研究所に寄託
されている。また、アミラーゼG4を生産する例
示菌として、バシルス サーキユランス
(Bacillus circilans)G4を挙げる。この菌株は微
工研菌寄第820号として、微生物工業技術研究所
に寄託されている。これら微生物の菌学的性質は
下記に示す通りである。 (A) アミラーゼG2生産菌の菌学的性質 (1) 形態;巾0.7〜1.3×2.4〜5.0μ、通常2個以
上連なり、短鎖状に生成する。グラム陰性。 (2) 胞子;両末端近くに2個。胞子をもつ細胞
のふくらみは殆んど認められない。 (3) 生育;好気的に生育。嫌気下では殆もど生
育は認められない。 (4) 肉汁;混濁、沈降する。 (5) 肉汁寒天;生育良好、表面なめらか、淡褐
色を示すが、色素の生成なし。 (6) グルコース肉汁寒天;肉汁培地よりよく生
育する。 (7) グルコース硝酸塩寒天;よく生育する。表
面なめらか。淡褐色を示す。 (8) チロシン寒天;褐色色素を生成する。 (9) グルコース・アスパラギン寒天;かなりよ
く生育する。 (10) ポテト;生育良好、表面なめらかで、淡褐
色を示す。培地中に褐色色素を生成する。 (11) クエン酸の利用;陽性。 (12) 澱粉の加水分解;陽性。 (13) アセチルメチルカルビノール;生成しな
い。 (14) ゼラチン:分解する。 (15) ミルク;凝固し、ペプトン化する。 (16) 硝酸塩の還元;陽性。 (17) カタラーゼ;陽性。 (18) 炭水化物の利用;D−グルコース、D−
フラクトース、D−ガラクトース、D−マン
ノース、D−リボース、L−ラムノース、L
−アラビノース、D−キシロース、D−マン
ニトール、D−ソルビトール、マルトース、
蔗糖などを利用し、いずれもガスを生成する
ことなく生酸する。 (19) 最適生育温度;40℃前後。 (20) 最高生育温度;約50℃。 (21) 死滅温度;100℃、20分間の加熱でも死
滅しない。 以上の菌学的性質について、バージエイス
マニユアル オブ デタミネーテイブ バクテ
リオロジー(Bergey′sMannual of
Determinative Bacteriology)の第7版及び
第8版(ザ ウイリアムス アンド ウイルキ
ンス カンパニー(The Williams and
Wilkins Company)、1957年及び1974年)を参
照し、本菌をバシルス メガテリウム
(Bacillusmegaterium)の菌株と同定するのが
適当と考えられ、本菌株をバシルス メガテリ
ウムG−2と命名した。 (B) アミラーゼG4生産菌の菌学的性質 (1) 形態;桿菌、0.5〜1×5〜6μ、運動性な
し、グラム陰性。 (2) 胞子;通常、未端近くに1個、胞子嚢のふ
くらみは認められない。 (3) 肉汁;混濁、沈降する。 (4) 肉汁寒天;生育良好、淡黄〜淡褐色、周辺
及び表面凹凸あり。 (5) グルコース肉汁寒寒天;生育良好、淡黄〜
淡褐色。 (6) グルコース硝酸寒天;生育悪い。 (7) ポテト;生育良好、乳白色に生育。 (8) グルコース・アスパラギン寒天;生育あま
り良くない。淡黄〜黄褐色。 (9) チロシン寒天;良く生育する、わずかに褐
色。 (10) ミルク;ゆつくり凝固、ペプトン化。 (11) インドール;生成しない。 (12) カタラーゼ;生成する。 (13) アセチルメチルカルビノール;生成しな
い。 (14) 硫化水素;生成しない。 (15) クエン酸;利用する。 (16) 硝酸塩の還元;陰性。 (17) クエン酸;利用する。 (18) 食塩肉汁;8%食塩含有培地までよく生
育し10%食塩でも少し生育する。 (19) 炭水化物の利用;D−グルコース、D−
フラクトース、D−マンノース、L−アラビ
ノース、D−リボース、マルトース、シユー
クロス、澱粉などから酸を生成するが、ガス
の生成はない。D−キシロース、L−ラムノ
ース、L−ソルボースの利用性は良くない。 (20) 最適生育温度;26℃前後。 (21) 最高生育温度;約60℃ (22) 死滅温度;100℃、で30分間加熱しても
死滅しない。 以上の菌学的性質について、バージエイス
マニユアル オブ デタミネーテイブ バクテ
リオロジー(Bergey′s Mamnual of
Determinative Bacteriology)の第7版及び
第8版〔ザ ウイリアムス アンド ウイルキ
ンス カンパニー(The Williams and
Wilking Company)〕、(1957年及び1974年)
を参照し、本菌をバシルス サーキユランス
(Bacillus circulans)の一種と同定し、バシル
ス サーキユランスG−4と命名した。 アミラーゼG2及びアミラーゼG4を生産するた
めの培養は、通常、液体培地により通気、撹拌培
養より行われる。培地の窒素源としては、肉エキ
ス、ペプトン、酵母エキス、カゼイン、コーン
ステイープ リカー、大豆粕など、通常、微生物
の培養に際し、よく用いられる有機窒素源、及び
これに補足する窒素源として、塩化アンモニウ
ム、リン酸アンモニウム、硝酸塩などの無機窒素
源が用いられる。炭素源としては、澱粉、デキス
トリン、マルトース、グルコース、シユークロス
などが使用される。培養は、PH5〜9、温度20〜
60℃で好気的に行われる。 アミラーゼG2及びG4は、いずれも菌体外に生
産される酵母であるので、培養終了後、濾過また
は遠心分離により除菌し、上澄液を回収する。 培養上澄液は、必要により濃縮し、硫酸アンモ
ニウム、硫酸ナトリウムによる塩析によるか、ま
たは、アセトン、イソプロパノール、エタノー
ル、メタノールなどの有機溶剤を加えて、酵素を
沈澱物として収得し、乾燥、保存する。 アミラーゼG2及びアミラーゼG4を組合せて行
う澱粉の糖化反応は、次のようにして行う。 澱粉は、通常、あらかじめ酸または液化型α−
アミラーゼにより液化される。液化度はマルトー
スの収量に影響し、なるべく低DEであることが
望ましい。通常、DE5以下の液化澱粉が使用され
る。基質濃度は、通常5〜40%で行われ、反応
は、通常PH5〜8、温度は40℃〜60℃で行われ
る。アミラーゼG4はカルシウムイオンの存在に
より熱安定化されるので、糖化に際し、通常5×
10-4〜2×10-2M程度のカルシウム塩が添加され
る。 アミラーゼG2とアミラーゼG4は同時に澱粉に
作用させるのが望ましいが、あらかじめ、アミラ
ーゼG2で糖化し、反応途中でアミラーゼG4を添
加して反応を継続するか、あるいは、最初、アミ
ラーゼG4で反応を開始し、次いでアミラーゼG2
を添加して反応を行なう。 次に、実施例により、本発明の詳細を説明す
る。 実施例 1 (1) アミラーゼG2の生産 大豆タンパク2%、米ヌカ2%、
K2HPO40.3%、MgSO4・7H2O0.1%、可溶性
澱粉2%、CaCl21×10-3M、MnCl21×10-4M、
CuSO42.5×10-5M、FeCl22.5×10-5M、ラウリ
ル硫酸ナトリウム2.5×10-2%からなる培地
(PH7.0)30mlを200ml容三角フラスコに入れ、
120℃で15分間殺菌後、バシルス メガテリウ
ム(微工研菌寄第7978号)を接種し、30℃で3
日間振盤培養(160rpm)した。培養後、遠心
分離して得た上澄液について、生産されたアミ
ラーゼG2活性を測定した結果、培地1ml当り、
9.0単位であつた。 (2) アミラーゼG4の生産 ポリペプトン1%、リン酸2カリ0.3%、硫
酸マグネシウム(7水塩)0.1%、可溶性澱粉
1%からなる培地30mlを200容三角フラスコ
に入れ、120℃で10分殺菌したのち、バチルス
サーキユランスG4(微工研条寄第820号)を
接種し、30℃で4日間振盤培養(160rpm)し
た。 培養後、遠心分離して得た上澄液について、
生産されたアミラーゼG4を測定した結果、培
地1ml当り、6.4単位であつた。 バシルス・ズブチルスのα−アミラーゼを用い
て、常法により液化した、DE4.2のポテト液化澱
粉1g(固形分として)に、アミラーゼG4を4
単位、又は/及びアミラーゼG2を4単位、
CaCl25×10-3M量を加え、水で全量10mlとし、PH
7付近、50℃で20時間反応を行つた。反応後、糖
化糖中の糖組成を液体クロマトグラフイ法により
測量した。得られた結果は第2表に示す通りであ
つた。
第1図a,b,cとdは、それぞれアミラーゼ
G2の最適PH、最適温度、熱安定性とPH安定性を
示している。第2図a,b,cとdはそれぞれア
ミラーゼG4の最適PH、最適温度、熱安定性とPH
安定性を示している。
G2の最適PH、最適温度、熱安定性とPH安定性を
示している。第2図a,b,cとdはそれぞれア
ミラーゼG4の最適PH、最適温度、熱安定性とPH
安定性を示している。
Claims (1)
- 1 澱粉又はその派生物に、バシルス属細菌の生
産するアミラーゼG2とアミラーゼG4を作用させ
ることを特徴とするマルトースの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60265859A JPS62126994A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | マルト−スの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60265859A JPS62126994A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | マルト−スの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62126994A JPS62126994A (ja) | 1987-06-09 |
| JPH0253034B2 true JPH0253034B2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=17423074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60265859A Granted JPS62126994A (ja) | 1985-11-26 | 1985-11-26 | マルト−スの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62126994A (ja) |
-
1985
- 1985-11-26 JP JP60265859A patent/JPS62126994A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62126994A (ja) | 1987-06-09 |
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |