JPH0313406Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313406Y2 JPH0313406Y2 JP1983186320U JP18632083U JPH0313406Y2 JP H0313406 Y2 JPH0313406 Y2 JP H0313406Y2 JP 1983186320 U JP1983186320 U JP 1983186320U JP 18632083 U JP18632083 U JP 18632083U JP H0313406 Y2 JPH0313406 Y2 JP H0313406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- pair
- slits
- leg
- brake lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mechanical Control Devices (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
本願考案は、いわゆるセンタフロア式のパーキ
ングブレーキレバーのシール構造に関し、フロア
パネルに明けられた穴と、これを貫通して床下に
延びるブレーキレバー本体の二股ホーク脚の脚板
との間のシール性を改善するとともにシールゴム
の寿命を延長するための構造に関する。
ングブレーキレバーのシール構造に関し、フロア
パネルに明けられた穴と、これを貫通して床下に
延びるブレーキレバー本体の二股ホーク脚の脚板
との間のシール性を改善するとともにシールゴム
の寿命を延長するための構造に関する。
パーキングブレーキは、停車時、自動車が不用
意に動かないようにするための装置であつて、い
わゆるフロアシフト型変速操作装置を備える自動
車では、たとえば実開昭58−108974号公報に示さ
れているように、左右のフロントシートの間のフ
ロアパネルにラチエツト係止機構付きのブレーキ
レバーを回動可能に取付けるとともに、このブレ
ーキレバーの下端部をフロアパネルに明けた穴か
ら床下に貫通させ、これにブレーキ本体から延び
る操作ケブルの端部を止着して構成される。 停止時、ブレーキレバーを引き上げ回動操作す
ると、ブレーキ操作ケーブルが牽引され、これに
よつてブレーキ本体が制動動作するとともに、レ
バーに取付けられたラチエツト係止機構により上
記ブレーキ本体は制動状態に維時される。 ところで、パーキングブレーキは、上記のよう
に、車室内のブレーキレバーの操作力を、そのレ
バーの下端部をフロアパネルを貫通させることに
より、室外車体下部に位置するブレーキ本体ない
し操作ケーブルに伝達するように構成されている
ことから、フロアパネルに明けられた穴と、これ
を貫通するブレーキレバーとの間に形成されるす
きまから外部の水、塵、泥あるいは騒音などが車
室内に侵入するのを防止するためのシールを施す
必要がある。 センタフロア式のパーキングブレーキにおいて
従来から一般的に採用されてきた上記のシールの
構造を第1図に示す。 ブレーキレバーaの枢支部ないし下端部bは、
前後方向にのびる垂直板状のベースブラケツトC
に対して安定的に支持させるため、ベースブラケ
ツトCを両側から挟むようにして下方に延びる一
対の脚部bを有する二股ホーク脚となつており、
フロアパネルdの穴eに上記二股ホーク脚の脚板
bの先端部に操作ケーブルfを止着したクレビス
gが取付けられている。したがつて、上記穴eを
塞ぐべきシール部材hは、図に良く表れているよ
うに、上記一対の脚板bが密着状に貫通しうる一
対の平行状のスリツトj,jを有している。
意に動かないようにするための装置であつて、い
わゆるフロアシフト型変速操作装置を備える自動
車では、たとえば実開昭58−108974号公報に示さ
れているように、左右のフロントシートの間のフ
ロアパネルにラチエツト係止機構付きのブレーキ
レバーを回動可能に取付けるとともに、このブレ
ーキレバーの下端部をフロアパネルに明けた穴か
ら床下に貫通させ、これにブレーキ本体から延び
る操作ケブルの端部を止着して構成される。 停止時、ブレーキレバーを引き上げ回動操作す
ると、ブレーキ操作ケーブルが牽引され、これに
よつてブレーキ本体が制動動作するとともに、レ
バーに取付けられたラチエツト係止機構により上
記ブレーキ本体は制動状態に維時される。 ところで、パーキングブレーキは、上記のよう
に、車室内のブレーキレバーの操作力を、そのレ
バーの下端部をフロアパネルを貫通させることに
より、室外車体下部に位置するブレーキ本体ない
し操作ケーブルに伝達するように構成されている
ことから、フロアパネルに明けられた穴と、これ
を貫通するブレーキレバーとの間に形成されるす
きまから外部の水、塵、泥あるいは騒音などが車
室内に侵入するのを防止するためのシールを施す
必要がある。 センタフロア式のパーキングブレーキにおいて
従来から一般的に採用されてきた上記のシールの
構造を第1図に示す。 ブレーキレバーaの枢支部ないし下端部bは、
前後方向にのびる垂直板状のベースブラケツトC
に対して安定的に支持させるため、ベースブラケ
ツトCを両側から挟むようにして下方に延びる一
対の脚部bを有する二股ホーク脚となつており、
フロアパネルdの穴eに上記二股ホーク脚の脚板
bの先端部に操作ケーブルfを止着したクレビス
gが取付けられている。したがつて、上記穴eを
塞ぐべきシール部材hは、図に良く表れているよ
うに、上記一対の脚板bが密着状に貫通しうる一
対の平行状のスリツトj,jを有している。
しかしながら、上記従来のシール構造において
は、シール部材hが、上記フロアパネルdに設け
た穴eの周縁部において支持固定されているのみ
であるため、上記一対のスリツトj,jに挟まれ
て位置する細状部分kの強度が不足する。一方、
ブレーキレバーaを回動操作するとこのレバーa
の脚板bが上記スリツトj,jに対して密着状態
で摺動するため、上記細状部分Kが脚板bの動き
にひきずられるようにして前後に変形動しやす
い。このため、これを繰り返しているうちに上記
細状部分Kが疲労により劣化し、スリツトj,j
とレバーaのスリツト貫通部との間にすき間が生
じてこれから外部の水、塵、騒音などが車室内に
侵入するようになる。 また、上記細状部分Kの長手方向端部が破断し
てしまうと、シール構造が全く機能しなくなると
いつた問題も発生する。 本願考案は、上述の事情のもとで考え出された
ものであつて、上記従来の問題を解決し、フロア
パネルに明けた穴と、これを貫通する二股ホーク
脚の脚板との間のシール構造の耐久性を向上させ
るとともに、確実なシールを行うことができるパ
ーキングブレーキバーのシール構造を提供するこ
とをその課題とする。
は、シール部材hが、上記フロアパネルdに設け
た穴eの周縁部において支持固定されているのみ
であるため、上記一対のスリツトj,jに挟まれ
て位置する細状部分kの強度が不足する。一方、
ブレーキレバーaを回動操作するとこのレバーa
の脚板bが上記スリツトj,jに対して密着状態
で摺動するため、上記細状部分Kが脚板bの動き
にひきずられるようにして前後に変形動しやす
い。このため、これを繰り返しているうちに上記
細状部分Kが疲労により劣化し、スリツトj,j
とレバーaのスリツト貫通部との間にすき間が生
じてこれから外部の水、塵、騒音などが車室内に
侵入するようになる。 また、上記細状部分Kの長手方向端部が破断し
てしまうと、シール構造が全く機能しなくなると
いつた問題も発生する。 本願考案は、上述の事情のもとで考え出された
ものであつて、上記従来の問題を解決し、フロア
パネルに明けた穴と、これを貫通する二股ホーク
脚の脚板との間のシール構造の耐久性を向上させ
るとともに、確実なシールを行うことができるパ
ーキングブレーキバーのシール構造を提供するこ
とをその課題とする。
上記課題を解決するため、本願考案では、次の
技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案は、フロアパネルにベース
ブラケツトを介して支持されるブレーキレバー本
体に一体の脚板からなる二股ホーク脚を設けると
ともに、この二股ホーク脚を上記フロアパネルに
設けた穴からフロアパネルの下方に貫通させ、か
つ、この脚の先端に操作ケーブルが連結されてな
るパーキングブレーキレバーにおいて、 上記二股ホーク脚の一対の脚板が別個に貫通す
る一対のスリツトを有する押さえ板を形成し、こ
の押さえ板の下面ないし一対のスリツトの内周壁
にシールゴムを加硫接着するとともに、このシー
ルゴムの上記各スリツトの内周壁を覆う部分にグ
リス封入用凹陥部を形成する一方、 上記押さえ板を、上記二股ホーク脚の一対の脚
板が上記各スリツトを貫通する状態において、上
記フロアパネルの穴を塞ぐようにして、上記ベー
スブラケツトと上記フロアパネルとの間に挟圧固
定するとともに、上記グリス封入用凹陥部にグリ
スを充填したことを特徴とする。
技術的手段を講じている。 すなわち、本願考案は、フロアパネルにベース
ブラケツトを介して支持されるブレーキレバー本
体に一体の脚板からなる二股ホーク脚を設けると
ともに、この二股ホーク脚を上記フロアパネルに
設けた穴からフロアパネルの下方に貫通させ、か
つ、この脚の先端に操作ケーブルが連結されてな
るパーキングブレーキレバーにおいて、 上記二股ホーク脚の一対の脚板が別個に貫通す
る一対のスリツトを有する押さえ板を形成し、こ
の押さえ板の下面ないし一対のスリツトの内周壁
にシールゴムを加硫接着するとともに、このシー
ルゴムの上記各スリツトの内周壁を覆う部分にグ
リス封入用凹陥部を形成する一方、 上記押さえ板を、上記二股ホーク脚の一対の脚
板が上記各スリツトを貫通する状態において、上
記フロアパネルの穴を塞ぐようにして、上記ベー
スブラケツトと上記フロアパネルとの間に挟圧固
定するとともに、上記グリス封入用凹陥部にグリ
スを充填したことを特徴とする。
本願考案において、上記一対の脚板を、押さえ
板における、シールゴムが内周壁に加硫接着され
た一対のスリツトにそれぞれ貫通させることによ
り、ホーク脚に対するシール構造が形成される。 すなわち、本願考案に係るシール構造において
は、押さえ板にバツクアツプされたシールゴムが
脚板との間のシールを行うように構成されている
ため、シールゴムが上記脚板の動きに引きずられ
て変形するといつたことはない。特に、上記押さ
え板には、上記一対の脚板を別個に貫通するスリ
ツトが設けられているため、押さえ板の上記両ス
リツト間に位置する部分が、シールゴムの両脚板
の内側面をシールする部分をもバツクアツプする
ことができる。このため、従来のシール構造のよ
うに、両スリツト間に位置するシールゴムが上記
脚板の動きに引きずられるようにして前後に大き
く変形するといつたことはなく、脚板の内側面と
の間のシールを確実に行うことができるととも
に、シールゴムが疲労するといつた問題もなくな
り、シール構造の耐久性が大幅に向上する。 また、本願考案に係る押さえ板は、その下面に
加硫接着された上記シールゴムを挟圧するように
してフロアパネルに固定され、フロアパネルの上
記穴を塞ぐように構成されている。このため、上
記押さえ板とフロアパネルとの間のシールを確実
に行うことができる。この結果、外部から水、埃
等が車室内に浸入するのを確実に防止できるとと
もに、遮音性も大幅に改善される。 しかも、本願考案においては、上記押さえ板
は、ブレーキレバー本体を回動可能に支持する上
記ベースブラケツトと上記フロアパネルとの間に
挟圧固定されるように構成されている。このた
め、上記ベースブラケツトが押さえ板に加硫接着
された上記シールゴムを介して支持されることと
なり、上記シールゴムが防振材として機能し、走
行中の震動が上記パーキングブレーキレバーに伝
達されるのを防止するという効果も発揮する。 さらに、上記シールゴムの内周壁を覆う部分に
はグリス封入用凹陥部が形成されており、上詰グ
リス封入用凹陥部にグリスを保持した状態でレバ
ーの操作を行うことができる。このため、上記グ
リスが各スリツトと脚板との摩擦力を底減し、レ
バーの操作を円滑に行うことができるとともに、
上記押さえ板のバツクアツプ効果と相まつて、シ
ール性を大幅に向上させることができる。
板における、シールゴムが内周壁に加硫接着され
た一対のスリツトにそれぞれ貫通させることによ
り、ホーク脚に対するシール構造が形成される。 すなわち、本願考案に係るシール構造において
は、押さえ板にバツクアツプされたシールゴムが
脚板との間のシールを行うように構成されている
ため、シールゴムが上記脚板の動きに引きずられ
て変形するといつたことはない。特に、上記押さ
え板には、上記一対の脚板を別個に貫通するスリ
ツトが設けられているため、押さえ板の上記両ス
リツト間に位置する部分が、シールゴムの両脚板
の内側面をシールする部分をもバツクアツプする
ことができる。このため、従来のシール構造のよ
うに、両スリツト間に位置するシールゴムが上記
脚板の動きに引きずられるようにして前後に大き
く変形するといつたことはなく、脚板の内側面と
の間のシールを確実に行うことができるととも
に、シールゴムが疲労するといつた問題もなくな
り、シール構造の耐久性が大幅に向上する。 また、本願考案に係る押さえ板は、その下面に
加硫接着された上記シールゴムを挟圧するように
してフロアパネルに固定され、フロアパネルの上
記穴を塞ぐように構成されている。このため、上
記押さえ板とフロアパネルとの間のシールを確実
に行うことができる。この結果、外部から水、埃
等が車室内に浸入するのを確実に防止できるとと
もに、遮音性も大幅に改善される。 しかも、本願考案においては、上記押さえ板
は、ブレーキレバー本体を回動可能に支持する上
記ベースブラケツトと上記フロアパネルとの間に
挟圧固定されるように構成されている。このた
め、上記ベースブラケツトが押さえ板に加硫接着
された上記シールゴムを介して支持されることと
なり、上記シールゴムが防振材として機能し、走
行中の震動が上記パーキングブレーキレバーに伝
達されるのを防止するという効果も発揮する。 さらに、上記シールゴムの内周壁を覆う部分に
はグリス封入用凹陥部が形成されており、上詰グ
リス封入用凹陥部にグリスを保持した状態でレバ
ーの操作を行うことができる。このため、上記グ
リスが各スリツトと脚板との摩擦力を底減し、レ
バーの操作を円滑に行うことができるとともに、
上記押さえ板のバツクアツプ効果と相まつて、シ
ール性を大幅に向上させることができる。
以下、本願考案の実施例を第2図ないし第4図
に基づいて具体的に説明する。 ブレーキレバー本体1は、第2図ないし第4図
に示すようにフロアパネル2の所定位置に明けら
れた前後方向に長い穴3を長手方向にまたぎ、か
つ上記穴3の上方を垂直状に立ち上がる板状のベ
ースブラケツト4に対して、回動可能に支持され
る。 このブレーキレバー本体1は、具体的には第4
図に表れているように、板材を逆U字状に折り曲
げて大略形成され、対向して下方にのびる一対の
二股ホーク脚の脚板5,5を上記ベースブラケツ
ト4の両側面を挟むように位置させ、これら一対
の脚板5,5とベースブラケツト4に支軸6を連
通挿することにより、回動可能に支持される。上
記一対の脚板5,5は上記穴3を貫通してフロア
パネル2の下方に至つており、その端部には、先
端をブレーキ本体(図示略)に対して連繋させた
操作ケーブル7の基端を止着したクレビス8が回
動可能に連結されている。 また、ベースブラケツト4の上部外周縁には、
ラチエツト歯9が形成されるとともにブレーキレ
バー本体1にこのラチエツト歯9に係合しうるラ
チエツト爪10が取付けられ、このレバー本体1
を上記支軸6を中心として所定角度回動させた状
態で保持しうるようになつている。ブレーキレバ
ー本体1を第2図矢印A方向に引き上げ回動させ
ると、操作ケーブル7が第2図矢印P方向に牽引
され、パーキングブレーキ本体(図示略)を制動
動作させることができる。 一方、上記ラチエツト爪10は、レバー本体1
の握り部の頂部に設けられた押しボタンを押し込
むことによりラチエツト歯9との係合を解くこと
ができるようになつており、したがつて、パーキ
ングブレーキを解除する場合は、上記押しボタン
を押しながらブレーキレバー本体1を第2図矢印
B方向に戻し回動させればよい。 さて、フロアパネル2に明けられた上記穴3
と、この穴3を貫通してフロアパネル2の下方に
延びるブレーキレバー本体1の一対の脚板5,5
との間に形成されるすきまは、以下に説明するシ
ール構造によつてシールされる。 本実施例においては、第3図に示すように、上
記二股ホーク脚の一対の脚板5,5が別個に貫通
する一対のスリツト15,15を有する押さえ板
18を形成し、この押さえ板18の下面ないし一
対のスリツトの内周壁にシールゴム12を加硫接
着するとともに、このシールゴム12の上記各ス
リツト15,15の内周壁を覆う部分にグリス封
入用凹陥部20を形成する。そして、上記穴3を
塞ぐように固定された上記押さえ板18の上記ス
リツト15,15に上記脚板5,5がそれぞれ貫
通させられる。 上記押さえ板18は、第3図に示すように、少
なくとも、上記穴3の形状より一回り大きく形成
されており、その周縁部をフロアパネル2に明け
た上記穴3の周縁部に重ねて、この穴3を遮蔽し
うるように形成されている。また、その中央部に
は、上記脚板5,5をそれぞれ貫通させることの
できる一対のスリツト15,15が、所定間隔を
明けて略平行に形成されている。 上記シールゴムは12は、上記押さえ板18の
下面ないし一対のスリツト5,5の内周壁に一体
的に加硫接着させており、上記穴3を囲むフロア
パネル2の縁部に載る周縁薄肉部13と、ほぼ上
記穴3の形状に対応する平面視範囲の中央厚肉部
14とを有し、上記押さえ板18を取付けた状態
において上記厚肉部14が上記穴3を塞ぐように
構成されている。厚肉部14には、第3図および
第4図に良く表れているように、上記押さえ板1
8のスリツト形状より上記シールゴム12の厚み
分だけ小さいスリツト15a,15aが形成され
ている。 上記シール構造においては、押さえ板18にバ
ツクアツプされたシールゴム12が脚板5,5と
の間のシールを行うように構成されているため、
シールゴム12が上記脚板5,5の動きに引きず
られて変形するといつたことはない。特に、上記
押さえ板18には、上記一対の脚板5,5を別個
に貫通するスリツト15,15が形成されてお
り、このスリツト15,15の内周壁を覆うよう
にして上記シールゴム12が加硫接着されている
ため、押さえ板18の上記両スリツト15,15
間に位置する部分17が、シールゴム12の両脚
板5,5の内側面をシールする細状部分16をも
バツクアツプすることができる。このため、従来
のシール構造のように、シールゴム12の両スリ
ツト間に位置する細状部分16が上記脚板5,5
の動きに引きずられるようにして前後に大きく変
形するといつたことはなく、脚板5,5の内側面
との間のシールを確実に行うことができるととも
に、シールゴム12が疲労するといつた問題もな
くなり、シール構造の耐久性が大幅に向上する。 しかも、上記シールゴム12の各スリツト1
5,15の内周壁19を覆う部分にはグリス封入
用凹陥部20が形成されており、上記グリス封入
用凹陥部20のグリスを保持した状態でレバーの
操作を行うことができる。このため、上記グリス
が上記シールゴム12と脚板5,5との摩擦力を
低減し、レバーの操作を円滑に行うことができ
る。また、上記押さえ板18のバツクアツプ効果
と相まつて、レバー本体1の一対の脚板5,5と
スリツト15,15の間の僅かなすきまも完壁に
シールされることから、シール性能を大幅に向向
上させることができる。 なお、シールゴム12のスリツト15a,15
aの上端部に斜面21を形成してこのスリツト1
5a,15aの口を開いておくと、レバー本体1
の組付けの際、一対の脚板5,5をスリツト15
a,15a内に挿入しやすくなるので好都合であ
る。 一方、本願考案に係る押さえ板18は、第2図
および第4図に示すように、上記二股ホーク脚の
一対の脚板5,5が上記スリツト15,15を貫
通する状態において、上記フロアパネル2の穴3
を塞ぐようにして、ボルト23およびナツト24
を用いて上記ベースブラケツト4の取付け片22
と上記フロアパネル2との間に挟圧固定されてい
る。 したがつて、上記押さえ板18の下面に加硫接
着された上記シールゴム12の周縁薄肉部13も
上記押さえ板13の下面と上記フロアパネル2と
の間で挟圧される。このため、上記押さえ板18
とフロアパネル2との間のシールをも確実に行う
ことができる。この結果、外部から水、埃等が車
室内に浸入するのを確実に防止できるとともに、
遮音性も大幅に改善される。 さらに、上記押さえ板18を、上記ベースブラ
ケツト4の取付け片22によつて、上記フロアパ
ネル2に対して挟圧固定するように構成している
ため、上記ベースブラケツト4が押さえ板18を
介して支持されることになる。このため、上記シ
ールゴム12の周縁薄肉部13が防振材として機
能し、車体の震動が上記レバー本体1に伝達され
るのを防止するという効果も発揮する。 上述したように、本願考案のパーキングブレー
キレバーのシール構造によつて、レバー本体1の
脚板5,5と押さえ板18の間、および押さえ板
18とフロアパネル2との間を、上記押さえ板1
8にバツクアツプされたシールゴム12によつて
確実にシールすることができる。また、シールゴ
ム12の変形を防止してシール構造の寿命を飛躍
的に延長させ、しかもブレーキレバーの防振効果
をも期待することができる。 なお、本願考案の範囲は、上述の実施例に限定
されず、とくに、押さえ板18をフロアパネル2
に取付けるための手段としては、ボルト・ナツト
による他、はめこみ式に取付けるようにしてもよ
いことは勿論である。
に基づいて具体的に説明する。 ブレーキレバー本体1は、第2図ないし第4図
に示すようにフロアパネル2の所定位置に明けら
れた前後方向に長い穴3を長手方向にまたぎ、か
つ上記穴3の上方を垂直状に立ち上がる板状のベ
ースブラケツト4に対して、回動可能に支持され
る。 このブレーキレバー本体1は、具体的には第4
図に表れているように、板材を逆U字状に折り曲
げて大略形成され、対向して下方にのびる一対の
二股ホーク脚の脚板5,5を上記ベースブラケツ
ト4の両側面を挟むように位置させ、これら一対
の脚板5,5とベースブラケツト4に支軸6を連
通挿することにより、回動可能に支持される。上
記一対の脚板5,5は上記穴3を貫通してフロア
パネル2の下方に至つており、その端部には、先
端をブレーキ本体(図示略)に対して連繋させた
操作ケーブル7の基端を止着したクレビス8が回
動可能に連結されている。 また、ベースブラケツト4の上部外周縁には、
ラチエツト歯9が形成されるとともにブレーキレ
バー本体1にこのラチエツト歯9に係合しうるラ
チエツト爪10が取付けられ、このレバー本体1
を上記支軸6を中心として所定角度回動させた状
態で保持しうるようになつている。ブレーキレバ
ー本体1を第2図矢印A方向に引き上げ回動させ
ると、操作ケーブル7が第2図矢印P方向に牽引
され、パーキングブレーキ本体(図示略)を制動
動作させることができる。 一方、上記ラチエツト爪10は、レバー本体1
の握り部の頂部に設けられた押しボタンを押し込
むことによりラチエツト歯9との係合を解くこと
ができるようになつており、したがつて、パーキ
ングブレーキを解除する場合は、上記押しボタン
を押しながらブレーキレバー本体1を第2図矢印
B方向に戻し回動させればよい。 さて、フロアパネル2に明けられた上記穴3
と、この穴3を貫通してフロアパネル2の下方に
延びるブレーキレバー本体1の一対の脚板5,5
との間に形成されるすきまは、以下に説明するシ
ール構造によつてシールされる。 本実施例においては、第3図に示すように、上
記二股ホーク脚の一対の脚板5,5が別個に貫通
する一対のスリツト15,15を有する押さえ板
18を形成し、この押さえ板18の下面ないし一
対のスリツトの内周壁にシールゴム12を加硫接
着するとともに、このシールゴム12の上記各ス
リツト15,15の内周壁を覆う部分にグリス封
入用凹陥部20を形成する。そして、上記穴3を
塞ぐように固定された上記押さえ板18の上記ス
リツト15,15に上記脚板5,5がそれぞれ貫
通させられる。 上記押さえ板18は、第3図に示すように、少
なくとも、上記穴3の形状より一回り大きく形成
されており、その周縁部をフロアパネル2に明け
た上記穴3の周縁部に重ねて、この穴3を遮蔽し
うるように形成されている。また、その中央部に
は、上記脚板5,5をそれぞれ貫通させることの
できる一対のスリツト15,15が、所定間隔を
明けて略平行に形成されている。 上記シールゴムは12は、上記押さえ板18の
下面ないし一対のスリツト5,5の内周壁に一体
的に加硫接着させており、上記穴3を囲むフロア
パネル2の縁部に載る周縁薄肉部13と、ほぼ上
記穴3の形状に対応する平面視範囲の中央厚肉部
14とを有し、上記押さえ板18を取付けた状態
において上記厚肉部14が上記穴3を塞ぐように
構成されている。厚肉部14には、第3図および
第4図に良く表れているように、上記押さえ板1
8のスリツト形状より上記シールゴム12の厚み
分だけ小さいスリツト15a,15aが形成され
ている。 上記シール構造においては、押さえ板18にバ
ツクアツプされたシールゴム12が脚板5,5と
の間のシールを行うように構成されているため、
シールゴム12が上記脚板5,5の動きに引きず
られて変形するといつたことはない。特に、上記
押さえ板18には、上記一対の脚板5,5を別個
に貫通するスリツト15,15が形成されてお
り、このスリツト15,15の内周壁を覆うよう
にして上記シールゴム12が加硫接着されている
ため、押さえ板18の上記両スリツト15,15
間に位置する部分17が、シールゴム12の両脚
板5,5の内側面をシールする細状部分16をも
バツクアツプすることができる。このため、従来
のシール構造のように、シールゴム12の両スリ
ツト間に位置する細状部分16が上記脚板5,5
の動きに引きずられるようにして前後に大きく変
形するといつたことはなく、脚板5,5の内側面
との間のシールを確実に行うことができるととも
に、シールゴム12が疲労するといつた問題もな
くなり、シール構造の耐久性が大幅に向上する。 しかも、上記シールゴム12の各スリツト1
5,15の内周壁19を覆う部分にはグリス封入
用凹陥部20が形成されており、上記グリス封入
用凹陥部20のグリスを保持した状態でレバーの
操作を行うことができる。このため、上記グリス
が上記シールゴム12と脚板5,5との摩擦力を
低減し、レバーの操作を円滑に行うことができ
る。また、上記押さえ板18のバツクアツプ効果
と相まつて、レバー本体1の一対の脚板5,5と
スリツト15,15の間の僅かなすきまも完壁に
シールされることから、シール性能を大幅に向向
上させることができる。 なお、シールゴム12のスリツト15a,15
aの上端部に斜面21を形成してこのスリツト1
5a,15aの口を開いておくと、レバー本体1
の組付けの際、一対の脚板5,5をスリツト15
a,15a内に挿入しやすくなるので好都合であ
る。 一方、本願考案に係る押さえ板18は、第2図
および第4図に示すように、上記二股ホーク脚の
一対の脚板5,5が上記スリツト15,15を貫
通する状態において、上記フロアパネル2の穴3
を塞ぐようにして、ボルト23およびナツト24
を用いて上記ベースブラケツト4の取付け片22
と上記フロアパネル2との間に挟圧固定されてい
る。 したがつて、上記押さえ板18の下面に加硫接
着された上記シールゴム12の周縁薄肉部13も
上記押さえ板13の下面と上記フロアパネル2と
の間で挟圧される。このため、上記押さえ板18
とフロアパネル2との間のシールをも確実に行う
ことができる。この結果、外部から水、埃等が車
室内に浸入するのを確実に防止できるとともに、
遮音性も大幅に改善される。 さらに、上記押さえ板18を、上記ベースブラ
ケツト4の取付け片22によつて、上記フロアパ
ネル2に対して挟圧固定するように構成している
ため、上記ベースブラケツト4が押さえ板18を
介して支持されることになる。このため、上記シ
ールゴム12の周縁薄肉部13が防振材として機
能し、車体の震動が上記レバー本体1に伝達され
るのを防止するという効果も発揮する。 上述したように、本願考案のパーキングブレー
キレバーのシール構造によつて、レバー本体1の
脚板5,5と押さえ板18の間、および押さえ板
18とフロアパネル2との間を、上記押さえ板1
8にバツクアツプされたシールゴム12によつて
確実にシールすることができる。また、シールゴ
ム12の変形を防止してシール構造の寿命を飛躍
的に延長させ、しかもブレーキレバーの防振効果
をも期待することができる。 なお、本願考案の範囲は、上述の実施例に限定
されず、とくに、押さえ板18をフロアパネル2
に取付けるための手段としては、ボルト・ナツト
による他、はめこみ式に取付けるようにしてもよ
いことは勿論である。
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本考案
の一実施例を示す縦断面図、第3図はシール部材
の平面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図である。 1……ブレーキレバー本体、2……フロアパネ
ル、3……(フロアパネルの)穴、4……ベース
ブラケツト、5,5……(ブレーキレバー本体
の)脚板、7……操作ケーブル、12……シール
ゴム、15,15……(押さえ板の)スリツト、
18……押さえ板、19……(スリツトの)内周
壁、20……グリス封入用凹陥部。
の一実施例を示す縦断面図、第3図はシール部材
の平面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図である。 1……ブレーキレバー本体、2……フロアパネ
ル、3……(フロアパネルの)穴、4……ベース
ブラケツト、5,5……(ブレーキレバー本体
の)脚板、7……操作ケーブル、12……シール
ゴム、15,15……(押さえ板の)スリツト、
18……押さえ板、19……(スリツトの)内周
壁、20……グリス封入用凹陥部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フロアパネルにベースブラケツトを介して支持
されるブレーキレバー本体に一対の脚板からなる
二股ホーク脚を設けるとともに、この二股ホーク
脚を上記フロアパネルに設けた穴からフロアパネ
ルの下方に貫通させ、かつ、この脚の先端に操作
ケーブルが連結されてなるパーキングブレーキレ
バーにおいて、 上記二股ホーク脚の一対の脚板が別個に貫通す
る一対のスリツトを有する押さえ板を形成し、こ
の押さえ板の下面ないし一対のスリツトの内周壁
にシールゴムを加硫接着するとともに、このシー
ルゴムの上記各スリツトの内周壁を覆う部分にグ
リス封入用凹陥部を形成する一方、 上記押さえ板を、上記二股ホーク脚の一対の脚
板が上記各スリツトを貫通する状態において、上
記フロアパネルの穴を塞ぐようにして、上記ベー
スブラケツトと上記フロアパネルとの間に挟圧固
定するとともに、上記グリス封入用凹陥部にグリ
スを充填したことを特徴とする、パーキングブレ
ーキレバーのシール構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983186320U JPS6092660U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | パ−キングブレ−キレバ−のシ−ル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983186320U JPS6092660U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | パ−キングブレ−キレバ−のシ−ル構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6092660U JPS6092660U (ja) | 1985-06-25 |
| JPH0313406Y2 true JPH0313406Y2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=30402472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983186320U Granted JPS6092660U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | パ−キングブレ−キレバ−のシ−ル構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6092660U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623492Y2 (ja) * | 1988-04-18 | 1994-06-22 | 本田技研工業株式会社 | パーキングブレーキレバー取付構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5891061U (ja) * | 1981-12-15 | 1983-06-20 | 鬼怒川ゴム工業株式会社 | シヤフトのシ−ル部材 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP1983186320U patent/JPS6092660U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6092660U (ja) | 1985-06-25 |
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