JPH0314073B2 - - Google Patents

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JPH0314073B2
JPH0314073B2 JP57205499A JP20549982A JPH0314073B2 JP H0314073 B2 JPH0314073 B2 JP H0314073B2 JP 57205499 A JP57205499 A JP 57205499A JP 20549982 A JP20549982 A JP 20549982A JP H0314073 B2 JPH0314073 B2 JP H0314073B2
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JP
Japan
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pigment
parts
dispersant
pigments
paint
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JP57205499A
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JPS5996175A (ja
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Hiromitsu Katsura
Shigeyuki Ehashi
Mototada Kashioka
Shuji Myazaki
Mare Sakamoto
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Artience Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP57205499A priority Critical patent/JPS5996175A/ja
Publication of JPS5996175A publication Critical patent/JPS5996175A/ja
Publication of JPH0314073B2 publication Critical patent/JPH0314073B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は使用適性、とくに非集合性、非結晶性
に優れた顔料分散剤に関するものである。 一般に各種コーテイング組成物中において鮮明
な色調と高い着色力を発揮する実用上有用な顔料
は微細な粒子からなつている。しかしながら顔料
の微細な粒子は、オフセツトインキ、グラビアイ
ンキおよび塗料のような非水性ビヒクルに分散す
る場合、安定な分散体を得ることが難かしく製造
作業上および得られる製品の価値に重要な影響を
及ぼす種々の問題を引き起すことが知られてい
る。 例えば、微細な粒子からなる顔料を含む分散体
は往々にして高粘度を示し製品の分散機からの取
出し、輸送が困難となるばかりでなく、更に悪い
場合は貯蔵中にゲル化を起し使用困難となること
がある。また異種の顔料を混合して使用する場
合、凝集による色分れや、沈降などの現象により
展色物において色むらや著るしい着色力の低下と
なつて現われることがある。さらに展色物の塗膜
表面に関しては光沢の低下、レベリング不良等の
状態不良を生ずることがある。 また、顔料の分散とは直接関係しないが一部の
有機顔料では顔料の結晶状態の変化を伴う現象が
ある。 すなわちオフセツトインキ、グラビアインキお
よび塗料等の非水性ビヒクル中でエネルギー的に
不安定な顔料の結晶粒子がその大きさ、形態を変
化させて安定状態に移行するため展色物において
著るしい色相の変化、着色力の減少、粗粒子の発
生等により商品価値を損うことがある。 本発明者等は以上のようなオフセツトインキ、
グラビアインキおよび塗料の非水性ビヒクル中で
生ずる種々の問題を解決するため検討を行ない、
実用上優れた顔料分散剤を発明した。 すなわち、本発明は、有機色素とメラミン、グ
アナミンおよび尿素のメチロール化物もしくはそ
のアルコキシメチル化物から選ばれる少なくとも
1種と置換されていてもよいフタルイミドおよび
N−オキシメチルフタルイミドから選ばれる少な
くとも1種とを反応させ得られる顔料分散剤であ
る。 なお、顔料の非集合性、結晶安定性を改良する
目的でこれまでも銅フタロシアニンおよびキナク
リドン系顔料を中心として数多くの提案がされて
いる。 その内容を技術的手法から分類すると大きく次
のような2つに分けられる。 第1法はUSP3370971およびUSP2965511に見
られる様に酸化ケイ素、酸化アルミニウムおよび
第3級ブチル安息香酸のように無色の化合物で顔
料粒子表面を被覆するものである。 第2法は特公昭41−2466およびUSP2761865に
代表されるように有機顔料を母体骨核とし側鎖に
スルフオン基、スルフオンアミド基、アミノメチ
ル基、フタルイミドメチル基等の置換基を導入し
て得られる化合物を混合する方法である。この場
合フタルイミドメチル基だけが、有機色素母体骨
格に直接結合している。 第2の方法は第1の方法に比べ非水性ビヒクル
中での顔料の非集合性、結晶安定性等に関する効
果が著るしく大きくまた顔料組成物の製造の容易
さから判断しても非常に有利な方法である。 本発明の顔料分散剤は、有機色素とメラミン、
ベンゾグアナミンもしくは尿素のメチロール化物
もしくはそのアルコキシメチル化物から選ばれる
少なくとも1種と置換されていてもよいフタルイ
ミドおよびN−オキシメチルフタルイミドから選
ばれる少なくとも1種とを反応させて得られる顔
料分散剤であり、例えば、式(1)、(2)で示されるよ
うにシアヌル環または尿素結合を色素母体骨格と
フタルイミド骨格とが間にはさんで結合してい
る。 式中Qは、有機色素残基であり、Rは、水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
ニトロ基、スルホン基またはカルボキシル基、n
は1〜4の整数を表わす。 本発明で使用するメラミンのメチロール化物も
しはそのアルコキシメチル化物は、ジ置換体から
ヘキサ置換体のいずれでもよく、工業的には、モ
ノ置換体からヘキサ置換体およびそれらの重合物
を含む原料を使用する場合が多い。同様にベンゾ
グアナミン、尿素のメチロール化物もしくはその
アルコキシメチル化物の場合も置換基数に限らず
優れた顔料分散剤が得られる。 本発明で得られる分散剤は、メチロール基また
はアルコキシメチル基が必ずしもフタルイミドも
しくはN−オキシメチルフタルイミドと完全に反
応する必要はなく、一部のメチロール基またはア
ルコキシメチル基が未反応のまま残つていても極
めて優れた分散効果を示す。 さらにメラミン、ベンゾグアナミンまたは尿素
のメチロール化物またはアルコキシメチル化物を
仕込み原料として使用せずに、メラミン、ベンゾ
グアナミンまたは尿素とパラホルムアルデヒドお
よびアルコールを仕込み原料として使用すること
が可能である。 また、本発明で得られる顔料分散剤は、原料の
有機色素がメラミン、ベンゾグアナミンもしくは
尿素のメチロール化物またはアルコキシメチル化
物による架橋反応によつて、例えば式(3)のような
化合物を含有している。この場合でも顔料分散剤
として極めて優れた効果を示すことが判明した。 式中Qは、有機色素残基であり、Rは、水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
ニトロ基、スルホン基またはカルボキシル基、n
は1〜4の整数を表わす。 N−メチロールフタルイミドを原料として使用
した場合には、有機色素母体骨格へも一部直接フ
タルイミド基が導入された、例えば式(4)のような
分散剤を生成するが、これらも有機色素母体骨格
に従来のように単にフタルイミド基を導入した分
散剤に比べてはるかに耐溶剤性が優れており、マ
イグレーシヨン等の問題も引き起さず、分散剤と
しての性能もはるかに優れている。 式中Qは、有機色素残基であり、Rは水素原
子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
ニトロ基、スルホン基またはカルボキシル基、n
は1〜4の整数を表わす。 さらに、例えば式(5)で示されるようなフタルイ
ミド基を加水分解した化合物およびそのナトリウ
ム、カルシウム、バリウム、アルミニウムなどの
金属塩も極めて優れた顔料分散剤であつた。 式中Qは、有機色素残基、Rは、水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ
基、スルホン基またはカルボキシル基、nは1〜
4の整数を表わす。 本発明の顔料分散剤の製造の反応溶媒として
は、アルコール、アセトン、ジオキサン、キシレ
ン、N,N−ジメチルホルムアミドなどの一般の
有機溶剤、水および硫酸、ボリリン酸などの酸類
などを使用することができる。また酸、アルカリ
などの触媒を使用した方が好ましい場合もある。
本発明の分散剤を製造する場合、有機色素1モル
に対してメラミン、ベンゾグアナミンもしくは尿
素のメチロール化物およびそのアルコキシメチル
化物は0.2〜6モル、置換されていてもよいフタ
ルイミドおよびN−オキシメチルフタルイミドは
0.2〜10モルを原料として使用すると最も優れた
分散性能を有する分散剤が得られるが、この範囲
外の仕込みモル比で製造した場合でも不純物量は
増大するが実用上は分散剤の添加量を増加するな
どして十分に分散剤として使用できることが判明
した。 本発明の顔料分散剤は、精製することなく使用
でき、分散剤として極めて優れた性能を有する。
実用上精製した方が好ましい場合は、溶剤洗浄や
再結晶を行なつて使用する。 本発明の分散剤の原料として使用する有機色素
は、例えば、アントラキノン系色素、アゾ系色
素、フタロシアニン系色素、キナクリドン系色
素、ジオキサジン系色素、アントラピリミジン系
色素、アンサンスロン系色素、インダンスロン系
色素、フラバンスロン系色素、ピランスロン系色
素、ペリノン系色素、ペリレン系色素、チオイン
ジコ系色素などの顔料または染料である。本発明
で得られる顔料分散剤は、一般に市販されている
すべての顔料に優れた分散効果を発揮する。例え
ば可溶性および不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料等
のアゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリ
ドン系顔料、イソインドリノン系顔料、ペリレ
ン・ベリノン系顔料、ジオキサジン系顔料、建染
染料系顔料、塩基性染料系顔料等の有機顔料およ
びカーボンブラツク、酸化チタン、黄鉛、カドミ
ウムエロー、カドミウムレツド、弁柄、鉄黒、亜
鉛華、紺青、群青等の無機顔料に用いることがで
きる。 本発明で得られる顔料分散剤の顔料に対する配
合は、顔料100重量部に対し、0.3〜30重量部が好
ましい。0.3重量部より少ないと本発明で得られ
る顔料分散剤の効果が得られず、また、30重量部
より多く用いても用いた分の効果が得られない。 本発明にかかわる分散剤の使用方法としては、
例えば次のような方法がある。 すなわち 1 顔料と分散剤を予め混合して得られる顔料組
成物を非水系ビヒクルに添加して分散する。 2 非水系ビヒクルに顔料と分散剤を別々に添加
して分散する。 3 非水系ビヒクルに顔料と分散剤を予め別々に
分散し得られた分散体を混合する。 この場合分散剤を溶剤のみで分散しても良
い。 4 非水系ビヒクルに顔料を分散した後、得られ
た分散体に分散剤を添加する。 等の4つの方法があり、これらのいずれによつて
も目的とする効果が得られる。 上記1で示した顔料組成物の調整法としては、
顔料粉末と本発明に係わる分散剤の粉末を単に混
合しても充分目的とする効果が得られるが、ニー
ダー、ロール、アトライター、スーパーミル、各
種粉砕機等により機械的に混合するか、顔料の水
または有機溶媒によるサスペンジヨン系に本発明
に係わる分散剤を含む溶液を添加し、顔料表面に
分散剤を沈着させるか、硫酸等の強い溶解力をも
つ溶媒に有機顔料と分散剤を共溶解して水等の貧
溶媒により共沈させる等の緊密な混合法を行えば
更に良好な結果を得ることが出来る。 また、上記2〜4で示した、顔料と分散剤との
使用においては、非水系ビヒクルまたは溶剤中へ
の顔料あるいは分散剤の分散、これらの混合等に
分散機械としてデイゾルバー、ハイスピードミキ
サー、ホモミキサー、ニーダー、ロールミル、サ
ンドミル、アトライター等を使用することにより
顔料の良好な分散ができる。 したがつて本発明によれば、各種ロジン変性樹
脂等のオフセツトインキビヒクル、ライムロジン
ワニス、ポリアミド樹脂ワニスまたは塩化ビニル
樹脂ワニス等のグラビアインキ、ニトロセルロー
スラツカー、アミノアルキツド樹脂の常乾もしく
は焼付け塗料、アクリルラツカー、アミノアクリ
ル樹脂焼付け塗料、ウレタン系樹脂塗料等の非水
性ビヒクルにおいて、顔料を単独で使用した場合
に比べ分散体の粘度の低下および構造粘性の減少
等良好な流動性を示すと同時に色分れ、結晶の変
化等の問題もなく印刷物あるいは塗膜の光沢が良
く従つて美麗な製品を得ることが出来る。特に、
従来の顔料分散剤は、油変性アミノアルキツド樹
脂塗料で分散効果を示し、オイルフリーアミノア
ルキツド樹脂塗料では、優れた分散効果を示さな
かつたが、本発明の顔料分散剤は、油変性アミノ
アルキツド樹脂塗料は勿論のことオイルフリーア
ルキツド樹脂塗料でも極めて優れた分散効果を有
している。 以下に本発明の顔料分散剤の合成法の概略を製
造例として述べる。例中「部」、「%」とは「重量
部」、「重量%」をそれぞれ示す。 製造例 1 98%濃硫酸400部に銅フタロシアニン20部を20
〜30℃で溶解し、メチロールメラミン(トリメチ
ロールメラミン約80%、ジメチロールメラミン約
15%、テトラメチロールメラミン5%を含有す
る)20部を20〜30℃で加えて50〜60℃で1時間、
撹拌し、ついでN−オキシメチルフタルイミド36
部を加えて、80〜90℃で2時間撹拌する。反応液
を4000部の氷水に注入し、ろ過、水洗、乾燥して
顔料分散剤(a)52部が得られる。 製造例 2 製造例1の銅フタロシアニン20部の代りに下に
示す、4,4′−ジアミノ−1,1′−ジアントラキ
ノニル20部を使用して同様の反応を行うと顔料分
散剤(b)41部が得られる。 製造例 3 98%濃硫液300部にキナクリドン16部を10〜20
℃で溶解し、トリメチロールメラミン40部を10〜
20℃で添加する。添加後20〜30℃で2時間撹拌し
て、N−オキシメチルフタルイミド90部を加えて
20〜30℃で1時間、昇温して50〜60℃で3時間撹
拌する。反応液を4000部の氷水に注入し、ろ過、
水洗、乾燥して顔料分散剤(c)130部が得られる。 製造例 4 製造例3のキナクリドン16部の代りに銅フタロ
シアニン20部を使用して同様の反応を行うと顔料
分散剤(d)55部が得られる。 製造例 5 ジオキサン300部に1−アミノアントラキノン
10部とメチロールメラミン(ヘキサメチロールメ
ラミン約80%、ペンタメチロールメラミン約15
%、テトラメチロールメラミン3%、その他2%
を含有する)15部および触媒として水酸化ナトリ
ウム1gを加え、50〜60℃で2時間撹拌し、つい
で5−ニトロフタルイミド25部を加えて90〜100
℃で4時間撹拌する。反応液を1000部の水に注入
してろ過、水洗乾燥して顔料分散剤(e)32部が得ら
れる。 製造例 6 98%濃硫酸300部にフタルイミド15部を溶解し、
メチロール尿素(ジメチロール尿素80%、モノメ
チロール尿素20%)15部を20〜30℃で添加し、同
温度で1時間撹拌した後、加熱して50〜60℃で4
時間撹拌する。冷却して20〜30℃とし、キナクリ
ドン7.5部を加え、同温度で1時間反応した後、
加熱して70〜80℃で2時間撹拌する。反応液を
1000部の氷水に注入し、ろ過、水洗、乾燥して顔
料分散剤(f)32部が得られる。 製造例 7 製造例6のキナクリドン7.5部の代りに下に示
すジブロムアンサンスロン20部を使用して同様の
反応を行うと、顔料分散剤(g)34部が得られる。 製造例 8 98%硫酸400部に下に示すペリノン20部を溶解
し、ブトキシメチルメラミン(製造例1のメチロ
ールメラミンをブタノールでエーテル化したも
の)30部を20〜30℃で加え、同温度で2時間撹拌
し、ついでN−オキシメチルフタルイミド20部を
加えて90〜100℃で4時間撹拌する。反応液を
5000部の氷水に注入し、ろ過、水洗、乾燥して顔
料分散剤(h)60部が得られる。 製造例 9 100%濃硫酸400部にキナクリドン20部を20〜30
%溶解し、トリメチロールメラミン30部を加えて
同温度で2時間撹拌する。ついでフタルイミド40
部を加えて70〜80℃で4時間撹拌する。反応液を
5000部の氷水に注入してろ過、水洗、乾燥して顔
料分散剤(i)70部が得られる。 ここで得られる顔料分散剤(i)20部を1%水酸化
ナトリウム水溶液400部に入れ、90〜100℃で2時
間撹拌すると加水分解されてナトリウム塩となり
溶解する。反応液に塩酸を加えてPH3とし析出し
た沈殿をろ過、水洗、乾燥すると顔料分散剤(j)16
部が得られる。さらに顔料分散剤(j)10部を水300
部に入れ、水酸化ナトリウムでPH9とし、ついで
硫酸アルミニウム10部を加えて50〜60℃で1時間
撹拌し、ろ過、水洗、乾燥すると顔料分散剤(k)12
部が得られる。 製造例 10 100%硫酸400部に下に示すペリレン15部を溶解
し、ジメチロールベンゾグアナミン20部を10〜20
℃で加え、同温度で2時間撹拌した後、テトラク
ロルフタルイミド50部を加えて80〜90℃で4時間
撹拌する。反応液を5000部の氷水に注入し、ろ
過、水洗、乾燥すると顔料分散剤(l)65部が得られ
る。 製造例 11 98%濃硫酸300部にメラミン13部を10〜20℃で
溶解し、ついでパラホルムアルデヒド18gを20℃
以下で添加し、加熱して70〜80℃で4時間撹拌す
る。次に冷却して20〜30℃とし2,9−ジメチル
キナクリドン16部を加えて、同温度で2時間撹拌
する。ついでフタルイミド50部を加えて50〜60℃
で3時間反応する。反応液を5000部の氷水に注入
してろ過、水洗、乾燥すると顔料分散剤(m)77
部が得られる。 製造例 12 製造例11のジメチルキナクリドン16部の代りに
下に示すベンズイミダゾロン20部を使用して同様
の反応を行なうと顔料分散剤(n)42部が得られ
る。 以下に実施例、比較例を挙げて説明する。 なお、アルフアベツトで示す各化合物の化学構
造は製造例に表示したものと対応する。 実施例 1 グラビア用塩化ビニルワニスC.I.Pigment
Yellow83を顔料分が10%となるように配合しサ
ンドミルにより分散を行ない顔料分散体を得た。
(比較例) 得られた顔料分散剤に分散剤(h)の粉末をC.I.
Pigment Yellow83に対して内割10重量%になる
ように配合しデイゾルバーで均一に撹拌してグラ
ビアインキを調製し粘度を測定し上記顔料分散体
(比較例)の粘度と比較した。 結果は表1のとおりで本発明によるものが流動
性に優れている。また該グラビアインキで印刷し
た印刷物の色調の鮮明性、着色力、光沢に関する
効果においても優れた効果を示した。また、分散
剤(h)を予めグラビア用塩化ビニルワニスにサンド
ミルで分散して得た分散体をC.I.Pigment
Yellow83と分散剤(h)との重量比が9:1になる
ように添加しても同等の効果が得られた。 比較例および実施例2〜16 グラビアインキ試験 グラビア用塩化ビニルワニスに顔料分が10%
(無機顔料のときは25%)となるように各種顔料
単独(比較例)を分散あるいは各種顔料を分散さ
せたのち製造例1〜12で示した各種分散剤を添加
してグラビアインキを調製しその粘度を調べた結
果は表1の通りで本発明によるものが流動性が優
れている。 また、該グラビアインキで印刷した印刷物の色
調の鮮明性、着色力、光沢に関する効果において
も優れた結果が得られた。
【表】 実施例 17 焼付け塗料用アミノアルキツド樹脂ワニスにC.
I.Pigment Blue−15を顔料分が6重量%となる
ように配合しボールミルで分散し顔料分散体を得
た(比較例)。また分散剤(a)をキシレン中にアト
ライターにより分散し分散剤(a)の濃厚キシレン分
散体を調製した。 次いで上記顔料分散体と分散剤(a)のキシレン分
散体をC.I.Pigment Blue−15と分散剤(a)の重量
比が9:1になるようにデイゾルバーにて均一に
混合して塗料を調製し粘度を測定し上記顔料分散
体(比較例)と粘度を比較した。結果は表2の通
りで、本発明によるものが流動性に優れている。
また上記顔料分散体に分散剤(a)の粉末を顔料に対
し内割10重量%となるように添加してデイゾルバ
ーで均一混合しても同等の効果が得られる。 実施例 18〜38 焼付け塗料用アミノアルキツド樹脂ワニスに顔
料分が6%(無機顔料のときは25%)となるよう
に各種顔料単独(比較例)を分散あるいは、各種
顔料を分散したのち製造例1〜12で示した各化合
物を添加して塗料を調製し、その粘度を測定し
た。その結果を表2に示す。 なお、実施例にかかわるアミノアルキツド塗料
は、流動性、結晶の安定性に優れ、また、塗膜に
おける色の美麗さ、着色力の大きさ、光沢に優れ
ていた。さらに、貯蔵安定性についても、増粘性
の変化が少なく優れていた。
【表】 また分散安定性については用途上とくに問題と
なる色分れ安定性について実施例をもつて説明す
る。 表2の実施例に示される塗料をアミノアルキツ
ドワニスで予め調製した酸化チタンのベース塗料
で顔料と酸化チタンの比率が1/10になるように
カツトし淡色塗料を得る。 淡色塗料を更にキシレンで稀釈し、フオードカ
ツプNo.4で20秒(25℃)に調整し試験管注入して
ガラス壁面の変化を観察した結果を表3に示す。
【表】
【表】
【表】 表4の実施例に示される塗料を50℃に3ケ月間
貯蔵し、その後の粘度を測定した結果を表5に示
す。
【表】 実施例 39 ニトロセルロースラツカーにC.I.Pgment Blue
−15を顔料分が6重量%となるように配合し3本
ロールで練肉し顔料分散体を得た。(比較例) また上記と同様にして顔料分散体を調製する際
3本ロールによる練肉終了直前にC.I.Pigment
Blue−15に対し化合物(a)を内割5重量%になる
ように添加し均一に混合して塗料を調製し粘度を
測定し上記顔料分散体と粘度を比較した。結果は
表4の通りで本発明によるものが流動性に優れて
いる。 上記塗料の調製に使用する分散機を3本ロール
からサンドミルに変えても同様な結果が得られ
た。 実施例 40〜53 ニトロセルロースラツカーに顔料分が5.5%と
なるようにC.I.Pigment Blue−15単独(比較例)
を分散、あるいはC.I.Pigment Blue−15を分散
したのち、製造例で示した分散剤を添加して、そ
れぞれ顔料分が5.5%になるように配合して調製
した塗料の粘度を表4に示す。また同様にして他
の顔料と本発明にかかわる分散剤各種との組合せ
によるニトロセルロースラツカーでの粘度に関す
る試験結果を表4で示す。 いずれの場合も本発明によるものが流動性に優
れかつ展色塗膜における光沢・色調の鮮明性・着
色力においても優れた結果を示した。 表5の結果から明らかな様に本発明によるもの
がいずれも優れた貯蔵安定性を示している。 実施例 54 アミノアクリル焼付塗料 アミノアクリル焼付け塗料ワニスに顔料分が6
%となるようにC.I.Pigment Orange336単独(比
較例)を分散、あるいはC.I.Pigment Orange36
を分散したのち、分散剤(c)C.I.Pigment
Orange36に対して10/90になるように添加した
塗料の流動性を比較したところ、本発明によるも
のが著るしく優れた結果を示した。 また上記調製塗料をアミノアクリル塗料ワニス
で予め調製したアルミペイントベースを用いて顔
料とアルミの比率が1/5になるようカツトした
塗料においても、本発明によるものが著るしく鮮
明な色調と優れた光沢を示した。 実施例 55 ウレタン塗料ワニス ウレタン塗料ワニスに顔料分が10%になるよう
にC.I.Pigment Yellow95単独(比較例)を分散、
あるいはC.I.Pigment Yellow95を分散させたの
ち分散剤(n)をC.I.Pigment Yellow95に対し
て10/90になるように添加した塗料の流動性およ
び展色塗膜の状態を比較したところ、本発明によ
るものが流動性に優れかつ展色塗膜光沢にも優れ
ていた。 実施例 56 ロジン変性フエノール樹脂オフセツトインキ ロジン変性フエノール樹脂系オフセツトインキ
ワニスに顔料分が30%となるようにC.I.Pigment
Red53単独(比較例)を分散あるいはC.I.
Pigment Red57を分散したのち分散剤(f)をC.I.
PigmentRed53に対して15/85になるように添加
してオフセツトインキを調製し、その流動性を平
行板型粘度計により比較したところ本発明による
ものが著るしく優れた結果を示した。 また、印刷物においても本発明によるものが、
色調の鮮明性、着色力、透明性において優れた結
果を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機色素と、メラミン、ベンゾグアナミンも
    しくは尿素のメチロール化物およびそのアルコキ
    シメチル化物から選ばれる少なくとも1種と、置
    換されていてもよいフタルイミドおよびN−オキ
    シメチルフタルイミドから選ばれる少なくとも1
    種と、を反応させてなる顔料分散剤。 2 有機色素がアントラキノン系、アゾ系、フタ
    ロシアニン系、キナクリドン系、ジオキサジン
    系、アントラピリミジン系、アンサンスロン系、
    インダンスロン系、フラバンスロン系、ピランス
    ロン系、ペリノン系、ペリレン系およびチオイン
    ジゴ系から選ばれる色素である特許請求の範囲第
    1項記載の顔料分散剤。
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