JPH0331686B2 - - Google Patents

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JPH0331686B2
JPH0331686B2 JP56027199A JP2719981A JPH0331686B2 JP H0331686 B2 JPH0331686 B2 JP H0331686B2 JP 56027199 A JP56027199 A JP 56027199A JP 2719981 A JP2719981 A JP 2719981A JP H0331686 B2 JPH0331686 B2 JP H0331686B2
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JP
Japan
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indomethacin
inflammatory
analgesic
add
poultice
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JPS57140711A (en
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Ichiro Matsui
Tsutomu Tanaka
Yukio Bando
Kyonobu Oohashi
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Teika Pharamaceutical Co Ltd
Original Assignee
Teika Pharamaceutical Co Ltd
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Priority to DE19823206788 priority patent/DE3206788A1/de
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Priority to CA000397113A priority patent/CA1187414A/en
Priority to IT67210/82A priority patent/IT1157004B/it
Priority to SE8201202A priority patent/SE456720B/sv
Priority to FR8203255A priority patent/FR2500301B1/fr
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/40Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil
    • A61K31/403Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having five-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom, e.g. sulpiride, succinimide, tolmetin, buflomedil condensed with carbocyclic rings, e.g. carbazole
    • A61K31/404Indoles, e.g. pindolol
    • A61K31/405Indole-alkanecarboxylic acids; Derivatives thereof, e.g. tryptophan, indomethacin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • A61K9/7015Drug-containing film-forming compositions, e.g. spray-on
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]

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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は有効成分としてインドメタシンを含有
する消炎鎮痛用パツプ剤及びその製造法に関す
る。 インドメタシンは次の式で表わされる化合物
で、 「第九改正 日本薬局方」にも収載されており、
優れた抗炎症作用並びに鎮痛作用を有する非ステ
ロイド系抗炎症薬として知られている。 インドメタシンの製剤としては1966年以来カプ
セル剤が市販されており、慢性関節リウマチ、変
形性関節炎をはじめ各科領域の炎症性疾患、述後
炎症の治療に広く使用され、卓越した効果が認め
られてきた反面、経口投与による食欲不振、嘔
気、嘔吐、消化不良、下痢、腹痛等の胃腸障害、
並びに激しい前頭部痛、ねむけ、めまい、精神異
常等の中枢神経系の障害がクローズアツプされて
きた。 そのため、非口経投与剤としてインドメタシン
坐剤が開発され、胃腸障害の副作用は緩和された
が、消化性潰瘍患者には投与することができず、
且つインドメタシンの全身循環に基づく中枢神経
系の障害は依然として解消されなかつた。 更に中枢神経系の障害を回避し、局所的な消炎
鎮痛効果を得る目的でインドメタシン含有の外用
剤として軟膏が開発されるに至つた。 しかし、軟膏では副作用を軽減し得ても、投与
量が使用者による患部への塗擦量によるため使用
者の恣意に委ねられ一定せず、又患部に塗擦中も
しくは塗擦後溶媒が蒸散して基剤が変化してしま
いインドメタシンが吸収され難くなり、本来の薬
効を十分に得ることができなかつた。更に、患部
に塗擦する際に手指を汚し或は塗擦後は衣服に付
着するため衣服を汚す等取扱が不便であつた。 本発明は、経皮吸収における薬物の吸収速度並
びに吸収量が局所に適用する薬物の量と適用面積
に左右されることに基づき、従来のインドメタシ
ン製剤の欠点を解消し、確定した量を患部に適用
することによりインドメタシンの消炎鎮痛効果を
確実ならしめると共に簡便に取扱うことのできる
インドメタシン含有消炎鎮痛用パツプ剤の提供を
目的としてなしたものである。 又、インドメタシンを経皮吸収させる場合、皮
膚の表皮上層である角質層は第一の障壁として水
の蒸散や外部からの物質の侵入を防止し、更に表
皮基底細胞層も第二の障壁として同様に経皮吸収
を阻止する作用を有しているため、インドメタシ
ンは経皮吸収され難い。 しかし、皮膚の表皮角質層を水和させることに
より、皮膚の透過性を通常の4〜5倍に増大させ
ることが可能であることから、経皮吸収に関して
は表皮角質層の水和は重要な因子となる。 従つて、パツプ剤としてインドメタシンの吸収
を良くするためには、多量の水を含有させること
が必要となる。 しかるに、インドメタシンは水に不溶性な酸性
抗炎症薬(pKa4.5)であり、且つアルカリ性で
は溶解するが著しく不安定で容易に分解しやすい
ため、弱アルカリ性で製造する従来一般のパツプ
剤製造法によつてはインドメタシン含有パツプ剤
を製造することは困難であり、仮に基剤中にイン
ドメタシンを混合懸濁せしめても不安定で且つPH
7以上の領域ではインドメタシンがイオン化され
るため皮膚からの吸収も悪く、十分な治療効果が
得られないものであつた。 本発明は、上述の問題点を解決し、インドメタ
シンを非イオン型のまま溶解しインドメタシンが
化学的に長期間安定で且つ皮膚からの吸収のよい
インドメタシン含有消炎鎮痛用パツプ剤及びその
製造法の提供を目的としてなしたものである。 以下、インドメタシン含有の消炎鎮痛用パツプ
剤の製造法の発明について説明し、次にインドメ
タシン含有の消炎鎮痛用パツプ剤の発明について
説明する。 インドメタシン含有の消炎鎮痛用パツプ剤は、
インドメタシンを非イオン型のまま溶解し、これ
に水、多価アルコール、粘着剤、中和調整剤及び
賦形剤を配合し、均一に混合してPH5〜7の泥状
物となし、必要に応じてこの泥状物を基剤に展延
することにより製造する。 インドメタシンを非イオン型のまま溶解する方
法としては、フエニル置換アルカノールを単独で
或はフエニル置換アルカノール及び非イオン性界
面活性剤の混合物を使用することが好ましく、フ
エニル置換アルカノールとしては可溶化剤として
用いられているベンジルアルコール、フエネチル
アルコールを用いることができ、非イオン性界面
活性剤としては可溶化剤、分散剤として用いられ
ているポリソルベート80等を用いることができ
る。添加量としては0.5〜5.0%(w/w)が適当
であるこれらを使用することにより低級アルコー
ルであるメタノール又はエタノールの5分の1乃
至10分の1量でインドメタシンを溶解することが
できる。 又、フエニル置換アルカノールと、フエニル置
換アルカノール及びポリソルベート80の混合物と
に対するインドメタシンの溶解度についてみる
と、次に示すようにポリソルベート80の混合物の
方が溶解度が上昇する場合があつた。 インドメタシンの溶解度 ベンジルアルコール(2部) …159.9(mg/g) ベンジルアルコール(2部)+ポリソルベート
80(5部) …210.5(mg/g) フエネチルアルコール(2部)
…174.1(mg/g) フエネチルアルコール(2部)+ポリソルベー
ト80(5部) …179.9(mg/g) 多価アルコールとしては、グリセリン、プロピ
レングリコール、ソルビトールの一種又は二種以
上を用いることが可能であり、多価アルコールは
15〜40%(w/w)、水は20〜55%%(w/w)
の割合となるよう混合することが好ましい。 このように多量の水を含有させることにより、
皮膚の表皮角質層を水和し、皮膚の透過性を高め
ることが可能となる。 粘着剤としては、水−多価アルコール混合物中
で粘稠性をあらわすものがよく、例えばゼラチ
ン、アラビアゴム、メチルセルロース、ハイドロ
キシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、
ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシメチルセ
ルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、ア
ルギン酸プロピレングリコール、ザンタンガム、
カルボキシビニル重合体等が用いられる。これら
の粘着剤はPH8〜9に於て粘着性が最大となる傾
向があるが、インドメタシンの安定性と良好な経
皮吸収の確保のため、且つパツプ剤として所要の
粘着性保持のため、L−ソルビン酸、グリコン酸
等の有機酸の微小量を中和調整剤として加えPHを
5〜7とする。粘着剤の濃度はPH5〜7の範囲に
於て所要の粘着性を保持するよう最終濃度10〜20
%(w/w)となるよう配合するのが好ましい。 賦形剤としては、カオリン、ベントナイト、酸
化亜鉛、ケイ酸アルミニウム等、従来のパツプ剤
に使用されたものを用いることができる。 基剤としては、布、不織布等従来使用されてい
るものを用いることができる。 本発明を実施するには、例えば(i)水の一部を用
いて粘着剤を膨潤溶解する一方、(ii)別に賦形剤そ
の他を残余の水及び多価アルコールを用いて均等
に分散させた後、(iii)インドメタシンをフエニル置
換アルカノール単独或はフエニル置換アルカノー
ル及びポリソルベート80の混合物に溶解し、(iv)上
記(i),(ii),(iii)の三者を均一に混合して泥状物とな
し、布上に展延してパツプ剤を製造する。 本発明の製造法によれば、インドメタシンを5
%(w/w)の濃度まで安定に含有することがで
きる。 次に上述の製造法で製造したインドメタシン含
有の消炎鎮痛用パツプ剤の薬理効果について説明
する。 本発明の消炎鎮痛用パツプ剤の薬理効果を確認
するため、カラゲニン足蹠浮腫に対する抑制試
験、アジユバント足蹠浮腫に対する抑制試験、炎
症足圧痛に対する抑制試験を行い、又安定性を確
認するため皮膚に対する刺激性試験を行つた。 カラゲニン足蹠浮腫に対する抑制試験は、体重
100〜140gのウイスター(Wister)系雄性ラツ
トを一群15匹とし、右側後肢足蹠の容量を圧トラ
ンスデユーサー(transducer)を用いた容積測定
装置にて測定し、次いで起炎剤として2%カラゲ
ニン(民生理化社製)生理食塩溶液0.1mlを右側
後肢足蹠に皮下注射し、直後に2.5cm×2.5cmの大
きさの後記実施例1で製造した消炎鎮痛用パツプ
剤を貼付し、ラツトが舐めるのを防ぐため伸縮性
包帯で被覆保護した。4時間後に消炎鎮痛用パツ
プ剤を除き、足蹠浮腫容積を測定した。対照群と
してはカラゲニン注射のみのものを用い、又比較
薬剤としては参考例1により製造したインドメタ
シン軟膏(インドメタシン1.0%含有)、及び通常
のパツプ剤として参考例2により製造したパツプ
剤(1−メントール、カンフル配合)を用いた。
又消炎鎮痛用パツプ剤を貼付するラツトの数を1
群7匹(無処置対照では5匹)とした以外、前記
実施例1の場合と同様の手法によつて後記実施例
3及び4で製造した消炎鎮痛用パツプ剤について
測定した。 浮腫率は、100(カラゲニン注射4時間後の足蹠
容積−カラゲニン注射前の足蹠容積)/カラゲニ
ン注射前の足蹠容積を計算により求めた。 抑牲率は、100(対照群の浮腫率−投与群の浮腫
率)/対照群の浮腫率(%)を計算により求め
た。その結果を下記第1表に示す。
【表】 消炎鎮痛用パツプ剤は、インドメタシンを0.5
%含有するものでもインドメタシン軟膏(1.0%)
よりも強い抑制率を示し、それ以外の場合は何れ
もインドメタシン軟膏よりも2倍以上の強い抑制
率を示した。 アジユバント足蹠浮腫に対する抑制試験は、体
重120〜180gのウイスター(Wister)系雄性ラ
ツトを一群20匹とし、前記と同様に右側後肢足蹠
の容積を圧トランスデユーサーを用いた容積測定
装置にて測定し、次いで起炎剤としてミコバクテ
リウム(mycobacterium、デイフコ社製)の流
動パラフイン溶液を0.3mg/0.05mlの投与量とな
るよう右側後肢足蹠に皮内注射し、後記実施例1
で製造した消炎鎮痛用パツプ剤(2.5cm×2.5cmの
大きさのもの)を注射直後に貼付し、前記と同様
に伸縮性包帯で被覆保護し、1日8時間21日間貼
付した。21日後に足蹠浮腫容積を測定した。対照
群にはアジユバント注射のみのものを用い、又比
較薬剤としては前記インドメタシン軟膏(インド
メタシン1.0%)及び前記パツプ剤を用いた。浮
腫率及び抑制率を前記試験と同様に求めた。その
結果を下記第2表に示す。
【表】 消炎鎮痛用パツプ剤は通常のパツプ剤よりも3
〜6倍の効力を示し、インドメタシンを1.0%以
上含有するものでもインドメタシン軟膏よりも
1.5〜2倍の抗炎症作用を示した。 又、実施例3及び4は上記アジユバント足蹠浮
腫に対する抑制試験に代えて紫外線紅斑に対する
抑制試験を行つた。 動物は白色モルモツトで体重300g前後のもの
を使用した。一群6匹としたモルモツトの腹部を
直径6〜7cm程度電気バリカンで毛を刈り、脱毛
剤で短い毛を除いた。脱毛剤は、エバクレームS
(東京田辺製)を使用した。脱毛剤を柔らかい紙
で拭き取つてから温水でよく洗い乾燥させた。脱
毛後4時間以上経過した後実験を開始した。 直径9mmの穴を2つあけた布を脱毛部にあて
(穴が左右になるように)、円の中央に印を付け、
モルモツトを固定して紫外線を10cmの距離から5
分間照射した(UNICON TK−151UV紅斑装
置)。 実施例3及び4で製造した消炎鎮痛用パツプ剤
(直径2.5cmの円)を紫外線照射直後から2時間貼
付した。パツプ剤をテープで止め、さらに包帯を
して取れないようにした。 判定は照射2時間後に行つた。 抑制率は、(対照群の点数−投与群の点数)/
(対照群の点数)(%)を計算によつて求めた。 (紅斑強度判定基準) 0点:紅斑なし 1点:わずかに紅斑が認められる 2点:明瞭な紅斑あり、しかし境界不明瞭 3点:紅斑の赤みが強く、境界明瞭 その結果を下記第3表に示す。
【表】 実施例3及び実施例4の消炎鎮痛用パツプ剤も
実施例1同様に、強い抑制作用を示した。 炎症足圧痛に対する抑制試験は、ランダル−セ
リト(Randall−Selito)法により行つた。即ち、
体重120〜140gのウイスター系雄性ラツトを一群
10匹とし、2%カラゲニン生理食塩溶液0.1mlを
右側後肢足蹠に皮下注射し、直後に2.5cm×2.5cm
の大きさの後記実施例1で製造した消炎鎮痛用パ
ツプ剤を貼付し、伸縮性包帯で被覆保護し、4時
間後に消炎鎮痛用パツプ剤を取り除き、炎症足蹠
を水圧式鎮痛試験装置(夏目製作所製)を用いて
加圧し、回避反応を示す疼痛閾値を測定した。対
照群にはカラゲニン注射のみのものを用い、又比
較薬剤としては前記インドメタシン軟膏(インド
メタシン1.0%)及び前記パツプ剤を用いた。又
ラツトの数を1群7匹とした以外、前記実施例1
の場合と同様の手法によつて後記実施例3及び4
で製造した消炎鎮痛用パツプ剤について測定し
た。 疼痛閾値上昇率は、100(投与群の疼痛閾値−対
照群の疼痛閾値)/対照群の疼痛閾値(%)を計
算により求めた。その結果を下記第4表に示す。
【表】
【表】 消炎鎮痛用パツプ剤は通常のパツプ剤の3.5〜
9.5倍の鎮痛効果を示し、又インドメタシン同濃
度の軟膏の約3倍の鎮痛効果を示した。 皮膚に対する刺激性試験は、体重2.0〜2.5Kgの
雌性ウサギを一群5羽とし、電気バリカンで除毛
後24時間目に後記実施例1で製造した消炎鎮痛用
パツプ剤を貼付する正常皮膚群、及び電気バリカ
ンで除毛後脱毛剤(エバクリーム、田辺製薬社
製)で脱毛し、更にセロフアンテープ(セロテー
プ、ニチバン社製)により角質層を剥離した後、
前記消炎鎮痛用パツプ剤を貼付する角質層剥離
群、の夫々について消炎鎮痛用パツプ剤貼付後
24,48,72時間経過後の皮膚刺激係数を池田等
〔池田良雄、堀内茂友等、医薬品研究、第1巻、
116号(1970年)〕の判定基準に従つて判定した。
比較薬剤としては前記パツプ剤を用いて同様に試
験を行つた。その結果を下記第5表に示す。
【表】
【表】 * 刺激性の判定は池田らの基準に従つた。
消炎鎮痛用パツプ剤は通常のパツプ剤に比べ著
しく小さい皮膚刺激係数を示した。 以上述べたように、インドメタシンを含有する
消炎鎮痛用パツプ剤は、確定した量のインドメタ
シンをフエニル置換アルカノール単独或はフエニ
ル置換アルカノール及びポリソルベート80の混合
物に非イオン型のまま溶解することより多量の水
の共存下にも非イオン型のまま安定に含有せしめ
たものであるから、角質層が水和され且つ患部に
対する布の被覆効果と相つて患部皮膚よりのイン
ドメタシンの吸収を促進させることができ、各種
薬理効果の試験の結果でも市販パツプの3〜7
倍、インドメタシン軟膏2〜3倍の抗炎症、鎮痛
作用を有することが明らかである。更に、皮膚に
対する刺激も少なく、又貼付、取外し等の取扱い
が簡便である。 本発明の消炎鎮痛用パツプ剤の安定性を確保す
る試験を行つた。 インドメタシン含有パツプ剤の安定性試験
(Arrheniusによる予測) 一般に薬剤の安定性予測はアレニウスプロツト
による方法が行われている。すなわち横軸に絶対
温度の逆数をとり、縦軸に時間の対数をプロツト
することにより、得られた直線からある温度にお
いて、薬剤が指定した残存率に達するまでの時間
(保証期間)を読み取ることができる。 そこで今回、実施例3の試料を調製し、40℃,
50℃,60℃1ケ月保存後のインドメタシン含量を
測定し、アレニウスプロツトから室温(25℃)で
残存率90%を示すまでの保証期間を求めた。 (試料) 実施例3で製造した消炎鎮痛用パツプ剤 (1.0%インドメタシン、ベンジルアルコール
単独使用) (試験方法) 試料(実施例3)を室温、40℃,50℃,60℃1
ケ月保存後のインドメタシン含量をHPLC法によ
り測定した。 その結果を下記の第6表に示す。 また、40℃,50℃,60℃1ケ月保存した試料の
インドメタシン含量を求め、アレニウスプロツト
から室温(25℃)で残存率90%以下を示すまでの
保証期間を求めた。
【表】 上記の結果から保証期間(年)を求めると4.6
年となつた。 又、インドメタシンの安定性の比較例として、
例えば特公昭53−50321号に記載の方法により、
そこに示された実施例1,2,3の各処方におい
て有効成分の代わりにインドメタシンを1%、
0.5%の濃度で混入した試料1〜6を調整し、
夫々の試料1〜6をアルミ袋に密封し、45℃,60
℃で夫々15日間ずつ保存しインドメタシンの残存
率を求めた。その結果、表7に示す如く試料1〜
6はすべて45℃15日間、60℃で15日間経過後、イ
ンドメタシンの残存率は45℃でで81.4〜87.5%、
60℃で61.2〜78.7%とかなりの低下がみられ、イ
ンドメタシンは極めて不安定で経時的に分解する
ことがわかつた。
【表】 以上の結果から、フエニルアルカノールを混合
したインドメタシン含有の消炎鎮痛用パツプ剤は
長期間安定であると言える。 (参考文献) 家庭薬研究 No.154P54〜58(1982) 従つて、本発明の消炎鎮痛用パツプ剤は、イン
ドメタシンの消化器系及び中枢神経系の副作用の
発現を防止し、所望の量のインドメタシンを患部
局所において確実且つ安全に経皮吸収させること
ができるので、インドメタシンの有する消炎鎮痛
作用を最大限に利用することができる、等種々の
優れた効果を発揮する。 又、消炎鎮痛用パツプ剤の製造法の発明は、水
に不溶性で且つアルカリ性で不安定なインドメタ
シンをフエニル置換アルカノール単独或はフエニ
ル置換アルカノール及びポリソルベート80の混合
物に非イオン型のまま溶解することにより多量の
水の存在化にも長期間安定な状態でパツプ剤とす
ることができ、製造工程が比較的簡単であるから
安価に大量生産することができる、等種々の優れ
た効果を発揮する。 以下に、実施例を示し具体的に説明する。 実施例 1 (1) インドメタシン 1.0g (2) 天然ケイ酸アルミニウム 8.0g (3) ゼラチン 8.0g (4) ポリアクリル酸ナトリウム 1.0g (5) カルボキシビニルポリマー 0.5g (6) アルギン酸ナトリウム 2.5g (7) グリセリン 20.0g (8) ポリエチレングリコール400 2.0g (9) ポリソルベート80 3.0g (10) ベンジルアルコール 2.0g (11) グルコン酸液(50%) 1.0g (12) 精製水 51.0g 合 計 100.0g (A) 上記(3),(5),(6),(11)に精製水51.0gを加えて
加温溶解する。 (B) (7)に(2)及び(4)を加えて撹拌分散する。 (C) (8),(9),(10)に(1)を加えて加温撹拌溶解する。 (D) (A)に(B)を加えて練合し、(C)を加えて全体が均
一になるまで撹拌する。 (E) この泥状物を布に展回し、ポリエチレンフ
イルムで被覆して消炎鎮痛用パツプ剤を製造す
る。 なお、インドメタシンの量を0.5mg、2.0gとす
るときは、水の量を夫々51.5g、50.0gとして同
様に製造する。 実施例 2 (1) インドメタシン 0.5g (2) 酸化亜鉛 8.0g (3) ゼラチン 3.0g (4) ポリアクリル酸ナトリウム 1.0g (5) カルボキシビニルポリマー 1.0g (6) カルボキシメチルセルロースナトリウム
2.0g (7) グリセリン 10.0g (8) ソルビツト液(70%) 15.0g (9) ポリエチレングリコール400 3.0g (10) ポリソルベート80 2.0g (11) ベンジルアルコール 1.0g (12) 精製水 53.5g 合 計 100.0g (A) 上記(3),(5),(6),(8)に精製水53.5gを加えて
加温溶解する。 (B) (7)に(2)及び(4)を加えて撹拌分散する。 (C) (9),(10),(11)に(1)を加えて加温撹拌溶解する
。 (D) (A)に(B)を加えて練合し、(C)を加えて全体が均
一になるまで撹拌する。 (E) この泥状物を布に展延し、ポリエチレンフイ
ルムで被覆して消炎鎮痛用パツプ剤を製造す
る。 実施例 3 (1) インドメタシン 1.0g (2) 天然ケイ酸アルミニウム 16.0g (3) ゼラチン 3.0g (4) ポリアクリル酸ナトリウム 1.0g (5) カルボキシビニルポリマー 0.5g (6) アルギン酸ナトリウム 2.5g (7) グリセリン 40.0g (8) ポリエチレングリコール400 2.0g (9) ベンジルアルコール 2.0g (10) グルコン酸液(50%) 1.0g (11) 精製水 31.0g 合 計 100.0g (A) 上記(3),(5),(6),(10)に精製水51.0gを加えて
加温溶解する。 (B) (7)に(2)及び(4)を加えて撹拌分散する。 (C) (8),(9)に(1)を加えて加温撹拌溶解する。 (D) (A)に(B)を加えて練合し、(C)を加えて全体が均
一になるまで撹拌する。 (B) この泥状物を布に展延し、ポリエチレンフイ
ルムで被覆して消炎鎮痛用パツプ剤を製造す
る。 実施例 4 (1) インドメタシン 0.5g (2) 酸化亜鉛 8.0g (3) ゼラチン 1.0g (4) ポリアクリル酸ナトリウム 1.0g (5) カルボキシビニルポリマー 1.0g (6) カルボキシメチルセルロースナトリウム
6.0g (7) グリセリン 35.0g (8) ソルビツト液 15.0g (9) ポリエチレングリコール400 3.0g (10) フエネチルアルコール 1.0g (11) 精製水 28.5g 合 計 100.0g (A) 上記(3),(5),(6),(8)に精製水53.5gを加えて
加温溶解する。 (B) (7)に(2)及び(4)を加えて撹拌分散する。 (C) (9),(10)に(1)を加えて加温撹拌溶解する。 (D) (A)に(B)を加えて練合し、(C)を加えて全体が均
一になるまで撹拌する。 (E) この泥状物を布に展延し、ポリエチレンフイ
ルムで被覆して消炎鎮痛用パツプ剤を製造す
る。 参考例 1(インドメタシン軟膏) (1) カルボキシビニルポリマー 1.0g (2) ハイドロキシンエチルセルロース 1.0g (3) インドメタシン 1.0g (4) ポリエチレングリコール300 10.0g (5) エタノール 30.0g (6) トリエタノールアミン 4.0g (7) 精製水 53.0g 合 計 100.0g (A) 上記(1)及び(2)を精製水20gに膨潤させる。 (B) 上記(3)を(4),(5)に溶解する。 (C) (B)を(A)に添加し完全に水和するまで撹拌す
る。 (D) 上記(6)を精製水10gに加えて(C)に添加したの
ち残量の精製水を加えて全体が均一になるまで
撹拌する。 参考例 2(1−メントールカンフル配合のパツ
プ剤) (1) ハツカ油 1.5g (2)d1−カンフル 1.0g (3) チモール 0.1g (4) 酸化亜鉛 10.0g (5) ゼラチン 3.0g (6) ポリアクリル酸ナトリウム 8.0g (7) アルギン酸ナトリウム 3.0g (8) ソルビタン脂肪酸エステル 1.0g (9) グリセリン 25.0g (10) 精製水 47.4g 合 計 100.0g (A) 上記(5),(7)を(10)に加えて加温溶解する。 (B) 上記(1),(2),(3),(4)を(8)に加えて撹拌混合
する。 (C) 上記(6)を(9)に加えて撹拌溶解する。 (D) (A)に(C)を加えて練合し、(B)を加えて全体が
均一になるまで撹拌する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 0.1〜2.0%(w/w)のインドメタシン、該
    インドメタシンを非イオン型のまま溶解するため
    の0.5〜5.0%(w/w)のフエニル置換アルカノ
    ール或は0.5〜5.0%(w/w)のフエニル置換ア
    ルカノール及びポリソルベート80の混合物のいず
    れか、水、多価アルコール、粘着剤、中和調整剤
    及び賦形剤を含有し、PH5〜7であることを特徴
    とする消炎鎮痛用パツプ剤。 2 0.1〜2.0%(w/w)のインドメタシンを0.5
    〜5.0%(w/w)のフエニル置換アルカノール
    或は0.5〜5.0%(w/w)のフエニル置換アルカ
    ノール及びポリソルベート80の混合物のいずれか
    に非イオン型のまま溶解し、これに、水、多価ア
    ルコール、粘着剤及び賦形剤を配合すると共に中
    和調整剤を配合してPH5〜7に調整し、均一に混
    合して泥状物となし、必要に応じてこの泥状物を
    基材に展延することを特徴とする消炎鎮痛用パツ
    プ剤の製造法。
JP56027199A 1981-02-26 1981-02-26 Poultice for anti-inflammatory and analgesic use and its preparation Granted JPS57140711A (en)

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