JPH0357941B2 - - Google Patents
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- JPH0357941B2 JPH0357941B2 JP58171609A JP17160983A JPH0357941B2 JP H0357941 B2 JPH0357941 B2 JP H0357941B2 JP 58171609 A JP58171609 A JP 58171609A JP 17160983 A JP17160983 A JP 17160983A JP H0357941 B2 JPH0357941 B2 JP H0357941B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- rubber
- compounds
- parts
- copolymer
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は、耐衝撃性、加工性および耐熱性に優
れるゴム強化熱可塑性樹脂組成物に関する。 ABS樹脂、MBS樹脂、AES樹脂に代表される
ゴム強化熱可塑性樹脂は、耐衝撃性、加工性など
の優れた性能を有しており、弱電、車両、雑貨な
ど広い分野にて用いられているが、利用分野の拡
大とともに、より優れた耐衝撃性、加工性および
耐熱性を有する材料が望まれている。 このため、ゴム強化熱可塑性樹脂中のゴム含有
量の増加、α−メチルスチレン、無水マレイン酸
などの他化合物の導入(共重合化)、さらに、ポ
リカーボネート、飽和ポリステルなどの他重合物
の添加等が計られているが、耐衝撃性の改善を計
ると加工性が著しく劣るなど、本来耐衝撃性と加
工性とは相反する性質であり、両方を改善するこ
とはひじように困難であり、満足できるものはな
い。 本発明者等は、かかる状況に鑑み、ゴム強化熱
可塑性樹脂の改善につき鋭意研究した結果、ゴム
強化熱可塑性樹脂に少量の飽和ポリエステル樹脂
およびポリオレフイン変性樹脂を配合することに
より、耐熱性を低下させることなく耐衝撃性と加
工性の両方を改善出来ることを見出し、本発明に
到達したものである。 本発明におけるゴム強化熱可塑性樹脂とは、ジ
エン系ゴムまたはエチレン−プロピレン系ゴムか
ら選ばれたゴムに芳香族ビニル化合物、シアン化
ビニル化合物および他の共重合可能なビニル化合
物からなる群より選択された二種以上の化合物を
グラフト重合したグラフト重合体、または、かか
るグラフト重合体と上述の化合物群より選択され
た二種以上の化合物を共重合した共重合体との混
合物である。 本発明にて使用されるジエン系ゴムとしては、
ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等が
挙げられ、またエチレン−プロピレン系ゴムとし
ては、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−プロピレン−非共役ジエン共重合体等が挙げら
れ、1種又は2種以上用いることができる。 芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等が挙げられ、
1種又は2種以上用いることができる。シアン化
ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等が挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。他の共重合可能なビニル化
合物としては、アクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸ブチル等が挙げられ、1種又
は2種以上用いることができる。特に(メタ)ア
クリル酸エステルが好ましい。 ゴム強化熱可塑性樹脂におけるゴム含有量にも
特に制限はないが、5〜40重量%(ゴム強化熱可
塑性樹脂100重量%当り)であることが好ましい。
さらに各化合物の組成比にも特に制限はないが芳
香族ビニル化合物20〜80重量%およびシアン化ビ
ニル化合物および/または他のビニル化合物20〜
80重量%(全化合物100重量%当り)であること
が好ましく、芳香族ビニル化合物50〜80重量%お
よびシアン化ビニル化合物および/または他のビ
ニル化合物20〜50重量%であることがさり好まし
い。 ゴム強化熱可塑性樹脂(グラフト重合体および
共重合体)の製造法としては、乳化重合法、懸濁
重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸濁重
合法、塊状−懸濁重合法等が挙げられる。 次に飽和ポリエステル樹脂としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
ステルのハードセグメントとポリエーテルのソフ
トセグメントを有するポリエステル−エーテルブ
ロツクポリマー等が挙げられ、1.4ブタンジオー
ルとテレフタル酸あるいはテレフタル酸ジメチル
とエチレングリコール等から合成される。 これらのうち、1種又は2種以上のものが飽和
ポリエステル樹脂として用いることができる。飽
和ポリエステル樹脂の分子量には特に制限はない
が、固有粘度0.4〜1.6dl/gであることが好まし
い。 さらに、ポリオレフイン変性樹脂とは、オレフ
インと不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重
合体、オレフインと不飽和エポキシ化合物との共
重合体、ポリオレフインに不飽和カルボン酸又は
その誘導体または不飽和エポキシ化合物をグラフ
トさせた重合体およびそれらのオレフインの一部
を他のエチレン系不飽和化合物に置換した(共)
重合体からなる群より選ばれたオレフインを主体
とする樹脂である。これらのうち、特に不飽和エ
ポキシ化合物を用いたポリオレフイン変性樹脂が
好ましい。ポリオレフイン変性樹脂の分子量には
特に制限はないが、メルトフローインデツクス
“MFR”(JIS K6760、190℃)1〜100g/10分で
あることが好ましい。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1,4メチルベンテン−1などが挙げら
れ、1種又は2種以上用いることができる。特に
エチレン、プロピレンが好ましい。 不飽和カルボン酸又はその誘導体としては、ア
クリル酸、メタクリル酸等のモノカルボン酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等のジカルボン
酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のジカル
ボン酸無水物、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル等のカルボン酸アルキルエ
ステル等々が挙げられ、1種又は2種以上用いる
ことができる。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中にオレ
フインと共重合しうる不飽和基と、エポキシ基を
それぞれ有する化合物である。 例えば、下記一般式()、()および()
で表わされるような不飽和グリシジルエステル
類、不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアル
ケン類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和
エポキシ化合物である。 (R1はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。) (R2はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。XはCH2−O−、
れるゴム強化熱可塑性樹脂組成物に関する。 ABS樹脂、MBS樹脂、AES樹脂に代表される
ゴム強化熱可塑性樹脂は、耐衝撃性、加工性など
の優れた性能を有しており、弱電、車両、雑貨な
ど広い分野にて用いられているが、利用分野の拡
大とともに、より優れた耐衝撃性、加工性および
耐熱性を有する材料が望まれている。 このため、ゴム強化熱可塑性樹脂中のゴム含有
量の増加、α−メチルスチレン、無水マレイン酸
などの他化合物の導入(共重合化)、さらに、ポ
リカーボネート、飽和ポリステルなどの他重合物
の添加等が計られているが、耐衝撃性の改善を計
ると加工性が著しく劣るなど、本来耐衝撃性と加
工性とは相反する性質であり、両方を改善するこ
とはひじように困難であり、満足できるものはな
い。 本発明者等は、かかる状況に鑑み、ゴム強化熱
可塑性樹脂の改善につき鋭意研究した結果、ゴム
強化熱可塑性樹脂に少量の飽和ポリエステル樹脂
およびポリオレフイン変性樹脂を配合することに
より、耐熱性を低下させることなく耐衝撃性と加
工性の両方を改善出来ることを見出し、本発明に
到達したものである。 本発明におけるゴム強化熱可塑性樹脂とは、ジ
エン系ゴムまたはエチレン−プロピレン系ゴムか
ら選ばれたゴムに芳香族ビニル化合物、シアン化
ビニル化合物および他の共重合可能なビニル化合
物からなる群より選択された二種以上の化合物を
グラフト重合したグラフト重合体、または、かか
るグラフト重合体と上述の化合物群より選択され
た二種以上の化合物を共重合した共重合体との混
合物である。 本発明にて使用されるジエン系ゴムとしては、
ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等が
挙げられ、またエチレン−プロピレン系ゴムとし
ては、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−プロピレン−非共役ジエン共重合体等が挙げら
れ、1種又は2種以上用いることができる。 芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン等が挙げられ、
1種又は2種以上用いることができる。シアン化
ビニル化合物としては、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル等が挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。他の共重合可能なビニル化
合物としては、アクリル酸、マレイン酸、フマル
酸、無水マレイン酸、マレイン酸イミド、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸ブチル等が挙げられ、1種又
は2種以上用いることができる。特に(メタ)ア
クリル酸エステルが好ましい。 ゴム強化熱可塑性樹脂におけるゴム含有量にも
特に制限はないが、5〜40重量%(ゴム強化熱可
塑性樹脂100重量%当り)であることが好ましい。
さらに各化合物の組成比にも特に制限はないが芳
香族ビニル化合物20〜80重量%およびシアン化ビ
ニル化合物および/または他のビニル化合物20〜
80重量%(全化合物100重量%当り)であること
が好ましく、芳香族ビニル化合物50〜80重量%お
よびシアン化ビニル化合物および/または他のビ
ニル化合物20〜50重量%であることがさり好まし
い。 ゴム強化熱可塑性樹脂(グラフト重合体および
共重合体)の製造法としては、乳化重合法、懸濁
重合法、塊状重合法、溶液重合法、乳化−懸濁重
合法、塊状−懸濁重合法等が挙げられる。 次に飽和ポリエステル樹脂としては、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエ
ステルのハードセグメントとポリエーテルのソフ
トセグメントを有するポリエステル−エーテルブ
ロツクポリマー等が挙げられ、1.4ブタンジオー
ルとテレフタル酸あるいはテレフタル酸ジメチル
とエチレングリコール等から合成される。 これらのうち、1種又は2種以上のものが飽和
ポリエステル樹脂として用いることができる。飽
和ポリエステル樹脂の分子量には特に制限はない
が、固有粘度0.4〜1.6dl/gであることが好まし
い。 さらに、ポリオレフイン変性樹脂とは、オレフ
インと不飽和カルボン酸又はその誘導体との共重
合体、オレフインと不飽和エポキシ化合物との共
重合体、ポリオレフインに不飽和カルボン酸又は
その誘導体または不飽和エポキシ化合物をグラフ
トさせた重合体およびそれらのオレフインの一部
を他のエチレン系不飽和化合物に置換した(共)
重合体からなる群より選ばれたオレフインを主体
とする樹脂である。これらのうち、特に不飽和エ
ポキシ化合物を用いたポリオレフイン変性樹脂が
好ましい。ポリオレフイン変性樹脂の分子量には
特に制限はないが、メルトフローインデツクス
“MFR”(JIS K6760、190℃)1〜100g/10分で
あることが好ましい。 オレフインとしては、エチレン、プロピレン、
ブテン−1,4メチルベンテン−1などが挙げら
れ、1種又は2種以上用いることができる。特に
エチレン、プロピレンが好ましい。 不飽和カルボン酸又はその誘導体としては、ア
クリル酸、メタクリル酸等のモノカルボン酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等のジカルボン
酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸等のジカル
ボン酸無水物、(メタ)アクリル酸メチル、(メ
タ)アクリル酸エチル等のカルボン酸アルキルエ
ステル等々が挙げられ、1種又は2種以上用いる
ことができる。 不飽和エポキシ化合物としては、分子中にオレ
フインと共重合しうる不飽和基と、エポキシ基を
それぞれ有する化合物である。 例えば、下記一般式()、()および()
で表わされるような不飽和グリシジルエステル
類、不飽和グリシジルエーテル類、エポキシアル
ケン類、P−グリシジルスチレン類などの不飽和
エポキシ化合物である。 (R1はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。) (R2はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。XはCH2−O−、
【式】または
【式】である。)
(R3はエチレン系不飽和結合を有するC2〜18の
炭化水素基である。R4は水素またはメチル基で
ある。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3,4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3
−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−
ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられ、1種又は2種以上用いるこ
とができる。 また、エチレン系不飽和化合物としては、オレ
フイン類、飽和カルボン酸成分にC2〜6を含むビニ
ルエステル類、飽和アルコール成分にC1〜8を含む
アクリル酸およびメタクリル酸エステル類および
マレイン酸エステル類、ハロゲン化ビニル類、ビ
ニルエーテル類、N−ビニルラクタム類、カルボ
ン酸アミド類などが挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。 本発明の樹脂組成物は、上述のゴム強化熱可塑
性樹脂80〜99重量%、飽和ポリエステル樹脂0.5
〜19.5重量%およびポリオレフイン変性樹脂0.5
〜19.5重量%からなる。 本範囲外では、耐熱性を低下させずに耐衝撃性
と加工性の両方を改善することはできない。 さらに、これらを混合する方法ならびに順序に
は何ら制限はなく、公知の混合機を用いて行うこ
とができる。また混合時公知の染顔料、安定剤、
可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、充填
剤等の添加も十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて何ら制限されるも
のではない。 実施例および比較例 表−1に示す配合比率に基づき、ゴム強化熱可
塑性樹脂、飽和ポリエステル樹脂およびポリオレ
フイン変性樹脂又はポリエチレン、塩素化ポリエ
チレンを一括溶融混練し、組成物(試料番号1〜
23)を得た。得られた組成物の耐衝撃性、加工性
および耐熱性を表−2に示す。 用いられた樹脂は以下のとおり。 (1) ゴム強化熱可塑性樹脂 (1-A) ポリブタジエン50重量部、スチレン35重
量部およびアクリロニトリル15重量部よりな
るグラフト重合体30重量%とα−メチルスチ
レン70重量部およびアクリロニトリル30重量
部よりなる共重合体70重量%からなる混合
物。“耐熱ABS樹脂” (1-B) エチレン−プロピレン−エチリデンノル
ボルネン50重量部、スチレン35重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体40重量%とα−メチルスチレン70重量
部およびアクリロニトリル30重量部よりなる
共重合体60重量%からなる混合物。“耐熱
AES樹脂” (1-C) ポリブタンジエン25重量部、スチレン55
重量部およびアクリロニトリル20重量部より
なるグラフト重合体。“ABS樹脂” (1-D) ポリブタジエン40重量部、スチレン20重
量部、メチルメタクリレート25重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体25重量%とスチレン70重量部およびア
クリロニトリル30重量部よりなる共重合体75
重量%からなる混合物。 “ABSM樹脂” (1-E) ポリブタジエン15重量部、メチルメタク
リレート70重量部およびスチレン15重量部よ
りなるグラフト重合体。“MBS樹脂” (2) 飽和ポリエステル樹脂 (2-A) ポリエチレンテレフタレート“PET”
(固有粘度0.85dl/g) (2-B) プリブチレンテレフタレート“PBT”
(固有粘度1.15dl/g) (3) ポリオレフイン変性樹脂 (3−A) エチレン90重量部およびエチルアク
レート10重量部からなる共重合体
(MFR40)。“E−EA” (3-B) エチレン90重量部とグリシジルメタクリ
レート10重量部からなる共重合体(MFR3)。
“E−GMA” (3-C) エチレン80重量部、グリシジルメタクリ
レート10重量部および酢酸ビニル10重量部か
らなる共重合体(MFR7)。“E−GMA−
VA” (3-D) ポリエチレン(95重量部)に無水マレイ
ン酸(5重量部)をグラフトさせてなる変性
ポリエチレン(PFR3)。“E−MAH” (4) ポリエチレン(MFR50) (5) 塩素含有量35重量%の塩素化ポリエチレン
(MFR3)
炭化水素基である。R4は水素またはメチル基で
ある。) 具体的にはグリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、イタコン酸グリシジルエステ
ル類、ブテンカルボン酸エステル類、アリルグリ
シジルエーテル、2−メチルアリルグリシジルエ
ーテル、スチレン−P−グリシジルエーテル、
3,4−エポキシブテン、3,4−エポキシ−3
−メチル−1−ブテン、3,4−エポキシ−1−
ペンテン、3,4−エポキシ−3−メチルペンテ
ン、5,6−エポキシ−1−ヘキセン、ビニルシ
クロヘキセンモノオキシド、P−グリシジルスチ
レンなどが挙げられ、1種又は2種以上用いるこ
とができる。 また、エチレン系不飽和化合物としては、オレ
フイン類、飽和カルボン酸成分にC2〜6を含むビニ
ルエステル類、飽和アルコール成分にC1〜8を含む
アクリル酸およびメタクリル酸エステル類および
マレイン酸エステル類、ハロゲン化ビニル類、ビ
ニルエーテル類、N−ビニルラクタム類、カルボ
ン酸アミド類などが挙げられ、1種又は2種以上
用いることができる。 本発明の樹脂組成物は、上述のゴム強化熱可塑
性樹脂80〜99重量%、飽和ポリエステル樹脂0.5
〜19.5重量%およびポリオレフイン変性樹脂0.5
〜19.5重量%からなる。 本範囲外では、耐熱性を低下させずに耐衝撃性
と加工性の両方を改善することはできない。 さらに、これらを混合する方法ならびに順序に
は何ら制限はなく、公知の混合機を用いて行うこ
とができる。また混合時公知の染顔料、安定剤、
可塑剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、充填
剤等の添加も十分可能である。 以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて何ら制限されるも
のではない。 実施例および比較例 表−1に示す配合比率に基づき、ゴム強化熱可
塑性樹脂、飽和ポリエステル樹脂およびポリオレ
フイン変性樹脂又はポリエチレン、塩素化ポリエ
チレンを一括溶融混練し、組成物(試料番号1〜
23)を得た。得られた組成物の耐衝撃性、加工性
および耐熱性を表−2に示す。 用いられた樹脂は以下のとおり。 (1) ゴム強化熱可塑性樹脂 (1-A) ポリブタジエン50重量部、スチレン35重
量部およびアクリロニトリル15重量部よりな
るグラフト重合体30重量%とα−メチルスチ
レン70重量部およびアクリロニトリル30重量
部よりなる共重合体70重量%からなる混合
物。“耐熱ABS樹脂” (1-B) エチレン−プロピレン−エチリデンノル
ボルネン50重量部、スチレン35重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体40重量%とα−メチルスチレン70重量
部およびアクリロニトリル30重量部よりなる
共重合体60重量%からなる混合物。“耐熱
AES樹脂” (1-C) ポリブタンジエン25重量部、スチレン55
重量部およびアクリロニトリル20重量部より
なるグラフト重合体。“ABS樹脂” (1-D) ポリブタジエン40重量部、スチレン20重
量部、メチルメタクリレート25重量部および
アクリロニトリル15重量部よりなるグラフト
重合体25重量%とスチレン70重量部およびア
クリロニトリル30重量部よりなる共重合体75
重量%からなる混合物。 “ABSM樹脂” (1-E) ポリブタジエン15重量部、メチルメタク
リレート70重量部およびスチレン15重量部よ
りなるグラフト重合体。“MBS樹脂” (2) 飽和ポリエステル樹脂 (2-A) ポリエチレンテレフタレート“PET”
(固有粘度0.85dl/g) (2-B) プリブチレンテレフタレート“PBT”
(固有粘度1.15dl/g) (3) ポリオレフイン変性樹脂 (3−A) エチレン90重量部およびエチルアク
レート10重量部からなる共重合体
(MFR40)。“E−EA” (3-B) エチレン90重量部とグリシジルメタクリ
レート10重量部からなる共重合体(MFR3)。
“E−GMA” (3-C) エチレン80重量部、グリシジルメタクリ
レート10重量部および酢酸ビニル10重量部か
らなる共重合体(MFR7)。“E−GMA−
VA” (3-D) ポリエチレン(95重量部)に無水マレイ
ン酸(5重量部)をグラフトさせてなる変性
ポリエチレン(PFR3)。“E−MAH” (4) ポリエチレン(MFR50) (5) 塩素含有量35重量%の塩素化ポリエチレン
(MFR3)
【表】
【表】
【表】
【表】
Claims (1)
- 1 ジエン系ゴムまたはエチレン−プロピレン系
ゴムから選ばれたゴムに、芳香族ビニル化合物、
シアン化ビニル化合物および他の共重合可能なビ
ニル化合物からなる群より選択された二種以上の
化合物をグラフト重合したグラフト重合体、また
は、かかるグラフト重合体と上述の化合物群より
選択された二種以上の化合物を共重合した共重合
体からなるゴム強化熱可塑性樹脂80〜99重量%、
飽和ポリエステル樹脂0.5〜19.5重量%およびオ
レフインと不飽和カルボン酸又はその誘導体との
共重合体、オレフインと不飽和エポキシ化合物と
の共重合体、ポリオレフインに不飽和カルボン酸
又はその誘導体または不飽和エポキシ化合物をグ
ラフトさせた重合体およびそれらのオレフインの
一部を他のエチレン系不飽和化合物に置換した
(共)重合体からなる群より選ばれたオレフイン
を主体とするポリオレフイン変性樹脂0.5〜19.5
重量%からなることを特徴とするゴム強化熱可塑
性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17160983A JPS6063249A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ゴム強化熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17160983A JPS6063249A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ゴム強化熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6063249A JPS6063249A (ja) | 1985-04-11 |
| JPH0357941B2 true JPH0357941B2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=15926337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17160983A Granted JPS6063249A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | ゴム強化熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6063249A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0489172B1 (en) * | 1990-06-25 | 1995-10-04 | Sumitomo Dow Limited | Thermoplastic resin composition |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5125261B2 (ja) * | 1972-12-21 | 1976-07-29 | ||
| JPS5633435B2 (ja) * | 1973-02-21 | 1981-08-04 | ||
| JPS5928586B2 (ja) * | 1979-05-23 | 1984-07-13 | 呉羽化学工業株式会社 | ポリエステルブロツク共重合体組成物 |
| JPS5749639A (en) * | 1980-09-09 | 1982-03-23 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Nonrigid thermoplastic resin composition |
| JPS57108153A (en) * | 1980-12-25 | 1982-07-06 | Sumitomo Chem Co Ltd | Resin composition |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP17160983A patent/JPS6063249A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6063249A (ja) | 1985-04-11 |
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