JPH0375011B2 - - Google Patents

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JPH0375011B2
JPH0375011B2 JP62110760A JP11076087A JPH0375011B2 JP H0375011 B2 JPH0375011 B2 JP H0375011B2 JP 62110760 A JP62110760 A JP 62110760A JP 11076087 A JP11076087 A JP 11076087A JP H0375011 B2 JPH0375011 B2 JP H0375011B2
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unsaturated
gel coat
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、浴槽、洗面化粧台、システムキツチ
ン・ワークトツプ、タイル等といつた美感と耐水
性とを兼ね備えて要求される成形品の製造方法に
関するものである。 〔従来の技術〕 浴槽を例にとつてみると、着色ゲルコート施工
後ポリエステル樹脂とガラス繊維とから、裏打ち
を行い、単一色の透明感のない浴槽を製造してい
たのが従来から行われていた方法であつた。然
し、要求される外観、並びに性能が高度化される
につれて、その製造方法にも変化が生じてきた。 例えば、透明なゲルコートを施してからガラス
繊維と樹脂で裏打ちし積層し、更にフイラーを混
合した樹脂で注型を行うことによつて、透明感の
ある大理石調の浴槽が製造されており、増加の傾
向がみられる。 ガラス繊維を用いずに、ゲルコートに続いて注
型を行う場合もあり、製品の多様化に拍車がかけ
られてもいる。 問題は、このような成形品にあつては、硬さと
耐煮沸性が従来使用のゲルコートのレベルではま
つたく不十分な点にあつた。 即ち、注型樹脂のフイラーとして水和アルミナ
を用いると、ゲルコート層を通過した熱水の作用
で注型層の白化が起り、外観を著しく損じてい
た。 また、ガラス質の微粉末フイラーは、このよう
な白化現象は少い傾向があるものの、ゲルコート
層にブリスターを発生させる場合が多く、商品価
値を全く損う欠点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、前述した諸欠点を除き、テスト中で
も最も厳しいとされる片面煮沸テスト、即ちゲル
コート面のみを沸騰水に接触させる連続煮沸テス
トでも十分に満足出来る物性を示す成形品の製造
方法に関するものである。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、型にゲルコートを施し、これ
にフイラー混入樹脂を用いて裏打ち成形を行い成
形品を得るに際して、ゲルコートの次の層に (a) ガラスフレークと (b) ウレタン結合を介して少くとも2個の末端不
飽和基を有する不飽和ウレタン構造を少くとも
2個含有する不飽和ウレタン樹脂との混合物を
中間層として設定することによつて、前記した
諸欠点が削除された優れた物性を示す成形品の
製造方法を提供するにある。 〔作用〕 本発明の理解を助けるために、本発明による成
形品の断面を第1図に示す。 ゲルコートの次の層に、ガラスフレークと樹脂
の混合物を特に樹脂をラジカル硬化系のポリエス
テル樹脂、ビニルエステル樹脂にすることによつ
て、重防食分野のライニング材として盛んに活用
されていることは周知である。 フレークといつた大きさ約50〜400ミクロン厚
さ2〜10ミクロンの偏平状フイラーを、いわば積
重ねる形で成形した塗膜は、著しく水分、空気、
薬液等の塗膜への拡散を妨げ、その拡散係数を1/
100以下にすることが知られており、これが金属
下地への水分、空気の到達時間を実際上ゼロにす
ることにより防食性を発揮することが知られてい
る。 プラスチツクス関係では、ゲルコート又はゲル
コートの次の層に、フレークとポリエステル樹脂
或はビニルエステル樹脂とを混合した系を塗装す
ることが、ゲルコートの耐久性を高めるとして提
案されてもいる。 本発明者らは、この種の成形品について煮沸テ
ストを行つた結果、フレークと併用する樹脂の耐
熱水性(耐加水分解性)が甚だしく結果に影響
し、耐熱水性の十分でない樹脂を用いたのでは、
試験早期にガラスフレークの浮き出しを生じ、ゲ
ルコートの次の層に無数の白い斑点を生じ、甚し
く外観を損うことになる。 一般に耐熱水性の良いとされる、いわゆるビス
フエノール型ポリエステル樹脂でもこの現象がみ
られる。 またビニルエステル樹脂はより良好であるが樹
脂の着色、それ自体でも又煮沸テスト中において
も、成形品全体が黄変化の傾向がみられ、いづれ
も望ましくない結果が与えられている。 また、フレーク・コンパウンドをそのままゲル
コート層に用いても短時間の煮沸により僅かな厚
みしか有しない表面樹脂層がフレークより剥離し
てつやをまつたく失い、商品価値のないものとな
る。 本発明者らは、フレーク・コンパウンドの優れ
た保護作用をゲルコートの保護に活用する方法の
検討を行つた結果、ゲルコート層の次の層にフレ
ーク・コンパウンドを塗装し、更に必要な厚みぞ
けフイラー混入レジンで注型することにより目的
を達成するためには、併用する樹脂に耐水性の極
めて優れたウレタン結合を介して(メタ)アクリ
ロイル基などの不飽和基を有する不飽和ウレタン
樹脂を用いれば良いことを見出し、本発明を完成
することができた。本発明の不飽和ウレタン樹脂
は、特殊なウレタン構造を少なくとも2個含有し
ているため、耐加水分解性にすぐれており、従つ
て得られる成形品はゲルコート層に或程度の耐水
性があれば著しく耐煮沸特性が改良されると共に
黄変、白化がなく、煮沸テスト後の色調、透明性
も良好になると考えられる。 本発明に用いられるガラスフレークは、前記し
た大きさ約50〜400ミクロン、厚さ2〜10ミクロ
ンの偏平状のものであり、例えば日本硝子繊維(株)
のガラスフレークCFがあげられる。 ガラスフレークはその粒度分布により、幾種類
かに分けられているが、本発明はどちらかといえ
ば粗粒の多い粒径分布の広いタイプが望ましい。 本発明で用いられる不飽和ウレタン樹脂は、ウ
レタン結合を介して少なくとも2個の末端不飽和
基を有する不飽和ウレタン構造を少なくとも2個
含有する硬化性樹脂であり、下記一般式〔〕で
示される。 但し、Rはエーテル結合又はエステル結合を介
して末端不飽和基を有する置換基、Gは多価イソ
シアナート残基、Aは多価アルコール残基を表わ
し、nは2〜3、mは1〜2、lは1又は0の整
数である〕。 かかる不飽和ウレタン樹脂は、 (1) 1分子中に1個のヒドロキシル基と2個の不
飽和基を有する不飽和アルコールと多価イソシ
アナートとを、イソシアナート基とヒドロキシ
ル基とが実質的に等モルであるように反応させ
て得る方法、及び (2) 多価アルコールの1モルに多価イソシアナー
トとを実質的に2モルになるように反応させて
イソシアナート付加体を製造し、次いでそれに
前記不飽和アルコールの2モルを反応させて得
る方法で製造することができる。 前記第1の方法で得られる本発明の不飽和ウレ
タン樹脂の代表例として、例えばグリシジルメタ
クリレートとメタクリル酸との反応生成物にジイ
ソシアナートを付加させることによつて得られる
不飽和ウレタン樹脂の1例を挙げる。 さらに、第2の方法で得られる不飽和ウレタ
ン樹脂の代表例を挙げる。 1分子中に2個以上のヒドロキシル基を有す
る多価アルコール(A) 1分子中にそれぞれ2個以上の(メタ)アク
リロイル基とヒドロキシル基とを共有するビニ
ルエステル樹脂(B) (iv) (B)+イソシアナート付加体(C)→ 本発明の硬化可能な樹脂構造の1例を示す。 本発明に利用可能な分子中に1個のヒドロキシ
ル基と2個の不飽和基を有する不飽和アルコール
としては、最も好適なものとして、グリシジルメ
タクリレートと(メタ)アクリル酸との反応生成
物であるグリセリンジ(メタ)アクリレートがあ
げられる。 同様な化合物として、トリメチロールプロパン
ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタン
ジ(メタ)アクリレートがある。 但し、これらは単一な組成ではなく、数パーセ
ントのモノ(メタ)アクリレート、トリ(メタ)
アクリレートを含む混合物である。 また、アリルグリシジルエーテルと(メタ)ア
クリル酸との反応させて得られるグリセリンアリ
ルエーテル(メタ)アクリレートがある。 さらに、1分子中に2個以上のエポキシ基を有
するエポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸と反応さ
せて得られる1分子中にそれぞれ2個以上の(メ
タ)アクリロイル基とヒドロキシル基とを共有す
るビユルエステル樹脂がある。 ビニルエステル樹脂は、1分子中に2個以上の
エポキシ基を有するエポキシ樹脂に、(メタ)ア
クリル酸を、エポキシ基とカルボキシル基とが実
質的に等モルになるように反応させることによつ
て製造される。 ビニルエステル樹脂の製造に使用されるエポキ
シ樹脂の例としては、遊離の水酸基を多く持たな
いタイプが望ましい。 例えば、ビスフエノールAのジグリシジルエー
テル型として油化シエル社のエピコート827,
828,834,1001,ダウ社のDER−330,331,
332、チバ社のGY−257、大日本インキ化学社製
のエピクロン#840,850,810、東都化成社製エ
ポトートVD−115,−127、旭化成社製A.E.R330,
331などがあげられる。 ノボラツクのグリシジルエーテル型のエポキシ
樹脂の例には、ダウ社のDEN−431,438が代表
的である。 環状脂肪型のエポキシ樹脂も文献上には幾つも
の種類があるが、実際上はユニオン・カーバイト
社のERL−4221のみ市販されており、本発明に
もこれが利用可能である。 その他に、特殊エポキシ樹脂として、油化シエ
ル社のYX−4000なる名称で呼ばれているビフエ
ニル型のもの利用し得る。 ビスフエノールAの替りにビスフエノールF及
びビスフエノールSを用いたジグリシジルエーテ
ル型エポキシ樹脂、例えば油化シエル社のエピコ
ート807タイプも使用可能である。 ビスフエノールAにアルキレンオキシドを付加
させ、末端ヒドロキシル基をエピクロロヒドリン
でエポキシ化したタイプもあげられる。 エポキシ樹脂と、(メタ)アクリル酸との反応
は、温度100〜140℃、第3級アミン、第4級アン
モニウム塩等の触媒並びに、多価フエノール類、
キノン類の安定剤を併用し、空気の存在下で行わ
れる。 本発明で用いられるジイソシアナート類は特に
制限を加える必要はないが、例えば次の種類があ
げられる。 2,4−トリレンジイソシアナート、2,4−
トリレンジイソシアナートと2,6−トリレンジ
イソシアナートとの混合体、トリジンジイソシア
ナート、ジフエニルメタンジイソシアナート、イ
ソホロンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイ
ソシアナート、キシリレンジイソシアナート、水
素化キシリレンジイソシアナート、1,5−ナフ
チレンジイソシアナート。 本発明で使用される多価アルコールとしては、
分子中に芳香族核を有するプレポリマーが好まし
く、具体的には多価フエノール又はノボラツツク
にモノエポキシ化合物を反応させるか、或はエポ
キシ樹脂にフエノール類を反応させて得られる、
1分子中に2個以上のアルコール性ヒドロキシル
基を含むプレポリマー及びその水添加物が挙げら
れる。 本発明に利用される多価フエノール類として
は、例えば次の種類があげられる。ビスフエノー
ルA、ビスフエノールF、ビスフエノールS、カ
テコール、レゾルシン、ハイドロキノン。 フエノールとホルムアルデヒドとを酸触媒で反
応させて得られる、いわゆるノボラツクに用いら
れるフエノール類としてはフエノール、o−クレ
ゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、3,
5−キシレノールで代表されるキシレノール類、
パラ置換フエノール類例えばパラターシヤリーブ
チルフエノール、パラオクチルフエノール、パラ
フエニルフエノール、パラクミルフエノールが挙
げられる。 以上の多価フエノール類又はノボラツクと反応
してフエノール性水酸基をヒドロキシル基に変え
るためのモノエポキシ化合物としては、例えばエ
チレンオキシド、プロピレンオキシド、フエニル
グリシジルエーテル、エピクロロヒドリン、スチ
レンオキシド、ブチルグリシジルエーテル、が代
表的である。 さらに、本発明のプレポリマーはエポキシ樹脂
とフエノール類との反応によつて得ることも出来
る。ここで、使用できるエポキシ樹脂及びフエノ
ール類はそれぞれ前述したものである。 エポキシ基とフエノール性水酸基の反応割合は
実質的に1:1が望ましい。 本発明に用いられるゲルコート用樹脂、並びに
裏打ちの注型樹脂は、例えば不飽和ポリエステル
樹脂、ビニルエステル樹脂、アクリルウレタン樹
脂などのラジカル硬化性樹脂が利用し得る。勿
論、前記した本発明の側鎖不飽和ポリマも使用す
ることができる。 裏打ちの注型用樹脂に混合するフイラーは、要
求物性に応じて各種のものが用いられる。 透明感が要求される時は、ガラス微粉末、水和
アルミナ(水酸化アルミニウム)、シリカ微粉末
などが有用できる。 特に、水和アルミナのように、樹脂と混合して
注型用樹脂とした場合、硬化注型品は煮沸により
直ちに白化する場合など、表面ゲルコート層の次
にFRP層を厚く積層する場合は別として、今迄
用いられなかつたフイラーの活用をも可能にす
る。 透明感が要求されなければ、炭酸カルシウム、
クレー、アルミナ、マイカ、バライト、石こう、
マイクロバルーン等必要に応じて選択される。 着色は自由であり、成形方法は通常の方法で実
施される。 〔実施例〕 次に本発明の理解を助けるために、以下に実施
例を示す。 実施例 1 グリシジルメタクリレート−メタクリル酸付加
体〔a〕の合成 撹拌機、還流コンデンサー、温度計を付した1
三ツ口フラスコに、グリシジルメタクリレート
280g、メタクリル酸165g、トリメチルベンジル
アンモニウムクロライド1.8g、メチルパラベン
ゾキノン0.2gを仕込み、100〜105℃に12時間反
応すると、酸価は8.9となつたので中止し、スチ
レン155gを加え、グリシジルメタクリレートと
メタクリル酸付加体〔a〕(以下、付加体〔a〕
と略称)のスチレン溶液が淡赤褐色液状で得られ
た。 不飽和ウレタン樹脂〔A〕の合成 撹拌機、ガス導入管、温度計、還流コンデンサ
ーを付した2セパラブルフラスコに、スチレン
250g、ジフエニルメタンジイソシアナート250
g、付加体〔a〕のスチレン溶液600g、ジブチ
ル錫ジラウレート1.2gを加え、60℃に4時間、
乾燥空気気流中で反応すると、赤外分析の結果イ
ソシアナート基の吸収は完全に消失したことが確
認された。 得られた不飽和ウレタン樹脂〔A〕は赤褐色、
やや濁りを帯び、粘度約40ポイズのチクソトロピ
ー性であつた。 樹脂〔A〕100部に、硬化剤として化薬ヌーリ
ー社の#328Eを1.5部、ナフテン酸コバルト1部
加えた系は、13分でゲル化後急速に発熱し、最高
温度は179℃に達した。 樹脂〔A〕100部に、328E1.5部、ナフテン酸コ
バルト0.2部加え、1夜放置で硬化させた後、120
℃2時間後硬化させた注型樹脂の物性は第1表に
みられるようであつて、頗る耐熱性に優れ、また
硬さ、強度共に良好であつた。 第1表 曲げ強さ 13.9Kg/mm2 曲げ弾性係数 490Kg/mm2 シヤルピー衝撃値 2.2Kg・cm/cm2 熱変形温度 187℃ ロツクウエル硬度(Mスケール) M−120 ゲルコートの製造 不飽和ウレタン樹脂(A)100部に、エロジルRx−
200を4部、フタロシアニンブルー0.02部をロー
ル混練してゲルコートとした。 フレークコンパウンドの製造 不飽和ウレタン樹脂(A)100部に、エロジルRX
−200を4部、ガラスフレークとしてCF−150を
70部、カツプリング剤(A−174)2部を当初エ
ロジルを三本ロールで、更に残りの成分をミキサ
ーで混入してフレークコンパウンドとした。 テストピースの作成 離型剤処理をしたガラス板上に、ゲルコート
100部にパーカドツクス#16を1.5部加え0.6m/
mになるようにバーコーターで塗装し、60℃30分
加熱してゲル化させた後、フレークコンパウンド
100部にパーカドツクス#16を1部加えて調製し
たフレークコンパウンドを約1m/m厚になるよ
うに塗装し、60℃で30分加熱してゲル化させた。 これを一方の面とし、他面を厚さ1〜1.5m/
mのFRP板として厚さ約8m/mとなるように、
イソフタル酸系ポリエステル樹脂として昭和高分
子社製2156を用い、この樹脂100部に、パーカド
ツクス#16を1.5部、フイラーとして日本フエロ
ー社製フリツトを200部加えた系で注型、60℃で
2時間、80℃で2時間加熱して厚さ約10m/m、
300×300m/mのテストピースを得た。 直径100m/mの穴のあいた煮沸テスト用容器
に、ゲルコート面をシリコンゴムのパツキングを
介して密着させ、98〜100℃の沸騰水中で連続煮
沸テストを行つた。 実施例 2 不飽和ウレタン樹脂(B)の製造 ヒドロキシル基含有プレポリマー〔b〕の製造 撹拌機、還流コンデンサー、温度計を付した2
三ツ口フラスコに、エポキシ樹脂として、ユニ
オン・カーバイト社のERL−4221を260g、α−
ナフトール280g、トリフエニルホスフイン2g
を仕込み、150〜160℃に昇温、必要に応じて冷却
後160℃で8時間反応すると、赤外分析の結果遊
離のエポキシ基は消失したことが確認された。 次で、温度120℃付近でp−メチルスチレン460
gを加え、プレポリマー(エポキシ樹脂−αナフ
トール付加物)〔b〕が淡赤褐色液状で得られた。 イソシアナート付加体〔c〕の製造 プレポリマー〔b〕の全量に、更にイソホロン
ジイソシアナート440g、p−メチルスチレン260
gを追加し、60℃に加温した後、ジブチル錫ジラ
ウレート3gを加え、60℃に6時間反応すると、
赤外分析の結果遊離のイソシアナート基はほぼ半
減したものとみられた。 イソシアナート付加体〔c〕が淡赤褐色、液状
で得られた。 ビニルエステル樹脂〔d〕の製造 撹拌機、還流コンデンサー、温度計を付した2
三ツ口フラスコに、エポキシ樹脂として、
ERL−4221を520g、メタアクリル酸を344g、
ハイドロキノン0.5g、トリフエニルホスフイン
2.5gを仕込み、120〜125℃に5時間反応させる
と、酸価は7.4となつたので、p−メチルスチレ
ンを740gを加え、ビニルエステル樹脂〔b〕が
赤褐色液状で得られた。 不飽和ウレタン樹脂〔B〕の製造 ビニルエステル樹脂〔d〕を700g、イソシア
ナート付加体〔c〕850g、パラベンゾキノン
0.15g、ジブチル錫ジラウレート2gを追加し、
60℃で8時間反応すると、赤外分析の結果遊離の
イソシアナート基は消失したことが確認された。 得られた不飽和ウレタン樹脂〔B〕は淡赤褐
色、粘度39ポイズであつた。 以下、不飽和ウレタン樹脂〔B〕を用いて、実
施例1と同様の方法で、煮沸テストを実施した。 実施例 3 不飽和ウレタン樹脂〔C〕の製造 イソシアナート付加体(e)の合成 撹拌機、還流コンデンサー、温度計を付した2
セパラブルフラスコに、ビスフエノールAにプ
ロピレンオキシドを1モルづつ付加させた付加生
成物(次式で代表、BPA−11と略称) を370g、スチレン254g、ヘキサメチレンジイソ
シアナート376g、パラベンゾキノン0.1gを仕込
み、60℃3時間乾燥空気中で反応した後、ジブチ
ル錫ジラウレート3g加え、65〜70℃で3時間反
応した。 赤外分析の結果、イソシアナート基の57%は反
応したものと想定された。 淡黄褐色のイソシアナート(e)が得られた。 ビニルエステル樹脂(h)の製造 撹拌機、還流コンデンサー、温度計、ガス導入
管を付した1セパラブルフラスコに、ノボラツ
ク型エポキシ樹脂としてダウ・ケミカル社の
DEN−431を360g、メタクリル酸172g、トリメ
チルベンジルアンモニウムクロライド1.5g、を
仕込み、130〜135℃、空気気流中で激しく撹拌し
ながら反応を行つた。 3時間で酸価は7.1となつたので中止し、スチ
レン468g、ハイドロキノン0.25gを加え、ビニ
ルエステル樹脂(h)がハーゼン色数300、粘度3.1ポ
イズでで得られた。 不飽和ウレタン樹脂〔C〕の製造 イソシアナート付加体(e)を500g、ビニルエス
テル樹脂(h)を500g、スチレン200g、を撹拌機、
還流コンデンサー、ガス導入管、温度計を付した
2セパラブルフラスコにとり、65〜70℃で6時
間反応すると、赤外分析の結果遊離のイソシアナ
ート基は消失したことが確認された。 得られた不飽和ウレタン樹脂〔C〕はハーゼン
色数350、粘度11.4ポイズであつた。 以下、前記実施例1と同様の方法で煮沸テスト
を行つた。 実施例 4 不飽和ウレタン樹脂〔D〕の製造 グリシジルメタクリレート−メタクリル酸付加体
(j)の製造 撹拌機、還流コンデンサー、温度計、ガス導入
管を付した2セパラブルフラスコに、グリシジ
ルメタクリレート317g、メタアクリル酸183g、
トリメチルベンジルアンモニウムクロライド4.2
g、トルキノン0.05gを仕込み120〜125℃、空気
気流中で、はげしく撹拌しながら反応を行つた。
2時間で酸価が2となつたので反応を中止し、ス
チレン500gを加え、付加体(j)がハーゼン色数200
で得られた。 イソシアナート付加体(k)の合成 撹拌機、還流コンデンサー、温度計を付した2
−セパラブルフラスコに水添ビスフエノール
A590g、 イソホロンジイソシアナート835g、スチレン
500gを仕込み60℃2時間乾燥空気中で反応し、
さらにジブチル錫ジラウレート3gを加え、65〜
70℃で2時間反応した。赤外分析の結果、イソシ
アナート基の60%は反応したものと想定された。
淡黄褐色のイソシアナート付加体(k)が得られた。 不飽和ウレタン樹脂〔D〕の製造 イソシアナート付加体(k)1928g、スチレン1000
g、グリシジルメタクリレート−メタクリル酸付
加体(j)1004g、ジブチル錫ジラウレート9gを撹
拌機、還流コンデンサー、ガス導入管、温度計を
付した5−セパラブルフラスコにとり、65〜70
℃で6時間反応すると、赤外分析の結果、遊離の
イソシアナート基は、消失したことが確認され
た。得られた不飽和ウレタン樹脂〔D〕はハーゼ
ン色数300、粘度18ポイズであつた。 以下、同様にして煮沸テストを行つた。 比較例 次の処方のポリエステル樹脂4を製造した。 水素化ビスフエノールA240g(1モル)、ネオ
ペンチルグリコール125g(1.2モル)、イソフタ
ル酸166g(1モル)、を反応容器に秤取、200〜
210℃、窒素気流中でエステル化して酸価30.1と
した後、フマル酸116g(1モル)を加え、更に
同一条件でエステル化を進め酸価34.7でハイドロ
キノン0.15gを加え、温度155℃でスチレン525g
に溶解、ポリエステル樹脂(4)とした。 粘度4.7ポイズ、ハーゼン色数350であつた。 以下、実施例1と同様の方法で煮沸テストを行
なつた。 以上の結果を第1表にまとめて示す。
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、低コストで、非常に優れ
た耐煮沸性を示す成形品が製造可能となり、浴
槽、洗面化粧台、タイルなどの美感と耐水性を要
求される用途に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法で得られる注型品の断面
構造を示す図面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 型にゲルコートを施し、これにフイラー混入
    樹脂を用いて裏打ち成形を行い成形品を得るに際
    して、ゲルコートの次の層に (a) ガラスフレークと (b) ウレタン結合を介して少くとも2個の末端不
    飽和基を有する不飽和ウレタン構造を少くとも
    2個含有する不飽和ウレタン樹脂との混合物を
    中間層として設定することを特徴とする成形品
    の製造方法。
JP62110760A 1987-05-08 1987-05-08 成形品の製造方法 Granted JPS63276512A (ja)

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