JPH0416491Y2 - - Google Patents

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JPH0416491Y2
JPH0416491Y2 JP1985170213U JP17021385U JPH0416491Y2 JP H0416491 Y2 JPH0416491 Y2 JP H0416491Y2 JP 1985170213 U JP1985170213 U JP 1985170213U JP 17021385 U JP17021385 U JP 17021385U JP H0416491 Y2 JPH0416491 Y2 JP H0416491Y2
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voltage
operational amplifier
amplifier
circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ダイナミツクレンジが広く、入力イ
ンピーダンスが高いと共に、直流オフセツト特性
の安定した増幅回路に関する。
[従来の技術] 高精度測定器において、被測定電圧を正確に検
出するには高入力インピーダンスで直流オフセツ
ト特性の安定した回路が必要である。ところで演
算増幅器の入力インピーダンスは非常に高いが、
そのダイナミツクレンジは狭い。そこでダイナミ
ツクレンジを広くするために、演算増幅器の入力
側に減衰器を設けることがある。しかし、減衰器
を設けているので、回路全体の入力インピーダン
スが低くなつてしまう。また、デスクリート素子
で構成した増幅器はダイナミツクレンジは広い
が、直流オフセツト特性が不安定であつた。
[考案が解決しようとする問題点] このように従来技術では、広範囲の入力電圧を
高入力インピーダンスで、安定して検出すること
は極めて困難であつた。
したがつて本考案の目的は、入力インピーダン
スが極めて高く、ダイナミツクレンジの広く、直
流特性の安定した増幅回路の提供にある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の増幅回路は、異なる2つの電源電圧に
より駆動される利得1の非反転演算増幅器と、こ
の演算増幅器の出力電圧を遅延させる遅延回路
と、この遅延回路の出力電圧を基準とした正及び
負の電圧を発生する電圧回路とを具え、この電圧
回路の正及び負の出力電圧により演算増幅器を駆
動することを特徴としている。
[作用] 本考案の増幅回路によれば、電圧回路の正及び
負の出力電圧は非反転演算増幅器の入力電圧に追
従しているので、この演算増幅器の駆動電圧も入
力電圧に追従し、演算増幅器はフローテイングし
て動作することになる。よつて、演算増幅器のダ
イナミツクレンジは常に入力電圧の瞬時値付近を
カバーしていることになり、増幅回路全体のダイ
ナミツクレンジが広げる。また、ダイナミツクレ
ンジを広げるために、演算増幅器の入力側に減衰
器を接続する必要が無いので、演算増幅器自体が
持つている高入力インピーダンスをそのまま利用
できる。更に、演算増幅器の安定した直流オフセ
ツト特性を利用出来る。
[実施例] 以下、添付図を参照して本考案の好適な実施例
を説明する。第1図は、本考案以前に提案された
増幅回路の回路図である。利得1の非反転演算増
幅器10を入力端子12及び出力端子14の間に
挿入する。この演算増幅器10は異なる2つの駆
動電圧+及び−によりフローデイングして動作す
る。演算増幅器10の出力電圧を利得1の非反転
増幅器18の入力端子に供給し、増幅器18の出
力電圧を電圧源20及び22に供給する。これら
増幅器18、電圧源20及び22は、電圧回路1
6を構成する。電圧源20および22の出力電圧
は増幅器18の出力電圧を基準とした正及び負の
電圧であり、演算増幅器10の駆動電圧+および
−とする。なお、増幅器18はデスクリート素子
などで構成したダイナミツクレンジの広い増幅器
である。
第1図の回路では、増幅器10及び18は利得
1の非反転増幅器なので、増幅器18の出力電圧
は入力端子12の電圧に追従する。よつて、電圧
源20及び22の出力電圧も入力端子12の入力
電圧に追従することになり、演算増幅器10は入
力電圧に追従した駆動電圧で駆動されることにな
る。しかし、演算増幅器10にとつて入力電圧は
駆動電圧を基準としているので、入力端子12の
入力電圧が変化しても、演算増幅器10にとつて
は入力電圧が相対的に変化しないことになり、適
切に入力電圧を増幅しないことがわかつた。
そこで、本考案では第2図に示すごとく、演算
増幅器10の出力端子と増幅器18の入力端子間
に遅延回路24を挿入している。よつて、入力端
子12の入力電圧が変化しても、この遅延回路2
4により、演算増幅器10の駆動電圧は直ちに追
従せず、遅延回路24の遅延時間後に変化する。
すなわち、入力電圧が変化したときには、演算増
幅器10の駆動電圧は変化していないので、演算
増幅器10にとつても入力電圧は相対的に変化し
たことになり、入力電圧を正確に増幅できる。な
お、遅延回路24の遅延時間は、入力電圧の最高
周波数を考慮して設定する。このように、入力電
圧は演算増幅器10の正及び負の駆動電圧の中心
に常にはないが、ほぼ中心なのでダイナミツクレ
ンジを極めて広くすることができる。また、演算
増幅器10の入力インピーダンスがそのまま回路
全体の入力インピーダンスになるので、高入力イ
ンピーダンスが得られると共に、直流特性も安定
する。
第2図に示す実施例を数式を用いて更に詳細に
説明する。演算増幅器10の伝達関数をA1と
し、その時定数をtとする。また、遅延回路24
及び増幅器18の全体の伝達関数をA2とし、そ
の時定数をTとする。すると、それぞれの伝達関
数のラプラス変換は、その電源端子の交流成分に
対して次のようになる。
A1=1/(st+1) (1) A2=1/(sT+1) (2) また、接地電位に対する演算増幅器10の入力電
圧及び出力電圧を夫々ν及びVとし、接地電位に
対する増幅器18の出力電圧をDとする。すると
Vは次のようになる。
V=D+(ν−D)/(st+1) (3) また、 D=V/(sT+1) (4) となるので、式4を式3に代入すると、次式のよ
うになる。
V=〔V/(sT+1)〕 +{ν−〔V/(sT+1)〕}/(st+1) これを整理すると、 (st+1)(sT+1)V =(st+1)V+(sT+1)ν−V (st+1)(sT+1)V =stV+V+(sT+1)ν−V (st+1)(sT+1)V =stV+(sT+1)ν (st+1)(sT+1)V−stV =(sT+1)ν したがつて、全体の伝達関するBを求めると、 B=V/ν =(sT+1)/〔(sT+1)(st+1)−st〕 =(sT+1)/(s2tT+sT+1) となり、分子及び分母をtTで割ると、 B=〔(s/t)+(1/tT)〕/〔s2+(s/t) +(1/tT)〕 となる。全体を低域通過フイルタとすると、この
分母から伝達関数の共振点ωと共振先鋭度Qを求
められる。
ω2=1/tT ω/Q=1/t したがつて、 ω=1/√ Q=ωt=√ となる。時定数Tが時定数tよりも小さい場合に
は、Qが1より大きくなるために、異常振動(リ
ンギング)の状態となる。また、入力信号を正し
く伝達できないが、時定数Tが時定数tよりも大
きい場合には、安定な低減通過フイルタとして働
くことが判る。なお、よく知られているように、
波形伝達におけるQの最適値は、0.5から1であ
る。
それ故、本考案では、増幅器18に遅延回路2
4を設け(遅延回路の帯域は一般に低い)、演算
増幅器10よりも低い通過帯域とすることで、全
体の増幅器の安定性を向上できる。
ところで、もしも、増幅器18の通過帯域の方
が演算増幅器10よりも高いと、演算増幅器10
の出力信号は、直ちにそれ自体の電源電圧に入力
信号と同位相で帰還され、結果的に演算増幅器1
0が一切の増幅を行わないという矛盾が生じる。
これが、第1図の場合である。
第3図は、本考案の好適な実施例の具体的な回
路図である。演算増幅器10は、その反転入力端
子及び出力端子を直接接続し、非反転入力端子は
抵抗器26及びコンデンサ28の並列接続を介し
て入力端子12に接続するので、利得1の非反転
増幅器となる。また、演算増幅器10の非反転及
び反転入力端子の間にダイオード30及び32を
逆極性に並列接続する。これ等素子26−32は
演算増幅器10の保護回路として作用する。遅延
回路24は、抵抗器34及びコンデンサ36の充
放電回路で構成する。例えば、抵抗器34は
4.7Kオームであり、コンデンサ36は100PFであ
る。
電圧回路16は次のように構成する。遅延回路
24の出力電圧は、小抵抗器38を介しトランジ
スタ40のベースに供給する。このトランジスタ
40のエミツタは、定電圧ダイオード42及び定
電流ダイオード44を介して負の高電圧源−−に
接続し、コレクタは正の高電圧源++に接続す
る。
これら高電圧源−−及び++は例えば+60V及
び−60Vである。ダイオード42及び44の共通
接続点は、小抵抗器48を介してトランジスタ4
6のベースに接続し、このトランジスタのコレク
タは負の高電圧源−−に接続する。また、トラン
ジスタ46のエミツタは定電圧ダイオード50及
び定電流ダイオード52を介して正の高電圧源+
+に接続する。トランジスタ54のベースは小抵
抗器56を介してダイオード50及び52の共通
接続点に接続し、そのコレクタは正の高電圧源+
+に接続する。コンデンサ58はトランジスタ4
6及び54のエミツタ間に接続する。
トランジスタ40、ダイオード42及び44
は、第1エミツタフオロワ増幅器を構成する。定
電流ダイオード44は高負荷となり、また定電流
を流すのでトランジスタ40のベース電圧に関係
無く、定電圧ダイオード42の電圧V42は正確に
一定である。また、第2エミツタフオロワ増幅器
46−52も第1エミツタフオロワ増幅器と同様
な構成なので、定電圧ダイオード50の電圧V50
もトランジスタ46のベース電圧に関係無く正確
に一定である。
いま、入力端子12の入力電圧をVとする
と、遅延回路24の遅延時関経過後のトランジス
タ40のベース電圧もVである。また、トラン
ジスタ46のベース電圧は V−V42 となり、トランジスタ54のベース電圧は V−V42+V50 となる。なお、トランジスタのベース及びエミツ
タ間の電圧は極めて低いので無視出来る。よつ
て、トランジスタ46及び54のエミツタ電圧V
1及びV2はそれぞれ次のようになる。
V1=V−V42+V50 V2=V−V42 ここで、V50=2xV42とすると、V1及び
V2はVを中心に正及び負にV42だけオフセ
ツトした電圧になる。これら電圧V1およびV2
をフローテイングの演算増幅器10の駆動電圧と
して利用するので、演算増幅器10のダイナミツ
クレンジは常に入力電圧に追従し、安定かつ正確
な増幅が可能となる。なお、電圧回路16内の増
幅器はダイナミツクレンジのみが問題である点に
留意されたい。また、コンデンサ58は、電圧V
1及びV2の安定化用である。
上述は本考案の好適な実施例についてのみ説明
したが、本考案の要旨を逸脱する事無く種々の変
形が可能である。例えば、遅延回路は遅延線であ
つてもよい。
[考案の効果] 上述のごとく本考案の増幅回路によれば、演算
増幅器をフローテイングさせ、その駆動電圧を入
力電圧に追従させているので、演算増幅器のダイ
ナミツクレンジは常に入力信号をカバーする。な
お、この際、演算増幅器の駆動電圧は遅延して入
力電圧に追従するので、入力電圧の変化は演算増
幅器にとっても変化したことになり、正確に増幅
を行なう。また、演算増幅器が本来備えている高
入力インピーダンス及び安定した直流特性を利用
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案以前に提案された増幅回路のブ
ロツク図、第2図は本考案の好適な実施例のブロ
ツク図、第3図は本考案の好適な実施例の回路図
である。 図に於いて、10は演算増幅器、16は電圧回
路、24は遅延回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 異なる2つの電源電圧により駆動される利得1
    の非反転演算増幅器と、該演算増幅器の出力電圧
    を遅延させる遅延回路と、該遅延回路の出力電圧
    を基準とした正及び負の出力電圧を発生する電圧
    回路とを具え、該電圧回路の正及び負の電圧によ
    り上記演算増幅器を駆動することを特徴とする増
    幅回路。
JP1985170213U 1985-11-05 1985-11-05 Expired JPH0416491Y2 (ja)

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JP1985170213U JPH0416491Y2 (ja) 1985-11-05 1985-11-05

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