JPH041783B2 - - Google Patents

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JPH041783B2
JPH041783B2 JP353184A JP353184A JPH041783B2 JP H041783 B2 JPH041783 B2 JP H041783B2 JP 353184 A JP353184 A JP 353184A JP 353184 A JP353184 A JP 353184A JP H041783 B2 JPH041783 B2 JP H041783B2
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JP
Japan
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olefin
olefin polymer
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copolymer
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JP353184A
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JPS60149650A (ja
Inventor
Mikio Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Priority to JP353184A priority Critical patent/JPS60149650A/ja
Priority to DE8484104979T priority patent/DE3485517D1/de
Priority to US06/606,613 priority patent/US4556690A/en
Priority to EP84104979A priority patent/EP0124879B1/en
Priority to CA000453669A priority patent/CA1248258A/en
Publication of JPS60149650A publication Critical patent/JPS60149650A/ja
Publication of JPH041783B2 publication Critical patent/JPH041783B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は剛性、曲げ強度、耐衝撃性、耐熱性に
優れ、層状ハクリがなく、かつ成形性に優れたポ
リアセタール系樹脂組成物の製造方法に関する。 ポリアセタール系樹脂は、耐熱特性、機械的特
性に優れていることから、エンジニアリングプラ
スチツクスとして大きな需要が期待されている。
ポリアセタール系樹脂は機械的性質の温度依存性
が小さいので、広範な温度条件下での使用が可能
であるという特徴を有しているが、しかしとくに
ノツチ付衝撃強度が小さく、成形時の残留応力や
微細な傷が存在すると、破壊が起こり易いという
欠点があり、歯車、ボルト、ナツトなどの機械部
分や複雑な形状の成形品の成形には適していない
かつた。したがつて、ポリアセタール系樹脂の需
要を拡大するためには、その耐衝撃性を改善する
ことが強く要望されている。 従来、ポリアセタール系樹脂の耐衝撃性など物
性を改善しようとする試みは数多く提案されてい
る。たとえば、特公昭45−12674号公報および特
公昭45−18023号公報には不飽和ゴム類を配合す
る方法、特公昭41−2730号公報、特公昭42−
19498号公報、特公昭43−20376号公報、特開昭48
−15954号公報、特開昭49−40346号公報、特開昭
50−103556号公報には、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、エチレン・α−オレフイン
弾性共重合体、α−オレフイン重合体とエチレ
ン・ビニルモノマー共重合体からなる混合物、ポ
リオレフインなどのα−オレフイン系重合体を配
合する方法、特公昭43−22669号公報、特公昭43
−6134号公報、特公昭45−26231号公報、特公昭
45−18023号公報には、エチレン・酢酸ビニル共
重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体の鹸化物
または鹸化アセタール化物、エチレン・(メタ)
アクリル酸エステル共重合体、α−オレフイン・
α,β−不飽和カルボン酸共重合体の金属中和塩
などの極性基含有α−オレフイン共重合体を配合
する方法、などが提案されている。これらの方法
のうちで、第一番目の不飽和ゴム類を配合する方
法ではポリアセタール系樹脂の耐熱性および耐候
性を著しく低下させるという欠点があり、第二番
目のα−オレフイン系重合体を配合する方法では
ポリアセタール系樹脂と該α−オレフイン系重合
体との親和性が劣るので組成物を溶融混練しても
層状に剥離し易く、機械的強度の十分な組成物が
得られないという欠点があり、また第三番目の極
性基含有α−オレフイン共重合体を配合する方法
では耐衝撃性を改善することができるが不十分で
あり、特にノツチ付きアイゾツト衝撃強度はあま
り改善されないという欠点がある。 本発明者は、優れた性能のポリアセタール系樹
脂組成物の開発について鋭意検討した結果、ポリ
アセタール系樹脂に特定の変性α−オレフイン系
重合体を溶融混合して組成物とし、これを所定温
度で加熱することにより、耐衝撃性が著しく改善
され耐熱特性、機械的特性および成形性に優れた
ポリアセータル系樹脂組成物が得られることを見
出し、本発明に到達した。 本発明を概説すれば、本発明はポリアセタール
系樹脂(A)および変性α−オレフイン系重合体(B)か
ら成り、かつ[]変性α−オレフイン系重合体
(B)の割合が該ポリアセタール系樹脂(A)100重量部
に対して1ないし200重量部の範囲にあり、[]
該変性α−オレフイン系重合体(B)が、α−オレフ
イン成分単位を主成分とする含有する基剤α−オ
レフイン系重合体100重量部に対して不飽和カル
ボン酸またはその誘導体成分単位を0.01ないし10
重量部の範囲でグラフト共重合してなる変性α−
オレフイン系重合体、であるものを溶融混合して
得られる組成物(C)を、50℃以上ないし該ポリアセ
タール系樹脂(A)の融点以下の温度で少なくとも30
分以上加熱処理することを特徴とするポリアセタ
ール系樹脂組成物(D)の製造方法、を発明の要旨と
するものである。 本発明に使用する組成物(C)に配合されるポリア
セタール系樹脂(A)は、ホルムアルデヒド、トリオ
キサン、テトラオキサン等の単独重合体またはこ
れらの2種以上からなる共重合体、または該単量
体と環状エーテル、環状エステルあるいはビニル
化合物との共重合体をも包含する。ここで、該環
状エーテルとしては、エチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、オキサシクロブタンおよび1,3
−ジオキソランなどを例示することができ、環状
エステルとしては、β−プロピオラクトン、γ−
ブチロラクトンなどを例示することができる。ま
た、該アセタール樹脂はその分子末端がエーテル
結合、エステル結合などに変換されていてもよ
い。該ポリアセタール樹脂としては、その主鎖中
にオキシメチレン単位を通常80モル%以上含有す
るものが使用され、さらに好ましくは90モル%含
有するものが使用され、そのメルトフローレート
MFR(190℃、2160g、ASTM D 1238−79)
が通常0.1ないし50g/10min、好ましくは0.2な
いし30g/10minの範囲のものが使用される。 本発明に使用する組成物(C)に配合される変性α
−オレフイン系重合体(B)は、α−オレフイン成分
単位を主成分として含有する基剤α−オレフイン
系重合体100重量部に対して不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体成分単位を0.01ないし10重量部の
範囲でグラフト共重合させたものであることが必
要であり、さらには0.05ないし5重量部の範囲で
グラフト共重合させたものであることが好まし
い。ここで、該変性α−オレフイン系重合体中の
該不飽和カルボン酸またはその誘導体成分単位の
グラフト割合が0.01重量部より小さくなると、ポ
リアセタール系樹脂組成物の衝撃強度が低下し、
さらに層状剥離する。またグラフト割合が10重量
部より大きくなると、該グラフト変性物の架橋度
が増大するので、ポリアセタヘール系樹脂に配合
しても組成物の耐衝撃性を改善する効果が低下す
るようになる。該変性α−オレフイン系重合体
は、その結晶化度が通常1ないし85%、好ましく
は2ないし80%の範囲にあり、その135℃のデカ
リンにおける極限粘度〔η〕が通常0.5ないし7
dl/g、好ましくは0.7ないしdl/gの範囲であ
る。 該変性α−オレフイン系重合体を構成するグラ
フトモノマー成分の不飽和カルボン酸またはその
誘導体成分単位としては、たとえばアクリル酸、
メタクリル酸、α−エチルアクリル酸、マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸、テ
トラヒドロフタル酸、エンドシス−ビシクロ
〔2,2,1〕ヘプト−5−エン−2,3−ジカ
ルボン酸(ナジツク酸 )、メチル−エンドシス
−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−5−エン−
2,3−ジカルボン酸(メチルナジツク酸 )な
どの不飽和ジカルボン酸、該不飽和カルボン酸の
酸無水物、エステル、アミド、イミド、ハライド
などの不飽和カルボン酸の誘導体が挙げられ、具
体的には無水マレイン酸、無水シトラコン酸、無
水イタコン酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水
ナジツク酸、無水メチルナジツク酸、マレイン酸
モノメチル、マレイン酸ジメチル、イタコン酸ジ
メチル、シトラコン酸ジメチル、マレイミド、塩
化マレニルなどが例示される。これらの中では、
不飽和ジカルボン酸またはその酸無水物が好適で
あり、とくにマレイン酸、ナジツク酸またはこれ
らの酸無水物が好適である。 該不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ば
れるグラフトモノマーをα−オレフイン系重合体
にグラフト共重合して前記変性α−オレフイン系
重合体を製造するには、従来から高知の方法が採
用される。たとえば、該α−オレフイン系重合体
を溶融させグラフトモノマーを添加してグラフト
共重合させる方法、あるいは溶媒に溶解させグラ
フトモノマーを添加してグラフト共重合させる方
法がある。いずれの場合にも前記グラフトモノマ
ーを効率よくグラフト共重合させるためには、ラ
ジカル開始剤の存在下に反応を実施することが好
ましい。グラフト反応は通常60ないし350℃の温
度で行われる。ラジカル開始剤の使用割合は、該
α−オレフイン系重合体100重量部に対して通常
0.01ないし20重量部の範囲である。ラジカル開始
剤としては、有機ペルオキシド、有機ペルエステ
ル、アゾ化合物などを例示することができる。 該変性α−オレフイン系重合体を構成するα−
オレフイン系重合体は、α−オレフイン成分単位
を主成分とする非晶性ないし低結晶性の重合体、
α−オレフイン成分単位を主成分とする結晶性の
重合体のいずれかであつてもよい。該基剤α−オ
レフイン系重合体が非晶性ないし低結晶性のα−
オレフイン系弾性重合体である場合に、該α−オ
レフイン系弾性重合体はα−オレフイン成分単位
を主成分とする非晶性又は低結晶性の弾性重合体
であり、二成分以上のα−オレフイン成分単位の
みから構成されている場合もあるし、α−オレフ
イン成分の他に少量成分のジエン成分単位を含有
していても差しつかえない。該基剤α−オレフイ
ン系弾性重合体を構成するα−オレフイン成分単
位の含有率は通常80モル%以上、好ましくは85モ
ル%以上の範囲であり、ジエン成分単位の含有率
が通常0ないし20モル%、好ましくは0ないし15
モル%の範囲である。該基剤α−オレフイン系弾
性重合体の他の物性は、結晶化度が通常20%以
下、好ましくは19ないし1%の範囲にあり、135
℃デカリンにおける極限粘度〔η〕が通常0.5な
いし7dl/g、好ましくは0.7ないし5dl/gの
範囲にあり、ガラス転移温度は通常0℃以下、好
ましくは−10℃以下の範囲にある。ここで、構成
成分のα−オレフイン成分単位としては、エチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4
−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセンなどを例示す
ることができ、ジエン成分単位としては1,4−
ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチ
リデン−2−ノルボルネン、2,5−ノルボネジ
エンなどの非共役ジエン成分、ブタジエン、イソ
プレン、ピペリレンなどの共役ジエン成分などを
例示することができる。該基剤α−オレフイン系
弾性重合体としては、エチレン・プロピレン共重
合体、エチレン・1−ブテン共重合体、エチレ
ン・4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレ
ン・1−ヘキセン共重合体、エチレン・1−オク
テン共重合体、エチレン・1−デセン共重合体、
プロピレン・エチレン共重合体、プロピレン・1
−ブテン共重合体、プロピレン・4−メチル−1
−ペンテン共重合体、プロピレン・1−オクテン
共重合体、プロピレン・1−デセン共重合体、プ
ロピレン・1−ドデセン共重合体などのα−オレ
フイン弾性共重合体、エチレン・プロピレン・
1,4−ヘキサジエン共重合体、エチレン・プロ
ピレン・ジシクロペンタジエン共重合体、エチレ
ン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノルボル
ネン共重合体、エチレン・プロピレン・2,5−
ノルボチジエン共重合体、エチレン・1−ブテ
ン・ジシクロペンタジエン共重合体、エチレン・
1−ブテン・1,4−ヘキサジエン共重合体、エ
チレン・1−ブテン・5−エチリデン−2−ノル
ボルネン共重合体などのα−オレフイン・非共役
ジエン弾性共重合体などを例示することができ
る。該基剤α−オレフイン系弾性重合体と前記不
飽和カルボン酸またはその誘導体とを前記方法に
よつて反応させることにより、変性α−オレフイ
ン系弾性重合体が得られる。 該変性α−オレフイン系弾性重合体の物性は、
その結晶化度が通常20%以下、好ましくは1ない
し19%の範囲にあり、その135℃デカリンにおけ
る極限粘度〔η〕が通常0.5ないし7dl/g、好
ましくは0.7ないし5dl/gの範囲にあり、その
分子量分布(w/n)が通常1.5ないし30、
好ましくは2.0ないし25の範囲にあり、ガラス転
移温度は通常0℃以下、好ましくは−10℃以下で
ある。 該変性α−オレフイン系重合体を構成する基剤
α−オレフイン系重合体が結晶性のα−オレフイ
ン系重合体である場合に、該α−オレフイン系重
合体はα−オレフイン成分単位を主成分とする結
晶性の重合体であり、1種もしくは2種以上のα
−オレフイン成分単位のみから構成されている場
合もあるし、α−オレフイン成分単位の他に少量
の極性ビニルモノマー成分単位を含有していても
差しつかえない。該基剤結晶性α−オレフイン系
重合体を構成するα−オレフイン成分単位の含有
率は通常60モル%以上、好ましくは70ないし99モ
ル%の範囲であり、極性ビニルモノマー成分単位
を含む場合にはその含有率は通常0ないし40モル
%、好ましくは0ないし30モル%の範囲である。
該基剤結晶性α−オレフイン系重合体の物性は、
結晶化度が通常30%以上、好ましくは80ないし35
%の範囲にあり、135℃デカリンにおける極限粘
度〔η〕が通常0.5ないし7dl/g、好ましくは
0.7ないし5dl/gの範囲にあり、融点は通常60
ないし300℃、好ましくは80ないし280℃の範囲に
ある。ここで、構成成分のα−オレフイン成分単
位としては、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
1−ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−
ドデセンなどを例示することができ、また前記極
性ビニルモノマー成分単位としては酢酸ビニル、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステ
ル、メタクリル酸エステル、アクリル酸の種々の
金属塩、メタクリル酸の種々の金属塩などを例示
することができる。該基材結晶性α−オレフイン
系重合体としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ1−ブテン、ポリ4−メチル−1−ペン
テン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレ
ン・1−ブテン共重合体、エチレン・1−ペンテ
ン共重合体、エチレン・4−メチル−1−ペンテ
ン共重合体、エチレン・1−オクテン共重合体、
エチレン・1−デセン共重合体、エチレン・1−
ドデセン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸メチル共重合
体、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体、エ
チレン・(メタ)アクリル酸塩共重合体などを例
示することができる。該基剤結晶性α−オレフイ
ン系重合体と前記不飽和カルボン酸またはその誘
導体とを前記方法によつて反応させることによ
り、変性結晶性α−オレフイン系重合体が得られ
る。該変性結晶性α−オレフイン系弾性重合体の
物性は、その結晶化度が85ないし30%の範囲、好
ましくは80ないし35%の範囲にあり、その135℃
デカリンにおける極限粘度〔η〕が通常0.5ない
し7dl/g、好ましくは0.7ないし5dl/gの範
囲にあり、その分子量分布(w/n)が通常
1.5ないし30、好ましくは2.0ないし25の範囲にあ
り、融点は通常60ないし300℃、好ましくは80な
いし280℃の範囲にある。 本発明で使用する組成物(C)において、前記ポリ
アセタール系樹脂(A)の100重量部に対する前記変
性α−オレフイン系重合体(B)の配合割合は1ない
し200重量部の範囲にあることが必要であり、さ
らに好ましくは5ないしは100重量部、とくに好
ましくは10ないし80重量部の範囲である。前記変
性α−オレフイン系重合体(B)の配合割合が200重
量部より多くなると、ポリアセタール系樹脂組成
物(D)の剛性、曲げ強度が低下するようになり、1
重量部より少なくなると、該組成物(D)の耐衝撃性
が低下するようになる。 本発明に使用する組成物(C)には、前述のポリア
セタール系樹脂(A)および変性α−オレフイン系重
合体(B)の必須成分の他に、樹脂成分として未変性
のα−オレフイン系重合体を配合することもでき
る。α−オレフイン系重合体としては、変性α−
オレフイン系重合体の基剤樹脂として例示した非
晶性ないし低結晶性のα−オレフイン系弾性重合
体または結晶性のα−オレフイン系重合体を使用
することができる。α−オレフイン系重合体とし
ては、変性α−オレフイン系重合体の基剤α−オ
レフイン系重合体と同種のα−オレフイン系重合
体を配合することもできるし、異類のα−オレフ
イン系重合体を配合することもできる。その際の
該α−オレフイン系重合体の配合割合は前記変性
α−オレフイン系重合体(B)100重量部に対して通
常1ないし1000重量部、好ましくは10ないし500
重量部の範囲であり、かつ前記変性α−オレフイ
ン系重合体および該α−オレフイン系重合体の合
計量に対するグラフト共重合成分の不飽和カルボ
ン酸またはその誘導体成分単位の含有量が通常
0.01ないし8重量%、好ましくは0.05ないし5重
量%の範囲である。 本発明に使用する組成物(C)は、後述の方法によ
り構成成分を溶融混練することにより調製され
る。該組成物(C)においては、ポリアセタール系樹
脂からなるポリアセタールマトリツクスと変性α
−オレフイン系重合体、場合によつては該変性α
−オレフイン系重合体およびα−オレフイン系重
合体からなる変性重合体マトリツクスとが相互に
密接した接着した微細粒子として分散している。
該組成物(C)を構成する分散微細粒子の大きさは通
常10μ以下、好ましくは5ないし0.1μ、とくに好
ましくは3ないし0.2μの範囲である。 本発明に使用する組成物(C)には、前記必須の二
成分の他に必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収
剤、光保護剤、亜燐酸塩安定剤、過酸化物分解
剤、塩基性補助剤、造核剤、可塑剤、潤滑剤、帯
電防止剤、難燃剤、顔料、染料、およびカーボン
ブラツク、アスベスト、ガラス繊維、チタン酸カ
リウイスカー、雲母、カリオン、タルク、シリ
カ、シリカラルミナなどの充填剤を配合すること
も可能である。さらに、本発明に使用する組成物
(C)には、その物性を損わない範囲において他の重
合体を配合することもできる。これらの添加剤の
配合割合は適宜の範囲である。 本発明に使用する組成物(C)は、種々の方法で溶
融混合することにより調製される。たとえば必須
の二成分の1部を予備混合した後に、残余の成分
と混合したり、一括してすべての必須の二成分を
混合物する方法が挙げられる。また、これらの任
意の段階で必要に応じて前記添加剤、たとえば酸
化防止剤などを添加することもできる。あらかじ
め、成分樹脂中に添加することもできる。 上記溶融混合物は例えば一軸スクリユー押出
機、二軸スクリユー押出機、バンバリーミキサ
ー、シエルブレンダーなどのような装置を使用す
る既知の方法によつて行うことができる。これら
の方法によつて組成物(C)は種々の形状で得られる
が、押出機によつてペレツト状に造粒することが
好ましい。 本発明は上記の溶融混合によつて得られる組成
物(C)を更に加熱処理するものである。加熱処理温
度は50℃以上ポリアセタール系樹脂(A)の融点以下
であり、好ましくは80ないし170℃である。また
50℃未満では本発明の効果を充分に発揮しないか
又は発揮するのに極端に長時間の熱処理が必要と
する。 加熱処理時間は少なくとも30分であることが必
要であり、好ましくは1時間以上である。加熱処
理時間は加熱温度によつて変わり、一般に高温度
になるほど、短時間で済む。加熱は通常とり得る
方法によつて遂行することができる。これらは、
例えば、電熱器による加熱、高周波加熱、温風加
熱などが挙げられるが、これらの内では、温風加
熱によるのが好ましい。加熱時の雰囲気は不活性
ガス雰囲気下であることがより好ましいが、必ず
しもこれに限る必要はない。 本発明によつて得られるポリアセタール系樹脂
組成物(D)はその剛性、耐衝撃性、耐熱性、成形性
などの諸性質に優れている。その中でも、組成物
(C)を製造するに際して、(B)成分および一部のポリ
アセタール系樹脂(A)成分を予備的に溶融混合した
予備混合物に、残余のポリアセタール系樹脂(A)成
分を溶融混合することによつて得られる組成物(C)
を加熱処理したものはとくにその性質が優れてい
る。 本発明の方法により得られるポリアセタール系
樹脂組成物(D)の溶融流動性〔メルトフローレート
(MFR、190℃、2160g荷重)〕は、通常0.1ない
し50g/10min、好ましくは0.2ないし30g/
10minの範囲である。 本発明により得られるポリアセタール系樹脂組
成物(D)は、従来から公知の種々の溶融成形法によ
り、種々の形状に成形される。たとえば射出成
形、押出成形、圧縮成形、発泡成形などの方法が
挙げられ、自動車用部品、電器器具、電器部品を
はじめとする広い用途に利用される。 次に、本発明を実施例によつて具体的に説明す
る。なお、本発明の方法において、結晶化度およ
び極限粘度〔η〕は次の方法により測定した。 結晶変度:23℃でX線回折法により測定した。 極限粘度:135℃のデカリンにて求めた。 実施例 1〜3 ポリアセタール系樹脂〔ポリプラスチツク社
製、ジユラコンM25−01、MFR 2.76g/10min〕
とエチレン−ブテン−1共重合体〔エチレン含有
90モル%、〔η〕1.75dl/g、密度0.88g/cm3
結晶化度17%〕100重量部に無水マレイン酸を0.9
重量部グラフト共重合した無水マレイン酸グラフ
ト変性エチレン−ブテン−1共重合体〔〔η〕
1.48dl/g、密度0.88g/cm3、結晶化度16%〕を
表1に示す割合でブレンダーを用いて混合し、ド
ライブレンド品を調製した。このドライブレンド
組成物をL/D=28、25mmφ1軸押出機に供給し、
190℃、50rpmで1回通過されて混練し、造粒し
た。造粒したペレツトを窒素雰囲気下100℃で20
時間温風処理した後、東芝IS−50射出成形機にて
物性試験片を作成した。続いて、下記の方法によ
り物性評価を行なつた。 MFR:ASTM D 1238−79に従つて、190℃、
2160gで測定した。 曲げ試験:3.2mm厚みの試験片を用い、ASTM
D 790−80により、曲げ弾性率FM(Kg/cm2)、
曲げ強度FS(Kg/cm2)を測定した。 アイゾツト衝撃強度:3.2mm厚みの試験片を用い、
ASTM D 256により、23℃ノツチ付きアイ
ゾツト衝撃強度(Kg・cm/cm)を測定した。 層状剥離性:射出試験片(132mm×12.7mm×3.2
mm)を折り曲げ、層状剥離性を目視で判定し
た。 その結果を表1に示した。 実施例 4〜6 実施例3と同様ブレンド物を調製し、表1に示
す加熱条件で処理する他は、実施例3と同様に評
価した。その結果を第1表に示した。 実施例7〜11、比較例4、5 表1に示した変性α−オレフイン系重合体を表
1に示す割合で用いる他は、実施例1と同様の方
法でブレンド物を調製後、加熱処理して物性を測
定した。その結果を第1表に示した。 実施例 12 表1に示す2種の変性α−オレフイン系重合体
を表1に示す割合で用いる他は実施例1と同様の
方法でブレンド物を調製し、物性を測定した。そ
の結果を第1表に示した。 実施例 13ないし15 表1に示す変性α−オレフイン系重合体と未変
性α−オレフイン系重合体を表1に示す割合で用
いる他は実施例1と同様の方法でブレンド物を調
製し、物性を測定した。その結果を第1表に示し
た。 実施例 16 ポリアセタール系樹脂〔ポリプラスチツク社
製、ジユラコンM90−01、MFR 9.07g/min〕
を表1に示す割合で用いる他は実施例1と同様の
方法でブレンド物を調製し、物性を測定した。そ
の結果を第1表に示した。 比較例 1、2 ポリアセタール系樹脂単独品を表1の条件で加
熱処理し、物性を評価した。結果を第1表に示し
た。 比較例 3 実施例3と同様のブレンド物を調製し、加熱し
ないで物性を評価した結果を第1表に示した。 比較例 6ないし10 表1に示す未変性α−オレフイン系重合体を表
1に示す割合で用いる他は実施例1と同様の方法
でブレンド物を調製して物性を測定したその結果
を第1表に示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリアセタール系樹脂(A)および変性α−オレ
    フイン系重合体(B)から成り、かつ [] 変性α−オレフイン系重合体(B)の割合が該
    ポリアセタール系樹脂(A)100重量部に対して1
    ないし200重量部の範囲にあり、 [] 該変性α−オレフイン系重合体(B)が、α−
    オレフイン成分単位を主成分として含有する基
    剤α−オレフイン系重合体100重量部に対して
    不飽和カルボン酸またはその誘導体成分単位を
    0.01ないし10重量部の範囲でグラフト共重合し
    てなる変性α−オレフイン系重合体、 であるものを溶融混合して得られる組成物(C)を、
    50℃以上ないし該ポリアセタール系樹脂(A)の融点
    以下の温度で少なくとも30分以上加熱処理するこ
    とを特徴とするポリアセタール系樹脂組成物(D)の
    製造方法。
JP353184A 1983-05-10 1984-01-13 ポリアセタ−ル系樹脂組成物の製造方法 Granted JPS60149650A (ja)

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EP84104979A EP0124879B1 (en) 1983-05-10 1984-05-03 Acetal resin composition
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