JPH04270823A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPH04270823A JPH04270823A JP5377091A JP5377091A JPH04270823A JP H04270823 A JPH04270823 A JP H04270823A JP 5377091 A JP5377091 A JP 5377091A JP 5377091 A JP5377091 A JP 5377091A JP H04270823 A JPH04270823 A JP H04270823A
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- Japan
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- temperature
- cooking
- gas sensor
- gas
- sensor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、食品から発生する水蒸
気等のガスを検出するガスセンサを備え、このガスセン
サから出力されるガス検出信号に基づいて加熱制御する
ように構成した加熱調理器に関する。
気等のガスを検出するガスセンサを備え、このガスセン
サから出力されるガス検出信号に基づいて加熱制御する
ように構成した加熱調理器に関する。
【0003】
【従来の技術】この種の加熱調理器である電子レンジに
おいて、自動調理を行う場合、図4に示すように、ガス
センサから出力されるガス検出信号の出力レベルが調理
の進行に伴ってピーク値V0から所定値Vcだけ低下し
た時点で所定の追加熱行程へ移行し、その行程を経て調
理を終了するようにしている。
おいて、自動調理を行う場合、図4に示すように、ガス
センサから出力されるガス検出信号の出力レベルが調理
の進行に伴ってピーク値V0から所定値Vcだけ低下し
た時点で所定の追加熱行程へ移行し、その行程を経て調
理を終了するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子レンジ
が設置されている場所の温度及び湿度が変化すると、ガ
スセンサの抵抗の変化率が変わるため、同じ種類の食品
を同一量だけ調理する場合であっても、調理終了時点が
変動すること即ち調理時間が変動することがあった。図
4によって説明すると、室温がT1(℃)であって、相
対湿度がH1(%)である場合のガスセンサからのガス
検出信号の変化を実線Aで示し、室温がT2(℃)、相
対湿度がH2(%)である場合のガスセンサからのガス
検出信号の変化を実線Bで示す。但し、T1<T2、H
1<H2である。尚、図4において、V1及びV2は、
上記各場合においてガスセンサから出力される初期値を
示している。
が設置されている場所の温度及び湿度が変化すると、ガ
スセンサの抵抗の変化率が変わるため、同じ種類の食品
を同一量だけ調理する場合であっても、調理終了時点が
変動すること即ち調理時間が変動することがあった。図
4によって説明すると、室温がT1(℃)であって、相
対湿度がH1(%)である場合のガスセンサからのガス
検出信号の変化を実線Aで示し、室温がT2(℃)、相
対湿度がH2(%)である場合のガスセンサからのガス
検出信号の変化を実線Bで示す。但し、T1<T2、H
1<H2である。尚、図4において、V1及びV2は、
上記各場合においてガスセンサから出力される初期値を
示している。
【0005】この場合、ピーク値V0から所定値Vcだ
け低下した時点で調理を終了するように制御するのであ
るが、室温がT1、相対湿度がH1である場合に適切な
加熱がなされるように上記所定値Vcを設定すると、室
温がT2、相対湿度がH2である場合は、加熱時間が長
くなりすぎてしまうことがあった。即ち、実際の電子レ
ンジにおいては、常温度及び常湿度である場合に適切な
加熱がなされるように上記所定値Vcを設定するので、
冬期において低温度及び低湿度である場合には、調理時
間が短くなってしまい、一方、夏期において高温度及び
高湿度である場合には、調理時間が長くなってしまう。 そして、最悪の場合には、調理終了した食品が食べられ
ないこともあった。
け低下した時点で調理を終了するように制御するのであ
るが、室温がT1、相対湿度がH1である場合に適切な
加熱がなされるように上記所定値Vcを設定すると、室
温がT2、相対湿度がH2である場合は、加熱時間が長
くなりすぎてしまうことがあった。即ち、実際の電子レ
ンジにおいては、常温度及び常湿度である場合に適切な
加熱がなされるように上記所定値Vcを設定するので、
冬期において低温度及び低湿度である場合には、調理時
間が短くなってしまい、一方、夏期において高温度及び
高湿度である場合には、調理時間が長くなってしまう。 そして、最悪の場合には、調理終了した食品が食べられ
ないこともあった。
【0006】具体的例を図5に示す。この図5は、ガス
センサの抵抗の変化率を示すグラフである。図5におい
て、曲線C1は、味噌汁1杯を初期温度5℃及び初期相
対湿度40%で調理した場合であり、曲線C2は、味噌
汁1杯を初期温度35℃及び初期相対湿度70%で調理
した場合である。また、曲線D1は、味噌汁4杯を初期
温度5℃及び初期相対湿度40%で調理した場合であり
、曲線D2は、味噌汁4杯を初期温度35℃及び初期相
対湿度70%で調理した場合である。この場合、味噌汁
1杯の場合においても、4杯の場合においても、それぞ
れ調理開始前の状態に関係してガスセンサの抵抗の変化
率が大きく異なることがわかる。
センサの抵抗の変化率を示すグラフである。図5におい
て、曲線C1は、味噌汁1杯を初期温度5℃及び初期相
対湿度40%で調理した場合であり、曲線C2は、味噌
汁1杯を初期温度35℃及び初期相対湿度70%で調理
した場合である。また、曲線D1は、味噌汁4杯を初期
温度5℃及び初期相対湿度40%で調理した場合であり
、曲線D2は、味噌汁4杯を初期温度35℃及び初期相
対湿度70%で調理した場合である。この場合、味噌汁
1杯の場合においても、4杯の場合においても、それぞ
れ調理開始前の状態に関係してガスセンサの抵抗の変化
率が大きく異なることがわかる。
【0007】特に、曲線C2と曲線D1がほぼ重なって
しまうので、調理開始前の状態によっては、味噌汁1杯
の場合の調理時間と、4杯の場合の調理時間とがほぼ同
じになってしまうことがわかる。
しまうので、調理開始前の状態によっては、味噌汁1杯
の場合の調理時間と、4杯の場合の調理時間とがほぼ同
じになってしまうことがわかる。
【0008】そこで、本発明の目的は、ガスセンサに基
づいて自動調理を行うものにおいて、調理器本体周辺の
温度及び湿度にかかわらず、食品を適切に加熱すること
ができる加熱調理器を提供するにある。
づいて自動調理を行うものにおいて、調理器本体周辺の
温度及び湿度にかかわらず、食品を適切に加熱すること
ができる加熱調理器を提供するにある。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
食品から発生する水蒸気等のガスを検出するガスセンサ
を備え、このガスセンサからのガス検出信号に基づいて
加熱制御する加熱調理器において、調理開始時の調理器
本体周辺の温度を検出する第1の温度センサを備えると
共に、調理の進行に伴って変化する前記ガスセンサ周辺
の温度を検出する第2の温度センサを備え、そして、前
記第1及び第2の温度センサからの温度検出信号とこれ
ら検出された温度に対応する飽和水蒸気量とに基づいて
前記ガスセンサからのガス検出信号を補正する補正手段
を備えたところに特徴を有するものである。
食品から発生する水蒸気等のガスを検出するガスセンサ
を備え、このガスセンサからのガス検出信号に基づいて
加熱制御する加熱調理器において、調理開始時の調理器
本体周辺の温度を検出する第1の温度センサを備えると
共に、調理の進行に伴って変化する前記ガスセンサ周辺
の温度を検出する第2の温度センサを備え、そして、前
記第1及び第2の温度センサからの温度検出信号とこれ
ら検出された温度に対応する飽和水蒸気量とに基づいて
前記ガスセンサからのガス検出信号を補正する補正手段
を備えたところに特徴を有するものである。
【0011】
【作用】上記手段によれば、調理開始時の調理器本体周
辺の温度と、調理の進行に伴って変化するガスセンサ周
辺の温度とを検出し、検出された温度及びこれら検出さ
れた温度に対応する飽和水蒸気量とに基づいてガスセン
サからのガス検出信号を補正するようにした。これによ
り、補正したガス検出信号の出力レベルがピーク値から
所定値だけ低下した時点で調理を終了するように制御す
れば、調理器本体周辺の温度及び湿度にかかわらず、食
品を加熱する調理時間が食品の種類及び量に応じてほぼ
一定且つ適切なものとなり、食品を適切に加熱できる。
辺の温度と、調理の進行に伴って変化するガスセンサ周
辺の温度とを検出し、検出された温度及びこれら検出さ
れた温度に対応する飽和水蒸気量とに基づいてガスセン
サからのガス検出信号を補正するようにした。これによ
り、補正したガス検出信号の出力レベルがピーク値から
所定値だけ低下した時点で調理を終了するように制御す
れば、調理器本体周辺の温度及び湿度にかかわらず、食
品を加熱する調理時間が食品の種類及び量に応じてほぼ
一定且つ適切なものとなり、食品を適切に加熱できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を電子レンジに適用した一実施
例について図1ないし図3を参照しながら説明する。ま
ず、電気的構成と共に全体の概略構成を示す図1におい
て、電子レンジの加熱調理室1の内底部には、食品2を
載置する回転皿3が配設されている。この回転皿3は、
図示しないモータにより回転駆動されるようになってい
る。また、加熱調理室1の外側に配設されたマグネトロ
ン4は、マイクロ波を発振して加熱調理室1内へ供給す
ることにより、食品2を加熱するように構成されている
。
例について図1ないし図3を参照しながら説明する。ま
ず、電気的構成と共に全体の概略構成を示す図1におい
て、電子レンジの加熱調理室1の内底部には、食品2を
載置する回転皿3が配設されている。この回転皿3は、
図示しないモータにより回転駆動されるようになってい
る。また、加熱調理室1の外側に配設されたマグネトロ
ン4は、マイクロ波を発振して加熱調理室1内へ供給す
ることにより、食品2を加熱するように構成されている
。
【0013】上記マグネトロン4は、高圧トランス5及
び図示しない倍電圧整流回路等によって駆動される。高
圧トランス5と商用交流電源6との間には、DCリレー
7が設けられており、該リレー7により高圧トランス5
が通断電される。上記DCリレー7は、制御回路8によ
りオンオフ制御される。即ち、マグネトロン4は、制御
回路8により駆動制御されるようになっている。
び図示しない倍電圧整流回路等によって駆動される。高
圧トランス5と商用交流電源6との間には、DCリレー
7が設けられており、該リレー7により高圧トランス5
が通断電される。上記DCリレー7は、制御回路8によ
りオンオフ制御される。即ち、マグネトロン4は、制御
回路8により駆動制御されるようになっている。
【0014】制御回路8は、マイクロコンピュータを含
んで構成されており、加熱運転全般を制御する機能の他
に、補正手段の機能を有している。制御回路8は、各種
の操作スイッチを備えた入力回路9から出力される各ス
イッチ信号を受けると共に、調理の途中経過や時刻等を
表示する表示器10を駆動制御するように構成されてい
る。
んで構成されており、加熱運転全般を制御する機能の他
に、補正手段の機能を有している。制御回路8は、各種
の操作スイッチを備えた入力回路9から出力される各ス
イッチ信号を受けると共に、調理の途中経過や時刻等を
表示する表示器10を駆動制御するように構成されてい
る。
【0015】さて、調理器本体(図示しない)には、サ
ーミスタ等からなり第1の温度センサである室温センサ
11が設けられている。この室温センサ11は、調理開
始時の調理器本体周辺の温度である室温を検出して、そ
の温度検出信号を制御回路8に与えるようになっている
。また、加熱調理室1の左端上部には、加熱調理室1内
の空気を外部へ排出するための排気ダクト12が設けら
れており、この排気ダクト12内にガスセンサ13が配
設されている。このガスセンサ13は、食品2から発生
する水蒸気等のガスを検出し、そのガス検出信号を制御
回路8へ与えるようになっている。そして、加熱調理室
1の左端上部のうちガスセンサ13の近傍に位置して、
サーミスタ等からなり第2の温度センサである温度セン
サ14が設けられている。この温度センサ14は、調理
の進行に伴って変化するガスセンサ13周辺の温度を検
出するようになっている。
ーミスタ等からなり第1の温度センサである室温センサ
11が設けられている。この室温センサ11は、調理開
始時の調理器本体周辺の温度である室温を検出して、そ
の温度検出信号を制御回路8に与えるようになっている
。また、加熱調理室1の左端上部には、加熱調理室1内
の空気を外部へ排出するための排気ダクト12が設けら
れており、この排気ダクト12内にガスセンサ13が配
設されている。このガスセンサ13は、食品2から発生
する水蒸気等のガスを検出し、そのガス検出信号を制御
回路8へ与えるようになっている。そして、加熱調理室
1の左端上部のうちガスセンサ13の近傍に位置して、
サーミスタ等からなり第2の温度センサである温度セン
サ14が設けられている。この温度センサ14は、調理
の進行に伴って変化するガスセンサ13周辺の温度を検
出するようになっている。
【0016】次に、上記構成の作用を図2及び図3も参
照して説明する。まず、ガスセンサ13から出力される
ガス検出信号を補正する補正手段の補正内容について、
具体的に述べる。ガスセンサ13は、次の(1)及び(
2)式に示す温度特性及び相対湿度特性を有しているこ
とが知られている(東芝レビュー1984,VOL.3
9,NO.8参照)。
照して説明する。まず、ガスセンサ13から出力される
ガス検出信号を補正する補正手段の補正内容について、
具体的に述べる。ガスセンサ13は、次の(1)及び(
2)式に示す温度特性及び相対湿度特性を有しているこ
とが知られている(東芝レビュー1984,VOL.3
9,NO.8参照)。
【0017】
α=log(RT1/RT0)/(T1−T0)
(1) β
=log(RH1/RH0)/(H1−H0)
(2)ここで、α,
βは、ガスセンサに固有の定数であり、αは空気中抵抗
値の温度係数を示し、βは空気中抵抗値の相対湿度係数
を示している。
(1) β
=log(RH1/RH0)/(H1−H0)
(2)ここで、α,
βは、ガスセンサに固有の定数であり、αは空気中抵抗
値の温度係数を示し、βは空気中抵抗値の相対湿度係数
を示している。
【0018】また、T1,T0は温度、H1,H0は相
対湿度、RT1は温度がT1のときの抵抗値、RT0は
温度がT0のときの抵抗値、RH1は相対湿度がH1の
ときの抵抗値、RH2は相対湿度がH1のときの抵抗値
である。
対湿度、RT1は温度がT1のときの抵抗値、RT0は
温度がT0のときの抵抗値、RH1は相対湿度がH1の
ときの抵抗値、RH2は相対湿度がH1のときの抵抗値
である。
【0019】上記した(1)及び(2)式から、温度が
T1(℃)、相対湿度がH1(%)である環境中に、ガ
スセンサ13が設置されたときのガスセンサ13の抵抗
値Rは、 R=R0*EXP{α*(T1−T0)+β*(H
1−H0)} (3)となる。ここで、R0
は温度がT0(℃)、相対湿度がH0(%)である環境
中にガスセンサ13が設置されたときのガスセンサ13
の抵抗値である。
T1(℃)、相対湿度がH1(%)である環境中に、ガ
スセンサ13が設置されたときのガスセンサ13の抵抗
値Rは、 R=R0*EXP{α*(T1−T0)+β*(H
1−H0)} (3)となる。ここで、R0
は温度がT0(℃)、相対湿度がH0(%)である環境
中にガスセンサ13が設置されたときのガスセンサ13
の抵抗値である。
【0020】また、電子レンジの調理中においては、ガ
スセンサ13周辺の温度及び相対湿度は、調理の進行に
伴って変化し、経過時間tの関数となる。従って、調理
中のガスセンサ13の抵抗値も、経過時間tの関数とな
り、(3)式から次のように表される。
スセンサ13周辺の温度及び相対湿度は、調理の進行に
伴って変化し、経過時間tの関数となる。従って、調理
中のガスセンサ13の抵抗値も、経過時間tの関数とな
り、(3)式から次のように表される。
【0021】
R(t)=R0*EXP{α*(T1(t)−T0
)
+β*(H1(t)−H0)}
(4)ここで、R0は調理開始時の初期抵抗(Ω
)T0は調理開始時の初期温度(℃) H0は調理開始時の初期相対湿度(%)T1(t)は調
理開始からの温度上昇関数H1(t)は調理開始からの
相対湿度の変化関数である。尚、T1(t)−T0は、
温度の上昇幅であり、以下ΔTと表す。また、H1(t
)−H0は、相対湿度の上昇幅であり、水蒸気量によっ
て表現すると、次式のようになる。
)
+β*(H1(t)−H0)}
(4)ここで、R0は調理開始時の初期抵抗(Ω
)T0は調理開始時の初期温度(℃) H0は調理開始時の初期相対湿度(%)T1(t)は調
理開始からの温度上昇関数H1(t)は調理開始からの
相対湿度の変化関数である。尚、T1(t)−T0は、
温度の上昇幅であり、以下ΔTと表す。また、H1(t
)−H0は、相対湿度の上昇幅であり、水蒸気量によっ
て表現すると、次式のようになる。
【0022】
H1(t)−H0=P1(t)/PS1(t)+P
0/PS1(t)
−P0/PS0 (5)ここで、P
1(t)は食品の温度により発生する水蒸気量 PS1(t)は調理の進行と共に上昇するガスセンサ周
辺の温度に対応する飽和水蒸気量 P0は調理開始時の初期相対湿度に対応する水蒸気量P
S0は調理開始時の初期温度に対応する飽和水蒸気量で
ある。即ち、(5)式の第1項は、調理の進行に伴って
食品から生ずる水蒸気によって上昇する相対湿度である
。(5)式の第2項は、調理開始時の初期相対湿度の調
理の進行に伴って減少する項である(温度上昇によるも
の)。(5)式の第3項は、調理開始時の初期相対湿度
を表している。
0/PS1(t)
−P0/PS0 (5)ここで、P
1(t)は食品の温度により発生する水蒸気量 PS1(t)は調理の進行と共に上昇するガスセンサ周
辺の温度に対応する飽和水蒸気量 P0は調理開始時の初期相対湿度に対応する水蒸気量P
S0は調理開始時の初期温度に対応する飽和水蒸気量で
ある。即ち、(5)式の第1項は、調理の進行に伴って
食品から生ずる水蒸気によって上昇する相対湿度である
。(5)式の第2項は、調理開始時の初期相対湿度の調
理の進行に伴って減少する項である(温度上昇によるも
の)。(5)式の第3項は、調理開始時の初期相対湿度
を表している。
【0023】さて、(4)式は、次のように変形するこ
とができる。
とができる。
【0024】
R(t)=R0*EXP[α*ΔT+β*{P1(
t)/PS1(t)
+P0/PS1(t)−P0/PS0}]
(6)更に、この式を調理開始時の初期温
度及び相対湿度に関する項と、そうでない項に分離する
と、 R(t)=R0*EXP[α*ΔT+β*{P
0/PS1(t) −P0/P
S0}+β*{P1(t)/PS1(t)}] (7
)ここで、食品から水蒸気が発生しない期間は、ガスセ
ンサ13の抵抗の変化がほとんどないから(実験結果か
ら明らかなこと)、P1(t)=0となる。即ち、β*
{P1(t)/PS1(t)}=0となる。
t)/PS1(t)
+P0/PS1(t)−P0/PS0}]
(6)更に、この式を調理開始時の初期温
度及び相対湿度に関する項と、そうでない項に分離する
と、 R(t)=R0*EXP[α*ΔT+β*{P
0/PS1(t) −P0/P
S0}+β*{P1(t)/PS1(t)}] (7
)ここで、食品から水蒸気が発生しない期間は、ガスセ
ンサ13の抵抗の変化がほとんどないから(実験結果か
ら明らかなこと)、P1(t)=0となる。即ち、β*
{P1(t)/PS1(t)}=0となる。
【0025】よって、α*ΔT+β*{P0/PS1(
t)−P0/PS0}=0とみなすことができる。
t)−P0/PS0}=0とみなすことができる。
【0026】これは、温度上昇による影響(α*ΔT)
と、初期相対湿度の温度上昇による低下の影響(β*{
P0/PS1(t)−P0/PS0})とが相殺してい
ることを意味している。
と、初期相対湿度の温度上昇による低下の影響(β*{
P0/PS1(t)−P0/PS0})とが相殺してい
ることを意味している。
【0027】従って、(7)式は次のようになる。
【0028】
R(t)=R0*EXP[β*{P1(t)/PS
1(t)}] (8)さて、異なる初期状態
から調理を開始したときのガスセンサ13の抵抗の関係
式は、(8)式から以下のように表される。
1(t)}] (8)さて、異なる初期状態
から調理を開始したときのガスセンサ13の抵抗の関係
式は、(8)式から以下のように表される。
【0029】まず、初期温度がT1、初期相対湿度がH
1、初期抵抗がR1の状態で調理を開始したときは、
R1(t)=R1*EXP[β*{P1(t)/PS
1(t)}] (9)また、初期温度がT2、初
期相対湿度がH2、初期抵抗がR2の状態で調理を開始
したときは、 R2(t)=R2*EXP[β*{P
2(t)/PS2(t)}] (10)となる。
1、初期抵抗がR1の状態で調理を開始したときは、
R1(t)=R1*EXP[β*{P1(t)/PS
1(t)}] (9)また、初期温度がT2、初
期相対湿度がH2、初期抵抗がR2の状態で調理を開始
したときは、 R2(t)=R2*EXP[β*{P
2(t)/PS2(t)}] (10)となる。
【0030】ここで、(9)式及び(10)式に補正を
することにより、ガスセンサ13に基づく自動調理をば
らつきの少ないものにできる。この場合、初期抵抗R1
及び初期抵抗R2の補正と、ガスセンサ13の抵抗の変
化係数(EXP[β*{P2(t)/PS2(t)}]
で示されるもの)の補正とをする。
することにより、ガスセンサ13に基づく自動調理をば
らつきの少ないものにできる。この場合、初期抵抗R1
及び初期抵抗R2の補正と、ガスセンサ13の抵抗の変
化係数(EXP[β*{P2(t)/PS2(t)}]
で示されるもの)の補正とをする。
【0031】ところで、加熱中の食品から発生する水蒸
気は、食品周辺の水蒸気圧が飽和水上気圧より小さいと
きにはどんどん蒸発していくことから、P1(t)=P
2(t) が成り立つ。
気は、食品周辺の水蒸気圧が飽和水上気圧より小さいと
きにはどんどん蒸発していくことから、P1(t)=P
2(t) が成り立つ。
【0032】従って、初期抵抗の補正係数をK1とする
と、 R1=K1*R2 よって、K1=R1/R2
(11) となる。
と、 R1=K1*R2 よって、K1=R1/R2
(11) となる。
【0033】また、ガスセンサ13の抵抗の変化係数の
補正係数をK2とすると、 P1(t)/PS1(t)=K2*{P2(t)/
PS2(t)} よって、K2=PS2(t)/PS
1(t)
(12)となる。
補正係数をK2とすると、 P1(t)/PS1(t)=K2*{P2(t)/
PS2(t)} よって、K2=PS2(t)/PS
1(t)
(12)となる。
【0034】上記したK1及びK2を適宜選択すること
のより、ガスセンサ13に基づく自動調理をばらつきの
少ないものにできる。ここで、(11)式については、
従来から実施されている調理開始時の最適負荷抵抗の選
択により代用されている。
のより、ガスセンサ13に基づく自動調理をばらつきの
少ないものにできる。ここで、(11)式については、
従来から実施されている調理開始時の最適負荷抵抗の選
択により代用されている。
【0035】一方、(12)式についての補正は以下に
示すようにして実行される。ここで、標準のガスセンサ
の抵抗をR1(t)とする。使用者が加熱調理室1内に
食品を収容して、ガスセンサ13に基づく自動調理を選
択し、スタートキーを押すことにより調理を開始すると
、制御回路8によって次の通りの各処理ステップが実行
される。
示すようにして実行される。ここで、標準のガスセンサ
の抵抗をR1(t)とする。使用者が加熱調理室1内に
食品を収容して、ガスセンサ13に基づく自動調理を選
択し、スタートキーを押すことにより調理を開始すると
、制御回路8によって次の通りの各処理ステップが実行
される。
【0036】ステップ1では、調理開始時の室温T0と
ガスセンサ13の抵抗R0を検出する。続いて、ステッ
プ2にて、室温T0と基準温度T1との差ΔT=T0−
T1を求める。そして、ステップ3にて、調理中のガス
センサ13周辺の温度T2(t)とガスセンサ13の抵
抗R2(t)を検出する。次いで、ステップ4にて、ガ
スセンサ13の抵抗の変化分ΔRを算出する。この場合
、次式によって算出する。
ガスセンサ13の抵抗R0を検出する。続いて、ステッ
プ2にて、室温T0と基準温度T1との差ΔT=T0−
T1を求める。そして、ステップ3にて、調理中のガス
センサ13周辺の温度T2(t)とガスセンサ13の抵
抗R2(t)を検出する。次いで、ステップ4にて、ガ
スセンサ13の抵抗の変化分ΔRを算出する。この場合
、次式によって算出する。
【0037】ΔR02=R0−R2(t)この後、ステ
ップ5にて、補正係数K2を次式によって算出する。
ップ5にて、補正係数K2を次式によって算出する。
【0038】
K2={(T2(t)+ΔT)の飽和水蒸気量}
÷{T2(t)の飽和水蒸気量}そして、ステップ
6にて、補正後のガスセンサ13の抵抗の変化分ΔRを
算出する。この場合、次式で算出する。
÷{T2(t)の飽和水蒸気量}そして、ステップ
6にて、補正後のガスセンサ13の抵抗の変化分ΔRを
算出する。この場合、次式で算出する。
【0039】ΔR=K2*ΔR02
続いて、ステップ7にて、算出したΔRが予め設定され
た設定値になったか否かを判断し、ΔRが設定値になっ
た場合は、次の調理動作である例えば加熱停止へ進む(
ステップ8)。
た設定値になったか否かを判断し、ΔRが設定値になっ
た場合は、次の調理動作である例えば加熱停止へ進む(
ステップ8)。
【0040】上述した処理を行うことによって補正した
例を図3に示す。この図3は、ガスセンサ13の抵抗の
変化率を示すグラフである。図3において、曲線E1は
、味噌汁1杯を初期温度5℃及び初期相対湿度40%で
調理した場合であり、曲線E2は、味噌汁1杯を初期温
度35℃及び初期相対湿度70%で調理した場合である
。また、曲線F1は、味噌汁4杯を初期温度5℃及び初
期相対湿度40%で調理した場合であり、曲線F2は、
味噌汁4杯を初期温度35℃及び初期相対湿度70%で
調理した場合である。尚、下記の表1に上記例の場合に
おける補正係数の具体的値を示す。
例を図3に示す。この図3は、ガスセンサ13の抵抗の
変化率を示すグラフである。図3において、曲線E1は
、味噌汁1杯を初期温度5℃及び初期相対湿度40%で
調理した場合であり、曲線E2は、味噌汁1杯を初期温
度35℃及び初期相対湿度70%で調理した場合である
。また、曲線F1は、味噌汁4杯を初期温度5℃及び初
期相対湿度40%で調理した場合であり、曲線F2は、
味噌汁4杯を初期温度35℃及び初期相対湿度70%で
調理した場合である。尚、下記の表1に上記例の場合に
おける補正係数の具体的値を示す。
【0041】
【表1】
【0042】上記した図3の例から明らかなように、味
噌汁1杯の場合においても、4杯の場合においても、そ
れぞれ調理開始前の状態にかかわらずガスセンサ13の
抵抗の変化率がほぼ同じように変化することがわかる。 特に、図5に示す従来例と比較すると、その効果が顕著
であることがわかる。従って、ガスセンサ13に基づい
て自動調理を行う場合、即ち、ガスセンサからのガス検
出信号の出力レベルがピーク値から所定値だけ低下した
時点で調理を終了するように制御する場合、電子レンジ
が設置されている場所の温度及び湿度が変化しても、調
理終了時点が変動すること即ち調理時間が変動すること
を極力防止できる。つまり、本実施例によれば、調理器
本体周辺の温度及び湿度にかかわらず、食品を適切に加
熱することができる。
噌汁1杯の場合においても、4杯の場合においても、そ
れぞれ調理開始前の状態にかかわらずガスセンサ13の
抵抗の変化率がほぼ同じように変化することがわかる。 特に、図5に示す従来例と比較すると、その効果が顕著
であることがわかる。従って、ガスセンサ13に基づい
て自動調理を行う場合、即ち、ガスセンサからのガス検
出信号の出力レベルがピーク値から所定値だけ低下した
時点で調理を終了するように制御する場合、電子レンジ
が設置されている場所の温度及び湿度が変化しても、調
理終了時点が変動すること即ち調理時間が変動すること
を極力防止できる。つまり、本実施例によれば、調理器
本体周辺の温度及び湿度にかかわらず、食品を適切に加
熱することができる。
【0043】尚、上記実施例では、電子レンジに適用し
たが、これに限られるものではなく、例えば加熱調理室
内に電気ヒータを設けた電気オーブンに適用しても良い
。
たが、これに限られるものではなく、例えば加熱調理室
内に電気ヒータを設けた電気オーブンに適用しても良い
。
【0044】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、調理開始時の調理器本体周辺の温度を検出する第1
の温度センサを備えると共に、調理の進行に伴って変化
するガスセンサ周辺の温度を検出する第2の温度センサ
を備え、そして、第1及び第2の温度センサからの温度
検出信号とこれら検出された温度に対応する飽和水蒸気
量とに基づいてガスセンサからのガス検出信号を補正す
る補正手段を備える構成としたので、ガスセンサに基づ
いて自動調理を行うものにおいて、調理器本体周辺の温
度及び湿度にかかわらず、食品を適切に加熱することが
できるという優れた効果を奏する。
に、調理開始時の調理器本体周辺の温度を検出する第1
の温度センサを備えると共に、調理の進行に伴って変化
するガスセンサ周辺の温度を検出する第2の温度センサ
を備え、そして、第1及び第2の温度センサからの温度
検出信号とこれら検出された温度に対応する飽和水蒸気
量とに基づいてガスセンサからのガス検出信号を補正す
る補正手段を備える構成としたので、ガスセンサに基づ
いて自動調理を行うものにおいて、調理器本体周辺の温
度及び湿度にかかわらず、食品を適切に加熱することが
できるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図
【図2】温
度と飽和水蒸気圧との関係を示すグラフ
度と飽和水蒸気圧との関係を示すグラフ
【図3】ガスセ
ンサの抵抗の変化率を示すグラフ
ンサの抵抗の変化率を示すグラフ
【図4】従来構成のガ
スセンサから出力されるガス検出信号の変化を示すグラ
フ
スセンサから出力されるガス検出信号の変化を示すグラ
フ
【図5】ガスセンサの抵抗の変化率を示すグラフ
1は加熱調理室、2は食品、8は制御回路(補正手段)
、11は室温センサ(第1の温度センサ)、13はガス
センサ、14は温度センサ(第2の温度センサ)を示す
。
、11は室温センサ(第1の温度センサ)、13はガス
センサ、14は温度センサ(第2の温度センサ)を示す
。
Claims (1)
- 【請求項1】 食品から発生する水蒸気等のガスを検
出するガスセンサを備え、このガスセンサからのガス検
出信号に基づいて加熱制御する加熱調理器において、調
理開始時の調理器本体周辺の温度を検出する第1の温度
センサと、調理の進行に伴って変化する前記ガスセンサ
周辺の温度を検出する第2の温度センサと、前記第1及
び第2の温度センサからの温度検出信号とこれら検出さ
れた温度に対応する飽和水蒸気量とに基づいて前記ガス
センサからのガス検出信号を補正する補正手段とを備え
たことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5377091A JPH04270823A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5377091A JPH04270823A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04270823A true JPH04270823A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12952053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5377091A Pending JPH04270823A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04270823A (ja) |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP5377091A patent/JPH04270823A/ja active Pending
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