JPH043188B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH043188B2 JPH043188B2 JP59019149A JP1914984A JPH043188B2 JP H043188 B2 JPH043188 B2 JP H043188B2 JP 59019149 A JP59019149 A JP 59019149A JP 1914984 A JP1914984 A JP 1914984A JP H043188 B2 JPH043188 B2 JP H043188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- kelp
- heated
- salt
- sealed container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Edible Seaweed (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はコンブの長期保存方法に関するもので
ある。
ある。
従来、コンブは採取後、海水を洗い流した後、
乾燥を行つて保存に供するものであるが、かかる
乾燥方法は天日又は乾燥機等により行われるもの
であるために、コンブ中の水分が充分脱水され
ず、またコンブ中に含まれる水溶性タンパク質等
が安定化されず、腐敗の恐れがあり、長期保存が
困難であると共に、乾燥機等の高温度によつて呈
味成分であるL−グルタミン酸ソーダが熱分解
し、調理に際して、調味効果が少なくなることが
多かつた。
乾燥を行つて保存に供するものであるが、かかる
乾燥方法は天日又は乾燥機等により行われるもの
であるために、コンブ中の水分が充分脱水され
ず、またコンブ中に含まれる水溶性タンパク質等
が安定化されず、腐敗の恐れがあり、長期保存が
困難であると共に、乾燥機等の高温度によつて呈
味成分であるL−グルタミン酸ソーダが熱分解
し、調理に際して、調味効果が少なくなることが
多かつた。
本発明では、密閉容器中において、間接加熱さ
れた動物油、植物油にコンブを投入し、動物油、
植物油の油温を約90℃に保持し、さらに、密閉容
器内を減圧しながら加熱された動物油、植物油を
熱媒体として撹拌加熱することによりコンブ中の
L−グルタミン酸ソーダの熱分解を防止し、しか
も初期減圧過程においては小さい減圧下で加熱
し、次いで大きい減圧を行うことにより、コンブ
表面の塩分を加熱油中に混入せしめると共に、か
かる塩分を混入した加熱油をコンブ中の水分と置
換せしめて脱水処理を行つた後、密閉容器から取
出し、圧搾又は遠心分離操作により脱油すること
を特徴とするコンブの長期保存方法を提供するも
のである。
れた動物油、植物油にコンブを投入し、動物油、
植物油の油温を約90℃に保持し、さらに、密閉容
器内を減圧しながら加熱された動物油、植物油を
熱媒体として撹拌加熱することによりコンブ中の
L−グルタミン酸ソーダの熱分解を防止し、しか
も初期減圧過程においては小さい減圧下で加熱
し、次いで大きい減圧を行うことにより、コンブ
表面の塩分を加熱油中に混入せしめると共に、か
かる塩分を混入した加熱油をコンブ中の水分と置
換せしめて脱水処理を行つた後、密閉容器から取
出し、圧搾又は遠心分離操作により脱油すること
を特徴とするコンブの長期保存方法を提供するも
のである。
本発明の実施例を説明すれば、密閉容器たる
4.5m3のクツカー中に動物油、植物油、魚油、鶏
油等の単一油又は混合油を収納し、クツカーのジ
ヤケツト部に圧入した蒸気により油を加熱するも
のであり、水溶性タンパク質が凝固しやすい温度
である90℃程度に加熱しておく、次にこの加熱油
中に予め乾燥を行つている板コンブ又は採取後の
海水を含んだコンブ1000Kgを投入して浸漬せしめ
て、クツカーを閉蓋する。
4.5m3のクツカー中に動物油、植物油、魚油、鶏
油等の単一油又は混合油を収納し、クツカーのジ
ヤケツト部に圧入した蒸気により油を加熱するも
のであり、水溶性タンパク質が凝固しやすい温度
である90℃程度に加熱しておく、次にこの加熱油
中に予め乾燥を行つている板コンブ又は採取後の
海水を含んだコンブ1000Kgを投入して浸漬せしめ
て、クツカーを閉蓋する。
次に加熱油の油温を約90℃に保持しながらクツ
カー内を撹拌し、かつクツカー内を減圧する。
カー内を撹拌し、かつクツカー内を減圧する。
かかる減圧処理は、コンブ浸漬後の初期30分程
度は小さい減圧条件下、即ち10〜20mmHgの減圧
を行い、次いで740〜750mmHgの大きい減圧を行
い、略真空状態で約60分程にて含水率3〜6%前
後まで脱水する。
度は小さい減圧条件下、即ち10〜20mmHgの減圧
を行い、次いで740〜750mmHgの大きい減圧を行
い、略真空状態で約60分程にて含水率3〜6%前
後まで脱水する。
かかる加熱油中へのコンブの浸漬により、コン
ブ中の水溶性タンパク質を凝固安定化せしめると
共にコンブ表面又はコンブ表面の海水中の塩分を
加熱油中に混入せしめる減圧下での加熱油を熱媒
体とする加温処理によつて、塩分含有の加熱油を
コンブ中に浸透せしめ、同塩分含有の加熱油をコ
ンブ中の水分と置換せしめて、同水分の脱水を円
滑に行わしめると共にL−グルタミン酸ソーダの
熱分解を防止せしめるものである。
ブ中の水溶性タンパク質を凝固安定化せしめると
共にコンブ表面又はコンブ表面の海水中の塩分を
加熱油中に混入せしめる減圧下での加熱油を熱媒
体とする加温処理によつて、塩分含有の加熱油を
コンブ中に浸透せしめ、同塩分含有の加熱油をコ
ンブ中の水分と置換せしめて、同水分の脱水を円
滑に行わしめると共にL−グルタミン酸ソーダの
熱分解を防止せしめるものである。
次に脱水処理を終えたコンブをクツカーから取
出し、これを圧搾装置としてのスクリユープレス
機等により物理的に圧搾し、又は遠心分離機によ
り遠心分離して、油を分離して除去した後、必要
に応じてノーマルヘキサンで脱油するものであ
る。
出し、これを圧搾装置としてのスクリユープレス
機等により物理的に圧搾し、又は遠心分離機によ
り遠心分離して、油を分離して除去した後、必要
に応じてノーマルヘキサンで脱油するものであ
る。
本考案によれば、コンブを加熱油中に浸漬する
ことによりコンブ表面の塩分が加熱油中に混入
し、その後の減圧加熱処理によつて塩分を含む加
温油がコンブ組織中に浸透して行き、コンブ組織
中の含水分と置換すると共に、塩分の浸透圧作用
によつて含水分はコンブ組織の細胞外に完全に滲
出して行き飛躍的な脱水処理が行え、また塩分が
組織中に深く浸透して、いわゆる塩漬けと同機能
を果しかつ、殺菌効果が得られ、更には水溶性タ
ンパク質の凝固安定化が行えるのでコンブの長期
保存が可能となると共に、L−グルタミン酸ソー
ダの熱分解を防止して、調理の際の調味効果を充
分保持しうるという効果を奏する。
ことによりコンブ表面の塩分が加熱油中に混入
し、その後の減圧加熱処理によつて塩分を含む加
温油がコンブ組織中に浸透して行き、コンブ組織
中の含水分と置換すると共に、塩分の浸透圧作用
によつて含水分はコンブ組織の細胞外に完全に滲
出して行き飛躍的な脱水処理が行え、また塩分が
組織中に深く浸透して、いわゆる塩漬けと同機能
を果しかつ、殺菌効果が得られ、更には水溶性タ
ンパク質の凝固安定化が行えるのでコンブの長期
保存が可能となると共に、L−グルタミン酸ソー
ダの熱分解を防止して、調理の際の調味効果を充
分保持しうるという効果を奏する。
Claims (1)
- 1 密閉容器中において、間接加熱された動物
油、植物油にコンブを投入し、動物油、植物油の
油温を約90℃に保持し、さらに、密閉容器内を減
圧しながら加熱された動物油、植物油を熱媒体と
して撹拌加熱することによりコンブ中のL−グル
タミン酸ソーダの熱分解を防止し、しかも初期減
圧過程においては小さい減圧下で加熱し、次いで
大きい減圧を行うことにより、コンブ表面の塩分
を加熱油中に混入せしめると共に、かかる塩分を
混入した加熱油をコンブ中の水分と置換せしめて
脱水処理を行つた後、密閉容器から取出し、圧搾
又は遠心分離操作により脱油することを特徴とす
るコンブの長期保存方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59019149A JPS60164459A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | コンブの長期保存方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59019149A JPS60164459A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | コンブの長期保存方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60164459A JPS60164459A (ja) | 1985-08-27 |
| JPH043188B2 true JPH043188B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=11991379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59019149A Granted JPS60164459A (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | コンブの長期保存方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60164459A (ja) |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP59019149A patent/JPS60164459A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60164459A (ja) | 1985-08-27 |
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