JPH0818418B2 - 防音性床材 - Google Patents

防音性床材

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JPH0818418B2
JPH0818418B2 JP62296403A JP29640387A JPH0818418B2 JP H0818418 B2 JPH0818418 B2 JP H0818418B2 JP 62296403 A JP62296403 A JP 62296403A JP 29640387 A JP29640387 A JP 29640387A JP H0818418 B2 JPH0818418 B2 JP H0818418B2
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hydroxyl group
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diisocyanate
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松則 安▲吉▼
光平 岡本
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は防音性床材に関し、詳しくは防音性にすぐれ
るとともに、湿気に対する耐性を有する木質系床材に関
するものである。
〔従来の技術および発明が解決しようとする問題点〕
従来から、ポリエーテルポリオール化合物,ポリイソ
シアネート化合物およびアスファルトからなる組成物は
知られており、この組成物を床材として利用することも
知られている(特公昭53-44343号公報)。このような組
成物は、その硬化成形体をそのまま床材として使用する
場合と、合板等の基板に塗布,硬化せしめたものを床材
として使用する場合とがあるが、通常は機械的強度等を
考慮して後者の場合が広く採用されている。
しかしながら、このような従来の木質系床材は、防音
性には比較的すぐれているものの、湿気に対する耐性に
劣り、床下からの湿気により劣化しやすいという大きな
欠点があった。
そこで、本発明者らは上記従来の床材の欠点を解消
し、防音性とともに湿気に対する耐性のすぐれた新たな
床材を開発すべく鋭意研究を重ねた。
〔問題点を解決するための手段〕
その結果、従来のポリエーテルポリオール化合物に代
えて、水酸基含有液状ジエン系重合体を用いることによ
って、上記目的を達成しうることを見出した。本発明は
かかる知見に基いて完成したものである。
すなわち本発明は、木質系床材用基板の裏面に、水酸
基含有液状ジエン系重合体,ポリイソシアネート化合物
および歴青物質からなる液状重合体組成物の硬化被膜を
形成してなる耐湿性を有する防音性床材を提供するもの
である。
本発明に用いる水酸基含有液状ジエン系重合体は、各
種のものがあるが、通常は分子鎖内部または分子鎖末端
に水酸基を有する数平均分子量が300〜25000、好ましく
は500〜10000の液状ジエン系重合体が用いられる。ここ
で水酸基の含有量は通常0.1〜10ミリ当量/g、好ましく
は0.3〜7ミリ当量/gである。
これらの液状ジエン系重合体としては炭素数4〜12の
ジエン重合体,ジエン共重合体,さらにはこれらジエン
モノマーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合性
モノマーとの共重合体などがある。具体的にはブタジエ
ンホモポリマー,イソプレンホモポリマー,ブタジエン
−スチレンコポリマー,ブタジエン−イソプレンコポリ
マー,ブタジエン−アクリロニトリルコポリマー,ブタ
ジエン−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマー,
ブタジエン−n−オクタデシルアクリレートコポリマー
などを例示することができる。これら液状ジエン系重合
体は、例えば液状反応媒体中で共役ジエンモノマーを過
酸化水素の存在下、加熱反応させることにより製造する
ことができる。
また、ポリイソシアネート化合物とは、1分子中に2
個若しくはそれ以上のイソシアネート基を有する有機化
合物であて、前記水酸基含有液状ジエン系重合体の水酸
基に対する反応性イソシアネート基を有するものであ
る。ポリイソシアネート化合物の例としては、通常の芳
香族,脂肪族および脂環族のものをあげることができ、
たとえばトリレンジイソシアネート;ヘキサメチレンジ
イソシアネート;ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI);液状変性ジフェニルメタンジイソシアネー
ト;ポリメチレンポリフェニルイソシアネート;キシリ
レンジイソシアネート;シクロヘキシルジイソシアネー
ト;シクロヘキサンフェニレンジイソシアネート;ナフ
タリン−1,5−ジイソシアネート;イソプロピルベンゼ
ン−2,4−ジイソシアネート;ポリプロピレングリコー
ルとトリレンジイソシアネート付加反応物などがあり、
とりわけMDI,液状変性ジフェニルメタンジイソシアネー
ト,トリレンジイソシアネート等が好ましい。
なお、このポリイソシアネート化合物は、上記水酸基
含有液状ジエン系重合体に対して適宜配合すればよく、
その配合割合は特に制限がないが、通常は水酸基含有液
状ジエン系重合体の水酸基(OH)に対するポリイソシア
ネート化合物のイソシアネート基(NCO)の割合(NCO/O
H)がモル比で0.2〜25、好ましくは0.5〜15となるよう
にすべきである。このモル比が上記範囲外であると、硬
化し難くなるので好ましくない。
さらに、歴青物質については、ストレートアスファル
ト,ブローンアスファルト,セミブローンアスファル
ト,溶剤脱歴アスファルト等の石油アスファルトをはじ
め、石油ピッチ,石炭タール,石炭ピッチなど様々なも
のが使用可能である。また、この歴青物質は上記の水酸
基含有液状ジエン系重合体に対して適量配合すればよい
が、通常は水酸基含有液状ジエン系重合体100重量部に
対し、10〜2000重量部、好ましくは50〜1500重量部の割
合で配合する。
本発明において用いる液状重合体組成物は、基本的に
は上述した水酸基含有液状ジエン系重合体,ポリイソシ
アネート化合物および歴青物質よりなるが、これらのほ
かに所望により強化剤としてポリオール化合物を加える
ことができ、その他種々の添加物を加えることができ
る。
所望により加えるポリオール化合物としては、1級ポ
リオール,2級ポリオール,3級ポリオールのいずれを用い
てもよい。具体的には例えば1,2−プロピレングリコー
ル;ジプロピレングリコール;1,2−ブタンジオール;1,3
−ブタンジオール;2,3−ブタンジオール;1,2−ペンタン
ジオール;2,3−ペンタンジオール;2,5−ヘキサンジオー
ル;2,4−ヘキサンジオール;2−エチル−1,3−ヘキサン
ジオール;シクロヘキサンジオール;グリセリン;N,N−
ビス−2−ヒドロキシプロピルアニリン;N,N′−ビスヒ
ドロキシイソプロピル−2−メチルピペラジン;ビスフ
ェノールAのプロピレンオキサイド付加物などの少なく
とも1個の二級炭素に結合した水酸基を含有する低分子
量ポリオールが挙げられる。
さらに、ポリオールとして、二級炭素に結合した水酸
基を含有しないエチレングリコール;1,3−プロピレング
リコール;1,4−ブタンジオール;1,5−ペンタンジオー
ル;1,6−ヘキサンジオールなどを用いることもできる。
ポリオールとしては通常ジオールが用いられるが、トリ
オール,テトラオールを用いてもよく、その分子量は50
〜500の範囲のものである。
また、ポリアミン化合物としてはジアミン,トリアミ
ン,テトラアミンのいずれでもよい。さらに、1級ポリ
アミン,2級ポリアミン,3級ポアミンのいずれを用いるこ
ともできる。ポリアミン化合物として例えば、ヘキサメ
チレンジアミン等の脂肪族アミン;3,3′−ジメチル−4,
4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン等の脂環族アミ
ン;4,4′−ジアミノジフェニル等の芳香族アミン;2,4,6
−トリ(ジメチルアミノメチル)フェノール等のテトラ
ミンなどを挙げることができる。
これらのポリオール化合物やポリアミン化合物を配合
する場合、その配合割合については特に制限はないが、
通常は前記した水酸基含有液状ジエン系重合体100重量
部に対して、ポリオール化合物またはポリアミン化合物
を1〜1000重量部、好ましくは3〜200重量部配合す
る。
また所望により加える他の添加剤としては、例えばマ
イカ,グラファイト,ヒル石,炭酸カルシウム,ストレ
ート粉末などの充填材があげられる。
さらに、粘度調整剤としてジオクチルフタレートなど
の可塑剤を加えたり、アロマ系,ナフテン系,パラフイ
ン系オイル等の軟化剤を加えたり、粘着力,接着力の調
整のためにアルキルフェノール樹脂,テルペン樹脂,テ
ルペンフェノール樹脂,キシレンホルムアルデヒド樹
脂,ロジン,水添ロジン,クマロン樹脂,脂肪族および
芳香族石油樹脂等の粘着付与樹脂を加えることもでき
る。また、ジブチルスズジラウレート,第一スズオクト
エート,ポリエチレンジアミン等の硬化促進剤を加える
こともできる。さらに、耐候性向上のために老化防止剤
を加えたり、消泡剤としてシリコーン化合物を添加する
ことができる。
本発明に用いる液状重合体組成物は、以上の如き各成
分を配合し、混合することによって得られる。その配合
手順は特に制限はなく、適宜順序で行なえばよいが、通
常はまず上記原料のうちポリイソシアネートを除いた原
料を配合し、15〜120℃、好ましくは70〜100℃にて5〜
240分間、好ましくは30〜180分間撹拌混合し、次いでこ
の混合物にポリイソシアネートを添加して0〜70℃、好
ましくは15〜50℃にて0.5秒間〜180分間、好ましくは1
秒間〜120分間撹拌混合することによって液状重合体組
成物が得られる。
このようにして得られる液状重合体組成物を、木質系
床材用基板の裏面、即ち床下側の面に塗布あるいは吹き
付け、さらに硬化処理を行なえば、該基板の裏面に硬化
被膜の形成された本発明の床材となる。ここで硬化処理
の条件としては、様々なものがあり、状況に応じて適宜
選定すればよいが、通常は温度0〜150℃、好ましくは1
5〜120℃の範囲で、処理時間を0.5〜75時間、好ましく
は1〜72時間とすればよい。このようにして木質系床材
用基板の裏面に形成される硬化被膜の厚さは、所望する
床材の機械的強度等を考慮して定めればよいが、一般的
には0.1〜20mm、好ましくは0.3〜10mm程度とする。
なお、本発明の床材の基板は、天然木質成分を含有す
るものであり、各種材質ならびに形状のものを用いるこ
とができ、用途等に応じて選定すればよい。材質として
は例えば、合板、化粧合板、木毛セメント、パルプセメ
ント、木片セメントなど様々である。また形状としても
例えば、正方形状,長方形状の平板をはじめ、片面取,
両面取の平板,また曲がりと称される断面L字状板、さ
らには内幅木,内幅木入ずみ,内幅木片面取出ずみ,内
幅木片面取などと称される各種形状の板材、あるいは階
段用の部材等各種各様のものがあげられる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例および比較例によりさらに詳し
く説明する。
実施例1,2および比較例1 ポリイソシアネート化合物を除いた第1表に示す成分
を所定量配合し、100℃で30分間撹拌混合した。次い
で、第1表に示すポリイソシアネート化合物を所定量添
加し、25℃で5分間撹拌混合して液状重合体組成物を調
製した。この液状重合体組成物を3mm×300mm×300mmの
化粧合板の裏面に厚さ3mmで塗布し、25℃で24時間硬化
処理して防音性床材を製造した。
別途、上記と同じ液状重合体組成物を調製し、この液
状重合体組成物を金型に流し込み、120℃,60分間,200kg
/cm2Gの条件でプレス硬化処理して、得られた硬化体に
ついて下記の評価を行なった。結果を第1表に示す。
湿熱劣化試験 2mm×100mm×100mmの硬化体を、温度85℃,湿度85%
の恒温恒湿槽内に168時間放置し、その後の重量変化率
および体積変化率を測定した。
防音性 2mm×50mm×50mmの硬化体に対して、発振器(東洋ボ
ールドウィン社製,DDV-11−C型,周波数11Hz)を用い
て繰り返し振動を与え、その散逸率(tanδ)を測定し
た。
〔発明の効果〕 叙上の如く、本発明の耐湿性を有する防音性床材は防
音性にすぐれるとともに、耐湿気性にもすぐれたもので
あり、各種建造物の様々な床材として幅広くかつ有効な
利用が期待される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木質系床材用基板の裏面に、水酸基含有液
    状ジエン系重合体、ポリイソシアネート化合物および歴
    青物質からなる液状重合体組成物の硬化皮膜を形成して
    なる耐湿性を有する防音性床材。
JP62296403A 1987-11-25 1987-11-25 防音性床材 Expired - Lifetime JPH0818418B2 (ja)

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JPH01136735A JPH01136735A (ja) 1989-05-30
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Title
岩田敬治編「ポリウレタン樹脂ハンドブック」日刊工業新聞社(昭和62年9月25日)第206〜第210頁

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