JPH0455235Y2 - - Google Patents
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- JPH0455235Y2 JPH0455235Y2 JP13736786U JP13736786U JPH0455235Y2 JP H0455235 Y2 JPH0455235 Y2 JP H0455235Y2 JP 13736786 U JP13736786 U JP 13736786U JP 13736786 U JP13736786 U JP 13736786U JP H0455235 Y2 JPH0455235 Y2 JP H0455235Y2
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- correction coefficient
- learning
- fuel injection
- injection amount
- engine
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、電子制御燃料噴射装置を有する内燃
機関における空燃比のフイードバツク制御系の学
習制御装置に関する。
機関における空燃比のフイードバツク制御系の学
習制御装置に関する。
<従来の技術>
電子制御燃料噴射装置に用いられる燃料噴射弁
は、機関の回転に同期して与えられる駆動パルス
信号によつて開弁し、その開弁期間中、所定圧力
の燃料を噴射することになつている。従つて燃料
噴射量は駆動パルス信号のパルス巾により制御さ
れ、このパルス巾をTiとして燃料噴射量に相当
する制御信号とすれば、目標空燃比である理論空
燃比を得るために、Tiは次式によつて定められ
る。
は、機関の回転に同期して与えられる駆動パルス
信号によつて開弁し、その開弁期間中、所定圧力
の燃料を噴射することになつている。従つて燃料
噴射量は駆動パルス信号のパルス巾により制御さ
れ、このパルス巾をTiとして燃料噴射量に相当
する制御信号とすれば、目標空燃比である理論空
燃比を得るために、Tiは次式によつて定められ
る。
Ti=Tp・COEF・α+Ts
但し、Tpは基本燃料噴射量に相当する基本パ
ルス巾で便宜上基本燃料噴射量と呼ぶ。Tp=
K・Q/Nで、Kは定数、Qは機関吸入空気流
量、Nは機関回転数である。COEFは水温補正等
の各種補正係数である。αは後述する空燃比のフ
イードバツク制御(λコントロール)のためのフ
イードバツク補正係数である。Tsは電圧補正分
で、バツテリ電圧の変動による燃料噴射弁の噴射
流量変化を補正するためのものである。
ルス巾で便宜上基本燃料噴射量と呼ぶ。Tp=
K・Q/Nで、Kは定数、Qは機関吸入空気流
量、Nは機関回転数である。COEFは水温補正等
の各種補正係数である。αは後述する空燃比のフ
イードバツク制御(λコントロール)のためのフ
イードバツク補正係数である。Tsは電圧補正分
で、バツテリ電圧の変動による燃料噴射弁の噴射
流量変化を補正するためのものである。
λコントロールについては、排気系にO2セン
サを設けて実際の空燃比を検出し、空燃比が理論
空燃比より濃いか薄いかをスライスレベルにより
制御するわけであり、このため、前記のフイード
バツク補正係数αというものを定めて、このαを
変化させることにより理論空燃比に保つている。
サを設けて実際の空燃比を検出し、空燃比が理論
空燃比より濃いか薄いかをスライスレベルにより
制御するわけであり、このため、前記のフイード
バツク補正係数αというものを定めて、このαを
変化させることにより理論空燃比に保つている。
ここで、フイードバツク補正係数αの値は比例
積分(PI)制御により変化させ、安定した制御
としている。
積分(PI)制御により変化させ、安定した制御
としている。
すなわち、O2センサの出力電圧とスライスレ
ベル電圧とを比較し、スライスレベルよりも高い
場合、低い場合に、空燃比を急に濃くしたり、薄
くしたりすることなく、空燃比が濃い(薄い)場
合には始めにP分だけ下げて(上げて)、それか
らI分ずつ徐々に下げて(上げて)いき、空燃比
を薄く(濃く)するように制御する(第7図参
照)。
ベル電圧とを比較し、スライスレベルよりも高い
場合、低い場合に、空燃比を急に濃くしたり、薄
くしたりすることなく、空燃比が濃い(薄い)場
合には始めにP分だけ下げて(上げて)、それか
らI分ずつ徐々に下げて(上げて)いき、空燃比
を薄く(濃く)するように制御する(第7図参
照)。
但し、λコントロールを行わない条件下ではα
をクランプし、各種補正係数COEFの設定によ
り、所望の空燃比を得る。
をクランプし、各種補正係数COEFの設定によ
り、所望の空燃比を得る。
ところで、λコントロール条件下でのベース空
燃比即ちα=1のときの空燃比を理論空燃比(λ
=1)に設定することができれば、フイードバツ
ク制御は不要なのであるが、実際には構成部品
(例えばエアフローメータ、燃料噴射弁、プレツ
シヤレギユレータ、コントロールユニツト)のバ
ラツキや経時変化、燃料噴射弁のパルス巾−流量
特性の非直線性、運転条件や環境の変化等の要因
で、ベース空燃比のλ=1からのズレを生じるの
で、フイードバツク制御を行つている。
燃比即ちα=1のときの空燃比を理論空燃比(λ
=1)に設定することができれば、フイードバツ
ク制御は不要なのであるが、実際には構成部品
(例えばエアフローメータ、燃料噴射弁、プレツ
シヤレギユレータ、コントロールユニツト)のバ
ラツキや経時変化、燃料噴射弁のパルス巾−流量
特性の非直線性、運転条件や環境の変化等の要因
で、ベース空燃比のλ=1からのズレを生じるの
で、フイードバツク制御を行つている。
しかし、ベース空燃比がλ=1からずれている
と、運転領域が大きく変化したときに、ベース空
燃比の段差をフイードバツク制御によりλ=1に
安定させるまでに時間がかかる。そして、このた
めに比例及び積分定数(P/I分)を大きくする
ので、オーバーシユートやアンダーシユートを生
じ、制御性が悪くなる。つまり、ベース空燃比が
λ=1からずれていると、理論空燃比よりかなり
ズレをもつた範囲で空燃比制御がなされるのであ
る。
と、運転領域が大きく変化したときに、ベース空
燃比の段差をフイードバツク制御によりλ=1に
安定させるまでに時間がかかる。そして、このた
めに比例及び積分定数(P/I分)を大きくする
ので、オーバーシユートやアンダーシユートを生
じ、制御性が悪くなる。つまり、ベース空燃比が
λ=1からずれていると、理論空燃比よりかなり
ズレをもつた範囲で空燃比制御がなされるのであ
る。
その結果、三元触媒の転換効率が悪いところで
運転がなされることになり、触媒の貴金属量の増
大によるコストアツプの他、触媒の劣化に伴う転
換効率のさらなる悪化により触媒の交換を余儀な
くされる。
運転がなされることになり、触媒の貴金属量の増
大によるコストアツプの他、触媒の劣化に伴う転
換効率のさらなる悪化により触媒の交換を余儀な
くされる。
そこで、学習によりベース空燃比をλ=1にす
ることにより、過渡時にベース空燃比の段差から
生じるλ=1からのズレをなくし、かつP/I分
を小さくすることを可能にして制御性の向上を図
る空燃比の学習制御装置が、本出願人により、特
願昭58−76221号(特開昭59−203828号)あるい
は特願昭58−197499号として出願された。
ることにより、過渡時にベース空燃比の段差から
生じるλ=1からのズレをなくし、かつP/I分
を小さくすることを可能にして制御性の向上を図
る空燃比の学習制御装置が、本出願人により、特
願昭58−76221号(特開昭59−203828号)あるい
は特願昭58−197499号として出願された。
これは空燃比のフイードバツク制御中にベース
空燃比が理論空燃比からずれた場合には、そのギ
ヤツプを埋めるべくフイードバツク補正係数αが
大となるから、このときの機関運転状態とαとを
検出し、該αに基づく学習補正係数Klを求めて
これを記憶しておき、再度同一機関運転状態とな
つたときには記憶した学習補正係数Klによりベ
ース空燃比を理論空燃比に応答性良くなるように
補正する。ここにおける学習補正係数Klの記憶
は、RAMのマツプ上を機関回転数及び負荷等の
機関運転状態の適当なパラメータに応じて格子分
割した所定範囲の領域毎に行う。
空燃比が理論空燃比からずれた場合には、そのギ
ヤツプを埋めるべくフイードバツク補正係数αが
大となるから、このときの機関運転状態とαとを
検出し、該αに基づく学習補正係数Klを求めて
これを記憶しておき、再度同一機関運転状態とな
つたときには記憶した学習補正係数Klによりベ
ース空燃比を理論空燃比に応答性良くなるように
補正する。ここにおける学習補正係数Klの記憶
は、RAMのマツプ上を機関回転数及び負荷等の
機関運転状態の適当なパラメータに応じて格子分
割した所定範囲の領域毎に行う。
具体的には、RAM上に機関回転数及び負荷等
の機関運転状態に対応した学習補正係数Klのマ
ツプを設け、燃料噴射量Tiを計算する際に、次
式の如く基本燃料噴射量Tpを学習補正係数Klで
補正する。
の機関運転状態に対応した学習補正係数Klのマ
ツプを設け、燃料噴射量Tiを計算する際に、次
式の如く基本燃料噴射量Tpを学習補正係数Klで
補正する。
T=Tp・COEF・Kl・α+Ts
そして、Klの学習は次の手順で進める。
定常状態においてそのときの機関運転状態の
領域を検出し、かつ、その間のαの基準値α1か
らの偏差Δα(=α−α1)を平均値として検出す
る。基準値α1はλ=1に対応する値として一般
には1に設定される。
領域を検出し、かつ、その間のαの基準値α1か
らの偏差Δα(=α−α1)を平均値として検出す
る。基準値α1はλ=1に対応する値として一般
には1に設定される。
前記機関運転状態の領域に対応して現在まで
に学習されているKlを検索する。
に学習されているKlを検索する。
KlとΔαとからKl+M・Δαの値を求め、そ
の結果(学習値)を新たなKl(NEW)として記憶を
更新する。Mは定数で、0<M<1である。
の結果(学習値)を新たなKl(NEW)として記憶を
更新する。Mは定数で、0<M<1である。
<考案が解決しようとする問題点>
ところで、このような空燃比の学習制御装置に
おいては、学習補正係数の学習は、前述したよう
に機関運転状態が定常状態にあるとき、即ち、学
習を行う領域にある程度留まつているときにのみ
行われるが、実際の運転条件では、機関運転状態
が同一の学習領域に留まる機会は少ないので学習
の進行速度が遅く、学習により良好な空燃比制御
を行なえるようになるまでに時間を要するという
時間があつた。
おいては、学習補正係数の学習は、前述したよう
に機関運転状態が定常状態にあるとき、即ち、学
習を行う領域にある程度留まつているときにのみ
行われるが、実際の運転条件では、機関運転状態
が同一の学習領域に留まる機会は少ないので学習
の進行速度が遅く、学習により良好な空燃比制御
を行なえるようになるまでに時間を要するという
時間があつた。
領域を分割する格子数を減らして、個々の学習
領域を拡大すれば機関運転状態が同一の学習領域
内に留まる機会が増大して学習の進行速度が早め
られるが、このようにすると、同一学習領域内で
の機関運転状態のずれが大きくなるため空燃比の
ずれ量が大きくなつて学習制御精度を高めること
ができない。
領域を拡大すれば機関運転状態が同一の学習領域
内に留まる機会が増大して学習の進行速度が早め
られるが、このようにすると、同一学習領域内で
の機関運転状態のずれが大きくなるため空燃比の
ずれ量が大きくなつて学習制御精度を高めること
ができない。
これらの関係を図に示すと第10図及び第11
図のようになる。
図のようになる。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、学習領域の大きさを経時的に変
化させることにより、上記問題点を解決した内燃
機関の空燃比の学習制御装置を提供することを目
的とする。
なされたもので、学習領域の大きさを経時的に変
化させることにより、上記問題点を解決した内燃
機関の空燃比の学習制御装置を提供することを目
的とする。
<問題点を解決するための手段>
本考案は、上記の目的を達成するため、内燃機
関の空燃比の学習制御装置を、第1図に示すよう
に、下記の(A)〜(I)の手段により構成したもの
であり、特には(I)の手段を設けたことを第1
の特徴とする。
関の空燃比の学習制御装置を、第1図に示すよう
に、下記の(A)〜(I)の手段により構成したもの
であり、特には(I)の手段を設けたことを第1
の特徴とする。
(A) 機関吸入空気流量を検出する第1の検出手
段、機関回転数を検出する第2の検出手段、及
び機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混
合気の空燃比を検出する第3の検出手段を少な
くとも含む機関運転状態検出手段 (B) 前記第1の検出手段が出力する機関吸入空気
流量と前記第2の検出手段が出力する機関回転
数とに基づいて基本燃料噴射量を演算する基本
燃料噴射量演算手段 (C) 機関運転状態をそのパラメータによつて複数
の領域に区画する格子軸と、これらの格子軸に
囲まれた領域毎に前記基本燃料噴射量を補正す
るための学習補正係数とを記憶した書換え可能
な記憶手段 (D) 実際の機関運転状態に基づいて前記記憶手段
から対応する領域の学習補正係数を検索する学
習補正係数検索手段 (E) 前記第3の検出手段が出力する空燃比と目標
空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比に
近づけるように前記基本燃料噴射量を補正する
ためのフイードバツク補正係数を所定の量増減
して設定するフイードバツク補正係数設定手段 (F) 前記基本燃料噴射量演算手段で演算した基本
燃料噴射量、前記学習補正係数検索手段で検索
した学習補正係数、及び前記フイードバツク補
正係数設定手段で設定したフイードバツク補正
係数に基づいて燃料噴射量を演算する燃料噴射
量演算手段 (G) 前記燃料噴射量演算手段で演算した燃料
噴射量に相当する駆動パルス信号に応じオンオ
フ的に燃料を機関に噴射供給する燃料噴射手段 (H) 実際の機関運転状態が定常状態にあるこ
とを検出する定常状態検出手段 (I) 機関運転状態が定常状態にある時に対応
する領域毎にその領域のフイードバツク補正係
数の基準値からの偏差を学習しこれを減少させ
る方向に機関運転状態の領域に対応する学習補
正係数を修正して書換える学習補正係数修正手
段 (J) 前記学習補正係数修正手段による学習補
正係数の修正回数に基づいて学習の進行度を判
定する学習進行度判定手段 (K) 前記学習進行度判定手段によつて学習進
行度が低いと判定されたときは前記記憶手段の
格子軸で区画される各領域が相対的に大である
ように格子軸を設定し、学習進行度が高いと判
定されたときは前記各領域が相対的に小となる
ように格子軸を切り換える格子軸切換手段 <作用> 基本燃料噴射量演算手段Bは、目標空燃比に対
応する基本燃料噴射量を機関吸入空気流量と機関
回転数とから所定の計算式に従つて演算し、学習
補正係数検索手段Dは、記憶手段Cから、実際の
機関運転状態に対応する領域の学習補正係数を検
索し、フイードバツク補正係数設定手段Eは、実
際の空燃比と目標空燃比とを比較し実際の空燃比
の目標空燃比に近づけるようにフイードバツク補
正係数を例えば比例積分制御に基づいて所定の量
増減して設定する。そして、燃料噴射量演算手段
Fは、基本燃料噴射量を学習補正係数(検索した
もの又は検索後後述した如く修正したもの)で補
正し更にフイードバツク補正係数で補正すること
により燃料噴射量を演算する。そして、この燃料
噴射量に相当する駆動パルス信号により、燃料噴
射手段Gが作動する。
段、機関回転数を検出する第2の検出手段、及
び機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混
合気の空燃比を検出する第3の検出手段を少な
くとも含む機関運転状態検出手段 (B) 前記第1の検出手段が出力する機関吸入空気
流量と前記第2の検出手段が出力する機関回転
数とに基づいて基本燃料噴射量を演算する基本
燃料噴射量演算手段 (C) 機関運転状態をそのパラメータによつて複数
の領域に区画する格子軸と、これらの格子軸に
囲まれた領域毎に前記基本燃料噴射量を補正す
るための学習補正係数とを記憶した書換え可能
な記憶手段 (D) 実際の機関運転状態に基づいて前記記憶手段
から対応する領域の学習補正係数を検索する学
習補正係数検索手段 (E) 前記第3の検出手段が出力する空燃比と目標
空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比に
近づけるように前記基本燃料噴射量を補正する
ためのフイードバツク補正係数を所定の量増減
して設定するフイードバツク補正係数設定手段 (F) 前記基本燃料噴射量演算手段で演算した基本
燃料噴射量、前記学習補正係数検索手段で検索
した学習補正係数、及び前記フイードバツク補
正係数設定手段で設定したフイードバツク補正
係数に基づいて燃料噴射量を演算する燃料噴射
量演算手段 (G) 前記燃料噴射量演算手段で演算した燃料
噴射量に相当する駆動パルス信号に応じオンオ
フ的に燃料を機関に噴射供給する燃料噴射手段 (H) 実際の機関運転状態が定常状態にあるこ
とを検出する定常状態検出手段 (I) 機関運転状態が定常状態にある時に対応
する領域毎にその領域のフイードバツク補正係
数の基準値からの偏差を学習しこれを減少させ
る方向に機関運転状態の領域に対応する学習補
正係数を修正して書換える学習補正係数修正手
段 (J) 前記学習補正係数修正手段による学習補
正係数の修正回数に基づいて学習の進行度を判
定する学習進行度判定手段 (K) 前記学習進行度判定手段によつて学習進
行度が低いと判定されたときは前記記憶手段の
格子軸で区画される各領域が相対的に大である
ように格子軸を設定し、学習進行度が高いと判
定されたときは前記各領域が相対的に小となる
ように格子軸を切り換える格子軸切換手段 <作用> 基本燃料噴射量演算手段Bは、目標空燃比に対
応する基本燃料噴射量を機関吸入空気流量と機関
回転数とから所定の計算式に従つて演算し、学習
補正係数検索手段Dは、記憶手段Cから、実際の
機関運転状態に対応する領域の学習補正係数を検
索し、フイードバツク補正係数設定手段Eは、実
際の空燃比と目標空燃比とを比較し実際の空燃比
の目標空燃比に近づけるようにフイードバツク補
正係数を例えば比例積分制御に基づいて所定の量
増減して設定する。そして、燃料噴射量演算手段
Fは、基本燃料噴射量を学習補正係数(検索した
もの又は検索後後述した如く修正したもの)で補
正し更にフイードバツク補正係数で補正すること
により燃料噴射量を演算する。そして、この燃料
噴射量に相当する駆動パルス信号により、燃料噴
射手段Gが作動する。
一方、定常状態検出手段Hにより定常状態が検
出されている時は、学習補正係数修正手段Iは、
フイードバツク補正係数の基準値からの偏差を学
習し、これを減少させる方向に機関運転状態の領
域に対応する学習補正係数を修正して記憶手段C
のデータを書換える。
出されている時は、学習補正係数修正手段Iは、
フイードバツク補正係数の基準値からの偏差を学
習し、これを減少させる方向に機関運転状態の領
域に対応する学習補正係数を修正して記憶手段C
のデータを書換える。
ここにおいて、学習進行度判定手段Jによつて
学習進行度が低いと判定されたときは、格子軸切
換手段Kは、記憶手段Cの格子軸で区画される各
領域が相対的に大であるように格子軸を設定して
いるため、機関運転状態が同一の領域に留まる機
会が増大し、これにより各領域での学習の進行速
度が早められ全領域に亘つてまんべんなく学習が
進行する。
学習進行度が低いと判定されたときは、格子軸切
換手段Kは、記憶手段Cの格子軸で区画される各
領域が相対的に大であるように格子軸を設定して
いるため、機関運転状態が同一の領域に留まる機
会が増大し、これにより各領域での学習の進行速
度が早められ全領域に亘つてまんべんなく学習が
進行する。
また、学習進行度が高いと判定されたときは格
子軸切換手段Kは記憶手段Cの各領域が相対的
に、小であるように格子軸を切り換える。これに
より、細分された領域毎に学習が行なわれるた
め、学習制御精度が向上する。
子軸切換手段Kは記憶手段Cの各領域が相対的
に、小であるように格子軸を切り換える。これに
より、細分された領域毎に学習が行なわれるた
め、学習制御精度が向上する。
<実施例>
以下に本考案の一実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
第2図において、機関1には、エアクリーナ
2、吸気ダクト3、スロツトルチヤンバ4及び吸
気マニホールド5を介して空気が吸入される。
2、吸気ダクト3、スロツトルチヤンバ4及び吸
気マニホールド5を介して空気が吸入される。
吸気ダクト3には吸入空気流量Qの検出手段と
してのエアフローメータ6が設けられていて、吸
入空気流量Q信号に対応する電圧信号を出力す
る。スロツトルチヤンバ4には図示しないアクセ
ルペダルと連動する1次側スロツトル弁7と2次
側スロツトル弁8とが設けられていて、吸入空気
流量Qを制御する。また、これらのスロツトル弁
7,8をバイパスする補助空気通路9が設けられ
ていて、この補助空気通路9にはアイドル制御弁
10が介装されている。吸気マニホールド5又は
機関1の吸気ポートには燃料噴射手段としての燃
料噴射弁11が設けられている。この燃料噴射弁
11はソレノイドに通電されて開弁し通電停止さ
れて閉弁する電磁式燃料噴射弁であつて、駆動パ
ルス信号によりソレノイドに通電されて開弁し、
図示しない燃料ポンプから圧送されプレツシヤレ
ギユレータにより所定の圧力に制御された燃料を
機関1に噴射供給する。
してのエアフローメータ6が設けられていて、吸
入空気流量Q信号に対応する電圧信号を出力す
る。スロツトルチヤンバ4には図示しないアクセ
ルペダルと連動する1次側スロツトル弁7と2次
側スロツトル弁8とが設けられていて、吸入空気
流量Qを制御する。また、これらのスロツトル弁
7,8をバイパスする補助空気通路9が設けられ
ていて、この補助空気通路9にはアイドル制御弁
10が介装されている。吸気マニホールド5又は
機関1の吸気ポートには燃料噴射手段としての燃
料噴射弁11が設けられている。この燃料噴射弁
11はソレノイドに通電されて開弁し通電停止さ
れて閉弁する電磁式燃料噴射弁であつて、駆動パ
ルス信号によりソレノイドに通電されて開弁し、
図示しない燃料ポンプから圧送されプレツシヤレ
ギユレータにより所定の圧力に制御された燃料を
機関1に噴射供給する。
機関1からは、排気マニホールド12、排気ダ
クト13、三元触媒14及びマフラー15を介し
て排気が排出される。
クト13、三元触媒14及びマフラー15を介し
て排気が排出される。
排気マニホールド12にはO2センサ16が設
けられている。このO2センサ16は大気中の酸
素濃度(一定)と排気中の酸素濃度との比に応じ
た電圧信号を出力し、混合気を理論空燃比で燃焼
させたとき起電力が急変する公知のセンサであ
る。従つてO2センサ16は混合気の空燃比(リ
ツチ・リーン)の検出手段である。三元触媒14
は、排気成分中CO,HC,NOxを混合気の理論
空燃比付近で共に効率良く酸化又は還元し他の無
害な物質に転換する触媒装置である。
けられている。このO2センサ16は大気中の酸
素濃度(一定)と排気中の酸素濃度との比に応じ
た電圧信号を出力し、混合気を理論空燃比で燃焼
させたとき起電力が急変する公知のセンサであ
る。従つてO2センサ16は混合気の空燃比(リ
ツチ・リーン)の検出手段である。三元触媒14
は、排気成分中CO,HC,NOxを混合気の理論
空燃比付近で共に効率良く酸化又は還元し他の無
害な物質に転換する触媒装置である。
この他、クランク角センサ17が設けられてい
る。クランク角センサ17は、クランクプーリ1
8にシグナルデイスクプレート19が設けられ、
該プレート19の外周上に設けた歯により例えば
120°毎のリフアレンス信号と1°毎のポジシヨン信
号とを出力する。ここで、リフアレンス信号の周
期を測定することにより機関回転数Nを算出可能
である。従つてクランク角センサ17はクランク
角のみならず機関回転数Nの検出手段である。
る。クランク角センサ17は、クランクプーリ1
8にシグナルデイスクプレート19が設けられ、
該プレート19の外周上に設けた歯により例えば
120°毎のリフアレンス信号と1°毎のポジシヨン信
号とを出力する。ここで、リフアレンス信号の周
期を測定することにより機関回転数Nを算出可能
である。従つてクランク角センサ17はクランク
角のみならず機関回転数Nの検出手段である。
前記エアフローメータ6、クランク角センサ1
7及びO2センサ16からの出力信号は共にコン
トロールユニツト30に入力されている。更にコ
ントロールユニツト30にはその動作電源として
また電源電圧の検出のためバツテリ20の電圧が
エンジンキースイツチ21を介して及び直接に印
加されている。更にまたコントロールユニツト3
0には必要に応じ、機関冷却水温度を検出する水
温センサ22、一次側スロツトル弁7のスロツト
ル開度を検出するアイドルスイツチを含むスロツ
トルセンサ23、車速を検出する車速センサ2
4、トランスミツシヨンのニユートラル位置を検
出するニユートラルスイツチ25等からの信号が
入力されている。そして、このコントロールユニ
ツト30において各種入力信号に基づいて演算処
理し、最適なパルス巾の駆動パルス信号を燃料噴
射弁11に出力して、最適な空燃比を得るための
燃料噴射量を得る。
7及びO2センサ16からの出力信号は共にコン
トロールユニツト30に入力されている。更にコ
ントロールユニツト30にはその動作電源として
また電源電圧の検出のためバツテリ20の電圧が
エンジンキースイツチ21を介して及び直接に印
加されている。更にまたコントロールユニツト3
0には必要に応じ、機関冷却水温度を検出する水
温センサ22、一次側スロツトル弁7のスロツト
ル開度を検出するアイドルスイツチを含むスロツ
トルセンサ23、車速を検出する車速センサ2
4、トランスミツシヨンのニユートラル位置を検
出するニユートラルスイツチ25等からの信号が
入力されている。そして、このコントロールユニ
ツト30において各種入力信号に基づいて演算処
理し、最適なパルス巾の駆動パルス信号を燃料噴
射弁11に出力して、最適な空燃比を得るための
燃料噴射量を得る。
コントロールユニツト30は、第3図に示すよ
うに、CPU31、P−ROM32、CMOS−
RAM33、アドレスデコーダ34を有する。こ
こで、RAM33は学習制御用の書換え可能な記
憶手段であり、このRAM33の動作電源として
は、エンジンキースイツチ21オフ後も記憶内容
を保持させるためバツテリ20をエンジンキース
イツチ21を介することなく適当な安定化電源を
介して接続する。
うに、CPU31、P−ROM32、CMOS−
RAM33、アドレスデコーダ34を有する。こ
こで、RAM33は学習制御用の書換え可能な記
憶手段であり、このRAM33の動作電源として
は、エンジンキースイツチ21オフ後も記憶内容
を保持させるためバツテリ20をエンジンキース
イツチ21を介することなく適当な安定化電源を
介して接続する。
CPU31への入力信号のうち、エアフローメ
ータ6、O2センサ16、バツテリ20、水温セ
ンサ22及びソロツトセンサ23からの各電圧信
号は、アナログ信号であるので、アナログ入力イ
ンターフエース35及びA/D変換器36を介し
て入力されるようになつている。A/D変換器3
6はCPU31によりアドレスデコーダ34及び
A/D変換タイミングコントローラ37を介して
制御される。クランク角センサ17からのリフア
レンス信号とポジシヨン信号は、ワンシヨツトマ
ルチ回路38を介して入力されるようになつてい
る。スロツトルセンサ23内蔵のアイドルスイツ
チからの信号とニユートラルスイツチ25からの
信号はデジタル入力インターフエース39を介し
て入力され、また車速センサ24からの信号は波
形整形回路40を介して入力されるようになつて
いる。
ータ6、O2センサ16、バツテリ20、水温セ
ンサ22及びソロツトセンサ23からの各電圧信
号は、アナログ信号であるので、アナログ入力イ
ンターフエース35及びA/D変換器36を介し
て入力されるようになつている。A/D変換器3
6はCPU31によりアドレスデコーダ34及び
A/D変換タイミングコントローラ37を介して
制御される。クランク角センサ17からのリフア
レンス信号とポジシヨン信号は、ワンシヨツトマ
ルチ回路38を介して入力されるようになつてい
る。スロツトルセンサ23内蔵のアイドルスイツ
チからの信号とニユートラルスイツチ25からの
信号はデジタル入力インターフエース39を介し
て入力され、また車速センサ24からの信号は波
形整形回路40を介して入力されるようになつて
いる。
CPU31からの出力信号(燃料噴射弁11の
駆動パルス信号)は、電流波形制御回路41を介
して燃料噴射弁11に送られるようになつてい
る。
駆動パルス信号)は、電流波形制御回路41を介
して燃料噴射弁11に送られるようになつてい
る。
ここにおいて、CPU31は第4図〜第6図に
示すフローチヤート(燃料噴射量計算ルーチン、
学習サブルーチン及び格子軸切換ルーチン)に基
づくプログラム(ROM32に記憶されている)
に従つて入出力操作並びに演算処理等を行い、燃
料噴射量を制御する。
示すフローチヤート(燃料噴射量計算ルーチン、
学習サブルーチン及び格子軸切換ルーチン)に基
づくプログラム(ROM32に記憶されている)
に従つて入出力操作並びに演算処理等を行い、燃
料噴射量を制御する。
尚、基本燃料噴射量演算手段、学習補正係数検
索手段、フイードバツク補正係数設定手段、燃料
噴射量演算手段、定常状態検出手段、学習補正係
数修正手段、学習進行度判定手段、格子軸切換手
段としての機能は、前記プログラムにより達成さ
れる。
索手段、フイードバツク補正係数設定手段、燃料
噴射量演算手段、定常状態検出手段、学習補正係
数修正手段、学習進行度判定手段、格子軸切換手
段としての機能は、前記プログラムにより達成さ
れる。
次に第4図〜第6図のフローチヤートを参照し
つつ作動を説明する。
つつ作動を説明する。
第4図の燃料噴射量計算ルーチンにおいて、ス
テツプ1(図ではS1)でエアフローメータ6から
の信号によつて得られる吸入空気流量Qとクラン
ク角センサ17からの信号によつて得られる機関
回転数Nとから基本燃料噴射量Tp(=K・Q/
N)を演算する。この部分が基本燃料噴射量演算
手段に相当する。
テツプ1(図ではS1)でエアフローメータ6から
の信号によつて得られる吸入空気流量Qとクラン
ク角センサ17からの信号によつて得られる機関
回転数Nとから基本燃料噴射量Tp(=K・Q/
N)を演算する。この部分が基本燃料噴射量演算
手段に相当する。
ステツプ2では必要に応じ各種補正係数COEF
を設定する。
を設定する。
ステツプ3では機関運転状態を表す機関回転数
Nと基本燃料噴射量(負荷)Tpとから対応する
学習補正係数Klを検索する。この部分が学習補
正係数検索手段に相当する。
Nと基本燃料噴射量(負荷)Tpとから対応する
学習補正係数Klを検索する。この部分が学習補
正係数検索手段に相当する。
ここで、学習補正係数Klは、機関回転数Nを
横軸、基本燃料噴射量Tpを縦軸とするマツプ上
を8×8程度の格子により区画して、領域を分
け、RAM33上に各領域毎に学習補正係数Klを
記憶させてある。尚、学習が開始されていない時
点では、学習補正係数Klは全て初期値1に設定
してある。
横軸、基本燃料噴射量Tpを縦軸とするマツプ上
を8×8程度の格子により区画して、領域を分
け、RAM33上に各領域毎に学習補正係数Klを
記憶させてある。尚、学習が開始されていない時
点では、学習補正係数Klは全て初期値1に設定
してある。
ステツプ4ではバツテリ20の電圧値に基づい
て電圧補正分Tsを設定する。
て電圧補正分Tsを設定する。
ステツプ5ではλコントロール条件であるか否
かを判定する。
かを判定する。
ここで、λコントロール条件でない例えば高回
転、高負荷領域等の場合は、フイードバツク補正
係数αを前回値(又は基準値1)にクランプした
状態で、ステツプ5から後述するステツプ10へ進
む。
転、高負荷領域等の場合は、フイードバツク補正
係数αを前回値(又は基準値1)にクランプした
状態で、ステツプ5から後述するステツプ10へ進
む。
λコントロール条件の場合は、ステツプ6〜8
でO2センサ16の出力電圧V02と理論空燃比相当
のスライスレベル電圧Vrefとを比較して空燃比の
リツチ・リーンを判定した積分制御又は比例積分
制御によりフイードバツク補正係数αを設定す
る。この部分がフイードバツク補正係数設定手段
に相当する。具体的に積分制御の場合は、ステツ
プ6での比較により空燃比=リツチ(V02>Vref)
と判定されたときにステツプ7でフイードバツク
補正係数αを前回値に対し所定の積分(I)分減
少させ、逆に空燃比=リーン(V02<Vref)と判
定されたときにステツプ8でフイードバツク補正
係数αを前回値に対し所定の積分(I)分増大さ
せる。比例積分制御の場合は、これに加え、リツ
チ←→リーンの反転時に積分(I)分と同方向に
これより大きな所定の比例分(P)分の増減を行
う。
でO2センサ16の出力電圧V02と理論空燃比相当
のスライスレベル電圧Vrefとを比較して空燃比の
リツチ・リーンを判定した積分制御又は比例積分
制御によりフイードバツク補正係数αを設定す
る。この部分がフイードバツク補正係数設定手段
に相当する。具体的に積分制御の場合は、ステツ
プ6での比較により空燃比=リツチ(V02>Vref)
と判定されたときにステツプ7でフイードバツク
補正係数αを前回値に対し所定の積分(I)分減
少させ、逆に空燃比=リーン(V02<Vref)と判
定されたときにステツプ8でフイードバツク補正
係数αを前回値に対し所定の積分(I)分増大さ
せる。比例積分制御の場合は、これに加え、リツ
チ←→リーンの反転時に積分(I)分と同方向に
これより大きな所定の比例分(P)分の増減を行
う。
次のステツプ9では第5図の学習サブルーチン
を実行する。これについては後述する。
を実行する。これについては後述する。
その後、ステツプ10では燃料噴射量Tiを次式
に従つて演算する。この部分が燃料噴射量演算手
段に相当する。
に従つて演算する。この部分が燃料噴射量演算手
段に相当する。
Ti=Tp・COEF・Kl・α+Ts
但し、Klとしては、ステツプ3で検索された
もの又は第5図の学習サブルーチンで修正された
ものが使用される。
もの又は第5図の学習サブルーチンで修正された
ものが使用される。
燃料噴射量Tiが演算されると、そのTiのパル
ス巾をもつ駆動パルス信号が機関回転に同期して
所定のタイミングで出力され、電流波形制御回路
41を介して燃料噴射弁11に与えられ、燃料噴
射が行われる。
ス巾をもつ駆動パルス信号が機関回転に同期して
所定のタイミングで出力され、電流波形制御回路
41を介して燃料噴射弁11に与えられ、燃料噴
射が行われる。
次に第5図の学習サブルーチンについて説明す
る。
る。
ステツプ11で機関運転状態を表す機関回転数N
と基本燃料噴射量Tpとが前回と同じ領域にある
か否かを判定する。前回と同一領域の場合は、ス
テツプ12でフラグFがセツトされているか否かを
判定し、セツトされていない場合は、ステツプ13
でO2センサ16の出力が反転すなわちフイード
バツク補正係数αの増減方向が反転したか否かを
判定し、このフローを繰返して反転する毎にステ
ツプ14で反転回数を表すカウント値を1アツプ
し、C=2となつた段階でステツプ15からステツ
プ16に進んでフラグFをセツトする。このフラグ
Fは同一領域でO2センサ16の出力が2回反転
したときに定常状態になつたものとみなされてセ
ツトされる。フラグFのセツト後は、ステツプ11
での判定で前回と同一領域であれば、ステツプ12
を経てステツプ17へ進む。このステツプ11〜16の
部分が定常状態検出手段に相当し、機関運転状
態が区分された領域の1つにあること、フイー
ドバツク補正係数αの増減方向が所定回(2回)
以上反転したこと、をもつて定常状態であること
を検出する。
と基本燃料噴射量Tpとが前回と同じ領域にある
か否かを判定する。前回と同一領域の場合は、ス
テツプ12でフラグFがセツトされているか否かを
判定し、セツトされていない場合は、ステツプ13
でO2センサ16の出力が反転すなわちフイード
バツク補正係数αの増減方向が反転したか否かを
判定し、このフローを繰返して反転する毎にステ
ツプ14で反転回数を表すカウント値を1アツプ
し、C=2となつた段階でステツプ15からステツ
プ16に進んでフラグFをセツトする。このフラグ
Fは同一領域でO2センサ16の出力が2回反転
したときに定常状態になつたものとみなされてセ
ツトされる。フラグFのセツト後は、ステツプ11
での判定で前回と同一領域であれば、ステツプ12
を経てステツプ17へ進む。このステツプ11〜16の
部分が定常状態検出手段に相当し、機関運転状
態が区分された領域の1つにあること、フイー
ドバツク補正係数αの増減方向が所定回(2回)
以上反転したこと、をもつて定常状態であること
を検出する。
定常状態においては、ステツプ17でO2セツト
16の出力が反転すなわちフイードバツク補正係数
αの増減方向が反転したか否かを判定し、このフ
ローを繰返して反転した時はステツプ18で定常と
判定されてから初めてか従つて同一領域で3回目
の反転か否かを判定し、3回目の場合はステツプ
19で現在のフイードバツク補正係数αの基準値α1
から偏差Δα(α=α1)をΔα1として一時記憶す
る。その後、4回目の反転が検出されたときはス
テツプ20〜25へ進んで3回目の反転から4回目の
反転までのデータに基づいて学習を行う(第6図
参照)。5回目以上の反転が検出されたときも同
様でステツプ20〜25へ進んで前回の反転から今回
の反転までのデータに基づいて学習を行う。
16の出力が反転すなわちフイードバツク補正係数
αの増減方向が反転したか否かを判定し、このフ
ローを繰返して反転した時はステツプ18で定常と
判定されてから初めてか従つて同一領域で3回目
の反転か否かを判定し、3回目の場合はステツプ
19で現在のフイードバツク補正係数αの基準値α1
から偏差Δα(α=α1)をΔα1として一時記憶す
る。その後、4回目の反転が検出されたときはス
テツプ20〜25へ進んで3回目の反転から4回目の
反転までのデータに基づいて学習を行う(第6図
参照)。5回目以上の反転が検出されたときも同
様でステツプ20〜25へ進んで前回の反転から今回
の反転までのデータに基づいて学習を行う。
4回目以上の反転時は、ステツプ20で現在のフ
イードバツク補正係数αの基準値α1から偏差Δα
(=α−α1)をΔα1として一時記憶する。このと
き記憶されているΔα1とΔα2とは第6図に示すよ
うに前回(例えば3回目)の反転から今回(例え
ば4回目)の反転までのΔαの上下のピーク値で
ある。
イードバツク補正係数αの基準値α1から偏差Δα
(=α−α1)をΔα1として一時記憶する。このと
き記憶されているΔα1とΔα2とは第6図に示すよ
うに前回(例えば3回目)の反転から今回(例え
ば4回目)の反転までのΔαの上下のピーク値で
ある。
これら上下のピーク値Δα1、Δα2に基づいて偏
差Δαの平均値を演算することができるから、
ステツプ21で次式に基づいて偏差Δαの平均値
を演算する。
差Δαの平均値を演算することができるから、
ステツプ21で次式に基づいて偏差Δαの平均値
を演算する。
=(Δα1+Δα2)/2
次にステツプ22で現在の領域に対応して記憶し
てある学習補正係数Klを検索する。但し、実際
にはステツプ3で検索したものを使用すればよ
い。
てある学習補正係数Klを検索する。但し、実際
にはステツプ3で検索したものを使用すればよ
い。
次にステツプ23で次式に従つて現在の学習補正
係数Klにフイードバツク補正係数αの基準値α1
からの偏差Δα(=α−α1)の平均値を所定割
合加算することによつて新たな学習補正係数
Kl(oew)を演算し、同一領域の学習補正係数のデー
タを修正して書換える。
係数Klにフイードバツク補正係数αの基準値α1
からの偏差Δα(=α−α1)の平均値を所定割
合加算することによつて新たな学習補正係数
Kl(oew)を演算し、同一領域の学習補正係数のデー
タを修正して書換える。
Kl(oew)←Kl+/M
(Mは定数で、M>1)
この後は、ステツプ24で次回の計算のため
Δαα2の値をΔα1に代入する。
Δαα2の値をΔα1に代入する。
次いでステツプ25では、学習更新カウンタRC
の値をインクリメントし、バツクアツプ付RAM
に記憶しておく。
の値をインクリメントし、バツクアツプ付RAM
に記憶しておく。
ステツプ11での判定で機関運転状態が前回と同
一の領域でなくなつた場合は、ステツプ26でカウ
ント値Cをクリアし、かつフラグFをリセツトす
る。
一の領域でなくなつた場合は、ステツプ26でカウ
ント値Cをクリアし、かつフラグFをリセツトす
る。
ここでステツプ17〜24の部分が学習補正係数修
正手段に相当する。
正手段に相当する。
次に第7図の格子軸切換ルーチンについて説明
する。
する。
ステツプ31では、前記学習サブルーチンのステ
ツプ25で記憶された学習補正係数の修正回数RC
を所定値RCOと比較し、所定値RCO以下の場合
は学習進行度が低いと判定してステツプ32へ進
み、RCOを上回る場合は学習進行度が高いと判
定してステツプ33へ進む。
ツプ25で記憶された学習補正係数の修正回数RC
を所定値RCOと比較し、所定値RCO以下の場合
は学習進行度が低いと判定してステツプ32へ進
み、RCOを上回る場合は学習進行度が高いと判
定してステツプ33へ進む。
ステツプ32では運転状態の区分された領域が
大となるように格子軸の本数を減らして設定す
る。例えば第8図に示すように機関のλコントロ
ールが行われる運転状態を9個の領域に大きく区
分するように機関回転数N、基本燃料噴射料Tp
の格子軸を3本ずつ設定する。
大となるように格子軸の本数を減らして設定す
る。例えば第8図に示すように機関のλコントロ
ールが行われる運転状態を9個の領域に大きく区
分するように機関回転数N、基本燃料噴射料Tp
の格子軸を3本ずつ設定する。
したがつて、第5図のステツプ11において、機
関運転状態(N,Tp)が同一の領域に留まる機
会が増大し、学習補正係数Klが修正される速度
即ち学習速度が増大する。
関運転状態(N,Tp)が同一の領域に留まる機
会が増大し、学習補正係数Klが修正される速度
即ち学習速度が増大する。
これにより、全領域に亘つてまんべんなく学習
が進められるため、機関運転の初期の段階から学
習制御により良好な空燃比制御が行える。
が進められるため、機関運転の初期の段階から学
習制御により良好な空燃比制御が行える。
一方、ステツプ31で学習進行速度が高いと判定
されてステツプ33へ進んだ場合には、運転状態の
区分された領域が小となるように格子軸の本数を
増やして設定する。例えば第9図に示すようにλ
コントロールが行われる運転状態を225個の領域
に細分するようにN1Tpの各格子軸を15本ずつ設
定する。
されてステツプ33へ進んだ場合には、運転状態の
区分された領域が小となるように格子軸の本数を
増やして設定する。例えば第9図に示すようにλ
コントロールが行われる運転状態を225個の領域
に細分するようにN1Tpの各格子軸を15本ずつ設
定する。
このようにすると、領域を小さくしたことによ
り、学習の進行速度は遅れるが、同一領域内での
空燃比のずれを小さくでき、学習制御精度が高め
られる。
り、学習の進行速度は遅れるが、同一領域内での
空燃比のずれを小さくでき、学習制御精度が高め
られる。
即ち、学習の初期において、全領域である程度
大まかにではあるがまんべんなく学習を進めた上
で、高精度な学習に切り換えることにより、運転
経過時間に対応して良好な学習制御を行なうこと
がきるのである。
大まかにではあるがまんべんなく学習を進めた上
で、高精度な学習に切り換えることにより、運転
経過時間に対応して良好な学習制御を行なうこと
がきるのである。
この格子軸切換ルーチンの機能が格子軸切換手
段に相当する。
段に相当する。
尚、本実施例では、学習進行度の判定を全ての
領域の学習補正係数Klの総修正回数に基づいて
行なつたが、例えば最初第7図のように9個に領
域を区分し、各領域毎に進行度を判定し、進行度
が高くなつた領域から順次当該領域内を小領域に
細分していく構成としてもよい。
領域の学習補正係数Klの総修正回数に基づいて
行なつたが、例えば最初第7図のように9個に領
域を区分し、各領域毎に進行度を判定し、進行度
が高くなつた領域から順次当該領域内を小領域に
細分していく構成としてもよい。
<考案の効果>
以上説明したように本考案によれば、学習の進
行度が低い初期段階では学習補正量を修正記憶す
る領域を大きくして学習速度を大とし、全ての領
域をまんべんなく学習し、学習進行度が高くなる
と領域を細分して小領域毎に学習を行なうことに
より高精度な学習制御を行なえるため、運転経過
時間に対応して良好な学習制御による空燃比制御
を行なうことができる。
行度が低い初期段階では学習補正量を修正記憶す
る領域を大きくして学習速度を大とし、全ての領
域をまんべんなく学習し、学習進行度が高くなる
と領域を細分して小領域毎に学習を行なうことに
より高精度な学習制御を行なえるため、運転経過
時間に対応して良好な学習制御による空燃比制御
を行なうことができる。
第1図は本考案の構成を示すブロツク図、第2
図は本考案の一実施例を示す構成図、第3図は第
2図中のコントロールユニツトのブロツク回路
図、第4図は同上実施例の燃料噴射量計算ルーチ
ンを示すフローチヤート、第5図は同じく学習サ
ブルーチンを示すフローチヤート、第6図は同じ
く制御特性図、第7図は同じく格子軸切換ルーチ
ンを示すフローチヤート、第8図は同じく学習進
行度が低い時の領域区分図、第9図は同じく学習
進行度が高い時の領域区分図、第10図は領域の
大、小による経過時間と学習回数との関係を示す
グラフ、第11図は同じく領域の大小による同一
領域間の空燃比のずれ量を示すグラフである。 1……機関、6……エアフローメータ、11…
…燃料噴射弁、16……O2センサ、17……ク
ランク角センサ、30……コントロールユニツ
ト。
図は本考案の一実施例を示す構成図、第3図は第
2図中のコントロールユニツトのブロツク回路
図、第4図は同上実施例の燃料噴射量計算ルーチ
ンを示すフローチヤート、第5図は同じく学習サ
ブルーチンを示すフローチヤート、第6図は同じ
く制御特性図、第7図は同じく格子軸切換ルーチ
ンを示すフローチヤート、第8図は同じく学習進
行度が低い時の領域区分図、第9図は同じく学習
進行度が高い時の領域区分図、第10図は領域の
大、小による経過時間と学習回数との関係を示す
グラフ、第11図は同じく領域の大小による同一
領域間の空燃比のずれ量を示すグラフである。 1……機関、6……エアフローメータ、11…
…燃料噴射弁、16……O2センサ、17……ク
ランク角センサ、30……コントロールユニツ
ト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 機関吸入空気流量を検出する第1の検出手段、
機関回転数を検出する第2の検出手段、及び機関
排気成分を検出しこれにより機関吸入混合気の空
燃比を検出する第3の検出手段を少なくとも含む
機関運転状態検出手段と、 前記第1の検出手段が出力する機関吸入空気流
量と前記第2の検出手段が出力する機関回転数と
に基づいて基本燃料噴射量を演算する基本燃料噴
射量演算手段と、 機関運転状態をそのパラメータによつて複数の
領域に区画する格子軸と、これらの格子軸に囲ま
れた領域毎に前記基本燃料噴射量を補正するため
の学習補正係数とを記憶した書換え可能な記憶手
段と、 実際の機関運転状態に基づいて前記記憶手段か
ら対応する領域の学習補正係数を検索する学習補
正係数検索手段と、 前記第3の検出手段が出力する空燃比と目標空
燃比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比に近づ
けるように前記基本燃料噴射量を補正するための
フイードバツク補正係数を所定の量増減して設定
するフイードバツク補正係数設定手段と、 前記基本燃料噴射量演算手段で演算した基本燃
料噴射量、前記学習補正係数検索手段で検索した
学習補正係数、及び前記フイードバツク補正係数
設定手段で設定したフイードバツク補正係数に基
づいて燃料噴射量を演算する燃料噴射量演算手段
と、 前記燃料噴射量演算手段で演算した燃料噴射量
に相当する駆動パルス信号に応じオンオフ的に燃
料を機関に噴射供給する燃料噴射手段と、 実際の機関運転状態が定常状態にあることを検
出する定常状態検出手段と、 機関運転状態が定常状態にある時に対応する領
域毎にその領域のフイードバツク補正係数の基準
値からの偏差を学習しこれを減少させる方向に機
関運転状態の領域に対応する学習補正係数を修正
して書換える学習補正係数修正手段と、 前記学習補正係数修正手段による学習補正係数
の修正回数に基づいて学習の進行度を判定する学
習進行度判定手段と、 前記学習進行度判定手段によつて学習進行度が
低いと判定されたときは、前記記憶手段の格子軸
で区画される各領域が相対的に大であるように格
子軸を設定し、学習進行度が高いと判定されたと
きは、前記各領域が相対的に小となるように格子
軸を切り換える格子軸切換手段と、 を備えてなる内燃機関の空燃比の学習制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13736786U JPH0455235Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13736786U JPH0455235Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6345043U JPS6345043U (ja) | 1988-03-26 |
| JPH0455235Y2 true JPH0455235Y2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=31041352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13736786U Expired JPH0455235Y2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0455235Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0826805B2 (ja) * | 1989-11-01 | 1996-03-21 | 株式会社ユニシアジェックス | 内燃機関の空燃比学習制御装置 |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP13736786U patent/JPH0455235Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6345043U (ja) | 1988-03-26 |
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