JPH0473439B2 - - Google Patents
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- JPH0473439B2 JPH0473439B2 JP60118884A JP11888485A JPH0473439B2 JP H0473439 B2 JPH0473439 B2 JP H0473439B2 JP 60118884 A JP60118884 A JP 60118884A JP 11888485 A JP11888485 A JP 11888485A JP H0473439 B2 JPH0473439 B2 JP H0473439B2
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- JP
- Japan
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- culture
- brown
- methanol
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- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規抗生物質MG802−AF1−A及び
その製造法に関する。 〔従来の技術〕 微生物の生産する抗生物質は、これまでに約
5000種類報告されており、感染症の治療に広く用
いられている。このうちカイニア(Chainia)属
に属する微生物からは18種類の抗生物質の生産が
報告されている〔昭和59年ユサコ株式会社発行、
インデツクス オブ アクチノマイスイーテス
アンチバイオテイクス(Index of
Actinomycetes Antibiotics)〕。 〔発明が解決しようとする問題点〕 抗生物質の使用においてはその抗生物質に耐性
な菌の出現が避けられず、耐性菌に有効な新規抗
生物質は絶えず望まれている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は新
規抗生物質MG802−AF1−Aに関する発明であ
つて、 下記の特性: 形状:黄褐色飴状 元素分析(実測値):炭素61.44%、水素6.41%、
窒素0.00%、酸素16.31%、塩素15.16% 分子量:480.1487(質量分析による) 分子式:C25H30O5Cl2 比旋光度:〔α〕27 D=+40.6°(c=0.5、エタノー
ル) 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):吸収極
大205nm(logε4.25)、251nm(logε4.14)、
270nm(sh.logε4.04)、295nm(sh.logε3.87)、
360nm(logε3.80) 赤外部吸収スペクトル(KBr錠):3400、2920、
1640、1610、1250、1070cm-1 溶解性:メタノール、アセトン、クロロホルム、
酢酸エチル、エチルエーテル、ベンゼンによく
溶ける。水、ヘキサンに難溶 呈色反応:ギブス反応及びアニスアルデヒド反応
は共に陽性 酸性、塩基性、中性の区別:弱酸性物質を有する
ことを特徴とする。 そして、本発明の第2の発明は新規抗生物質
MG802−AF1−Aの製造法に関する発明であつ
て、カイニア属に関するMG802−AF1−A生産
菌を培養し、その培養物から新規抗生物質
MG802−AF1−Aを分離採取することを特徴と
する。 本発明者等はカイニア属に属するMG802−
AF1−A生産菌株を培養し、MG802−AF1−A
を蓄積せしめ、この培養物からMG802−AF1−
Aを採取した。MG802−AF1−Aはグラム陽性
菌及び多剤耐性のグラム陽性菌に同等の抗菌活性
を示すので、耐性菌にも有効なグラム陽性菌に対
する抗生物質として使用され得るものである。 カイニア属に属するMG802−AF1−Aの生産
菌の1例としては、本発明者らによつて昭和58年
2月新潟県住渡郡佐和田町で採取した土壌試料よ
り分離した菌株カイニア・ルブラ(Chainia
rubra)MG802−AF1(微工研菌寄第8022号)が
ある。この菌株の菌学的性状は次のとおりであ
る。 〔MG802−AF1株の菌学的性状〕 1 形態 MG802−AF1株は、顕微鏡下で分枝した基
中菌糸より、かぎ状からら旋状の気菌糸を形成
し、輪生枝は認められない。成熟した胞子鎖は
10個以上の胞子の連鎖を認め、胞子の大きさ
は、0.4〜0.5×0.6〜0.7μm位である。なお、胞
子の表面には、短かいとげ状の突起を有する。 また菌核様構造が認められ、その直径は約5
〜10μmである。 2 各種培地における生育状態 色の記載について括弧に示す標準は、コンテ
イナー・コーポレーシヨン・オブ・アメリカ
(Container Corporation of America)のカ
ラー・ハーモニイ・マニユアル(Color
harmony manual)を用いた。 (1) シユクロース・硝酸塩寒天培地(27℃培
養) うす黄だいだい〔2gc、Bamboo〕〜う
す茶〔3ic、Lt Amber〕の発育上に、白〜
茶白〔3ba、Pearl〜3cb、Sand〕の気菌糸を
着生し、溶解性色素は黄茶色を帯びる程度で
ある。 (2) グルコース・アスパラギン寒天培地(27℃
培養) 発育は無色〜うす黄だいだい〔2gc、
Bamboo〕〜鈍だいだい〔4pe、Orange
Rust〕、気菌糸を着生せず、溶解生色素は赤
茶色を帯びる程度である。 (3) グリセリン・アスパラギン寒天培地(ISP
−培地5、27℃培養) うすだいだい〔3ic、Lt Amber〕〜うす
茶〔3le、Maple〕〜茶灰〔4lg、Lt Spice
Brown〕の発育上に、うつすらと白の気菌
糸を着生し、溶解性色素は赤茶色を帯びる程
度である。 (4) スターチ・無機塩寒天培地(ISP−培地
4、27℃培養) うす黄茶〔3lg、Adobe Brown〕〜うす
茶〔4ie、Cork Tan〕〜茶灰の発育上に、
白〜茶白〔3dc、Natural〕の気菌糸を着生
し、溶解性色素は赤茶色を帯びる程度であ
る。 (5) チロシン寒天培地(ISP−培地7、27℃培
養) うす茶〜灰味赤茶〔5ng、Brich Red〕の
発育上に白〜茶白の気菌糸を着生し、赤茶の
溶解性色素を産出する。 (6) 栄養寒天培地(27℃培養) 黄茶〔3ng、Yellow Maple〕〜茶〔4ni、
Chestnut Brown〕の発育上に、培養後20日
目頃よりわずかに白の気菌糸を着生し、溶解
性色素は茶色を帯びる程度である。 (7) イースト・麦芽寒天培地(ISP−培地2、
27℃培養) 黄茶〜うす茶〔3le、Cinnamon〜3lg、
Adobe Brown〕の発育上に、白の気菌糸を
着生し、溶解性色素は赤茶色を帯びる程度で
ある。 (8) オートミル寒天培地(ISP−培地3、27℃
培養) うすだいだい〔3gc、Lt Tan〕〜鈍だい
だい〔3ic、Lt Amber〜4ic、Pastel
Orange〕〜うす赤味だいだい〔5ic、Lt
Persimmon〕の発育上に、白〜茶白〔5cb〕
の気菌糸を着生し、溶解性色素は気茶色を帯
びる程度である。 (9) グリセリン・硝酸塩寒天培地(27℃培養) 発育は、無色〜うす黄〔2gc、Bamboo〕
〜うす黄茶〔3le、Cinnamon〕、気菌糸は着
生せず、溶解性色素は茶色味を帯びる程度で
ある。 (10) スターチ寒天培地(27℃培養) うす黄茶〜鈍だいだい〔4ic、Pastel
Orange〕の発育上に、うつすらと白の気菌
糸を着生し、溶解性色素はわずかに茶色味を
呈する程度である。 (11) リンゴ酸石灰寒天培地(27℃培養) 無色〜うす黄茶の発育上に、白〜茶色の気
菌糸を着生し、溶解性色素はわずかに黄色味
を呈する程度である。 (12) セルロース(紙片添加合成液、27℃培
養) うす黄〜うす黄茶の発育上に、白〜茶白の
気菌糸を着生し、溶解生色素は認められな
い。 (13) ゼラチン穿刺培養 単純ゼラチン培地(20℃培養)、グルコー
ス・ペプトン・ゼラチン培地(27℃培養)共
に、発育は無色、気菌糸は着生せず、溶解性
色素は認められない。 (14) 脱脂牛乳(37℃培養) 発育はうす黄茶〜うす茶、気菌糸は着生せ
ず、溶解性色素は茶色味を帯びる程度であ
る。 3 生理的性質 (1) 生育温度範囲 イースト・スターチ寒天培地〔可溶性デン
プン(小宗化学社製)1.0%、酵母エキス
(大五栄養化学社製)0.2%、ひも寒天3.0%、
PH7.0〕を用い、20℃、24℃、27℃、30℃、
37℃、50℃の各温度で試験の結果、50℃を除
いて、そのいずれかの温度でも生育したが、
最適温度は27℃〜37℃付近と推定される。 (2) ゼラチンの液化(15%単純ゼラチン、20℃
培養:グルコース・ペプトン・ゼラチン、27
℃培養) 単純ゼラチン培地では、培養後14日目頃よ
り液化が始まり、その作用は弱い方である。
グルコース・ペプトン・ゼラチン培地では培
養後30日目の観察で、液化を認めなかつた。 (3) スターチの加水分解(スターチ・無機塩寒
天培地、及びスターチ寒天培地、いずれも27
℃培養) スターチ・無機塩寒天培地の場合は、培養
後5日目頃より、スターチ寒天培地では培養
後10日目頃より、共に水解性が認められ、そ
の作用は中等度である。 (4) 脱脂牛乳の凝固・ペプトン化(脱脂牛乳、
37℃培養) 培養後14日目頃より凝固が始まり、直ちに
完了後、ペプトン化が始まる。ペプトン化は
培養後25日目頃に完了する。その作用は共に
中等度〜強い方である。 (5) メラニン様色素の生成(トリプトン・イー
ストプロス、ISP−培地1:ペプトン・イー
スト、鉄寒天、ISP−培地6:チロシン寒
天、ISP−培地7、いずれも27℃培養) いずれの培地でも、メラニン様色素の生成
は認められなかつた。 (6) 炭素源の利用(プリドハム・ゴドリーブ寒
天培地、ISP−培地9、27℃培養) D−グルコース、L−アラピノース、D−
キシロース、D−フラクトース、L−ラムノ
ース、ラフイノース、D−マンニトールを利
用して発育し、イノシトールを利用しない。
シユクロースは、おそらく利用していると推
定される。 (7) リンゴ酸石灰の溶解(リンゴ酸石炭寒天、
27℃培養) 培養後14日目頃から、発育周辺のリンゴ酸
石灰を溶解し、その作用は中等度である。 (8) 硝酸塩の還元反応(0.1%硝酸カリ含有ペ
プトン水、ISP−培地8、27℃培養) 陽性である。 以上の性状を要約すると、MG802−AF1株は、
胞子のうを認めず、気菌糸はかぎ状〜ら旋状を呈
し、輸生枝は認められない。胞子の表面には、短
かいとげ状の突起を有し、また、菌核様構造が認
められる。 種々の培地で、うす黄〜うす茶〜茶灰の発育上
に、白〜茶白の気菌糸を着生し、溶解性色素は、
黄〜赤茶色を帯びる。メラニン様色素の生成は陰
性、スターチの水解性は中等度である。たんぱく
分解力は、ゼラチンの液化性弱く、ミルクの凝
固・ペプトン化は、中等度〜強い方である。 MG802〜AF1株の細胞壁組成は、2,6−ジ
アミノピメリン酸(diaminopimelic acid)はLL
−型、糖成分としてアラビノースを含有しない。 これらの性状より、MG802−AF1株は菌核様
構造を有するカイニア属に属する放線菌であると
推定される。更にカイニア属及びストレプトミセ
ス(Streptomyces)属より、MG802−AF1株に
類似の既知菌種を検索した結果、カイニア・ルブ
ラ(Chainia rubra)〔インターナシヨナル ジ
ヤーナル オブ システマチツク バクテリオロ
ジー(International Journal of Systematic
Bacteriology)第22巻、第347頁(1972)〕が近
縁の種として挙げられた。 第1表に文献上のカイニア・ルブラとMG802
−AF1株の比較を示す。
その製造法に関する。 〔従来の技術〕 微生物の生産する抗生物質は、これまでに約
5000種類報告されており、感染症の治療に広く用
いられている。このうちカイニア(Chainia)属
に属する微生物からは18種類の抗生物質の生産が
報告されている〔昭和59年ユサコ株式会社発行、
インデツクス オブ アクチノマイスイーテス
アンチバイオテイクス(Index of
Actinomycetes Antibiotics)〕。 〔発明が解決しようとする問題点〕 抗生物質の使用においてはその抗生物質に耐性
な菌の出現が避けられず、耐性菌に有効な新規抗
生物質は絶えず望まれている。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明を概説すれば、本発明の第1の発明は新
規抗生物質MG802−AF1−Aに関する発明であ
つて、 下記の特性: 形状:黄褐色飴状 元素分析(実測値):炭素61.44%、水素6.41%、
窒素0.00%、酸素16.31%、塩素15.16% 分子量:480.1487(質量分析による) 分子式:C25H30O5Cl2 比旋光度:〔α〕27 D=+40.6°(c=0.5、エタノー
ル) 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):吸収極
大205nm(logε4.25)、251nm(logε4.14)、
270nm(sh.logε4.04)、295nm(sh.logε3.87)、
360nm(logε3.80) 赤外部吸収スペクトル(KBr錠):3400、2920、
1640、1610、1250、1070cm-1 溶解性:メタノール、アセトン、クロロホルム、
酢酸エチル、エチルエーテル、ベンゼンによく
溶ける。水、ヘキサンに難溶 呈色反応:ギブス反応及びアニスアルデヒド反応
は共に陽性 酸性、塩基性、中性の区別:弱酸性物質を有する
ことを特徴とする。 そして、本発明の第2の発明は新規抗生物質
MG802−AF1−Aの製造法に関する発明であつ
て、カイニア属に関するMG802−AF1−A生産
菌を培養し、その培養物から新規抗生物質
MG802−AF1−Aを分離採取することを特徴と
する。 本発明者等はカイニア属に属するMG802−
AF1−A生産菌株を培養し、MG802−AF1−A
を蓄積せしめ、この培養物からMG802−AF1−
Aを採取した。MG802−AF1−Aはグラム陽性
菌及び多剤耐性のグラム陽性菌に同等の抗菌活性
を示すので、耐性菌にも有効なグラム陽性菌に対
する抗生物質として使用され得るものである。 カイニア属に属するMG802−AF1−Aの生産
菌の1例としては、本発明者らによつて昭和58年
2月新潟県住渡郡佐和田町で採取した土壌試料よ
り分離した菌株カイニア・ルブラ(Chainia
rubra)MG802−AF1(微工研菌寄第8022号)が
ある。この菌株の菌学的性状は次のとおりであ
る。 〔MG802−AF1株の菌学的性状〕 1 形態 MG802−AF1株は、顕微鏡下で分枝した基
中菌糸より、かぎ状からら旋状の気菌糸を形成
し、輪生枝は認められない。成熟した胞子鎖は
10個以上の胞子の連鎖を認め、胞子の大きさ
は、0.4〜0.5×0.6〜0.7μm位である。なお、胞
子の表面には、短かいとげ状の突起を有する。 また菌核様構造が認められ、その直径は約5
〜10μmである。 2 各種培地における生育状態 色の記載について括弧に示す標準は、コンテ
イナー・コーポレーシヨン・オブ・アメリカ
(Container Corporation of America)のカ
ラー・ハーモニイ・マニユアル(Color
harmony manual)を用いた。 (1) シユクロース・硝酸塩寒天培地(27℃培
養) うす黄だいだい〔2gc、Bamboo〕〜う
す茶〔3ic、Lt Amber〕の発育上に、白〜
茶白〔3ba、Pearl〜3cb、Sand〕の気菌糸を
着生し、溶解性色素は黄茶色を帯びる程度で
ある。 (2) グルコース・アスパラギン寒天培地(27℃
培養) 発育は無色〜うす黄だいだい〔2gc、
Bamboo〕〜鈍だいだい〔4pe、Orange
Rust〕、気菌糸を着生せず、溶解生色素は赤
茶色を帯びる程度である。 (3) グリセリン・アスパラギン寒天培地(ISP
−培地5、27℃培養) うすだいだい〔3ic、Lt Amber〕〜うす
茶〔3le、Maple〕〜茶灰〔4lg、Lt Spice
Brown〕の発育上に、うつすらと白の気菌
糸を着生し、溶解性色素は赤茶色を帯びる程
度である。 (4) スターチ・無機塩寒天培地(ISP−培地
4、27℃培養) うす黄茶〔3lg、Adobe Brown〕〜うす
茶〔4ie、Cork Tan〕〜茶灰の発育上に、
白〜茶白〔3dc、Natural〕の気菌糸を着生
し、溶解性色素は赤茶色を帯びる程度であ
る。 (5) チロシン寒天培地(ISP−培地7、27℃培
養) うす茶〜灰味赤茶〔5ng、Brich Red〕の
発育上に白〜茶白の気菌糸を着生し、赤茶の
溶解性色素を産出する。 (6) 栄養寒天培地(27℃培養) 黄茶〔3ng、Yellow Maple〕〜茶〔4ni、
Chestnut Brown〕の発育上に、培養後20日
目頃よりわずかに白の気菌糸を着生し、溶解
性色素は茶色を帯びる程度である。 (7) イースト・麦芽寒天培地(ISP−培地2、
27℃培養) 黄茶〜うす茶〔3le、Cinnamon〜3lg、
Adobe Brown〕の発育上に、白の気菌糸を
着生し、溶解性色素は赤茶色を帯びる程度で
ある。 (8) オートミル寒天培地(ISP−培地3、27℃
培養) うすだいだい〔3gc、Lt Tan〕〜鈍だい
だい〔3ic、Lt Amber〜4ic、Pastel
Orange〕〜うす赤味だいだい〔5ic、Lt
Persimmon〕の発育上に、白〜茶白〔5cb〕
の気菌糸を着生し、溶解性色素は気茶色を帯
びる程度である。 (9) グリセリン・硝酸塩寒天培地(27℃培養) 発育は、無色〜うす黄〔2gc、Bamboo〕
〜うす黄茶〔3le、Cinnamon〕、気菌糸は着
生せず、溶解性色素は茶色味を帯びる程度で
ある。 (10) スターチ寒天培地(27℃培養) うす黄茶〜鈍だいだい〔4ic、Pastel
Orange〕の発育上に、うつすらと白の気菌
糸を着生し、溶解性色素はわずかに茶色味を
呈する程度である。 (11) リンゴ酸石灰寒天培地(27℃培養) 無色〜うす黄茶の発育上に、白〜茶色の気
菌糸を着生し、溶解性色素はわずかに黄色味
を呈する程度である。 (12) セルロース(紙片添加合成液、27℃培
養) うす黄〜うす黄茶の発育上に、白〜茶白の
気菌糸を着生し、溶解生色素は認められな
い。 (13) ゼラチン穿刺培養 単純ゼラチン培地(20℃培養)、グルコー
ス・ペプトン・ゼラチン培地(27℃培養)共
に、発育は無色、気菌糸は着生せず、溶解性
色素は認められない。 (14) 脱脂牛乳(37℃培養) 発育はうす黄茶〜うす茶、気菌糸は着生せ
ず、溶解性色素は茶色味を帯びる程度であ
る。 3 生理的性質 (1) 生育温度範囲 イースト・スターチ寒天培地〔可溶性デン
プン(小宗化学社製)1.0%、酵母エキス
(大五栄養化学社製)0.2%、ひも寒天3.0%、
PH7.0〕を用い、20℃、24℃、27℃、30℃、
37℃、50℃の各温度で試験の結果、50℃を除
いて、そのいずれかの温度でも生育したが、
最適温度は27℃〜37℃付近と推定される。 (2) ゼラチンの液化(15%単純ゼラチン、20℃
培養:グルコース・ペプトン・ゼラチン、27
℃培養) 単純ゼラチン培地では、培養後14日目頃よ
り液化が始まり、その作用は弱い方である。
グルコース・ペプトン・ゼラチン培地では培
養後30日目の観察で、液化を認めなかつた。 (3) スターチの加水分解(スターチ・無機塩寒
天培地、及びスターチ寒天培地、いずれも27
℃培養) スターチ・無機塩寒天培地の場合は、培養
後5日目頃より、スターチ寒天培地では培養
後10日目頃より、共に水解性が認められ、そ
の作用は中等度である。 (4) 脱脂牛乳の凝固・ペプトン化(脱脂牛乳、
37℃培養) 培養後14日目頃より凝固が始まり、直ちに
完了後、ペプトン化が始まる。ペプトン化は
培養後25日目頃に完了する。その作用は共に
中等度〜強い方である。 (5) メラニン様色素の生成(トリプトン・イー
ストプロス、ISP−培地1:ペプトン・イー
スト、鉄寒天、ISP−培地6:チロシン寒
天、ISP−培地7、いずれも27℃培養) いずれの培地でも、メラニン様色素の生成
は認められなかつた。 (6) 炭素源の利用(プリドハム・ゴドリーブ寒
天培地、ISP−培地9、27℃培養) D−グルコース、L−アラピノース、D−
キシロース、D−フラクトース、L−ラムノ
ース、ラフイノース、D−マンニトールを利
用して発育し、イノシトールを利用しない。
シユクロースは、おそらく利用していると推
定される。 (7) リンゴ酸石灰の溶解(リンゴ酸石炭寒天、
27℃培養) 培養後14日目頃から、発育周辺のリンゴ酸
石灰を溶解し、その作用は中等度である。 (8) 硝酸塩の還元反応(0.1%硝酸カリ含有ペ
プトン水、ISP−培地8、27℃培養) 陽性である。 以上の性状を要約すると、MG802−AF1株は、
胞子のうを認めず、気菌糸はかぎ状〜ら旋状を呈
し、輸生枝は認められない。胞子の表面には、短
かいとげ状の突起を有し、また、菌核様構造が認
められる。 種々の培地で、うす黄〜うす茶〜茶灰の発育上
に、白〜茶白の気菌糸を着生し、溶解性色素は、
黄〜赤茶色を帯びる。メラニン様色素の生成は陰
性、スターチの水解性は中等度である。たんぱく
分解力は、ゼラチンの液化性弱く、ミルクの凝
固・ペプトン化は、中等度〜強い方である。 MG802〜AF1株の細胞壁組成は、2,6−ジ
アミノピメリン酸(diaminopimelic acid)はLL
−型、糖成分としてアラビノースを含有しない。 これらの性状より、MG802−AF1株は菌核様
構造を有するカイニア属に属する放線菌であると
推定される。更にカイニア属及びストレプトミセ
ス(Streptomyces)属より、MG802−AF1株に
類似の既知菌種を検索した結果、カイニア・ルブ
ラ(Chainia rubra)〔インターナシヨナル ジ
ヤーナル オブ システマチツク バクテリオロ
ジー(International Journal of Systematic
Bacteriology)第22巻、第347頁(1972)〕が近
縁の種として挙げられた。 第1表に文献上のカイニア・ルブラとMG802
−AF1株の比較を示す。
カイニア属に属するMG802−AF1−A生産菌
株を栄養源含有培地に接種して好気的に発育させ
ることによつてMG802−AF1−Aを含む培養物
が得られる。栄養源としては放線菌の栄養源とし
て使用しうるものが使用される。例えば市販され
ているペプトン、肉エキス、コーン・ステイー
ブ・リカー、綿実粉、落花生粉、大豆服、酵母エ
キス、NZ−アミン、カゼインの水解物、硝酸ソ
ーダ、硝酸アンモニウム、硝酸アンモニウムなど
の窒素源、及び市販されているグリセリン、しよ
糖、でん粉、グルコース、ガラクトース、マンノ
ース、糖みつなどの炭水化物、あるいは脂肪など
の炭素源、及び食塩、リン酸塩、炭酸カルシウ
ム、硫酸マグネシウムなどの無機塩を使用でき
る。その他必要に応じて微量の金属塩、消泡剤と
しての動、植、鉱物油等を添加することもでき
る。これらのものは生産菌が利用し、MG802−
AF1−Aの生産に役立つものであればよく、公知
の放線菌の培養材料はすべて用いることができ
る。MG802−AF1−Aの大量生産には液体培養
が好ましく、培養温度は生産菌が発育し、
MG802−AF1−Aを生産する範囲で適用でき、
通常20〜40℃、好ましくは27〜37℃である。培養
は以上に述べた条件を使用するMG802−AF1−
A生産菌の性質に応じて適宜選択して行うことが
できる。 MG802−AF1−Aは培養液及び菌体の両方
に存在する。培養液よりは、PH10以下で酢酸ブ
チル、クロロホルム、ブタノール等水不混和性の
有機溶剤で抽出することができる。菌体よりは、
メタノール、アセトン等の有機溶剤で抽出後、抽
出液を減圧濃縮し培養液と同様の方法で更に抽
出することができる。上述の抽出法に加え、脂溶
性物質の採取に用いられる公知の方法、例えば吸
着クロマトグラフイー、ゲル過クロマトグラフ
イー、薄層クロマトグラフイーよりのかき取り、
高速液体クロマトグラフイー等を適宜組合わせあ
るいは繰返すことによつて純粋に採取することが
できる。 〔MG802−AF1−Aの理化学的性状〕 理化学的性状については前記のとおりである
が、細部について以下説明する。 分子量:480.1487(高分解能マススペクトルによ
る)FD(フイールド・デスオープシヨン)マス
スペクトルでは480、482、484に同位体ピーク
見られ、強度比が塩素2個の場合と一致するた
め、元素分析のハロゲンは塩素であると推定さ
れる。したがつて元素分析、分子量より分子式
は、C25H30O5Cl2であると推定される。 紫外部吸収スペクトル:本発明のMG802−AF1
−Aの紫外部吸収スペクトルを第1図に示す。
第1図のグラフにおいて横軸は波長(nm)を
縦軸は吸光度を示す。各曲線の吸収極大は下記
のとおりである。
株を栄養源含有培地に接種して好気的に発育させ
ることによつてMG802−AF1−Aを含む培養物
が得られる。栄養源としては放線菌の栄養源とし
て使用しうるものが使用される。例えば市販され
ているペプトン、肉エキス、コーン・ステイー
ブ・リカー、綿実粉、落花生粉、大豆服、酵母エ
キス、NZ−アミン、カゼインの水解物、硝酸ソ
ーダ、硝酸アンモニウム、硝酸アンモニウムなど
の窒素源、及び市販されているグリセリン、しよ
糖、でん粉、グルコース、ガラクトース、マンノ
ース、糖みつなどの炭水化物、あるいは脂肪など
の炭素源、及び食塩、リン酸塩、炭酸カルシウ
ム、硫酸マグネシウムなどの無機塩を使用でき
る。その他必要に応じて微量の金属塩、消泡剤と
しての動、植、鉱物油等を添加することもでき
る。これらのものは生産菌が利用し、MG802−
AF1−Aの生産に役立つものであればよく、公知
の放線菌の培養材料はすべて用いることができ
る。MG802−AF1−Aの大量生産には液体培養
が好ましく、培養温度は生産菌が発育し、
MG802−AF1−Aを生産する範囲で適用でき、
通常20〜40℃、好ましくは27〜37℃である。培養
は以上に述べた条件を使用するMG802−AF1−
A生産菌の性質に応じて適宜選択して行うことが
できる。 MG802−AF1−Aは培養液及び菌体の両方
に存在する。培養液よりは、PH10以下で酢酸ブ
チル、クロロホルム、ブタノール等水不混和性の
有機溶剤で抽出することができる。菌体よりは、
メタノール、アセトン等の有機溶剤で抽出後、抽
出液を減圧濃縮し培養液と同様の方法で更に抽
出することができる。上述の抽出法に加え、脂溶
性物質の採取に用いられる公知の方法、例えば吸
着クロマトグラフイー、ゲル過クロマトグラフ
イー、薄層クロマトグラフイーよりのかき取り、
高速液体クロマトグラフイー等を適宜組合わせあ
るいは繰返すことによつて純粋に採取することが
できる。 〔MG802−AF1−Aの理化学的性状〕 理化学的性状については前記のとおりである
が、細部について以下説明する。 分子量:480.1487(高分解能マススペクトルによ
る)FD(フイールド・デスオープシヨン)マス
スペクトルでは480、482、484に同位体ピーク
見られ、強度比が塩素2個の場合と一致するた
め、元素分析のハロゲンは塩素であると推定さ
れる。したがつて元素分析、分子量より分子式
は、C25H30O5Cl2であると推定される。 紫外部吸収スペクトル:本発明のMG802−AF1
−Aの紫外部吸収スペクトルを第1図に示す。
第1図のグラフにおいて横軸は波長(nm)を
縦軸は吸光度を示す。各曲線の吸収極大は下記
のとおりである。
【表】
赤外部吸収スペクトル:臭化カリウム錠による赤
外部吸収スペクトルを第2図に示す。 第2図のグラフにおいて、横軸は波数(cm
-1)、縦軸は透過率(%)を示す。 核磁気共鳴スペクトル:重クロロホルム中のプロ
トン核磁気共鳴スペクトルを第3図に示し、13C
核磁気共鳴スペクトルを第4図に示す。 第3図及び第4図において、横軸はppmを示
す。 Rf値:メルク社製シリカゲル薄層(Art.5715)
クロマトグラフイーでは、クロロホルム−メタ
ノール(40:1)で展開してRf=0.47、トルエ
ン−酢酸エチル(10:1)で展開してRf=0.28
にそれぞれ単一スポツトを示した。 MG802−AF1−Aの、栄養寒天培地上での各
種細菌に対する発育阻止濃度(寒天平板稀釈法に
よる)は第2表に示すとおりである。
外部吸収スペクトルを第2図に示す。 第2図のグラフにおいて、横軸は波数(cm
-1)、縦軸は透過率(%)を示す。 核磁気共鳴スペクトル:重クロロホルム中のプロ
トン核磁気共鳴スペクトルを第3図に示し、13C
核磁気共鳴スペクトルを第4図に示す。 第3図及び第4図において、横軸はppmを示
す。 Rf値:メルク社製シリカゲル薄層(Art.5715)
クロマトグラフイーでは、クロロホルム−メタ
ノール(40:1)で展開してRf=0.47、トルエ
ン−酢酸エチル(10:1)で展開してRf=0.28
にそれぞれ単一スポツトを示した。 MG802−AF1−Aの、栄養寒天培地上での各
種細菌に対する発育阻止濃度(寒天平板稀釈法に
よる)は第2表に示すとおりである。
【表】
【表】
【表】
培地
温度 37℃
温度 37℃
【表】
【表】
【表】
次に本発明を実施例により説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。 実施例 1 寒天斜面培地で培養したカイニア・ルブラ
MG802−AF1株(微工研菌寄第8022号)より、
ガラクトース2.0%、デキストリン2.0%、ソイペ
プトン(デイフコ社製バクトソイトン)1.0%、
コーン・ステイーブ・リカー(日本食品化工(株)
製)0.5%、硫酸アンモニウム0.2%、炭酸カルシ
ウム0.2%、消泡用シリコンオイル0.03%からな
る液体培地(PH7.4)を110mlずつ分注したワツフ
ル付三角フラスコ2本に1泊金耳ずつ接種し、27
℃で5日間振とう培養した。それを種培養液とし
て、同一培地を110mlずつ分注したワツフル付三
角フラスコ70本に3mlずつ接種し、27℃で3日間
振とう培養した。 過により液と菌体とを分別し、液はPH8
にて等量の酢酸ブチルで抽出した。菌体は2の
メタノールで抽出後抽出液を減圧濃縮し、2の
水を加え、2の酢酸ブチルでPH8にて抽出し
た。それを液の酢酸ブチル抽出液と合わせて減
圧濃縮し、1.5gの褐色油状物質を得た。これを
少量のトルエンに溶かし、トルエンで充てんした
140mlのシリカゲルカラムにかけクロマトグラフ
イーを行つた。まずトルエン500ml、次にトルエ
ン−酢酸エチル(50:1)1.5で溶出し、15g
ずつ分画する。ミクロコツカス・ルテウス
IFO3333株を試験菌とするペーパー・デイスク法
で活性を示す分画No.52−92を集め、減圧濃縮して
430mgの褐色油状物質を得た。この油状物質430mg
を少量のメタノールに溶かし、あらかじめメタノ
ールで膨潤させたセフアデツクスLH−20 (フ
アルマシア社製)のカラム(300ml、径2.1cm)に
かけ、メタノールで溶出して、薄層クロマトグラ
フイーでRf値0.47〔展開液クロロホルム−メタノ
ール(40:1)〕を示す活性画分を集め、減圧濃
縮して280mgのMG802−AF1−A粗物質を得た。
この粗物質55mgをシリカゲル薄層(20×20cm、メ
ルク社Art5715)5枚でクロロホルム−メタノー
ル(40:1)により展開し、MG802−AF1−A
物質をかき取りメタノールで抽出後減圧濃縮し
た。それを再度セフアデツクスLH−20 カラム
クロマトグラフイー(200ml、径2.1cm)にかけ、
メタノールで溶出し活性画分を集め減圧濃縮し、
45mgの純粋なMG802−AF1−Aを黄褐色飴状物
質として得た。これはシリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー〔クロロホルム−メタノール(40:1)
で展開〕で単一スポツトを与え、また高速液体ク
ロマトグラフイー〔センシユーパツクSSC−
ODS−1251N、(株)センシユー科学、4.6φ×250mm〕
で85%メタノールを移動相として1.5ml/分の流
速において14.4分に単一のピークを与えた。 〔発明の効果〕 以上詳細に説明した通り、本発明によりグラム
陽性菌に有効な新規抗生物質及びその製造法が提
供された。本発明による新規抗生物質は多剤耐性
菌に有効な点で顕著な効果を有する。
はこれに限定されるものではない。 実施例 1 寒天斜面培地で培養したカイニア・ルブラ
MG802−AF1株(微工研菌寄第8022号)より、
ガラクトース2.0%、デキストリン2.0%、ソイペ
プトン(デイフコ社製バクトソイトン)1.0%、
コーン・ステイーブ・リカー(日本食品化工(株)
製)0.5%、硫酸アンモニウム0.2%、炭酸カルシ
ウム0.2%、消泡用シリコンオイル0.03%からな
る液体培地(PH7.4)を110mlずつ分注したワツフ
ル付三角フラスコ2本に1泊金耳ずつ接種し、27
℃で5日間振とう培養した。それを種培養液とし
て、同一培地を110mlずつ分注したワツフル付三
角フラスコ70本に3mlずつ接種し、27℃で3日間
振とう培養した。 過により液と菌体とを分別し、液はPH8
にて等量の酢酸ブチルで抽出した。菌体は2の
メタノールで抽出後抽出液を減圧濃縮し、2の
水を加え、2の酢酸ブチルでPH8にて抽出し
た。それを液の酢酸ブチル抽出液と合わせて減
圧濃縮し、1.5gの褐色油状物質を得た。これを
少量のトルエンに溶かし、トルエンで充てんした
140mlのシリカゲルカラムにかけクロマトグラフ
イーを行つた。まずトルエン500ml、次にトルエ
ン−酢酸エチル(50:1)1.5で溶出し、15g
ずつ分画する。ミクロコツカス・ルテウス
IFO3333株を試験菌とするペーパー・デイスク法
で活性を示す分画No.52−92を集め、減圧濃縮して
430mgの褐色油状物質を得た。この油状物質430mg
を少量のメタノールに溶かし、あらかじめメタノ
ールで膨潤させたセフアデツクスLH−20 (フ
アルマシア社製)のカラム(300ml、径2.1cm)に
かけ、メタノールで溶出して、薄層クロマトグラ
フイーでRf値0.47〔展開液クロロホルム−メタノ
ール(40:1)〕を示す活性画分を集め、減圧濃
縮して280mgのMG802−AF1−A粗物質を得た。
この粗物質55mgをシリカゲル薄層(20×20cm、メ
ルク社Art5715)5枚でクロロホルム−メタノー
ル(40:1)により展開し、MG802−AF1−A
物質をかき取りメタノールで抽出後減圧濃縮し
た。それを再度セフアデツクスLH−20 カラム
クロマトグラフイー(200ml、径2.1cm)にかけ、
メタノールで溶出し活性画分を集め減圧濃縮し、
45mgの純粋なMG802−AF1−Aを黄褐色飴状物
質として得た。これはシリカゲル薄層クロマトグ
ラフイー〔クロロホルム−メタノール(40:1)
で展開〕で単一スポツトを与え、また高速液体ク
ロマトグラフイー〔センシユーパツクSSC−
ODS−1251N、(株)センシユー科学、4.6φ×250mm〕
で85%メタノールを移動相として1.5ml/分の流
速において14.4分に単一のピークを与えた。 〔発明の効果〕 以上詳細に説明した通り、本発明によりグラム
陽性菌に有効な新規抗生物質及びその製造法が提
供された。本発明による新規抗生物質は多剤耐性
菌に有効な点で顕著な効果を有する。
第1図は本発明のMG802−AF1−Aの紫外部
吸収スペクトル図、第2図はMG802−AF1−A
の赤外部吸収スペクトル(KBr錠)図、第3図
はMG802−AF1−Aのプロトン核磁気共鳴スペ
クトル(CDCl3溶液)図、第4図はMG802−
AF1−Aの13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3溶
液)図である。
吸収スペクトル図、第2図はMG802−AF1−A
の赤外部吸収スペクトル(KBr錠)図、第3図
はMG802−AF1−Aのプロトン核磁気共鳴スペ
クトル(CDCl3溶液)図、第4図はMG802−
AF1−Aの13C核磁気共鳴スペクトル(CDCl3溶
液)図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の特性: 形状:黄褐色飴状 元素分析(実測値):炭素61.44%、水素6.41%、
窒素0.00%、酸素16.31%、塩素15.16% 分子量:480.1487(質量分析による) 分子式:C25H30O5Cl2 比旋光度:〔α〕27 D=+40.6°(c=0.5、エタノー
ル) 紫外部吸収スペクトル(メタノール中):吸収極
大205nm(logε4.25)、251nm(logε4.14)、
270nm(sh.logε4.04)、295nm(sh.logε3.87)、
360nm(logε3.80) 赤外部吸収スペクトル(KBr錠):3400、2920、
1640、1610、1250、1070cm-1 溶解性:メタノール、アセトン、クロロホルム、
酢酸エチル、エチルエーテル、ベンゼンによく
溶ける。水、ヘキサンに難溶 呈色反応:ギブス反応及びアニスアルデヒド反応
は共に陽性 酸性、塩基性、中性の区別:弱酸性物質を有す
ることを特徴とする新規抗生物質MG802−
AF1−A。 2 カイニア属に属するMG802−AF1−A生産
菌を培養し、その培養物から新規抗生物質
MG802−AF1−Aを分離採取することを特徴と
する新規抗生物質MG802−AF1−Aの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60118884A JPS61280285A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 新規抗生物質mg802−af1−a及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60118884A JPS61280285A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 新規抗生物質mg802−af1−a及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61280285A JPS61280285A (ja) | 1986-12-10 |
| JPH0473439B2 true JPH0473439B2 (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=14747520
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60118884A Granted JPS61280285A (ja) | 1985-06-03 | 1985-06-03 | 新規抗生物質mg802−af1−a及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61280285A (ja) |
-
1985
- 1985-06-03 JP JP60118884A patent/JPS61280285A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61280285A (ja) | 1986-12-10 |
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