JPH0474471B2 - - Google Patents
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- JPH0474471B2 JPH0474471B2 JP60083537A JP8353785A JPH0474471B2 JP H0474471 B2 JPH0474471 B2 JP H0474471B2 JP 60083537 A JP60083537 A JP 60083537A JP 8353785 A JP8353785 A JP 8353785A JP H0474471 B2 JPH0474471 B2 JP H0474471B2
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- carpet
- resin
- weight
- emulsion
- fiber
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- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Passenger Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車の内装材として有用な成型材
およびその製造方法に関する。 〔従来技術〕 自動車のフロアーカーペツトとしてSBRラテ
ツクスや樹脂水性エマルジヨンを含浸させた不織
布繊維マツトのニードルパンチカーペツトや、高
融点の熱可塑性樹脂繊維と100〜130℃の融点を有
する樹脂繊維バインダーとの混合繊維よりなる不
織布マツトのニードルパンチカーペツトをエマル
ジヨン中の樹脂または樹脂繊維バインダーの融点
以上の温度に加熱し、次いでプレス成形して自動
車のフロアの形状に成形した成型材は公知であ
る。 これらの成型材は、それ自体のみでは剛性、弾
性、成形性(型忠実性)の一方の性能に欠ける。
また、この成型材は通気性に優れるが、逆にこの
利点は透水性を有し、雨(傘のしずく)が成型材
を通過し、車体を錆びさせる欠点がある。また、
繊維マツトの間隙を通してエンジン音が聞こえる
欠点がある。 〔問題点を解決する具体的な手段〕 本発明は、成型材を柔軟性のある表層用カーペ
ツトAと、成型性を付与し、剛性のある膜を与え
るガラス転移点が80℃以上、好ましくは100〜180
℃の樹脂のエマルジヨンを含浸、乾燥させたニー
ドルパンチカーペツトを用い、かつ、両カーペツ
トを透水性のない樹脂フイルムで接着した成型材
およびその製造方法を提供するものである。 〔表層用カーペツト〕 カーペツトAとしては、羊毛、ナイロン、ポリ
アクリロニトリル、ポリアセテート、ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレート等の繊維を素
材ととして得たニードルパンチカーペツトや、こ
れにガラス転移点が35℃以下の樹脂エマルジヨン
を含浸、乾燥した不織布やポリプロピレン製フラ
ツトヤーンで編んだ一次基布上にポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート製のパイルを起立させ
たタフテツドカーペツト用原反、前記ニードルパ
ンチカーペツトを一次基布とし、この上にパイル
を起立させたタフテツドカーペツト原反が使用さ
れる。 また、剛性を付与するために融点が60〜200℃
の熱可塑性樹脂製繊維バインダーが15〜50重量%
と、該熱可塑性樹脂の融点よりも40℃以上高い融
点を有する合成繊維もしくは天然繊維85〜50重量
%とよりなる繊維にマツトをニードリングして得
た繊維嵩密度が0.5g/m3以下のニードルパンチカ
ーペツト、もしくはこれにガラス転移点が35℃以
下の樹脂の水性エマルジヨンもしくはゴムラテツ
クスを含浸、乾燥させたものも使用できる。この
後者のものは、公知の不織布の製造方法で製造さ
せる。即ち、1.2〜300デニール、繊維長25〜150
mmの熱可塑性樹脂製繊維バインダー15〜50重量%
と、1.2〜300デニール、繊維長25〜150mmの熱可
塑性樹脂製繊維バインダー15〜50重量%と、1.2
〜300デニール、繊維長25〜150mmの合成繊維およ
び/または天然繊維85〜50重量%とが十分に混
合、開繊されたものをウエブ形成装置に供給し、
該混合繊維より形成されたカードを目的とする繊
維目付量になる様に積み重ねて得たウエブ(繊維
マツト)を垂直方向にニードリングして繊維同志
をからみ合せることにより仮止めしたものであ
る。 繊維バインダーは、繊維マツト重量の15〜50重
量%、好ましくは20〜40重量%の割合で使用され
る。15重量%未満であるとプレス成形して得られ
るカーペツトの剛性、寸法安定性の向上の寄与が
小さい。逆に50重量%を越えるとレジンフエルト
のようになり、繊維の風合が損われた硬く、脆い
ものとなる。又、同様に繊維見かけ密度が0.5g/
cm3より上では繊維層がち密になりすぎ、繊維の風
合いがそこなわれる。 〔ニードルパンチカーペツトC〕 樹脂エマルジヨンを塗布、含浸、乾燥させる前
のニードルパンチカーペツトCは、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリアクリロニトリル、ポリアセ
テート、ポリエチレンテレフタレート、羊毛等の
繊維を素材とし、この繊維カードを複数枚積み重
ねた繊維マツトをニードリングすることにより製
造される。繊維の素材としては、複層成型材製造
時に表層側のカーペツトの繊維が熱溶融しないよ
うに融点が200℃以上のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレートを用いるのがよい。裏面層側の
カーペツトCは、繊維素材が融点が200℃以上の
樹脂全てであつてもよいし、融点が60〜170℃の
ポリエステル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
プロピレン等の熱可塑性樹脂繊維バインダー15〜
50重量%と、エマルジヨン樹脂の融点および該繊
維バインダーの融点よりも35℃以上高い融点を有
するポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等
の融点が200℃以上の樹脂繊維85〜50重量%の混
合繊維を用いてもよい。 この繊維バインダーは複層成型材をプレス成形
機を用いて賦型するとき、溶融され、繊維の結合
を強力にするとともに、型忠実性を向上させる利
点を有する。 樹脂エマルジヨンを含浸、乾燥したニードルパ
ンチカーペツトの繊維嵩密度は0.15〜0.5g/m3で
ある。 樹脂エマルジヨン、ゴムラテツクス 表層側のカーペツトA用不織布に必要により塗
布、含浸される樹脂エマルジヨンまたはゴムラテ
ツクスは、繊維の結合を強吾にするために用いる
もので、柔軟性(クツシヨン性)を損わせないた
めに、ガラス転移点が35℃以下の樹脂水性エマル
ジヨンやゴムラテツクスが用いられる。 水性エマルジヨン、ラテツクスの樹脂(ゴム)
固形分濃度は通常20〜60重量%であり、分散して
いる樹脂粒子の径は10μ(ミクロン)以下、好ま
しくは0.05〜1.0μである。 ガラス転移点が35℃以下の樹脂水性エマルジヨ
ンまたはゴムラテツクスとしては、例えば、 (i) アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
n−ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸n−プロピル、メタクリル酸
n・ブチル、塩化ビニリデン、エチレン、ブタ
ジエンより選ばれた単量体 20〜100重量% (ii) 酢酸ビニル、メタクリル酸エチル、塩化ビニ
ル、メタクリル酸n−プロピル、スチレン、ア
クリロニトリル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミドより選ばれた 80重量%以下 (iii) ジアセトンアクリルアミド、無水マレイン
酸、ジエチレングリコールアクリレートより選
ばれた単量体 0〜5重量% の乳化重合物があげられる。 成形性を付与するニードルパンチカーペツトC
に塗布、含浸するエマルジヨンの熱可塑性樹脂は
成形可能な温度範囲が80℃以上、好ましくは100
〜180℃で粒径が0.01〜5ミクロンのものである。
具体的にはスチレン・アクリル酸の低級エステル
(エステルの炭素数は2〜6)共重合体、メタク
リレート・アクリル酸の低級エステル共重合体、
塩化ビニリデン共重合体(塩化ビニリデン含量が
85重量%以上)、スチレン・ジエン共重合体等の
熱可塑性樹脂が挙げられる。 最適には、 (a) ポリメタクリル酸n・プロピル(Tg81℃)、
ポリスチレン(100℃)、ポリアクリロニトリル
(100℃)、ポリメタクリル酸メチル(105℃)、
ポリメタクリル酸(130℃)、ポリイタコン酸
(130℃)、ポリアクリルアミド(153℃)等のホ
モ重合体の水性エマルジヨンの他、 (b) これらの重合体の原料であるビニル単量体50
〜100重量%、好ましくは65〜95重量%と、他
のビニル単量体、例えばアクリル酸2−エチル
ヘキシル(Tg−85℃)、アクリル酸n・ブチル
(−54℃)、アクリル酸エチル(−22℃)、アク
リル酸イソプロピル(−5℃)、メタクリル酸
2−エチルヘキシル(−5℃)、アクリル酸
n・プロピル(8℃)、メタクリル酸n・ブチ
ル(20℃)、酢酸ビニル(30℃)、アクリル酸t
−ブチル(45℃)、メタクリル酸2−ヒドロキ
シエチル(55℃)、メタクリル酸エチル(65
℃)、メタクリル酸イソブチル(67℃)、塩化ビ
ニル(79℃)等もしくは塩化ビニリデン(−18
℃)50重量%以下、好ましくは35〜5重量%と
の共重合体の水性エマルジヨン〔この(b)項にお
いて、( )内に示されるTgは、これらビニル
単量体もしくは塩化ビニリデンのホモ重合体の
ガラス転移点である〕、 (c) Tgが+80〜155℃の樹脂水性エマルジヨン50
〜97重量%、好ましくは55〜95重量%と、Tg
が−85℃〜+80℃未満の樹脂水性エマルジヨン
50〜3重量%、好ましくは45〜5重量%との混
合物 等があげられる。 このエマルジヨン中に、得られる不織布に重量
感を付与するため、炭酸カルシウム、酸化鉄、フ
エライト、硫酸バリウム等の充填剤を配合するこ
とも、成形性を付与させるために低密度ポリエチ
レンやポリスチレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体等の低融点樹脂のパウダーを配合することも
可能である。 カーペツトA,Cの繊維マツトへのエマルジヨ
ンの塗布または含浸手段としてはリツカーロー
ル、絞りロール、吹付ガン、浸漬等が挙げられ
る。一般に繊維マツトへのエマルジヨンの含浸を
完全とするために塗布されたエマルジヨンは絞り
ロールにより圧搾される。 エマルジヨンの塗布は繊維マツトの片側面よ
り、または両側面より行うことができる。 エマルジヨンが塗布、含浸された繊維マツトは
水分を除去するため60〜250℃に加熱され、繊維
が結合されたニードルパンチカーペツトが製造さ
れる。この加熱乾燥工程の際、エマルジヨン中の
樹脂粒子は一部は粒子状態で樹脂マツト内に存在
し、一部は皮膜を形成し、繊維同志の絡合を強固
とするとともに、Cのカーペツトの繊維マツトに
は成形性と剛性を与える。 樹脂フイルム 接着剤用フイルムBの素材樹脂としては、融点
が80〜170℃の熱可塑性樹脂、例えばエチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、エチレン・
アクリル酸共重合体またはその金属塩(K、Li、
Na、Zn、Pb)、ポリプロピレン等が使用される。 この樹脂は、押出機を用いて溶融混練され、つ
いでダイよりフイルム状に溶融押出され、両ニー
ドルパンチカーペツトA,C間に導びかれ、つい
で圧縮冷却ロールにより圧縮することにより三者
A,B,Cが一体化される。 樹脂フイルムの肉厚は、20〜2000ミクロン、好
ましくは35〜300ミクロンである。 A,B,Cの一体化は、上述の方法の他に、
案内ロールによりカーペツトA、樹脂フイルム
B、カーペツトCをこの順に重ね合せ、ついで
150〜200℃で加熱してエマルジヨンの乾燥および
エマルジヨン樹脂と上記フイルムを溶融させ、つ
いでプレス成型して三者、A,B,Cの一体化と
賦型を行なう方法と予じめAまたはCのニード
ルパンチカーペツトに溶融樹脂フイルムBをラミ
ネートし、次いで、他のニードルパンチカーペツ
トCまたはAを加圧ロールにより接着させてもよ
い。 複層成型材 複層成型材の表層用ニードルパンチカーペツト
Aの肉厚は0.5〜5mmであり、裏面用ニードルパ
ンチカーペツトCの肉厚は1〜10mmである。この
複層成型材の肉厚は1.5〜15mmである。 この複層成型材のニードルパンチカーペツトC
側に、アンダーフエルト、発泡ポリスチレンシー
ト、ポリプロピレンシート、ポリ塩化ビニールシ
ート、不織布等Dを重ね合せて、加熱、圧縮成形
すれば裏面がこれらにより加飾された敷設材が得
られる(第1図参照)。 また、Cのカーペツト側を加熱した後にベニア
板、レジンフエルト、ダンボール板紙等の補強材
を重ね合せ、加圧接着させればこれら補強材が敷
設材に一体に接着したものが得られ、これらはリ
アバツクやドアトリム用の緩衝材として有用であ
る。 特に、裏打材にアンダーフエルトを用いたと
き、表層側Aより侵入した雨のしずくはBにより
遮水されるので、このアンダーフエルトをくさら
せたり、かびさせることがない。 実施例 1 ポリエステル繊維350g/m2よりなるプレーンタ
イプ・ニードルパンチカーペツトに、SBRラテ
ツクス80g/m2(固型分)を塗布し、乾燥させニ
ードルパンチカーペツトAを得た。 別に、15デニール、繊維長約100mmの回収ポリ
プロピレン(融点164℃)繊維バインダー20%と、
15デニール、繊維長75〜125mmの回収ポリエチレ
ンテレフタレート(融点264℃)繊維80%の混合
繊維屑をランダムに積み重ねた繊維マツト(850
g/m2)を、15−18−32−3RBの針を用いて1平
方インチ当り50本の割合でニードリングし、肉厚
約8.1mm、見掛密度0.10g/cm3のニードルカーペツ
トを得た。 このニードルカーペツトにスチレン(85%)−
アクリル酸メチル(12%)−アクリル酸(3%)
三元共重合体の水性エマルジヨン〔樹脂平均粒径
0.1μ、固型分50%、樹脂の軟化点約120℃〕を樹
脂分が350g/m2となるように塗布後、ニツプロー
ルによつてエマルジヨンをウエブ全体に含浸させ
乾燥して、ニードルパンチカーペツトCを得た。 両カーペツトAとCを案内ロールにより導き、
この両者間に、押出機により溶融混練され、190
℃でダイ1より150ミクロンの肉厚で押し出され
たエチレン・酢酸ビニル共重合体の溶融フイルム
Bを導き、この三者をニツプロールで重ね合せ、
圧縮して一体化して複層構造の成型材を得た。 また、この複層成型材のニードルパンチカーペ
ツトC側を190℃で加熱してポリプロピレン繊維
バインダーとエマルジヨンの樹脂を溶融させた
後、肉厚10mmのアンダーフエルトを当接し、つい
でこれをプレス成型して賦型した。 賦型したものは、金型の型窩に忠実な形状をし
ており、Cのニードルパンチカーペツトの肉厚は
4.6mmであつた。 この複層成型材A/B/Cの物性を、後記する
方法で評価した。結果を表1に示す。 防水性: 不織布を190℃に加熱後、0.35Kg/cm2Gの条件下
で圧縮成形して縦および横200mm、深さ20mmのト
レイ状容器を成型し、この容器内に水を挿入した
際、容器より水がすぐにしかも連続的に洩れるの
を防水性不良(×)、容器に水がしみてにじみが
できた後、水が不連続に垂下するのを防水性普通
(△)、水がまつたく透過しないものを防水性良好
(〇)とした。 クツシヨン性: 敷設材に荷重50g/cm2をかけた際の初期の肉厚
をt0とし、次に荷重400g/m2を1分間かけた際の
肉厚をt1とし、この荷重を取り除き、1分経過し
た時の肉厚をt2としたとき、 圧縮率=t0−t1/t0×100 圧縮弾性率=t2−t1/t0−t1×100 変形率=(1−t2/t0)×100 として算出し、変形率が小さく、厚み変化率の小
さいものをクツシヨン性良好とした。 〔曲げ強度〕 試料片(縦120mm、横30mm)の一端を固定し、
固定した箇所より縦方向に100mmの箇所にインス
トロン型試験機を用いて50cm/分の割合で試料片
に垂直に変形荷重を負荷した際の屈曲抵抗値を測
定した。 〔剛 性〕 試料片(縦300mm、横300mm)をその両端を外寸
300mm×300mm、巾寸250mm×250mmの台上にのせ、
試料片の中心上にO/15mmにて2.0Kg/cm2の圧力を加
え、この時のこの試料片の中心の位置の沈み距離
が試料片の肉厚以内のものを剛性が良好とし、肉
厚を越えたものを剛性不良とした。 〔接着力〕 幅50mm、長さ200mmの試料片をきり出し、この
一端でカーペツトAと不織布繊維マツトCをイン
ストロン型試験機にそれぞれ固定し、200mm/分
の速度で180度剥離強度を求めた。 実施例 2 エマルジヨンを含浸させる前の不織布繊維マツ
トとして、15デニール、繊維長75〜125mmの回収
ポリエチレンテレフタレート(融点264℃)繊維
屑をランダムに積み重ねたウエブをニードリング
して得た繊維マツトC′(目付850g/cm2)を用いる
他は実施例1と同様にして三層が一体となつた成
型材を得た。 この成型材の物性を表1に示す。 比較例 1 実施例1において、ニードルパンチカーペツト
Aの裏面に三井石油化学工業(株)製ポリプロピレン
繊維バインダー製不織布B“シンテツクスPK−
110”(商品名、目付50g/m2、繊維径3デニール)
を三枚重ね、更にこの不織布Bの下にニードルカ
ーペツトCを重ね合せ、ついでこの積層体を190
℃に加熱してエマルジヨンを乾燥させるとともに
不織布BとニードルパンチカーペツトCのポリプ
ロピレン繊維バインダーを溶融させたのち、プレ
ス成形機を用いて加圧成形し、金型に忠実な各層
が一体化したA層の厚さが4.5mmの成型材を得た。 実施例 3 実施例1において、ニードルパンチカーペツト
Aとして、15デニール、繊維長約100mmの回収ポ
リプロピレン繊維バインダー20重量%と、15デニ
ール、繊維長75〜125mmのポリエチレンテレフタ
レート繊維80%の混合繊維350g/m2よりなるプレ
ーンタイプ・ニードルパンチカーペツトに、
SBRラテツクス80g/m2(固型分)を塗布し、乾
燥させたものを用いる他は実施例1と同様にして
複層構造の成型材を得た。 この敷設材の物性を表1に示す。 参考例 実施例1で用いたカーペツトAおよびカーペツ
トCをそれぞれ単独で成型した成型材の物性を表
1に示す。 【表】
およびその製造方法に関する。 〔従来技術〕 自動車のフロアーカーペツトとしてSBRラテ
ツクスや樹脂水性エマルジヨンを含浸させた不織
布繊維マツトのニードルパンチカーペツトや、高
融点の熱可塑性樹脂繊維と100〜130℃の融点を有
する樹脂繊維バインダーとの混合繊維よりなる不
織布マツトのニードルパンチカーペツトをエマル
ジヨン中の樹脂または樹脂繊維バインダーの融点
以上の温度に加熱し、次いでプレス成形して自動
車のフロアの形状に成形した成型材は公知であ
る。 これらの成型材は、それ自体のみでは剛性、弾
性、成形性(型忠実性)の一方の性能に欠ける。
また、この成型材は通気性に優れるが、逆にこの
利点は透水性を有し、雨(傘のしずく)が成型材
を通過し、車体を錆びさせる欠点がある。また、
繊維マツトの間隙を通してエンジン音が聞こえる
欠点がある。 〔問題点を解決する具体的な手段〕 本発明は、成型材を柔軟性のある表層用カーペ
ツトAと、成型性を付与し、剛性のある膜を与え
るガラス転移点が80℃以上、好ましくは100〜180
℃の樹脂のエマルジヨンを含浸、乾燥させたニー
ドルパンチカーペツトを用い、かつ、両カーペツ
トを透水性のない樹脂フイルムで接着した成型材
およびその製造方法を提供するものである。 〔表層用カーペツト〕 カーペツトAとしては、羊毛、ナイロン、ポリ
アクリロニトリル、ポリアセテート、ポリプロピ
レン、ポリエチレンテレフタレート等の繊維を素
材ととして得たニードルパンチカーペツトや、こ
れにガラス転移点が35℃以下の樹脂エマルジヨン
を含浸、乾燥した不織布やポリプロピレン製フラ
ツトヤーンで編んだ一次基布上にポリアミド、ポ
リエチレンテレフタレート製のパイルを起立させ
たタフテツドカーペツト用原反、前記ニードルパ
ンチカーペツトを一次基布とし、この上にパイル
を起立させたタフテツドカーペツト原反が使用さ
れる。 また、剛性を付与するために融点が60〜200℃
の熱可塑性樹脂製繊維バインダーが15〜50重量%
と、該熱可塑性樹脂の融点よりも40℃以上高い融
点を有する合成繊維もしくは天然繊維85〜50重量
%とよりなる繊維にマツトをニードリングして得
た繊維嵩密度が0.5g/m3以下のニードルパンチカ
ーペツト、もしくはこれにガラス転移点が35℃以
下の樹脂の水性エマルジヨンもしくはゴムラテツ
クスを含浸、乾燥させたものも使用できる。この
後者のものは、公知の不織布の製造方法で製造さ
せる。即ち、1.2〜300デニール、繊維長25〜150
mmの熱可塑性樹脂製繊維バインダー15〜50重量%
と、1.2〜300デニール、繊維長25〜150mmの熱可
塑性樹脂製繊維バインダー15〜50重量%と、1.2
〜300デニール、繊維長25〜150mmの合成繊維およ
び/または天然繊維85〜50重量%とが十分に混
合、開繊されたものをウエブ形成装置に供給し、
該混合繊維より形成されたカードを目的とする繊
維目付量になる様に積み重ねて得たウエブ(繊維
マツト)を垂直方向にニードリングして繊維同志
をからみ合せることにより仮止めしたものであ
る。 繊維バインダーは、繊維マツト重量の15〜50重
量%、好ましくは20〜40重量%の割合で使用され
る。15重量%未満であるとプレス成形して得られ
るカーペツトの剛性、寸法安定性の向上の寄与が
小さい。逆に50重量%を越えるとレジンフエルト
のようになり、繊維の風合が損われた硬く、脆い
ものとなる。又、同様に繊維見かけ密度が0.5g/
cm3より上では繊維層がち密になりすぎ、繊維の風
合いがそこなわれる。 〔ニードルパンチカーペツトC〕 樹脂エマルジヨンを塗布、含浸、乾燥させる前
のニードルパンチカーペツトCは、ポリプロピレ
ン、ナイロン、ポリアクリロニトリル、ポリアセ
テート、ポリエチレンテレフタレート、羊毛等の
繊維を素材とし、この繊維カードを複数枚積み重
ねた繊維マツトをニードリングすることにより製
造される。繊維の素材としては、複層成型材製造
時に表層側のカーペツトの繊維が熱溶融しないよ
うに融点が200℃以上のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレートを用いるのがよい。裏面層側の
カーペツトCは、繊維素材が融点が200℃以上の
樹脂全てであつてもよいし、融点が60〜170℃の
ポリエステル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
プロピレン等の熱可塑性樹脂繊維バインダー15〜
50重量%と、エマルジヨン樹脂の融点および該繊
維バインダーの融点よりも35℃以上高い融点を有
するポリアミド、ポリエチレンテレフタレート等
の融点が200℃以上の樹脂繊維85〜50重量%の混
合繊維を用いてもよい。 この繊維バインダーは複層成型材をプレス成形
機を用いて賦型するとき、溶融され、繊維の結合
を強力にするとともに、型忠実性を向上させる利
点を有する。 樹脂エマルジヨンを含浸、乾燥したニードルパ
ンチカーペツトの繊維嵩密度は0.15〜0.5g/m3で
ある。 樹脂エマルジヨン、ゴムラテツクス 表層側のカーペツトA用不織布に必要により塗
布、含浸される樹脂エマルジヨンまたはゴムラテ
ツクスは、繊維の結合を強吾にするために用いる
もので、柔軟性(クツシヨン性)を損わせないた
めに、ガラス転移点が35℃以下の樹脂水性エマル
ジヨンやゴムラテツクスが用いられる。 水性エマルジヨン、ラテツクスの樹脂(ゴム)
固形分濃度は通常20〜60重量%であり、分散して
いる樹脂粒子の径は10μ(ミクロン)以下、好ま
しくは0.05〜1.0μである。 ガラス転移点が35℃以下の樹脂水性エマルジヨ
ンまたはゴムラテツクスとしては、例えば、 (i) アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
n−ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イ
ソプロピル、メタクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸n−プロピル、メタクリル酸
n・ブチル、塩化ビニリデン、エチレン、ブタ
ジエンより選ばれた単量体 20〜100重量% (ii) 酢酸ビニル、メタクリル酸エチル、塩化ビニ
ル、メタクリル酸n−プロピル、スチレン、ア
クリロニトリル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸、イタコン酸、アクリルアミド、メタクリ
ルアミドより選ばれた 80重量%以下 (iii) ジアセトンアクリルアミド、無水マレイン
酸、ジエチレングリコールアクリレートより選
ばれた単量体 0〜5重量% の乳化重合物があげられる。 成形性を付与するニードルパンチカーペツトC
に塗布、含浸するエマルジヨンの熱可塑性樹脂は
成形可能な温度範囲が80℃以上、好ましくは100
〜180℃で粒径が0.01〜5ミクロンのものである。
具体的にはスチレン・アクリル酸の低級エステル
(エステルの炭素数は2〜6)共重合体、メタク
リレート・アクリル酸の低級エステル共重合体、
塩化ビニリデン共重合体(塩化ビニリデン含量が
85重量%以上)、スチレン・ジエン共重合体等の
熱可塑性樹脂が挙げられる。 最適には、 (a) ポリメタクリル酸n・プロピル(Tg81℃)、
ポリスチレン(100℃)、ポリアクリロニトリル
(100℃)、ポリメタクリル酸メチル(105℃)、
ポリメタクリル酸(130℃)、ポリイタコン酸
(130℃)、ポリアクリルアミド(153℃)等のホ
モ重合体の水性エマルジヨンの他、 (b) これらの重合体の原料であるビニル単量体50
〜100重量%、好ましくは65〜95重量%と、他
のビニル単量体、例えばアクリル酸2−エチル
ヘキシル(Tg−85℃)、アクリル酸n・ブチル
(−54℃)、アクリル酸エチル(−22℃)、アク
リル酸イソプロピル(−5℃)、メタクリル酸
2−エチルヘキシル(−5℃)、アクリル酸
n・プロピル(8℃)、メタクリル酸n・ブチ
ル(20℃)、酢酸ビニル(30℃)、アクリル酸t
−ブチル(45℃)、メタクリル酸2−ヒドロキ
シエチル(55℃)、メタクリル酸エチル(65
℃)、メタクリル酸イソブチル(67℃)、塩化ビ
ニル(79℃)等もしくは塩化ビニリデン(−18
℃)50重量%以下、好ましくは35〜5重量%と
の共重合体の水性エマルジヨン〔この(b)項にお
いて、( )内に示されるTgは、これらビニル
単量体もしくは塩化ビニリデンのホモ重合体の
ガラス転移点である〕、 (c) Tgが+80〜155℃の樹脂水性エマルジヨン50
〜97重量%、好ましくは55〜95重量%と、Tg
が−85℃〜+80℃未満の樹脂水性エマルジヨン
50〜3重量%、好ましくは45〜5重量%との混
合物 等があげられる。 このエマルジヨン中に、得られる不織布に重量
感を付与するため、炭酸カルシウム、酸化鉄、フ
エライト、硫酸バリウム等の充填剤を配合するこ
とも、成形性を付与させるために低密度ポリエチ
レンやポリスチレン、エチレン・酢酸ビニル共重
合体等の低融点樹脂のパウダーを配合することも
可能である。 カーペツトA,Cの繊維マツトへのエマルジヨ
ンの塗布または含浸手段としてはリツカーロー
ル、絞りロール、吹付ガン、浸漬等が挙げられ
る。一般に繊維マツトへのエマルジヨンの含浸を
完全とするために塗布されたエマルジヨンは絞り
ロールにより圧搾される。 エマルジヨンの塗布は繊維マツトの片側面よ
り、または両側面より行うことができる。 エマルジヨンが塗布、含浸された繊維マツトは
水分を除去するため60〜250℃に加熱され、繊維
が結合されたニードルパンチカーペツトが製造さ
れる。この加熱乾燥工程の際、エマルジヨン中の
樹脂粒子は一部は粒子状態で樹脂マツト内に存在
し、一部は皮膜を形成し、繊維同志の絡合を強固
とするとともに、Cのカーペツトの繊維マツトに
は成形性と剛性を与える。 樹脂フイルム 接着剤用フイルムBの素材樹脂としては、融点
が80〜170℃の熱可塑性樹脂、例えばエチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、エチレン・
アクリル酸共重合体またはその金属塩(K、Li、
Na、Zn、Pb)、ポリプロピレン等が使用される。 この樹脂は、押出機を用いて溶融混練され、つ
いでダイよりフイルム状に溶融押出され、両ニー
ドルパンチカーペツトA,C間に導びかれ、つい
で圧縮冷却ロールにより圧縮することにより三者
A,B,Cが一体化される。 樹脂フイルムの肉厚は、20〜2000ミクロン、好
ましくは35〜300ミクロンである。 A,B,Cの一体化は、上述の方法の他に、
案内ロールによりカーペツトA、樹脂フイルム
B、カーペツトCをこの順に重ね合せ、ついで
150〜200℃で加熱してエマルジヨンの乾燥および
エマルジヨン樹脂と上記フイルムを溶融させ、つ
いでプレス成型して三者、A,B,Cの一体化と
賦型を行なう方法と予じめAまたはCのニード
ルパンチカーペツトに溶融樹脂フイルムBをラミ
ネートし、次いで、他のニードルパンチカーペツ
トCまたはAを加圧ロールにより接着させてもよ
い。 複層成型材 複層成型材の表層用ニードルパンチカーペツト
Aの肉厚は0.5〜5mmであり、裏面用ニードルパ
ンチカーペツトCの肉厚は1〜10mmである。この
複層成型材の肉厚は1.5〜15mmである。 この複層成型材のニードルパンチカーペツトC
側に、アンダーフエルト、発泡ポリスチレンシー
ト、ポリプロピレンシート、ポリ塩化ビニールシ
ート、不織布等Dを重ね合せて、加熱、圧縮成形
すれば裏面がこれらにより加飾された敷設材が得
られる(第1図参照)。 また、Cのカーペツト側を加熱した後にベニア
板、レジンフエルト、ダンボール板紙等の補強材
を重ね合せ、加圧接着させればこれら補強材が敷
設材に一体に接着したものが得られ、これらはリ
アバツクやドアトリム用の緩衝材として有用であ
る。 特に、裏打材にアンダーフエルトを用いたと
き、表層側Aより侵入した雨のしずくはBにより
遮水されるので、このアンダーフエルトをくさら
せたり、かびさせることがない。 実施例 1 ポリエステル繊維350g/m2よりなるプレーンタ
イプ・ニードルパンチカーペツトに、SBRラテ
ツクス80g/m2(固型分)を塗布し、乾燥させニ
ードルパンチカーペツトAを得た。 別に、15デニール、繊維長約100mmの回収ポリ
プロピレン(融点164℃)繊維バインダー20%と、
15デニール、繊維長75〜125mmの回収ポリエチレ
ンテレフタレート(融点264℃)繊維80%の混合
繊維屑をランダムに積み重ねた繊維マツト(850
g/m2)を、15−18−32−3RBの針を用いて1平
方インチ当り50本の割合でニードリングし、肉厚
約8.1mm、見掛密度0.10g/cm3のニードルカーペツ
トを得た。 このニードルカーペツトにスチレン(85%)−
アクリル酸メチル(12%)−アクリル酸(3%)
三元共重合体の水性エマルジヨン〔樹脂平均粒径
0.1μ、固型分50%、樹脂の軟化点約120℃〕を樹
脂分が350g/m2となるように塗布後、ニツプロー
ルによつてエマルジヨンをウエブ全体に含浸させ
乾燥して、ニードルパンチカーペツトCを得た。 両カーペツトAとCを案内ロールにより導き、
この両者間に、押出機により溶融混練され、190
℃でダイ1より150ミクロンの肉厚で押し出され
たエチレン・酢酸ビニル共重合体の溶融フイルム
Bを導き、この三者をニツプロールで重ね合せ、
圧縮して一体化して複層構造の成型材を得た。 また、この複層成型材のニードルパンチカーペ
ツトC側を190℃で加熱してポリプロピレン繊維
バインダーとエマルジヨンの樹脂を溶融させた
後、肉厚10mmのアンダーフエルトを当接し、つい
でこれをプレス成型して賦型した。 賦型したものは、金型の型窩に忠実な形状をし
ており、Cのニードルパンチカーペツトの肉厚は
4.6mmであつた。 この複層成型材A/B/Cの物性を、後記する
方法で評価した。結果を表1に示す。 防水性: 不織布を190℃に加熱後、0.35Kg/cm2Gの条件下
で圧縮成形して縦および横200mm、深さ20mmのト
レイ状容器を成型し、この容器内に水を挿入した
際、容器より水がすぐにしかも連続的に洩れるの
を防水性不良(×)、容器に水がしみてにじみが
できた後、水が不連続に垂下するのを防水性普通
(△)、水がまつたく透過しないものを防水性良好
(〇)とした。 クツシヨン性: 敷設材に荷重50g/cm2をかけた際の初期の肉厚
をt0とし、次に荷重400g/m2を1分間かけた際の
肉厚をt1とし、この荷重を取り除き、1分経過し
た時の肉厚をt2としたとき、 圧縮率=t0−t1/t0×100 圧縮弾性率=t2−t1/t0−t1×100 変形率=(1−t2/t0)×100 として算出し、変形率が小さく、厚み変化率の小
さいものをクツシヨン性良好とした。 〔曲げ強度〕 試料片(縦120mm、横30mm)の一端を固定し、
固定した箇所より縦方向に100mmの箇所にインス
トロン型試験機を用いて50cm/分の割合で試料片
に垂直に変形荷重を負荷した際の屈曲抵抗値を測
定した。 〔剛 性〕 試料片(縦300mm、横300mm)をその両端を外寸
300mm×300mm、巾寸250mm×250mmの台上にのせ、
試料片の中心上にO/15mmにて2.0Kg/cm2の圧力を加
え、この時のこの試料片の中心の位置の沈み距離
が試料片の肉厚以内のものを剛性が良好とし、肉
厚を越えたものを剛性不良とした。 〔接着力〕 幅50mm、長さ200mmの試料片をきり出し、この
一端でカーペツトAと不織布繊維マツトCをイン
ストロン型試験機にそれぞれ固定し、200mm/分
の速度で180度剥離強度を求めた。 実施例 2 エマルジヨンを含浸させる前の不織布繊維マツ
トとして、15デニール、繊維長75〜125mmの回収
ポリエチレンテレフタレート(融点264℃)繊維
屑をランダムに積み重ねたウエブをニードリング
して得た繊維マツトC′(目付850g/cm2)を用いる
他は実施例1と同様にして三層が一体となつた成
型材を得た。 この成型材の物性を表1に示す。 比較例 1 実施例1において、ニードルパンチカーペツト
Aの裏面に三井石油化学工業(株)製ポリプロピレン
繊維バインダー製不織布B“シンテツクスPK−
110”(商品名、目付50g/m2、繊維径3デニール)
を三枚重ね、更にこの不織布Bの下にニードルカ
ーペツトCを重ね合せ、ついでこの積層体を190
℃に加熱してエマルジヨンを乾燥させるとともに
不織布BとニードルパンチカーペツトCのポリプ
ロピレン繊維バインダーを溶融させたのち、プレ
ス成形機を用いて加圧成形し、金型に忠実な各層
が一体化したA層の厚さが4.5mmの成型材を得た。 実施例 3 実施例1において、ニードルパンチカーペツト
Aとして、15デニール、繊維長約100mmの回収ポ
リプロピレン繊維バインダー20重量%と、15デニ
ール、繊維長75〜125mmのポリエチレンテレフタ
レート繊維80%の混合繊維350g/m2よりなるプレ
ーンタイプ・ニードルパンチカーペツトに、
SBRラテツクス80g/m2(固型分)を塗布し、乾
燥させたものを用いる他は実施例1と同様にして
複層構造の成型材を得た。 この敷設材の物性を表1に示す。 参考例 実施例1で用いたカーペツトAおよびカーペツ
トCをそれぞれ単独で成型した成型材の物性を表
1に示す。 【表】
第1図は、本発明の実施により得られた複層成
型材の斜視図、第2図は製造装置を示す正面図で
ある。 図中、Aはカーペツト、Bはフイルム、Cはカ
ーペツトである。
型材の斜視図、第2図は製造装置を示す正面図で
ある。 図中、Aはカーペツト、Bはフイルム、Cはカ
ーペツトである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 表層用のカーペツトAと、ガラス転移点が80
℃以上の熱可塑性樹脂のエマルジヨンを含浸、乾
燥させたニードルパンチカーペツトCとを、溶融
押出フイルムBで接着させることを特徴とする複
層成型材の製造方法。 2 表装用のカーペツトAがニードルパンチカー
ペツトにガラス転移点が35℃以下の樹脂エマルジ
ヨンまたはゴムラテツクスを含浸、乾燥せたもの
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の製造方法。 3 表層用のカーペツトAが繊維バインダー15〜
50重量%と、該繊維バインダーの樹脂の融点より
も少なくとも35℃以上高い融点を有する樹脂繊維
85〜50重量%の混合繊維を素材としたニードルパ
ンチカーペツトであることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。 4 ニードルパンチカーペツトCの繊維100重量
部に対するガラス転移点が80℃以上の樹脂エマル
ジヨンの配合量が、エマルジヨンの樹脂固型分量
で15〜300重量%であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の製造方法。 5 ニードルパンチカーペツトCの素材繊維が、
融点がエマルジヨンの樹脂の融点よりも35℃以上
高い融点であつて、その融点が200℃以上である
熱可塑性樹脂の繊維50〜85重量%と、融点が60〜
170℃の熱可塑性樹脂バインダー繊維50〜15重量
%より構成されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の製造方法。 6 フイルムBの肉厚が20〜2000ミクロンである
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製
造方法。 7 表層用カーペツトAと、ガラス転移点が80℃
以上の樹脂のエマルジヨンを含浸、乾燥させたニ
ードルパンチカーペツトCとが樹脂フイルムBを
接着層として一体化されていることを特徴とする
複層成型材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60083537A JPS61252377A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 複層成型材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60083537A JPS61252377A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 複層成型材およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61252377A JPS61252377A (ja) | 1986-11-10 |
| JPH0474471B2 true JPH0474471B2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=13805248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60083537A Granted JPS61252377A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 複層成型材およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61252377A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1007560A3 (nl) * | 1993-10-29 | 1995-08-01 | Wattex | Tapijt of tegel met verhoogde vuilafstotende en vlekverwijderende eigenschappen. |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP60083537A patent/JPS61252377A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61252377A (ja) | 1986-11-10 |
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