JPH0512130B2 - - Google Patents

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JPH0512130B2
JPH0512130B2 JP21354288A JP21354288A JPH0512130B2 JP H0512130 B2 JPH0512130 B2 JP H0512130B2 JP 21354288 A JP21354288 A JP 21354288A JP 21354288 A JP21354288 A JP 21354288A JP H0512130 B2 JPH0512130 B2 JP H0512130B2
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JP
Japan
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convex
embossed
sheet
concave
conveyor belt
Prior art date
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Application number
JP21354288A
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English (en)
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JPH0262210A (ja
Inventor
Hirobumi Kakimoto
Shinya Shimada
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Hayakawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Hayakawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hayakawa Rubber Co Ltd filed Critical Hayakawa Rubber Co Ltd
Priority to JP21354288A priority Critical patent/JPH0262210A/ja
Publication of JPH0262210A publication Critical patent/JPH0262210A/ja
Publication of JPH0512130B2 publication Critical patent/JPH0512130B2/ja
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、衝撃緩衝シートの製造方法に関する
ものであり、更に詳しくは、貼付するだけで効果
的に衝撃緩衝作用を発揮せしめる為に複雑な凹凸
状断面形状を有する衝撃緩衝シートを連続的に生
産を行う方法に関するものである。 (従来の技術) 近年、科学技術の進歩及び人間の生活環境の変
化と向上に伴い、精密機械、コンピユーターはも
ちろんのこと、人間も周囲の音や振動に対して極
めて敏感となり、機械振動、騒音、固体伝播音等
の振動衝撃音を排除、険悪する傾向が特に強まつ
た。 (発明が解決しようとする課題) 一例として、人間の住空間に於る苦情のアンケ
ート調査の結果、大きな問題点として、マンシヨ
ンや集合住宅等の高層住宅の上階からの騒音が最
も大きく取り上げられており、中でも上階での人
間の歩く足音や子供の走り回る音等の生活音が下
階に住む人に騒音として伝わると言うものであ
り、この対策として、カーペツトが一般に広く普
及したが、カーペツトでは、カビやダニの温床と
なり川崎病を始め、喘息や湿疹等の病気の発生源
となつている事が判つた。そこで、清潔な床とし
て木質床の見直しが始まり、且つ、近年の人間の
住空間の自然趣向、本物指向により、急激に木質
床の需要が高まつたのであるが、木質床の大きな
欠点として前記の様に人間の歩行音を始め生活音
が通常の生活状態であつても階下の住人に対して
は我慢の限度を越えた騒音となり得ると言うこと
であり、従がつて木質床は、集合住宅に於て使い
たくても使えない床材であつた。 (発明が解決しようとする課題) 近年これらの木質の欠点を補うべく数々の衝撃
緩衝機能を備えた木質床が市販されて来たが、複
雑な多層構造を有しており、コスト高になり易
く、且つ衝撃緩衝効果もまだ充分とは言えなかつ
た。又、軽量衝撃音を重視する余り重量衝撃音に
対する床スラブ特性を大巾に損ない、子供の走り
回る音や飛び跳る音が、逆に下階の人に聞こえ易
くなると言う現象を起すものもあり、一方では、
これらの音対策を重視する余り、床材としての機
能に欠陥を生じるものもあつた。 一般的に衝撃を吸収する方法として、剛性の高
い材料と、軟らかい材料とを積層させる方法や、
剛性の高い材料の間に軟らかい材料を挟み込む、
所謂、サンドイツチ型制振材が知られており、こ
れらは、衝撃による振動により、内部や積層界面
での変位によるズリ変形により、振動エネルギー
を熱エネルギーに変化させて吸収するものであ
り、つまり衝撃緩衝材は、衝撃を受けると、目的
機能を損なわない範囲で大きく変位し、しかも復
元性の高いものが要望されるのである。ここで変
位が目的機能を損なわない範囲でより大きく変位
し、復元性の高い材料としては加硫ゴムが適して
いるが従来一般に使用されている加硫ゴムはプレ
ス成型やインジエクシヨン成型が主であり、これ
は単位面積当りの加工時間が長く、しかも複雑な
形状が得にくく、コスト高を招いてしまう。又衝
撃緩衝効果を充分発揮させ得る低硬度(SRIS−
0101で50以下)の加硫ゴムを得る事は非常に困難
であり、寸法安定性や耐久性に難点があつた。 一方、衝撃緩衝効果を高める為に衝撃緩衝材の
断面形状を複雑化する事により、比較的小さい応
力で一定変位量まで変位するが、それ以上の変位
量にする為には非常に大きな応力を要する事が望
ましいが、この様な衝撃緩衝材は従来得られなか
つた。 (課題を解決するための手段) 本発明の目的は、この様な制振・衝撃吸収効果
の高い衝撃緩衝シートを安価に提供するにあり、
本発明者等は幾多の研究開発の結果、本発明に到
達したものである。 本発明は、凸型、又は凹型にエンボス加工した
母型をコンベアベルト上に配設し、その母型面
に、5℃〜80℃の温度域で架橋粘弾性体を形成す
る液状物を塗布して架橋反応させた後に、前記母
型面より離型させる事に依り、断面形状に凹凸型
を有する衝撃緩衝作用に優れたシート状物を連続
的に得られる事を特徴とする衝撃緩衝シートの製
造方法にある。 本発明の製造方法においては、凸型、又は凹型
にエンボス加工した母型は、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、加硫ゴム等から成るシート状であ
り、コンベアベルトに貼着されたものである事を
特徴とする。 本発明の製造方法においては、凸型、又は凹型
にエンボス加工した母型は、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、加硫ゴム等から成るコンベアベルト
自体を形成しており、コンベアベルト自体が、凸
型、又は凹型にエンボス加工されたものである事
を特徴とする。 本発明の製造方法においては、凸型、又は凹型
にエンボス加工した母型が、キヤタピラ状に連結
されており、当該キヤタピラがアルミニウム、
鉄、ステンレス、等の金属又はポリエチレン、ポ
リプロピレン、加硫ゴム等のポリマー、又は金属
とポリマーの複合材である事を特徴とする。 本発明の製造方法においては、凸型、又は凹型
にエンボス加工された母型の凸型高さ又は凹型深
さは10mm以下であり、凹型又は凸型に形成される
架橋粘弾性体と空間部との面積比が1:9〜9:
1であり、凹型又は凸型の一つの容積が0.05c.c.〜
20c.c.である事を特徴とする。 本発明の製造方法においては、凸型、又は凹型
にエンボス加工した母型をコンベアベルト上に配
設し、その母型面に5℃〜80℃の温度域で架橋粘
弾性体を形成する液状物を塗布して架橋反応させ
る時に、不織布、割布、ガラスクロス、寒冷紗、
紙、塩化ビニル、ポリエチレン、EVA、CR、
EPT等のシート状物又は、発泡シート状物を積
層させ、架橋反応後に母型面より離型させて、一
体成形させめ、凹型状又は凸型状の衝撃緩衝シー
トを連続で得る事を特徴とする。 本発明の製造方法においては、凸型、又は凹型
にエンボス加工された母型面上に5℃〜80℃の温
度域で架橋粘弾性体となる液状物が、分子の両端
に水酸基を有するテレキリツクポリマーを主成分
とする主剤と水酸基と反応する反応基としてイソ
シアネート基を1分子当り2個以上有する架橋剤
とを主なポリマー成分とし、5℃〜80℃の温度域
で架橋した架橋粘弾性体が80℃に加温されても形
状を維持し、20℃の条件下で硬度が日本ゴム協会
規格SRIS−0101に定めるC型硬度計で50以下で
あるという条件を具備する事を特徴とする。 (実施例) 次に本発明の実施の一例態様について述べる。 本発明の実施態様は、エンボス加工された母型
2をコンベアベルト1上に配設したコンベアライ
ン1に対し、混合攪拌機3、塗工機4、加温室
5、シート積層装置6、巻き取り機10とをガイ
ドロール11A,11B、圧着ロール12を介し
て連設し、混合攪拌機3において5℃〜80℃の温
度域で架橋粘弾性体を形成する液状体3Aを混合
し、塗工機4で塗工し、次の加温室5で加熱し、
架橋粘弾性体8を造り、シート積層機6よりシー
ト状物9を送り出し、ガイドローラー11A,1
1B及び圧着ロール12を介してシートを積層さ
せ、更に防着シート7を防着シートリール7Aよ
り巻き出して架橋粘弾性体8にシート状物9及び
防着シート7を裏張して巻き取り機10に巻き取
るのである。 次に各々の構成について詳細に述べる。 凸型、又は凹型にエンボス加工された母型2
は、コンベアベルト1上に配設されており、又は
金属若しくはプラスチツク母型を連続させたコン
ベアラインであり、表面形状に凸型、或は凹型の
形状を有する母型2が連続で形成されたもので、
凸型、或は凹型の形状は、円柱状、円錘状、半球
状等で良く、形状は限定されない。又、凸型、又
は凹型に加工される面積と加工されない面積とが
1:9〜9:1の面積比を持つており、凹型の深
さ又は凸型の高さが10mm以下である事が望まし
い。即ち、エンボス加工をした面積が母型面の全
面積の10%以下の場合では、エンボスの形状が凸
型である時、コンベアベルト上の母型から離型し
たシートは、そのシート面積の10%以下の部分に
凹部を有する事になり、この凹部の割合では、衝
撃力が加わつた場合、エンボス加工する事により
得られる変形効果による衝撃緩衝効果が充分発揮
されず適切でない。又、エンボス加工した面積が
母型面の全面積の10%以下でその表面形状が、凹
型である場合では、コンベアベルト上の母型から
離型したシートは、そのシート面積の10%以下の
部分に凸部を有する事になるが、この凸部の割合
では、衝撃が加わつた場合に初期の比較的小さい
応力で変形するが、復元力に乏しい為に、実用的
な衝撃緩衝効果は得られない。 又、コンベアベルト1上に配設した母型2の凹
部の深さ、又は凸部の高さが10mm以上の場合で
は、衝撃緩衝効果は、10mm以下の場合と比べて原
料コストが高くなるが、衝撃緩衝効果はほとんど
変らない為に本願の目的に合致しない。 次に本発明に使用する混合機3は、常温、又は
常温以上の温度域で架橋反応し得る主剤と架橋剤
を混合攪拌し吐出する混合機で、2液以上の成分
を混合攪拌出来る混合機であればよい。 次に本発明に使用する塗工機4は、ドクターナ
イフ等により均一な塗布厚みを得られるものであ
ればよい。 次に本発明に使用する加温室5は、常温、又は
常温以上の温度域で架橋反応し得る主剤と架橋剤
を混合機3により混合攪拌し、吐出させ、塗工機
4により均一な厚みに塗布した後の位置に設置さ
れ、架橋反応を促進、又は励起させ得る温度に設
定し、維持出来るものであればよい。 又、本発明に使用するシート積層機6は、加温
室5を通過する事により、5℃〜80℃の温度域で
架橋反応し得る主剤と架橋剤の架橋反応を促進
し、又は励起した後に任意のシート状物9を積層
させる為に、加温室5の後に設置される。又、任
意のシート状物9は、不織布、割布、ガラスクロ
ス、寒冷紗、紙類、塩化ビニル、ポリエチレン、
ポリプロピレン、EVA、CR、EPT等のシート状
物、或は、塩化ビニル発泡体、ポリエチレン発泡
体、ポリスチレン発泡体、ポリプロピレン発泡
体、ポリウレタン発泡体等の発泡シート状物を指
し、これらのシート状物を積層させるため送りロ
ール11A,11B、圧着ロール12を兼ね備え
た装置であればよい。 又、本発明に使用される巻き取り装置10は、
コンベアライン終点に設置され、凸型、又は凹型
に加工された母型面2の上に塗布した液状体が、
架橋粘弾性体8として常温域で形状を維持出来る
架橋進度まで進んだ後に、この架橋粘弾性体8を
コンベアベルト1上に配設したエンボス加工され
た母型2の面より、離型させ得るテンシヨンを持
ち、且つこの巻き取りテンシヨンを調節出来る装
置を備え、任意の巻き取り長さに選定出来る装置
も備えている事が望ましい。尚、場合によつては
巻き取る際に巻き取つた衝撃緩衝シート間のブロ
ツキング防止の為の防着フイルムを巻き込める装
置も併設されている事が望ましい。 次に本発明に使用する架橋粘弾性体8について
説明する。 本発明で言う架橋粘弾性体とは、常温で液状で
あり、かつ、5℃〜80℃の温度域で架橋した架橋
粘弾性体が80℃に加温されても形状を維持し、20
℃の条件下で硬度が日本ゴム協会規格SRIS−
0101に示すC型硬度計で50以下であると言う条件
を満足するものである。上記条件を満足し得る反
応性物質としては、反応速度コントロール、コス
ト面、及び人手のし易さ等を考慮すると、水酸基
を末端に有するテレキリツクポリマーが最も適し
ており、主鎖ポリブタジエン、水素添加ポリブタ
ジエン、ポリブタジエン−ニトリル、ポリブタジ
エン−スチレン、イソプレン等や、ポリエーテル
ポリオール、ポリエステルポリオール、ウレタン
アクリルポリオール、アニリン誘導ポリオール等
を単独もしくは併用して用いるのが望ましい。
又、前記反応性物質の架橋剤としては、イソシア
ネート系架橋剤が好適であり、1分子当り2ケ以
上のイソシアネート基を有する事が必要である。
その具体例としては、トルイレンジイソシアネー
ト、ジフエニルメタンジイソシアネート、ヘキサ
メチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、末端イソシアネート基を有するプレポ
リマーを挙げる事が出来、単独若しくは併用して
用いる事も出来る。又、イソシアネート系架橋剤
は、配合比率及び/又は粘性等の問題で可塑剤と
混合して用いることも出来るが、可塑剤は脱水処
理したものであることと、イソシアネート化合物
と反応しないことが必要である。 上記の5℃〜80℃の温度域で架橋反応せしめる
必須成分のみの組み合せで本発明を満足し得る架
橋粘弾性体を得る事も可能であるが、コスト面、
作業性面、物性向上の面で更に各種の添加剤を加
えることにより、幅広い安定した架橋粘弾性物質
を得る事が出来る。 添加剤として、可塑剤、充填剤、瀝青物、粘着
付与樹脂、老化防止剤、防カビ剤、難燃剤、触
媒、界面活性剤、カツプリング剤、発泡剤等が挙
げられる。 可塑剤は、粘度調整、作業性改善、架橋粘弾性
体の物性調整、難燃性の付与等を目的として配合
される。 可塑剤の具体例として、ナフテン系オイル、パ
ラフイン系オイル、アロマテイツク系オイル、ひ
まし油、綿実油、パインオイル、トール油、フタ
ル酸誘導体、イソフタル酸誘導体、アジピン酸誘
導体、マレイン酸誘導体、液状ゴムの官能基を含
まないもの等があり、単独、若しくは併用して用
いる事が出来る。難燃性を要する場合は、ハロゲ
ン化合物系、リン化合物系可塑剤を単独又は併用
して使用出来る。瀝青物としては、ストレートア
スフアルト、ブロンアスフアルト、タール等があ
り、所望の架橋粘弾性体を得るために、予め粘着
付与樹脂や可塑剤等で改質して使用することも出
来る。 粘着付与樹脂としては、天然樹脂、ロジン、変
性ロジン、ロジン及び変性ロジンの誘導体、ポリ
テルペン系樹脂、テルペン変性体、脂肪族系炭化
水素樹脂、シクロペンタジエン系樹脂、芳香族系
石油樹脂、フエノール樹脂、アルキルフエノール
−アセチレン樹脂、ビニルトルエン−α−メチル
スチレン共重合体等を単独、又は併用して用いる
ことが出来る。 充填剤は、振動減衰性、遮音性、難燃性の改善
に効果があり、主剤/架橋剤の配合比率の調整、
粘性の調整、配合コストダウンを計る目的で使用
するものであり、ゴム及び塗料関連で一般に使用
されるものが使用出来る。 その具体例としては、マイカ、グラフアイト、
ヒル石、タルク、クレー等の鱗片状無機粉体、フ
エライト、金属粉、硫酸バリウム、リトポン等の
高比重充填剤、炭酸カルシウム、微粉シリカ、カ
ーボン、炭酸マグネシウム、水酸化アルミ、アス
ベスト等の汎用充填剤を単独、若しくは併用して
使用出来る。又、三酸化アンチモン、ホウ砂等を
難燃化を目的として使用出来る。 その他の添加剤として老化防止剤、触媒、顔
料、界面活性剤、カツプリング剤、防カビ剤、発
泡剤等が挙げられるが、これらは必要に応じ添加
する事が出来る。 次に本発明を実施例により説明し、この実施例
により製造出来た衝撃緩衝シートについて、比較
例を示し、本発明について詳細な説明を行う。 第1図は、本発明の衝撃緩衝シートの製造方法
を模式化したものであり、エンボス加工された母
型面2がコンベアベルト1上に配設されてあり、
この母型面2上に、5℃〜80℃の温度域で架橋反
応し得る主剤と架橋剤を混合攪拌し吐出する混合
機3より混合吐出させ、ドクターナイフ等の塗工
機4で均一な塗布厚みで、コンベアベルト上に配
設された母型面2上に塗布し、その後に架橋反応
を促進、或は励起させる加温室5を配して架橋反
応を進め、必要に応じてシート状物、又は発泡シ
ート状物を積層させ得る積層装置6を備え、コン
ベアライン終点で架橋粘弾性体を常温域で形状を
維持出来る架橋進度まで進ましめた後に、巻き取
り装置6にラインコンベア上に配したエンボスさ
れた母型面2より剥離させ、巻き取る事により、
衝撃緩衝作用に優れた衝撃緩衝シートを、連続的
に生産出来るものである。 第2図は、凹型にエンボス加工された母型面2
がコンベアベルト上に配設されている図であり、
第3図は、第2図の凹型にエンボス加工した母型
面2のコンベアベルト1を使用し、第1図に示し
た実施例に依り作製した衝撃緩衝シートの斜視図
である。第4図は、凸型にエンボス加工した母型
面2がコンベアベルト上に配設されている図であ
り、第5図は、第4図に示した凸型にエンボス加
工した母型面のコンベアベルトを使用し、第1図
に示した実施例に依り作製した衝撃緩衝シートの
斜視図である。 上記の如く、コンベアライン上に配するエンボ
ス加工された母型上に5℃〜80℃の温度域で架橋
粘弾性物質となる液状体を塗布し、架橋反応させ
た後に、離型させて得られる断面形状に凹型状、
又は凸型状を有する衝撃緩衝作用に優れたシート
状物が連続的に得られ、かつ、必要に応じて、不
織布、割布、ガラスクロス、寒冷紗、紙類、塩化
ビニル、ポリエチレン、EVA、CR、EPT等のシ
ート状物、又は発泡シート状物と積層でき、一体
系とさせることにより、更に衝撃緩衝効果及び補
強効果を向上させる事が出来る。又、本発明のコ
ンベアベルト上に配するエンボス加工された母型
の形状を変えるだけで、より複雑な形状をもつ衝
撃緩衝シートを製造でき、前述の変形による衝撃
緩衝作用の増大が望め、衝撃緩衝シートの形状変
更を容易に行なえるという効果がある。又、連続
生産に伴う生産コストの低減や、加温室を配して
いることによる架橋速度の調整等が容易に行なえ
コスト低減に役立つという効果がある。 次に第1図に示す本発明の実施例により製造し
た衝撃緩衝シートについて比較例を例示して本発
明を説明する。 第1表に本発明の第1図の実施例により製造し
た第3図に示す衝撃緩衝シートの実施例1〜3、
と比較例1〜3を第8図に示した。 実施例及び比較例に供した試料は、次に示す方
法により作製した。 実施例1〜3は、前記の本発明の第1図に示す
実施例により製造した衝撃緩衝シートである。つ
まり、コンベアベルト上の凸型にエンボス加工さ
れた母型面上に架橋後の硬度がSRIS−0101C型
硬度計で50以下になる様に調整された液状体を塗
布し、架橋反応させた後に巻き取り装置により凹
型にエンボス加工された母型面より離型させ巻き
取つた衝撃緩衝シートを実施例1とし、同じく前
記の第1図に示す実施例にある積層装置により不
織布を積層させ一体型としたものを実施例2と
し、発泡ポリエチレンを積層させ一体型としたも
のを実施例3とし凹型にエンボス加工された母型
面より離型させ巻き取つたものである。又、この
実施例1〜3に使用したコンベアベルト上の凹型
エンボス形状は、高さ4mmで凹部の容積が1c.c.の
ものを使用した。比較例1は、エンボス型状が実
施例1〜3に用いたものと同様の金型を使用して
プレス成型により硬度がSRIS−0101C型硬度計
で80となる様に調整された加硫ゴム板であり、比
較例2は、市販の発泡ポリエチレンシートであ
り、比較例3は、比較例2で使用した加硫ゴムを
平板状にプレス成型したものである。次に試験方
法について記す。 1 硬度:日本ゴム協会規格SRIS−0101に定め
るC型硬度計を使用して硬度を測定した。
尚、実施例1,2及び比較例1に使用する架
橋粘弾性物質の硬度を測定する際の供試体の
養生は、常温×7日、50℃雰囲気中×7日間
静置させたものである。 2 軽量床衝撃音:各試料を9.0tの複合フローリ
ングに貼り付けた試料を、第6図に示す方法
で、RC150mm厚のスラブに全面を両面テープ
で第7図に示す床材貼り付け図の通りに貼り
付け、第7図に示す3点の加振点をタツピン
グマシンで加振し、受音室の5点で測定し、
JIS−A−1419に示す方法で遮音等級を求め
た。 3 復元性:実施例1〜3、及び比較例1〜2に
用いた試料を50mm×50mmの寸法に切断し、
各々2.5tの合板に貼合せ、圧縮試験機によ
り、圧縮速度2mm/分にて50%圧縮し、30分
保持した後に除荷し、10分後の復元性をチエ
ツクした。95%以上の復元性を示したものを
0.95%以下のものを×とした。 4 圧縮特性:実施例1〜3、及び比較例1〜2
に用いた試料の圧縮応力と変位量の関係を圧
縮試験機により、圧縮速度2mm/分の条件に
て圧縮し、得られたチヤートより変位量と圧
縮応力とを読み取りグラフ化した。
【表】 次に実施例、比較例を試験結果に基づいて説明
する。 実施例1〜3は、本発明の第1図に示す実施例
により製造した衝撃緩衝シートであり、実施例1
は、本発明の特許請求の範囲に合致した架橋粘弾
性体である。実施例2は同じく本発明の特許請求
の範囲に合致した架橋粘弾性体に、第1図示の実
施例にあるシート積層装置により不織布を積層
し、一体形としたものであり、実施例3は同様に
して本発明の特許請求の範囲に合致した架橋粘弾
性体に第1図示の実施例にあるシート積層装置に
よりポリエチレン発泡体を積層したものである。
実施例1〜3は、本発明により製造した衝撃緩衝
シートの一使用例を例示した床衝撃音測定値にお
いて、優れた衝撃緩衝効果を持つ事が判り、又、
良好な復元性を有している事が判る。 更に、第2表に示した圧縮特性図からも、僅か
な圧縮応力で大きく変位し、ある一定の変位量以
上になると大きな圧縮応力を必要とする状態が判
り、衝撃緩衝材として優れた特性を示し、実用的
である事が判る。比較例1は、実施例1と同じ断
面形状を有する加硫ゴムであるが、本発明により
得られた実施例1と比較すると復元性は優れてい
るものの衝撃緩衝効果の点で大きく劣つているこ
とが判る。 比較例2は、市販されている発泡倍率が30倍で
ある発泡ポリエチレンシートであり、硬度におい
ては、本発明により得られる実施例1〜3とほぼ
同じであるが、復元力に劣り、衝撃緩衝効果も今
一歩ということが言え、又、比較例3は、加硫ゴ
ムシートであり、復元性に於ては良好であるが、
衝撃緩衝効果は大きく劣つており、比較例2〜3
の断面形状の様に、平滑なシート状では、充分な
衝撃緩衝効果を期待出来ないことが判る。 本発明は前述の如く、コンベアライン上に配さ
れたエンボス加工された母型面上に、5℃〜80℃
の温度域で架橋粘弾性物質となる液状物を塗布
し、架橋反応させた後に離型させて巻き取ること
により、衝撃緩衝効果に優れた効果を発揮する複
雑な形状を持つた衝撃緩衝シートを連続的に生産
でき、且つ、従来連続的に生産出来なかつた硬度
がSRIS−0101C型硬度形で50以下という軟かい
硬度の架橋粘弾性体を連続的に生産出来、しか
も、形状はエンボス加工される母型を変えること
により容易に変更出来る様になり、コストも従来
のプレス成型による生産方式からコンベアによる
連続生産が可能になつた為に生産コストを低減出
来、且つ衝撃緩衝効果も非常に優れた衝撃緩衝シ
ートを大量に生産出来るというメリツトを生ず
る。更に本発明により得られる衝撃緩衝シート
は、被衝撃体に貼付するだけで使用出来、又架橋
粘弾性体の材質上、防湿効果、保温効果等の付加
効果も生まれてくる事等より、本発明は工業上の
利用価値は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の衝撃緩衝シート
の製造方法を例示した模式図、第2図は、本発明
の一実施例であり、凹型のエンボス加工を施した
コンベアベルトの斜視図、第3図は、本発明の一
実施例である第2図のエンボス加工された母型を
使用する事により得られる、断面形状に凸型を有
し、発泡体シートと一体形とした衝撃緩衝シート
の斜視図、第4図は、本発明の一実施例であり、
凸型のエンボス加工を施したコンベアベルトの斜
視図、第5図は、本発明の一実施例である第4図
のエンボス加工された母型を使用する事により得
られる、断面形状に凹型を有し、発泡体シートと
一体形とした衝撃緩衝シートの斜視図、第6図
は、本発明の一実施例であり、本発明によつて得
られる衝撃緩衝シートを、木質系複合フローリン
グに使用した断面図、及び150mmRCスラブに直貼
りし、床衝撃音測定を行う貼り込み状態を示す説
明図、第7図は、第6図に述べた床衝撃音測定方
法を示した図、第8図は、実施例1〜3と比較例
1〜3とを比較した変位量と圧縮荷重とを示す特
性図である。 1……コンベアベルト、1A,1B,1C,1
D……ガイドロール、2……コンベアベルト上に
配設したエンボス加工された母型、3……混合攪
拌機、4……塗工機、5……加温室、6……シー
ト積層機、7……防着シート、7A……紡着シー
トリール、8……架橋粘弾性体、9……シート状
物、10……巻き取り機、11A,11B……送
りロール、12……圧着ロール、13……加振
点、14……150mmRCスラブ、15……木質系複
合フローリング、16……加振室、17……受音
室、18……タツピングマシン、19……マイク
ロホン、20……精密騒音計、21……周波数分
析機、22……記録計。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 凸型、又は凹型にエンボス加工した母型をコ
    ンベアベルト上に配設し、その母型面に、5℃〜
    80℃の温度域で架橋粘弾性体を形成する液状体を
    塗布して架橋反応させた後に、前記母型面より離
    型させる事に依り、断面形状に凹凸型を有する衝
    撃緩衝作用に優れたシート状物を連続的に得る事
    を特徴とする衝撃緩衝シートの製造方法。 2 凸型、又は凹型にエンボス加工した母型が、
    ポリエチレン、ポリプロピレン、加硫ゴムの何か
    から成るシート状であり、コンベアベルトに貼着
    されたものである事を特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の衝撃緩衝シートの製造方法。 3 凸型、又は凹型にエンボス加工した母型は、
    ポリエチレン、ポリプロピレン、加硫ゴムの何か
    から成るコンベアベルト自体を形成しており、コ
    ンベアベルト自体が、凸型、又は凹型にエンボス
    加工されたものである事を特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の衝撃緩衝シートの製造方法。 4 凸型、又は凹型にエンボス加工した母型が、
    キヤタピラ状にコンベアベルトに連結されてお
    り、当該キヤタピラがアルミニウム、鉄、ステン
    レス、等の金属又はポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、加硫ゴム等のポリマー、又は金属とポリマー
    の複合材である事を特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の衝撃緩衝シートの製造方法。 5 凸型、又は凹型にエンボス加工された母型の
    凸型高さ又は凹型深さが10mm以下であり、凹型又
    は凸型に形成される架橋粘弾性体と空間部との面
    積比が1:9〜9:1であり、凹型又は凸型の一
    つの容積が0.05c.c.〜20c.c.である事を特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の衝撃緩衝シートの製造
    方法。 6 凸型、又は凹型にエンボス加工した母型をコ
    ンベアベルト上に配設し、その母型面に5℃〜80
    ℃の温度域で架橋粘弾性体を形成する液状物を塗
    布して架橋反応させる時に、不織布、割布、ガラ
    スクロス、寒冷紗、紙、塩化ビニル、ポリエチレ
    ン、EVA、CR、EPT等のシート状物又は、発泡
    シート状物を積層させ、架橋反応後に母型面より
    離型させて、一体成形せしめ、凹型状又は凸型状
    の衝撃緩衝シートを連続して得る事を特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の衝撃緩衝シートの製
    造方法。 7 凸型、又は凹型にエンボス加工された母型面
    上に5℃〜80℃の温度域で架橋粘弾性体となる液
    状物が、分子の両端に水酸基を有するテレキリツ
    クポリマーを主成分とする主剤と水酸基と反応す
    る反応基としてイソシアネート基を1分子当り2
    個以上有する架橋剤とを主なポリマー成分とし、
    5℃〜80℃の温度域で架橋した架橋粘弾性体が80
    ℃に加温されても形状を維持し、20℃の条件下で
    硬度が日本ゴム協会規格SRIS−0101に定めるC
    型硬度計で50以下であるという条件を具備する事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の衝撃緩
    衝シートの製造方法。
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