JPH05222054A - 新規抗生物質rk−1409b、その製造法並びに抗腫瘍剤及び抗炎症剤 - Google Patents

新規抗生物質rk−1409b、その製造法並びに抗腫瘍剤及び抗炎症剤

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JPH05222054A
JPH05222054A JP2781492A JP2781492A JPH05222054A JP H05222054 A JPH05222054 A JP H05222054A JP 2781492 A JP2781492 A JP 2781492A JP 2781492 A JP2781492 A JP 2781492A JP H05222054 A JPH05222054 A JP H05222054A
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antibiotic
agent
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producing
antitumor
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JP2781492A
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Kiyoshi Isono
清 磯野
Hiroyuki Osada
裕之 長田
Hiroyuki Etsuno
広雪 越野
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RIKEN
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RIKEN
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記の式で示される抗生物質RK−1409
B。 【化1】 該抗生物質は、例えばRK88−1409(FERM
P−11952)等のストレプトミセスに属するRK−
1409B産生菌を培養した培養物から採取することが
できる。 【効果】 抗生物質RK−1409Bはプロテインキナ
ーゼCの阻害作用を有しており、抗腫瘍剤及び抗炎症剤
として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規抗生物質及びその
製造法に関する。本発明はまた、該抗生物質を有効成分
とする抗腫瘍剤及び抗炎症剤に関する。
【0002】
【従来の技術】リン脂質・カルシウム(Ca2+)依存性
の蛋白質リン酸化酵素プロテインキナーゼCは、動物細
胞中で情報の受容・伝達等に重要な役割を担っている。
また、この物質は、腫瘍プロモーターであるホルボール
エステルやテレオシジンの受容体であることも知られて
いる。
【0003】プロテインキナーゼCの阻害物質は、抗腫
瘍プロモーター作用、細胞増殖抑制作用、抗血小板凝集
作用(抗炎症作用)などの効果が期待されるため、プロ
テインキナーゼCに対する阻害作用を有する新規な抗腫
瘍剤及び抗炎症剤の開発が強く望まれていた。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明の目的は、プロ
テインキナーゼCの阻害物質である新規抗生物質とその
製造法を提供することにある。更に、本発明の目的は、
上記抗生物質を有効成分とする抗腫瘍剤及び抗炎症剤を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の抗生物質は、後
述の理化学的性質を有する文献未載の新規な抗生物質で
あり、RK−1409Bと命名された。抗生物質RK−
1409Bは公知の抗生物質RK−286C(特願平2
−258724号参照)と同様、プロテインキナーゼC
に対して阻害活性を示すため、抗腫瘍プロモーター作用
あるいは抗血小板凝集作用を示す有用な物質として、抗
腫瘍剤及び抗炎症剤として利用できる。
【0006】以下に、本発明を詳細に説明する。 <抗生物質RK−1409Bの製造> (使用する微生物)本発明の抗生物質RK−1409B
は、ストレプトミセス(Streptomyces)属に属し、抗生
物質RK−1409Bの生産能を有する微生物により製
造することができる。
【0007】このような微生物の一例として、ストレプ
トミセス・エスピー・RK88−1409(Streptomyc
es sp.RK88−1409)(以下“RK88−140
9”と称する。)を挙げることができる。本発明の抗生
物質の製造には、RK88−1409株の自然的及び人
工的変異株は勿論、ストレプトミセス属に属する菌種で
抗生物質RK−1409Bの生産能を有する微生物は、
すべて使用することができる。
【0008】上記RK88−1409株は、山口県阿東
町で採取された土壌中より分離された土壌放線菌であ
り、工業技術院微生物工業技術研究所に平成3年1月2
8日付で寄託され、その微生物受託番号は微工研菌寄第
11952号(FERMP−11952)である。RK
88−1409株は、次の菌学的性質を有する。 1. 形態的特徴 平板上に発育したRK88−1409株の顕微鏡観察で
は、気菌糸は螺旋状を呈する。RK−1409B生産菌
の加水分解物からL,L−ジアミノピメリン酸が検出さ
れたが、メソジアミノピメリン酸は検出されなかった。
従って、細胞壁のタイプはIと決定され、本生産菌はス
トレプトミセス(Streptomyces)属に分類される。 2. 各種培地上における生育状態(27℃、20日間培
養、色調はカラー ハーモニー マニュアル(Color Ha
rmony Manualによる) 1)スターチ・イースト寒天培地 発 育 :良好 気菌糸 :豊富 気菌糸色調:2fe(コバートグレー) 裏面色調 :2le(マスタード) 可溶性色素:無 2)イーストエキス・モルトエキス寒天培地(ISP−
2) 発 育 :良好 気菌糸 :豊富 気菌糸色調:2fe(コバートグレー) 裏面色調 :2ne(マスタードゴールド) 可溶性色素:無 3)オートミール寒天培地(ISP−3) 発 育 :普通 気菌糸 :普通 気菌糸色調:5fe(アッシィス) 裏面色調 :2ih(ダークコバートグレー) 可溶性色素:無 4)スターチ・無機塩寒天培地(ISP−4) 発 育 :良好 気菌糸 :多い 気菌糸色調:5fe(アッシィス) 裏面色調 :2le(マスタード) 可溶性色素:無 5)チロシン寒天培地 発 育 :良好 気菌糸 :無 裏面色調 :2ne(マスタードゴールド) 可溶性色素:無 6)蔗糖硝酸塩寒天培地 発 育 :普通 気菌糸 :普通 気菌糸色調:5ba(シェルピンク) 裏面色調 :3cb(サンド) 可溶性色素:無 7)グルコース・アスパラギン寒天培地 発 育 :不良 気菌糸 :無 裏面色調 :3ca(シェル) 可溶性色素:無 8)グリセロール・アスパラギン寒天培地(ISP−
5) 発 育 :不良 気菌糸 :無 裏面色調 :3ca(シェル) 可溶性色素:無 9)栄養寒天培地 発 育 :不良 気菌糸 :無 裏面色調 :2ea(ライトウィート) 可溶性色素:無 10)ペプトン・イーストエキス・鉄寒天培地 発 育 :普通 気菌糸 :無 裏面色調 :2ne(マスタードゴールド) 可溶性色素:無 (培養法及び精製法)本発明の抗生物質RK−1409
Bを製造するには、ストレプトミセス属に属する上記の
抗生物質生産菌を、抗生物質を生産する通常の方法に従
って培養すればよい。培養の形態は、液体培養でも固体
培養でもよく、工業的に有利に培養するためには、前記
生産菌の胞子懸濁液又は培養液を培地に接種し、通気攪
拌培養すればよい。
【0009】培養に使用する培地の栄養源は特に限定さ
れることはなく、微生物の培養に通常用いられる炭素
源、窒素源その他を培地中に含有させればよい。炭素源
としては、例えば澱粉、デキストリン、グリセリン、グ
ルコース、シュークロース、ガラクトース、イノシトー
ル、マンニトールなどが、また窒素源としては、例えば
ペプトン、大豆粉、肉エキス、米ぬか、麸、尿素、コー
ンスティープリカー、アンモニウム塩、硝酸塩、その他
の有機又は無機の窒素化合物が用いられる。その他、無
機塩類、たとえば食塩、燐酸塩類、カリウム、カルシウ
ム、亜鉛、マンガン、鉄等の金属塩類等を適宜に添加し
てもよく、必要に応じて、消泡剤として動物油、植物
油、鉱物油等を添加してもよい。培養温度、培養時間等
の培養条件は当業者により適宜選択されるが、具体的に
は、使用菌の発育に適し、しかもRK−1409Bの生
産が最高となるような条件を選べばよい。たとえば、培
地のpHは4〜9、特に中性付近がよく、培養の適温は
25〜35℃程度がよい。しかし、これらの培養組成
物、培地の水素イオン濃度、培地温度、攪拌条件などの
培養条件は、使用する菌株の種類や、外部の条件などに
応じて好ましい結果が得られるように適宜調節されるべ
きであることはいうまでもない。
【0010】このようにして得られる培養物から、代謝
産物を採取するのに通常用いられる手段を適宜利用する
ことにより、培養液からRK−1409Bを分離でき
る。たとえばRK−1409Bと不純物との溶解度差を
利用する手段、イオン結合力を差を利用する手段、吸着
親和力の差を利用する手段、分子量の差を利用する手段
を利用すればよく、これらは、それぞれ単独又は適宜組
合せて、あるいは反復して使用される。具体的には、R
K−1409Bは、培養菌体にその大部分が存在するの
で、その培養菌体抽出物を各種のイオン交換クロマトグ
ラフィー、ゲル濾過クロマトグラフィー、吸着クロマト
グラフィー、液体クロマトグラフィー、セルロース分配
クロマトグラフィー等を組合せて精製すると、RK−1
409B及びその他の活性成分を含む画分が得られる。
この画分を凍結乾燥して得られた粉末を、例えば高速液
体クロマトグラフィー(たとえばカプセルパックカラ
ム)を用いて80%メタノール−0.01%アンモニアの
系で展開により精製すれば、RK−1409Bの精製黄
色粉末が得られる。
【0011】この様にして得られたRK−1409Bの
理化学的性質及び生物学的性質は、以下の通りである。 <抗生物質RK−1409Bの理化学的性質及び生物学
的性質> 融点 :260℃以上(褐変) 分子式 :C27H23N3 O4 分子量 :453.1672(EI−HR−MS) 453.1687(計算値) 比旋光度:〔α〕D 22= +147°(c 0.2、ジメ
チルスルホキシド) 紫外線吸収スペクトル:λmax MeOH nm(ε)203
(37870)、237(sh. 24460)、245
(25370)、267(sh. 26270)、293
(58710)、320(10420)、336(13
140)、357(9970)、374(10870) 赤外線吸収スペクトル:νmax KBr cm-1 3350、2
950、1670、1580、1450、1380、1
340、1305、1095、735 溶解性 :ジメチルスルホキシドに易溶;メタノール、
クロロホルム、酢酸エチル、アセトンにやや難溶;水、
n-ヘキサンに不溶。 物質の色:淡黄色
【0012】以上の諸性質から抗生物質RK−1409
Bは以下の式で示される新規物質であることが明らかと
なった。
【化2】
【0013】<他物質との比較>これらの理化学的及び
生物学的性質を有する抗生物質は、これまでに文献的に
報告されていないが、類似の抗生物質としては、スタウ
ロスポリン(The Journal of Antibiotics 30 巻 275-2
82頁 1977年)及びRK−28(The Journal ofAntibi
otics 43巻 163-167頁 及び 168-173頁 (1990年) )
が知られている。
【0014】本発明の抗生物質RK−1409Bは、こ
れらの物質とシリカゲルカラムクロマトグラフィーある
いはシリカゲル薄層クロマトグラフィー、高速液体クロ
マトグラフィー等の手法により識別することが可能であ
る。さらにその紫外部吸収パターンから容易に識別でき
る。例えば、クロロホルム:メタノール=10:1の溶
媒系を用いて、ストレプトミセス sp.RK88−140
9株の培養液をシリカゲルクロマトグラフィーに供する
と、RK−1409、スタウロスポリンRK−1409
B、UCN−02の順に溶出される。
【0015】(RK−1409Bを有効成分とする抗腫
瘍剤及び抗炎症剤)本発明の抗生物質RK−1409B
は、該抗生物質を有効成分とする抗腫瘍剤及び抗炎症剤
として、経口及び非経口投与のいずれの経路でも投与可
能である。経口投与する場合は、例えば軟・硬カプセル
剤又は錠剤、顆粒剤、細粒剤、散剤として投与すればよ
く、非経口投与する場合は、水溶性懸濁液、油性製剤な
どの皮下あるいは静脈注射剤、点滴剤及び固体状又は懸
濁粘稠状として持続的な経皮吸収が維持できるように坐
薬、塗布薬、軟膏のような剤型で投与すればよい。
【0016】本発明の有効成分の製剤化は、界面活性
剤、賦形剤、滑沢剤、佐剤、皮膜形成物質、コーティン
グ助剤等を用いて適宜行うことができる。その具体例を
挙げれば、本発明の組成物の崩壊、活性成分の溶出を良
好ならしめるために、界面活性剤、例えばアルコール、
エステル類、ポリエチレングリコール誘導体、ソルビタ
ンの脂肪酸エステル類、硫酸化脂肪アルコール類等の1
種又は2種以上を添加することができ、また、賦形剤と
して、例えば蔗糖、乳糖、デンプン、結晶セルロース、
マンニット、軽質無水珪酸、アミン酸マグネシウム、メ
タ珪酸アルミン酸マグネシウム、合成珪酸アルミニウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、リン酸水素
カルシウム、カルボキシメチルセルロースカルシウム等
の1種又は2種以上を組合せて添加することができる。
【0017】滑沢剤としては、例えばステアリン酸マグ
ネシウム、タルク、硬化油等を1種又は2種以上添加す
ることができ、また嬌味剤及び嬌臭剤として、食塩、サ
ッカリン、糖、マンニット、オレンジ油カンゾウエキ
ス、クエン酸、ブドウ糖、メントール、ユーカリ油、リ
ンゴ酸等の甘味剤、香料、着色料、保存料等を含有させ
てもよい。
【0018】懸濁剤、湿潤剤の如き佐剤としては、例え
ばココナッツ油、オリーブ油、ゴマ油、落花生油、乳酸
カルシウム、ベニバナ油、大豆リン脂質等を含有させる
ことができる。また、皮膜形成物質としては、セルロー
ス、糖類等の炭水化物誘導体として酢酸フタル酸セルロ
ース(CAP)、またアクリル酸系共重合体、二塩基酸
モノエステル類等のポリビニル誘導体としてアクリル酸
メチル・メタクリル酸共重合体、メタアクリル酸メチル
・メタアクリル酸共重合体が挙げられる。
【0019】さらに、上記皮膜形成物質をコーティング
するに際し、通常使用されるコーティング助剤、例えば
可塑剤の他、コーティング操作時の薬剤相互の付着防止
のための各種添加剤を添加することによって皮膜形成剤
の性質を改良したり、コーティング操作をより容易なら
しめることができる。なお、有効成分を皮膜形成物質を
用いてマイクロカプセル化してから賦形剤等と混合した
剤型としても良い。
【0020】特に代表的な剤型における配合比は下記の
とおりである。 特に好ましい範囲 有効成分 0.1〜90 重量% 0.1〜15 重量% 賦形剤 10〜99.8 〃 85〜99.4 〃 滑沢剤 0〜50 〃 0〜20 〃 界面活性剤 0〜50 〃 0〜20 〃 皮膜形成物質 0.1〜50 重量% 0.3〜20 重量% 特に好ましい賦形剤は、乳糖、結晶セルロース、カルボ
キシメチルセルロースカルシウムである。また、投与量
は、対象腫瘍を有効に治療するに十分な量、または炎症
部位の消炎に十分な量とすればよい。一般に、経口投与
の場合、大人では1日当り約0.01〜100mg/Kg体重
とすればよく、非経口投与の場合、好ましくは約10mg
/Kg体重、更に好ましくは約5mg/Kg体重が適当であ
る。
【0021】以下に、本発明を製造例及び試験例によっ
て具体的に説明するが、本発明はこれに何ら限定される
ものではない。なお、実施例中「%」は重量%を表わ
す。 製造例 グルコース2%、可溶性デンプン3%、大豆粉2.5%、
ビール酵母0.4%、食塩0.2%、リン酸2カリ0.005
%、炭酸カルシウム0.4%の組成からなる400リット
ルの培地に、RK88−1409B株を接種して、タン
クを用いて28℃で114時間通気攪拌培養した。この
全培養液を菌体と培養液に分離し、菌体を90%アセト
ン抽出して、抽出液を濃縮後酢酸エチルで抽出した。酢
酸エチル抽出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(1Kg)に供し(カラムサイズ8φ×40cm)、1%
メタノール/ジクロルメタンで溶出した。活性画分をメ
タノール、次にアセトニトリル中から結晶化させ濾液を
得た。濾液を減圧濃縮後、セファデックスLH−20
(6.2φ×56cm、メタノール)にて精製し、最終的に
高速液体クロマトグラフィー(カラム:CAPCELL
PAK C18 20φ×250mm)に付し、80%メ
タノール−0.01%アンモニアの溶媒系で単一物質まで
精製した。収量は33mgであった。
【0022】試験例1 アムシャム社(Amersham) から販売されているプロテイ
ンキナーゼCアッセイキットを用いて、RK−1409
Bの阻害効果を測定した。アッセイの条件は、アムシャ
ム社の実験法に従った。その結果、RK−1409Bが
プロテインキナーゼCの活性の50%を阻害する濃度は
約0.4μMであった。同じ条件下で対照として用いたR
K−286Cの阻害濃度(IC50)は、0.04μMであ
った。
【0023】試験例2 ヒト骨髄性白血病細胞K562を10%牛胎児血清を含
むRPMI1640培地で培養した。培養は37℃、5
%の炭酸ガス培養器で行った。細胞密度を1×10又は
10万細胞/mlに合わせた後、終濃度0.1μg/mlとな
るようにホルボールエステル(phorbol 12,13−di
butyrate)を加えた。30分後(この間、細胞は炭酸ガ
ス培養器中に静置)、顕微鏡で観察するとK562細胞
表面に著しい形態変化(水泡化)が生じた。これは、プ
ロテインキナーゼCの活性化によるものである。RK−
1409B物質をホルボールエステルとともに細胞に加
えると、その形態変化を抑制した。これは、プロテイン
キナーゼC活性の阻害によるものであり、阻害活性(I
C50)は、約0.4μMであった。同一条件でRK−28
6Cの阻害濃度(IC50)は、約0.3μMであり、RK
−1409Bとほぼ同等であった。
【0024】
【発明の効果】上記の試験結果より、抗生物質RK−1
409Bは、プロテインキナーゼCに対する阻害活性を
示すことが明らかである。従って、本発明の抗生物質R
K−1409Bは抗腫瘍プロモーター、細胞増殖抑制剤
(制癌剤)、抗血小板凝集剤、抗炎症剤として有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の抗生物質RK−1409Bの
メタノール溶液中での紫外線吸収スペクトルを示す図で
ある。
【図2】図2は、抗生物質RK−1409Bの赤外線吸
収スペクトル(KBr中)を示す図である。
【図3】図3は、DMSO-d6 中でのRK−1409Bの 1
H−NMRを示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465) 7804−4B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の式で示される抗生物質RK−14
    09B。 【化1】
  2. 【請求項2】 ストレプトミセス(Streptomyces)属に
    属する抗生物質RK−1409B生産菌を培養し、その
    培養物から抗生物質RK−1409Bを分離採取するこ
    とを特徴とする抗生物質RK−1409Bの製造法。
  3. 【請求項3】 抗生物質RK−1409B生産菌がスト
    レプトミセス・エスピーRK88−1409株(Strept
    omyces sp.RK−1409)である請求項2に記載の製
    造法。
  4. 【請求項4】 抗生物質RK−1409Bを有効成分と
    して含有することを特徴とする抗腫瘍剤。
  5. 【請求項5】 抗生物質RK−1409Bを有効成分と
    して含有することを特徴とする抗炎症剤。
JP2781492A 1992-02-14 1992-02-14 新規抗生物質rk−1409b、その製造法並びに抗腫瘍剤及び抗炎症剤 Pending JPH05222054A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091302A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Maruzen Pharmaceut Co Ltd 抗炎症剤、免疫賦活剤、美白剤、抗老化剤及び抗肥満剤、並びに皮膚外用剤及び美容用飲食品

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