JPH05339438A - ポリオレフィン系樹脂組成物 - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂組成物

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JPH05339438A
JPH05339438A JP15040392A JP15040392A JPH05339438A JP H05339438 A JPH05339438 A JP H05339438A JP 15040392 A JP15040392 A JP 15040392A JP 15040392 A JP15040392 A JP 15040392A JP H05339438 A JPH05339438 A JP H05339438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
polyolefin
weight
resin composition
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP15040392A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yanagisawa
健一 柳沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Bakelite Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Bakelite Co Ltd filed Critical Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 5,5−二置換ヒダントインを安価な原料よ
り容易に合成する方法を提供する。 【構成】 2−ケトカルボン酸類〔式(I)〕、尿素類
〔式(II)〕およびアリール化合物〔Ar−H〕を酸の
存在下加熱反応させることを特徴とする5,5−二置換
ヒダントイン〔式(IV)〕の製造法。 〔Rは置換されていてもよいアルキル基、アラルキル
基、アリール基を;R,Rは水素原子、アルキル
基、アラルキル基、アリール基を;R′は水素原子、C
1〜4アルキル基を;Arは(置換)アリール基を、示
す〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリオレフィン系樹脂
及びポリオレフィンに対し良好な相溶性を示すアルキル
基を有する非熱反応性アルキルフェノール樹脂を主成分
とし、それらを溶融混練することにより得られる難燃性
良好なポリオレフィン系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的なポリオレフィン系樹脂の一つで
有るポリエチレンは、安価である、透明である、耐衝撃
性がよい、電気絶縁性がよい、化学的に安定である、透
湿性が小さいなど多くの長所を有しているため、各種容
器、食器、玩具、日用雑貨、台所用品等用途は広範囲に
及んでいる。又、代表的なもう一つのポリオレフィン系
樹脂であるポリプロピレンは、安価である、透明であ
る、機械特性が良好である、化学的に安定である、耐熱
性が比較的良好、電気絶縁性がよい、透湿性が小さいな
ど多くの長所を有しているため、各種容器、食器、玩
具、日用雑貨台所用品、フィルムシート、自動車のバン
パー等用途はポリエチレンより更に広範囲に及んでい
る。このように、ポリオレフィン系樹脂は数々の長所を
有しているが、ポリエチレン、ポリプロピレンのいずれ
も燃え易いという共通の欠点を有している。この欠点を
改良するため、ハロゲン系や燐系あるいは窒素系難燃
剤、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等いわゆ
る添加型難燃剤を配合する手法が行われてきたが、これ
らの手法を用いると得られる組成物の特性が低下すると
いう問題があった。最も良い難燃化の手法は、樹脂自体
を難燃性にする手法であり、ポリオレフィン系樹脂の場
合、ハロゲン化ポリオレフィンを配合する方法が用いら
れてきたが、この方法では、難燃性は向上するものの、
環境破壊で問題となっているハロゲンを多量に用いなけ
ればならないという問題があった。以上から、ポリオレ
フィンとハロゲンを含まない難燃性樹脂とのポリマーア
ロイによりポリオレフィン系樹脂の難燃化を行うことが
出来れば最も好ましいが、ポリオレフィン系樹脂は、他
の樹脂との相溶性が悪いため、従来このような方法によ
る難燃化は見いだされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は特性の低下を
ほとんどまねくことなく難燃性の向上が図られたポリオ
レフィン系樹脂を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはポリオレフ
ィン系樹脂に親和性を有し且つ難燃性良好な樹脂につい
て鋭意検討した結果、ポリオレフィンに対し相溶性の良
いアルキル基を有する非熱反応性アルキルフェノール樹
脂を所定量配合し、更に溶融混練することにより、特性
の低下をほとんどまねくこと無くポリオレフィン系樹脂
の難燃性を向上する効果がえられることを見いだし、本
発明を完成するに到った。即ち本発明は、ポリオレフィ
ン系樹脂95〜50重量%及び非熱反応性アルキルフェ
ノール樹脂5〜50重量%からなる組成物100重量部
を溶融混練することにより得られる難燃性良好なポリオ
レフィン系樹脂組成物である。
【0005】本発明で用いられるポリオレフィン系樹脂
は特に限定するものでなく市販されているものであり、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、あるいはエチ
レンー酢酸ビニル共重合体、エチレンープロピレン共重
合体等が挙げられる。これらの樹脂は、単独あるいは二
種以上組み合わせて用いられる。
【0006】本発明で用いられる非熱反応性アルキルフ
ェノール樹脂は特に限定するものでなく市販されている
ものであり、例えば、p−tert.−ブチルフェノー
ル、p−tert.−オクチルフェノール、p−ノニル
フェノール等のフェノール類とホルマリンとをフェノー
ル類/ホルムアルデヒドの比が、0.5〜1.0となる
ような配合比率で反応釜に仕込み、更にシュウ酸、塩
酸、硫酸、トルエンスルフォン酸等の触媒を加えた後加
熱し、適当な時間還流反応を行った後、分離した水を除
去するため真空脱水あるいは静置脱水し、更に残ってい
る水と未反応のフェノール類を除去する方法により得る
ことができる。これらの樹脂あるいは複数の原料成分を
用いることにより得られる共縮合フェノール樹脂は、単
独あるいは二種以上組み合わせて用いられる。
【0007】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物にお
いて、ポリオレフィン系樹脂と非熱反応性アルキルフェ
ノール樹脂は、95:5〜50:50重量%、好ましく
は80:20〜60:40重量%、更に好ましくは7
5:25〜65:35重量%の範囲で配合される。ポリ
オレフィン系樹脂の配合比率が50重量%を下回ると、
引っ張り強度、耐衝撃性などの特性が低下し、又非熱反
応性アルキルフェノール樹脂樹脂の配合比率が5重量%
を下回ると難燃性の改善効果が不十分となる。このよう
に本発明のポリオレフィン系樹脂組成物は、ポリオレフ
ィン系樹脂の特性の低下をほとんどまねくこと無く難燃
性を向上する効果を有しているが、その理由として、ポ
リオレフィンに対し相溶性の良いアルキル基が、ポリオ
レフィン系樹脂とフェノール樹脂との相溶性を改善し、
ミクロ相分離構造を取ることが可能になったためと考え
られる。
【0008】本発明のポリオレフィン系樹脂組成物に
は、更に用途、目的に応じて他の配合剤、例えばタル
ク、マイカ、炭酸カルシウム、ワラストナイトのような
無機充填剤、カップリング剤あるいはガラス繊維、カー
ボン繊維などのような補強剤、難燃剤、難燃助剤、制電
剤、安定剤、顔料、離型剤、エラストマー等の耐衝撃性
改良剤等を配合することができる。本発明のポリオレフ
ィン系樹脂組成物を製造する方法としては、従来から公
知の方法を適用する事が出来、本発明のポリオレフィン
系樹脂組成物の原料を一括あるいは分割してヘンシェル
ミキサーにて十分混合し、更に二軸混練機にて溶融混練
混練する方法あるいは加圧ニーダーやバンバリーミキサ
ー等で溶融混練することにより得ることができる。
【0009】
【実施例】
《実施例1》ポリエチレン(住友化学(株)製スミカセ
ンR C−110)90重量部及び非熱反応性アルキル
フェノール(イ)としてノボラック型パラオクチルフェ
ノール樹脂(住友デュレズ(株)製スミライトレジンR
PR−19900)10重量部を加圧ニーダー中に投
入し、190〜200℃で20〜30分間溶融混練し、
ロールでシート化した後室温まで冷却し、シートペレタ
イザーでペレット化してポリオレフィン系樹脂組成物を
得た。その後射出成形を行い、得られた試験片について
引っ張り強度、引っ張り伸び、アイゾット衝撃強度、酸
素指数の評価を行った。その評価結果を表1に示す。 《実施例2》ポリエチレン(住友化学(株)製スミカセ
ンR C−110)70重量部及び非熱反応性アルキル
フェノール(ロ)としてノボラック型パラノニルフェノ
ール樹脂(住友デュレズ(株)製スミライトレジンR
PR−53362)30重量部の配合でプリブレンドし
た混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、成形後そ
の特性評価を行った。その評価結果を表1に示す。 《実施例3》ポリプロピレン(住友化学(株)製住友ノ
ーブレンR AY564)60重量部及び非熱反応性ア
ルキルフェノール(イ)としてノボラック型パラオクチ
ルフェノール樹脂(住友デュレズ(株)製スミライトレ
ジンR PR−19900)40重量部の配合でプリブ
レンドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、
成形後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表1に
示す。 《実施例4》エチレン酢酸ビニル共重合体(住友化学
(株)製エバテートR D4010)70重量部及び非
熱反応性アルキルフェノール(ロ)としてノボラック型
パラノニルフェノール樹脂(住友デュレズ(株)製スミ
ライトレジンR PR−19900)30重量部の配合
でプリブレンドした混合物を実施例1と同様にして溶融
混練し、成形後その特性評価を行った。評価結果も合わ
せ表1に示す。
【0010】《比較例1》ポリエチレン(住友化学
(株)製スミカセンR C−110)40重量部及び非
熱反応性アルキルフェノール(イ)としてノボラック型
パラオクチルフェノール樹脂(住友デュレズ(株)製ス
ミライトレジンR PR−19900)60重量部の配
合でプリブレンドした混合物を実施例1と同様にして溶
融混練し、成形後その特性評価を行った。評価結果も合
わせ表2に示す。 《比較例2》ポリプロピレン(住友化学(株)製住友ノ
ーブレンR AY564)97重量部及び非熱反応性ア
ルキルフェノール(ロ)としてノボラック型パラノニル
フェノール樹脂(住友デュレズ(株)製スミライトレジ
ンR PR−53362)3重量部の配合でプリブレン
ドした混合物を実施例1と同様にして溶融混練し、成形
後その特性評価を行った。評価結果も合わせ表2に示
す。 《比較例3》エチレン酢酸ビニル共重合体(住友化学
(株)製エバテートR D4010)70重量部及びノ
ボラック型フェノール樹脂(住友デュレズ(株)製スミ
ライトレジンR PR−51470)30重量部の配合
でプリブレンドした混合物を実施例1と同様にして溶融
混練し、成形後その特性評価を行った。評価結果も合わ
せ表2に示す。 《比較例4〜6》ポリエチレン、ポリプロピレン及びエ
チレン酢酸ビニル共重合体のそれぞれ単体を実施例1と
同様にして溶融混練し、成形後その特性評価を行った。
評価結果も合わせ表2に示す。
【0011】
【0012】
【0013】*1 相溶性:溶融混練後のシート表面の
状態を目視で観察し評価した。 ○:相溶性良好で透明 △:相溶するが不透明 ×:相溶しない *2 引っ張り強度:ASTM D−638に準じて測
定した。 *3 アイゾット衝撃強度: 1/2”幅のノッチ付き
試験片についてASTMD256記載の方法に従って測
定した。 *4 酸素指数:ASTM D−2863記載の方法に
従って測定した。
【0014】
【発明の効果】表1〜3から明らかなように、本発明の
ポリオレフィン系樹脂組成物は、ポリオレフィン系の特
徴を保持したまま難燃性が顕著に改善された新規な材料
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂95〜50重量%
    及び非熱反応性アルキルフェノール樹脂5〜50重量%
    からなることを特徴とする難燃性良好なポリオレフィン
    系樹脂組成物。
JP15040392A 1992-06-10 1992-06-10 ポリオレフィン系樹脂組成物 Pending JPH05339438A (ja)

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JP15040392A JPH05339438A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 ポリオレフィン系樹脂組成物

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