JPH055936B2 - - Google Patents
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- JPH055936B2 JPH055936B2 JP2291988A JP2291988A JPH055936B2 JP H055936 B2 JPH055936 B2 JP H055936B2 JP 2291988 A JP2291988 A JP 2291988A JP 2291988 A JP2291988 A JP 2291988A JP H055936 B2 JPH055936 B2 JP H055936B2
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- 230000004913 activation Effects 0.000 description 22
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 5
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- 210000000245 forearm Anatomy 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
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- Knitting Machines (AREA)
Description
本発明は編機の編糸交換装置に関する。
従来、主・副編機本体を互いに対向配置すると
ともに、その一方端(通常または主編機本体の左
端)のみに編糸交換装置を備えた編機は、例えば
特公昭58−57532号公報等で公知である。
ともに、その一方端(通常または主編機本体の左
端)のみに編糸交換装置を備えた編機は、例えば
特公昭58−57532号公報等で公知である。
しかし、このように編糸交換装置を一方端だけ
設けたものでは、複数の編糸を交換して多色模様
編成を行う場合には、2段ごとの編糸交換による
編成、つまりキヤリジが一方端(左端)にきたと
きに交換するという一往復摺動ごとの編成であ
り、従つて毎段ごとに多色模様編成を行うことが
できないため、キヤリジ操作に手間がかかり、編
成作業の能率が非常に悪かつた。 また、このような2段ごとの編成では、多色毛
よ編成のための入力作業に大変手間がかかり、例
えば穿孔の有無によつて編成模様を表現した、い
わゆるパンチカードによる模様入力の場合には、
2段で1模様になるように所望の模様を穿孔しな
ければならなく、その穿孔作業が非常に面倒でし
かも熟練を要するものであつた。 更に、実際のキヤリジ摺動操作においては、往
動して模様編成を折り返す際に所定の編糸交換を
した後、復動時には模様を編成しないスベリ目編
に所要のカムを切り換えなければならず、しかも
それをキヤリジの復動ごとに繰り返さなければな
らないため、煩わしいカム切換操作も必要であつ
た。 そこで、本発明の目的は、上述のような問題点
を解決し、キヤリジの住動・復動のいずれのとき
も、つまり毎段ごとに編糸交換を行え、多色模様
編成を能率的に実施でき、しかも煩わしいカム切
換操作も不要になるとともに、毎段ごとに編糸交
換を行うために特別の別の作業も必要としない、
編糸交換装置を提供することにある。
設けたものでは、複数の編糸を交換して多色模様
編成を行う場合には、2段ごとの編糸交換による
編成、つまりキヤリジが一方端(左端)にきたと
きに交換するという一往復摺動ごとの編成であ
り、従つて毎段ごとに多色模様編成を行うことが
できないため、キヤリジ操作に手間がかかり、編
成作業の能率が非常に悪かつた。 また、このような2段ごとの編成では、多色毛
よ編成のための入力作業に大変手間がかかり、例
えば穿孔の有無によつて編成模様を表現した、い
わゆるパンチカードによる模様入力の場合には、
2段で1模様になるように所望の模様を穿孔しな
ければならなく、その穿孔作業が非常に面倒でし
かも熟練を要するものであつた。 更に、実際のキヤリジ摺動操作においては、往
動して模様編成を折り返す際に所定の編糸交換を
した後、復動時には模様を編成しないスベリ目編
に所要のカムを切り換えなければならず、しかも
それをキヤリジの復動ごとに繰り返さなければな
らないため、煩わしいカム切換操作も必要であつ
た。 そこで、本発明の目的は、上述のような問題点
を解決し、キヤリジの住動・復動のいずれのとき
も、つまり毎段ごとに編糸交換を行え、多色模様
編成を能率的に実施でき、しかも煩わしいカム切
換操作も不要になるとともに、毎段ごとに編糸交
換を行うために特別の別の作業も必要としない、
編糸交換装置を提供することにある。
本発明による編糸交換装置では、主編機本体の
前側に副編機本体を配置し、これら主・副編機本
体の各針床上に主・副キヤリジをそれぞれ摺動自
在に装架するとともに、該針床の左右端部に、テ
ンシヨン装置からの編糸をそれぞれ離脱可能に掛
止し、上記主・副キヤリジとの間で編糸を交換可
能な左右の給糸交換装置を設ける。そして、上記
主キヤリジと上記副キヤリジとの間の左右両側
に、それぞれ編糸を導出入案内可能な編糸導出入
通路を形成し、主キヤリジには、該編糸導出入通
路を閉鎖及び開口する左右一対の連結部材を副キ
ヤリジに向かつて前後に進退可能に装着する一
方、副キヤリジには、上記左右の連結部材の先端
部とそれぞれ係合自在で、左右それぞれの連結部
材の位置決めとその位置決め後の保持を行う連結
部材保持部材を、左右の連結部材にそれぞれ対向
させて設ける。更に、これらの左右の連結部材を
主・副キヤリジの摺動に伴いそれぞれ前後に切換
作動する自動切換作動機構を備えたものである。
前側に副編機本体を配置し、これら主・副編機本
体の各針床上に主・副キヤリジをそれぞれ摺動自
在に装架するとともに、該針床の左右端部に、テ
ンシヨン装置からの編糸をそれぞれ離脱可能に掛
止し、上記主・副キヤリジとの間で編糸を交換可
能な左右の給糸交換装置を設ける。そして、上記
主キヤリジと上記副キヤリジとの間の左右両側
に、それぞれ編糸を導出入案内可能な編糸導出入
通路を形成し、主キヤリジには、該編糸導出入通
路を閉鎖及び開口する左右一対の連結部材を副キ
ヤリジに向かつて前後に進退可能に装着する一
方、副キヤリジには、上記左右の連結部材の先端
部とそれぞれ係合自在で、左右それぞれの連結部
材の位置決めとその位置決め後の保持を行う連結
部材保持部材を、左右の連結部材にそれぞれ対向
させて設ける。更に、これらの左右の連結部材を
主・副キヤリジの摺動に伴いそれぞれ前後に切換
作動する自動切換作動機構を備えたものである。
本発明によれば、主・副キヤリジを左側及び右
側の給糸交換装置まで摺動させるたびに、左右の
各給糸交換装置において編糸の交換が行われる。
その交換の際に、編糸は主・副キヤリジの間に形
成された編糸導出入通路に案内され、該編糸導出
入通路に導入された編糸は主・副キヤリジ間を連
結する連結部材が編糸導出入通路を閉鎖すること
により、該編糸導出入通路からの離脱を防止され
る。その際に、この連結部材は副キヤリジ側の連
結位置保持部材によつて位置決め保持される。
側の給糸交換装置まで摺動させるたびに、左右の
各給糸交換装置において編糸の交換が行われる。
その交換の際に、編糸は主・副キヤリジの間に形
成された編糸導出入通路に案内され、該編糸導出
入通路に導入された編糸は主・副キヤリジ間を連
結する連結部材が編糸導出入通路を閉鎖すること
により、該編糸導出入通路からの離脱を防止され
る。その際に、この連結部材は副キヤリジ側の連
結位置保持部材によつて位置決め保持される。
以下、本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。 第1図において、主編機本体1と副編機本体2
とは、それらよりやや長い編機台3に主編機本体
1を後、副編機本体2を前にしかつ所要の角度を
もつて支持されている。これら主・副編機本体
1,2の針床4,5にはそれぞれ主キヤリジ6と
副キヤリジ7とが左右摺動自在に装架されてい
る。主キヤリジ6上には後アーム8、副キヤリジ
7上には前アーム9がそれぞれ取り付けられ、
主・副キヤリジ6,7は、これらアーム8,9が
左右の連結部材10,11で後述のように連結さ
れることにより同時に摺動する。これらアーム
8,9上には、L字板である後起動片12、前起
動片13がそれぞれ垂直にねじ止めされている。
編機台3の左端には左側の給糸交換装置14、右
端には右側給糸交換装置15がそれぞれ取付台1
6によつて着脱自在に水平に架設されている。 後アーム8には第2図に示すように緊締具17
によつて主キヤリジ6に、また前アーム9は緊締
具18によつて副キヤリジ7にそれぞれ着脱自在
に取り付けられている。第3図に示すように後ア
ーム8の左右両端には水平なデツキ8aが拡張し
て設けられ、上記左右の連結部材10,11は、
これらデツキ8a上に左右同じ構造で次のように
前後摺動自在に装着されている。 すなわち、いま右側の連結部材11について説
明すると、それは第3図及び第4図(第3図の
−線断面図)に示すように前後に長い断面逆U
字状の中空体で、その中空部はデツキ8aの上面
に軸支された前後の案内ローラ19と摺動自在に
嵌合され、また該中空部に固着された連結スタツ
ド20はデツキ8aに設けられた案内溝8bを貫
通しており、連結部材11はこれら案内ローラ1
9及び案内溝8bに沿つて前後に摺動できる。連
結部材11の先端(前端)にはU字状の嵌合凹部
11aが設けられている。デツキ8aの下面に突
設された取付スタツド21にトーシヨンバネ22
が巻取されているとともに、平面ほぼL字状の受
動部材23が水平回動自在に枢支されている。ト
ーシヨンバネ22の一端部は連結スタツド20
に、また他端部は、受動部材23のバネ受けピン
24にそれぞれ圧接しており、このトーシヨンバ
ネ22によつて連結部材11は前方(前アーム9
側)へ付勢されているとともに、受動部材23も
一定の回動方向に付勢され、その後側の腕部23
aを連結スタツド20に圧接させる。この受動部
材23の前側の腕部23bの下面遊端には突子2
5が設けられている。左側の連結部材10に対し
ても、トーシヨンバネ22及び受動部材23が左
側のデツキ8aの下面に右側とは対称に装着され
ている。連結部材10,11の先端(前端)には
U字状の嵌合凹部10a,11aが設けられてい
る。 一方、前アーム9側には、その上面に固着され
た横長板26の左右端部に左右の連結部材10,
11にそれぞれ対応する左右の連結子27が螺着
されている。連結子27は、ドライバによつて回
転操作される頭部27aの下側に偏心カム部27
bを有し、この偏心カム部27bに、上記のよう
にトーシヨンバネ22によつて付勢されている連
結部材10,11の嵌合凹部10a,11aが嵌
脱自在に嵌合し、後アーム8と前アーム9とが連
結される。その連結状態におけるこれら後アーム
8と前アーム9との間隔は、左右の連結部材1
0,11のそれぞれにつき連結子27を回し、そ
の偏心カム部27bの向きを変えることにより調
整できる。 後アーム8の前縁中央部には後給糸口体28、
前アーム9の後縁中央部には前給糸口体29がそ
れぞれ取り付けられ、これら後給糸口体28と前
給糸口体29との組み合わせによつてそれらの間
の中央に給糸口30が形成され、またその左右両
側で後アーム8の前側縁と前アーム9の後側縁と
の間に、左右の編糸導出入通路31,32が形成
されている。上記左右の連結部材10,11は対
応する連結子27と嵌合して、これによつて位置
決め保持されるときには、左右の編糸導出入通路
31,32をそれぞれ横断してこれらを閉鎖す
る。従つて、左右の連結子27は、左右の対応す
る連結部材10,11に対してそれとの連結位置
の位置決めと、その保持を行う連結位置保持部材
として機能する。 後給糸口体28は、ほぼ水平な取付部33と、
前下がりに傾斜する傾斜部34と、その下端中央
のC字状凹部35と、傾斜部34の前端より斜め
上方に左側へ延出して該傾斜部34の前縁との間
に細い糸路36を形成するほぼ垂直な突出部37
と、傾斜部34の右端よりやや後方へ上向きに傾
斜して突出するガイド腕部38と、その反対側の
ガイド突部39とを有する。前給糸口体29は、
後給糸口体28と各部が対称な形状になつてお
り、両者のC字状凹部35が合致して上記給糸口
30が形成される。 上記左右の給糸交換装置14,15には、左右
の受動部材23の突子25とそれぞれ係合するこ
とができる横長の切換作動部材40が互いに内方
に向けて水平に突設されている。これら左右の受
動部材23と切換作動部材40とにより自動切換
作動機構が構成される。 従つて、第3図において主・副キヤリジ6,7
が左方へ摺動し、左側の受動部材23の突子25
が左側の切換起動部材40の先端部に係合する
と、該左側の受動部材23が同図破線で示す位置
より一点鎖線で示す位置へ反時計方向に回動し、
その後側の腕部23aが連結スタツド20を後方
へ押動し、左側の連結部材10がトーシヨンバネ
22に抗して一点鎖線で示す位置より実線で示す
位置へ後退摺動され、左側の連結子27との嵌合
状態を離脱して左側の編糸導出入通路31を開放
する。これが開放することによつて、左側の給糸
交換装置14は、該左側の編糸導出入通路31及
び後給糸口体28の糸路36(同図において右側
の糸路)を介して給糸口30とで編糸Mを授受交
換することが可能となる。そして、左側の給糸交
換装置14において後述のように掛止されている
編糸は、開放した編糸導出入通路31を通り、
主・副キヤリジ6,7の反転摺動に伴い同図実線
で示す矢印経路41で後給糸口28の突出部3
7、ガイド腕部38及び前給糸口体29のガイド
部39に案内されながら給糸口30へ給糸され
る。 この間、後アーム8と前アーム9とは右側の連
結部材11によつて連結状態を維持される。主・
副キヤリジ6,7の反転摺動によつて、左側の受
動部材23の突子25が左側の切換起動部材40
から外れると、該左側の受動部材23がトーシヨ
ンバネ22の作用によつて回動復帰するととも
に、左側の連結部材10が同トーシヨンバネ22
の作用によつて前進復帰し、その嵌合凹部10a
が左側連結子27と再び嵌合する。 一方、主・副キヤリジ6,7を右方へ摺動させ
たときには、右側の受動部材23の突子25が右
側の切換起動部材40の先端部に係合し、該受動
部材23が時計方向に回動して右側の連結部材1
1が後退摺動され、右側の編糸導出入通路32が
開放する。このため、右側の給糸交換装置15
は、右側の編糸導出入通路32及び前給糸口体2
9の糸路36(同図において左側の糸路)を介し
て給糸口30とで編糸Mを交換することが可能と
なり、右側の給糸交換装置15において掛止され
ている編糸Mは、開放した編糸導出入通路32を
通り、主・副キヤリジ6,7の反転摺動に伴い同
図鎖線で示す矢印経路42で前給糸口体29の突
出部37、ガイド腕部38及び後給糸口体28の
ガイド部39に案内されながら給糸口30へ給糸
される。 この間、後アーム8と前アーム9とは左側の連
結部材11によつて連結状態を維持される。主・
副キヤリジ6,7の反転摺動によつて、右側の受
動部材23の突子25が右側の切換起動部材40
から外れると、該右側の受動部材23が回動復帰
するとともに、右側の連結部材11が前進復帰
し、その嵌合凹部11aが右側の連結子27と再
び嵌合する。 次に、左右の給糸交換装置14,15は互いに
対称する向きになつているが実質的には同じ構造
で、その構造を右側の給糸交換装置15について
第5図(平面図)、第6図(下面図)、第7図(一
部切欠正面図)、第8図(一部の切欠拡大下面図)
及び第9図を参照して説明する。 給糸交換装置15全体は、主・副編機本体1,
2とは分離したフレーム43に装置されている。
フレーム43の左端の前側角部は欠如されて給糸
交換凹部44となつている。フレーム43の上面
には、この給糸交換凹部44を横断して延出する
編糸誘導杆45がねじ止めされているとともに、
第1受動レバー46と第2受動レバー47とが、
前者を前向き、後者を後向きにして共通のホイー
ルシヤフト48に水平回動自在に枢支されてい
る。またフレーム43の下面には送りレバー49
が同じくホイールシヤフト48に水平回動自在に
枢支されているとともに、円板状の送りホイール
50が同ホイールシヤフト48に固着されてい
る。 両受動レバー46,47は板状で、前者を下、
後者を上にして上下に重なつているが、個別に回
動できる。第1受動レバー46は、その一側長辺
縁に前記前起動片13と係合することができる衝
合部46aを、また第2受動レバー47は、その
一側長辺縁に前記後起動片12と係合することが
できる衝動部47aをそれぞれ垂設している。第
2受動レバー47はその中央部の周縁に小さいバ
ネ掛け突部47aを垂設し、また第1受動レバー
46もこのバネ掛け突部47bと同じ形状でそれ
と前後に重なるバネ掛け突部46bを有する。こ
れらバネ掛け突部47b,46bにはホイールシ
ヤフト48に巻装されたトーシヨンバネ51の一
側部が掛けられているため、両受動レバー46,
47はこのトーシヨンバネ51によつていずれも
第5図反時計方向へ付勢されている。さらに、第
2受動レバー47はその他端に押動凸部47cを
有し、また第1受動レバー46もこの押動凸部4
7cと同じ形状の押動凸部46cを有する。第5
図ではそれら押動凸部47c,46cは上下に重
合している。 送りレバー49はその一端(後端)に掛けられ
た引張バネ52によつて第5図時計方向に付勢さ
れている。この送りレバー49の他端部(前端
部)には、フレーム43に設けられた円弧状の長
孔53からその情報へ突出するピン54が植設さ
れ、該ピン54は、上記のように反時計方向に付
設されている両受動レバー46,47の押動突部
46c,47cと圧接している。このため、両受
動レバー46,47と送りレバー49とは互いに
その回動を拘束し合つている。そして、送りレバ
ー49の他端部(前端部)には、このピン54を
中心に回動する送り爪55が枢着されている。該
送り爪55は上記長孔53の上方へ突出するバネ
掛け突部55aを有し、このバネ掛け突部55a
に上記トーシヨンバネ51の他側部が設けられ、
送り爪55は、このトーシヨンバネ51により先
端部が上記送りホイール50の周縁に圧接するよ
うに付勢されている。送りホイール50の周縁に
は、送り爪55の先端部と噛み合う複数の凹部5
0aが一定の位相差で設けられている。 一方、フレーム43の垂直な前壁43aに取り
付けられた取付台56に、逆転防止爪57が軸5
8を中心に回動自在に枢着されている。この逆転
防止爪57は、トーシヨンバネ59によつて送り
ホイール50の凹部50a側へ付勢され、先端部
が該送りホイール50の凹部50aと噛み合つて
その逆転を防止する。 通常は第8図のように、逆転防止爪57と送り
爪55とが送りホイール50の同じ凹部50aと
噛み合い、両受動レバー46,47と送りレバー
49とは第5図の状態に保持されている。このと
き、第1受動レバー46はホイールシヤフト48
を中心に左方へ傾いているのに対し、第2受動レ
バー47は右方へ傾いている。 この状態で主・副キヤリジ6,7が第10図に
示すように針床4,5の右端部へと右方へ摺動さ
れてくると、その前起動片13が上記のように左
方へ傾いている第1受動レバー46の衝合部46
aに衝突し、該第1受動レバー46がトーシヨン
バネ51に抗し同図実線位置より鎖線位置へと反
時計方向へ回動される。これが回動すると、その
押動凸部46cによつてピン54が押動されるた
め、送りレバー49が引張バネ52に抗して反時
計方向へ回動される。前起動片13が第1受動レ
バー46と衝突した後、後起動片12が第2受動
レバー47の集合部47aと衝突するが、このと
き既にピン54は第1受動レバー46によつて押
動されているため、第2受動レバー47は後起動
片12よつて時計方向へ回動されるだけで、送り
レバー49には作用しない。 上記のように第1受動レバー46によつて送り
レバー49が回動させると、それに装着されてい
る送り爪55が第8図(下面図)において送りホ
イール50の凹部50aからの嵌合を外される
が、その際にこの送り爪55が先端が逆転防止爪
57の先端部を押し上げ、該逆転防止爪57を凹
部50aより一時的に離脱させた形で外れる。そ
して、送り爪55は、送りレバー49と一対的に
第8図実線位置より時計方向に、送りホイール5
0の周縁を摺動しながら移動し、送りレバー49
の一定量の回動の後に、同図一点鎖線位置におい
て次の凹部50a中に嵌合される。 一方、逆転防止爪57は再び凹部50aに嵌合
するので、送り爪55が送りホイール50の周縁
を摺動する過程で該送りホイール50の回転は阻
止される。その後、送りレバー49が引張バネ5
2の作用によつて復帰回動されると、送り爪55
も次の凹部50aに嵌合したまま、反時計方向に
取付台56に衝突する実線位置まで回動し、その
回動によつて送りホイール50の同方向への一定
量の回転が行われる。そして、この送りホイール
50の回転時には、強制的に前の凹部50aより
離脱された逆転防止爪57も、次の凹部50に送
り爪55と共に係合した状態で嵌合される。次
に、前起動片13及び後起動片12が第1・第2
受動レバー46,47から外れると、これらと送
りレバー49とは再び第5図の状態に保持され
る。 この後、主・副キヤリジ6,7が折り返して左
方へ摺動されると、第11図に示すように今度は
第2受動レバー47の衝合部47aが第1受動レ
バー46よりも先に後起動片12と衝突し、該第
2受動レバー47によつてピン54が押動され、
送りレバー49が回動される。そして、このとき
も上記と同様に送りホイール50が一定量だけ同
方向へ回転される。 送りホイール50が回転すると、それを固着し
ているホイールシヤフト48もこれと一体に回転
する。このホイールシヤフト50には、第7図に
示すように送りホイール50の下方において複数
枚(図の例では5枚)の切換カム60が上下に重
合して固着され、送りホイール50が回転すると
これらも同時に回転する。 一方、フレーム43には、第5〜7図に示すよ
うにこれら5枚の切換カム60に一対一の関係で
対応する5本の給糸体61が、共通の軸62を中
心に回動自在に段差をもつて枢支されている。こ
れら5本の給糸体61は比較的太い針金でつくら
れ、いずれも先端部61aをほぼ90度折曲し、そ
の先端に編糸を掛止するフツク61bを設けてい
るが、基端より先端部61aまでの長さが相互に
異なり、下段のものより上段にものが段階的に長
くなつている。そして、これら5本の給糸体61
の先端部61aは、左右に並列してフレーム43
の垂下壁43bのスリツト43cにより前記給糸
交換凹部44へと突出している。各給糸体61は
引張バネ63によつて対応する切換カム60側へ
それぞれ付勢されている。 切換カム60は、第9図A,C,Dの3枚のよ
うに、それぞれ鍔60aを有する円板60bの周
縁に軸線方向に突出して対向する一対の円弧状係
合部60cを突設し、これら係合部60cの間に
一対の切欠部60dを形成するか、又は同図Bの
ようにその全周にリング状係合部61eを突設し
ている。そして、上記5本の給糸体61は、引張
バネ63によつて対応する切換カム60の係合部
61c又は61eにステムが圧接している。な
お、第9図A,B,C,Dはそれぞれ第7図にお
ける−線、−線、−線、−線断
面である。 従つて、一対の円弧状係合部60cを有する切
換カム60とこれに対応する給糸体61について
は、切換カム60の切欠部60dに給糸体61の
ステムが落ち込んだときには、該給糸体61はそ
の先端部61aがフレーム43のスリツト43c
より突出して給糸交換凹部44内で前記編糸誘導
杆45と交差する位置、つまり給糸位置まで前進
する。また、この状態から切換カム60が回転
し、給糸体60のステムが円弧状係合部60cに
より引張バネ63に抗し押動されると、給糸体6
1はその先端部61aがスリツト43cより引つ
込んでフツク61bのみを突出させる退避位置ま
で後退する。 これに対し、リング状係合部60eを有する切
換カム60とこれに対応する給糸体61について
は、切換カム60が回転しても給糸体61は動か
ず、常に退避位置に保持される。 本例においては、3本の編糸を交換するため、
5本の給糸体61のうち下から第1段目、第3段
目、第5段目(その先端部61aの配列で見ると
右から1番目、3番目、5番目)の3本を使用
し、第2段目と第4段目の2本は使用しない。そ
こで、5枚の切換カム60は、下から第1段目、
第3段目、第5段目の3枚については、第9図
A,C,Dのように円弧状係合部60cを有し、
第2段目と第4段目の2枚は同図Bのようにリン
グ状係合部60dを有するものとなつている。そ
して、円弧状係合部60cを有する3枚の切換カ
ム60相互は、それら円弧状係合部60cの位相
を所定角度ずつ異ならせて重合され、そのうちの
1枚の切換カム60が対応する給糸体61を給糸
位置へ前進させたとき、他の2枚は対応する給糸
体61を退避位置に後退させる。 上記のように主・副キヤリジ6,7の摺動に伴
い第1受動レバー46又は第2受動レバー47が
回動され、送りホイール50が一定量ずつ回転さ
れると、5枚の切換カム60もこれと一体に回転
されるため、円弧状係合部60cを有する3枚の
切換カム50に対応する3本の給糸体61は順次
1本ずつ給糸位置へ前進される。 右側の給糸交換装置15は上述のように構成さ
れている。これに対し、左側の給糸交換装置14
は構造上は右側の給糸交換装置15と同じである
が、全体の向きがそれとは前後及び左右逆向きに
なつており、給糸凹部44がフレーム43の右端
の後側角部に形成され、5本の給糸体61はその
フツク61bをこの給糸交換凹部44内で後側に
向けているとともに、第1受動レバー46が後
側、第2受動レバー47が前側に配置され、第1
受動レバー46は後起動片12と、また第2受動
レバー47は前起動片13とそれぞれ係合するよ
うになつている。そして、右側の給糸交換装置1
5においては、上記のように5本の給糸体60の
うちの右より1番目と3番目と5番目がこの順序
で順次給糸位置へ前進させるのに対し、左側の給
糸交換装置14においては、5本の給糸体60の
うちの左より1番目と3番目と5番目がこの順序
で順次給糸位置へ前進(針床4に対しては後方へ
変位)され、その順序が右側とは逆になつてい
る。 そこで、第1図に示すように針床4の後側中央
部に従来公知のテンシヨン装置64を立て、その
糸掛部65に色の異なる3本の編糸M1、M2、
M3を左右に並列して懸架し、これらを左右の給
糸交換装置14,15によつて糸交換する場合に
ついてその動作を説明する。 なお、以下の説明においては、便宜上、テンシ
ヨン装置65で並列している3本の編糸M1、
M2、M3を左より右に向かつて「第1編糸」、「第
2編糸」、「第3編糸」と称し、左側の給糸交換装
置14において実際に使用される上記3本の給糸
体61を同様に左より右に向かつて「左第1給糸
体」、「左第2給糸体」、「左第3給糸体」と称し、
また右側の給糸交換装置15において実際に使用
される3本の給糸体61を、動作順序とは逆にな
るが同様に左より右に向かつて「右第1給糸体」、
「右第2給糸体」、「第3給糸体」と称する。 いま、第10図に示すように第1編糸M1が糸
掛部65から給糸口30にそのまま給糸され、第
1編糸M2が左側の編糸誘導杆45の下側に当接
して左第1給糸体のフツク61bに掛止され、第
3編糸M3が右側の編糸誘導杆45の上側に当接
して右第3給糸体フツク61bに掛止されている
とする。このとき、左側の給糸交換装置14にお
いては左第3給糸体のみ給糸位置にあり、また右
側の給糸交換装置15においては右第2給糸体の
み給糸位置にある。 この状態より主・副キヤリジ6,7が右方へ摺
動して右側の受動部材23が右側の切換起動部材
40と係合すると、右側の連結部材11が前述の
ように後退して右側の編糸導出入通路32が開
き、第2編糸M2がこの編糸導出入通路32を通
過して給糸口30に給糸されたまま右側に編糸誘
導杆45の上側に当接する。さらに、主・副キヤ
リジ6,7が右方へ摺動して前起動片13が右側
の給糸交換装置15の第1受動レバー46を回動
させると、その5枚の切換カム60が同時に所定
量だけ回転し、右第2給糸体が給糸位置より退避
位置へ後退されると同時に、右第3給糸体が退避
位置より給糸位置へ前進される。これによつて第
2編糸M2は右第2給糸体フツク61bに掛止さ
れる一方、第3編糸M3は右第3給糸体のフツク
61bより外れ、右側の編糸誘導杆45に掛か
る。 主・副キヤリジ6,7が折り返して第11図に
示すように左方へ摺動すると、右側の給糸交換装
置15の第2受動レバー47が後起動片12によ
つて回動され、5枚の切換カム60が上記と同様
に同方向に所定量だけ回転し、右第3給糸体が給
糸位置より退避位置へ後退されると同時に、右第
1給糸体が次回と待機のために退避位置より給糸
位置へ前進され、また第3編糸M3給糸口30に
給糸される。右側の受動部材23が右側の切換起
動部材40より外れると、右側の連結部材11が
前進して右側の編糸導出入通路32を閉鎖する。 第12図は第1編糸M1が給糸口30に給糸さ
れ、第2編糸M2が左第2給糸体のフツク61b
に掛止され、第3編糸M3が図示していないが右
第3編糸体のフツクに掛止されている状態であ
る。 この状態より主・副キヤリジ6,7が左方へ摺
動して左側の受動部材23が左側の切換起動部材
40と係合すると、左側の連結部材10が後退し
て左側の編糸導出入通路31が開き、第1編糸
M1がこの編糸導出入通路31を通過して給糸口
30に給系されたまま左側の編糸誘導杆45の下
側に当接する。さらに、主・副キヤリジ6,7が
左方へ摺動して後起動片12が左側の給糸交換装
置14の第1受動レバー46を回動させると、5
枚の切換カム60が同時に所定量だけ回転し、左
第1給糸体が給糸位置より退避位置へ後退される
と同時に、左第2給糸体が退避位置より給糸位置
へ前進される。これによつて第1編糸M1は第1
3図に示すように左第1給糸体のフツク61bに
掛止される一方、第2編糸M2は左第2給糸体の
フツク61bより外れ、左側の編糸誘導杆45に
掛かる。 主・副キヤリジ6,7が折り返して右方へ摺動
すると、左側の給糸交換装置14の第2受動レバ
ー47が前起動片13によつて回動され、5枚の
切換カム60が上記と同様に同方向に所定量だけ
回転し、左第2給糸体が給糸位置より退避位置へ
後退されと同時に、左第3給糸体が次回の待機の
ために退避位置より給糸位置へ前進され、また第
2編糸M2が給糸口30に給糸される。左側の受
動部材23が左の切換起動部材40より外れる
と、左側の連結部材10が前進して左側の編糸導
出入通路31を閉鎖する。 なお、実際の糸交換の順序としては、第12図
から第13図、次に第10図から第11図の順で
行われる。 従つて、左右の給糸交換装置14,15は、い
ずれも3本の編糸M1、M2、M3をテンシヨン装
置64における配列順序と同じ順序で配列してし
かも1本1本必ず決まつた給糸体で掛止し、かつ
左側の給糸交換装置14は、3本の給糸体を左第
1給糸に、次に左第2給糸体、次に左第3給糸体
の順序で順次給糸位置へ前進させ、3本の編糸を
第1編糸M1、第2編糸M2、第3編糸M3の順序
で給糸口30と授受交換するのに対し、右側の給
糸交換装置15は、3本の給糸体を右第3給糸
体、次に右第2給糸体、次に右第1給糸体の順序
で順次給糸位置へ前進させ、3本の編糸を第3編
糸M3、第2編糸M2、第1編糸M1の順序で交換
する。このため、3本の編糸M1、M2、M3は互
いに絡み合うことなくスムーズに糸交換される。 なお、上記の実施例では5枚の切換カム60の
うち3枚の実質的に作用させ、5本の給糸体61
のうち3本を使用して3本の編糸を交換するよう
にしたが、4枚の切換カム60又は5枚全部を実
質的に作用させて4本又は5本の編糸を糸交換し
てもよく、さらに切換カムの数を増やしてさらに
多くの編糸を交換してもよい。
詳細に説明する。 第1図において、主編機本体1と副編機本体2
とは、それらよりやや長い編機台3に主編機本体
1を後、副編機本体2を前にしかつ所要の角度を
もつて支持されている。これら主・副編機本体
1,2の針床4,5にはそれぞれ主キヤリジ6と
副キヤリジ7とが左右摺動自在に装架されてい
る。主キヤリジ6上には後アーム8、副キヤリジ
7上には前アーム9がそれぞれ取り付けられ、
主・副キヤリジ6,7は、これらアーム8,9が
左右の連結部材10,11で後述のように連結さ
れることにより同時に摺動する。これらアーム
8,9上には、L字板である後起動片12、前起
動片13がそれぞれ垂直にねじ止めされている。
編機台3の左端には左側の給糸交換装置14、右
端には右側給糸交換装置15がそれぞれ取付台1
6によつて着脱自在に水平に架設されている。 後アーム8には第2図に示すように緊締具17
によつて主キヤリジ6に、また前アーム9は緊締
具18によつて副キヤリジ7にそれぞれ着脱自在
に取り付けられている。第3図に示すように後ア
ーム8の左右両端には水平なデツキ8aが拡張し
て設けられ、上記左右の連結部材10,11は、
これらデツキ8a上に左右同じ構造で次のように
前後摺動自在に装着されている。 すなわち、いま右側の連結部材11について説
明すると、それは第3図及び第4図(第3図の
−線断面図)に示すように前後に長い断面逆U
字状の中空体で、その中空部はデツキ8aの上面
に軸支された前後の案内ローラ19と摺動自在に
嵌合され、また該中空部に固着された連結スタツ
ド20はデツキ8aに設けられた案内溝8bを貫
通しており、連結部材11はこれら案内ローラ1
9及び案内溝8bに沿つて前後に摺動できる。連
結部材11の先端(前端)にはU字状の嵌合凹部
11aが設けられている。デツキ8aの下面に突
設された取付スタツド21にトーシヨンバネ22
が巻取されているとともに、平面ほぼL字状の受
動部材23が水平回動自在に枢支されている。ト
ーシヨンバネ22の一端部は連結スタツド20
に、また他端部は、受動部材23のバネ受けピン
24にそれぞれ圧接しており、このトーシヨンバ
ネ22によつて連結部材11は前方(前アーム9
側)へ付勢されているとともに、受動部材23も
一定の回動方向に付勢され、その後側の腕部23
aを連結スタツド20に圧接させる。この受動部
材23の前側の腕部23bの下面遊端には突子2
5が設けられている。左側の連結部材10に対し
ても、トーシヨンバネ22及び受動部材23が左
側のデツキ8aの下面に右側とは対称に装着され
ている。連結部材10,11の先端(前端)には
U字状の嵌合凹部10a,11aが設けられてい
る。 一方、前アーム9側には、その上面に固着され
た横長板26の左右端部に左右の連結部材10,
11にそれぞれ対応する左右の連結子27が螺着
されている。連結子27は、ドライバによつて回
転操作される頭部27aの下側に偏心カム部27
bを有し、この偏心カム部27bに、上記のよう
にトーシヨンバネ22によつて付勢されている連
結部材10,11の嵌合凹部10a,11aが嵌
脱自在に嵌合し、後アーム8と前アーム9とが連
結される。その連結状態におけるこれら後アーム
8と前アーム9との間隔は、左右の連結部材1
0,11のそれぞれにつき連結子27を回し、そ
の偏心カム部27bの向きを変えることにより調
整できる。 後アーム8の前縁中央部には後給糸口体28、
前アーム9の後縁中央部には前給糸口体29がそ
れぞれ取り付けられ、これら後給糸口体28と前
給糸口体29との組み合わせによつてそれらの間
の中央に給糸口30が形成され、またその左右両
側で後アーム8の前側縁と前アーム9の後側縁と
の間に、左右の編糸導出入通路31,32が形成
されている。上記左右の連結部材10,11は対
応する連結子27と嵌合して、これによつて位置
決め保持されるときには、左右の編糸導出入通路
31,32をそれぞれ横断してこれらを閉鎖す
る。従つて、左右の連結子27は、左右の対応す
る連結部材10,11に対してそれとの連結位置
の位置決めと、その保持を行う連結位置保持部材
として機能する。 後給糸口体28は、ほぼ水平な取付部33と、
前下がりに傾斜する傾斜部34と、その下端中央
のC字状凹部35と、傾斜部34の前端より斜め
上方に左側へ延出して該傾斜部34の前縁との間
に細い糸路36を形成するほぼ垂直な突出部37
と、傾斜部34の右端よりやや後方へ上向きに傾
斜して突出するガイド腕部38と、その反対側の
ガイド突部39とを有する。前給糸口体29は、
後給糸口体28と各部が対称な形状になつてお
り、両者のC字状凹部35が合致して上記給糸口
30が形成される。 上記左右の給糸交換装置14,15には、左右
の受動部材23の突子25とそれぞれ係合するこ
とができる横長の切換作動部材40が互いに内方
に向けて水平に突設されている。これら左右の受
動部材23と切換作動部材40とにより自動切換
作動機構が構成される。 従つて、第3図において主・副キヤリジ6,7
が左方へ摺動し、左側の受動部材23の突子25
が左側の切換起動部材40の先端部に係合する
と、該左側の受動部材23が同図破線で示す位置
より一点鎖線で示す位置へ反時計方向に回動し、
その後側の腕部23aが連結スタツド20を後方
へ押動し、左側の連結部材10がトーシヨンバネ
22に抗して一点鎖線で示す位置より実線で示す
位置へ後退摺動され、左側の連結子27との嵌合
状態を離脱して左側の編糸導出入通路31を開放
する。これが開放することによつて、左側の給糸
交換装置14は、該左側の編糸導出入通路31及
び後給糸口体28の糸路36(同図において右側
の糸路)を介して給糸口30とで編糸Mを授受交
換することが可能となる。そして、左側の給糸交
換装置14において後述のように掛止されている
編糸は、開放した編糸導出入通路31を通り、
主・副キヤリジ6,7の反転摺動に伴い同図実線
で示す矢印経路41で後給糸口28の突出部3
7、ガイド腕部38及び前給糸口体29のガイド
部39に案内されながら給糸口30へ給糸され
る。 この間、後アーム8と前アーム9とは右側の連
結部材11によつて連結状態を維持される。主・
副キヤリジ6,7の反転摺動によつて、左側の受
動部材23の突子25が左側の切換起動部材40
から外れると、該左側の受動部材23がトーシヨ
ンバネ22の作用によつて回動復帰するととも
に、左側の連結部材10が同トーシヨンバネ22
の作用によつて前進復帰し、その嵌合凹部10a
が左側連結子27と再び嵌合する。 一方、主・副キヤリジ6,7を右方へ摺動させ
たときには、右側の受動部材23の突子25が右
側の切換起動部材40の先端部に係合し、該受動
部材23が時計方向に回動して右側の連結部材1
1が後退摺動され、右側の編糸導出入通路32が
開放する。このため、右側の給糸交換装置15
は、右側の編糸導出入通路32及び前給糸口体2
9の糸路36(同図において左側の糸路)を介し
て給糸口30とで編糸Mを交換することが可能と
なり、右側の給糸交換装置15において掛止され
ている編糸Mは、開放した編糸導出入通路32を
通り、主・副キヤリジ6,7の反転摺動に伴い同
図鎖線で示す矢印経路42で前給糸口体29の突
出部37、ガイド腕部38及び後給糸口体28の
ガイド部39に案内されながら給糸口30へ給糸
される。 この間、後アーム8と前アーム9とは左側の連
結部材11によつて連結状態を維持される。主・
副キヤリジ6,7の反転摺動によつて、右側の受
動部材23の突子25が右側の切換起動部材40
から外れると、該右側の受動部材23が回動復帰
するとともに、右側の連結部材11が前進復帰
し、その嵌合凹部11aが右側の連結子27と再
び嵌合する。 次に、左右の給糸交換装置14,15は互いに
対称する向きになつているが実質的には同じ構造
で、その構造を右側の給糸交換装置15について
第5図(平面図)、第6図(下面図)、第7図(一
部切欠正面図)、第8図(一部の切欠拡大下面図)
及び第9図を参照して説明する。 給糸交換装置15全体は、主・副編機本体1,
2とは分離したフレーム43に装置されている。
フレーム43の左端の前側角部は欠如されて給糸
交換凹部44となつている。フレーム43の上面
には、この給糸交換凹部44を横断して延出する
編糸誘導杆45がねじ止めされているとともに、
第1受動レバー46と第2受動レバー47とが、
前者を前向き、後者を後向きにして共通のホイー
ルシヤフト48に水平回動自在に枢支されてい
る。またフレーム43の下面には送りレバー49
が同じくホイールシヤフト48に水平回動自在に
枢支されているとともに、円板状の送りホイール
50が同ホイールシヤフト48に固着されてい
る。 両受動レバー46,47は板状で、前者を下、
後者を上にして上下に重なつているが、個別に回
動できる。第1受動レバー46は、その一側長辺
縁に前記前起動片13と係合することができる衝
合部46aを、また第2受動レバー47は、その
一側長辺縁に前記後起動片12と係合することが
できる衝動部47aをそれぞれ垂設している。第
2受動レバー47はその中央部の周縁に小さいバ
ネ掛け突部47aを垂設し、また第1受動レバー
46もこのバネ掛け突部47bと同じ形状でそれ
と前後に重なるバネ掛け突部46bを有する。こ
れらバネ掛け突部47b,46bにはホイールシ
ヤフト48に巻装されたトーシヨンバネ51の一
側部が掛けられているため、両受動レバー46,
47はこのトーシヨンバネ51によつていずれも
第5図反時計方向へ付勢されている。さらに、第
2受動レバー47はその他端に押動凸部47cを
有し、また第1受動レバー46もこの押動凸部4
7cと同じ形状の押動凸部46cを有する。第5
図ではそれら押動凸部47c,46cは上下に重
合している。 送りレバー49はその一端(後端)に掛けられ
た引張バネ52によつて第5図時計方向に付勢さ
れている。この送りレバー49の他端部(前端
部)には、フレーム43に設けられた円弧状の長
孔53からその情報へ突出するピン54が植設さ
れ、該ピン54は、上記のように反時計方向に付
設されている両受動レバー46,47の押動突部
46c,47cと圧接している。このため、両受
動レバー46,47と送りレバー49とは互いに
その回動を拘束し合つている。そして、送りレバ
ー49の他端部(前端部)には、このピン54を
中心に回動する送り爪55が枢着されている。該
送り爪55は上記長孔53の上方へ突出するバネ
掛け突部55aを有し、このバネ掛け突部55a
に上記トーシヨンバネ51の他側部が設けられ、
送り爪55は、このトーシヨンバネ51により先
端部が上記送りホイール50の周縁に圧接するよ
うに付勢されている。送りホイール50の周縁に
は、送り爪55の先端部と噛み合う複数の凹部5
0aが一定の位相差で設けられている。 一方、フレーム43の垂直な前壁43aに取り
付けられた取付台56に、逆転防止爪57が軸5
8を中心に回動自在に枢着されている。この逆転
防止爪57は、トーシヨンバネ59によつて送り
ホイール50の凹部50a側へ付勢され、先端部
が該送りホイール50の凹部50aと噛み合つて
その逆転を防止する。 通常は第8図のように、逆転防止爪57と送り
爪55とが送りホイール50の同じ凹部50aと
噛み合い、両受動レバー46,47と送りレバー
49とは第5図の状態に保持されている。このと
き、第1受動レバー46はホイールシヤフト48
を中心に左方へ傾いているのに対し、第2受動レ
バー47は右方へ傾いている。 この状態で主・副キヤリジ6,7が第10図に
示すように針床4,5の右端部へと右方へ摺動さ
れてくると、その前起動片13が上記のように左
方へ傾いている第1受動レバー46の衝合部46
aに衝突し、該第1受動レバー46がトーシヨン
バネ51に抗し同図実線位置より鎖線位置へと反
時計方向へ回動される。これが回動すると、その
押動凸部46cによつてピン54が押動されるた
め、送りレバー49が引張バネ52に抗して反時
計方向へ回動される。前起動片13が第1受動レ
バー46と衝突した後、後起動片12が第2受動
レバー47の集合部47aと衝突するが、このと
き既にピン54は第1受動レバー46によつて押
動されているため、第2受動レバー47は後起動
片12よつて時計方向へ回動されるだけで、送り
レバー49には作用しない。 上記のように第1受動レバー46によつて送り
レバー49が回動させると、それに装着されてい
る送り爪55が第8図(下面図)において送りホ
イール50の凹部50aからの嵌合を外される
が、その際にこの送り爪55が先端が逆転防止爪
57の先端部を押し上げ、該逆転防止爪57を凹
部50aより一時的に離脱させた形で外れる。そ
して、送り爪55は、送りレバー49と一対的に
第8図実線位置より時計方向に、送りホイール5
0の周縁を摺動しながら移動し、送りレバー49
の一定量の回動の後に、同図一点鎖線位置におい
て次の凹部50a中に嵌合される。 一方、逆転防止爪57は再び凹部50aに嵌合
するので、送り爪55が送りホイール50の周縁
を摺動する過程で該送りホイール50の回転は阻
止される。その後、送りレバー49が引張バネ5
2の作用によつて復帰回動されると、送り爪55
も次の凹部50aに嵌合したまま、反時計方向に
取付台56に衝突する実線位置まで回動し、その
回動によつて送りホイール50の同方向への一定
量の回転が行われる。そして、この送りホイール
50の回転時には、強制的に前の凹部50aより
離脱された逆転防止爪57も、次の凹部50に送
り爪55と共に係合した状態で嵌合される。次
に、前起動片13及び後起動片12が第1・第2
受動レバー46,47から外れると、これらと送
りレバー49とは再び第5図の状態に保持され
る。 この後、主・副キヤリジ6,7が折り返して左
方へ摺動されると、第11図に示すように今度は
第2受動レバー47の衝合部47aが第1受動レ
バー46よりも先に後起動片12と衝突し、該第
2受動レバー47によつてピン54が押動され、
送りレバー49が回動される。そして、このとき
も上記と同様に送りホイール50が一定量だけ同
方向へ回転される。 送りホイール50が回転すると、それを固着し
ているホイールシヤフト48もこれと一体に回転
する。このホイールシヤフト50には、第7図に
示すように送りホイール50の下方において複数
枚(図の例では5枚)の切換カム60が上下に重
合して固着され、送りホイール50が回転すると
これらも同時に回転する。 一方、フレーム43には、第5〜7図に示すよ
うにこれら5枚の切換カム60に一対一の関係で
対応する5本の給糸体61が、共通の軸62を中
心に回動自在に段差をもつて枢支されている。こ
れら5本の給糸体61は比較的太い針金でつくら
れ、いずれも先端部61aをほぼ90度折曲し、そ
の先端に編糸を掛止するフツク61bを設けてい
るが、基端より先端部61aまでの長さが相互に
異なり、下段のものより上段にものが段階的に長
くなつている。そして、これら5本の給糸体61
の先端部61aは、左右に並列してフレーム43
の垂下壁43bのスリツト43cにより前記給糸
交換凹部44へと突出している。各給糸体61は
引張バネ63によつて対応する切換カム60側へ
それぞれ付勢されている。 切換カム60は、第9図A,C,Dの3枚のよ
うに、それぞれ鍔60aを有する円板60bの周
縁に軸線方向に突出して対向する一対の円弧状係
合部60cを突設し、これら係合部60cの間に
一対の切欠部60dを形成するか、又は同図Bの
ようにその全周にリング状係合部61eを突設し
ている。そして、上記5本の給糸体61は、引張
バネ63によつて対応する切換カム60の係合部
61c又は61eにステムが圧接している。な
お、第9図A,B,C,Dはそれぞれ第7図にお
ける−線、−線、−線、−線断
面である。 従つて、一対の円弧状係合部60cを有する切
換カム60とこれに対応する給糸体61について
は、切換カム60の切欠部60dに給糸体61の
ステムが落ち込んだときには、該給糸体61はそ
の先端部61aがフレーム43のスリツト43c
より突出して給糸交換凹部44内で前記編糸誘導
杆45と交差する位置、つまり給糸位置まで前進
する。また、この状態から切換カム60が回転
し、給糸体60のステムが円弧状係合部60cに
より引張バネ63に抗し押動されると、給糸体6
1はその先端部61aがスリツト43cより引つ
込んでフツク61bのみを突出させる退避位置ま
で後退する。 これに対し、リング状係合部60eを有する切
換カム60とこれに対応する給糸体61について
は、切換カム60が回転しても給糸体61は動か
ず、常に退避位置に保持される。 本例においては、3本の編糸を交換するため、
5本の給糸体61のうち下から第1段目、第3段
目、第5段目(その先端部61aの配列で見ると
右から1番目、3番目、5番目)の3本を使用
し、第2段目と第4段目の2本は使用しない。そ
こで、5枚の切換カム60は、下から第1段目、
第3段目、第5段目の3枚については、第9図
A,C,Dのように円弧状係合部60cを有し、
第2段目と第4段目の2枚は同図Bのようにリン
グ状係合部60dを有するものとなつている。そ
して、円弧状係合部60cを有する3枚の切換カ
ム60相互は、それら円弧状係合部60cの位相
を所定角度ずつ異ならせて重合され、そのうちの
1枚の切換カム60が対応する給糸体61を給糸
位置へ前進させたとき、他の2枚は対応する給糸
体61を退避位置に後退させる。 上記のように主・副キヤリジ6,7の摺動に伴
い第1受動レバー46又は第2受動レバー47が
回動され、送りホイール50が一定量ずつ回転さ
れると、5枚の切換カム60もこれと一体に回転
されるため、円弧状係合部60cを有する3枚の
切換カム50に対応する3本の給糸体61は順次
1本ずつ給糸位置へ前進される。 右側の給糸交換装置15は上述のように構成さ
れている。これに対し、左側の給糸交換装置14
は構造上は右側の給糸交換装置15と同じである
が、全体の向きがそれとは前後及び左右逆向きに
なつており、給糸凹部44がフレーム43の右端
の後側角部に形成され、5本の給糸体61はその
フツク61bをこの給糸交換凹部44内で後側に
向けているとともに、第1受動レバー46が後
側、第2受動レバー47が前側に配置され、第1
受動レバー46は後起動片12と、また第2受動
レバー47は前起動片13とそれぞれ係合するよ
うになつている。そして、右側の給糸交換装置1
5においては、上記のように5本の給糸体60の
うちの右より1番目と3番目と5番目がこの順序
で順次給糸位置へ前進させるのに対し、左側の給
糸交換装置14においては、5本の給糸体60の
うちの左より1番目と3番目と5番目がこの順序
で順次給糸位置へ前進(針床4に対しては後方へ
変位)され、その順序が右側とは逆になつてい
る。 そこで、第1図に示すように針床4の後側中央
部に従来公知のテンシヨン装置64を立て、その
糸掛部65に色の異なる3本の編糸M1、M2、
M3を左右に並列して懸架し、これらを左右の給
糸交換装置14,15によつて糸交換する場合に
ついてその動作を説明する。 なお、以下の説明においては、便宜上、テンシ
ヨン装置65で並列している3本の編糸M1、
M2、M3を左より右に向かつて「第1編糸」、「第
2編糸」、「第3編糸」と称し、左側の給糸交換装
置14において実際に使用される上記3本の給糸
体61を同様に左より右に向かつて「左第1給糸
体」、「左第2給糸体」、「左第3給糸体」と称し、
また右側の給糸交換装置15において実際に使用
される3本の給糸体61を、動作順序とは逆にな
るが同様に左より右に向かつて「右第1給糸体」、
「右第2給糸体」、「第3給糸体」と称する。 いま、第10図に示すように第1編糸M1が糸
掛部65から給糸口30にそのまま給糸され、第
1編糸M2が左側の編糸誘導杆45の下側に当接
して左第1給糸体のフツク61bに掛止され、第
3編糸M3が右側の編糸誘導杆45の上側に当接
して右第3給糸体フツク61bに掛止されている
とする。このとき、左側の給糸交換装置14にお
いては左第3給糸体のみ給糸位置にあり、また右
側の給糸交換装置15においては右第2給糸体の
み給糸位置にある。 この状態より主・副キヤリジ6,7が右方へ摺
動して右側の受動部材23が右側の切換起動部材
40と係合すると、右側の連結部材11が前述の
ように後退して右側の編糸導出入通路32が開
き、第2編糸M2がこの編糸導出入通路32を通
過して給糸口30に給糸されたまま右側に編糸誘
導杆45の上側に当接する。さらに、主・副キヤ
リジ6,7が右方へ摺動して前起動片13が右側
の給糸交換装置15の第1受動レバー46を回動
させると、その5枚の切換カム60が同時に所定
量だけ回転し、右第2給糸体が給糸位置より退避
位置へ後退されると同時に、右第3給糸体が退避
位置より給糸位置へ前進される。これによつて第
2編糸M2は右第2給糸体フツク61bに掛止さ
れる一方、第3編糸M3は右第3給糸体のフツク
61bより外れ、右側の編糸誘導杆45に掛か
る。 主・副キヤリジ6,7が折り返して第11図に
示すように左方へ摺動すると、右側の給糸交換装
置15の第2受動レバー47が後起動片12によ
つて回動され、5枚の切換カム60が上記と同様
に同方向に所定量だけ回転し、右第3給糸体が給
糸位置より退避位置へ後退されると同時に、右第
1給糸体が次回と待機のために退避位置より給糸
位置へ前進され、また第3編糸M3給糸口30に
給糸される。右側の受動部材23が右側の切換起
動部材40より外れると、右側の連結部材11が
前進して右側の編糸導出入通路32を閉鎖する。 第12図は第1編糸M1が給糸口30に給糸さ
れ、第2編糸M2が左第2給糸体のフツク61b
に掛止され、第3編糸M3が図示していないが右
第3編糸体のフツクに掛止されている状態であ
る。 この状態より主・副キヤリジ6,7が左方へ摺
動して左側の受動部材23が左側の切換起動部材
40と係合すると、左側の連結部材10が後退し
て左側の編糸導出入通路31が開き、第1編糸
M1がこの編糸導出入通路31を通過して給糸口
30に給系されたまま左側の編糸誘導杆45の下
側に当接する。さらに、主・副キヤリジ6,7が
左方へ摺動して後起動片12が左側の給糸交換装
置14の第1受動レバー46を回動させると、5
枚の切換カム60が同時に所定量だけ回転し、左
第1給糸体が給糸位置より退避位置へ後退される
と同時に、左第2給糸体が退避位置より給糸位置
へ前進される。これによつて第1編糸M1は第1
3図に示すように左第1給糸体のフツク61bに
掛止される一方、第2編糸M2は左第2給糸体の
フツク61bより外れ、左側の編糸誘導杆45に
掛かる。 主・副キヤリジ6,7が折り返して右方へ摺動
すると、左側の給糸交換装置14の第2受動レバ
ー47が前起動片13によつて回動され、5枚の
切換カム60が上記と同様に同方向に所定量だけ
回転し、左第2給糸体が給糸位置より退避位置へ
後退されと同時に、左第3給糸体が次回の待機の
ために退避位置より給糸位置へ前進され、また第
2編糸M2が給糸口30に給糸される。左側の受
動部材23が左の切換起動部材40より外れる
と、左側の連結部材10が前進して左側の編糸導
出入通路31を閉鎖する。 なお、実際の糸交換の順序としては、第12図
から第13図、次に第10図から第11図の順で
行われる。 従つて、左右の給糸交換装置14,15は、い
ずれも3本の編糸M1、M2、M3をテンシヨン装
置64における配列順序と同じ順序で配列してし
かも1本1本必ず決まつた給糸体で掛止し、かつ
左側の給糸交換装置14は、3本の給糸体を左第
1給糸に、次に左第2給糸体、次に左第3給糸体
の順序で順次給糸位置へ前進させ、3本の編糸を
第1編糸M1、第2編糸M2、第3編糸M3の順序
で給糸口30と授受交換するのに対し、右側の給
糸交換装置15は、3本の給糸体を右第3給糸
体、次に右第2給糸体、次に右第1給糸体の順序
で順次給糸位置へ前進させ、3本の編糸を第3編
糸M3、第2編糸M2、第1編糸M1の順序で交換
する。このため、3本の編糸M1、M2、M3は互
いに絡み合うことなくスムーズに糸交換される。 なお、上記の実施例では5枚の切換カム60の
うち3枚の実質的に作用させ、5本の給糸体61
のうち3本を使用して3本の編糸を交換するよう
にしたが、4枚の切換カム60又は5枚全部を実
質的に作用させて4本又は5本の編糸を糸交換し
てもよく、さらに切換カムの数を増やしてさらに
多くの編糸を交換してもよい。
本発明によれば、針床の左右両端部にそれぞれ
編糸交換位置を設けたので、キヤリジによる往動
及び復動のいずれの場合も、つまり毎段ごとに編
糸交換を地頭的に行えるので、従来のようにキヤ
リジの復動のたびに行つていた煩わしいカム切換
操作が不要となり、多色模様編成を能率的に実施
できる。 また、主・副キヤリジ間を連結する連結部材で
これらキヤリジ間の編糸導出入通路を閉鎖するこ
とにより、該編糸導出入通路に導入された編糸の
離脱を防止できる。更に、この連結部材を主・副
キヤリジの摺動によつて自動的に連結位置と解放
位置とに自動的に切換作動できる。しかも、該連
結部材を副キヤリジ側において連結位置保持部材
によつて位置決め及びその保持を行えるため、例
えば連結位置のガタツキで連結が不安定となり、
主・副キヤリジの一体摺動に支障が生ずるという
ようなことはない。
編糸交換位置を設けたので、キヤリジによる往動
及び復動のいずれの場合も、つまり毎段ごとに編
糸交換を地頭的に行えるので、従来のようにキヤ
リジの復動のたびに行つていた煩わしいカム切換
操作が不要となり、多色模様編成を能率的に実施
できる。 また、主・副キヤリジ間を連結する連結部材で
これらキヤリジ間の編糸導出入通路を閉鎖するこ
とにより、該編糸導出入通路に導入された編糸の
離脱を防止できる。更に、この連結部材を主・副
キヤリジの摺動によつて自動的に連結位置と解放
位置とに自動的に切換作動できる。しかも、該連
結部材を副キヤリジ側において連結位置保持部材
によつて位置決め及びその保持を行えるため、例
えば連結位置のガタツキで連結が不安定となり、
主・副キヤリジの一体摺動に支障が生ずるという
ようなことはない。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は手編
機全体の斜視図、第2図は主・副キヤリジの連結
部分の拡大側面図、第3図は同平面図、第4図は
第3図の−線断面図である。第5図から第9
図は右側の給糸交換装置を示し、第5図はその平
面図、第6図は下面図、第7図は一部切欠正面
図、第8図はその一部分の拡大切欠下面図、第9
図A,B,C,Dはそれぞれ第7図の−線、
−線、−線、−線断面図である。第
10図から第13図は糸交換動作を説明する平面
図である。 1……主編機本体、2……副編機本体、4,5
……針床、6……主キヤリジ、7……副キヤリ
ジ、10,11……連結部材、14……左側の給
糸交換装置、15……右側の給糸交換装置、23
……受動部材、27……連結子、31,32……
編糸導出入通路、40……切換作動部材。
機全体の斜視図、第2図は主・副キヤリジの連結
部分の拡大側面図、第3図は同平面図、第4図は
第3図の−線断面図である。第5図から第9
図は右側の給糸交換装置を示し、第5図はその平
面図、第6図は下面図、第7図は一部切欠正面
図、第8図はその一部分の拡大切欠下面図、第9
図A,B,C,Dはそれぞれ第7図の−線、
−線、−線、−線断面図である。第
10図から第13図は糸交換動作を説明する平面
図である。 1……主編機本体、2……副編機本体、4,5
……針床、6……主キヤリジ、7……副キヤリ
ジ、10,11……連結部材、14……左側の給
糸交換装置、15……右側の給糸交換装置、23
……受動部材、27……連結子、31,32……
編糸導出入通路、40……切換作動部材。
Claims (1)
- 1 主編機本体の前側に副編機本体を配置し、こ
れらの主・副編機本体の各針床上に主・副キヤリ
ジをそれぞれ摺動自在に装架するとともに、該針
床の左右端部に、テンシヨン装置からの編糸をそ
れぞれ離脱可能に係止し、上記主・副キヤリジと
の間で編糸を交換可能な左右の給糸交換装置を設
け、上記主キヤリジと上記副キヤリジとの間の左
右両側に、それぞれ編糸を導出入案内可能な編糸
導出入通路を形成し、主キヤリツジには、該編糸
導出入通路を閉鎖及び開口する左右一対の連結部
材を副キヤリジに向かつて前後に身体可能に装着
する一方、副キヤリジには、上記左右の連結部材
の先端部とそれぞれ係合自在で、左右それぞれの
連結部材の位置決めとその位置決め後の保持を行
う連結部材保持部材を、左右の連結部材にそれぞ
れ対向させて設け、更にこれら左右の連結部材を
主・副キヤリジの摺動に伴いそれぞれ前後に切換
作動する自動切換作動機構を備えたことを特徴と
する編機の編糸交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2291988A JPH01201556A (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 編機の編糸交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2291988A JPH01201556A (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 編機の編糸交換装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35806891A Division JP2686871B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 編機における糸交換方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01201556A JPH01201556A (ja) | 1989-08-14 |
| JPH055936B2 true JPH055936B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=12096049
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2291988A Granted JPH01201556A (ja) | 1988-02-04 | 1988-02-04 | 編機の編糸交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01201556A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4965913B2 (ja) | 2006-06-30 | 2012-07-04 | 株式会社島精機製作所 | 編糸の退避方法および横編機 |
-
1988
- 1988-02-04 JP JP2291988A patent/JPH01201556A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01201556A (ja) | 1989-08-14 |
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