JPH0580732B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0580732B2 JPH0580732B2 JP60223342A JP22334285A JPH0580732B2 JP H0580732 B2 JPH0580732 B2 JP H0580732B2 JP 60223342 A JP60223342 A JP 60223342A JP 22334285 A JP22334285 A JP 22334285A JP H0580732 B2 JPH0580732 B2 JP H0580732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- borate
- magnetic recording
- metal thin
- thin film
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/72—Protective coatings, e.g. anti-static or antifriction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/90—Magnetic feature
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/27—Web or sheet containing structurally defined element or component, the element or component having a specified weight per unit area [e.g., gms/sq cm, lbs/sq ft, etc.]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31652—Of asbestos
- Y10T428/31667—Next to addition polymer from unsaturated monomers, or aldehyde or ketone condensation product
Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は強磁性金属薄膜を磁気記録層として備
えてなる磁気記録媒体に関し、特に走行型、耐摩
耗性に優れる金属薄膜型磁気記録媒体に関するも
のである。 〔従来技術〕 従来より磁気記録媒体としては、非磁性支持体
上にγ−Fe2O3、Coをドープしたγ−Fe2O3,
Fe3O4,Coをドープしたγ−Fe2O3,Fe3O4のベ
ルトライド化合物、CrO2等の磁性粉末あるいは
強磁性金属粉末等を磁性材料を塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等の有機バ
インダー中に分散せしめたものを塗布し乾燥させ
る塗布型のものが広く使用されてきている。近年
高密度記録への要求の高まりと共に真空蒸着、ス
パツタリング、イオンプレーテイング等のベーパ
ーデポジシヨン法あるいは電気メツキ法、無電解
メツキ等のメツキ法により形成される強磁性金属
薄膜を磁気記録層とする、バインダーを使用しな
い、いわゆる金属薄膜型磁気記録媒体が、注目を
あびており実用化への努力が種々おこなわれてい
る。 高密度記録用の磁気記録媒体に要求される条件
の一つとして、高抗磁力化、薄型化が理論的に
も、実験的にも提唱されており、塗布型の磁気記
録媒体よりも一桁小さい薄型化が容易で、飽和磁
束密度も大きい金属薄膜型磁気記録への期待は大
きい。 特に真空蒸着による方法はメツキの場合のよう
な廃液処理を必要とせず製造工程も簡単で膜の析
出速度も大きくできるため非常にメリツトが大き
い。真空蒸着によつて磁気記録媒体にのぞましい
抗磁力および角型性を有する磁性膜を製造する方
法としては米国特許3342632号、同3342632号等に
述べられている斜め蒸着法が知られている。さら
に強磁性金属薄膜からなる磁気記録媒体にかかわ
る大きな問題として耐候性、走行性、耐摩耗性が
ある。磁気記録媒体は磁気記録の記録、再生およ
び消去の過程において磁気ヘツドと高速相対運動
のもとにおかれるが、その際走行がスムーズにし
かも安定に行われねばならないし、同時にヘツド
との接触、摩耗もしくは破壊が起こつてはならな
い。以上のような背景から走行性、耐久性を向上
させる方法として潤滑層や保護層を設けることが
検討されてきている。 金属薄膜型磁気記録媒体の保護層としては、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、脂肪酸、脂肪酸の金
属塩、脂肪酸エステルあるいはアルキル燐酸エス
テル等を有機溶剤に溶解して塗布したものがあ
る。(例えば特開昭60−69824号公報、特開昭60−
85427号公報参照) しかしながらこうして得られた金属薄膜型磁気
記録媒体の走行性、耐摩耗性は不十分であつた
り、設けた保護・潤滑層の厚みによるヘツド−テ
ープの間のスペーシング損失のため電磁変換性が
劣化するなどの問題があり、金属薄膜型磁気記録
の実用化に際しなお改良が望まれている。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、走行性、耐摩耗性、電磁変換
特性にすぐれた金属薄膜型磁気記録媒体を提供す
ることにある。 〔発明の構成〕 本発明は、非磁性支持体上に磁気記録層として
設けられた強磁性金属薄膜表面上にほう酸トリ−
n−オクタデシルエステルを含有する層を設けて
なる磁気記録媒体に関する。すなわち本発明は、
支持体上に電気メツキ、無電解メツキ、気相メツ
キ、スパツタリング、蒸着、イオンプレーテイン
グ等の方法により形成された強磁性金属薄膜の表
面に、ほう酸トリ−n−オクタデシルエステルを
含む層を形成することにより達成される。 強磁性金属薄膜の表面に形成される層に使用さ
れるほう酸エステル化合物は、炭素数10以上のア
ルキル基を持つことが好ましく、より好ましくは
炭素数12以上のアルキル基を有するものである。
またモノエステル、ジエステル、トリエステルの
いずれでもよい。 ほう酸エステル化合物としては、ほう酸トリ−
n−オクタデシルエステル、ほう酸トリヘキサデ
シルエステル、ほう酸トリデシルエステル、ほう
酸トリオクチルエステル、ほう酸トリ−n−ブチ
ルエステル、ほう酸トリオレイルエステル、ほう
酸ジ−n−オクタデシルエステル、ほう酸ジドデ
シルエステル、ほう酸ジイソプロピルエステル、
ほう酸ジオレイルエステル、ほう酸ジヘキサデシ
ルエステル等の脂肪族エステル、ほう酸トリフエ
ニルエステル、ほう酸トリクレジルエステル、ほ
う酸ジフエニルエステル、ほう酸ジクレジルエス
テル等の芳香族ほう酸エステル類などが挙げられ
る。これらのうち好ましいのはほう酸トリ−n−
オクタデシルエステル、ほう酸トリヘキサデシル
エステル、ほう酸トリデシルエステル、ほう酸ト
リオレイルエステル、ほう酸ジ−n−オクタデシ
ルエステル、ほう酸ジドデシルエステル、ほう酸
ジオレイルエステル、ほう酸ジヘキサデシルエス
テル等炭素数12以上のアルキル基またはアルケニ
ル基をもつホウ酸トリエステル、およびジエステ
ルであり、本発明の磁気記録媒体におけるほう酸
トリ−n−オクタデシルエステルである。 本発明において磁性金属薄膜の表面に設ける保
護・潤滑層には上記のほう酸トリ−n−オクタデ
シルエステルのほか通常磁気記録媒体に使用され
る潤滑剤を混在させてもよい。 ほう酸トリ−n−オクタデシルエステルのほか
に添加できる潤滑剤としては、脂肪酸、金属石
鹸、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、高級脂肪族
アルコール、モノアルキルフオスフエート、ジア
ルキルフオスフエート、トリアルキルフオスフエ
ート、パラフイン類、シリコーンオイル、動植物
油、鉱油、高級脂肪族アミン;グラフアイト、シ
リカ、二硫化モリブデン、二硫化タングステン等
の無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニル共重合
体、ポリテトラフルオロエチレン等の樹脂微粉
末;αオレフイン重合物;常温で液体の不飽和脂
肪族炭化水素、フルオロカーボン類等があげられ
る。 本発明において、層を形成する方法としては、
材料を有機溶剤に溶解して基板に塗布あるいは噴
霧したのち乾燥する方法、材料を熔融して基板に
塗着させる方法、有機溶剤に材料を溶解した溶液
に基板を浸漬して材料を基板表面に吸着させる方
法、ラングミユアーブロジエツト法などにより基
板表面に材料の単分子膜を形成する方法とが挙げ
られる。 本発明において設ける保護層の厚み(存在量の
ことをここでは厚みと呼ぶことにする)は、0.5
mg/m2〜100mg/m2が好ましく、より好ましくは
2mg/m2〜100mg/m2が好ましく、より好ましく
は2mg/m2〜20mg/m2である。厚みが0.5mg/m2
以下だと均一な膜として形成するのが困難であ
り、走行性、耐久性が十分でない。また厚みが
100mg/m2以上の場合は、ヘツド−テープ間のス
ペーシング損失のため電磁変換特性が劣化する問
題がある。 また本発明において、保護層の下地金属薄膜と
の密着を向上させるために、保護層を設ける前に
下地金属薄膜表面を脂肪酸などの界面活性剤や各
種カツプリング剤で改質しておくこともできる。 また保護層は1層でもよいし複数の層からなつ
ていてもよい。 強磁性金属薄膜の材料としては鉄、コバルト、
ニツケルその他の強磁性金属あるいはFe−Co,
Fe−Ni,Co−Ni,Fe−Rh,Co−P,Co−Y,
Co−La,Co−Ce,Co−Pt,Co−Sm,Co−
Mn,Fe−Co−Ni,Co−Ni−P,Co−Ni−B,
Co−Ni−Ag,Co−Ni−Nd,Co−Ni−Zn,Co
−Ni−Cu,Co−Ni−W,Co−Ni−Re等の強磁
性合金を電気メツキ、無電解メツキ、気相メツ
キ、スパツタリング、蒸着、イオンプレーテイン
グ等の方法により形成せしめたもので、その膜厚
は磁気記録媒体として使用する場合0.02−2μmの
範囲であり、特に0.05−0.44μmの範囲が望まし
い。 上記の強磁性金属薄膜は他にO,N,Cr,Ga,
As,Sr,Zr,Nb,Mo,Rh,Pd,Sn,Sb,
Te,Pm,Re,Os,Ir,Au,Hg,Pb,Bi等を
含んでいてもよい。 上記の磁性層の表面形状は特に限定されていな
いが、10〜1000Åの高さの微小突起を有している
場合特に走行性・耐久性にすぐれる。 支持体の厚さは4〜50μmが好ましい。また強
磁性薄膜の密着向上・磁気特性の改良の為に支持
体上に下地層を設けてもよい。 本発明に用いられる基体としてはポリエチレン
テレフタレート、ポリイミド、ポリアミド、ポリ
塩化ビニル、三酢酸セルロース、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリフエニレン
サルフアイドのようなプラスチツクベース、又は
Al,Tiステンレス鋼などがもちいられる。 磁気記録媒体の形状はテープ、シート、カー
ド、デイスク等いずれでもよいが、特に好ましい
のはテープ状、デイスク状である。 (実施例) 次に実施例をもつて本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例及び比較例1〜比較例7 13μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ム上にコバルト−ニツケル強磁性膜(膜厚
150nm)を斜め蒸着し、磁気記録媒体の原反を調
整した。蒸発源としては電子ビーム蒸発源を使用
し、これにコバルト−ニツケル合金(Co:80wt
%,Ni:20%)をチヤージし真空度5×
10-5Torr中にて入射角が50度となるよう斜め蒸
着を行つた。得られた磁気記録媒体の原反の磁性
金属薄膜上に各種材料をメチルエチルケトンに溶
解して塗布、乾燥し調製したサンプルを作製し試
料No.1〜8とした(第1表)。得られた磁気テー
プの(A)25℃、70%相対湿度および(B)25℃、15%相
対湿度におけるステンレス棒に対する摩擦係数す
なわちμ値および8ミリ型VTRでの繰り返し走
行耐久性およびスチル耐久性を調べたところ第2
表のようになつた。 ここで繰り返し走行耐久性とは50m長のテープ
を8ミリ型VTR(富士写真フイルム(株);FUJIX
−8 M6型)で繰り返し再生し走行不安定によ
る画面の乱れや摩擦係数の上昇による走行の停止
が起こるまでの再生回数である。またスチル耐久
性は、同型のVTR(ただしスチル再生時間を制限
する機能を取り去つてある)で画像再生時にポー
ズボタンを押し、画像が出なくなるまで時間を測
定して評価した。 くり返し走行テストにおける耐傷性について
は、300回走行したあとのテープ表面を20倍の実
体顕微鏡で観察し、キズの見出されないもの〇、
1〜5本のもの〇△、6本〜15本のもの△、16本
以上のものを×として評価した。 それぞれの測定は2回くり返し、A)、B)と
して表示した。 比較例 8 実施例1において、ほう酸トリ−n−オクタデ
シルエステルに変えて、グリセロールボレートス
テアレートをエタノールに溶解した以外は、実施
例1と同一の条件でサンプルを作成し試料No.9と
した。
えてなる磁気記録媒体に関し、特に走行型、耐摩
耗性に優れる金属薄膜型磁気記録媒体に関するも
のである。 〔従来技術〕 従来より磁気記録媒体としては、非磁性支持体
上にγ−Fe2O3、Coをドープしたγ−Fe2O3,
Fe3O4,Coをドープしたγ−Fe2O3,Fe3O4のベ
ルトライド化合物、CrO2等の磁性粉末あるいは
強磁性金属粉末等を磁性材料を塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合
体、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂等の有機バ
インダー中に分散せしめたものを塗布し乾燥させ
る塗布型のものが広く使用されてきている。近年
高密度記録への要求の高まりと共に真空蒸着、ス
パツタリング、イオンプレーテイング等のベーパ
ーデポジシヨン法あるいは電気メツキ法、無電解
メツキ等のメツキ法により形成される強磁性金属
薄膜を磁気記録層とする、バインダーを使用しな
い、いわゆる金属薄膜型磁気記録媒体が、注目を
あびており実用化への努力が種々おこなわれてい
る。 高密度記録用の磁気記録媒体に要求される条件
の一つとして、高抗磁力化、薄型化が理論的に
も、実験的にも提唱されており、塗布型の磁気記
録媒体よりも一桁小さい薄型化が容易で、飽和磁
束密度も大きい金属薄膜型磁気記録への期待は大
きい。 特に真空蒸着による方法はメツキの場合のよう
な廃液処理を必要とせず製造工程も簡単で膜の析
出速度も大きくできるため非常にメリツトが大き
い。真空蒸着によつて磁気記録媒体にのぞましい
抗磁力および角型性を有する磁性膜を製造する方
法としては米国特許3342632号、同3342632号等に
述べられている斜め蒸着法が知られている。さら
に強磁性金属薄膜からなる磁気記録媒体にかかわ
る大きな問題として耐候性、走行性、耐摩耗性が
ある。磁気記録媒体は磁気記録の記録、再生およ
び消去の過程において磁気ヘツドと高速相対運動
のもとにおかれるが、その際走行がスムーズにし
かも安定に行われねばならないし、同時にヘツド
との接触、摩耗もしくは破壊が起こつてはならな
い。以上のような背景から走行性、耐久性を向上
させる方法として潤滑層や保護層を設けることが
検討されてきている。 金属薄膜型磁気記録媒体の保護層としては、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、脂肪酸、脂肪酸の金
属塩、脂肪酸エステルあるいはアルキル燐酸エス
テル等を有機溶剤に溶解して塗布したものがあ
る。(例えば特開昭60−69824号公報、特開昭60−
85427号公報参照) しかしながらこうして得られた金属薄膜型磁気
記録媒体の走行性、耐摩耗性は不十分であつた
り、設けた保護・潤滑層の厚みによるヘツド−テ
ープの間のスペーシング損失のため電磁変換性が
劣化するなどの問題があり、金属薄膜型磁気記録
の実用化に際しなお改良が望まれている。 〔発明の目的〕 本発明の目的は、走行性、耐摩耗性、電磁変換
特性にすぐれた金属薄膜型磁気記録媒体を提供す
ることにある。 〔発明の構成〕 本発明は、非磁性支持体上に磁気記録層として
設けられた強磁性金属薄膜表面上にほう酸トリ−
n−オクタデシルエステルを含有する層を設けて
なる磁気記録媒体に関する。すなわち本発明は、
支持体上に電気メツキ、無電解メツキ、気相メツ
キ、スパツタリング、蒸着、イオンプレーテイン
グ等の方法により形成された強磁性金属薄膜の表
面に、ほう酸トリ−n−オクタデシルエステルを
含む層を形成することにより達成される。 強磁性金属薄膜の表面に形成される層に使用さ
れるほう酸エステル化合物は、炭素数10以上のア
ルキル基を持つことが好ましく、より好ましくは
炭素数12以上のアルキル基を有するものである。
またモノエステル、ジエステル、トリエステルの
いずれでもよい。 ほう酸エステル化合物としては、ほう酸トリ−
n−オクタデシルエステル、ほう酸トリヘキサデ
シルエステル、ほう酸トリデシルエステル、ほう
酸トリオクチルエステル、ほう酸トリ−n−ブチ
ルエステル、ほう酸トリオレイルエステル、ほう
酸ジ−n−オクタデシルエステル、ほう酸ジドデ
シルエステル、ほう酸ジイソプロピルエステル、
ほう酸ジオレイルエステル、ほう酸ジヘキサデシ
ルエステル等の脂肪族エステル、ほう酸トリフエ
ニルエステル、ほう酸トリクレジルエステル、ほ
う酸ジフエニルエステル、ほう酸ジクレジルエス
テル等の芳香族ほう酸エステル類などが挙げられ
る。これらのうち好ましいのはほう酸トリ−n−
オクタデシルエステル、ほう酸トリヘキサデシル
エステル、ほう酸トリデシルエステル、ほう酸ト
リオレイルエステル、ほう酸ジ−n−オクタデシ
ルエステル、ほう酸ジドデシルエステル、ほう酸
ジオレイルエステル、ほう酸ジヘキサデシルエス
テル等炭素数12以上のアルキル基またはアルケニ
ル基をもつホウ酸トリエステル、およびジエステ
ルであり、本発明の磁気記録媒体におけるほう酸
トリ−n−オクタデシルエステルである。 本発明において磁性金属薄膜の表面に設ける保
護・潤滑層には上記のほう酸トリ−n−オクタデ
シルエステルのほか通常磁気記録媒体に使用され
る潤滑剤を混在させてもよい。 ほう酸トリ−n−オクタデシルエステルのほか
に添加できる潤滑剤としては、脂肪酸、金属石
鹸、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル、高級脂肪族
アルコール、モノアルキルフオスフエート、ジア
ルキルフオスフエート、トリアルキルフオスフエ
ート、パラフイン類、シリコーンオイル、動植物
油、鉱油、高級脂肪族アミン;グラフアイト、シ
リカ、二硫化モリブデン、二硫化タングステン等
の無機微粉末;ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニル共重合
体、ポリテトラフルオロエチレン等の樹脂微粉
末;αオレフイン重合物;常温で液体の不飽和脂
肪族炭化水素、フルオロカーボン類等があげられ
る。 本発明において、層を形成する方法としては、
材料を有機溶剤に溶解して基板に塗布あるいは噴
霧したのち乾燥する方法、材料を熔融して基板に
塗着させる方法、有機溶剤に材料を溶解した溶液
に基板を浸漬して材料を基板表面に吸着させる方
法、ラングミユアーブロジエツト法などにより基
板表面に材料の単分子膜を形成する方法とが挙げ
られる。 本発明において設ける保護層の厚み(存在量の
ことをここでは厚みと呼ぶことにする)は、0.5
mg/m2〜100mg/m2が好ましく、より好ましくは
2mg/m2〜100mg/m2が好ましく、より好ましく
は2mg/m2〜20mg/m2である。厚みが0.5mg/m2
以下だと均一な膜として形成するのが困難であ
り、走行性、耐久性が十分でない。また厚みが
100mg/m2以上の場合は、ヘツド−テープ間のス
ペーシング損失のため電磁変換特性が劣化する問
題がある。 また本発明において、保護層の下地金属薄膜と
の密着を向上させるために、保護層を設ける前に
下地金属薄膜表面を脂肪酸などの界面活性剤や各
種カツプリング剤で改質しておくこともできる。 また保護層は1層でもよいし複数の層からなつ
ていてもよい。 強磁性金属薄膜の材料としては鉄、コバルト、
ニツケルその他の強磁性金属あるいはFe−Co,
Fe−Ni,Co−Ni,Fe−Rh,Co−P,Co−Y,
Co−La,Co−Ce,Co−Pt,Co−Sm,Co−
Mn,Fe−Co−Ni,Co−Ni−P,Co−Ni−B,
Co−Ni−Ag,Co−Ni−Nd,Co−Ni−Zn,Co
−Ni−Cu,Co−Ni−W,Co−Ni−Re等の強磁
性合金を電気メツキ、無電解メツキ、気相メツ
キ、スパツタリング、蒸着、イオンプレーテイン
グ等の方法により形成せしめたもので、その膜厚
は磁気記録媒体として使用する場合0.02−2μmの
範囲であり、特に0.05−0.44μmの範囲が望まし
い。 上記の強磁性金属薄膜は他にO,N,Cr,Ga,
As,Sr,Zr,Nb,Mo,Rh,Pd,Sn,Sb,
Te,Pm,Re,Os,Ir,Au,Hg,Pb,Bi等を
含んでいてもよい。 上記の磁性層の表面形状は特に限定されていな
いが、10〜1000Åの高さの微小突起を有している
場合特に走行性・耐久性にすぐれる。 支持体の厚さは4〜50μmが好ましい。また強
磁性薄膜の密着向上・磁気特性の改良の為に支持
体上に下地層を設けてもよい。 本発明に用いられる基体としてはポリエチレン
テレフタレート、ポリイミド、ポリアミド、ポリ
塩化ビニル、三酢酸セルロース、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリフエニレン
サルフアイドのようなプラスチツクベース、又は
Al,Tiステンレス鋼などがもちいられる。 磁気記録媒体の形状はテープ、シート、カー
ド、デイスク等いずれでもよいが、特に好ましい
のはテープ状、デイスク状である。 (実施例) 次に実施例をもつて本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例及び比較例1〜比較例7 13μm厚のポリエチレンテレフタレートフイル
ム上にコバルト−ニツケル強磁性膜(膜厚
150nm)を斜め蒸着し、磁気記録媒体の原反を調
整した。蒸発源としては電子ビーム蒸発源を使用
し、これにコバルト−ニツケル合金(Co:80wt
%,Ni:20%)をチヤージし真空度5×
10-5Torr中にて入射角が50度となるよう斜め蒸
着を行つた。得られた磁気記録媒体の原反の磁性
金属薄膜上に各種材料をメチルエチルケトンに溶
解して塗布、乾燥し調製したサンプルを作製し試
料No.1〜8とした(第1表)。得られた磁気テー
プの(A)25℃、70%相対湿度および(B)25℃、15%相
対湿度におけるステンレス棒に対する摩擦係数す
なわちμ値および8ミリ型VTRでの繰り返し走
行耐久性およびスチル耐久性を調べたところ第2
表のようになつた。 ここで繰り返し走行耐久性とは50m長のテープ
を8ミリ型VTR(富士写真フイルム(株);FUJIX
−8 M6型)で繰り返し再生し走行不安定によ
る画面の乱れや摩擦係数の上昇による走行の停止
が起こるまでの再生回数である。またスチル耐久
性は、同型のVTR(ただしスチル再生時間を制限
する機能を取り去つてある)で画像再生時にポー
ズボタンを押し、画像が出なくなるまで時間を測
定して評価した。 くり返し走行テストにおける耐傷性について
は、300回走行したあとのテープ表面を20倍の実
体顕微鏡で観察し、キズの見出されないもの〇、
1〜5本のもの〇△、6本〜15本のもの△、16本
以上のものを×として評価した。 それぞれの測定は2回くり返し、A)、B)と
して表示した。 比較例 8 実施例1において、ほう酸トリ−n−オクタデ
シルエステルに変えて、グリセロールボレートス
テアレートをエタノールに溶解した以外は、実施
例1と同一の条件でサンプルを作成し試料No.9と
した。
【表】
【表】
本発明の磁気記録媒体は走行性、および耐久性
に著しくすぐれるものである。
に著しくすぐれるものである。
Claims (1)
- 1 非磁性支持体上に設けられた強磁性金属薄膜
表面上にほう酸トリ−n−オクタデシルエステル
を有する層を設けたことを特徴とする磁気記録媒
体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60223342A JPS6282509A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 磁気記録媒体 |
| US06/916,436 US4725496A (en) | 1985-10-07 | 1986-10-07 | Magnetic recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60223342A JPS6282509A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6282509A JPS6282509A (ja) | 1987-04-16 |
| JPH0580732B2 true JPH0580732B2 (ja) | 1993-11-10 |
Family
ID=16796656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60223342A Granted JPS6282509A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 磁気記録媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4725496A (ja) |
| JP (1) | JPS6282509A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20060172129A1 (en) * | 2001-09-14 | 2006-08-03 | Techno Polymer Co., Ltd. | Laminate having chromatic color and metallic luster, and process for producing the same |
| DE10297147T5 (de) * | 2001-09-14 | 2004-07-22 | Techno Polymer Co., Ltd. | Laminat, das chromatische Farbe und metallischen Glanz hat, und Verfahren zum Herstellen desselben |
| JP2021527825A (ja) * | 2018-06-21 | 2021-10-14 | トラファグ アクツィエンゲゼルシャフトTrafag Ag | 負荷測定装備、この製造方法、及びこれでもって実行可能な負荷測定方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3398011A (en) * | 1964-09-10 | 1968-08-20 | Reeves Ind Inc | Method of lubricating a coated magnetic record member |
| US4171399A (en) * | 1971-09-02 | 1979-10-16 | Corning Glass Works | Magnetic recording and storage device having high abrasion resistance and method |
| US4107385A (en) * | 1972-08-14 | 1978-08-15 | Sony Corporation | Magnetic recording medium |
| DE3125567C2 (de) * | 1981-06-30 | 1986-11-06 | Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Dispergierung von nadelförmigen magnetischen Pigmenten in einem polymeren Bindemittel unter Verwendung von organischen Borverbindungen als Dispergatoren |
| JPS58215726A (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-15 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
| JPS59165242A (ja) * | 1983-03-11 | 1984-09-18 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP60223342A patent/JPS6282509A/ja active Granted
-
1986
- 1986-10-07 US US06/916,436 patent/US4725496A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4725496A (en) | 1988-02-16 |
| JPS6282509A (ja) | 1987-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2680169B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0580733B2 (ja) | ||
| US5082714A (en) | Magnetic recording media | |
| JP2601339B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2581090B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2590482B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US4725496A (en) | Magnetic recording medium | |
| JP2629725B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2597227B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62208424A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0553007B2 (ja) | ||
| JPH0758537B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS63183607A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| US5326641A (en) | Magnetic recording medium comprising a ferromagnetic thin film and a protective layer of fluorine based resin | |
| JP2667301B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6292224A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS62234225A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6292227A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH0432020A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2941849B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JP2508733B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS6231017A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPH058491B2 (ja) | ||
| JPH04321925A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS63144405A (ja) | 磁気記録媒体 |