JPH06104576B2 - バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 - Google Patents
バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法Info
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- JPH06104576B2 JPH06104576B2 JP62139849A JP13984987A JPH06104576B2 JP H06104576 B2 JPH06104576 B2 JP H06104576B2 JP 62139849 A JP62139849 A JP 62139849A JP 13984987 A JP13984987 A JP 13984987A JP H06104576 B2 JPH06104576 B2 JP H06104576B2
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- C01G49/0036—Mixed oxides or hydroxides containing one alkaline earth metal, magnesium or lead
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- C01G53/82—Compounds containing nickel, with or without oxygen or hydrogen, and containing two or more other elements
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、六方晶マグネトプランバイト型バリウムフェ
ライト磁性粉およびその製造方法に関するものである。
ライト磁性粉およびその製造方法に関するものである。
さらに詳しくは、本発明は高密度記録用の磁気記録媒体
に用いるのに適した、比表面積が20〜70m2/g、保磁力が
200〜1500Oe、飽和磁化が60emu/g程度かそれ以上であ
り、保磁力の温度変化が小さく、かつ異方性磁界分布が
シャープなマグネトプランバイト型バリウムフェライト
磁性粉およびその製造方法に関するものである。
に用いるのに適した、比表面積が20〜70m2/g、保磁力が
200〜1500Oe、飽和磁化が60emu/g程度かそれ以上であ
り、保磁力の温度変化が小さく、かつ異方性磁界分布が
シャープなマグネトプランバイト型バリウムフェライト
磁性粉およびその製造方法に関するものである。
近年、磁気記録の高密度化の要求に伴い、バリウムフェ
ライト磁性粉を磁気記録媒体として用いる垂直磁気記録
方式の開発が進められている。
ライト磁性粉を磁気記録媒体として用いる垂直磁気記録
方式の開発が進められている。
垂直磁気記録方式に用いられるバリウムフェライト磁性
粉としては、保磁力が適当な値(200〜1500Oe)で、飽
和磁化ができるだけ高く、保磁力の温度変化が小さく、
しかも異方性磁界分布がシャープなものが望まれてい
る。
粉としては、保磁力が適当な値(200〜1500Oe)で、飽
和磁化ができるだけ高く、保磁力の温度変化が小さく、
しかも異方性磁界分布がシャープなものが望まれてい
る。
(従来の技術およびその問題点) 従来、バリウムフェライト磁性粉の製造方法としては、
例えば共沈法、ガラス結晶化法、水熱合成法等種々の方
法が知られており、ガラス結晶化法については特公昭60
−15574号公報、水熱合成法については、例えば特開昭5
9−175707号公報、特公昭60−12973号公報、特公昭60−
15576号公報、特開昭60−137002号公報等で提案されて
いる。
例えば共沈法、ガラス結晶化法、水熱合成法等種々の方
法が知られており、ガラス結晶化法については特公昭60
−15574号公報、水熱合成法については、例えば特開昭5
9−175707号公報、特公昭60−12973号公報、特公昭60−
15576号公報、特開昭60−137002号公報等で提案されて
いる。
ところで、バリウムフェライト磁性粉を磁気記録媒体と
して使用するためには、保磁力が温度変化に対して安定
であること、および異方性磁界分布がシャープであるこ
とが必要である。しかしながら、前記いずれの方法にお
いても得られるバリウムフェライト磁性粉は保磁力の温
度変化が大きいという欠点があった。
して使用するためには、保磁力が温度変化に対して安定
であること、および異方性磁界分布がシャープであるこ
とが必要である。しかしながら、前記いずれの方法にお
いても得られるバリウムフェライト磁性粉は保磁力の温
度変化が大きいという欠点があった。
一方、保磁力の温度変化を小さくする方法として、特開
昭62−51026号公報には、Snを添加することが記載され
ているが、Snを添加することにより、飽和磁化が低下し
てしまい、さらに異方性磁界分布が広くなるという問題
があった。
昭62−51026号公報には、Snを添加することが記載され
ているが、Snを添加することにより、飽和磁化が低下し
てしまい、さらに異方性磁界分布が広くなるという問題
があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記問題点を解決し、微粒子で比表面
積が20〜70m2/g、保磁力が200〜1500Oe、飽和磁化が60e
mu/g程度かそれ以上であり、保磁力の温度変化が小さ
く、しかも異方性磁界分布がシャープであり、高密度記
録用の磁気記録媒体に用いるのに適したバリウムフェラ
イト磁性粉およびその製造方法を提供することにある。
積が20〜70m2/g、保磁力が200〜1500Oe、飽和磁化が60e
mu/g程度かそれ以上であり、保磁力の温度変化が小さ
く、しかも異方性磁界分布がシャープであり、高密度記
録用の磁気記録媒体に用いるのに適したバリウムフェラ
イト磁性粉およびその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等は、鋭意検討の結果、バリウムフェライト磁
性粉のFe原子の一部をCo−Sn−Znという特定の組合わせ
て置換することにより、保磁力の温度変化が小さく、か
つ飽和磁化が高くしかも異方性磁界分布がシャープなも
のが得られることを見出した。
性粉のFe原子の一部をCo−Sn−Znという特定の組合わせ
て置換することにより、保磁力の温度変化が小さく、か
つ飽和磁化が高くしかも異方性磁界分布がシャープなも
のが得られることを見出した。
すなわち、本発明は、一般式 BaO・n(Fe12-x-y-zMxSnyZnzO18-(x-y+z)/2)(ただ
し、MはCoまたは、CoおよびNiを示し、n=0.8〜1.2、
0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.1<z<1.5であり、か
つy<x+zである。)で表される六方晶マグネトプラ
ンバイト型バリウムフェライト磁性粉およびその製造方
法に関する。
し、MはCoまたは、CoおよびNiを示し、n=0.8〜1.2、
0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.1<z<1.5であり、か
つy<x+zである。)で表される六方晶マグネトプラ
ンバイト型バリウムフェライト磁性粉およびその製造方
法に関する。
本発明においては、出発原料として、バリウム1グラム
原子に対して鉄1〜12グラム原子、鉄12−x−y−zグ
ラム原子に対して、Mがxグラム原子、錫がyグラム原
子および亜鉛がzグラム原子の割合のそれぞれの元素の
化合物を用い、該出発原料を水に溶解し、これに混合後
の溶液中の水酸化アルカリ濃度が3モル/l以上となるよ
うに水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱
物を含むスラリを130〜300℃で水熱処理した後、生成し
た沈澱物に融剤を混合し、混合物を700〜950℃で焼成
し、得られた焼成物を洗浄することにより、前記六方晶
マグネトプランバイト型バリウムフェライト磁性粉が得
られる。
原子に対して鉄1〜12グラム原子、鉄12−x−y−zグ
ラム原子に対して、Mがxグラム原子、錫がyグラム原
子および亜鉛がzグラム原子の割合のそれぞれの元素の
化合物を用い、該出発原料を水に溶解し、これに混合後
の溶液中の水酸化アルカリ濃度が3モル/l以上となるよ
うに水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱
物を含むスラリを130〜300℃で水熱処理した後、生成し
た沈澱物に融剤を混合し、混合物を700〜950℃で焼成
し、得られた焼成物を洗浄することにより、前記六方晶
マグネトプランバイト型バリウムフェライト磁性粉が得
られる。
本発明においては、まず出発原料であるバリウム、鉄、
M、錫および亜鉛のそれぞれの化合物を水に溶解し、こ
れに水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成させる。
M、錫および亜鉛のそれぞれの化合物を水に溶解し、こ
れに水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成させる。
バリウム化合物としては、硝酸バリウム、塩化バリウ
ム、水酸化バリウム等が用いられる。バリウムの使用量
は、バリウム濃度が0.03〜0.50モル/lの範囲になるよう
にするのが六方晶の結晶性のよい粒子を得るうえで望ま
しい。
ム、水酸化バリウム等が用いられる。バリウムの使用量
は、バリウム濃度が0.03〜0.50モル/lの範囲になるよう
にするのが六方晶の結晶性のよい粒子を得るうえで望ま
しい。
鉄化合物としては、硝酸第二鉄、塩化第二鉄等が用いら
れる。鉄の使用量はバリウム1グラム原子に対して1〜
12グラム原子である。鉄の量が少なすぎると、マグネト
プランバイト型バリウムフェライトの生成量が少なく、
結晶性も悪くなる。また鉄の量が多すぎるとヘマタイト
が副生したり、またバリウムフェライトの粒子が大きく
なり、磁気特性も劣ってくる。
れる。鉄の使用量はバリウム1グラム原子に対して1〜
12グラム原子である。鉄の量が少なすぎると、マグネト
プランバイト型バリウムフェライトの生成量が少なく、
結晶性も悪くなる。また鉄の量が多すぎるとヘマタイト
が副生したり、またバリウムフェライトの粒子が大きく
なり、磁気特性も劣ってくる。
Mの化合物としては、Coまたは、CoおよびNiの塩化物、
硝酸塩等が用いられる。
硝酸塩等が用いられる。
錫の化合物としては、塩化錫、硝酸錫、錫酸ソーダ等が
用いられる。
用いられる。
亜鉛の化合物としては、塩化亜鉛、硝酸亜鉛等が用いら
れる。
れる。
M、錫、亜鉛の使用量は鉄12−x−y−zグラム原子に
対して、Mがxグラム原子、錫がyグラム原子、亜鉛が
zグラム原子であり、0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.
1<z<1.5であり、かつy<x+zである。x、y、z
が前記範囲を外れると、保磁力の温度変化が小さく、か
つ飽和磁化が高くしかも異方性磁界分布がシャープなも
のが得られない。
対して、Mがxグラム原子、錫がyグラム原子、亜鉛が
zグラム原子であり、0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.
1<z<1.5であり、かつy<x+zである。x、y、z
が前記範囲を外れると、保磁力の温度変化が小さく、か
つ飽和磁化が高くしかも異方性磁界分布がシャープなも
のが得られない。
水酸化アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等が用いられう。水酸化アルカリの使用量は水酸
化アルカリを混合した後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/l以上となる量が必要であり、4〜8モル/lの
範囲が好ましい。水酸化アルカリの量が少なすぎると粒
子が大きくなったり、粒度分布が広くなったり、またヘ
マタイトが生成する。また水酸化アルカリを過度に多く
するのは経済的でない。
リウム等が用いられう。水酸化アルカリの使用量は水酸
化アルカリを混合した後の溶液中の水酸化アルカリ濃度
が3モル/l以上となる量が必要であり、4〜8モル/lの
範囲が好ましい。水酸化アルカリの量が少なすぎると粒
子が大きくなったり、粒度分布が広くなったり、またヘ
マタイトが生成する。また水酸化アルカリを過度に多く
するのは経済的でない。
前記出発原料の水溶液に水酸化アルカリを混合する方法
については、特に制限はないが、例えば出発原料の水溶
液に、直接水酸化アルカリを添加するか、あるいは水酸
化アルカリの水溶液を添加する方法がある。あるいはバ
リウム化合物を水酸化アルカリの水溶液側に加えて、こ
れと鉄を含む水溶液を混合する方法がある。
については、特に制限はないが、例えば出発原料の水溶
液に、直接水酸化アルカリを添加するか、あるいは水酸
化アルカリの水溶液を添加する方法がある。あるいはバ
リウム化合物を水酸化アルカリの水溶液側に加えて、こ
れと鉄を含む水溶液を混合する方法がある。
さらに、予め出発原料の水溶液あるいは水酸化アルカリ
の水溶液にSi、Caなどの水に可溶性の化合物、例えばケ
イ酸、ケイ酸ナトリウム、硝酸カルシウム、塩化カルシ
ウム等を若干添加することができる。これらの添加物は
粒子形状を制御するうえで好ましい。
の水溶液にSi、Caなどの水に可溶性の化合物、例えばケ
イ酸、ケイ酸ナトリウム、硝酸カルシウム、塩化カルシ
ウム等を若干添加することができる。これらの添加物は
粒子形状を制御するうえで好ましい。
次に、沈澱物を含むスラリを水熱処理することにより、
バリウムフェライトの微細な結晶が生成、沈澱する。水
熱処理の温度は130〜300℃、好ましくは140〜280℃であ
る。温度が低すぎると結晶の生成が充分でなく、また温
度が高すぎると最終的に得られるバリウムフェライト粉
末の粒径が大きくなるので好ましくない。水熱処理時間
は普通、0.5〜20時間程度であり、水熱処理には通常、
オートクレープが採用される。
バリウムフェライトの微細な結晶が生成、沈澱する。水
熱処理の温度は130〜300℃、好ましくは140〜280℃であ
る。温度が低すぎると結晶の生成が充分でなく、また温
度が高すぎると最終的に得られるバリウムフェライト粉
末の粒径が大きくなるので好ましくない。水熱処理時間
は普通、0.5〜20時間程度であり、水熱処理には通常、
オートクレープが採用される。
次いで、水熱処理により生成した微細な結晶の沈澱物を
水洗して、遊離のアルカリ分を除去した後、得られた沈
澱物に融剤を混合する。融剤としては、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化バリウム、塩化ストロンチウム
およびフッ化ナトリウムのうち少なくとも一種が用いら
れる。融剤の使用量は沈澱物(乾燥物基準)に対して、
10〜180重量%、好ましくは30〜120重量%が適当であ
る。融剤の量が少なすぎると粒子の焼結が起り、また多
すぎても多くしたことによる利点はなく、経済的でな
い。沈澱物と融剤の混合方法は特に制限はなく、例えば
沈澱物のスラリに融剤を加えて湿式混合した後、スラリ
を乾燥してもよく、あるいは沈澱物を乾燥した後、融剤
を加えて乾式混合してもよい。
水洗して、遊離のアルカリ分を除去した後、得られた沈
澱物に融剤を混合する。融剤としては、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化バリウム、塩化ストロンチウム
およびフッ化ナトリウムのうち少なくとも一種が用いら
れる。融剤の使用量は沈澱物(乾燥物基準)に対して、
10〜180重量%、好ましくは30〜120重量%が適当であ
る。融剤の量が少なすぎると粒子の焼結が起り、また多
すぎても多くしたことによる利点はなく、経済的でな
い。沈澱物と融剤の混合方法は特に制限はなく、例えば
沈澱物のスラリに融剤を加えて湿式混合した後、スラリ
を乾燥してもよく、あるいは沈澱物を乾燥した後、融剤
を加えて乾式混合してもよい。
次いで、得られた混合物を焼成することにより、バリウ
ムフェライトの結晶化が完全に行われる。焼成温度は70
0〜950℃、好ましくは800〜930℃である。温度が低すぎ
ると結晶化が進まず、飽和磁化が低くなる。また温度が
高すぎると粒子が大きくなったり、焼結が起こるので好
ましくない。焼成時間は10分〜30時間程度が適当であ
る。焼成雰囲気は特に制限されないが、一般に空気雰囲
気が便利である。
ムフェライトの結晶化が完全に行われる。焼成温度は70
0〜950℃、好ましくは800〜930℃である。温度が低すぎ
ると結晶化が進まず、飽和磁化が低くなる。また温度が
高すぎると粒子が大きくなったり、焼結が起こるので好
ましくない。焼成時間は10分〜30時間程度が適当であ
る。焼成雰囲気は特に制限されないが、一般に空気雰囲
気が便利である。
得られた焼成物を洗浄後、過、乾燥することにより、
バリウムフェライト磁性粉が得られる。洗浄は焼成物中
の融剤、過剰のバリウムなどの不純物を十分に除去でき
ればよどのような方法で行ってもよい。洗浄液としては
水や硝酸、塩酸などの無機酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸などを用いることができる。
バリウムフェライト磁性粉が得られる。洗浄は焼成物中
の融剤、過剰のバリウムなどの不純物を十分に除去でき
ればよどのような方法で行ってもよい。洗浄液としては
水や硝酸、塩酸などの無機酸、酢酸、プロピオン酸など
の有機酸などを用いることができる。
(実施例) 実施例1 脱イオン水1300mlに、硝酸第二鉄[Fe(NO3)3・9H2O]12
87.6g、硝酸コバルト[Co(NO3)2・6H2O]71.3g、塩化錫
[SnCl4]48.0gおよび硝酸亜鉛[Zn(NO3)2・6H2O]18.2
gを溶解し、別に脱イオン水1300mlに、水酸化バリウム
[Ba(OH)2・8H2O]96.7g、カセイソーダ(NaOH)1480g
を溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
87.6g、硝酸コバルト[Co(NO3)2・6H2O]71.3g、塩化錫
[SnCl4]48.0gおよび硝酸亜鉛[Zn(NO3)2・6H2O]18.2
gを溶解し、別に脱イオン水1300mlに、水酸化バリウム
[Ba(OH)2・8H2O]96.7g、カセイソーダ(NaOH)1480g
を溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
得られた沈澱物を含むスラリをオートクレーブに入れ、
145℃で8時間水熱処理を行った。次いで得られた沈澱
物を十分に水洗した後、過、乾燥し、これに融剤とし
てNaClとBaCl2・2H2Oの重量比が1:1の混合物を沈澱物に
対して100重量%加えて混合した。この混合物を空気雰
囲気下で860℃で2時間焼成した。得られた焼成物を水
で十分水洗した後、過、乾燥しバリウムフェライト磁
性粉を得た。
145℃で8時間水熱処理を行った。次いで得られた沈澱
物を十分に水洗した後、過、乾燥し、これに融剤とし
てNaClとBaCl2・2H2Oの重量比が1:1の混合物を沈澱物に
対して100重量%加えて混合した。この混合物を空気雰
囲気下で860℃で2時間焼成した。得られた焼成物を水
で十分水洗した後、過、乾燥しバリウムフェライト磁
性粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回析ス
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Sn0.6Zn0.2O17.8)であり、マグネ
トプランバイト型であった。
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Sn0.6Zn0.2O17.8)であり、マグネ
トプランバイト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について振動試料式
磁力計で磁気特性を測定した結果を第1表に示す。な
お、保磁力の温度変化は20℃〜150℃で測定し、異方性
磁界分布は半値幅で表した。
磁力計で磁気特性を測定した結果を第1表に示す。な
お、保磁力の温度変化は20℃〜150℃で測定し、異方性
磁界分布は半値幅で表した。
実施例2 脱イオン水1300mlに、硝酸第二鉄1287.6g、硝酸コバル
ト71.3g、塩化錫32.0gおよび硝酸亜鉛36.5gを溶解し、
別に脱イオン水1300mlに、水酸化バリウム96.7g、カセ
イソーダ1480gを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生
成させた。
ト71.3g、塩化錫32.0gおよび硝酸亜鉛36.5gを溶解し、
別に脱イオン水1300mlに、水酸化バリウム96.7g、カセ
イソーダ1480gを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生
成させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回析ス
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Sn0.4Zn0.4O17.6)であり、マグネ
トプランバイト型であった。
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Sn0.4Zn0.4O17.6)であり、マグネ
トプランバイト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について実施例1と
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
実施例3 脱イオン水1300mlに、硝酸第二鉄1287.6g、硝酸コバル
ト53.5g、硝酸ニッケル[Ni(NO3)2・6H2O]17.8g、塩化
錫32.0gおよび硝酸亜鉛36.5gを溶解し、別に脱イオン水
1300mlに、水酸化バリウム96.7g、カセイソーダ1480gを
溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
ト53.5g、硝酸ニッケル[Ni(NO3)2・6H2O]17.8g、塩化
錫32.0gおよび硝酸亜鉛36.5gを溶解し、別に脱イオン水
1300mlに、水酸化バリウム96.7g、カセイソーダ1480gを
溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回析ス
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.6Ni0.2Sn0.4Zn0.4O17.6)であり、マ
グネトプランバイト型であった。
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.6Ni0.2Sn0.4Zn0.4O17.6)であり、マ
グネトプランバイト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について実施例1と
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
比較例1 脱イオン水1300mlに、硝酸第二鉄1287.6g、硝酸コバル
ト71.3gおよび四塩化チタン46.3gを溶解し、別に脱イオ
ン水1300mlに、水酸化バリウム96.7gおよびカセイソー
ダ1480gを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させ
た。
ト71.3gおよび四塩化チタン46.3gを溶解し、別に脱イオ
ン水1300mlに、水酸化バリウム96.7gおよびカセイソー
ダ1480gを溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させ
た。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回析ス
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Ti0.8O18)であり、マグネトプラン
バイト型であった。
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Ti0.8O18)であり、マグネトプラン
バイト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について実施例1と
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
比較例2 脱イオン水1300mlに、硝酸第二鉄1287.6g、硝酸コバル
ト71.3gおよび塩化錫73.0gを溶解し、別に脱イオン水13
00mlに、水酸化バリウム96.7gおよびカセイソーダ1480g
を溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
ト71.3gおよび塩化錫73.0gを溶解し、別に脱イオン水13
00mlに、水酸化バリウム96.7gおよびカセイソーダ1480g
を溶解し、両溶液を混合して沈澱物を生成させた。
次いで、実施例1と同様にしてバリウムフェライト磁性
粉を得た。
粉を得た。
得られたバリウムフェライト磁性粉は、X線粉末回析ス
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Sn0.8O18)であり、マグネトプラン
バイト型であった。
ペクトルおよび組成分析の結果、 BaO・(Fe10.4Co0.8Sn0.8O18)であり、マグネトプラン
バイト型であった。
またこのバリウムフェライト磁性粉について実施例1と
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
同様にして磁気特性を測定した結果を第1表に示す。
(発明の効果) 本発明によれば、一般式 BaO・n(Fe12-x-y-zMxSnyZnzO18-(x-y+z)/2)(ただ
し、MはCoまたは、CoおよびNiを示し、n=0.8〜1.2、
0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.1<z<1.5であり、か
つy<x+z である。)で表される六方晶マグネトプランバイト型バ
リウムフェライト磁性粉が得られる。このバリウムフェ
ライト磁性粉は従来のものと比較して、飽和磁化が60em
u/g程度かそれ以上で、保磁力の温度変化が小さく、か
つ異方性磁界分布がシャープであり、磁気記録媒体に用
いるのに適している。
し、MはCoまたは、CoおよびNiを示し、n=0.8〜1.2、
0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.1<z<1.5であり、か
つy<x+z である。)で表される六方晶マグネトプランバイト型バ
リウムフェライト磁性粉が得られる。このバリウムフェ
ライト磁性粉は従来のものと比較して、飽和磁化が60em
u/g程度かそれ以上で、保磁力の温度変化が小さく、か
つ異方性磁界分布がシャープであり、磁気記録媒体に用
いるのに適している。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 BaO・n(Fe12-x-y-zMxSnyZnzO18-(x-y+z)/2)(ただ
し、MはCoまたは、CoおよびNiを示し、n=0.8〜1.2、
0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.1<z<1.5であり、か
つy<x+zである。)で表される六方晶マグネトプラ
ンバイト型バリウムフェライト磁性粉。 - 【請求項2】出発原料として、バリウム1グラム原子に
対して鉄が1〜12グラム原子、鉄12−x−y−zグラム
原子に対して、Mがxグラム原子、錫がyグラム原子お
よび亜鉛がzグラム原子の割合のそれぞれの元素の化合
物を用い、該出発原料を水に溶解し、これに混合後の溶
液中の水酸化アルカリ濃度が3モル/l以上となるように
水酸化アルカリを加えて沈澱物を生成させ、該沈澱物を
含むスラリを130〜300℃で水熱処理した後、生成した沈
澱物に融剤を混合し、混合物を700〜950℃で焼成し、得
られた焼成物を洗浄することを特徴とする一般式 BaO・n(Fe12-x-y-zMxSnyZnzO18-(x-y+z)/2)(ただ
し、MはCoまたは、CoおよびNiを示し、n=0.8〜1.2、
0.1<x<1.5、0.1<y<1.5、0.1<z<1.5であり、か
つy<x+zである。)で表される六方晶マグネトプラ
ンバイト型バリウムフェライト磁性粉の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62139849A JPH06104576B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62139849A JPH06104576B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63307122A JPS63307122A (ja) | 1988-12-14 |
| JPH06104576B2 true JPH06104576B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=15254960
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62139849A Expired - Lifetime JPH06104576B2 (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104576B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2956841B2 (ja) * | 1987-08-08 | 1999-10-04 | 株式会社東芝 | 磁気記録用磁性粉 |
| JP2735382B2 (ja) * | 1990-10-11 | 1998-04-02 | 株式会社東芝 | 磁気記録用磁性粉末 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61219720A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-30 | Central Glass Co Ltd | 微粒子状マグネトプランバイト型フエライトの製造法 |
| JP2635568B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1997-07-30 | 株式会社東芝 | 高密度磁気記録用磁性粉およびそれを用いた磁気記録用媒体 |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP62139849A patent/JPH06104576B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63307122A (ja) | 1988-12-14 |
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