JPH0611347B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH0611347B2
JPH0611347B2 JP3774091A JP3774091A JPH0611347B2 JP H0611347 B2 JPH0611347 B2 JP H0611347B2 JP 3774091 A JP3774091 A JP 3774091A JP 3774091 A JP3774091 A JP 3774091A JP H0611347 B2 JPH0611347 B2 JP H0611347B2
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吉平 新山
広司 伊東
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可変表示装置などの可
変表示手段と変動入賞装置を備えたパチンゴ機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機としては、遊
技盤面を流下する打球が特定入賞口に入賞すると、可変
表示装置で可変表示遊技を行い、この可変表示遊技の停
止表示結果により予め設定した特別条件が達成されると
変動入賞装置の打球の受入れ状態を遊技者にとって不利
な第2状態から有利な第1状態に変化し、この第1状態
において、変動入賞装置に流入した打球が継続入賞口に
入賞した際には、第1状態が繰返されるように設定され
たものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のパチンコ機は、可変表示装置で特別条件が達成される
確率は、そのパチンコ機が製造されたときから所定の値
に固定されたまであり、この確率を外部から調整するこ
とができないし、特別条件の達成により特別遊技が一
旦、発生すると遊技者に多大な利益がもたらされるの
で、遊技店では可変表示装置の始動口である特定入賞口
への打球の入賞を抑制することにより特別遊技の発生を
抑制する傾向にある。 しかし、始動口への入賞を抑制してしまうと、当該パチ
ンコ機の特徴を活せなくなってしまうので、多大な利益
への魅力に乏しいものとなったり、或いは熟練した極く
少数の遊技者にだけに利益が偏ってしまうという問題点
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記目
的を達成するためのものであり、以下にその内容を図面
に示した実施例を用いて説明する。 パチンコ機は、打球の特定状態を検出する特定状態検出
手段(例えば検出器10a′〜10c′)と、上記特定
状態検出手段による特定状態の検出により作動開始され
る可変表示手段(例えば可変表示器11a〜11c)
と、上記可変表示手段の停止表示結果に基づいて特別条
件の達成を判別する特別条件判別手段(例えば判別回路
41)と、 上記特別条件判別手段による特別条件の達成により変動
入賞装置(例えば特別変動入賞装置13)を所定条件に
基づいて遊技者に有利な第1状態に変換動作する駆動制
御手段(例えばフリップフロップ46a,タイマ52a
等)と、 上記変動入賞装置の変換動作中に打球による継続条件が
達成されたことを判別したならば、上記駆動制御手段を
して変動入賞装置を再度継続して変換動作をなさしめる
継続条件判別手段(例えば特別スイッチ30、フリップ
フロップ55等)と、 遊技部内を流下する打球が特定穴に流入することに関連
して達成される終了条件を予め設定しておき、この終了
条件が特別遊技中に達成されたならば、特別遊技を当該
サイクルで終了せしめる終了条件判別手段(例えば中止
スイッチ60、フリップフロップ62等)と、 上記可変表示手段の停止表示結果に基づく遊技者に付与
可能な目標利益率を、外部からの操作により複数段階に
設定する目標利益率設定操作手段(例えば、接続線67
a〜67c)と、 該目標利益率設定操作手段により設定された当該目標利
益率に基づいた頻度で、上記可変表示手段に上記特別条
件を達成させる特別条件達成確率制御手段(例えば、A
NDゲート35a〜35c,発振器36a〜36c,カ
ウンタ37a〜37c)と、 を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作 用】遊技店側において目標利益率設定操作手段
(67a〜67c)を操作して遊技者に付与可能な目標
利益率を予め設定する。そして、遊技盤(6)の遊技部
内を流下する打球の特定状態が特定状態検出手段(10
a′〜10c′)により検出されると、上記目標利益率
設定操作手段により設定された目標利益率に基づいた頻
度で特別条件が達成されるように、特別条件達成確率制
御手段(35a〜35c,36a〜36c,37a〜3
7c)の制御の下で可変表示手段(11a〜11c)が
作動する。そして、可変表示手段の停止表示結果に基づ
いて特別条件判別手段(41)により、特別条件の達成
が判別されたならば、駆動制御手段(46a等)により
変動入賞装置(13)を遊技者に有利な第1状態に変換
動作し、特別遊技を開始する。 この変換動作中に、継続条件判別手段(30)により打
球による継続条件の達成が判別されたならば、駆動制御
手段をして変動入賞装置を再度継続して変換動作をなさ
しめ、特別遊技のサイクルを更新する。 一方、変動入賞装置の変換動作中、即ち特別遊技中に、
打球に関連し、予め設定しておいた終了条件の達成が終
了条件判別手段(60等)により判別されたならば、駆
動制御手段をして変動入賞装置を遊技者に不利な第2状
態に変換動作することで、特別遊技を当該サイクルで終
了せしめる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を図面に示した実施例に基づき
説明する。 図1において、パチンコ機1の表面には打球の供給皿2
を有し、遊技者が該供給皿2の打球を入れて操作部3を
操作すると、発射装置4が作動するので、供給皿2に入
れた球が順次弾発される。弾発された打球は、ガイドレ
ール5を伝わって遊技盤6の表面に有る遊技部7の上方
に導かれ、該遊技部7を障害釘に当りながら流下する。
そして、流下途中で入賞口8に入るとセーフとなり、遊
技盤6の裏側に設けた賞球排出機構(図示せず)が作動
して一定数の賞球が供給皿2又はパチンコ機1の表面に
下方に設けた受皿2′に排出される。しかし、遊技部7
を流下する打球がどの入賞口8にも入らなければ、遊技
部7の下端に設けたアウト口9に入って没収される。 上記した遊技部7内には、打球によって達成される特定
条件を設定する。この特定条件は、図面の実施例によれ
ば、遊技部7の上方に設けた左右の特定入賞口10a,
10bのいずれかに打球が入るか、又は遊技部7の下方
に設けた特定入賞枠10cを打球が通過したことが検出
されることにより達成する。 この特定条件は簡単に達成しない方が望ましいので、障
害釘によって特定入賞口10a,10bに打球が入り難
くしたり、特定入賞枠10cに打球が通過し難いように
するとよい。そして、特定入賞口10a,10b及び特
定入賞枠10cには、特定状態検出手段としての各々ス
イッチ機構が臨み、打球が入ったり通過すると、スイッ
チ機構が瞬間的にオンとなって特性条件の達成を検出す
る。この特定条件が達成された状態が特定状態である。
【0007】 打球がたまたまいずれかの特定入賞口に入ったり、特定
入賞枠を通過して検出されることにより特定状態である
ことが検出されると、電気的手段によって可変表示遊技
が開始する。この可変表示遊技は、図面の実施例によれ
ば、可変表示手段としての3個の可変表示器11a〜1
1cが高速変化することにより行われる。この各可変表
示器11a〜11cは、「1」から「0」迄の10個の
数字を表示したドラム又は円盤を高速回転されることに
より機械的に行ってもよいし、或は7個のセグメントを
「日」の字状に配設したセグメント表示器を電気的に制
御して「1」から「0」迄の数字を高速変化させること
により行ってもよい。
【0008】いずれにしても打球により特定状態が検出
されると、可変表示器11a〜11cにより可変表示遊
技が開始し、この可変表示遊技は所定時間(例えば7秒
間)だけ継続する。この所定時間内において遊技者がパ
チンコ機1の表面に有る停止スイッチ12を操作する
と、各可変表示器11a〜11cの高速変化が間歇的に
止まり、窓孔「1」から「0」迄のいずれかの数字が表
示される。
【0009】又、可変表示遊技中の所定時間内に遊技者
が停止スイッチ12を操作しなければ、所定時間の終了
直後に電気的手段によって各可変表示器11a〜11c
の高速変化が間歇的に止まり、遊技者が停止スイッチ1
2を操作したのと同一状態となる。
【0010】このようにして可変表示遊技が終了し、そ
の停止表示結果により、特別条件が満たされると、特別
遊技が開始して遊技者に多大な利益をもたらせ、特別条
件が満たされないと、遊技者に僅かな利益しかもたらせ
ない。この特別条件とは、例えば各可変表示器11a〜
11cの窓孔に全て「7」の数字が揃って停止した場合
であり、それ以外の場合には特別条件とはならない。こ
の特別条件は、各可変表示器11a〜11cの停止状態
を特別条件判別手段が判定することにより決定する。
【0011】可変表示遊技によって特別条件が達成され
ると、遊技部7内では特別遊技が開始して、遊技者に多
大の利益をもたらせる。
【0012】この特別遊技は、図面の実施例は遊技部7
に設けた変動入賞装置としての特別変動入賞装置13が
遊技者に有利な第1状態、こゝでは打球を受け入れ易い
状態に変化し、この状態を所定条件として例えは一定時
間(例えば30秒間)継続することにより行われる。
【0013】この特別変動入賞装置13は、横長な開口
部14を有し、該開口部14の下方左右のある程度離れ
た位置にガイド片15a〜15cを設けると共に、該開
口部14の上方左右に補助ガイド片16a〜16b,を
設けてなる。
【0014】上記したガイド片15a,15bは、遊技
盤6の裏面に設けた電磁石17a,17bに連結されて
いる。即ち各電磁石17a,17bのロッド18a,1
8bの先端を作動ロッド19a,19bの基端に枢着
し、該作動ロッド19a,19bの先端に設けた作動枠
20a,20bに基端を枢着した旋回ロッド21a,2
1bのピン22a,22bを嵌め付け、該旋回ロッド2
1a,21bの先端に設けた支持ピン23a,23bを
遊技盤5に通して表面に突出させ、該支持ピン23a,
23bの突出端にガイド片15a,15bを取付けてあ
り、各支持ピン23a,23bは弧状孔24a,24b
に通っている。
【0015】各電磁石17a,17bの消磁状態では、
支持ピン23a,23bが弧状孔24a,24bの一端
に位置して、各ガイド片15a,15bが開口部14の
下方に離れた状態で位置する。従って、遊技部7を流下
する打球は、殆ど開口部14に入ることができず、この
状態が遊技者に不利な第2状態である。
【0016】しかし、各電磁石17a,17bが励磁す
ると、ロッド18a,18bが吸引され、作動ロッド1
9a,19bの回動により旋回ロッド21a,21bが
旋回するので、該旋回ロッド21a,21bの先端に有
る各ガイド片15a,15bが弧状孔24a,24bに
沿って移動し、開口部14の下端に各ガイド片15a,
15bが位置する(図2及び図3鎖線)。この状態が遊
技者に有利な第1状態であって、遊技部7を流下する打
球は、ガイド片15a,15bに沿って開口部14を転
動し、セーフ球となる。従って、特別遊技は各電磁石1
7a,17bが励磁することにより開始し、又、該電磁
石17a,17bを励磁している時間だけ継続し、該電
磁石17a,17bが消磁すると、スプリングの付勢や
自重によって元状態に戻り、特別変動入賞装置13が遊
技者に不利な第2状態に復帰する。
【0017】尚、前記各補助ガイド片16a,16b
は、ガイド片15a,15bと同様に遊技盤の裏側に設
けた補助電磁石25a,25bに補助作動ロッド26
a,26b及び補助旋回ロッド27a,27bを介して
連結され、補助電磁石25a,25bが消磁している
と、各補助ガイド片16a,16bとも開口部14の上
方に位置しているが、補助電磁石25a,25bが励磁
すると、各開口部14の側縁に位置する。尚、この補助
ガイド片16a,16bの作用に付いては後述する。
【0018】前記した様に可変表示遊技により特別条件
が達成すると、電磁石17a,17bが励磁し、開口部
14の下辺に各ガイド片15a,15bが位置して、特
別変動入賞装置13が遊技者に有利な第1状態に変換動
作して特別遊技が開始し、遊技部7を流下する打球が連
続的に開口部14内に入ってセーフ球となり易い。
【0019】そして、開口部14内には、打球が比較的
に入り難い継続口28を有し、特別遊技中に開口部14
内に入った球がたまたま継続口28に入ると、該球は特
別流路29を流下して継続条件判別手段の一構成要素と
しての特別スイッチ30で検出される。
【0020】特別スイッチ30が流路29の球を検出す
ると、特別遊技が一定時間だけ終了した後に、第2回目
の特別遊技が一定時間だけ継続する。 即ち、特別遊技中に打球が継続口28に入って、特別ス
イッチ30がオンとなることで、継続条件が達成され、
励磁していた電磁石17a,17bが消磁した直後に再
び励磁し、第2回目の特別遊技が一定時間だけ繰返され
る。
【0021】そして、第2回目の特別遊技中に継続口2
8に球が入り検出されると、第2回目の特別遊技が終了
した後に第3回目の特別遊技が繰返される。従って、特
別遊技は、一定時間の継続中に継続条件が達成される
と、何回も繰返されることになる。
【0022】しかし、一定時間内での特別遊技中に開口
部14に入った打球によって継続条件が達成されなけれ
ば、特別遊技は当該特別遊技が終了した時点で終了す
る。 このように打球が遊技部7内で特定状態を検出すれば可
変表示遊技が発生し、可変表示遊技において特別条件を
達成すれば、遊技者に著しい利益をもたらせる特別遊技
が発生するのであって、特別遊技の一定時間継続中に継
続条件が達成すると、当該特別遊技の終了後に再び特別
遊技が繰返されるのである。従って特別条件が達成する
限り何回でも特別遊技が繰返すことになる。
【0023】そこで、本発明では遊技部7内を流下する
打球が特定の領域に流入することに関連して達成される
終了条件を予め設定しておき、この終了条件が特別条件
中に達成された場合には、継続条件が達成された場合に
も、当該特別遊技をその回で終了せしめるようにしてい
る。この終了条件は、図面の実施例によれば、遊技部7
の上方に設けた左右の特定穴31のいずれかに打球が入
り検出されることにより成立する。この特定穴31は、
例えば打球が流下し易い位置に1個以上設けるとよい。
又、特定穴31には、終了条件判別手段の一構成要素と
してのスイッチ機構が臨み、打球が入るとスイッチ機構
が瞬間的にオンとなって終了条件の成立を検出する。
【0024】特別遊技中に打球が特定穴31に入って検
出されることにより終了条件が達成されると、他の打球
が継続口28に入って検出されることにより継続条件が
達成されても、電磁石17a,17bは当該特別遊技の
一定時間経過後は励磁しなくなり、特別遊技がその回で
終了する。
【0025】次に、図5に示した制御回路のブロック図
を用いて説明する。 遊技部7を流下する打球が、特定入賞口10a,10b
に入ったり、又は特定入賞口10cを通過き、各入賞口
10a,10b又は入賞枠10cに臨ませた特定状態検
出手段としての検出器10a′〜10c′で検出される
ことにより、特定状態が検出されると、各検出器10
a′〜10c′のいずれかの出力がORゲート32から
レジスタ33に入力され、フリップフロップ34a〜3
4cがセットされる。
【0026】これにより各フリップフロップ34a〜3
4cのQ出力は低レベルが高レベルとなり、この高レベ
ル信号が個々に接続されているANDゲート35a〜3
5cの一入力に与えられるので、各発振器36a〜36
cからの信号がある度に10進カウンタ37a〜37c
へチェック信号が入力される。このチェック信号を受け
ると、各10進カウンタ37a〜37cは、1,2,…
9,0の出力を発振器の周波数に応じた速度で可変発信
し、この出力がドライバを介して可変表示手段を構成す
る可変表示器11a〜11cに与えられる。
【0027】従って、各可変表示器11a〜11cは、
「1」から「0」迄の数字を可視不能な状態で高速変換
する。この状態が可変表示遊技であって、この可変表示
遊技は一定時間(例えば7秒間)継続する。
【0028】この可変表示遊技の一定時間内に遊技者が
停止スイッチ12を操作すると、ORゲート38を介し
てフリップフロップ34cのリセット側に入力が入り、
フリップフロップ34cはQ出力が低レベルになるの
で、このQ出力に入力を接続しているANDゲート35
cが閉じ、従って10進カウンタ37cはANDゲート
35cが閉じる直前にカウントしていた数で停止し、可
変表示器11cはその数を表示した状態になる。
【0029】一方、当該フリップフロップ34cの状態
反転によって反転Q出力が高レベルとなるので、この出
力に接続しているタイマ39bが稼働し、予め定められ
ている時間、例えば1秒を通過すると高レベル出力を発
する。この出力はフリップフロップ34bのリセット入
力に与えられるので、先にフリップフロップ34cと同
様の作用で10進カウンタ37bが停止し、その数が可
変表示器11bに表示されると共に、当該フリップフロ
ップ34bの反転Q出力の反転でもう一つのタイマ39
aを稼働する。このタイマ39aの出力は残っているフ
リップフロップ34aのリセット入力に接続されている
ので、このタイマに設定されている所定時間、例えば1
秒通過すると、タイマ39aの発する高レベル出力によ
り当該フリップフロップ34aも状態が反転する。従っ
て先と同様に10進カウンタ37aは一定数をカウント
し、出力している状態で停止するので対応する可変表示
器11aもその数を表示して止まる。
【0030】尚、停止スイッチ12の操作により最初に
リセットされるフリップフロップ34cのQ出力にはタ
イマ40が接続され、この出力はORゲート38を介し
て当該フリップフロップ34cのリセット入力に接続さ
れているので、当該フリップフロップ34cがセットさ
れると同時にこのタイマ40が稼働する。そして該タイ
マ40に設定した一定時間経過後(例えば7秒後)に
は、フリップフロップ34cが強制的に状態反転され
て、上記した回路動作が生じるようになっている。これ
は遊技者が不注意に、又は意図的に停止スイッチ12を
押さないでいても、タイマ40の設定時間経過後にカウ
ンタを含む回路系を初期状態に戻すため、換言すれば可
変表示遊技を終了するためであって、仮にタイマ40が
無ければ、停止スイッチ12を操作しない限り可変表示
遊技が継続することになる。
【0031】上記のようにして各10進カウンタ37a
〜37cが夫々所定のカウント値を出力して止まると、
2進化10進出力、即ち、1−2−4−8の重みを持つ
各4ビット出力は、特別条件判別手段としての通常の一
致回路の組み合せ等によるコンパレータ乃至判別回路4
1に入力される。この判別回路41は、第一、第二、第
三の出力を発信する。例えば第一出力42aは全てのカ
ウンタ出力が定められた10進数値、例えば「7」とな
った(表示器が三桁とも「7」に揃った)場合であっ
て、特別条件の達成を意味し、第二出力42bはカウン
タ37c,37bのみの出力の10進数値が同じ(即ち
可変表示器11c,11bのみが、「1」と「1」,
「4」と「4」等同じ数字)場合、第三出力42cはそ
の他の場合に発信される。
【0032】第一出力42aが発信されると、特別遊技
が開始される。即ち、この第一出力42aはANDゲー
ト43aの一入力に与えられ、該ANDゲート43aの
他入力は、前記カウンタに関して最後にリセットされ
る。駆動制御手段の一構成要素としてのフリップフロッ
プ34aの反転Q出力に接続されている。
【0033】従ってANDゲート43aは開き、ORゲ
ート44を介して他のANDゲート45aの他入力は、
このANDゲート45aの出力にセット入力を接続した
フリップフロップ46aの出力にセット入力を接続した
フリップフロップ46aの反転Q出力を受けているの
で、当該ANDゲート45aはアンドが採れ、フリップ
フロップ46aが反転してQ出力を高レベルとする。勿
論、これと同時にフリップフロップ46aの反転Q出力
は低レベルとなるので、フリップフロップ46aをセッ
トしたANDゲート45aは、この時点で閉じられる。 このようにフリップフロップ46aがセットされると、
高レベルのQ出力は三入力ANDゲート46aの一入力
に与えられる。
【0034】一方、このANDゲート47aの反転入力
となっているもう一つの入力は、このANDゲート47
の出力にクロック入力を接続した4ビット並列出力端子
(便宜的に最下位から0,1,2,3の数を付した)を
持つシフトレジスタ48aの最上位ビット(No.3)
からのフィードバックを受けており、しかもこの入力が
反転入力となっているシフトレジスタ48aが、それ以
前のフリップフロップ46aの非セット状態時の低レベ
ルQ出力で反転リセットされているため、このANDゲ
ート47aは残ったもう一つの入力の如何に支配される
状態になる。そして、ANDゲート47aの最後の入力
には、適当な周波数で高レベルパルス信号を発する発振
器49の出力が接続されているので、ANDゲート47
aの出力はこの周波数に応じて高レベルとなり、その度
にシフトレジスタ48aは1ビットずつ出力を「1」又
は高レベルにしていく。これが最上位ビット(No.
3)迄続けられるが、その過程は、No.1出力がOR
ゲート50aを介してドライバ51bが稼動し、電磁石
17aが励磁することになる。
【0035】そして、やゝ遅れてNo.2出力の高レベ
ル遷移により、ORゲート50bを介してドライバ51
cを稼働し、電磁石17bが励磁する。 更に、No.3出力が高レベルになると、ANDゲート
47aの反転入力が反転するので、当該ANDゲート4
7aは閉じ、シフトレジスタ48aは全ビットが「1」
となって停止する。
【0036】従って、両電磁石17a,17bは励磁を
続けるので、各ガイド片15a,15bが開口部の下辺
に位置して特別遊技が継続する。
【0037】この特別遊技の継続を一定時間で終了させ
るのは、シフトレジスタ48aのNo.3の出力の高レ
ベル遷移で稼働する駆動制御手段の一構成要素としての
タイマ52aである。
【0038】即ち、タイマ52aが稼働後(電磁石17
a,17bの励磁後)、設定した一定時間(例えば30
秒)が経過すると、高レベル出力が発する。この出力は
フリップフロップ46aのリセット入力に出力を接続し
たANDゲート53aの一入力に与えられ、該ANDゲ
ート53aの他入力が、当該フリップフロップ46aの
Q出力の帰還によりこの時点で既に高レベルとなってい
るので、両入力のアンドが採れ、ゲート53aの出力に
よりこのフリップフロップ46aがリセットされる。こ
のリセットと同時にリセットされたANDゲート53a
は閉じ、当初の状態に戻る。
【0039】上記したフリップフロップ46aのリセッ
トにより、Q出力を反転してリセット入力しているシフ
トレジスタ48aがリセットされ、全ビットが0又は低
レベルとなる。これによりシフトレジスタ48aも初期
状態に戻るため、両電磁石17a,17bが消磁して特
別遊技が終了することになる。
【0040】尚、特別遊技が継続している一定時間は、
タイマ52aの設定時間(30秒)に各回路の動作時間
(シフト時間等)を加えたものであるが、各回路の動作
時間はタイマの設定時間に比較すると無視できる程度な
ので、両電磁石17a,17bの励磁時間(特別遊技が
継続している一定時間)はタイマ52aにより決まると
認められる。又、電磁石17a,17bを一定時間、継
続的に励磁する代りに、間歇的に励磁してもよい。
【0041】以上によって、検出器10a′〜10c′
のオンから停止スイッチ12の操作又はタイマ40のカ
ウントアップにより10進カウント37a〜37cが停
止し、その出力数が全部「7」で揃って(即ち1−2−
4の重みが「1」、重み8の出力が「0」)両電磁石1
7a,17bが励磁し、30秒を経過して消磁する迄、
即ち一回の特別遊技の一周期動作が具体的に理解され
る。
【0042】しかし、この一周動作継続中に開口部14
に入った打球が継続口28に入り、特別流路29を流下
して継続条件判別手段の一構成要素しての特別スイッチ
30がオンになると、再び30秒だけ両電磁石17a,
17bが励磁するので、特別遊技が繰返すのである。
【0043】即ち、特別スイッチ30の出力を一入力に
しているANDゲート54の他入力には、タイマ52a
によりリセットされる以前のフリップフロップ46aの
Q出力が与えられている。従って、両電磁石17a,1
7bの励磁中に特別スイッチ30がオンになるとAND
ゲート54が開き、継続条件判別手段の一構成要素とし
てのフリップフロップ55がセットされることになる。
このフリップフロップ55は、次回の電磁石励磁動作の
情報が到来する迄の記憶回路で、次に両電磁石17a,
17bを励磁するための信号をQ出力の高レベルとして
ANDゲート56の一入力に送って待機させている。
【0044】そして、第1回目の特別遊技が一定時間
(30秒間)の経過により終了して前記した様にAND
ゲート53aの出力が高レベルになると、ワンショット
マルチバイブレータ回路57が一つのパルスを発し、こ
のパルスがANDゲート56に与えられる。従って、A
NDゲート56では、上記した様に既に待機しているフ
リップフロップ55の高レベルQ出力とのアンドが採
れ、ORゲート44を介してANDゲート45aの一入
力に高レベル信号が送られる。
【0045】このようになれば、先に説明した判別回路
41からの第一出力42aによるのと同じ動作が開始す
るので、両電磁石17a,17bがタイマ52aで設定
された時間だけ励磁して特別遊技が繰返される。
【0046】尚、ORゲート44の出力は、他のORゲ
ート58を介してフリップフロップ55をリセットし、
リセットされたフリップフロップ55は、繰返された特
別遊技中に特別スイッチ30がオンとなったときの信号
を記憶することになる。そして、特別条件が達成されな
ければ、特別スイッチ30からの信号がないので、特別
遊技の終了後に全回路は元の状態に戻り、特別スイッチ
30からの信号が有れば、再度特別遊技が繰返されるこ
とになる。 つまり、一定時間(30秒間)だけ継続している両電磁
石17a,17bの励磁動作が、当該一定時間を一回の
基本単位、即ち1サイクルとなる。
【0047】又、特別遊技の繰返し回数を電気的手段に
よって一定(例えば10回)に限定するため、次の様な
回路構成を付加している。
【0048】即ち、カウント手段としてN進カウンタ5
9を、例えばN=10にセットして10進カウンタと
し、該カウンタ59のキャリー信号(桁上げ信号)で、
ORゲート58を介して特別スイッチ信号記憶回路とし
てのフリップフロップ55をリセットするようにしてい
る。そして、該N進カウンタ59は、最初の特別遊技の
基本単位を1サイクルと数え、このサイクルを10回数
えるようにしている。
【0049】従って、9サイクル目迄はカウンタ59か
らのキャリー信号が出ないので、各サイクル毎に特別ス
イッチ30から出力が有る度に記憶回路であるフリップ
フロップ55はその旨を記憶し、当該サイクルの終了後
に、次回のサイクルに移行する。
【0050】しかし、10サイクル目に達すると、N進
カウンタ59がキャリー信号を発し続けてフリップフロ
ップ55のリセット入力を高レベルに保つため、その間
に特別スイッチ30からの出力が有っても、該フリップ
フロップ55のQ出力は低レベルに引き下げられる。従
って、10サイクル目においては、特別スイッチ30の
出力が有っても、即ち継続条件が達成されても、特別ス
イッチ30の出力が無いのと等価となり、11サイクル
に移行しないようにしている。
【0051】このような作動を生じさせるため、当該N
進(10進)カウンタ59には次の条件が必要である。
即ち、特別遊技の開始第1回目のカウント以前にリセッ
トされていること、及び各サイクル毎に「1」をカウン
トアップすること、等である。このような条件は、所謂
当業者であれば任意のロジックを組むことで簡単に設定
できるが、図面の実施例では次の様に処理している。
【0052】先ず、カウンタリセットは、最初の特別遊
技の開始条件である判別回路41の第一出力42aで行
うようにし、また特別遊技の繰返しカウントは、電磁石
17a,17bを励磁させた後に稼働するタイマ52a
のタイムアップ信号(ANDゲート53aへの信号)を
カウンタ入力としている。
【0053】従って、特別遊技の1サイクル目開始前に
10進カウンタ59は第一出力42aによりリセットさ
れ、特別遊技が10サイクル繰返されてタイマ52aか
らの信号が10回与えられると、キャリー信号が発して
フリップフロップ55をリセットするので11サイクル
目の特別遊技が行われない。
【0054】又、特別遊技中に打球が特定穴31に入っ
て、終了条件判別手段の一構成要素としての中止スイッ
チ60により検出されることにより、終了条件が達成さ
れると、中止スイッチ60からANDゲート61に出力
を与える。ANDゲート61は、フリップフロップ46
aのQ出力を他の一入力としているので、特別遊技中に
中止スイッチ60から出力を受けると、フリップフロッ
プ46aのQ出力とのアンドが採れ、このアンド出力が
フリップフロップ62をセットする。フリップフロップ
62がセットされると、ANDゲート63の一入力が高
レベルになり、特別遊技が継続している一定時間後にタ
イマ52aから高レベル出力を受けるとアンドが採れ、
このアンド出力がORゲート58を介してフリップフロ
ップ55をリセットする。フリップフロップ55がリセ
ットされると、上記のように電磁石17a,17bは励
磁することなく特別遊技が当該サイクルで終了する。
【0055】尚、フリップフロップ62は、他のフリッ
プフロップ46aのQ出力と中止スイッチ60とのアン
ド出力によりセットされるので、該Q出力が高レベルと
なる特別遊技中にのみセットされ得る。 又、終了条件は、遊技部7内を流下する打球が特定の領
域に流入することに関連して達成される条件であればよ
く、例えば遊技中において特別変動入賞装置13内に入
賞した入賞打球数が所定数に達したならば、終了条件が
達成されたとして、特別遊技を当該サイクルで終了させ
るようにしてもよい。
【0056】一方、保守点検又は検査時等に便利なよう
に、この実施例ではパチンコ機1の裏面等にモニタース
イッチ64を設け、これを操作すると各10進カウンタ
37a〜37cが全て10進数「7」に発信するよう
に、このスイッチ出力を各10進カウンタのプリセット
入力に入れている。しかし、各検出器10a′〜10
c′のオンによって各カウンタ37a〜37cを作動さ
せるフリップフロップ34a〜34cは、全てリセット
状態にある時のみこのモニターが可能なように、このモ
ニタースイッチ64からプリセット入力への信号線中に
各対応するフリップフロップ34a〜34cの反転Q出
力とのアンドを採るANDゲート65a〜65cを設け
てある。
【0057】この説明迄が、打球により特定状態が検出
されて可変表示遊技があり、この可変表示遊技において
特別条件が達成して特別遊技となった場合で、判別回路
41から第一出力42aが発信することにより全て作動
する。
【0058】次に、可変表示遊技において特別条件が達
成しないで第1利益遊技となった場合、即ち各10進カ
ウンタ37a〜37cのうちカウンタ37c,37bの
みの10進数値が揃って判別回路41が第二出力42b
を発した場合に付いて説明する。
【0059】この場合は遊技者にとって特別遊技よりは
るかに利益程度が少ない状態であって、第二出力42b
と、既に説明したようにリセットされているフリップフ
ロップ34aの反転Q出力とのアンドがANDゲート4
3bにより採られ、このアンド出力が他のANDゲート
45bの一入力に与えられる。 このゲート45bの他入力は、このゲート出力をセット
入力としたフリップフロップ46bの反転Q出力を受け
ているため、結局は当該ANDゲート45bも開くこと
になり、フリップフロップ46bがセットされてQ出力
が高レベルとなる。同時に反転Q出力は低レベルとなっ
て、ANDゲート45bは閉じる。
【0060】一方、フリップフロップ46bのセットに
よるQ出力の高レベル信号は、一反転入力を持つ三入力
ANDゲート47bの一つの引反転入力に送られ、反転
入力はこのゲート47bの出力をクロックとして受ける
4ビット並列出力端子を持つシフトレジスタ48bの最
上位ビット出力を受け、この出力が低レベルとなってい
るため、結局は残ったもう一つの非反転入力に発振器4
9の出力が入る度にANDゲート47bはこれを通し、
従ってシフトレジスタ48bはLSBからMSBに向か
って順次並列ビット出力を「1」乃至高レベルとしてい
く。これにより先ず、ドライバ51aを介して補助電磁
石25aを励磁し、次にORゲート50a,ドライバ5
1bを介して電磁石17aが励磁し、次にORゲート5
0b,ドライバ51cを介して電磁石17bが励磁し、
最後に電磁石25bが励磁することになる。
【0061】そして、シフトレジスタ48bがそれに続
いてMSB出力を「1」とすると、この出力でANDゲ
ート47bが閉じて、発振器49の出力がこのレジスタ
48bに与えられなくなるので、各電磁石25a,17
a,17b,25bは継続的に励磁する。
【0062】この状態が第1利益遊技の態様であって、
各電磁石25a,17a,17b,25bが励磁する
と、前記した様にガイド片15a,15bが開口部14
の下辺に位置すると共に、補助ガイド片16a,16b
が開口部14の左右側辺に位置する。従って遊技部7を
流下する打球が開口部14に達すると、いずれかのガイ
ド片15a,15bに案内されて内部に入り、セーフ球
となるので、打球の入賞確率が高くなる。
【0063】上記した第1利益遊技は無限に継続するの
ではなく、タイマ52bの設定時間だけである。このタ
イマ52bはシフトレジスタ48bのMSB出力で稼働
が開始し、設定時間(例えば15秒間)経過してタイム
アップすると、セットされているフリップフロップ46
bのQ出力とのアンドがANDゲート53bで採れ、該
ANDゲート53bの出力でフリップフロップ46bが
初期状態に戻ると同時に、ORゲート66aを介して反
転リセット入力を持つシフトレジスタ48bの当該リセ
ット入力に低レベルとなったQ出力が与えられ、シフト
レジスタ48bがリセットされている全ての電磁石25
a,17a,17b,25bが消磁する。
【0064】従って、第1利益遊技はタイマ52bで設
定された、例えば15秒だけ継続するのであって、先に
説明した特別遊技のような繰返し機能がなく、終了する
と第二出力42bを持つ初期状態に戻る。
【0065】尚、第1利益遊技の回路において数字
「b」を付した符号の構成は、先の特別遊技における回
路の構成と同一である。
【0066】一方、遊技者の打球が遊技部において第1
条件を達成し、可変表示遊技において何も達成しなくて
判別回路41が第三出力42cを発した場合には第2利
益遊技となる。この第2利益遊技は、上記第1利益遊技
より更に遊技者に対する利益状態が少なく、この第2利
益遊技の回路構成はブロック図で明らかなように第1利
益遊技の回路構成と殆ど同一である。
【0067】この第2利益遊技の電気的処理態様を説明
すると、第三出力42cと、フリップフロップ34aの
反転Q出力とのアンドがANDゲート43Cにより採ら
れ、このアンド出力が他のANDゲート45cの入力に
与えられる。このANDゲート45cは他入力がフリッ
プフロップ46cの反転Q出力を受けているので開くこ
とになり、該フリップフロップ46cがセットされてQ
出力が高レベルとなる。このQ出力の高レベル信号は一
反転入力を持つ三入力ANDゲート47cの一つの非反
転入力に送られ、反転入力はこのゲート47cの出力を
クロックとして受ける4ビット並列出力端子を持つシフ
トレジスタ48cの最上位ビット出力を受け、この出力
が低レベルとなっているので、他の非反転入力に発振器
49の出力が入る度にANDゲート47cはこれを通
し、従ってシフトレジスタ48cはLSBからMSBに
向かって順次並列ビット出力を「1」乃至高レベルとし
ていく。
【0068】これにより、先ずORゲート50a及びド
ライバ51bを介して電磁石17aが励磁し、次にOR
ゲート50b,ドライバ51cを介して電磁石17b
が、励磁することになり、これに続いてMSB出力を
「1」とすると、この出力でANDゲート47cが閉じ
て、発振器49の出力がシフトレジスタ48cに与えら
れなくなるので、両電磁石17a,17bが継続的に励
磁する。この状態が第2利益遊技の態様であり、両電磁
石17a,17bの励磁で開口部14の下辺に両ガイド
辺15a,15bが位置し、打球の一部が両ガイド片1
5a,15bにより開口部14に流入して入賞球とな
る。
【0069】従って、第2利益遊技は電磁石17a,1
7bの励磁によりガイド片15a,15bが開口部14
の下辺に位置して遊技部を流下する打球を受け入れる状
態であって、タイマ52c設定時間(例えば5秒間)だ
け継続する。該タイマ52cはタイマ52bと同様にシ
フトレジスタ48cのMSB出力で稼働し、5秒間経過
してタイムアップするとセットされているフリップフロ
ップ46cのQ出力とのアンドがANDゲート53cで
採れ、該ANDゲート53cの出力でフリップフロップ
46cがリセットされて初期状態に戻ると共に、ORゲ
ート66cを介してシフトレジスタ48cの当該リセッ
ト入力に低レベルとなったQ出力が与えられ、シフトレ
ジスタ48cがリセットされて両電磁石17a,17b
が消磁する。
【0070】従って、第2利益遊技はタイマ52cが設
定した例えば5秒間だけ継続するのであって、第1利益
遊技と同様に繰返し機能がない。
【0071】尚、第2利益遊技においても数字「c」を
付した符号の構成は、特別遊技における回路の構成と同
一である。
【0072】又、第1利益遊技、第2利益遊技の回路に
おいて、シフトレジスタ48b,48cへのリセット信
号線路中にORゲート66a,66bを有し、該ORゲ
ート66a,66bの他入力が特別遊技用のシフトレジ
スタ48aへのリセット信号線路に接続しているのは、
第1利益遊技又は第2利益遊技による回路系動作中でも
特別遊技のリセットと同時に、一旦、全ての電磁石を消
磁させるようにしたゝめである。
【0073】次に、可変表示手段における特別条件の達
成である特別遊技の発生確率を電気的に調整する場合に
付いて述べる。 今、三個の10進カウンタ37a〜37cの出力に何も
細工していないとすると、10進数で考えると、これ等
の出力数値が全て一つの数値、例えば「7」で揃う確率
は10分の1、即ち1000分の1であって、可変表
示遊技において特別条件が達成するのは僅かに1000
回の内1回である。この場合の各10進カウンタの重み
付きビットの状態を考えると、重み8の方から“011
1”となっていることである。
【0074】しかし、三個のカウンタ37a〜37cの
内、いずれか1つのカウンタ(例えば10進カウンタ3
7a)の例えばLSB、即ち重み1の出力を接続線67
aで示すように、電源電位+Vccにプルアップして
「1」に固定すると、残りの8−4−2ビットが“01
1”となる数値は10進数「7」(0111)の外に
「6」(0110)がある。即ち、実際にはカウンタ3
7aが「6」を出力しても「7」とするのであって、結
局このカウンタ37aは「7」か「6」を出力すると
「7」を出力しているとみなすことができる。このた
め、このカウンタ37aが「7」を出力する確率は、他
のカウンタ37b,37cの10分の1に対し、5分の
1となる。従って、各カウンタ37a〜37cが全て
「7」が揃う確率は1/5×1/10×1/10=1/
500となり、特別遊技の発生確率が高くなる。したが
って、接続線67aは、目標利益率設定操作手段として
機能する。
【0075】全く同様にして目標利益率設定操作手段と
しての接続線67bで二個の10進カウンタ37a,3
7bのLSBを電源電位+Vccにプルアップして
「1」に固定すれば、各カウンタに「7」が揃う確率は
1/5×1/5×1/10=1/250となって250
分の1となり、又、各カウンタ37a〜37cともに接
続線67cでLSBをプルアップすれば1/5×1/5
×1/5=1/125となって可変表示遊技において特
別条件が達成するのは125回中1回となる。 そして、目標利益率設定操作手段として機能する接続線
67a〜67cを外部からの操作により可変表示遊技の
結果に基づく遊技者に付与可能な目標利益率を設定する
と、ANDゲート35a〜35c,発振器36a〜36
c,カウンタ37a〜37cが特別条件達成確率制御手
段として機能して、接続線により設定された当該目標利
益率に基づいた頻度で、可変表示手段に特別条件を達成
させ得る。
【0076】勿論、この確率調整はいずれのビット出力
に付いても行うことができるし、又、電源電圧にプルア
ップすることに変えていずれかのビットをアース電位に
プルダウンして、即ちバイナリ「0」に固定することに
より行うこともできる。
【0077】上記した特別遊技、第1利益遊技、第2利
益遊技及び特別条件達成確率制御手段等の電気的動作は
一実施例であって、考えられる電子的他の手段によって
自由に回路設計することができる。
【0078】尚、本発明は特許請求の範囲の記載に則る
限りどの様な状態にでも設計を変更することができ、例
えば前記した様に回路を適宜に変更したり、10進カウ
ンタの数を変えたり、又は電磁石の数を変えて特別遊技
のみを行えたり、若しくは特別遊技及び第1利益遊技と
第2利益遊技のいずれか一方、又は両方を選択的に行え
るようにしてもよい。
【0079】又、特定穴31は上記実施例に限定されな
い。例えば第6図で示す特定穴31の他の実施例は、ソ
レノイド68の作用により可動片69が図中右側に示す
如く打球を受け入れ易い状態に変化する所謂チューリッ
プ式である。特定状態が検出されて特別遊技が開始する
と、第5図で示すように第1出力42bによりソレノイ
ド68が励磁し、可動片69,69が球を受け入れ易い
状態に変換する。
【0080】遊技者は打球が特定穴31に入らない様に
注意しながら打球を発射するが、不運にして可動片69
上に載り特定穴31に入ると、中止スイッチ60が該打
球を検出して特別遊技を当該サイクルで終了させる。
【0081】尚、ソレノイド68が消磁して可動片69
が閉じた状態においては、可動片69の上方に位置する
障害片70が打球を阻止して終了条件が成立しないよう
にする。
【0082】又、図7で示す特定穴31の他の実施例
は、前記開口部14内に継続口28と特定穴31とを設
けたものであり、継続口28を幅広に、特定穴31を幅
狭に構成する。特別遊技中に打球が開口部14内に入
り、この打球が継続口28に入った場合には、特別スイ
ッチ30がオンになり特別遊技を繰返すことができる
が、特定穴31に入った場合には、中止スイッチ60が
オンになり、特別遊技が当該サイクルで終了する。この
ため遊技者は、期待と不安が入り混りハラハラドキドキ
しながら、特別遊技を行うことになり、パチンコ遊技の
興趣が著しく高まる。
【0083】
【発明の効果】上記説明したように本発明によれば、可
変表示手段の停止表示結果に基づく遊技者に付与可能な
目標利益率を外部からの操作により設定する目標利益率
設定操作手段と、該目標利益率設定操作手段により設定
された目標利益率に基づいた頻度で、可変表示手段に特
別条件を達成させる特別条件達成確率制御手段とを備え
ているので、遊技店において、各パチンコ機を個別に目
標利益率設定操作手段を開店前に任意に操作することに
より、遊技者へ付与可能な目標利益率に基づいた頻度で
特別条件を達成させることができる。
【0084】また、可変表示手段の停止表示結果に基づ
いて特別条件の達成が特別条件判別手段により判別され
たならば、駆動制御手段により変動入賞装置を遊技者に
有利な第1状態に変換動作して、特別遊技を開始し、こ
の特別遊技中に打球により継続条件が達成されたことを
継続条件判別手段により判別したならば、駆動制御手段
をして変動入賞装置を再度継続して変換動作をなさしめ
るようにしたので、遊技者にとって利益拡大への意欲感
及び期待感を著しく高揚することができ、しかも、特定
の熟練した遊技者だけが有利となる不都合を解消でき、
未熟な遊技者でも充分にパチンコ遊技を楽しむことがで
きる。
【0085】さらに、目標利益率設定操作手段により、
遊技店においては、予め目標利益が設定できるので、そ
の日の営業計画がたて易く、遊技店側の利益と遊技者側
の利益とのバランスを採りながら合理的な、且つ効率の
良い経営に寄与する。
【0086】また、打球に関連して達成される終了条件
を予め設定しておくことで、特別遊技が途中で終了する
可能性を持たせているので、遊技者と遊技店との利益バ
ランスを適正に維持しつつ、本パチンコ機の特徴を充分
活用させて、遊技者にとっても利益拡大のチャンスが与
えられる魅力溢れたパチンコ機を提供することができる
ばかりでなく、遊技者は終了条件を達成しないように遊
技を行い、特別遊技をできる限り継続させるよう努める
ので、特別遊技内容を多様化させて変化やスリルに富ん
だものとでき、又、利益も段階的に拡大されていくの
で、遊技者の納得感や満足感を充分に満たすことがで
き、一層興趣に富むパチンコ機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の概略正面図である。
【図2】特別変動入賞装置の正面図である。
【図3】特別変動入賞装置の裏面図である。
【図4】特別変動入賞装置の継続面図である。
【図5】制御回路のブロック図である。
【図6】チューリップ式特定穴の正面図である。
【図7】特定穴を有する開口部の概略正面図である。
【符号の説明】 1 パチンコ機 6 遊技盤 10a′〜10c′特定状態検出手段としての検出器 11a〜11c 可変表示手段としての可変表示器 13 変動入賞装置としての特別変動入賞
装置 30 継続条件判別手段の一構成要素とし
ての特別スイッチ 46a 駆動制御手段の一構成要素としての
フリップフロップ 52a 駆動制御手段の一構成要素としての
タイマ 55 継続条件判別手段の一構成要素とし
てのフリップフロップ 59 カウント手段としてのN進カウンタ 60 終了条件判別手段の一構成要素とし
ての中止スイッチ 62 終了条件判別手段の一構成要素とし
てのフリップフロップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技者に有利な第1状態と遊技者に不利な
    第2状態とに変換可能な変動入賞装置を遊技部内に備え
    たバチンコ機において、 上記パチンコ機は、打球の特定状態を検出する特定状態
    検出手段と、 上記特定状態検出手段による特定状態の検出により作動
    開始される可変表示手段と、 上記可変表示手段の停止表示結果に基づいて特別条件の
    達成を判別する特別条件判別手段と、 上記特別条件判別手段による特別条件の達成により変動
    入賞装置を所定条件に基づいて遊技者に有利な第1状態
    に変換動作する駆動制御手段と、 上記変動入賞装置の変換動作中に打球による継続条件が
    達成されたことを判別したならば、上記駆動制御手段を
    して変動入賞装置を再度継続して変換動作をなさしめる
    継続条件判別手段と、 遊技部内を流下する打球が特定穴に流入することに関連
    して達成される終了条件を予め設定しておき、この終了
    条件が特別遊技中に達成されたならば、特別遊技を当該
    サイクルで終了せしめる終了条件判別手段と、 上記可変表示手段の停止表示結果に基づく遊技者に付与
    可能な目標利益率を、外部からの操作により複数段階に
    設定する目標利益率設定操作手段と、 該目標利益率設定操作手段により設定された当該目標利
    益率に基づいた頻度で、上記可変表示手段に上記特別条
    件を達成させる特別条件達成確率制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機。
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JP2616336B2 (ja) * 1992-01-31 1997-06-04 株式会社竹屋 パチンコ遊技場の管理装置

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