JPH0329425B2 - - Google Patents

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JPH0329425B2
JPH0329425B2 JP56118495A JP11849581A JPH0329425B2 JP H0329425 B2 JPH0329425 B2 JP H0329425B2 JP 56118495 A JP56118495 A JP 56118495A JP 11849581 A JP11849581 A JP 11849581A JP H0329425 B2 JPH0329425 B2 JP H0329425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ機の変動入賞装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種のパチンコ機としては、変動入賞
装置、開閉駆動指令信号発生手段、開閉駆動手段
及び停止制御手段を備えたものが知られている
(例えば特開昭55−78975号公報及び特開昭56−
85376号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来のパチンコ機では、特定の遊技状
態が達成されると、所定時間若しくは所定数の入
賞球が発生する迄、変動入賞装置を繰返して開閉
するようにしていたゞけであつたので、変動入賞
装置の変換条件が単純で変化に乏しいという問題
点があつた。
即ち、従来のパチンコ機では、所定時間が経過
してしまうか、若しくは所定数の入賞球が発生し
てしまうと、変動入賞装置が閉じてしまう遊技内
容であるので、特定の遊技状態が達成された後
は、もう遊技技量を発揮させることもなく、所定
数の入賞球が入賞することを待つだけで、誰がや
つてもほゞ同じ利益しか受けられなく、スリルや
緊張感に乏しく、且つ利益拡大への期待感もない
遊技となつてしまう。
又、一定時間内に所定数の入賞球が発生しない
場合には、変動入賞装置の繰返し開閉動作を延長
制御するようにしているが、そうすると所定数の
入賞球が確実に保証されてしまうため、より一層
スリルや緊張感に乏しい遊技となつてしまう。
そこで、本発明は、上記した従来の問題点を解
決するものであり、その目的とするところは、ス
リルと緊張感に富み、自己が受け得る利益を段階
的に拡大できる楽しみがあり、しかも継続できる
最大回数を制限することで、遊技店の利益と遊技
者の利益とのバランスを維持できると共に、一部
の極く限られた遊技者に利益が偏在して与えられ
るのを防止する一方で、比較的に達成の難しい特
典条件を設定することで、最大継続回数を増加で
きるチヤンスを与え、運良くこの特典条件が達成
された場合には、自己が受け得る利益を一層の拡
大を図ることができるという期待感と達成感、並
びにそれにより得た利益による満足感を与えるこ
とができる変化に富んだパチンコ機を提供するこ
とを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明は上記目的を達成するためのも
のであり、以下にその内容を図面に示した実施例
を用いて説明する。
本発明は、 ガイドレール5で囲まれた遊技部7と、 上記遊技部内に配設され、遊技者に不利な第1
の状態と遊技者に有利な第2の状態とに変換する
ことができると共に、受入れた打球が入賞するこ
とができる継続口28を少なくとも有する変動入
賞装置13と、 上記遊技部内に弾発された打球に基いて達成さ
れる特定遊技状態を検出する特定遊技状態検出手
段(例えば判別回路44)と、 上記特定遊技状態検出手段からの特定遊技状態
検出信号に基いて、変動入賞装置を予め設定され
た所定の条件に従つて遊技者に有利な第2の状態
に変換する変換駆動制御手段(例えばフリツプフ
ロツプ49a、タイマ55a等)と、 上記変動入賞装置の継続口に入賞した打球に基
いて達成される継続条件を検出する継続条件検出
手段(例えば特別スイツチ31)と、 上記遊技部内に弾発された打球に基いて達成さ
れ、継続条件よりも達成し難い特典条件を検出す
る特典条件検出手段(例えば特典スイツチ33)
と、 上記継続条件検出手段からの継続条件検出信号
に基いて、変換駆動制御手段をして変動入賞装置
を所定の条件に従つて遊技者に有利な第2の状態
に繰返して変換する継続駆動制御手段と(例えば
フリツプフロツプ58等)と、 上記継続駆動制御手段による継続回数をカウン
トすると共に、継続回数が予め設定した最大継続
回数に達したならば、継続条件検出手段からの継
続条件検出信号に拘らず、変換駆動制御手段をし
て変動入賞装置を遊技者に不利な第1の状態にす
る最大継続回数規制手段(例えばN進カウンタ6
2等)と、 上記最大継続回数規制手段に予め設定された最
大継続回数を、特典条件検出手段からの特典条件
検出信号に基いて、予め設定された利益条件に従
つて増加する特典付与制御手段(例えばANDゲ
ート63等)と、 を備えたことを特徴とする。
[作用] 従つて、特定遊技状態検出手段44により特定
遊技状態が検出されると、特定遊技状態検出信号
に基づいて変換駆動制御手段49等は、変動入賞
装置13を予め設定された所定の条件に従つて遊
技者に有利な第2の状態に変換する。
そして、変動入賞装置13が遊技者に有利な第
2の状態に変換している間に、変動入賞装置の継
続口28に入賞した打球に基いて、継続条件検出
手段31で継続条件が検出されると、その継続条
件検出信号に基いて継続駆動制御手段58等は、
変換駆動制御手段をして変動入賞装置を所定の条
件に従つて遊技者に有利な第2の状態に繰返して
変換する。
この継続回数は、最大継続回数規制手段62等
でカウントされ、そのカウント数が予め設定した
最大継続回数に達したならば、継続条件検出手段
からの継続条件検出信号に拘らず、変換駆動制御
手段をして変動入賞装置を遊技者に不利な第1の
状態にする。
変動入賞装置13が遊技者に有利な第2の状態
に変換している間に、変動入賞装置の継続口に入
賞する打球がなく、継続条件検出手段で継続条件
が検出されない場合には、継続の利益が受けられ
ない。
これに対し、遊技部内に弾発された打球に基い
て、特典条件検出手段33で継続条件よりも達成
し難い特典条件が検出されると、その特典条件検
出信号に基いて、特典付与制御手段63等は、最
大継続回数規制手段に予め設定された最大継続回
数を、予め設定された利益条件に従つて増加す
る。
[実施例] 以下に本発明を図面に示した一実施例に基いて
説明する。
第1図において、パチンコ機1の表面には打球
の供給皿2を有し、遊技者が該供給皿2に打球を
入れて操作部3を操作すると発射装置4が作動す
るので供給皿2に入れた球が順次弾発される。
弾発された打球はガイドレール5を伝わつて遊
技盤6の表面に有る遊技部7の上方に導かれ、該
遊技部7を障害釘に当りながら流下する。そし
て、流下途中で入賞口8ひ入るとセーフとなり、
遊技盤6の裏側に設けた賞球排出機構(図示せ
ず)が作動して一定数の賞球が供給皿7又はパチ
ンコ機1の表面下方に設けた受皿2′に排出され
る。しかし、遊技部7を流下する打球がどの入賞
口8にも入らなければ、遊技部7の下端に設けた
アウト口9に入つて没収される。
上記した遊技部7内には、打球によつて達成さ
れる第1条件を設定する。この第1条件は、図面
の実施例によれば、遊技部7の上方に設けた左右
の特定入賞口10a,10bのいずれかに打球が
入るか、又は遊技部7の下方に設けた特定入賞枠
10cを打球が通過することにより達成される。
この第1条件は簡単に達成されない方が望ましい
ので、障害釘によつて特定入賞口10a,10b
に打球が入り難くしたり、特定入賞枠10cに打
球が通過し難いようにするとよい。尚、特定入賞
口10a,10b及び特定入賞枠10cには各々
スイツチ機構が臨み、打球が入つたり通過する
と、スイツチ機構が瞬間的にオンとなつて第1条
件の達成を検出する。
上記したように打球がたまたまいずれかの特定
入賞口10a,10bに入つたり特定入賞枠10
cを通過して第1条件が達成すると、電気的制御
装置によつて別遊技が開始する。
この別遊技は、図面の実施例によれば3個の可
変表示器11a〜11cが高速変化することによ
り行なわれる。この各可変表示器11a〜11c
は、例えば1から0までの10個の数字を表示した
ドラム又は円盤を高速回転されることにより機械
的に行なつてもよいし、或いは7個のセグメント
の日の字状に配置したセグメント表示器を電気的
に制御して1から0までの数字を高速変化させる
ことにより行なつてもよい。
いずれにしても打球が第1条件を達成すると、
可変表示器により別遊技が開始し、この別遊技は
所定時間(例えば7秒間)だけ継続する。
この所定時間内において遊技者がパチンコ機表
面に有る停止スイツチ12を操作すると、各可変
表示器11a〜11cの高速変化が順に止り、窓
孔に1から0までのいずれかの数字が表示され
る。又、別遊技中の所定時間内に遊技者が停止ス
イツチ12を操作しなければ、所定時間の終了直
後に電気的制御装置のタイマーによつて各可変表
示器11a〜11cの高速変化が順に止まり、遊
技者が停止スイツチ12を操作したのと同一状態
になる。
このようにして別遊技が終了した結果、特定遊
技状態が達成されると、特別遊技が開始して遊技
者に多大な利益をもたらせるチヤンスが発生し、
特定遊技状態が達成されないと、遊技者に僅かな
利益しかもたらせない。
上記特定遊技状態としては、例えば各可変表示
器11a〜11cの窓孔に全て「7」の数字が揃
つて停止した場合がこれに該当し、それ以外の場
合には特定遊技状態が達成されない。
前記特別遊技は、図面の実施例では遊技部7に
設けた変動入賞装置13が打球を受入れないか若
しくは受入れ難く、遊技者に不利な第1の状態か
ら打球を受入れ易く、遊技者に有利な第2の状態
に変換し、この状態を予め設定された所定の条
件、例えば一定時間(30秒間)継続すること等に
より行なわれる。
この実施例における変動入賞装置13は、横長
な開口部14を有し、該開口部14の下方左右の
ある程度離れた位置にガイド片15a,15bを
設けると共に、該開口部14の上方左右に補助ガ
イド片16a,16bを設けてなる。
上記したガイド片15a,15bは、遊技盤6
の裏面に設けた電磁石17a,17bに連絡され
ている。即ち、各電磁17a,17bのロツド1
8a,18bの先端を作動ロツド19a,19b
基端に枢着し、該作動ロツド19a,19bの先
端に設けた作動枠20a,20bに基端を枢着し
た旋回ロツド21a,21bのピン22a,22
bを嵌め付け、この旋回ロツド21a,21bの
先端に設けた支持ピン23a,23bを遊技盤5
に通して表面に突出させ、この支持ピン23a,
23bの突出端にガイド片16a,16bを取付
けてあり、これ等の支持ピン23a,23bは弧
状孔24a,24bに通つている。
上記したパチンコ機1の裏面の構成において、
各電磁石17a,17bの消磁状態では、支持ピ
ン23a,23bが弧状孔24a,24bの一端
に位置して、各ガイド片15a,15bが開口部
14の下方に離れた状態で位置する。従つて、遊
技部7を流下する打球は開口部14に入ることが
できず、遊技者に不利な第1の状態となつてい
る。
これに対し、各電磁石17a,17bが励磁す
ると、ロツド18a,18bが吸引され、作動ロ
ツド19a,19bの回動により旋回ロツド21
a,21bの先端に有る各ガイド片15a,15
bが弧状孔24a,24bに沿つて移動し、開口
部14の下縁に各ガイド片15a,15bが位置
する(第2図及び第3図鎖線)。この状態が遊技
者にとつて有利な第2の状態である。この第2の
状態であつては、遊技部7を流下する打球は、ガ
イド片15a,15bに載つて開口部14に転動
し、セーフ球となる。
従つて、特別遊技は各電磁石17a,17bが
励磁することにより開始し、又、該電磁石17
a,17bが励磁している時間だけ継続し、該電
磁石17a,17bが消磁すると、スプリング
(図示せず)の附勢や自重によつて各ガイド片1
5a,15bが元の状態に戻る。
尚、前記各補助ガイド片16a,16bは、ガ
イド片15a,15bと同様に、遊技盤の裏側に
設けた補助電磁石25a,25bに補助作動ロツ
ド26a,26b及び補助旋回ロツド27a,2
7bを介して連結され、補助電磁石25a,25
bが消磁していると、各補助ガイド16a,16
bとも開口部14の上片に位置しているが、補助
電磁石25a,25bが励磁すると、各開口部1
4の側縁に位置する。この補助ガイド16a,1
6bの作用については後記する。
前記した様に本実施例においては、別遊技によ
り特定遊技状態が達成すと、電磁石17a,17
bが励磁し、開口部14の下辺に各ガイド片15
a,15bが位置して打球を受入れ易い第2の状
態に変換して特別遊技に移行し、遊技部7を流下
する打球が連続的に開口部14内に入つてセーフ
球となる。
そして、開口部14内には、打球が比較的に入
り易い継続口28や、打球が入り難い特典入賞口
29等を少なくとも有し、特別遊技中に開口部1
4内に入つた球が継続口28に入ると、該球は特
別流路30を流下して継続条件検出手段としての
特別スイツチ31で検出される。
上記特別スイツチ31が特別流路30を流下す
る球を検出すると、特別遊技が一定時間経過した
こと等の条件に基いて第2回目の特別遊技が開始
する。
即ち、特別遊技中に打球が継続口28に入つて
特別条件が達成することに基いて励磁していた電
磁石17a,17bが消磁した直後に再び励磁さ
れ、第2回目の特別遊技が所定の条件のもとに繰
り返される。
そして、第2回目の特別遊技中に継続口28に
球が入ると、第2回目の特別遊技が終了した後
に、第3回目の特別遊技が繰り返される。
従つて、特別遊技は一定時間等の継続中に継続
条件が達成すれると、何回も繰り返されることに
なる。
しかし、一定時間内等での特別遊技中に開口部
14に入つた打球によつて継続条件が達成されな
ければ、特別遊技は当該特別遊技が終了した時点
で終了する。これにより、遊技者は特別遊技にお
ける利益拡大へのチヤンスがなくなつてしまうの
である。
このように打球が遊技部内で第1条件を達成す
れば別遊技が発生し、別遊技において予め設定さ
れた特定遊技状態を達成すれば、遊技者に著しい
利益をもたらせるチヤンスを与える特別遊技が開
始するのであつて、特別遊技の一定時間等の継続
中に継続条件が達成されると、当該特別遊技の終
了後に再び特別遊技が繰り返されるのである。
従つて、継続条件を達成する限り何回でも特別
遊技が繰り返すことになり、遊技者に著しく大き
な利益を与えてしまうため、パチンコ遊技店の利
益と遊技者の利益とのバランスが保持できなくな
る。
そこで、特別遊技の繰り返しを予め設定された
回数(例えば10回、或いは5回)を最大限として
特別遊技態様を構成し、この最大限の回数だけ繰
り返されたら、継続条件が達成したとしても特別
遊技を繰り返させないように制限することにより
特別遊技態様を終了させるのである。
しかし、特別遊技中に打球が、継続条件より達
成し難い特典条件を達成した場合には、予め設定
された利益条件、例えば今までに進行した特別遊
技の継続回数に拘らず初期化して新たな特別遊技
態様を発生させ、特別遊技を再度第1回目から行
わせるようにし、こうして最大継続回数を増加す
る。
上記特典条件は、特別遊技中に打球がたまたま
特典入賞口29に入つて、特典流路32を流下
し、特典条件判別手段としての特典スイツチ33
に検出されることにより達成される。尚、特典入
賞口29の前方には障害釘34…を植設する等と
して打球が入り難くし、特典条件を継続条件に比
較して達成し難くする。
次に、第6図の制御ブロツク図を用いて説明す
る。
遊技部7を流下する打球が特定入賞口10a,
10bに入つたり、又は特定入賞枠10cを通過
して第1条件が達成されると、各入賞口10a,
10b若しくは入賞枠10cに臨ませた検出器1
0a′…10c′のいずれかの出力がORゲート35
からレジスタ36に入力され、フリツプフロツプ
37a〜37cはセツトされる。
これにより、各フリツプフロツプ37a〜37
cのQ出力は、低レベルが高レベルとなり、この
高レベル信号が個々に接続されている。ANDゲ
ート38a〜38cの一入力に与えられるので、
各発振器39a〜39cからの信号があるたび
に、10進カウンタ40a〜40cへチエツク信号
が入力される。
このチエツク信号を受けると、各10進カウンタ
40a〜40cは、1、2、…9、0の出力を各
発振器の周波数に応じた速度で各々発信し、この
出力がドライバを介して可変表示器11a〜11
cに与えられる。
従つて、各可変表示器11a〜11cは、0か
ら9までの数字が可視不能な状態で高速変化す
る。
この状態が別遊技であつて、この別遊技は一定
時間(例えば7秒間)継続する。
この別遊技は一定時間内に遊技者が停止スイツ
チ12を操作すると、ORゲート41を介してフ
リツプフロツプ37cのリセツト側に入力され
る。リセツト側に入力され入ると、フリツプフロ
ツプ37cはQ出力が低レベルになるので、この
Q出力に入力を接続しているANDゲート38c
が閉じ、10進カウンタ40cはANDゲート38
cが閉じる直前にカウントしていた数で停止し、
可変表示器11cはその数を表示した状態にな
る。
一方、フリツプフロツプ37cの状態反転によ
つて出力が高レベルとなるので、この出力に接
続しているタイマ42bが稼動し、予め定められ
ている時間、例えば1秒を経過すると、高レベル
出力を発する。
この出力は、フリツプフロツプ37bのリセツ
ト入力に与えられるので、先のフリツプフロツプ
37cと同様の作用で10進カウンタ40bが停止
し、その数が可変表示器11bに表示されると共
に、当該フリツプフロツプ37bの出力の反転
でもう一つのタイマ42aを稼動する。このタイ
マ42aの出力は残つているフリツプフロツプ3
7aのリセツト入力に接続されているので、この
タイマ42aに設定されている所要時間、例えば
1秒経過すると、タイマ42aの発する高レベル
出力により、フリツプフロツプ37aも状態が反
転する。従つて、先と同様に10進カウンタ40a
は一定数をカウントし、出力している状態で停止
するので、対応する可変表示器11aもその数を
表示して止まる。
尚、停止スイツチ12の操作により最初にリセ
ツトされるフリツプフロツプ37cのQ出力には
タイマ43が接続され、この出力はORゲート4
1を介して当該フリツプフロツプ37cのリセツ
ト入力に接続されているので、当該フリツプフロ
ツプ37cがセツトされると同時にこのタイマ4
3が稼動する。そして、該タイマ43に設定した
一定時間経過後(例えば7秒後)には、フリツプ
フロツプ37cが強制的に状態反転されて、上記
した回路動作が生じるようになつている。これは
遊技者が不注意に、又は意図的に停止スイツチ1
2を押さないでいても、タイマ43の設定時間経
過後にカウンタを含む回路系を初期状態に戻すた
め、換言すれば別遊技を終了するためであつて、
仮にタイマ43が無ければ、停止スイツチ12を
操作しない限り別遊技が継続することになる。
上記のようにして各10進カウンタ40a〜40
cが夫々所定のカウント値を出力して止まると、
2進化10進出力、即ち1−2−4−8の重みを持
つ各4ビツト出力は、通常の一致回路の組み合せ
等による特定遊技状態検出検出手段としてのコン
パレータ乃至判別器44に入力される。
この判別器44は、第一、第二、第三の出力を
発信する。例えば、第一出力45aは、全てのカ
ウンタ出力が定められた10進数値、例えば「7」
となつた(表示器が3桁とも「7」に揃つた)場
合、第二出力45bは、カウンタ40c,40b
のみの出力の10進数値が同じ(即ち可変表示器1
1c,11bのみが「1」と「1」、「4」と
「4」等同じ数字)場合、第三出力45cは、そ
の他の場合に発信される。
第一出力45aが発信されると、特別遊技の開
始であつて、この出力はANDゲート46aの一
入力に与えられ、該ANDゲート46aの他入力
は前記カウンタに関して最後にリセツトされるフ
リツプフロツプ37aの出力に接続されてい
る。従つて、ANDゲート46aは開き、ORゲー
ト47を介して他のANDゲート48aの一入力
に高レベルが与えられる。このANDゲート48
の他入力は、該ANDゲート48aの出力にセツ
ト入力を接続した変換駆動制御手段の構成要素と
してのフリツプフロツプ49aのQ出力を受けて
いるので、当該ANDゲート48aはアンドが採
れ、フリツプフロツプ49aが反転してQ出力を
高レベルとする。
勿論、これと同時にフリツプフロツプ49aの
Q出力は低レベルとなるので、フリツプフロツプ
49aをセツトしたANDゲート48aはこの時
点で閉じられる。
このようにフリツプフロツプ49aがセツトさ
れると、高レベルのQ出力は三入力ANDゲート
50aの一入力に与えられる。
一方、このANDゲート50aの反転入力とな
つているもう一つの入力は、該ANDゲート50
aの出力にクロツク入力を接続した4ビツト並列
出力端子(便宜的に最下位から0、1、2、3の
数を付した)を持つシフトレジスタ51aの最上
位ビツト(No.3)からのフイードバツクを受けて
おり、しかもこの入力が反転入力となつているシ
フトレジスタ51aがそれ以前のフリツプフロツ
プ49aの非セツト状態時の低レベルQ出力で反
転リセツトされているため、ANDゲート50a
は残つたもう一つの入力の如何に支配される状態
になる。
そして、ANDゲート50aの最後の入力には、
適当な周波数で高レベルパルス信号を発する発振
器52の出力が接続されているので、ANDゲー
ト50aの出力はこの周波数に応じて高レベルと
なり、その度にシフトレジスタ51aは1ビツト
ずつ出力を「1」又は高レベルにしていく。これ
が最上位ビツト(No.3)まで続けられるが、その
過程は、No.1出力でORゲート53aを介してド
ライバ54bが稼動し、電磁石17aが励磁する
ことになる。そして、やゝ遅れてNo.2出力の高レ
ベル遷移によりORゲート53bを介してドライ
バ54cが稼動し、電磁石17bが励磁する。さ
らに、No.3出力が高レベルになると、ANDゲー
ト50aの反転入力が反転するので当該ANDゲ
ート50aは閉じ、シフトレジスタ51aは最上
位ビツトが「1」となつて停止する。
従つて、両電磁石17a,17bは、励磁を続
けるので、各ガイド片15a,15bが開口部1
4の下辺に位置して、変動入賞装置が遊技者に有
利な第2の状態に変換し、特別遊技が開始する。
この特別遊技の継続を一定時間等で終了させる
のは、シフトレジスタ51aのNo.3出力の高レベ
ル遷移で稼動する変換駆動制御手段の構成要素と
してのタイマ55aである。
即ち、タイマ55aが稼動後(電磁石17a,
17bの励磁後)、設定した一定時間(例えば30
秒)が経過すると、高レベル出力が発する。この
出力は、フリツプフロツプ49aのリセツト入力
に出力を接続したANDゲート56aの一入力に
与えられ、該ANDゲート56aの他入力が、当
該フリツプフロツプ49aのQ出力の帰還により
この時点で既に高レベルとなつているので、両入
力のアンドが採れ、ゲート56aの出力によりこ
のフリツプフロツプ49aがリセツトされる。こ
のリセツトと同時にリセツトさせたANDゲート
56aは閉じ、当初の状態に戻る。
上記したフリツプフロツプ49aのリセツトに
より、Q出力を反転してリセツト入力としている
シフトレジスタ51aがリセツトされ、全ビツト
が0又は低レベルとなる。これにより、シフトレ
ジスタ51aも初期状態に戻るため、両電磁石1
7a,17bが消磁して特別遊技が終了すること
になる。
尚、実施例での特別遊技が継続している一定時
間は、タイマ55aの設定時間(30秒)に各回路
の動作時間(シフト時間等)を加えたものである
が、各回路の動作時間はタイマ55aの設定時間
に比較すると無視できる程度なので、両電磁石1
7a,17bの励磁時間(特別遊技が継続してい
る一定時間)はタイマ55aにより決まると認め
られる。
以上によつて、検出器10a′〜10c′のオンか
ら停止スイツチ12の操作又はタイマ43のカウ
ントアツプにより10進カウンタ40a〜40cが
停止し、その出力数が全部「7」で揃つて(即ち
1−2−4の重み出力が「1」重み8の出力が
「0」)両電磁石17a,17bが励磁し、30秒を
経過して消磁するまで、即ち1回の特別遊技の一
周期動作が具体的に理解される。
しかし、この一周期動作継続中に開口部14に
入つた打球が継続口28に入り、特別流路30を
流下して継続条件検出手段としての特別スイツチ
31がオンになると、継続条件が達成されたこと
になり、再び所定条件としての30秒だけ両電磁石
17a,17bが励磁するので特別遊技が繰り返
すのである。
即ち、この特別スイツチ31の出力を一入力に
しているANDゲート57の他入力には、タイマ
55aによりリセツトされる以前のフリツプフロ
ツプ49aのQ出力が与えられている。従つて、
両電磁石17a,17bの継続中に特別スイツチ
31がオンになると、ANDゲート57が開き、
継続駆動制御手段の構成要素としてのフリツプフ
ロツプ58がセツトされることになる。このフリ
ツプフロツプ58は、次回の電磁石17a,17
bの励磁動作の情報が到来するまでの記憶回路
で、次に両電磁石17a,17bを励磁させるた
めの信号をQ出力の高レベルとしてANDゲート
59の一入力に送つて待機させている。
そして、第1回目の特別遊技が一定時間(30秒
間)の経過により終了して、前記した様にAND
ゲート56aの出力が高レベルになると、ワンシ
ヨツトマルチバイブレータ回路60が一つのパル
スを発し、このパルスがANDゲート59に与え
られる。従つて、ANDゲート59では、上記し
た様に既に待機しているフリツプフロツプ58の
高レベル信号が送られる。
このようになれば、先に説明した判別器44か
らの第1出力45aによるのと同じ動作が開始す
るので、両電磁石17a,17bが所定の条件を
達成するものとしてタイマ55aで設定された時
間だけ励磁して特別遊技が繰り返される。
尚、ORゲート47の出力は、他のORゲート
61を介してフリツプフロツプ58をリセツト
し、リセツトされたフリツプフロツプ58は、繰
り返された特別遊技中に継続条件が達成されて特
別スイツチ31がオンとなつたときの信号を記憶
することになる。
これに対し、継続条件が達成されなければ、特
別スイツチ31からの信号がないので、特別遊技
の終了後に全回路は元の状態に戻る。
又、図中、62は、特別遊技の最大回数規制手
段としてのN進カウンタ62であり、N進カウン
タ62を例えばN=10にセツトして10進カウンタ
とし、該カウンタ62のキヤリー信号(桁上げ信
号)でORゲート61を介して特別スイツチ信号
記憶回路としてのフリツプフロツプ58をリセツ
トするようにしている。そして、上記N進カウン
タ62は、最初の特別遊技の基本単位から1回と
数え、この基本単位を10回数えるようにしてい
る。
従つて、9回目の基本単位迄は、N進カウンタ
62からのキヤリー信号が出ないので、各特別遊
技毎に特別スイツチ31から出力が出る度に記憶
回路であるフリツプフロツプ58はその旨を記憶
し、その特別遊技が終了すれば次回の特別遊技を
行うようにしている。しかし、10回目の特別遊技
に至ると、N進カウンタ62がキヤリー信号を発
し続けて、フリツプフロツプ58のリセツト入力
を高レベルに保つため、その間に特別スイツチ3
1からの出力が有つても、該フリツプフロツプ5
8のQ出力は低レベルに引き下げられる。従つ
て、特別遊技の継続中に特別スイツチ31の出力
が有つても、即ち継続条件が達成しても特別スイ
ツチ31の出力が無いのと等価となり、11回目の
特別遊技が発生しない。
このような作動を生じさせるため、当該N進
(10進)カウンタ62には次の条件が必要である。
即ち、特別遊技の開始第1回目カウント以前にリ
セツトされていること、及び特別遊技の各回毎に
「1」をカウントアツプすること等が必要である。
先ず、カウンタ62のリセツトは、最初の特別
遊技の開始条件である判別器44の第一出力45
aで行うようにし、また特別遊技の繰り返しカウ
ントは、電磁石17a,17bを励磁させた後に
稼動するタイマ55aのタイムアツプ信号
(ANDゲート56aへの信号)をカウンタ入力と
している。
従つて、特別遊技の第1回目の開始前にN進カ
ウンタ62は第1出力45aによりリセツトさ
れ、特別遊技が10回繰り返されて、タイマ55a
からの信号が10回与えられると、キヤリー信号を
発してフリツプフロツプ58をリセツトするの
で、11回目の特別遊技が行われない。
又、特別遊技中に打球がたまたま特典入賞口2
9に入つて、特典条件検出手段としての特典スイ
ツチ33で検出されると、特典条件を達成され、
特典スイツチ33から特典付与制御手段としての
ANDゲート63に出力を与える。ANDゲート6
3は、フリツプフロツプ49aのQ出力を受けて
いるので、Q出力が高レベルとなる特別遊技中に
特典スイツチ33からの出力を受けると開き、ア
ンド出力がORゲート64を介してN進カウンタ
62をリセツトする。N進カウンタ62はリセツ
トされると、判別器44からの第1の出力45a
を受けたときと同一の状態、即ち特別遊技状態達
成の初期状態に戻る。
従つて、このN進カウンタ62は再び第1回目
からカウントを開始し、タイマ55aからの信号
を10回受けるとキヤリー信号を発してフリツプフ
ロツプ58をリセツトすることになる。
尚、保守点検又は検査時などに便利なように、
パチンコ器裏面等にモニタースイツチ65を設
け、これを操作すると、各10進カウンタ40a〜
40cが全て10進数「7」を発信するように、こ
のスイツチ出力を各10進カウンタのプリセツト入
力に入れている。しかし、各検出器10a′〜10
c′のオンによつて各カウンタ40a〜40cを作
動させるフリツプフロツプ37a〜37cは全て
リセツト状態にある時のみこのモニターが可能な
ように、このモニタースイツチ6からプリセツト
入力への信号線中に、各対応するフリツプフロツ
プ37a〜37cのQ出力とのアンドをとる
ANDゲート66a〜66cを設けてある。
この説明までが、打球により第1条件が達成し
て別遊技が開始され、この別遊技において特定遊
技状態が達成して特別遊技となつた場合で、判別
回路44から第1出力45aが発信することによ
り全て作動する。
しかし、別遊技において特定遊技状態が達成し
ないで第1利益遊技となつた場合、即ち各10進カ
ウンタ40a〜40cのうちカウンタ40a,4
0bのみの10進数値が揃つて判別器44が第二出
力45bを発した場合に付いて説明する。
この場合は遊技者にとつて特別遊技よりはるか
に利益程度が少ない状態であつて、第二出力45
bと、既に説明したようにリセツトされているフ
リツプフロツプ37aの出力とのアンドが
ANDゲート46bによりとられ、このアンド出
力が他のANDゲート48bの一入力に与えられ
る。このゲート48bの他入力は、このゲート出
力をセツト入力としたフリツプフロツプ49bの
Q出力を受けているため、結局は当該ANDゲー
ト48bも開くことになり、フリツプフロツプ4
9bがセツトされてQ出力が高レベルとなる。同
時に出力は低レベルとなつてANDゲート48
bは閉じる。
一方フリツプフロツプ49bのセツトによるQ
出力の高レベル信号は、一反転入力を持つ三入力
ANDゲート50bの一つの非反転入力に送られ、
反転入力はこのゲート50bの出力をクロツクと
して受ける4ビツト並列出力端子を持つシフトレ
ジスタ51bの最上位ビツト出力を受け、この出
力が低レベルとなつているため、結局は残つたも
う一つの非反転入力に発振器52の出力が入る度
にANDゲート50bはこれを通し、シフトレジ
スタ50bはLSBからMSBに向かつて順次並列
ビツト出力を「1」乃至高レベルとしている。
これにより、ドライバ54aを介して補助電磁
石25aが励磁し、次にORゲート53a、ドラ
イバ54bを介して電磁石17aが励磁し、次に
ORゲート53b、ドライバ54cを介して電磁
石17bが励磁し、最後に補助電磁石25bが励
磁することになる。そして、シフトレジスタ51
bがそれに続いてMSB出力を「1」とすると、
この出力でANDゲート50bが閉じて、発振器
52の出力がこのレジスタ51bに与えられなく
なるので、各電磁石25a,17a,17b,2
5bは継続的に励磁する。
この状態が第1利益遊技の態様であつて、各電
磁石17a,17b,25a,25bが励磁する
と、前記した様にガイド片15a,15bが開口
部14の下辺に位置すると共に、補助ガイド片1
6a,16bが開口部14の左右側辺に位置す
る。従つて、遊技部7を流下する打球が開口部1
4に達すると、いずれかのガイド片に案内されて
内部に入り、入賞球となるので打球の入賞確率が
高くなる。
上記した第1利益遊技は無限に継続するのでは
なく、タイマ55bの設定時間だけである。
このタイマ55bは、シフトレジスタ51bの
MSB出力で稼動が開始し、設定時間(例えば15
秒間)経過してタイムアツプすると、セツトされ
ているフリツプフロツプ49bのQ出力とのアン
ドがANDゲート56bでとれ、該ANDゲート5
6bの出力でフリツプフロツプ49bが初期状態
に戻ると同時に、ORゲート67aを介して反転
リセツト入力を持つシフトレジスタ51bの当該
リセツト入力に低レベルとなつたQ出力が与えら
れ、シフトレジスタ51bがリセツトされて全て
の電磁石25a,17a,17b,25bが消磁
する。
従つて、第1利益遊技はタイマ55bで設定さ
れた例えば15秒間だけ継続するのであつて、先に
説明した特別遊技のような繰返し機能がなく、終
了すると第二出力45bを持つ初期状態に戻る。
尚、第1利益遊技の回路において数字にbを付
した符号の構成は先の特別遊技における回路の構
成と同一である。
一方、遊技部において遊技者の打球が第一条件
を達成し、別遊技において特定遊技状態が達成し
なくて、判別回路44が第三出力45cを発した
場合には第2利益遊技となる。
この第2利益遊技は、上記第1利益遊技よりさ
らに遊技者に対する利益状態が少なく、この第2
利益遊技の回路構成は図面で明らかなように第1
利益遊技の回路構成と殆ど同一である。
この第2利益遊技の電気的処理態様を説明する
と、第三出力45cと、フリツプフロツプ37a
のQ出力とのアンドがANDゲート46cにより
とられ、このアンド出力が他のANDゲート48
cの一入力に与えられる。このANDゲート48
cは、他入力がフリツプフロツプ49cのQ出力
を受けているので開くことになり、該フリツプフ
ロツプ49cがセツトされてQ出力が高レベルと
なる。このQ出力の高レベル信号は、一反転入力
も持つ三入力ANDゲート50cの一つの非反転
入力に送られ、反転入力はこのゲート50cの出
力をクロツクとして受ける4ビツト並列出力端子
を持つシフトレジスタ51cの最上位ビツト出力
を受け、この出力が低レベルとなつているので、
他の非反転入力に発振器52の出力が入る度に
ANDゲート50cはこれを通し、従つてシフト
レジスタ51cはLSBからMSBに向かつて順次
並列ビツト出力を「1」乃至高レベルとしてい
く。
これにより、先ずORゲート53a及びドライ
バ54bを介して電磁石17aが励磁し、次に
ORゲート53b、ドライバ54cを介して電磁
石17bが励磁することになり、それに続いて
MSB出力を「1」とするとこの出力でANDゲー
ト50cが閉じて発振器52の出力がレジスタ5
1cに与えられなくなるので、両電磁石17a,
17bが継続的に励磁する。
この状態が第2利益遊技の態様であり、両電磁
石17a,17bの励磁で開口部14の下辺に両
ガイド片15a,15bが位置し、打球の一部が
両ガイド片15a,15bにより開口部14に流
入して入賞球となる。
従つて、第2利益遊技においては、電磁石17
a,17bの励磁によりガイド片15a,15b
が開口部14の下辺に位置して遊技部を流下する
打球を受入れる状態であつて、タイマ55cの設
定時間(例えば5秒間)だけ継続する。該タイマ
55cはタイマ55bと同様にシフトレジスタ5
1cのMSB出力で稼動し、5秒間経過してタイ
ムアツプすると、セツトされているフリツプフロ
ツプ49cのQ出力とのアンドがANDゲート5
6cでとれ、該ANDゲート56cの出力でフリ
ツプフロツプ49cがリセツトされて初期状態に
戻ると共に、ORゲート67bを介してシフトレ
ジスタ51cの当該リセツト入力に低レベルとな
つたQ出力が与えられ、シフトレジスタ51cが
リセツトされて両電磁石17a,17bが消磁す
る。
このように第2利益遊技は、タイマ55cが設
定した例えば5秒間だけ継続するのであつて、第
1利益遊技と同様に繰り返し機能がない。
尚、第2利益遊技においても数字にcを付した
符号の構成は特別遊技における回路の構成と同一
である。
又、第1利益遊技、第2利益遊技の回路におい
て、シフトレジスタ51b,51cへのリセツト
信号線路中にORゲート67a,67bを有し、
該ORゲート67a,67bの他入力が特別遊技
用のシフトレジスタ51aへのリセツト信号線路
に接続しているのは、第1利益遊技又は第2利益
遊技による回路系動作中でも特別遊技のリセツト
と同時に、一旦、全ての電磁石を消磁させるよう
にしたゝめである。
次に、特別遊技の発生確率を電気的に調整する
場合に付いて述べる。
今、3個の10進カウンタ40a〜40cの出力
に何も細工していないとすると、10進数で考える
と、これ等の出力数値が全て一つの数値、例えば
「7」で揃う確率は103分の1即ち1000分の1であ
つて、別遊技において特定遊技状態が達成するの
は僅かに1000回の内1回である。この場合の各10
進カウンタの重み付きビツトの状態を考えると、
重み8の方から“0111”となつていることであ
る。
しかし、三個のカウンタのうち、いずれか1つ
のカウンタ(例えば10進カウンタ40a)の例え
ばLSB、即ち重み1の出力を接続線68aで示
すように、電源電位+Vccにプルアツプして
「1」に固定すると、残りの8−4−2ビツトが
“011”となる数値は10進数「7」(0111)の外に
「6」(0110)がある。即ち、実際にはカウンタ4
0aが「6」を出力しても「7」とするのであつ
て、結局このカウンタ40aは「7」か「6」を
出力すると「7」を出力しているとみなすことが
できる。従つて、このカウンタ40aが「7」を
出力する確率は、他のカウンタ40b,40cの
10分の1に対し、5分の1となる。そこで、各カ
ウンタ40a〜40cが全て「7」が揃う確率は
1/5×1/10×1/10=1/500となり、特別遊技の発生
確率が高くなる。
全く同様にして接続線68bで2個の10進カウ
ンタ40a,40bのLSBを電源電位+Vccにプ
ルアツプして「1」に固定すれば、各カウンタに
「7」の揃う確率は1/5×1/5×1/10=1/250となつ
て250分の1となり、又、各カウンタ40a〜4
0c共に接続線68cでLSBをプルアツプすれ
ば、1/5×1/5×1/5=1/125となつて、別遊技にお
いて特定遊技状態が達成するのは125回中1回と
なる。
勿論、この確率調整はいずれのビツト出力に付
いても行うことができるし、又、電源電位にプル
アツプすることに代えていずれかのビツトをアー
ス電位にプルダウンして、即ちバイナリ「0」に
固定することにより行うこともできる。
尚、図面に示した実施例では、電気的制御を回
路的に行つているが、これに限らず、マイクロコ
ンピユータ等を利用して制御してもよい。
又、変動入賞装置13も、図面に示した実施例
のものに限定されず、遊技者に不利な第1の状態
と遊技者に有利な第2の状態とに変換することが
できると共に、受入れた打球が入賞することがで
きる継続口28を少なくとも有する構造であれば
よい。
一方、図面に示した実施例では、特定遊技状態
は、別遊技の結果態様により達成されるようにし
たが、これに限らず、例えば遊技部7を流下する
打球が、特定入賞口10a,10bのいずれかに
入るか、又は特定入賞枠10cを打球が通過し、
各検出器10a′〜10b′のいずれかにより検出さ
れることにより体制されるようにしてもよいし、
これに加えて変動入賞装置13の継続口28に打
球が入賞し、特別スイツチ31により検出される
ことにより達成されるようにしてもよい。
又、タイマ55aに設定した一定時間(例えば
30秒)内、変動入賞装置13を遊技者に有利な第
2の状態に継続的に変換するようにしたが、変動
入賞装置13を間歇的に第2の状態に変換するよ
うにしてもよい。そして、変動入賞装置13を遊
技者に有利な第2の状態に変換する所定の条件
は、タイマ55aにより時間制御だけでなく、変
動入賞装置13に入賞した打球の個数を制限した
り、或は変動入賞装置13を間歇的に変換する場
合には、その変換回数を制限するようにして、適
宜に組み合せるようにしてもよい。
さらに、図面に示した実施例では、タイマ55
aに設定した時間が経過してから、継続条件の達
成を条件にして、次の特別遊技に移行するように
しているが、これに限らず、継続条件が達成され
た時点で、タイマ55aに設定した時間が残つて
いても、即座に次の特別遊技に移行するようにし
てもよい。
一方、特典条件が、変動入賞装置13に入つた
打球が内部の特典入賞口29に入つて、特典流路
32を流下し、特典条件判別手段としての特典ス
イツチ33により検出されることにより達成され
るようにしたが、これに限らず、特典条件は、遊
技部7内に弾発された打球に基いて達成され、継
続条件よりも達成し難い条件であればよく、例え
ば特典入賞口29を変動入賞装置13の外側の遊
技部7内に設けてもよいし、特典スイツチ33に
より検出されることを条件に別遊技を開始させ、
その結果態様により達成されるようにしてもよい
し、或は変動入賞装置13の継続口28へ入賞す
る打球を検出する継続条件検出手段の検出タイミ
ングと変換駆動制御手段の変換駆動終了タイミン
グとに基いて達成されるようにして、この両タイ
ミングを特典条件検出手段が検出するようにして
もよい。
又、特典条件が達成された場合の利益条件とし
ては、N進カウンタ62のカウントをクリアし、
再度カウントをするようにしたが、これに限ら
ず、最大継続回数が終了した後、数回の特別遊技
ができるようにしてもよいし、最大継続回数が終
了した後の特別遊技は、それ以前の特別遊技と異
なる条件、例えばタイマ55aの設定時間を可変
したり、変動入賞装置13に入賞した打球の個数
を制限したり、或は変動入賞装置13を間歇的に
変換する場合には、その変換回数を可変するよう
にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、変動入賞
装置を遊技者に有利な第2の状態とする変換制御
において、継続条件を設定することにより、入賞
打球により継続条件を達成できない場合には、変
動入賞装置を遊技者に不利な第1の状態にしてし
まうので、継続条件の達成への期待感と相俟つて
スリルと緊張感に富み、逆に継続条件を達成する
限りは、遊技者に有利な第2の状態で遊技を継続
できるので、自己が受け得る利益を段階的に拡大
できる楽しみと意欲感が与えられる。
又、繰り返して継続できる最大回数を制限する
ことで、一部の極く限られた熟練した遊技者にだ
け利益が偏在して与えられるのを防止できるの
で、遊技者に公平に利益を分配することが可能な
ばかりでなく、遊技者と遊技店との利益バランス
を適正に維持することができる。
さらに、特典条件を設定することで、遊技者に
最大継続回数を増加できるチヤンスを与え、時た
ま運良く特典条件を達成した場合には、自己が受
け得る利益の一層の拡大を図ることができるとい
う従来にない期待感を与えることができるばかり
でなく、特典条件を継続条件よりも達成し難い条
件としているので、遊技者と遊技店との利益バラ
ンスが崩れることもなく、遊技者にとつては達成
感も高く、しかもそれにより得た利益による満足
感を与えられる。
これに加えて、特典として単に賞球排出装置の
作動に基いた賞球を与えるのではなく、変動入賞
装置での最大継続回数の増加という特典を遊技者
に与えているので、特典遊技においても、遊技者
の遊技技術を発揮して自己が受け得る利益を拡大
できるというパチンコ遊技本来の楽しみを与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はパチンコ機の概略正面図、第2図は変動入賞装
置の正面図、第3図は同上の裏面図、第4図は同
上の縦断面図、第5図は開口部内の斜視図、第6
図は具体的一例のブロツク図である。 1……パチンコ機、5……ガイドレール、7…
…遊技部、13……変動入賞装置、28……継続
口、31……継続条件検出手段としての特別スイ
ツチ、33……特典条件検出手段としての特典ス
イツチ、44……特定遊技状態検出手段としての
判別器、49a……変換駆動制御手段の構成要素
としてのフリツプフロツプ、55a……変換駆動
制御手段の構成要素としてのタイマ、58……継
続駆動制御手段の構成要素としてのフリツプフロ
ツプ、62……最大継続回数規制手段としてのN
進カウンタ、63……特典付与制御手段の構成要
素としてのANDゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガイドレールで囲まれた遊技部と、 上記遊技部内に配設され、遊技者に不利な第1
    の状態と遊技者に有利な第2の状態とに変換する
    ことができると共に、受入れた打球が入賞するこ
    とができる継続口を少なくとも有する変動入賞装
    置と、 上記遊技部内に弾発された打球に基いて達成さ
    れる特定遊技状態を検出する特定遊技状態検出手
    段と、 上記特定遊技状態検出手段からの特定遊技状態
    検出信号に基いて、変動入賞装置を予め設定され
    た所定の条件に従つて遊技者に有利な第2の状態
    に変換する変換駆動制御手段と、 上記変動入賞装置の継続口に入賞した打球に基
    いて達成される継続条件を検出する継続条件検出
    手段と、 上記遊技部内に弾発された打球に基いて達成さ
    れ、継続条件よりも達成し難い特典条件を検出す
    る特典条件検出手段と、 上記継続条件検出手段からの継続条件検出信号
    に基いて、変換駆動制御手段をして変動入賞装置
    を所定の条件に従つて遊技者に有利な第2の状態
    に繰返して変換する継続駆動制御手段と、 上記継続駆動制御手段による継続回数をカウン
    トすると共に、そのカウント数が予め設定した最
    大継続回数に達したならば、継続条件検出手段か
    らの継続条件検出信号に拘らず、変換駆動制御手
    段をして変動入賞装置を遊技者に不利な第1の状
    態にする最大継続回数規制手段と、 上記最大継続回数規制手段に予め設定された最
    大継続回数を、特典条件検出手段からの特典条件
    検出信号に基いて、予め設定された利益条件に従
    つて増加する特典付与制御手段と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機。
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