JPH062043Y2 - エアサスペンシヨン装置 - Google Patents

エアサスペンシヨン装置

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JPH062043Y2
JPH062043Y2 JP11852286U JP11852286U JPH062043Y2 JP H062043 Y2 JPH062043 Y2 JP H062043Y2 JP 11852286 U JP11852286 U JP 11852286U JP 11852286 U JP11852286 U JP 11852286U JP H062043 Y2 JPH062043 Y2 JP H062043Y2
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piston rod
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air chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、空気の圧縮抵抗により荷重を支持する空気ば
ねと、主に油の流動抵抗により衝撃減衰を行なうダンパ
とを組合せてなるエアサスペンション装置に関する。
〈従来の技術〉 車輌用サスペンション装置として、空気の圧縮抵抗を利
用した空気ばね装置と油圧式ダンパ装置とを一体的に組
付けたものが用いられることがある。
このようなエアサスペンション装置として、例えば実開
昭60−241538号公報に開示されるように、空気
室を主空気室と副空気室とに分割形成し、両空気室間の
連通路の開口面積を変えることによりばね定数を変化さ
せると同時に、空気室の一部を可撓性を有する弾性筒体
にて形成することにより、ダンパの伸縮ストロークを吸
収するようにされた形式のものが知られている。
また、例えば特開昭61−1520号公報に開示される
ように、ピストンロッド内部にコントロールロッドを挿
通し、これによりダンパピストン近傍に設けられた可変
オリフィス機構を操作することにより、減衰力が段階的
に変化し得るようにされた油圧式ダンパ装置が知られて
いる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、上記のようなばね定数を変化し得る空気ばね
装置と、減衰力を変化し得るダンパ装置とを組合わせた
エアサスペンション装置の場合、空気ばねの圧縮空気供
給路、可変オリフィス機構の操作装置、主、副両空気室
間の連通路、及びこの連通路の流路面積を変化させるた
めの操作装置等を設けねばならず、構造が煩雑化すると
共に、装置も大型化しがちであった。
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の主な目的
は、空気ばねのばね定数を変化すべく、主空気室と副空
気室との間の連通路に設けられた流量調節装置が、コン
パクトに構成されたエアサスペンション装置を提供する
ことにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、ピストン式筒型ダ
ンパと、主空気室と、副空気室とを有し、前記主、副両
空気室間の連通状態によりばね定数が変化するようにし
てなるエアサスペンション装置であって、ピストンロッ
ドと、該ピストンロッドの外周面に対して回動自在に嵌
装されたパイプ部材と、該パイプ部材の外周面に密接す
ると共に前記ピストンロッドに一体的に連結された中空
円筒部と、前記ピストンロッドの外周面と前記パイプ部
材の内周面との間に軸線方向に沿って形成された空気通
路と、前記中空円筒部の外周面と前記空気通路とを連通
し得る通孔とを有し、前記通孔の開口面積が、前記パイ
プ部材を回動させることにより変化し得るようにしてな
ることをことを特徴とするエアサスペンション装置を提
供することにより達成される。
〈作用〉 このようにすれば、主空気室と副空気室との間が、ピス
トンロッドの外周面とパイプ部材の内周面との間に設け
られた通路を介して連通し得る。
また、パイプ部材と中空円筒部とを相対回動させること
により、パイプ部材と中空円筒部とを貫通して設けられ
た通孔部分が互いに重なり合うこととなり、その開口面
積が変化する。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は、本考案に基づくエアサスペンション装置の車
体に固着される側の構造を示している。尚、第1図に於
ては左方が上方を示しており、図中に示した方向に従っ
て説明する。
このサスペンション装置は、オイルダンパ1が軸心部に
設けられており、ダンパの外殻を形成するシリンダ2の
下端が車軸側に、そしてシリンダ2に対して出没自在に
設けられたピストンロッド3が車体側にそれぞれ取付け
られる。
オイルダンパ1は、シリンダ2内部に摺合したピストン
に設けられたオリフィスを流過する際に生じる油の流動
抵抗により減衰力を発揮するようにされた公知形式のも
のであり、ピストンロッド3上部には、ロッド外周面に
嵌着された一対のロッドブッシュ4、5に上下両面を挟
まれてマウントブラケット6が取付けられている。
マウントブラケット6は、下側ロッドブッシュ4を受容
すべく形成された有底筒状部分6aと、該筒状部分6a
の下側開口端に半径方向外向きに形成されたフランジ部
分6bとからなり、フランジ部分6bに植設されたスタ
ッドボルト7により車体に取付けられる。
筒状部分6aの内周面と下側ロッドブッシュ4の外周面
との間には、下側に向けて僅かに拡径された上部筒体8
が固着されている。
上部筒体8の内周面に対向するピストンロッド3の外周
には、下側ロッドブッシュ4の下面との間にスペーサ9
を挟み込んだ上でストッパ10が取着されている。この
ストッパ10の下面とシリンダ2の上端面との当接に
て、シリンダ2とピストンロッド3との相対的ストロー
クの収縮限度が規定されている。
上部筒体8の下端は、ストッパ10の下面と略等しい面
上に置かれており、この下端部の外周面には、例えば合
成ゴムなどの弾性体により筒状に形成されたローリング
ブラダ11の上部開口端が嵌着され、更にローリングブ
ラダ11の外周面には、下部筒体12の上部開口端が嵌
着されている。そして上記のようにして、上部筒体8と
下部筒体12との間にローリングブラダ11を挟み込ん
だ上で、下部筒体12の上端部を半径方向内向きに塑性
変形させることにより、これら三者8、11、12が一
体的かつ気密に固着されている。
ローリングブラダ11の中間部は内向きに反転され、そ
の下端部はシリンダ2外周に形成されたホルダ部13の
外周面に接着されている。
このようにして上、下部両筒体8、12とローリングブ
ラダ12とにより、ダンパ1の上部を外囲する主空気室
14が郭成される。そしてこの主空気室14内に封入さ
れた空気の圧縮抵抗力が、ピストンロッド3とシリンダ
2とを押縮めようとする力、つまり車軸と車体間の荷重
を支えるばねとして作用する。
マウントブラケット6のフランジ部分6bの外周面に
は、外部筒体15の上端が固着されている。そしてこの
外部筒体15は、その下端部内周面と、下部筒体12の
外周面との間に、ローリングブラダ11と同一材質から
なる円環状をなすライナ16を介して、上、下部両筒体
8、12の接合部と同様にして気密に一体化されてい
る。
これにより、主空気室14を外囲する副空気室17が郭
成されている。
第2図に併せて示されるように、ピストンロッド3のス
トッパ10より上側の部分は、縮径された軸部20と、
軸部20に対して密接すると共に、回動自在にされたパ
イプ材からなるロータリバルブ21と、ロータリバルブ
21を受容すべくスペーサ9を介してピストンロッド3
と一体化された中空円筒状をなすアウタチューブ22と
からなっている。そしてアウタチューブ22の外周面に
前記した上、下両ロッドブッシュ4、5が嵌着されてい
る。
尚、下側ロッドブッシュ4は、マウントブラケット6と
スペーサ9とに挟まれ、ピストンロッド3を介して車輌
荷重を受けることから、荷重による変形のみで十分な気
密性が得られるが、上側ロッドブッシュ5は、通常はロ
ッド反力などの荷重を受けないため、金属との接触面に
対して焼付加工することにより、後記する空気通路の気
密性を確保し得るようにされている。
ピストンロッド3の中心部には、図示されていないダン
パピストンの近傍に設けられた減衰力調節用ロータリバ
ルブを操作するコントロールロッド23が挿通されてい
る。このコントロールロッド23を、ピストンロッド3
の上端に設けられたアクチュエータ24にて回転させる
ことにより、ダンパピストンの前後を連通するオリフィ
スの口径を変化させ、それにより減衰力が変化し得るよ
うにされている。
ピストンロッド3の最上部には、油圧関連通路25及び
空気給排出通路26が形成されると共に、空気通路切換
用のロータリバルブ21を制御するアクチュエータ27
が取着されたブロック28が嵌着されている。このブロ
ック28は、ピストンロッド3端部に螺着されたナット
28aにより抜け止めされている。
油圧関連通路25は、コントロールロッド23が挿通さ
れた中心孔29を介してシリンダ2内の油室に連通して
いる。この油圧関連通路25は、別途配管にて各車輪の
ダンパと相互に連結され、各車輪の動作を関連して制御
し得るようにされており、これにより車体の安定性をよ
り一層改善しようとするものである。
空気吸排出通路26は、ロータリバルブ21に穿設され
た通孔30と、軸部20の外周面に形成された通路31
とを介して主空気室14に連通しており、別途電磁弁を
介した配管にて圧縮空気供給源に連結されている。
マウントブラケット6の底壁内面と周壁内面には、上部
筒体8との間に通路32、33が形成されている。そし
て、上下両ロッドブッシュ4、5に挾持されたマウント
ブラケット6の挿通孔6cの内周面に対向する位置にロ
ータリバルブ21とアウタチューブ22を貫通して穿設
された通孔34、35と、軸部20外周に形成された通
路31とを介して主空気室14と副空気室17とが連通
し得るようにされている。
第3図に併せて示されるように、ロータリバルブ21の
上部には、ピストンロッド3の軸線方向に沿うスリット
36が切設されており、該スリット36には、ロータリ
アクチュエータ27の回転軸27aの軸端に軸線方向に
突設された接続ピン37が係合している。
接続ピン37は、ロータリアクチュエータ27の回転軸
27aに対して偏心しており、これにより回転軸27a
を回転させると、ロータリバルブ21が或る角度範囲を
回動するようにされている。
一方、ロータリバルブ21の通孔34とアウタチューブ
22の通孔35との関係は、ロータリバルブ21の回動
に従ってその開口が互いに整合する状態から、一方の開
口と他方の周壁とが完全に重なり合う状態にまで変化す
るようにその回動角度と孔口径とが定められており、回
転軸27aを一方向に回転させることで両通孔34、3
5間の開口面積Aが変化し得るようにされている。
次に上記実施例のローリングブラダ11の組付要領につ
いて説明する。
先ず、上部筒体8と下部筒体12との間にローリングブ
ラダ11の上端を挟み込んだ上で下部筒体12の上端部
を内向きにかしめる。次に、外部筒体15の上端が固着
されたマウントブラケット6を上方から上部筒体8の上
端部に嵌着する。そして下部筒体12と外部筒体15の
下端部とをライナ16を介して重合させ、外部筒体15
の下端部15aを内向きにかしめる。尚、かしめ部分に
はそれぞれ補強部材12b、15bが設けられており、
内向きの応力に耐え得るようにされている。
ローリングブラダ11の下端は、あらかじめシリンダ2
のボルダ部13に接着されているが、同部分は、車輌用
タイヤのビード部分と同様に、ローリングブラダ自体の
弾性と空気圧との作用により密着固定させるものであっ
ても良い。
次に上記実施例の作動の要領について説明する。
空気ばねに於て、ばね定数はストロークに対する空気室
の容量で変化する。ここでロータリバルブ21の通孔3
4とアウタチューブ22の通孔35との連通を断つと、
主空気室14の容積のみが作用することからばね定数が
高くなり、両通孔34、35の連通を全開にすると、主
空気室14と副空気室17とが軸部20の通路31とマ
ウントブラケット6の通路32、33を介して連通する
ため、両空気室14、17の合算容積が作用してばね定
数が低くなる。従って、両空気室14、17の連通状態
を通孔34、35の開口面積Aを変化させることによ
り、ばね定数を任意に設定することができる。
更に、空気吸排出通路より圧縮空気を出入りさせること
により、空気室の内圧を調節し、例えば乗員の増減など
によるばね上荷重の変動に対応して、常時適正なばね定
数を得ることができる。
〈考案の効果〉 このように、本考案によれば、ピストンロッドの先端部
にばね定数の可変装置と減衰力の可変装置とを集中的に
配設することができ、しかも主空気室と副空気室との連
通路、及び両室間の流量調節弁を、ピストンロッドと同
軸的に設けることにより装置のコンパクト化を達成し得
ることから、車体への組付性を向上する効果がある。
またアクチュエータや配管部材をすべて車体の内側に配
設し得ることから、水分や塵芥からの保護の面で有利と
なり、保守整備性を向上する上でも効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に基づくエアサスペンション装置の要部
断面図である。 第2図は第1図に示したエアサスペンション装置の部分
的な拡大断面図である。 第3図はロータリバルブの構造を概念的に示す斜視図で
ある。 1…オイルダンパ、2…シリンダ、 3…ピストンロッド、4…上側ロッドブッシュ、 5…下側ロッドブッシュ、 6…マウントブラケット、 6a…筒状部分、6b…フランジ部分、 6c…挿通孔、7…スタッドボルト、 8…上部筒体、9…スペーサ、 10…ストッパ、11…ローリングブラダ、 12…下部筒体、12a…上端部、 12b…補強部材、13…ホルダ部、 14…主空気室、15…外部筒体、 15a…下端部、15b…補強部材、 16…ライナ、17…副空気室、 20…軸部、21…ロータリバルブ、 22…アウタチューブ、23…コントロールロッド、 24…アクチュエータ、25…油圧関連通路、 26…空気吸排出通路、27…アクチュエータ、 27a…回転軸、28…ブロック、 28a…ナット、29…中心孔、 30…通孔、31、32、33…通路、 34、35…通孔、36…スリット、 37…接続ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストン式筒型ダンパと、主空気室と、副
    空気室とを有し、前記主、副空気室間の連通状態により
    ばね定数が変化するようにしてなるエアサスペンション
    装置であって、 ピストンロッドと、 該ピストンロッドの外周面に対して回動自在に嵌装され
    たパイプ部材と、 該パイプ部材の外周面に密接すると共に前記ピストンロ
    ッドに一体的に連結された中空円筒部と、 前記ピストンロッドの外周面と前記パイプ部材の内周面
    との間に軸線方向に沿って形成された空気通路と、 前記中空円筒部の外周面と前記空気通路とを連通し得る
    通孔とを有し、 前記通孔の開口面積が、前記パイプ部材を回動させるこ
    とにより変化し得るようにしてなることをことを特徴と
    するエアサスペンション装置。
JP11852286U 1986-08-01 1986-08-01 エアサスペンシヨン装置 Expired - Lifetime JPH062043Y2 (ja)

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JPS6325845U JPS6325845U (ja) 1988-02-20
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JPS6325845U (ja) 1988-02-20

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