JPH0627159B2 - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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JPH0627159B2
JPH0627159B2 JP26406186A JP26406186A JPH0627159B2 JP H0627159 B2 JPH0627159 B2 JP H0627159B2 JP 26406186 A JP26406186 A JP 26406186A JP 26406186 A JP26406186 A JP 26406186A JP H0627159 B2 JPH0627159 B2 JP H0627159B2
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epoxy resin
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栄一郎 滝山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塗料、コーティング、接着剤、注型、FRPの各
分野に有用な光硬化性樹脂を与える光硬化性樹脂組成物
に関するものである。
〔従来の技術〕
光硬化性樹脂は現在頗る多種多様なタイプが用いられて
いる。
例えば、次の代表的な構造で示されるエポキシ〜アクリ
レート樹脂(式1)、ウレタン〜アクリレート樹脂(式
2)、ポリエステル〜アクリレート樹脂(式3)は最も
代表的な光硬化性の樹脂である。
(i)エポキシ〜アクリレート樹脂(式1) (ii)ウレタン〜アクリレート樹脂(式2) (iii) ポリエステル〜アクリレート樹脂(式3) これら光硬化性樹脂に共通する性質は、いづれも分子量
が数百から数千、凡そ500〜5000の、所謂オリゴ
マーに属することである。
普通これら樹脂はオリゴマーではあるが、粘度が高いた
めに使用に当っては多官能の重合性単量体(以下モノマ
ーと略称)を併用するのが普通である。
それら有用なモノマーとして、例えば1分子中に2個又
は2個以上のアクリロイル基又はメタクリロイル基{以
下(メタ)アクリロイル基と略称}を有する多価アルコ
ールのエステルがあげられる。それらの例には、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ヘキサンジオール
ジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ペンタエリスリットテトラアクリレート又はトリア
クリレートなどがある。
他方、1官能性のモノマー、例えばメタクリル酸メチ
ル、アクリル酸2エチルヘキシル、ビニルピロリドン、
フェノキシエチルアクリレートなどは、併用により粘度
低下には有用であるが、硬化性を遅らせ、硬化樹脂の物
性を大きく損うことから、これを単独で前記光硬化性オ
リゴマーと併用する例は少く、特にメタクリル酸メチル
のようなメタクリロイル基含有の1官能性モノマーを併
用すると、著しく前記欠点がみられるので、これらモノ
マーと前記オリゴマー(以後オリゴアクリレートと称す
る)とを併用した場合、到底実用性のある硬化時間、硬
化樹脂の物性は得られないという難点がある。
僅かに、オリゴアクリレートに多官能アクリレートを併
用した系に、更により粘度を低下させる目的で物性を大
きく損わない範囲で添加される場合がほとんどである。
さらに、フェノキシエチルアクリレートのようなフェノ
ール類にアルキレンオキシドを付加させ、生成したアル
コール性水酸基を更に(メタ)アクリル酸でエステル化
してモノマーとした種類のものは、一官能性であって
も、前述した硬化性が不良になる欠点は比較的少く、オ
リゴアクリレートと併用して実用に供することも不可能
ではないが、これのみの併用では硬化樹脂の物性、例え
ば硬度が不満足であり、その上皮膚刺激性が強く、コス
ト高も手伝ってオリゴアクリレートと併用しても実用性
に乏しい欠点がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、低コストの一官能性モノマーを多量に使
用しても光硬化性に支障を来すことがなく、硬化樹脂の
物性も良好な組成物について検討を重ねていたが、既存
のオリゴアクリレートでは目的を達することが出来ない
ことを再確認し、更に鋭意研究した結果、本発明の側鎖
不飽和結合型樹脂が一官能性モノマーを併用して光硬化
の目的を達成できることを見出して本発明の光硬化性樹
脂組成物を完成するに至った。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、本発明の光硬化性樹脂組成物は、 (A)一般式 で表される側鎖不飽和結合型樹脂 [但し、Aはビニルモノマーとアクリロイル基またはメ
タクリロイル基を有するモノマーとの共重合体樹脂の主
鎖であり、Rは水素またはメチル基であり、Yは式 (式中のEはエポキシ樹脂からエポキシ基を除いたエポ
キシ樹脂残基を表す)であり、該樹脂はエポキシ樹脂と
アクリル酸またはメタクリル酸を反応させて得られる分
子中にアクリロイル基またはメタクリロイル基とエポキ
シ基とを有する不飽和エポキシ樹脂と前記主鎖を構成す
るビニルモノマーとを共重合させ、次いで得られた共重
合体中のエポキシ基と実質的に当量のアクリル酸または
メタクリル酸を反応させて得られたものである]、 (B)アクリロイル基又はメタクリロイル基を1分子中に
1個有するモノマー及び (C)樹脂に対し0.1%以上の光開始剤 からなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明において、側鎖不飽和結合型樹脂と(メタ)アク
リロイル基含有モノマーとの配合効果は極めて顕著であ
る。即ち、側鎖不飽和結合型樹脂は硬化が緩やかであ
り、完全硬化には比較的長時間を要するという難点を有
し、一方(メタ)アクリロイル基含有モノマーは、分子
量が数十〜千程度であり、その低分子量に起因して物性
上の欠陥を有するが、これら両成分のそれぞれの欠陥は
高分子量(分子量5000以上)の側鎖不飽和結合型樹
脂と(メタ)アクリロイル基含有モノマーとを混合して
使用することによって完全に解消され、硬化性にすぐ
れ、かつ密着性、耐水性、耐薬品性および機械的強度に
すぐれた硬化性樹脂組成物が与えられる。
本発明において使用される側鎖不飽和結合型樹脂は、第
1の方法として、(1)エポキシ樹脂のエポキシ基1当量
に対し、0.1〜0.5当量程度のアクリル酸またはメタクリ
ル酸〔以下(メタ)アクリル酸と略称する〕を反応させ
て得られる分子中に(メタ)アクリロイル基とエポキシ
基とを有する不飽和エポキシ樹脂を少くとも一成分とし
て含む成分と、 (2)ビニルモノマー、とを共重合させることにより、生
成ポリマーの側鎖にエポキシ樹脂基を有するポリマー含
有反応混合物を造り、次いで得られた反応混合物中に残
存するエポキシ基と実質的に当量の(メタ)アクリル酸
を加えて、エポキシ基とカルボキシル基の反応を行って
製造される。
また、第2の方法として、(1)(メタ)アクリル酸とビ
ニルモノマーとを共重合させて得られる側鎖にカルボキ
シル基を有するビニル系共重合体と、 (2)エポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対して0.5〜0.9
当量の(メタ)アクリル酸を反応させて得られる分子中
に(メタ)アクリロイ基とエポキシ基とを有する不飽和
エポキシ樹脂とを少なくとも1成分とする成分とを、ビ
ニル系共重合体中のカルボキシル基と不飽和エポキシ樹
脂中のエポキシ基とが実質的に当量になるように反応さ
せることによっても製造可能である。
本発明の第1の方法の(1)で生成する不飽和エポキシ樹
脂の代表例を示せば次式の(A)のようになる: 然るに、エポキシ樹脂と(メタ)アクリル酸との等当量
比の反応では(A)が100%できるのではなく、少量で
も次のジ(メタ)アクリレートが生成し、同時に未反応
のエポキシ樹脂が残り、次の(B)、(C)と(A)の混合物が得
られる。
これらの成分のうち、(B)のビニルエステルが僅かでも
生成すると、重合時に架橋によるゲル化となって現れ、
側鎖不飽和結合型樹脂を製造することができなくなる。
従って、ビニルエステル樹脂(B)の生成を防止するため
には、エポキシ樹脂の使用割合を、(メタ)アクリル酸
と等モルより多くする必要があり、必然的に本発明に用
いる不飽和エポキシ樹脂は前述した構造(A)と構造(C)の
混合物となる。
当初(メタ)アクリル酸との反応にあずからない、残存
エポキシ樹脂(C)の存在は、用途によっては後に(メ
タ)アクリロイル基を付することにより、特性向上に有
用なものとなる。
本発明の第1の方法は概略的に示すと次の様になる。
(i)最初に所望量の(メタ)アクリル酸と、(メタ)ア
クリロイル基に対し過剰当量比のエポキシ樹脂とを必要
な反応触媒、例えば第3級アミン、アミン塩、第4級ア
ンモニウム塩、金属塩を用い反応させて不飽和エポキシ
樹脂(A)を生成させる。
(ii)次いで必要な種類と量のビニルモノマーを加えた
後、アゾビスイソブチロニトリルのような開始剤の存在
下で不飽和エポキシ樹脂(A)のアクリロイル基とビニル
モノマーとをラジカル重合することにより側鎖にエポキ
シ基を有するポリマー含有反応混合物が得られる。
(iii)更に、必要量の(メタ)アクリル酸を加え、(ii)
の反応混合物中に残存するエポキシ基とカルボキシル基
の反応を行なわせることにより、目的とする側鎖にビニ
ルエステル基を有するポリマーを得ることができる。
本発明で用いられるエポキシ樹脂としては特に制限はな
い。
例えば、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル型と
して油化シェル社のエピコート827,828,83
4,1001、ダウ社のDER-330,331,332、チバ社のG
Y−257、大日本インキ化学社製のエピクロン#84
0,850,810、東都化成社製エポトートVD−1
15,−127、旭化成社製A.E.R330,331などがあげら
れる。
ノボラックのグリシジルエーテル型のエポキシ樹脂の例
には、ダウ社のDEN-431,438が代表的である。
環状脂肪族型のエポキシ樹脂も文献上には幾つもの種類
があるが、実際上はユニオン・カーバイト社のERL-4221
のみが市販されており、本発明にもこれが利用可能であ
る。
その他に、特殊エポキシ樹脂として、油化シェル社のYX
-4000なる名称で呼ばれているビフェニル型のものも利
用し得る。
ビスフェノールAの替りにビスフェノールF及びビスフ
ェノールSを用いたジグリシジルエーテル型エポキシ樹
脂、例えば油化シェル社のエピコート807タイプも使
用可能である。
ビスフェノールAにアルキレンオキシドを付加させ、末
端ヒドロキシル基をエピクロロヒドリンでエポキシ化し
たタイプもあげられる。
これらのなかで好適なエポキシ樹脂は、ビスフェノール
とエピクロロヒドリンとから合成されたフェニルグリシ
ジルエーテル型の重付加同族体である。その一般式は例
えば下記のように示される: (但し、n=0〜5、R,Rは水素またはメチル基
である) 本発明に最適な種類は前式でnが0〜3程度のものであ
る。
不飽和エポキシ樹脂(A)を合成する際の(メタ)アクリ
ル酸とエポキシ樹脂の比率は、(メタ)アクリル酸1モ
ルに対して(即ちカルボキシル基1当量に対して)、1
分子中に2個または3個以上のグリシジルエーテル型エ
ポキシ基を有するエポキシ樹脂をエポキシ基が2個の場
合は1モル以上、エポキシ基が2個よりも多い場合には
1モル以上用いることにあり、エポキシ基は2当量より
も多いことが必要である。好適にはエポキシ基1当量当
り0.1〜0.5当量の(メタ)アクリル酸が用いられる。
不飽和エポキシ樹脂と併用してポリマー骨核を形成する
ためのビニルモノマーとしては、(メタ)アクリロイル
基と共重合可能な種類であれば、いずれのものでも使用
できる。
これらの代表例としてはエチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、クロロスチレン、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸イソブチル、アクリル酸3級ブチル、アクリル酸2
−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブ
チル、メタクリル酸3級ブチル、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸シク
ロヘキシル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸テト
ラヒドロフルフリル、アクリロニトリル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル、塩化ビニリデン及び塩化ビニル等
が挙げられる。共重合は塊重合、溶液重合、パール重合
等により行なうことができるが、塊重合、溶液重合の場
合にはそのままで次の(メタ)アクリル酸との反応に用
いられる。
パール重合による場合は、生成共重合体をモノマーある
いは溶剤に溶解してから、(メタ)アクリル酸でポリマ
ー中のエポキシ基との反応を行なうことになる。
不飽和エポキシ樹脂とビニルモノマーの混合物をラジカ
ル共重合させる際には、既知のラジカル重合触媒、例え
ば有機過酸化物、アゾ化合物等を併用する。
更に、不飽和エポキシ樹脂の(メタ)アクリロイル基と
ビニルモノマーとの割合はビニルモノマーの比率が99
モル%〜1モル%となるように巾広く変化させることが
でき、用途によって種々変化するが、一般的には95モ
ル%〜50モル%の間が適当である。
共重合反応から得られた側鎖にエポキシ樹脂基を有する
ポリマー中に残存するエポキシ基をカルボキシル基と反
応させるため、該ポリマーに添加する(メタ)アクリル
酸の量は前工程において使用したエポキシ成分の量によ
って異なるが、残存するエポキシ基を実質上全部反応さ
せる量を使用することが好ましい。即ち、残存するエポ
キシ基1当量に対し(メタ)アクリル酸を0.9〜1.1当
量、好適には0.95〜1.05当量を使用することが好まし
い。
本発明の硬化可能な樹脂を製造する第2の方法は、(メ
タ)アクリル酸とビニルモノマーとの共重合体に、エポ
キシ樹脂に(メタ)アクリル酸を反応させて得られる不
飽和エポキシ樹脂を反応させる方法である。
第2の方法で注意すべきは、不飽和エポキシ樹脂製造に
際し、未反応のエポキシ樹脂の残存量をなるべく少なく
する方が好ましい。多量に残存するとビニル系共重合体
とのエステル化反応のときにゲル化が起る原因となる。
従って、(メタ)アクリル酸の使用割合は出来るだけエ
ポキシ当量に近づける必要があるが、不飽和エポキシ樹
脂は共重合反応でなくエステル化反応に用いられるの
で、分子中に1個のエポキシ基を残す必要があり、その
ためエポキシ樹脂のエポキシ基1当量当り0.5〜0.9当量
の(メタ)アクリル酸を反応させるのがよい。
第2の方法では、必然的にジ(メタ)アクリレート樹脂
を含むことになるが、元々この樹脂は基本的な性能がす
ぐれているため、本発明樹脂の性能を損うことはない。
本発明の第2の方法を概略的に示すと次の様になる。
(イ)所望量のエポキシ樹脂と、エポキシ樹脂に対して、
0.5〜0.9当量の(メタ)アクリル酸とを、前記(i)で記
載の反応触媒を用いて反応させて不飽和エポキシ樹脂を
生成させる。ここで使用されるエポキシ樹脂は第1の方
法で述べたものが同様に使用される。
(ロ)ビニルモノマーと(メタ)アクリル酸との共重合体
は、通常のラジカル重合の処方に従って製造される。ビ
ニルモノマーとしては第1の方法の所で例示したものが
挙げられる。ビニルモノマーの(メタ)アクリル酸への
使用割合は99〜1モル%の範囲で広く変化させること
ができるが、99〜50モル%が適当である。
(ハ)(イ)で生成した不飽和エポキシ樹脂と(ロ)の共重合体
は、エポキシ基とカルボキシル基とが実質的に当量にな
るように反応される。反応は第1の方法と同様である。
本発明においては、側鎖不飽和結合型樹脂に必要に応じ
て重合性モノマーを配合してもよい。それらの例として
は、側鎖不飽和結合型樹脂の製造の際に使用されたビニ
ルモノマーが挙げられる。
ビニルモノマーの併用により、樹脂変性の巾を著しく拡
げ、物性の変化を容易に、又取扱性例えば粘度を改良す
ることが出来、コスト低下にも有用なものとなる。
本発明で利用可能な(メタ)アクリロイル基を1分子中
に1個有するモノマーとしては、例えば次の種類があげ
られる。
アクリレートには、メチルアクリレート、エチルアクリ
レート、ブチルアクリレート,2−エチルヘキシルアク
リレート、ノニルアクリレート、フェノキシエチルアク
リレート、トリルエチルアクリレート、2−エトキシエ
チルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、テト
ラヒドロフルフリルアクリレート、ターシャリ−ブチル
アクリレート、イソボニルアクリレート、ベンジルアク
リレートなどがあげられる。
更にメタクリレートには、メチルメタクリレート、エチ
ルメタクリレート、ブチルメタクリレート、イソブチル
メタクリレート、第2−ブチルメタクリレート、ターシ
ャリブチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタク
リレート、ノニルメタクリレート、テトラヒドロフルフ
リルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、
ベンジルメタクリレート、イソボルニルメタクリレー
ト、フェノキシエチルメタクリレートなどをあげること
ができる。
さらにエチレングリコールジアクリレート、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ジアリリデンペンタエリスリトール
ジアクリレートなどの他の多官能(メタ)アクリレート
モノマーを本発明のモノマーと併用できることは勿論で
ある。
本発明の光硬化性を得るためには、光重合開始剤(以下
単に開始剤と呼ぶ)が必要である。
一般に用いられている種類のもの、例えばベンゾフェノ
ン並びにその誘導体、ベンゾインのアルキルエーテル
類、アセトフェノン誘導体などがあげられる。
ベンゾフェノンと3級アミンとの併用、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベ
ンゾイン第二ブチルエーテル、ジメチル−1−ヒドロキ
シアセトフェノン、ジメチルベンジルケタールなどは有
用である。
添加量は0.1(%)以上で有効であるが、普通0.5〜5
(%)位の範囲で使用される。
色素、3級アミン、トリフェニルホスフィン、チオ尿素
誘導体などの、所謂増感剤を併用することは自由であ
る。
本発明による光硬化樹脂組成物は、塗料、コーティン
グ、接着剤、比較的肉薄の注型、FRPなどの各種用途に
有用である。
必要に応じて、充てん剤、補強剤、ポリマー、着色剤、
離型剤等を併用できることは勿論である。
〔実施例〕
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
なお、実施例中の「部」および「%」とは、ことわりの
ない限りそれぞれ『重量部』および『重量%』を意味す
る。
実施例1 (1)側鎖不飽和結合型樹脂(A)の合成 不飽和エポキシ樹脂(a)の製造 攪拌機、ガス導入管付温度計、還流コンデンサー、滴下
ロートを備えた1セパラブルフラスコにエポキシ樹脂
として三菱油化−シェル社のエピコート827を360
g(1モル)、メタクリル酸43g(0.5モル)、ベン
ジルジメチルアミン1.2g、パラベンゾキノン0.08gを
仕込み、120〜130℃空気吹込条件下で3時間反応
すると、酸価はほとんどゼロとなり、不飽和エポキシ樹
脂(a)が淡赤褐色シラップ状で得られた。
樹脂(a)は計算上は次の式〔1〕が223gと、 遊離のエポキシ樹脂180gとの混合物である。
側鎖エポキシ樹脂(b)の合成 前述と同様の装置にメチルエチルケトン250g、不飽
和エポキシ樹脂(a)173g(0.2モル)、スチレン10
0g、アゾビスイソブチロニトリル3.5gを仕込み、窒
素気流中75℃でスチレン87g(合計スチレン量1.8
モル)を滴下した。
6時間後に更にアゾビスイソブチロニトリル2gを追加
し、更に10時間重合した。
重合率が96%になった時に、ハイドロキノン0.2gを
加えて重合を中止した。
側鎖エポキシ樹脂(b)のメチルエチルケトン溶液(固形
分40%)が淡黄褐色液状で得られた。
GPC分析の結果、分子量約5万の所にピークをもつポリ
マーと、未反応エポキシ樹脂の混合物であることが確認
された。
側鎖不飽和結合型樹脂(A)の合成 前述した側鎖エポキシ樹脂(b)のメチルエチルケトン溶
液全量にメタクリル酸52g(0.60モル)、トリフェニ
ルホスフィン0.8gを仕込み、メチルエチルケトンの沸
点で16時間反応すると酸価は10.4となったので、スチ
レンモノマー420gを加え、400〜450mmHgの減
圧下加温してメチルエチルケトンを除去した。
約6時間を要してガスクロマトグラフ分析の結果、メチ
ルエチルケトンが0.3%となったので加温を中止する
と、側鎖不飽和結合型樹脂〔A〕が黄褐色、粘度1.9ポイ
ズで得られた。
エポキシ〜アクリレート樹脂〔B〕の製造 攪拌機、温度計、還流コンデンサーを付した1三ツ口
フラスコに、エポキシ樹脂として油化シェル社のエピコ
ート827を370g、アクリル酸148g、ベンジル
ジメチルアミン1.5g及びハイドロキノン0.25gを仕込
み、空気中120〜130℃に3時間反応すると酸価は
7.1となったので中止し、フェノキシエチルアクリレー
ト182g加えエポキシ〜アクリレート樹脂〔B〕を製
造した。
得られたエポキシ〜アクリレート樹脂〔B〕のガードナ
ー色数は2〜3、粘度は28ポイズであった。
エポキシ〜アクリレート樹脂〔C〕の製造 エポキシ〜アクリレート樹脂〔B〕100部に、メタク
リル酸メチル15部加え、エポキシ〜アクリレート樹脂
〔C〕を製造した。その粘度は2.9ポイズであった。
夫々の樹脂100部に、光開始剤としてメルク社のダロ
キュア1173を1部添加溶解して光硬化性樹脂組成
物とした。
次で、ガラス板上に0.2mm厚になるようにバーコーター
で塗料し、2kWの出力の紫外線ランプ下10cmを5m/
分の速度で通過させ、硬化する迄の繰返し回数をみた結
果は、第1表に示すようになった。
最終硬度は、ポリマー〔A〕は5回通過後の、エポキシ
〜アクリレート〔B〕は10回通過後の、エポキシ〜ア
クリレート〔C〕は20回通過後の値を示す。
即ち、側鎖不飽和結合型樹脂にモノマーを加えた系が頗
る良好な硬化性と物性とを示した。
実施例2 (1)側鎖不飽和結合型樹脂(D)の合成 不飽和エポキシ樹脂(c)の合成 攪拌機、ガス導入管付温度計、滴下ロート、還流コンデ
ンサーを備えた2セバラブルフラスコにアクリル酸7
2g(1モル)、ビスフェノールA228g(1モ
ル)、エポキシ樹脂として旭ダウ社製の#332を85
0g(2.5モル)、トリフェニルホスフィン4g、t−
ブチルハイドロキノン0.4gを仕込み、120〜130
℃で4時間反応させると、酸価8.1で、淡黄褐色、軟化
点約40℃の樹脂状の不飽和エポキシ樹脂(c)が得られ
た。
側鎖エポキシ樹脂(d)の合成 不飽和エポキシ樹脂(c)を600g、アクリル酸エチル
200g、スチレン260g、アゾビスイソブチロニト
リル10g、メチルエチルケトン800gを攪拌機、還
流コンデンサー、温度計、ガス導入管を備えた3四ツ
口フラスコに仕込み、窒素気流中メチルエチルケトンの
還流下で16時間重合を続けると、重合率が94%に達
した。
ハイドロキノン0.5gを加えて重合を停止し、側鎖エポ
キシ樹脂(d)が濃黄褐色液状で得られた。
側鎖不飽和結合型樹脂(D)の合成 前述した側鎖エポキシ樹脂(d)の全量に、アクリル酸7
2g(1モル)を加え、トリフェニルホスフィンを2g
追加して、メチルエチルケトンの沸点で26時間反応さ
せると、酸価は1.4となり、赤外分析の結果エポキシ基
は消失したことが確認された。得られた側鎖不飽和結合
型樹脂(D)のメチルエチルケトン溶液は黄褐色で、粘度
は約30ポイズであった。
不飽和ウレタンアクリレート〔E〕の合成 攪拌機、還流コンデンサー、温度計を付した2三ツ口
フラスコに、ビスフェノールAのエチレンオキシド付加
物(1モルづつ付加)を320g、シクロヘキシルアク
リレート200g、トリメチロールプロパン50g及び
メタクリル酸メチル100gを加え溶解した後、イソシ
アナートエチルメタクリレート306g、ジブチル錫ジ
ラウレート5g、ハイドロキノン0.5gを加え60℃で
8時間反応すると、赤外分析の結果、遊離のイソシアナ
ート基の消失が認められた。
得られた不飽和ウレタン〜アクリレート〔E〕は、ハー
ゼン色数300、粘度2.1ポイズであった。
夫々の樹脂100部に、ベンゾフェノン2部、ジメチル
アミノエタノール2部加え、光硬化性樹脂組成物とし
た。
次で、ガラス板上に0.1mm厚になるようにバーコーター
で塗装し、実施例1と同様の条件で光硬化させた。
第2表に示す結果が得られた。
実施例3 (1)側鎖不飽和結合型樹脂(F)の合成 側鎖カルボン酸重合体(e)の合成 3ガラスオートクレーブにメタアクリル酸48g(0.
55モル)、スチレンモノマー600g、メチルエチルケ
トン400g、t−ドデシルメルカプタン2g、アゾビ
スイソブチロニトリル4gを仕込み、75℃で15時間
重合させた。ハイドロキノン0.2gを加えて重合を禁止
した。スチレンモノマーの重合率は88%、メタクリル
酸重合率は98%であった。
減圧下に60℃でメチルエチルケトンを除去するため
に、スチレンモノマーを添加しつつ蒸発操作を行なっ
た。メチルエチルケトンが蒸発留出液中に0.1重量%以
下となる迄除去した。不揮発分約60重量%の液となっ
た。
不飽和エポキシ樹脂(f)の合成 1ガラスオートクレーブにノボラック型エポキシ樹脂
DEN-431(ダウケミカル社製)356g(2エポキシ当
量)、メタアクリル酸130g(1.5モル)、ベンヂル
ジメチルアミン1.2g、パラベンゾキノン0.16gを仕込
み、110℃で90分反応させた。酸価は約2となっ
た。得られた不飽和エポキシ樹脂(f)の大よその組成は
下記の通りであった。
不飽和エポキシ樹脂 218g ジビニルエステル樹脂 266g メタアクリル酸 2g その他 1g 上記液にスチレンモノマー300gを加えて、次の反応
に供せるようにした。
側鎖不飽和結合型樹脂(F)の合成 スチレンモノマーで希釈した不飽和エポキシ樹脂液(f)
を側鎖カルボン酸重合体(e)の入っている3ガラスオ
ートクレーブにスチレンで洗浄し全量を入れた。トリフ
ェニルホスフィン5g、パラベンゾキノン0.54gを加
え、120℃で90分反応させた。
スチレンモノマー 880g 側鎖不飽和結合型樹脂 870g ビニルエステル樹脂 266g 上記組成の樹脂液は15.9ポイズ(25℃)の黄褐色
状透明液であった。
次で、この樹脂100部に、ダロキュア1173を3部加
え、ガラス板上に0.1mm厚になるようにバーコーターで
塗装し、正午の太陽光線下(7月中旬)で30分間光硬
化させた。結果は次の通りであった。
〔発明の効果〕 本発明の光硬化性樹脂組成物は、側鎖末端にエポキシ樹
脂の骨格構造を介して(メタ)アクリロイル基を有する
側鎖不飽和結合型樹脂を主体とし、必要に応じてビニル
モノマーを配合しているため、耐薬品性、耐水性、密着
性及び機械的強度にすぐれており且つ光硬化性も良好で
あり、塗料、接着剤、比較的肉薄の注型品、FRPなど各
種用途に極めて有用である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)一般式 で表される側鎖不飽和結合型樹脂 [但し、Aはビニルモノマーとアクリロイル基またはメ
    タクリロイル基を有するモノマーとの共重合体樹脂の主
    鎖であり、Rは水素またはメチル基であり、Yは式 (式中のEはエポキシ樹脂からエポキシ基を除いたエポ
    キシ樹脂残基を表す)であり、該樹脂はエポキシ樹脂と
    アクリル酸またはメタクリル酸を反応させて得られる分
    子中にアクリロイル基またはメタクリロイル基とエポキ
    シ基とを有する不飽和エポキシ樹脂と前記主鎖を構成す
    るビニルモノマーとを共重合させ、次いで得られた共重
    合体中のエポキシ基と実質的に当量のアクリル酸または
    メタクリル酸を反応させて得られたものである]、 (B)アクリロイル基叉はメタクリロイル基を1分子中に
    1個有するモノマー及び (C)樹脂に対し0.1%以上の光開始剤からなる光硬化性樹
    脂組成物。
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