JPH0667986B2 - 芳香族ビニル系共重合体の製造方法 - Google Patents

芳香族ビニル系共重合体の製造方法

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JPH0667986B2 JP17916988A JP17916988A JPH0667986B2 JP H0667986 B2 JPH0667986 B2 JP H0667986B2 JP 17916988 A JP17916988 A JP 17916988A JP 17916988 A JP17916988 A JP 17916988A JP H0667986 B2 JPH0667986 B2 JP H0667986B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐熱性及び耐着色性に優れた芳香族ビニル系
共重合体の製造方法に関する。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題) 耐熱性に優れた熱可塑性樹脂として、α−メチルスチレ
ン、アクリロニトリル及びマレイミドの三元系共重合体
が知られている。例えば、特開昭61−296011号公報に
は、α−メチルスチレンに代表される芳香族ビニル単量
体、アクリロニトリルに代表されるシアン化ビニル単量
体及び特定の一般式で示されるマレイミド系単量体の混
合物を重合し、マレイミド系単量体の重合転化率が80%
以上の段階で芳香族ビニル単量体及びシアン化ビニル単
量体を添加して重合を完結させる方法が示されている。
この方法によれば、耐熱性に優れ、しかも成形による黄
変をある程度防止した三元系共重合体を得ることができ
る。しかしながら、この程度の耐着色性では未だ十分で
はなく、より優れた耐着色性を有する耐熱性の熱可塑性
樹脂の出現が望まれていた。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記した成形による黄変をほぼ完全に防止し
得る耐熱性の熱可塑性樹脂を開発することを目的とし、
鋭意研究を続けてきた結果、上記の目的を達成すること
に成功し、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、芳香族ビニル系単量体、不飽和ニトリ
ル系単量体及び不飽和ジカルボン酸イミド系単量体の混
合物を水媒体中で油溶性重合開始剤の存在下に重合収率
80重量%以上に達する迄重合し、次いで、ラジカル重合
可能なビニル単量体を添加して水溶性重合開始剤の存在
下に重合を行なうことを特徴とする芳香族ビニル系共重
合体の製造方法である。
本発明で使用し得る芳香族ビニル系単量体としては、ビ
ニル基と芳香環基とを併せ持つ単量体であれば公知の単
量体が使用される。例えば、芳香族ビニル系単量体の代
表的なものを示せば、スチレン、α−メチルスチレン、
P−メチルスチレン、P−クロロスチレン等のスチレン
又はその誘導体が挙げられる。得られる芳香族ビニル系
共重合体の耐熱性を勘案するとα−メチルスチレンが好
適に使用される。
次に不飽和ニトリル系単量体としては、ビニル基とシア
ノ基を有する公知の単量体が特に制限なく使用される。
このような不飽和ニトリル系単量体を具体的に示すと、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等をあげること
ができる。
次に、不飽和ジカルボン酸イミド系単量体としては、不
飽和ジカルボン酸とアミンとの反応により得られる公知
の単量体が何ら制限なく採用される。本発明において好
適に使用される不飽和ジカルボン酸イミド系単量体を具
体的に例示すると、N−フェニルマレイミド、N−o−
クロロフェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、N
−ナフチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド
等のマレイミド類;N−フェニルイタコンイミド、N−メ
チルイタコンイミド、N−シクロヘキシルイタコンイミ
ド等のイタコンイミド類;N−フェニルシトラコンイミ
ド、N−メチルシトラコンイミド、N−シクロヘキシル
シトラコンイミド等のシトラコンイミド類をあげること
ができる。
これらの各単量体の使用量は、特に制限されるものでは
ないが、得られる芳香族ビニル系共重合体の耐熱性、耐
着色性を良好にするため、及び未反応単量体の量を少な
くして重合収率を大きくするためには、重合に使用する
全単量体中に占める割合で、芳香族ビニル単量体が50〜
85重量%、好ましくは55〜80重量%であり、不飽和ニト
リル系単量体が5〜30重量%、好ましくは10〜25重量%
であり、不飽和ジカルボン酸イミド系単量体が2.5〜40
重量%、好ましくは5〜35重量%である。
本発明に於いては、上記の単量体の他に、上記の単量体
と共重合可能な他の単量体を加えて重合することができ
る。このような他の単量体の量は、得られる芳香族ビニ
ル系共重合体の耐熱性と耐着色性を良好とするために
は、重合に使用する全単量体中に占める割合で10重量%
以下であることが好ましい。このような他の単量体とし
ては、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル等
のアクリル酸エステル;メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル等のメタクリル酸エステル;塩化ビニル等の
ハロゲン化ビニル等を挙げることができる。
本発明に於いては、前記した各種の単量体の混合物は、
第1段重合に於いて水媒体中で油溶性重合開始剤の存在
下に重合される。
水の使用量は、各種の単量体の混合物100重量部に対し
て100〜500重量部、好ましくは150〜400重量部の範囲か
ら選択される。
第一段重合で用いられる油溶性開始剤は、公知のものが
何ら制限なく採用される。特に、得られる芳香族ビニル
系単量体の耐着色性を良好とするためには、10時間半減
温度が60〜80℃である重合開始剤又は10時間半減温度が
120〜160℃である重合開始剤と還元剤との組合わせが使
用される。10時間半減温度が60〜80℃の油溶性重合開始
剤としては、ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソブチレート等
の過酸化物類;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系
重合開始剤があげられる。
一方、10時間半減温度が120〜160℃である油溶性重合開
始剤としては、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオ
キサイド、キュメンハイドロパーオキサイド等の過酸化
物類があげられ、上記の過酸化物類とリジウムホルムア
ルデヒド等の還元剤からなるレドックス系重合開始剤が
用いられる。
油溶性重合開始剤の使用量は、第1段重合で使用する全
単量体100重量部に対して0.2〜3重量部の範囲であるこ
とが好ましい。
第1段重合は、前記した単量体と油溶性重合開始剤を一
括して水媒体中に加えて重合することもできるが、これ
らを2回に分けて水媒体中に加えて重合する方法が、得
られる芳香族ビニル系共重合体の耐着色性の点で好まし
く採用される。2回に分けて重合を行なう場合の1回目
の単量体の使用量は、夫々の単量体についての全使用量
に占める割合で芳香族ビニル系単量体が85〜98重量%、
不飽和ニトリル系単量体が5〜50重量%、不飽和ジカル
ボン酸イミド系単量体が40〜80重量%の範囲であること
が好ましい。また、油溶性重合開始剤は、分割して添加
する単量体の量比に応じて分割添加すれば良い。
上記した1回目に添加した単量体及び油溶性重合開始剤
の残部は、2回目に添加され、重合が行なわれる。2回
目の単量体の添加時期は、得られる芳香族ビニル系共重
合体の耐着色性の点から、重合収率が70重量%以上に達
した時期であることが好ましい。
第1段重合での重合収率が80重量%以上に達した時点
で、水溶性重合開始剤の存在下に第2段重合が行なわれ
る。第1段重合での重合収率が80重量%未満で第2段重
合を行なった場合には、得られる芳香族ビニル系共重合
体の耐熱性と耐着色性が悪化するために好ましくない。
第1段重合での重合収率は通常80重量%以上となる。第
2段重合を開始する時点は、第1段重合の重合収率が80
〜95重量%の範囲から選択することが好ましい。
第2段重合は、第1段重合とは別の重合槽で行なうこと
もできるが、通常は、第1段重合に引き続いて同じ重合
槽で水溶性重合開始剤及びラジカル重合可能なビニル単
量体を添加することによって行なわれる。
水溶性重合開始剤としては、公知のものが何ら制限され
ずに使用することができる。例えば、過硫酸アンモニウ
ムや過硫酸カリウム々が好適に使用し得る。水溶性重合
開始剤の使用量は、第2段重合で添加される単量体の合
計量100重量部に対して0.01〜0.5重量部の範囲で十分で
ある。
第2段重合で添加されるラジカル重合可能なビニル単量
体は、水溶性重合開始剤の存在下に重合し得るビニル単
量体が何ら制限なく採用される。例えば、前記した不飽
和ニトリル系単量体、アクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル又はハロゲン化ビニルが好適に使用し得る。
これらのビニル単量体の使用量は、第1段重合で使用し
た全単量体100重量部に対して0.05〜10重量部の範囲で
あることが好ましい。
本発明に於ける第1段重合及び第2段重合では、分散剤
や乳化剤が適宜使用される。分散剤としては、部分ケン
化ポリ酢酸ビニル、メチルセルロース、ポリアクリル酸
ソーダ、硫酸ナトリウム等があげられ、乳化剤として
は、ラウリル硫酸ナトリウム、2−ジエチルヘキシルス
ルホコハク酸ソーダ、ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ等があげられ、これらを一種若しくは二種以上併用し
て使用しても差し支えない。上記の分散剤及び乳化剤の
使用量は、水100重量部に対し0.5〜3重量部の範囲であ
ることが好ましい。さらに、分子量調節のために、2−
メルカプトエタノール、t−ドデシルメルカプタン、n
−ドデシルメルカプタン等の連鎖移動剤が用いられる。
使用量は、全単量体に対し、0〜2重量部、好ましくは
0〜1.5重量部である。重合温度は、第一段重合が50〜8
5℃、好適には55〜70℃の範囲から、第2段重合が55℃
〜90℃、好適には60〜85℃の範囲でから好ましく採用さ
れる。
さらに、本発明に於いて、上記した各種の単量体の重合
を無機充填材の存在下に行ない、無機充填材を含んだ芳
香族ビニル系共重合体を得ることができる。無機充填材
の量は、得られる芳香族ビニル系共重合体の耐熱性及び
耐着色性を勘案すると、全単量体の合計量100重量部に
対して0.1〜10重量部の範囲であることが好ましい。無
機充填材としては、シリカ、ケイ酸カルシムウ、ケイ酸
アルミニウム、ガラスファイバーケイ酸マグネシウム、
カーボンブラック、クレー、タルク、グラファイト、炭
酸カルシウム、酸化チタン、酸化鉄等の公知のものが何
ら制限なく採用される。これらの中でも特に、シリカ、
ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネ
シウム等のケイ素化合物及び炭酸カルシウムを用いるこ
とが好ましい。
本発明の方法により得られる芳香族ビニル系共重合体は
単独で使用することができる。また、他の熱可塑性樹脂
の耐熱性を改良するために他の熱可塑性樹脂に混合して
使用することができる。他の熱可塑性樹脂としては、ア
クリロニトリル−スチレン共重合体、スチレン重合体、
アクリロニトリル−スチレン−メタクリル酸メチル共重
合体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体、塩化ビニル重合体、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート
重合体等が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂100重量
部に対して、本発明で得られた芳香族ビニル系共重合体
は、2.5〜100重量部の範囲で用いれば十分である。
(効果) 本発明の方法により得られた芳香族ビニル系共重合体
は、優れた耐熱性を有する。しかも、成形によっても黄
変することがなく優れた耐着色性を有するために、上記
の共重合体は、射出成形、押出し成形、ブロー成形等の
公知の方法で成形が可能である。従って、本発明で得ら
れた芳香族ビニル系共重合体は、耐熱性を必要とする分
野、例えば、電気・電子部品のハウジング、給湯用パイ
プ、自動車用部材、窓枠、ブロー成形品、ビデオディス
ク等に好適に使用することができる。
(実施例) 以下に本発明をさらに具体的に説明するために実施例及
び比較例を掲げるが、本発明は、これらの実施例に限定
されるものではない。
尚、実施例、比較例で表示された種々の測定値は以下の
測定法によった。
1.粘度測定(ηSP):N−N ジメチルホルムアミド溶液
を用いて0.5g/100ccの濃度にて30℃で測定を行った。
2.ビーカット軟化温度:JIS−K−7206に準拠して5kg荷
重にて測定を行った。
3.透明性・濁度:日本電子工業製 Σ80 Color Measuri
ng Systemにて3mmtの成型板にて測定を行った。
4.黄色度:JIS−K−7103に準拠して下記式 にて黄色度を求めた。
また、以下の実施例で使用した記号は、次の単量体を示
す。
αMSt:α−メチルスチレン St :スチレン PMSt:P−メチルスチレン AN :アクリロニトリル MAN :メタクリロニトリル NPMI:N−フェニルマレイミド NCHMI:N−シクロヘキシルマレイミド NoCPMI:N−オルソクロルフェニルマレイミド NPII:N−フェニルイタコンイミド NCHII:N−シクロヘキシルイタコンイミド VC :塩化ビニル MA :アクリル酸メチル MMA :メタクリル酸メチル 実施例1 5l反応溶器に水2500部とラウリル硫酸ナトリウム20部を
仕込み、次いでα−メチルスチレン650部、アクリロニ
トリル50部、N−フェニルマレイミド100部を仕込み、
充分窒素置換した後60℃に昇温し、リジウムホルムアル
デヒドスルホキシレート4部、エチレンジアミン二酢酸
ナトリウム0.2部、硫酸第二鉄・7水塩0.01部を含む水
溶性40部を添加し、次いで、ジイソプロピルベンゼンハ
イドロパーオキサイド1.5部を添加し重合を開始した。
混合物の重合収率が約80重量%に達した時点で、α−メ
チルスチレン50部、アクリロニトリル100部、N−フェ
ニルマレイミド100部、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロパーオキサイド1部からなる混合溶液を添加し重合を
続行した。1時間後にジイソプロピルベンゼンハイドロ
パーオキサイド1.5部添加した。混合物の重合収率が約8
5重量%に達した時点で反応混合物を80℃に昇温した
後、過硫酸カリウム0.5部を水50ccに溶解した水溶液を
添加し、次いでアクリロニトリル5部を添加し重合を行
った。1時間重合を行った後さらにアクリロニトリル5
部を添加し、2時間重合を行い重合を完結した。得られ
た混合物を塩化カルシウムにより塩折し、ロ別脱水後、
乾燥を行い、芳香族ビニル系共重合体の白色粉末を得
た。重合収率は98重量%であった。粘度(ηSP)は0.42
dl/gであった。
上記の方法により得られた芳香族ビニル系共重合体を18
0℃でロール成形し、次いで180℃でプレス成形すること
により物性測定用成形板を得た。
ビーカット軟化温度は145℃、透明性は87%、濁度は7
%、黄色度は11であった。
実施例2〜7 単量体の量比を第1表のように変えた以外は実施例1と
同様の方法により重合を行った。その結果を表1に示し
た。
実施例8〜11 実施例1に用いたN−フェニルマレイミドをN−シクロ
ヘキシルマレイミドに、ジイソプロピルベンゼンハイド
ロパーオキサイドをキュメンハイドロパーオキサイドに
変え、さらにt−ドデシルメルカプタン4部を第1段重
合で2回添加し、また、第2段重合で添加するビニル単
量体を表2に示すものに変えた以外は実施例1と同様の
重合方法で行った。結果を表2に示した。
実施例12 脱イオン水2500部、ラウリル硫酸ナトリウム20部、α−
メチルスチレン600部、アクリロニトリル50部、N−シ
クロヘキシルマレイミド100部、t−ドデシルメルカプ
タン4部、さらにアゾビスイソブチロニトリル4部から
なる混合物をホモジナイザーを用いて充分に均一分散
し、次いで、70℃に昇温し、重合を開始した。上記混合
物の重合収率が80%に達した時点でα−メチルスチレン
50部、アクリロニトリル100部、N−シクロヘキシルマ
レイミド100部、t−ドデシルメルカプタン4部、さら
にアゾビスイソブチロニトリル4部からなる混合物を30
分かけて連続添加し、さらに、1時間重合後、アゾビス
イソブチロニトリル2部を反応容器に添加し、続いて、
1時間重合を行った。この時点で重合収率は85重量%で
あった。次いで、2段重合として、反応混合物を80℃に
昇温した後、水40部に溶解した過硫酸カリウム0.5部、
アクリロニトリル5部を添加し、1時間後にアクリロニ
トリル5部を添加しさらに1時間重合を行って、重合を
完結した。得られた混合物を塩化カルシウムにより塩折
し、ロ別脱水後乾燥を行い白色粉末を得た。重合収率は
94重量%であった。得られた芳香族ビニル系共重合体の
粘度(ηSP)は0.21dl/gであった。また、ビーカット
軟化温度は142℃、透明性は86%、濁度は8%、黄色度
は8であった。
実施例13 実施例12に用いたアゾビスイソブチロニトリルを過酸化
ベンゾイルに変更した以外は、実施例12と同様の方法で
重合を行った。重合収率は、93重量%であった。得られ
た芳香族ビニル系共重合体の粘度(ηSP)は0.25dl/g
であった。また、ビーカット軟化温度は140℃、透明性
は84%、濁度は11%、黄色度は12であった。
実施例14 実施例12に用いたラウリル硫酸ナトリウム20部を、硫酸
ナトリウム30部、及びポリアクリル酸ナトリウム3部に
変更した以外は実施例12と同様の方法で重合体を得た。
収率は92重量%であった。得られた芳香族ビニル系共重
合体の粘度(ηSP)は0.19dl/gであった。ビーカット
軟化温度は139℃、透明性は91%、濁度は8%、黄色度
は7であった。
実施例15 脱イオン水2500部、ラウリル硫酸ナトリウム20部、α−
メチルスチレン700部、アクリロニトリル150部、N−シ
クロヘキシルマレイミド150部、さらにアゾビスイソブ
チロニトリル6部からなる混合物をホモジナイザーを用
いて充分に均一分散し、次いで70℃に昇温して重合を開
始した。重合収率が約85重量%に達した時点で反応混合
物を80℃に昇温した後、水40部に溶解した過硫酸カリウ
ム0.5部を添加し、アクリロニトリル5部を添加し、さ
らに1時間後にアクリロニトリル5部を添加し2時間重
合を行った。重合収率は、92重量%であった。得られた
芳香族ビニル系共重合体の粘度(ηSP)は0.18dl/gで
あった。また、ビーカット軟化温度は130℃、透明性は8
7%、濁度は12%、黄色度は16であった。
実施例16〜18 実施例1に用いた単量体の種類を表3のように変えた以
外は、実施例1と同様の方法により重合を行い芳香族ビ
ニル系共重合体を得た。結果を表3に示した。
実施例19 5lの反応容器に各種の単量体と共に無機充填材としてシ
リカ(徳山曹達(株)ファインシール)を5部仕込んだ
他は実施例1と全く同様にして芳香族ビニル系共重合体
を得た。重合収率は97%であった。ビーカット軟化温度
は146℃、透明性は65%、濁度は45%、黄色度は12であ
った。
実施例20 実施例19に用いた無機充填材のシリカをケイ酸アルミニ
ウム化合物(白石工業(株)ミネックス)に変更した以
外は、実施例19と同様の方法で行った。その結果、重合
収率は96%であった。また、ビーカット軟化温度は145
℃、透明性は78%、濁度は30%、黄色度は11であった。
比較例1 実施例1に用いた過硫酸カリウムを添加せずに同様の重
合方法により重合体を得た。収率は90重量%であった。
得られた重合体の粘度(ηSP)は0.12dl/gであった。
また、ビーカット軟化温度は115℃、透明性は85%、濁
度は9%、黄色度は48であった。
比較例2 実施例12に用いた過硫酸カリウムを添加せずに実施例12
と同様の重合方法により重合体を得た。ただし、重合収
率が低いために重合時間を延ばして12時間とした。重合
収率は82重量%であった。得られた重合体の粘度
(ηSP)は0.09dl/gであった。また、ビーカット軟化
温度は109℃、透明性は84%、濁度は20%、黄色度は15
であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香族ビニル系単量体、不飽和ニトリル系
    単量体及び不飽和ジカルボン酸イミド系単量体の混合物
    を水媒体中で油溶性重合開始剤の存在下に重合収率が80
    重量%以上に達する迄重合し、次いで、ラジカル重合可
    能なビニル単量体を添加して水溶性重合開始剤の存在下
    に重合を行なうことを特徴とする芳香族ビニル系共重合
    体の製造方法。
JP17916988A 1988-07-20 1988-07-20 芳香族ビニル系共重合体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0667986B2 (ja)

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