JPH07242586A - 光学活性カルボン酸の製造法 - Google Patents

光学活性カルボン酸の製造法

Info

Publication number
JPH07242586A
JPH07242586A JP6036704A JP3670494A JPH07242586A JP H07242586 A JPH07242586 A JP H07242586A JP 6036704 A JP6036704 A JP 6036704A JP 3670494 A JP3670494 A JP 3670494A JP H07242586 A JPH07242586 A JP H07242586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binap
group
acid
optically active
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6036704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3020128B2 (ja
Inventor
Hidemasa Takatani
秀正 高谷
Koyuu Chiyou
小勇 張
Kazuhiko Matsumura
和彦 松村
Noboru Sayo
昇 佐用
Hidenori Kumobayashi
秀徳 雲林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago International Corp, Takasago Perfumery Industry Co filed Critical Takasago International Corp
Priority to JP6036704A priority Critical patent/JP3020128B2/ja
Priority to DE69507355T priority patent/DE69507355T2/de
Priority to US08/399,549 priority patent/US5563295A/en
Priority to EP95301471A priority patent/EP0673911B1/en
Publication of JPH07242586A publication Critical patent/JPH07242586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020128B2 publication Critical patent/JP3020128B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/36Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by hydrogenation of carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07BGENERAL METHODS OF ORGANIC CHEMISTRY; APPARATUS THEREFOR
    • C07B53/00Asymmetric syntheses
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic Table
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/28Phosphorus compounds with one or more P—C bonds
    • C07F9/50Organo-phosphines
    • C07F9/5027Polyphosphines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 オレフィン誘導体(2)を光学活性ホスフィ
ン(3)とルテニウムとの錯体を触媒として不斉水素化
する光学活性カルボン酸(1)の製造法。 〔R、R及びRはそれぞれ水素原子、置換基を有
してもよいアルキル基又は置換基を有してもよい芳香族
炭化水素基を示すが、R、R及びRが同時に水素
原子となることはなく、またR及びRが同時に水素
原子である場合、Rはメチル基以外の基を示し、更に
が水素原子である場合、R及びRは水素原子以
外の異なる基を示す〕 【効果】 光学活性カルボン酸類を高収率で製造するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬、農薬の分野で有用
な光学活性カルボン酸類を高収率で製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】医薬や農薬の分野においては光学異性体
のうちの一つが特に優れた作用を示すことが多く、特に
α−位又はβ−位に不斉炭素原子を有するカルボン酸の
光学活性体の中には優れた性質を示すものが多い。これ
らの光学活性カルボン酸類を不斉水素化反応により合成
する方法としては、すでに不斉水素化の触媒として光学
活性ホスフィン化合物と遷移金属との錯体を用いる方法
が知られている。これには、例えば光学活性なビナフチ
ル構造を有するホスフィンとルテニウムとの錯体を用い
る方法(特開昭63−239245号公報)及び遷移金
属と光学活性なビナフチル構造を有するホスフィンとの
錯体による光学活性フェニル酢酸誘導体の製法(特開昭
64−9952号公報)が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では得られる生成物の光学純度は高いものの、その
不斉収率は概して低く、工業的に有利な方法とは言えな
いものであった。従って本発明の目的は光学活性カルボ
ン酸類を高収率で製造することができる方法を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯かる実情に鑑み本発明
者らは鋭意研究を行なった結果、光学活性なビナフチル
構造を有するホスフィンに代え、5,5′,6,6′,
7,7′,8,8′−オクタヒドロビナフチル構造を有
するホスフィンとルテニウム化合物との錯体を不斉水素
化触媒として用いることにより、従来達成できなかった
高い不斉収率で光学活性カルボン酸類を製造することが
できることを見出し、本発明を完成した。
【0005】本発明の光学活性カルボン酸の製造法は次
の反応式で示される。
【0006】
【化4】
【0007】〔式中、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ水
素原子、置換基を有していてもよいアルキル基又は置換
基を有していてもよい芳香族炭化水素基を示すが、
1 、R2及びR3 が同時に水素原子となることはな
く、また、R1 及びR2 が同時に水素原子である場合、
3 はメチル基以外の基を示し、更にR3 が水素原子で
ある場合、R1 及びR2 は水素原子以外の異なる基を示
す。R4 、R5 、R6 及びR7は同一又は異なっていて
もよく、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロゲン
原子で置換されていてもよいフェニル基、シクロペンチ
ル基又はシクロヘキシル基を示す。〕
【0008】すなわち本発明は、上記一般式(2)で表
わされるオレフィンカルボン酸を一般式(3)で表わさ
れる光学活性ホスフィンとルテニウム化合物との錯体を
触媒として不斉水素化することを特徴とする一般式
(1)で表わされる光学活性カルボン酸の製造法を提供
するものである。
【0009】本発明方法に用いられるオレフィンカルボ
ン酸を示す一般式(2)中、R1 、R2 、R3 で示され
る置換基を有していてもよいアルキル基としては、ハロ
ゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数1〜6のアルコキシ
基、炭素数2〜6のアルカノイルオキシ基等で置換され
ていてもよい炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基が挙げられる。当該アルキル基の具体例としては、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n
−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−
オクチル基等が挙げられる。これらのアルキル基に置換
し得るハロゲン原子としては、塩素原子、フッ素原子、
臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。また上記アルコキ
シ基としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロピル
オキシ基、イソプロピルオキシ基、n−ブチルオキシ
基、n−ペンチルオキシ基等が挙げられる。さらに上記
アルカノイルオキシ基としてはアセトキシ基、プロパノ
イルオキシ基、ブチリルオキシ基等が挙げられる。
【0010】芳香族炭化水素基としては、フェニル基、
ナフチル基、ビフェニル基等が挙げられ、当該芳香族炭
化水素基に置換し得る基としては、炭素数1〜6のアル
キル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、ハロゲン原子、
アロイル基等が挙げられる。ここでアルキル、ハロゲン
原子、アルコキシ基としては前記と同じものが挙げら
れ、アロイル基としてはベンゾイル基が挙げられる。
【0011】R1 の好ましい例としては水素原子、炭素
数1〜8のアルキル基及びハロゲン置換炭素数1〜8の
アルキル基が挙げられ;R2 及びR3 の好ましい例とし
ては水素原子、炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン置
換炭素数1〜8のアルキル基、ヒドロキシ置換炭素数1
〜8のアルキル基、炭素数2〜6のアルカノイル置換炭
素数1〜8のアルキル基、炭素数1〜6のアルキル、炭
素数1〜6のアルコキシ又はハロゲン原子が置換しても
よいフェニル、ビフェニル又はナフチル基及びベンゾイ
ルフェニル基が挙げられる。
【0012】オレフィンカルボン酸(2)の具体例とし
ては、3−メチルケイ皮酸、3−メチル−4−ヒドロキ
シ−2−ブテン酸、3−メチル−4−アセトキシ−2−
ブテン酸、3−メチル−5−ヒドロキシ−2−ペンテン
酸、3−メチル−5−アセトキシ−2−ペンテン酸、2
−メチル−4−ヒドロキシ−2−ブテン酸、2−メチル
−4−アセトキシ−2−ブテン酸、2−(ヒドロキシメ
チル)−2−ブテン酸、2−(アセトキシメチル)−2
−ブテン酸、2−メチル−2−オクテン酸、2−メチル
−2−ヘプテン酸、2−メチル−2−ヘキセン酸、2−
メチル−2−ノネン酸、2−メチル−2−デセン酸、3
−メチル−2−ペンテン酸、3−メチル−2−ヘキセン
酸、3−メチル−2−ヘプテン酸、3−メチル−2−オ
クテン酸、3−メチル−2−ノネン酸、3−メチル−2
−デセン酸、2−エチル−2−ブテン酸、2−エチル−
2−ペンテン酸、2−エチル−2−ヘプテン酸、2−エ
チル−2−オクテン酸、2−エチル−2−ノネン酸、2
−エチル−2−デセン酸、3−トリフルオロメチル−2
−ブテン酸、2−(4−イソブチルフェニル)プロペン
酸、2−(3−ベンゾイルフェニル)プロペン酸、2−
(2−フルオロ−1,1′−ビフェニル−4−イル)プ
ロペン酸、2−(6−メトキシナフチル)プロペン酸等
が挙げられる。また、本発明方法の目的化合物として
は、上記化合物のα−位及びβ−位が水素化された光学
活性カルボン酸が挙げられる。
【0013】本発明で用いられるホスフィン(3)は
(+)体及び(−)体の2種の光学活性体が存在する
が、本発明方法ではいずれも使用することができる。ま
た、本発明に使用されるホスフィンは例えば特開平4−
139140号公報に記載の方法、詳細には次の反応式
に従って製造される。
【0014】
【化5】
【0015】〔式中、X1 及びX2 はハロゲン原子を示
す〕すなわち、2,2′−ジハロゲノ−1,1′−ビナ
フチル(4)をルテニウム−炭素触媒存在下に水素化し
て2,2′−ジハロゲノ−5,5′,6,6′,7,
7′,8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル
(5)とした後、金属マグネシウムを反応させてグリニ
ャール試薬(6)とし、これにジフェニルホスフィニル
ハライドを縮合させることにより、2,2′−ビス(ジ
フェニルホスホリル)−5,5′,6,6′,7,
7′,8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル
(7)を得る。原料の2,2′−ジブロム−1,1′−
ビナフチル(4)は、例えば高谷らの方法〔J. Org. Ch
em. 51,629(1986)〕に基づいて合成するこ
とができ、その水素化はルテニウム−炭素触媒存在下
に、水素圧50〜150kg/cm2 、70〜120℃で1
5〜25時間行なわれる。また化合物(5)と金属マグ
ネシウムとの反応及び得られたグリニャール試薬(6)
とジフェニルホスフィニルハライドとの反応は、通常の
グリニャール反応に従えばよい。ラセミ体(7)は、光
学活性なジベンゾイル酒石酸を分割剤として用い、クロ
ロホルム−酢酸エチルの混合溶媒から再結晶を行ない、
析出結晶を濾取した後、1N−水酸化ナトリウムで処理
してホスフィンオキシドとし、光学活性カラム(キラル
セルOG(ダイセル化学社製))を用いた高速液体クロ
マトグラフィーにより光学純度を検定し、光学的に純粋
となるまでジアステレオマーの再結晶を繰り返す。
(−)−ジベンゾイル酒石酸を用いた光学分割では化合
物(7)の(−)体がジアステレオマーとして析出し、
(+)−ジベンゾイル酒石酸を用いた光学分割では化合
物(7)の(+)体がジアステレオマーとして析出す
る。さらに、得られた(−)−(7)又は(+)−
(7)を、公知の方法によりトリクロロシランで還元す
れば、本発明に用いるホスフィン(3)の(+)体又は
(−)体を得ることができる。
【0016】本発明方法に用いる錯体の原料たるホスフ
ィンの具体例としては次のものが挙げられる。
【0017】2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)
−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−オクタヒ
ドロ−1,1′−ビナフチル(以下、OcH-binapとい
う)、2,2′−ビス(ジシクロヘキシルホスフィノ)
−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−オクタヒ
ドロ−1,1′−ビナフチル(以下、Cy-binapとい
う)、2,2′−ビス(ジシクロペンチルホスフィノ)
−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−オクタヒ
ドロ−1,1′−ビナフチル(以下、Cp-binapとい
う)、2,2′−ビス(ジ(p−トリル)ホスフィノ)
−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−オクタヒ
ドロ−1,1′−ビナフチル(以下、pT-binapとい
う)、2,2′−ビス(ジ(p−クロロフェニル)ホス
フィノ)−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−
オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル(以下、Cl-binap
という)、2,2′−ビス(ジ(p−メトキシフェニ
ル)ホスフィノ)−5,5′,6,6′,7,7′,
8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル(以
下、Mo-binapという)、2,2′−ビス(ジ(3,5−
キシリル)ホスフィノ)−5,5′,6,6′,7,
7′,8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル
(以下、Xy-binapという)、2,2′−ビス(ジ(t−
ブチルフェニル)ホスフィノ)−5,5′,6,6′,
7,7′,8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフ
チル(以下、Bu-binapという)
【0018】また、このようなホスフィンと錯体を形成
するルテニウム化合物としては、例えば次のものが挙げ
られる。[RuCl2(COD)]n(以下、COD は1,5−シクロ
オクタジエンを示し、nは自然数を表す)、[RuBr2(CO
D)]n、[RuCl2(NBD)]n (以下、NBD はノルボルナジエン
を表す)、[RuBr2(NBD)]n、[RuCl2(ベンゼン)]2、[RuBr
2(ベンゼン)]2、[RuI2(ベンゼン)]2、[RuCl2(p-シメ
ン)]2、[RuBr2(p-シメン)]2、[RuI2(p-シメン)]2、[(ア
リル)2Ru(COD)]2、[(アリル)2Ru(NBD)]2、[(メタアリ
ル)2Ru(COD)]2、[(メタアリル)2Ru(NBD)]2、Ru(acac)3
(以下、acacはアセチルアセトナートを表す)、Ru(OA
c)3(以下Acはアセチル基を表す)
【0019】本発明に使用される錯体は、ホスフィンと
ルテニウム化合物から形成されるものであり、具体的に
は次の如きものが例示される。Ru2Cl4(OcH-binap)(NE
t3)、Ru2Cl4(Cy-binap)(NEt3)、Ru2Cl4(Cp-binap)(NE
t3)、Ru2Cl4(pT-binap)(NEt3)、Ru2Cl4(Cl-binap)(NE
t3)、Ru2Cl4(Mo-binap)(NEt3)、Ru2Cl4(Xy-binap)(NE
t3)、Ru2Cl4(Bu-binap)(NEt3)、Ru(OAc)2(OcH-binap)、
Ru(OAc)2(Cy-binap)、Ru(OAc)2(Cp-binap)、Ru(OAc)2(p
T-binap)、Ru(OAc)2(Cl-binap)、Ru(OAc)2(Mo-binap)、
Ru(OAc)2(Xy-binap)、Ru(OAc)2(Bu-binap)、Ru(acac)
2(OcH-binap)、Ru(acac)2(Cy-binap)、Ru(acac)2(Cp-bi
nap)、Ru(acac)2(pT-binap)、Ru(acac)2(Cl-binap)、Ru
(acac)2(Mo-binap)、Ru(acac)2(Xy-binap)、Ru(acac)
2(Bu-binap)、[RuI(p-シメン)(OcH-binap)]I、[RuI(p-
シメン)(Cy-binap)]I、[RuI(ベンゼン)(Cp-binap)]I、
[RuI(p-シメン)(pT-binap)]I、[RuI(ベンゼン)(Cl-bina
p)]I、[RuI(p-シメン)(Mo-binap)]I、[RuI(ベンゼン)(X
y-binap)]I、[RuI(p-シメン)(Bu-binap)]I、[RuCl(p-シ
メン)(OcH-binap)]Cl、[RuCl(ベンゼン)(Cy-binap)]C
l、[RuCl(p-シメン)(Cp-binap)]Cl、[RuCl(p-シメン)(p
T-binap)]Cl、[RuCl(ベンゼン)(Cl-binap)]Cl、[RuCl
(ベンゼン)(Mo-binap)]Cl、[RuCl(p-シメン)(Xy-bina
p)]Cl、[RuCl(p-シメン)(Bu-binap)]Cl、[RuBr(ベンゼ
ン)(OcH-binap)]Br、[RuBr(p-シメン)(Cy-binap)]Br、
[RuBr(p-シメン)(Cp-binap)]Br、[RuBr(ベンゼン)(pT-b
inap)]Br、[RuBr(p-シメン)(Cl-binap)]Br、[RuBr(p-シ
メン)(Mo-binap)]Br、[RuBr(ベンゼン)(Xy-binap)]Br、
[RuBr(p-シメン)(Bu-binap)]Br、Ru(OcH-binap)(アリ
ル)2、Ru(Cy-binap)(メタアリル)2、Ru(Cp-binap)(メタ
アリル)2、Ru(pT-binap)(アリル)2、Ru(Cl-binap)(アリ
ル)2、Ru(Mo-binap)(メタアリル)2、Ru(Xy-binap)(アリ
ル)2、Ru(Bu-binap)(アリル)2
【0020】これらの錯体は、例えば次の方法により製
造することができる。 (1)Ru2Cl4(L)2(NEt3) (以下、「L」は一般式(3)で表される光学活性ホス
フィンを示す。) T. Ikariyaら;J. Chem. Soc., Chem. Commun. p922(19
85)に開示されているRu2Cl4(binap)(NEt3)(以下、「bi
nap」は2,2′−ジフェニルホスフィノ−1,1′−
ビナフチルを示す)の合成法と同様にして、ルテニウム
クロリドとCODより容易に得ることができる[RuCl2(CO
D)]nと、本発明に係るLをトリエチルアミンの存在下、
トルエン溶媒中で加熱反応させることにより、Ru2Cl
4(L)2(NEt3)を得ることができる。
【0021】(2)Ru(OAc)2(L)型錯体 特開昭62−265293号公報に準じてRuCl4(L)2(NE
t3)とカルボン酸塩をメタノール、エタノール、t−ブ
タノール等のアルコール溶媒中で、約20〜110℃の
温度で3〜15時間反応せしめた後、溶媒を留去して、
エーテル、エタノール等の溶媒で目的の錯体を抽出した
後、乾固すれば粗製の錯体が得られる。このものはその
まま不斉水添反応等の触媒として使用することもできる
が、さらに酢酸エチル等の溶媒を用い再結晶して精製す
ることもできる。原料のRu2Cl4(L)2(NEt3)は特開昭61
−63690号に開示された製造法により得ることがで
きる。トリフロロアセテート基を有する錯体は、上記の
如くして得たジアセテート錯体Ru(L)(O2CCH3)にトリフ
ロロ酢酸を塩化メチレンを溶媒として約25℃にて約1
2時間反応せしめることにより得られる。
【0022】(3)Ru(acac)2(L)型錯体 特開平5−271263号公報に記載の方法に準じて合
成することができる。すなわち、Ru(acac)3のようなRu
(III)種をL配位子の存在下、エタノールのような適当
な溶媒中で亜鉛粉末のような還元剤と反応させることに
より製造できる。
【0023】(4)[RuCl(p-シメン)(L)]Cl型錯体 J. Org. Chem.,,487頁(1976年)、あるいは
Can. J. Chem.,50,3643頁(1972年)記載の
方法により調製した[RuCl2(Ar)]2(Arはp−シメン又は
ベンゼンを示す。)を原料とし、これとLをメタノー
ル、エタノール、ベンゼン、塩化メチレン等の単独溶媒
かあるいはこれらの混合溶媒中25〜50℃で30分〜
3時間反応させた後、溶媒を減圧下にて留去することに
よって得ることができる。また、[RuBr(Ar)(L)]Br 又は
[RuI(Ar)(L)]Iは、例えば、[RuCl2(Ar)]2 を原料とし、
これにNaBrやNaI 等のハロゲン化アルカリ金属塩を溶媒
として水を用いて反応させるか、あるいは、[RuCl2(A
r)]2 とハロゲン化アルカリ金属塩とを水と塩化メチレ
ンの溶媒中四級アンモニウム塩又は四級ホスホニウム塩
を相間移動触媒として使用し、室温で反応させることに
より[RuZ2(Ar)]2(以下、「Z」は臭素原子又はヨウ素
原子を示す)を得る。ここで相間移動触媒(8)として
は、例えばW. P. Weber, G. W. Gokel共著、田伏岩夫、
西谷孝子共訳「相間移動触媒」(株)化学同人(197
8−9−5)第一版に記載されているものが使用され
る。次いで、得られた[RuZ2(Ar)]2 とL とをメタノー
ル、エタノール、ベンゼン、塩化メチレンのような単独
溶媒中かあるいはこれらの混合溶媒中25〜50℃で3
0分〜3時間反応させた後、溶媒を減圧下にて留去する
ことによっても定量的に[RuBr(Ar)(L)]Br 又は[RuI(Ar)
(L)]I を合成することができる。
【0024】(5)Ru(L)(メタアリル)2型錯体 J. Chem. Soc., (A)159,1968記載の方法に準じ
て、2−メチル−1−プロペニルクロリドをエーテル中
マグネシウムと反応させてグリニャール試薬を合成し、
このものと[Ru(COD)Cl2]nとを反応させて[(メタアリル)
2Ru(COD)]2 が得られる。次いでこの[(メタアリル)2Ru
(COD)]2にホスフィンLをヘキサン又はトルエンの様な
炭化水素溶媒中で反応させることによりRu(L)(メタアリ
ル)2を合成することができる。
【0025】本発明の光学活性カルボン酸の製造法にお
いて、ルテニウム−ホスフィン錯体の使用量は、原料の
オレフィン誘導体に対して1/50〜1/1000倍モ
ル、好ましくは1/100〜1/500、さらに好まし
くは1/150〜1/300倍モルである。
【0026】不斉水素化反応は通常溶媒中で行なわれ
る。ここで使用される溶媒としては、例えばメタノー
ル、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール
等のアルコール溶媒;酢酸メチル、酢酸エチル等のエス
テル類;テトラヒドロフラン及び水から選ばれる一種又
は二種以上が挙げられるが、就中、メタノール、エタノ
ールもしくはテトラヒドロフラン又はこれらと水との混
合溶媒が好ましい。
【0027】本反応において、水素圧は、1〜200kg
/cm2 の範囲が好ましく、特に1〜150kg/cm2 、さ
らに1〜100kg/cm2 とすることが好ましい。なお、
反応に際して、トリエチルアミン、トリ−n−プロピル
アミン等の第三級アミンを添加することにより、反応が
円滑に進行することがある。
【0028】上記の如くして得られた光学活性カルボン
酸は、医薬、農薬又はその原料もしくは中間体として有
用である。
【0029】
【発明の効果】本発明の方法によれば、光学活性カルボ
ン酸類を高収率で製造することができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。
【0031】なお、以下の測定には次の機器を用いた。 核磁気共鳴スペクトル(NMR, 270MHz):JNM−EX2
70(日本電子製) 内部標準物質1H:テトラメチルシラン 外部標準物質31P:85%リン酸
【0032】旋光度:DIP−360(日本分光工業社
製) ガスクロマトグラフィー:GC−15Aガスクロマトグ
ラフィー(島津製作所製) キャピラリーカラム:CHROMPACK CP-Cydodextrine-β-2
36M-19(0.25mm×25mm)
【0033】液体クロマトグラフィー:CO−8000
(TOSO社製) 検出器:UV−8000(TOSO社製) (254nm)カラム:CHIRALCEL OD(ダイセル化学社製)
(25cm×0.46cm) 融点:MP−500D(Yanako社製)
【0034】また、すべての実験操作はシュレンク管を
用い、BASF−触媒R3−11を詰めたカラムで精製
したアルゴン雰囲気下に行なった。
【0035】酸素を含まない溶媒は、以下に述べる方法
で調製した。 メタノール:市販品をマグネシウムメトキシドの共存下
に蒸留して用いた。 テトラヒドロフラン:ベンゾフェノンのナトリウムケチ
ルの共存下に蒸留して用いた。
【0036】合成例1 (1)2,2′−ジブロモ−5,5′,6,6′,7,
7′,8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル
(化合物1)の合成: 500mlのステンレス製オートクレーブに、2,2′−
ジブロモ−1,1′−ビナフチル35g(0.085mol)、
5%−ルテニウム−炭素(NECHEMCAT社製)5.25
g、酢酸エチル130ml及び95%エタノール130ml
を加えた。水素圧50kg/cm2 、温度100℃で20時
間水素化し、基質に対して、4倍モルの水素の吸収を確
認した後、30℃まで冷却して触媒を濾別し、濾液を室
温にて一夜放置して析出結晶を濾取した。 収量30.6g 、収率85.7%、融点146〜147℃1 H-NMR(CDCl3)δppm:1.75(m,8H), 2.08(dt,2H,J=17.67
Hz), 2.33(dt,2H,J=17.67Hz),2.77(m,4H), 6.98(d,2H,J
=8.2Hz), 7.42(d,2H,J=8.2Hz).
【0037】(2)2,2′−ビス(ジフェニルホスフ
ィニル)−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−
オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル(化合物2)の合
成:
【0038】1lの4つ口フラスコにマグネシウム4.
26g(0.177mol)を入れ、窒素置換の後、少量のヨー
ドを添加した。乾燥テトラヒドロフラン20mlを加え、
続いて0.6mlの1,2−ジブロモエタンを注射器を用
いて添加した。これに、(1)で合成した2,2′−ジ
ブロモ−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−オ
クタヒドロ−1,1′−ビナフタレン32.5g(0.07
74mol)のトルエン330mlとテトラヒドロフラン90m
l混合溶液を、滴下ロートより7時間で滴下した。この
時の反応液の温度は80〜90℃であった。滴下後、さ
らに94℃で19時間攪拌した。液温を5℃に冷却して
から、34.27g(0.148mol)のジフェニルホフフィ
ン酸クロリドを30分で滴下した。次に液温を72℃に
加温し、3.5時間攪拌した。室温に戻した後、水10
0mlを加えて再び加温し、80℃で20分攪拌し、再び
室温に戻して一夜放置した。析出した白色固体を濾取
し、水100mlで2回洗浄し、次にヘキサン−トルエン
(9:1)の混合液100mlで洗浄した後、減圧下(0.
1mmHg)、70℃で7時間乾燥して32.8gの表題化
合物を得た。
【0039】収率64.1%、融点300℃(分解)1 H-NMR(CDCl3)δppm:6.938(d,1H,J=13.29Hz), 6.958
(d,1H,J=13.29Hz),7.002(d,1H,J=3.19Hz), 7.022(d,1H,
J=3.19Hz), 7.36(m,4H),7.43(m,4H), 7.51(tq,4H), 7.6
5(dq,4H), 7.78(dq,4H).31 P-NMR(CDCl3)δppm:28.415
【0040】(3)2,2′−ビス(ジフェニルホスフ
ィニル)−5,5′,6,6′,7,7′,8,8′−
オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル(化合物2)の光
学分割: ラセミ体の化合物(2)90g(11.62mmol)を加温し
たクロロホルム2000mlに溶解し、別に(−)−ジベ
ンゾイル酒石酸47.69g(13.31mmol)を70℃の
酢酸エチル1300mlに溶解し、両者を攪拌下に混合し
た。室温で一夜放置し、析出結晶を濾取し、減圧下(0.
1mmHg)に室温で10時間乾燥して、57.94gの塩
を得た。これを再びクロロホルム700ml、エタノール
120ml及び酢酸エチル1400mlの混合溶媒に加温し
て溶解した後、室温で結晶を析出させ、これを濾取した
後、減圧下(0.1mmHg)に室温で乾燥させて54.87
gの塩を得た。これに1.5N水酸化ナトリウム100
0mlを加えてから、クロロホルム1000mlで3回抽出
し、さらに1.5N水酸化ナトリウム400mlで洗浄、
水1000mlで3回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、濃縮して32.48gの光学活性な(化合物2)
を得た。収率44.21%。 〔α〕D 24−33.91°(C=0.5, CHCl3).
【0041】一方、分割で生成した母液に1.5N水酸
化ナトリウム1400mlを加え、クロロホルム1000
mlで2回抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、別に用意した(+)−ジベンゾイル酒石酸28g
を70℃の酢酸エチル200mlに溶かした溶液をクロロ
ホルム溶液に加え、室温で一夜放置した。析出結晶を濾
取し、再びクロロホルム700ml、エタノール120ml
及び酢酸エチル1400mlの混合溶媒に溶かし、室温で
析出した結晶を濾取し、1.5N水酸化ナトリウム10
00mlを加えてから、クロロホルム1000mlで3回抽
出し、水1000mlで3回洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した後、濃縮して29.8gの光学活性な(化
合物2)を得た。収率40.67%。 〔α〕D 24+34.66°(C=0.5, CHCl3).
【0042】上記方法で得た(−)−(化合物2)及び
(+)−(化合物2)は、光学活性カラム(キラルセル
OG)を付けた高速液体クロマトグラフィーにより各々
98.46%ee、100%eeであることを確認した。
【0043】(4)光学活性な2,2′−ビス(ジフェ
ニルホスフィノ)−5,5′,6,6′,7,7′,
8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル(以
下、OcH-binapという)の合成: 500mlの4つ口フラスコに4.6gの(−)−(化合
物2)(6.04mmol)を入れて、窒素置換を行なった後、
キシレン150ml、トリエチルアミン3.67g(36.2
4mmol)及びトリクロロシラン4.91g(36.24mmol)
を加え、室温で20分、90〜110℃で20分、11
0〜120℃で1時間、130℃で16.5時間攪拌し
た。さらに、トリクロロシラン1.88g(13.88mmo
l)とトリエチルアミン1.38g(13.64mmol)を加
え、130℃で6時間攪拌した。室温まで冷却した後、
3N水酸化ナトリウム100mlを加え、60℃で2時間
攪拌した。室温まで冷却して有機層と水層を分離し、有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥してから濃縮して
3.49gの(−)−(OcH-binap)を得た。収率9
1.7%。 〔α〕D 24−72.42°(C=0.504, トルエン).
【0044】融点 207〜208℃1 H-NMR(CDCl3)δppm:0.890(m,2H), 1.27(m,2H), 1.45
(m,4H), 1.54(dt,2H), 1.84(dq,2H),2.64(dt,2H), 2.71
(dt,2H), 6.88(dt,2H), 7.03(d,2H),7.20(br s, 10H),
7.30(m,10H).31 P-NMR(CDCl3)δppm:−15.3374
【0045】元素分析:(C44H40P2として) 計算値 C;83.79%, H;6.39% 実測値 C;83.51%, H;6.38%
【0046】同様な操作で(+)−(化合物2)を用い
て(+)−(OcH-binap)を得た。 〔α〕D 24+72.35°(C=0.516, トルエン). 融点 207〜208℃ (+)−(OcH-binap)の1H-NMRは上記(−)−(OcH-b
inap)と同一であった。
【0047】合成例2 300mlの枝付フラスコに、0.236g(0.241mmo
l)の真島らの方法〔J.Chem. Soc., Chem. Commun., p1
208(1989)〕で合成した[RuI2(p-Cymene)]2と0.303
5g(0.481mmol)の合成例1(4)で得た(−)−(O
cH-binap)を入れ、窒素置換の後に、塩化メチレン16
mlを加え、40℃で2時間攪拌した。塩化メチレンを留
去し、減圧下(0.1mmHg)、室温で15時間乾燥して
0.58gのヨード−π−p−シメン−〔2,2′−ビ
ス(ジフェニルホスフィノ)−5,5′,6,6′,
7,7′,8,8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフ
チル〕ヨウ化ルテニウム[RuI(p-Cymene)((-)-OcH-bina
p)]I を得た。収率:定量的
【0048】31P-NMR(CDCl3)δppm:23.2418(d), 39.77
30(d).
【0049】元素分析:(C54H54I2P2Ruとして) 計算値 C;57.92%, H;4.86% 実測値 C;56.66%, H;4.80%
【0050】合成例3 200mlの枝付フラスコに、0.985g(3.38mmol)
のBennettらの方法[Chem. & Ind., 1516, (1959)] で三
塩化ルテニウムと1,5−シクロオクタジエンをエタノ
ール中で反応させることにより合成した[Ru(COD)Cl2]n
と2.40g(3.81mmol)の合成例1(4)で得た
(−)-OcH-binapを入れ、窒素置換の後に、トルエン1
00mlとトリエチルアミン2ml(14.35mmol)を加え、
115℃で15時間加熱還流した。30℃に冷却し、減
圧下(2mmHg)でトルエンを留去し、続いて高真空下
(0.1mmHg)に10時間乾燥して3.25g(収率10
0%)のテトラクロロ−ジ〔2,2′−ビス(ジフェニ
ルホスフィノ)−5,5′,6,6′,7,7′,8,
8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル〕ジルテニ
ウムトリエチルアミン Ru2Cl4((-)-OcH-binap)2(NEt3)
を得た。収率:定量的
【0051】31P-NMR(CDCl3)δppm:44.78(d), 51.34
(d).
【0052】元素分析:(C94H95Cl4NP4Ru2として) 計算値 C;66.16%, H;5.61% 実測値 C;67.03%, H;5.78%
【0053】合成例4 200mlの枝付フラスコに、1.94g(1.14mmol)の
合成例3で得られたRu 2Cl4((-)-OcH-binap)2(NEt3)と
0.984g(12mmol)の酢酸ナトリウムを入れて、窒
素置換を行なった後、tert−ブタノール50mlを加え、
85℃で10時間還流した。その後50℃に冷却し、減
圧下(20mmHg)でtert−ブタノールを留去して暗緑色の
固体を得た。得られた固体に30mlのエタノールを加
え、可溶部を取り出し、再び残渣に30mlのエタノール
を加えて可溶部を取り出し、溶液を合せて濃縮乾固し
た。続いてトルエン8mlを加え加熱還流した後、可溶部
を取り出し、n−ヘキサン16mlを加えて、冷蔵庫に一
夜放置し析出固体を濾取し、減圧下(0.1mmHg)、室温
で乾燥して1.48gの〔2,2′−ビス(ジフェニル
ホスフィノ)−5,5′,6,6′,7,7′,8,
8′−オクタヒドロ−1,1′−ビナフチル〕ルテニウ
ムジアセタート Ru(OAc)2((-)-OcH-binap)を得た。収率
76.4%。
【0054】31P-NMR(CDCl3)δppm:64.18
【0055】元素分析:(C48H46O4P2Ruとして) 計算値 C;67.83%, H;5.46% 実測値 C;67.98%, H;5.65%
【0056】合成例5 100mlの枝付フラスコに、0.2g(0.4mmol)の真
島らの方法 [J. Chem.Soc., Chem. Commun., p1208 (19
89)]で合成した [Ru(C6H6)Cl2]2 と0.505g(0.8m
mol)の合成例1(4)で得た(-)-OcH-binap を入れ、
窒素置換の後に、エタノール90mlとベンゼン12mlを
加え、50℃で45分間攪拌した。不溶物を濾別した
後、濾液を濃縮して0.62gのジクロロ−π−ベンゼ
ン−〔2,2′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−5,
5′,6,6′,7,7′,8,8′−オクタヒドロ−
1,1′−ビナフチル〕ルテニウム [Ru(C6H6)((-)-OcH
-binap)]Cl を得た。収率87.9%。
【0057】1H-NMR(CDCl3)δppm: 0.95〜2.60(m,16H), 5.59(s,6H), 6.06(d,1H), 6.89(d,
1H),7.15〜7.43(m,6H), 7.48(m,8H), 7.72(d,1H).31 P-NMR(CDCl3)δppm:28.14(d), 37.19(d).
【0058】実施例1 チグリン酸の不斉水素化 アルゴン雰囲気下において、9.6mlのメタノールに R
u(OAc)2[(S)-(-)-OcH-binap] 錯体8.2mg(9.6×10-3
mmol)とチグリン酸192.5mg(1.92mmol)を溶解
し、これを100mlのオートクレーブに移し、25℃、
水素圧1.5atmで37時間攪拌した。反応液を減圧下
(20mmHg)に濃縮して残渣をKugelrohr を用いて蒸留し
て得られた化合物をプロトンNMR を測定した結果、純粋
な(S)−2−メチルブタン酸であった。収量142.
8mg(0.37mmol)、収率73%。このうち37.7mg
(0.37mmol)を8mgの4−ジメチルアミノピリジン9
1.4mgとN,N′−ジシクロヘキシルアミド及び5ml
のテトラヒドロフランの共存下に、51.1mgのアニリ
ンを用いて反応せしめた後、生成した沈殿を濾別して得
られた濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製して2−メチルブタン酸のアニリド
を定量的に得た。不斉収率は得られたアニリドの光学純
度をキラルカラム:キラルセルODを用いて決定し、9
7%eeであった。 分析条件:溶離液;ヘキサン/2−プロパノール=97
/3、流速;0.5ml/min 、tR=64.37
(S)、tR(tRはリテンションタイムを表す)=6
8.92(R)、検出器;U V254nm
【0059】実施例2 トランス−2−メチル−2−ペンテン酸の不斉水素化 アルゴン雰囲気下に、Ru(OAc)2[(S)-(-)-OcH-binap] 錯
体14.3mg(16.8×10-3mmol)とトランス−2−メチ
ル−2−ペンテン酸409mg(3.58mmol)をメタノール
18mlに溶解し、これを100mlのオートクレーブに移
した。25℃、水素圧1.5atm で24時間攪拌した。
反応液を減圧下に濃縮して、続いて減圧蒸留して370
mgの(S)−2−メチルペンタン酸を得た。収率89
%。 〔α〕D 24+17.56°(neat) 文献値〔α〕D 16+18.4°(neat)((S)−2−メチル
ペンタン酸) 光学純度はCHROMPACK CP-Cyclodextrine−β−236M
−19を用いたガスクロマトグラフィーで測定した結
果、96%eeであった。測定条件:100℃、キャリヤ
ーガス(He)1.0kg/cm2 、tR=16.8
(S)、tR=19.59(R)
【0060】実施例3 トランス−2−エチル−2−ヘキセン酸の不斉水素化 アルゴン雰囲気下に、Ru(OAc)2[(S)-(-)-OcH-binap] 錯
体7.2mg(8.5×10- 3mmol)とトランス−2−エチル
−2−ヘキセン酸233.5mg(1.64mmol)をメタノー
ル8.2mlに溶解し100mlのオートクレーブに移し
た。1.5atm の水素圧のもとに25℃で37時間攪拌
した。反応液を濃縮し、続いて蒸留して186.1mgの
(R)−2−エチルヘキサン酸を得た。収率79%。 〔α〕D 24+8.52°(neat) 文献値〔α〕D 25−4.2°(neat)((R)−2−エチルヘ
キサン酸)。なお光学純度はCHROMPACK CP-Cyclodextri
ne−β−236M−19を充填したキャピラリーガスク
ロマトグラフィーを用いて測定した結果95%eeであっ
た。
【0061】実施例4 3−トリフルオロメチルクロトン酸の不斉水素化 アルゴン雰囲気下に、Ru(OAc)2[(S)-(-)-OcH-binap] 錯
体12mg(14.1×10-3mmol)と3−トリフルオロメチル
クロトン酸434.7mg(2.82mmol)をメタノール14
mlに溶解し100mlのオートクレーブに移し、水素圧1
00atm、25℃で63時間攪拌した。反応液を濃縮し
たのち蒸留して376mgの(−)−3−トリフルオロメ
チルブタン酸を得た。収率85%。 〔α〕D 22−19.88°(c 1.02, CHCl3) 光学純度はアニリ
ンと縮合してアミド体とした後、CIRALCEL OD を用いた
HPLCにより87%eeであることを確認した。
【0062】実施例5 2−(4−イソブチルフェニル)−プロペン酸の不斉水
素化 アルゴン雰囲気下に、Ru(OAc)2[(S)-(-)-OcH-binap] 錯
体4.6mg(5.4×10- 3mmol)と2−(4−イソブチル
フェニル)プロペン酸220.4mg(1.08mmol)をメタ
ノール5.4mlに溶解し100mlのオートクレーブに移
して水素圧100atm、25℃で24時間攪拌した。反
応液を濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶離液エーテル)により211mgの(S)−2−
(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸を得た。収率
94%。 〔α〕D 22+47.8°(c 1.98, ethanol) 文献値〔α〕D 20+59°(c 2, ethanol) 光学純度は光学活性キラルカラム(CHROMPACK CP-Cyclo
dextrine−β−236M−19)を用いて測定した結
果、99%eeであった。
【0063】実施例6 2−フェニルケイ皮酸の不斉水素化 アルゴン雰囲気下に、Ru(OAc)2[(S)-(-)-OcH-binap] 錯
体7.2mg(8.5×10 -3mmol)と2−フェニルケイ皮酸
382.3mg(1.7mmol)をメタノール8.5mlに溶解
して100mlのオートクレーブに移し、水素圧25at
m、60℃で15時間攪拌した。液反応液を濃縮した
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製して
375.2mgの(R)−2,3−ジフェニルプロパン酸
を得た。収率98%。 〔α〕D 24−87.35°(c 0.525, acetone) 光学純度はアニリンと縮合してアミドに誘導した後、CH
IRALCEL ODを用いたHPLCにより63%eeであることを確
認した。
【0064】実施例7 トランス−2−メチル−2−ヘキセン酸の不斉水素化 窒素雰囲気下に、[RuI(p-シメン)((S)-(-)-OcH-binap]I
錯体3.5mg(3.1×10-3mmol)とトランス−2−メチ
ル−2−ヘキサン2g(15.6mmol)をメタノール10ml
に溶解して次に水1mlを加えた。この均一溶液を100
mlのオートクレーブに移し、水素圧4atm、50℃で6
時間攪拌した。反応液を濃縮した後、蒸留して(S)−
2−メチルヘキサン酸1.77gを得た。収率87%。
このものの光学純度は(R)−(+)−α−フェニルエ
チルアミンのアミドに誘導してからキャピラリーガスク
ロマトグラフィー〔カラム:NUTRABOND-1(GL SCIENCE I
NC, 30M×0.25mm)〕で測定し94%eeであった。
【0065】実施例8 チグリン酸の不斉水素化 窒素雰囲気下に、[RuI(p-シメン)((S)-(-)-OcH-binap]I
錯体33.8mg(3×10-2mmol)とチグリン酸3g(3
0mmol)、水1.5mlをメタノール15mlに溶解し10
0mlのオートクレーブに移して、水素圧4atm、50℃
で6時間攪拌した。反応液を濃縮してから蒸留して2.
6gの(S)−2−メチルブタン酸を得た。収率85
%。光学純度は実施例1と同様な操作で決定し96%ee
であった。
【0066】実施例9〜21 実施例1〜13と同様にして表1に示す光学活性カルボ
ン酸を製造した。これらのデータも表1に示す。なお、
1 〜R3 は一般式(1)の基を示す。
【0067】
【表1】
【0068】比較例1 トランス−2−メチル−2−ヘキセン酸の不斉水素化 アルゴン雰囲気下にRu(OAc)2[(R)-binap] 錯体9.94
mg(16.3×10-3mmol)とトランス−2−メチル−2−ヘ
キセン酸409mg(3.58mmol)をメタノールに溶解し、
100mlのオートクレーブに移した。1.5atm の水素
圧のもとに25℃で24時間攪拌した。反応液を濃縮
し、続いて蒸留して286.9mgの(R)−2−メチル
ヘキサン酸を得た。収率69%。光学純度は84%eeで
あった。
【0069】比較例2及び3 比較例1と同様な方法で表2に示すものを得た。結果を
同表に示す。
【0070】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 57/30 // C07B 61/00 300 C07M 7:00 (72)発明者 佐用 昇 神奈川県平塚市西八幡1−4−11 高砂香 料工業株式会社ファインケミカル研究所内 (72)発明者 雲林 秀徳 神奈川県平塚市西八幡1−4−11 高砂香 料工業株式会社ファインケミカル研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(2) 【化1】 〔式中、R1 、R2 及びR3 はそれぞれ水素原子、置換
    基を有していてもよいアルキル基又は置換基を有してい
    てもよい芳香族炭化水素基を示すが、R1 、R2及びR
    3 が同時に水素原子となることはなく、またR1 及びR
    2 が同時に水素原子である場合、R3 はメチル基以外の
    基を示し、更にR3 が水素原子である場合、R1 及びR
    2 は水素原子以外の異なる基を示す〕で表わされるオレ
    フィンカルボン酸を次の一般式(3) 【化2】 〔式中、R4 、R5 、R6 及びR7 は同一又は異なって
    いてもよく、低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ
    ゲン原子で置換されていてもよいフェニル基、シクロペ
    ンチル基又はシクロヘキシル基を示す〕で表わされる光
    学活性ホスフィンとルテニウム化合物との錯体を触媒と
    して不斉水素化することを特徴とする下記一般式(1) 【化3】 〔式中、R1 、R2 及びR3 は前記と同じものを示す〕
    で表わされる光学活性カルボン酸の製造法。
JP6036704A 1994-03-08 1994-03-08 光学活性カルボン酸の製造法 Expired - Fee Related JP3020128B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6036704A JP3020128B2 (ja) 1994-03-08 1994-03-08 光学活性カルボン酸の製造法
DE69507355T DE69507355T2 (de) 1994-03-08 1995-03-07 Verfahren zur Herstellung von optisch aktiven Carbonsäuren sowie chirale Liganten hierfür
US08/399,549 US5563295A (en) 1994-03-08 1995-03-07 Process for producing optically active carboxylic acid
EP95301471A EP0673911B1 (en) 1994-03-08 1995-03-07 Process for producing optically active carboxylic acids and chiral ligands for this purpose

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6036704A JP3020128B2 (ja) 1994-03-08 1994-03-08 光学活性カルボン酸の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07242586A true JPH07242586A (ja) 1995-09-19
JP3020128B2 JP3020128B2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=12477165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6036704A Expired - Fee Related JP3020128B2 (ja) 1994-03-08 1994-03-08 光学活性カルボン酸の製造法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5563295A (ja)
EP (1) EP0673911B1 (ja)
JP (1) JP3020128B2 (ja)
DE (1) DE69507355T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525506A (ja) * 2004-12-27 2008-07-17 ディーエスエム ファイン ケミカルズ オーストリア エヌエフジー ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー アクリル酸誘導体の遷移金属触媒不斉水素化方法および不斉遷移金属触媒反応用の新規な触媒系
JP2010503628A (ja) * 2006-09-13 2010-02-04 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト ビアリール置換4−アミノ酪酸またはその誘導体の製造方法およびnep阻害剤の製造におけるそれらの使用

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5935892A (en) 1994-02-22 1999-08-10 California Institute Of Technology Supported phase catalyst
US5736480A (en) * 1994-02-22 1998-04-07 California Institute Of Technology Supported phase chiral sulfonated BINAP catalyst solubilized in alcohol and method of asymmetric hydrogenation
TR199700018A2 (tr) * 1996-01-31 1997-08-21 Hoffmann La Roche Alfa,beta-doymamis organik karboksilik asitlerin imaline yönelik proses.
US6057458A (en) * 1997-11-12 2000-05-02 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Production of 3-alkoxyalkanals by hydroformylation of enol ether substrates
US6452041B1 (en) 2000-10-16 2002-09-17 Pfizer Inc. Olefination process to itaconate and succinate derivatives
CN1753857A (zh) * 2003-03-28 2006-03-29 高砂香料工业株式会社 制备光学活性羧酸的方法
CN106478716B (zh) * 2016-09-18 2018-09-28 江苏欣诺科催化剂有限公司 一种有机磷化合物的合成方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3778857D1 (de) * 1986-11-14 1992-06-11 Takasago Perfumery Co Ltd Katalytische produktion von optisch aktiven carbonsaeuren.
US4762948A (en) * 1987-01-21 1988-08-09 Sumitomo Chemical Company, Limited Process for preparing optically active arylacetic acid derivative
JPH0816078B2 (ja) * 1987-06-29 1996-02-21 住友化学工業株式会社 光学活性フェニル酢酸誘導体の製造法
JP2681057B2 (ja) * 1990-10-01 1997-11-19 高砂香料工業株式会社 2,2’―ビス(ジフェニルホスフィノ)―5,5’,6,6’,7,7’,8,8’―オクタヒドロ―1,1’―ビナフチル及びこれを配位子とする遷移金属錯体
US5118825A (en) * 1990-12-10 1992-06-02 Ethyl Corporation Ruthenium phosphine complex
US5190905A (en) * 1991-06-17 1993-03-02 Ethyl Corporation Asymmetric hydrogenation of aromatic-substituted olefins using metal or metal alloy catalysts
US5198576A (en) * 1991-08-26 1993-03-30 Ethyl Corporation Bicyclooctyl phosphines and catalysts thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008525506A (ja) * 2004-12-27 2008-07-17 ディーエスエム ファイン ケミカルズ オーストリア エヌエフジー ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー アクリル酸誘導体の遷移金属触媒不斉水素化方法および不斉遷移金属触媒反応用の新規な触媒系
JP2010503628A (ja) * 2006-09-13 2010-02-04 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト ビアリール置換4−アミノ酪酸またはその誘導体の製造方法およびnep阻害剤の製造におけるそれらの使用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3020128B2 (ja) 2000-03-15
DE69507355D1 (de) 1999-03-04
DE69507355T2 (de) 1999-06-10
EP0673911A1 (en) 1995-09-27
EP0673911B1 (en) 1999-01-20
US5563295A (en) 1996-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0272787B1 (en) Catalytic production of optically active carboxylic acid
US4766225A (en) Ruthenium-phosphine complex
JP4018132B2 (ja) 光学活性ヒドラジン及びアミンの製造
JP2681057B2 (ja) 2,2’―ビス(ジフェニルホスフィノ)―5,5’,6,6’,7,7’,8,8’―オクタヒドロ―1,1’―ビナフチル及びこれを配位子とする遷移金属錯体
JPH0699367B2 (ja) 光学活性アルコ−ルの製法
JPS63316744A (ja) 光学活性アルコ−ルの製造方法
JPH0733392B2 (ja) 2,2’―ビス〔ジー(m―トリル)ホスフィノ〕―1,1’―ビナフチル
JP3020128B2 (ja) 光学活性カルボン酸の製造法
US5202473A (en) Ruthenium-binap asymmetric hydrogenation catalyst
JPH05170780A (ja) 水溶性なスルホン酸アルカリ金属塩置換ビナフチルホスフイン遷移金属錯体及びこれを用いた不斉水素化法
CA2029882A1 (en) Asymmetric catalytic hydrogenation of alpha-arylpropenoic acids
US5324850A (en) Preparation of chiral catalysts based on ruthenium and phosphorus complexes
US5919962A (en) Process for preparing ruthenium-phosphine complex
JP2850068B2 (ja) ルテニウム−ホスフィン錯体及びこれを触媒とする光学活性1−置換−1,3−プロパンジオールの製造方法
JPH0720910B2 (ja) 光学活性カルボン酸の製法
US5981782A (en) Ruthenium-optically active phosphine complex, process for the preparation thereof and process for the preparation of optically active 4-methyl-2-oxetanone using same
JP3437623B2 (ja) ルテニウム−ヨード−光学活性ホスフィン錯体の製法、およびこの錯体を用いた光学活性4−メチル−2−オキセタノンの製法
JPH0641444B2 (ja) 光学活性スレオニンの製造法
JPH11302226A (ja) 光学活性アルコ−ルの製造方法
JP3450386B2 (ja) 光学活性γ−ヒドロキシケトン類の製造法
JPH09294932A (ja) ルテニウム−ホスフィン錯体
JP4066139B2 (ja) 1,2−ビス(メチル(1,1,3,3−テトラメチルブチル)ホスフィノ)エタンおよびその製造方法、それを配位子とする遷移金属錯体並びにその用途
JPWO2001046098A1 (ja) 1,2−ビス(メチル(1,1,3,3−テトラメチルブチル)ホスフィノ)エタンおよびその製造方法、それを配位子とする遷移金属錯体並びにその用途
JPH0655748B2 (ja) 不斉ビスホスフィン

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees