JPH07326625A - 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置Info
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- JPH07326625A JPH07326625A JP6117805A JP11780594A JPH07326625A JP H07326625 A JPH07326625 A JP H07326625A JP 6117805 A JP6117805 A JP 6117805A JP 11780594 A JP11780594 A JP 11780594A JP H07326625 A JPH07326625 A JP H07326625A
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- impurity
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦形構造のバイポーラトランジスタのコレク
タ飽和抵抗を低下させる。 【構成】 半導体基板1上に形成された大電力用のバイ
ポーラトランジスタ4のコレクタ埋込層4BLを、アン
チモンとリンとの2種類のn形不純物を導入することに
よって構成した。
タ飽和抵抗を低下させる。 【構成】 半導体基板1上に形成された大電力用のバイ
ポーラトランジスタ4のコレクタ埋込層4BLを、アン
チモンとリンとの2種類のn形不純物を導入することに
よって構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置の
製造方法および半導体集積回路装置技術に関し、特に、
縦形構造のバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置技術に適用して有効な技術に関するものであ
る。
製造方法および半導体集積回路装置技術に関し、特に、
縦形構造のバイポーラトランジスタを有する半導体集積
回路装置技術に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えばリニアIC(Integrated Circui
t)等に搭載される縦形npn構造のバイポーラトラン
ジスタは、低不純物濃度のp形の半導体基板の主面上
に、n形のコレクタ領域、p形のベース領域およびn形
のエミッタ領域等がそれぞれ半導体基板の下層から順次
縦方向に配置され構成されている。
t)等に搭載される縦形npn構造のバイポーラトラン
ジスタは、低不純物濃度のp形の半導体基板の主面上
に、n形のコレクタ領域、p形のベース領域およびn形
のエミッタ領域等がそれぞれ半導体基板の下層から順次
縦方向に配置され構成されている。
【0003】このコレクタ領域は、通常、コレクタ埋込
層と、その上層に配置されたコレクタ層とから構成され
ている。コレクタ埋込層には、コレクタ層よりも高濃度
のn形不純物が導入されている。
層と、その上層に配置されたコレクタ層とから構成され
ている。コレクタ埋込層には、コレクタ層よりも高濃度
のn形不純物が導入されている。
【0004】ところで、従来、そのコレクタ埋込層のn
形不純物としては、その不純物がウエハプロセス中の熱
処理によって広がらないように、例えば拡散定数の小さ
なアンチモンが使用されていた。また、コレクタ埋込層
に導入されているn形不純物はアンチモンのみであっ
た。
形不純物としては、その不純物がウエハプロセス中の熱
処理によって広がらないように、例えば拡散定数の小さ
なアンチモンが使用されていた。また、コレクタ埋込層
に導入されているn形不純物はアンチモンのみであっ
た。
【0005】このコレクタ埋込層は、いわゆるアンチモ
ンのデポ・拡散処理によって形成されていた。すなわ
ち、半導体基板の主面上に、コレクタ埋込層形成領域の
半導体基板面のみが露出するような拡散マスクを形成し
た後、その半導体基板上にアンチモンを有するガラス膜
を堆積し、さらに半導体基板に対して熱処理を施すこと
でそのアンチモンを半導体基板側に拡散することによっ
て形成されていた。
ンのデポ・拡散処理によって形成されていた。すなわ
ち、半導体基板の主面上に、コレクタ埋込層形成領域の
半導体基板面のみが露出するような拡散マスクを形成し
た後、その半導体基板上にアンチモンを有するガラス膜
を堆積し、さらに半導体基板に対して熱処理を施すこと
でそのアンチモンを半導体基板側に拡散することによっ
て形成されていた。
【0006】なお、縦形構造のバイポーラトランジスタ
の構造については、例えば株式会社培風館、昭和62年
4月20日発行、「超高速バイポーラ・デバイス」P7
9〜P83に記載がある。
の構造については、例えば株式会社培風館、昭和62年
4月20日発行、「超高速バイポーラ・デバイス」P7
9〜P83に記載がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のバ
イポーラトランジスタにおいては、大振幅スイッチング
動作時等のように、バイポーラトランジスタが動作領域
として飽和領域まで使用する場合等には、トランジスタ
駆動時における電圧降下の増大を防止するために、コレ
クタ飽和抵抗を可能な限り下げることが必要である。
イポーラトランジスタにおいては、大振幅スイッチング
動作時等のように、バイポーラトランジスタが動作領域
として飽和領域まで使用する場合等には、トランジスタ
駆動時における電圧降下の増大を防止するために、コレ
クタ飽和抵抗を可能な限り下げることが必要である。
【0008】ところが、コレクタ埋込層をアンチモンの
デポ・拡散処理によって形成する従来技術では、欠陥等
の発生を考慮する観点からコレクタ埋込層のシート抵抗
を下げるのに限界が生じ、コレクタ飽和抵抗を充分に下
げることができないという問題があった。
デポ・拡散処理によって形成する従来技術では、欠陥等
の発生を考慮する観点からコレクタ埋込層のシート抵抗
を下げるのに限界が生じ、コレクタ飽和抵抗を充分に下
げることができないという問題があった。
【0009】そこで、この問題を解決する従来技術とし
て、コレクタ埋込層の占有面積を大きくしシート抵抗を
低下させる方法があるが、この場合、チップサイズが増
大してしまうという問題があった。
て、コレクタ埋込層の占有面積を大きくしシート抵抗を
低下させる方法があるが、この場合、チップサイズが増
大してしまうという問題があった。
【0010】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的は、縦形構造のバイポーラトランジス
タのコレクタ飽和抵抗を低下させることのできる技術を
提供することにある。
であり、その目的は、縦形構造のバイポーラトランジス
タのコレクタ飽和抵抗を低下させることのできる技術を
提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、縦形構造のバイポー
ラトレンジスタを有する半導体チップの寸法を縮小する
ことのできる技術を提供することにある。
ラトレンジスタを有する半導体チップの寸法を縮小する
ことのできる技術を提供することにある。
【0012】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、明細書の記述および添付図面から明らかにな
るであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0014】すなわち、本発明の半導体集積回路装置の
製造方法は、半導体基板において、縦形構造のバイポー
ラトランジスタのコレクタ埋込層形成領域に第1の不純
物を導入する第1導入工程と、前記コレクタ埋込層形成
領域に前記第1不純物と同一導電形の第2の不純物を導
入する第2導入工程とを有するものである。
製造方法は、半導体基板において、縦形構造のバイポー
ラトランジスタのコレクタ埋込層形成領域に第1の不純
物を導入する第1導入工程と、前記コレクタ埋込層形成
領域に前記第1不純物と同一導電形の第2の不純物を導
入する第2導入工程とを有するものである。
【0015】また、本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板上に複数の縦形構造のバイポーラト
ランジスタを設けた半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、前記複数の縦形構造のバイポーラトランジスタの
コレクタ埋込層形成領域に第1の不純物を導入する第1
導入工程と、前記複数の縦形構造のバイポーラトランジ
スタのうち、所定の縦形構造のバイポーラトランジスタ
のコレクタ埋込層形成領域のみに前記第1の不純物と同
一導電形の第2の不純物を導入する第2導入工程とを有
するものである。
方法は、半導体基板上に複数の縦形構造のバイポーラト
ランジスタを設けた半導体集積回路装置の製造方法にお
いて、前記複数の縦形構造のバイポーラトランジスタの
コレクタ埋込層形成領域に第1の不純物を導入する第1
導入工程と、前記複数の縦形構造のバイポーラトランジ
スタのうち、所定の縦形構造のバイポーラトランジスタ
のコレクタ埋込層形成領域のみに前記第1の不純物と同
一導電形の第2の不純物を導入する第2導入工程とを有
するものである。
【0016】さらに本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、前記第1の不純物がアンチモンであり、前記第
2の不純物がリンであるものである。
方法は、前記第1の不純物がアンチモンであり、前記第
2の不純物がリンであるものである。
【0017】
【作用】上記した本発明の半導体集積回路装置の製造方
法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度を高くするこ
とができるので、コレクタ埋込層に欠陥等を生じさせる
ことなく、縦形構造のバイポーラトランジスタのコレク
タ飽和抵抗を下げることが可能となる。
法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度を高くするこ
とができるので、コレクタ埋込層に欠陥等を生じさせる
ことなく、縦形構造のバイポーラトランジスタのコレク
タ飽和抵抗を下げることが可能となる。
【0018】また、コレクタ埋込層の不純物濃度を高く
することでコレクタ飽和抵抗を下げることができるの
で、同じコレクタ飽和抵抗で設計した場合、コレクタ埋
込層の占有面積を従来よりも縮小することが可能とな
る。
することでコレクタ飽和抵抗を下げることができるの
で、同じコレクタ飽和抵抗で設計した場合、コレクタ埋
込層の占有面積を従来よりも縮小することが可能とな
る。
【0019】また、上記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、半導体基板上における所定の縦
形構造のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層の不
純物濃度のみを選択的に高くすることが可能となる。
置の製造方法によれば、半導体基板上における所定の縦
形構造のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層の不
純物濃度のみを選択的に高くすることが可能となる。
【0020】さらに、上記した本発明の半導体集積回路
装置の製造方法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度
を高くすることができる上、第2の不純物として拡散速
度の速いリンを導入するためコレクタ埋込層の不純物深
さを深くすることができるので、さらにコレクタ飽和抵
抗を下げることが可能となる。
装置の製造方法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度
を高くすることができる上、第2の不純物として拡散速
度の速いリンを導入するためコレクタ埋込層の不純物深
さを深くすることができるので、さらにコレクタ飽和抵
抗を下げることが可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例である半導体集積
回路装置の要部断面図、図2は図1で示した半導体集積
回路装置のII−II線における不純物の濃度分布図、
図3〜図6は図1の半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
回路装置の要部断面図、図2は図1で示した半導体集積
回路装置のII−II線における不純物の濃度分布図、
図3〜図6は図1の半導体集積回路装置の製造工程中に
おける要部断面図である。
【0023】本実施例の半導体集積回路装置は、例えば
大電力用の縦形npn構造のバイポーラトランジスタを
有するリニアICである。そのバイポーラトランジスタ
の形成された半導体基板の要部を図1に示す。また、図
1のII−II線における不純物濃度を図2に示す。
大電力用の縦形npn構造のバイポーラトランジスタを
有するリニアICである。そのバイポーラトランジスタ
の形成された半導体基板の要部を図1に示す。また、図
1のII−II線における不純物濃度を図2に示す。
【0024】半導体基板1は、例えば低濃度のp形不純
物を含有するp- 形のシリコン(Si)単結晶からな
り、その上層には、例えば1015atm/cm3 程度の
低濃度のn形不純物を含有するn- 形のエピタキシャル
層2が形成されている。
物を含有するp- 形のシリコン(Si)単結晶からな
り、その上層には、例えば1015atm/cm3 程度の
低濃度のn形不純物を含有するn- 形のエピタキシャル
層2が形成されている。
【0025】エピタキシャル層2は、上記したバイポー
ラトランジスタ等のような半導体集積回路素子が形成さ
れた活性層であり、その厚さは、例えば10〜14μm
程度である。
ラトランジスタ等のような半導体集積回路素子が形成さ
れた活性層であり、その厚さは、例えば10〜14μm
程度である。
【0026】半導体基板1およびエピタキシャル層2に
おいて、素子分離領域3に囲まれた領域には、上記した
大電力用の縦形npn構造のバイポーラトランジスタ4
が形成されている。
おいて、素子分離領域3に囲まれた領域には、上記した
大電力用の縦形npn構造のバイポーラトランジスタ4
が形成されている。
【0027】素子分離領域3は、下層の素子分離領域3
aと、その上層の素子分離領域3bとから構成されてい
る。素子分離領域3a,3bは、共に、例えばp形不純
物のホウ素が導入されてなる。ただし、素子分離領域3
aは、例えば半導体基板1側からのp形不純物のわき上
がり拡散によって形成されており、その上層の素子分離
領域3bは、例えばエピタキシャル層2の主面側からの
不純物イオンの打ち込みによって形成されている。
aと、その上層の素子分離領域3bとから構成されてい
る。素子分離領域3a,3bは、共に、例えばp形不純
物のホウ素が導入されてなる。ただし、素子分離領域3
aは、例えば半導体基板1側からのp形不純物のわき上
がり拡散によって形成されており、その上層の素子分離
領域3bは、例えばエピタキシャル層2の主面側からの
不純物イオンの打ち込みによって形成されている。
【0028】バイポーラトランジスタ4は、エミッタ領
域4Eと、エミッタ領域4Eを取り囲むように形成され
たベース領域4Bと、コレクタ領域4Cとを有してい
る。
域4Eと、エミッタ領域4Eを取り囲むように形成され
たベース領域4Bと、コレクタ領域4Cとを有してい
る。
【0029】エミッタ領域4Eは、例えばn形不純物の
リンが、ベース領域4Bの主面部に導入され形成されて
いる。エミッタ領域4Eは、エピタキシャル層2上の絶
縁膜5に穿孔された接続孔6aを通じてエミッタ電極7
Eと電気的に接続されている。なお、エミッタ領域4E
は、例えばイオン打ち込み法等によって形成されてい
る。
リンが、ベース領域4Bの主面部に導入され形成されて
いる。エミッタ領域4Eは、エピタキシャル層2上の絶
縁膜5に穿孔された接続孔6aを通じてエミッタ電極7
Eと電気的に接続されている。なお、エミッタ領域4E
は、例えばイオン打ち込み法等によって形成されてい
る。
【0030】ベース領域4Bは、例えば1019atm/
cm3 程度のp形不純物のホウ素がエピタキシャル層2
に導入され形成されている。ベース領域4Bは、エピタ
キシャル層2上の絶縁膜5に穿孔された接続孔6bを通
じてベース電極7Bと電気的に接続されている。なお、
ベース領域4Bは、例えばイオン打ち込み法等によって
形成されている。
cm3 程度のp形不純物のホウ素がエピタキシャル層2
に導入され形成されている。ベース領域4Bは、エピタ
キシャル層2上の絶縁膜5に穿孔された接続孔6bを通
じてベース電極7Bと電気的に接続されている。なお、
ベース領域4Bは、例えばイオン打ち込み法等によって
形成されている。
【0031】コレクタ領域4Cは、主として、真性コレ
クタ領域4C1 と、コレクタ引出し領域4CNと、コレ
クタ埋込層4BLとから構成されている。
クタ領域4C1 と、コレクタ引出し領域4CNと、コレ
クタ埋込層4BLとから構成されている。
【0032】真性コレクタ領域4C1 は、エピタキシャ
ル層2によって構成されている。コレクタ引出し領域4
CNは、第1のコレクタ引出し領域4CN1 、第2のコ
レクタ引出し領域4CN2 および第3のコレクタ引出し
領域4CN3 が下層から順に配置されて形成されてい
る。
ル層2によって構成されている。コレクタ引出し領域4
CNは、第1のコレクタ引出し領域4CN1 、第2のコ
レクタ引出し領域4CN2 および第3のコレクタ引出し
領域4CN3 が下層から順に配置されて形成されてい
る。
【0033】第1のコレクタ引出し領域4CN1 は、グ
ラフトコレクタ領域として機能する領域であり、例えば
n形不純物のリンを下層側から拡散させる方法、いわゆ
る不純物のわき上がり拡散方法によって形成されてい
る。
ラフトコレクタ領域として機能する領域であり、例えば
n形不純物のリンを下層側から拡散させる方法、いわゆ
る不純物のわき上がり拡散方法によって形成されてい
る。
【0034】第2のコレクタ引出し領域4CN2 には、
例えば1018〜1019atm/cm3 程度のn形不純物
のリンが導入されている。第2のコレクタ引出し領域4
CN2 は、不純物イオンをエピタキシャル層2の主面側
から打ち込んだ後、打ち込まれた不純物を熱処理によっ
て拡散することによって形成されている。
例えば1018〜1019atm/cm3 程度のn形不純物
のリンが導入されている。第2のコレクタ引出し領域4
CN2 は、不純物イオンをエピタキシャル層2の主面側
から打ち込んだ後、打ち込まれた不純物を熱処理によっ
て拡散することによって形成されている。
【0035】第3のコレクタ引出し領域4CN3 は、コ
レクタ電極7Cとの接触抵抗を低減するための機能部で
あり、例えば1020〜1021atm/cm3 程度のn形
不純物のリンが第2のコレクタ引出し領域4CN2 内に
拡散されて形成されている。この第3のコレクタ引出し
領域4CN3 は、例えばエミッタ領域4Eを形成するた
めの工程と同一工程時に形成されている。したがって、
この第3のコレクタ引出し領域4CN3 を設けても半導
体集積回路装置の製造工程が増加することもない。
レクタ電極7Cとの接触抵抗を低減するための機能部で
あり、例えば1020〜1021atm/cm3 程度のn形
不純物のリンが第2のコレクタ引出し領域4CN2 内に
拡散されて形成されている。この第3のコレクタ引出し
領域4CN3 は、例えばエミッタ領域4Eを形成するた
めの工程と同一工程時に形成されている。したがって、
この第3のコレクタ引出し領域4CN3 を設けても半導
体集積回路装置の製造工程が増加することもない。
【0036】なお、エミッタ電極4E、ベース電極4B
およびコレクタ電極4Cは、例えばアルミニウム(A
l)−Si−銅(Cu)合金によって構成されている。
およびコレクタ電極4Cは、例えばアルミニウム(A
l)−Si−銅(Cu)合金によって構成されている。
【0037】コレクタ埋込層4BLは、半導体基板1と
エピタキシャル層2との境界領域に形成されている。本
実施例においてコレクタ埋込層4BLは、第1のコレク
タ埋込層4BL1 と、その上下層に形成された第2のコ
レクタ埋込層4BL2 とから構成されている。第1のコ
レクタ埋込層4BL1 および第2のコレクタ埋込層4B
L2 は、共にグラフトコレクタ領域として機能するよう
になっている。
エピタキシャル層2との境界領域に形成されている。本
実施例においてコレクタ埋込層4BLは、第1のコレク
タ埋込層4BL1 と、その上下層に形成された第2のコ
レクタ埋込層4BL2 とから構成されている。第1のコ
レクタ埋込層4BL1 および第2のコレクタ埋込層4B
L2 は、共にグラフトコレクタ領域として機能するよう
になっている。
【0038】第1のコレクタ埋込層4BL1 は、例えば
n形不純物のアンチモン(第1の不純物)およびリン
(第2の不純物)が導入されてなり、その不純物濃度
が、例えば1019atm/cm3 程度に設定されてい
る。また、第2のコレクタ埋込層4BL2 は、例えばn
形不純物のリンが導入されてなり、その不純物濃度は、
例えば1018atm/cm3 程度に設定されている。
n形不純物のアンチモン(第1の不純物)およびリン
(第2の不純物)が導入されてなり、その不純物濃度
が、例えば1019atm/cm3 程度に設定されてい
る。また、第2のコレクタ埋込層4BL2 は、例えばn
形不純物のリンが導入されてなり、その不純物濃度は、
例えば1018atm/cm3 程度に設定されている。
【0039】すなわち、本実施例においては、コレクタ
埋込層4BLが、図2にも示すように、例えば2種類の
n形不純物によって構成されている。これにより、コレ
クタ埋込層4BLの不純物濃度を、コレクタ埋込層4B
Lをアンチモンのみで構成していた従来技術に比べて高
くすることができるので、コレクタ埋込層4BLのシー
ト抵抗値を、例えば20Ω/cm2 以下に下げることがで
きるようになっている。
埋込層4BLが、図2にも示すように、例えば2種類の
n形不純物によって構成されている。これにより、コレ
クタ埋込層4BLの不純物濃度を、コレクタ埋込層4B
Lをアンチモンのみで構成していた従来技術に比べて高
くすることができるので、コレクタ埋込層4BLのシー
ト抵抗値を、例えば20Ω/cm2 以下に下げることがで
きるようになっている。
【0040】このため、コレクタ埋込層4BLに欠陥等
を生じさせることなく、バイポーラトランジスタ4のコ
レクタ飽和抵抗を下げることが可能となっている。ま
た、コレクタ埋込層4BLの不純物濃度を高くすること
でコレクタ飽和抵抗を下げることができるので、同じコ
レクタ飽和抵抗で設計した場合、コレクタ埋込層4BL
の占有面積を従来よりも縮小することが可能となってい
る。
を生じさせることなく、バイポーラトランジスタ4のコ
レクタ飽和抵抗を下げることが可能となっている。ま
た、コレクタ埋込層4BLの不純物濃度を高くすること
でコレクタ飽和抵抗を下げることができるので、同じコ
レクタ飽和抵抗で設計した場合、コレクタ埋込層4BL
の占有面積を従来よりも縮小することが可能となってい
る。
【0041】その上、本実施例においては、コレクタ埋
込層4BLに、拡散速度の速いリンを導入したことによ
り、不純物深さを深くすることができるので、さらに縦
形構造のバイポーラトランジスタのコレクタ飽和抵抗を
下げることが可能となっている。なお、図2において、
縦軸は不純物濃度を示し、横軸はエピタキシャル層2の
主面からの深さを示し、一点鎖線はn形不純物のリンの
分布を示している。
込層4BLに、拡散速度の速いリンを導入したことによ
り、不純物深さを深くすることができるので、さらに縦
形構造のバイポーラトランジスタのコレクタ飽和抵抗を
下げることが可能となっている。なお、図2において、
縦軸は不純物濃度を示し、横軸はエピタキシャル層2の
主面からの深さを示し、一点鎖線はn形不純物のリンの
分布を示している。
【0042】次に、本実施例の半導体集積回路装置の製
造方法を図1および図3〜図6によって説明する。
造方法を図1および図3〜図6によって説明する。
【0043】まず、図3に示すように、p- 形の半導体
基板1の主面上に、コレクタ埋込層形成領域の半導体基
板面のみが露出するような絶縁膜パターン(第1のマス
ク)8を形成する。
基板1の主面上に、コレクタ埋込層形成領域の半導体基
板面のみが露出するような絶縁膜パターン(第1のマス
ク)8を形成する。
【0044】この絶縁膜パターン8は、後述するよう
に、コレクタ埋込層4BL1 (図1参照)を形成する際
の不純物導入マスクとして機能するパターンであり、例
えば半導体基板1に対して熱酸化処理を施すことにより
半導体基板1の主面上に形成したSiO2 等からなる絶
縁膜を通常のフォトリソグラフィ技術によってパターニ
ングすることによって形成されている。
に、コレクタ埋込層4BL1 (図1参照)を形成する際
の不純物導入マスクとして機能するパターンであり、例
えば半導体基板1に対して熱酸化処理を施すことにより
半導体基板1の主面上に形成したSiO2 等からなる絶
縁膜を通常のフォトリソグラフィ技術によってパターニ
ングすることによって形成されている。
【0045】続いて、図4に示すように、半導体基板1
上に、半導体基板1の露出面および絶縁膜パターン8を
被覆するように、例えばn形不純物のアンチモン(第1
の不純物)を含有する絶縁膜(第1の絶縁膜)9をCV
D法等によって堆積する。
上に、半導体基板1の露出面および絶縁膜パターン8を
被覆するように、例えばn形不純物のアンチモン(第1
の不純物)を含有する絶縁膜(第1の絶縁膜)9をCV
D法等によって堆積する。
【0046】その後、半導体基板1に対して熱処理を施
すことにより、絶縁膜9に含まれたn形不純物のアンチ
モンを半導体基板1側に拡散する(第1導入工程)。こ
れにより、半導体基板1の主面部に、コレクタ埋込層4
BL(図1参照)を形成するための不純物領域10を形
成する。
すことにより、絶縁膜9に含まれたn形不純物のアンチ
モンを半導体基板1側に拡散する(第1導入工程)。こ
れにより、半導体基板1の主面部に、コレクタ埋込層4
BL(図1参照)を形成するための不純物領域10を形
成する。
【0047】次いで、絶縁膜パターン8および絶縁膜9
を除去した後、図5に示すように、半導体基板1の主面
上に、コレクタ埋込層形成領域の半導体基板面のみが露
出するようなフォトレジストパターン(第2のマスク)
11を通常のフォトリソグラフィ技術によって形成す
る。このフォトレジストパターン11は、後述するよう
に、第1のコレクタ埋込層4BL1 (図1参照)を形成
する際の不純物導入マスクとして機能するパターンであ
る。
を除去した後、図5に示すように、半導体基板1の主面
上に、コレクタ埋込層形成領域の半導体基板面のみが露
出するようなフォトレジストパターン(第2のマスク)
11を通常のフォトリソグラフィ技術によって形成す
る。このフォトレジストパターン11は、後述するよう
に、第1のコレクタ埋込層4BL1 (図1参照)を形成
する際の不純物導入マスクとして機能するパターンであ
る。
【0048】続いて、このような半導体基板1の不純物
領域10に、例えばn形不純物のリン(第2の不純物)
をフォトレジストパターン11をイオン打ち込み用のマ
スクとしてイオン打ち込みする。この際のリンのドーズ
量は、例えば1014〜1015atm/cm3 程度、イオ
ン打ち込みエネルギーは、例えば75〜125KeV程
度である(第2導入工程)。
領域10に、例えばn形不純物のリン(第2の不純物)
をフォトレジストパターン11をイオン打ち込み用のマ
スクとしてイオン打ち込みする。この際のリンのドーズ
量は、例えば1014〜1015atm/cm3 程度、イオ
ン打ち込みエネルギーは、例えば75〜125KeV程
度である(第2導入工程)。
【0049】その後、図6に示すように、半導体基板1
上に、例えば厚さ10〜14μm程度のn形のエピタキ
シャル層2をエピタキシャル成長法によって形成した
後、図5の不純物領域10に導入された2種類のn形不
純物の引き延ばし拡散処理を施すことにより、半導体基
板1とエピタキシャル層2との境界領域にコレクタ埋込
層4BLを形成する。
上に、例えば厚さ10〜14μm程度のn形のエピタキ
シャル層2をエピタキシャル成長法によって形成した
後、図5の不純物領域10に導入された2種類のn形不
純物の引き延ばし拡散処理を施すことにより、半導体基
板1とエピタキシャル層2との境界領域にコレクタ埋込
層4BLを形成する。
【0050】この際、不純物領域10に、アンチモンと
ともにアンチモンよりも拡散速度の速いリンを導入した
ことにより、アンチモンとリンとを同時に引き延ばし拡
散した場合であっても、リンが広い範囲に拡散され、第
1のコレクタ埋込層4BL1の上下に第2のコレクタ埋
込層4BL2 が形成される。すなわち、コレクタ埋込層
4BLの不純物深さを深くすることが可能となってい
る。
ともにアンチモンよりも拡散速度の速いリンを導入した
ことにより、アンチモンとリンとを同時に引き延ばし拡
散した場合であっても、リンが広い範囲に拡散され、第
1のコレクタ埋込層4BL1の上下に第2のコレクタ埋
込層4BL2 が形成される。すなわち、コレクタ埋込層
4BLの不純物深さを深くすることが可能となってい
る。
【0051】その後、上記したように、図1に示す素子
分離領域3a,3bをわき上がり拡散法とイオン打ち込
み法によって形成した後、素子分離領域3に囲まれた素
子形成領域に通常の大電力形のバイポーラトランジスタ
の形成方法に従ってバイポーラトランジスタ4を形成
し、本実施例の半導体集積回路装置を製造する。
分離領域3a,3bをわき上がり拡散法とイオン打ち込
み法によって形成した後、素子分離領域3に囲まれた素
子形成領域に通常の大電力形のバイポーラトランジスタ
の形成方法に従ってバイポーラトランジスタ4を形成
し、本実施例の半導体集積回路装置を製造する。
【0052】このように本実施例によれば、以下の効果
を得ることが可能となる。
を得ることが可能となる。
【0053】(1).コレクタ埋込層4BLを、例えば2種
類のn形不純物によって構成したことにより、コレクタ
埋込層4BLの不純物濃度を、コレクタ埋込層4BLを
アンチモンのみで構成していた従来技術に比べて高くす
ることができるので、コレクタ埋込層4BLに欠陥等を
生じさせることなく、バイポーラトランジスタ4のコレ
クタ飽和抵抗を下げることが可能となる。したがって、
バイポーラトランジスタ4を有する半導体集積回路装置
の特性および信頼性を向上させることが可能となる。
類のn形不純物によって構成したことにより、コレクタ
埋込層4BLの不純物濃度を、コレクタ埋込層4BLを
アンチモンのみで構成していた従来技術に比べて高くす
ることができるので、コレクタ埋込層4BLに欠陥等を
生じさせることなく、バイポーラトランジスタ4のコレ
クタ飽和抵抗を下げることが可能となる。したがって、
バイポーラトランジスタ4を有する半導体集積回路装置
の特性および信頼性を向上させることが可能となる。
【0054】(2).上記(1) により、同じコレクタ飽和抵
抗で設計した場合、コレクタ埋込層4BLの占有面積を
従来よりも縮小することが可能となる。したがって、バ
イポーラトランジスタ4を有する半導体チップの寸法を
縮小することが可能となる。
抗で設計した場合、コレクタ埋込層4BLの占有面積を
従来よりも縮小することが可能となる。したがって、バ
イポーラトランジスタ4を有する半導体チップの寸法を
縮小することが可能となる。
【0055】(3).コレクタ埋込層4BLに、拡散速度の
速いリンを導入したことにより、不純物深さを深くする
ことができるので、バイポーラトランジスタ4のコレク
タ飽和抵抗をさらに下げることが可能となる。
速いリンを導入したことにより、不純物深さを深くする
ことができるので、バイポーラトランジスタ4のコレク
タ飽和抵抗をさらに下げることが可能となる。
【0056】(4).上記(1) 〜(3) により、小形、高特
性、高信頼性の半導体集積回路装置を提供することが可
能となる。
性、高信頼性の半導体集積回路装置を提供することが可
能となる。
【0057】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0058】例えば前記実施例においては、コレクタ埋
込層を形成する際の第2の不純物の導入工程に際してイ
オン打ち込み法を用いた場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば熱拡散法を用いても
良い。これを図7および図8に示す。
込層を形成する際の第2の不純物の導入工程に際してイ
オン打ち込み法を用いた場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、例えば熱拡散法を用いても
良い。これを図7および図8に示す。
【0059】図7において、不純物領域10には、例え
ばn形不純物のアンチモンのみが導入されている。その
形成方法は、前記実施例と同じである。半導体基板1上
には、コレクタ埋込層形成領域の半導体基板面のみが露
出するような絶縁膜パターン8が通常のフォトリソグラ
フィ技術によって形成されている。
ばn形不純物のアンチモンのみが導入されている。その
形成方法は、前記実施例と同じである。半導体基板1上
には、コレクタ埋込層形成領域の半導体基板面のみが露
出するような絶縁膜パターン8が通常のフォトリソグラ
フィ技術によって形成されている。
【0060】このような半導体基板1上に、図8に示す
ように、例えばn形不純物のリンが含有されたPSG
(Phospho Silicate Glass)からなる絶縁膜(第2の絶
縁膜)12をCVD法等によって堆積する。
ように、例えばn形不純物のリンが含有されたPSG
(Phospho Silicate Glass)からなる絶縁膜(第2の絶
縁膜)12をCVD法等によって堆積する。
【0061】続いて、その半導体基板1に対して熱処理
を施すことにより、絶縁膜12中のリンを半導体基板1
の不純物領域10側に拡散させる。このようにして、不
純物領域10に、例えばアンチモンとリンとの2種類の
n形不純物を導入する。以降の工程については前記実施
例と同様である。
を施すことにより、絶縁膜12中のリンを半導体基板1
の不純物領域10側に拡散させる。このようにして、不
純物領域10に、例えばアンチモンとリンとの2種類の
n形不純物を導入する。以降の工程については前記実施
例と同様である。
【0062】また、前記実施例においては、コレクタ埋
込層に2種類の不純物を導入した場合について説明した
が、これに限定されるものではない。
込層に2種類の不純物を導入した場合について説明した
が、これに限定されるものではない。
【0063】また、前記実施例においては、コレクタ埋
込層を構成する第1の不純物をアンチモン、第2の不純
物をリンとした場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく種々変更可能であり、例えば第1の不
純物をアンチモン、第2の不純物をヒ素としても良い。
また、第1の不純物をヒ素、第2の不純物をリンまたは
ヒ素としても良い。
込層を構成する第1の不純物をアンチモン、第2の不純
物をリンとした場合について説明したが、これに限定さ
れるものではなく種々変更可能であり、例えば第1の不
純物をアンチモン、第2の不純物をヒ素としても良い。
また、第1の不純物をヒ素、第2の不純物をリンまたは
ヒ素としても良い。
【0064】また、前記実施例においては、半導体基板
上に1種類のバイポーラトランジスタを有する半導体集
積回路装置に本発明を適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば半導体基板
上に前記実施例で説明した大電力用のバイポーラトラン
ジスタと、それとは異なる通常のバイポーラトランジス
タとを有する半導体集積回路装置に本発明を適用するこ
とも可能である。
上に1種類のバイポーラトランジスタを有する半導体集
積回路装置に本発明を適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば半導体基板
上に前記実施例で説明した大電力用のバイポーラトラン
ジスタと、それとは異なる通常のバイポーラトランジス
タとを有する半導体集積回路装置に本発明を適用するこ
とも可能である。
【0065】この場合、前記実施例で説明した大電力用
のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層のみを前記
実施例で説明したように複数の不純物を導入することに
よって構成し、通常のバイポーラトランジスタのコレク
タ埋込層は1種類の不純物を導入することによって構成
する。
のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層のみを前記
実施例で説明したように複数の不純物を導入することに
よって構成し、通常のバイポーラトランジスタのコレク
タ埋込層は1種類の不純物を導入することによって構成
する。
【0066】その方法としては、例えば前記実施例で説
明したコレクタ埋込層を形成するための第2の不純物の
導入工程に際して、通常のバイポーラトランジスタのコ
レクタ埋込層形成領域上にはマスクを形成しておく方法
がある。これにより、半導体基板上における大電力用の
バイポーラトランジスタのコレクタ埋込層の不純物濃度
のみを選択的に高くすることが可能となる。
明したコレクタ埋込層を形成するための第2の不純物の
導入工程に際して、通常のバイポーラトランジスタのコ
レクタ埋込層形成領域上にはマスクを形成しておく方法
がある。これにより、半導体基板上における大電力用の
バイポーラトランジスタのコレクタ埋込層の不純物濃度
のみを選択的に高くすることが可能となる。
【0067】また、前記実施例においては、バイポーラ
トランジスタのみが示されている半導体集積回路装置に
本発明を適用した場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、例えば前記実施例のバイポーラト
ランジスタが形成された半導体基板上にMOS・FET
やCMOS(Complementary MOS )回路等のような他の
半導体集積回路素子が形成されている他の半導体集積回
路装置に本発明を適用することも可能である。
トランジスタのみが示されている半導体集積回路装置に
本発明を適用した場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、例えば前記実施例のバイポーラト
ランジスタが形成された半導体基板上にMOS・FET
やCMOS(Complementary MOS )回路等のような他の
半導体集積回路素子が形成されている他の半導体集積回
路装置に本発明を適用することも可能である。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0069】(1).前記した本発明の半導体集積回路装置
の製造方法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度を高
くすることができるので、コレクタ埋込層に欠陥等を生
じさせることなく、縦形構造のバイポーラトランジスタ
のコレクタ飽和抵抗を下げることが可能となる。したが
って、縦形構造のバイポーラトランジスタを有する半導
体集積回路装置の特性および信頼性を向上させることが
可能となる。
の製造方法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度を高
くすることができるので、コレクタ埋込層に欠陥等を生
じさせることなく、縦形構造のバイポーラトランジスタ
のコレクタ飽和抵抗を下げることが可能となる。したが
って、縦形構造のバイポーラトランジスタを有する半導
体集積回路装置の特性および信頼性を向上させることが
可能となる。
【0070】また、コレクタ埋込層の不純物濃度を高く
することでコレクタ飽和抵抗を下げることができるの
で、同じコレクタ飽和抵抗で設計した場合、コレクタ埋
込層の占有面積を従来よりも縮小することが可能とな
る。したがって、その縦形構造のバイポーラトランジス
タを有する半導体チップの寸法を縮小することができる
ので、小形、高特性、高信頼性の半導体集積回路装置を
提供することが可能となる。
することでコレクタ飽和抵抗を下げることができるの
で、同じコレクタ飽和抵抗で設計した場合、コレクタ埋
込層の占有面積を従来よりも縮小することが可能とな
る。したがって、その縦形構造のバイポーラトランジス
タを有する半導体チップの寸法を縮小することができる
ので、小形、高特性、高信頼性の半導体集積回路装置を
提供することが可能となる。
【0071】(2).前記した本発明の半導体集積回路装置
の製造方法によれば、半導体基板上における所定の縦形
構造のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層の不純
物濃度のみを選択的に高くすることが可能となる。
の製造方法によれば、半導体基板上における所定の縦形
構造のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層の不純
物濃度のみを選択的に高くすることが可能となる。
【0072】(3).前記した本発明の半導体集積回路装置
の製造方法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度を高
くすることができる上、第2の不純物として拡散速度の
速いリンを導入するためコレクタ埋込層の不純物深さを
深くすることができるので、さらに縦形構造のバイポー
ラトランジスタのコレクタ飽和抵抗を下げることが可能
となる。したがって、縦形構造のバイポーラトランジス
タを有する半導体集積回路装置の特性および信頼性をさ
らに向上させることが可能となる。
の製造方法によれば、コレクタ埋込層の不純物濃度を高
くすることができる上、第2の不純物として拡散速度の
速いリンを導入するためコレクタ埋込層の不純物深さを
深くすることができるので、さらに縦形構造のバイポー
ラトランジスタのコレクタ飽和抵抗を下げることが可能
となる。したがって、縦形構造のバイポーラトランジス
タを有する半導体集積回路装置の特性および信頼性をさ
らに向上させることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
要部断面図である。
要部断面図である。
【図2】図1で示した半導体集積回路装置のII−II
線における不純物の濃度分布図である。
線における不純物の濃度分布図である。
【図3】図1の半導体集積回路装置の製造工程中におけ
る要部断面図である。
る要部断面図である。
【図4】図1の半導体集積回路装置の図3に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図5】図1の半導体集積回路装置の図4に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図6】図1の半導体集積回路装置の図5に続く製造工
程中における要部断面図である。
程中における要部断面図である。
【図7】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の製造工程中における要部断面図である。
の製造工程中における要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の図7に続く製造工程中における要部断面図である。
の図7に続く製造工程中における要部断面図である。
1 半導体基板 2 エピタキシャル層 3,3a,3b 素子分離領域 4 バイポーラトランジスタ(所定の縦形構造のバイポ
ーラトランジスタ) 4E エミッタ領域 4B ベース領域 4C コレクタ領域 4C1 真性コレクタ領域 4CN コレクタ引出し領域 4CN1 第1のコレクタ引出し領域 4CN2 第2のコレクタ引出し領域 4CN3 第3のコレクタ引出し領域 4BL コレクタ埋込層 4BL1 第1のコレクタ埋込層 4BL2 第2のコレクタ埋込層 5 絶縁膜 6a,6b 接続孔 7E エミッタ電極 7B ベース電極 7C コレクタ電極 8 絶縁膜パターン(第1のマスク) 9 絶縁膜(第1の絶縁膜) 10 不純物領域 11 フォトレジストパターン(第2のマスク) 12 絶縁膜(第2の絶縁膜)
ーラトランジスタ) 4E エミッタ領域 4B ベース領域 4C コレクタ領域 4C1 真性コレクタ領域 4CN コレクタ引出し領域 4CN1 第1のコレクタ引出し領域 4CN2 第2のコレクタ引出し領域 4CN3 第3のコレクタ引出し領域 4BL コレクタ埋込層 4BL1 第1のコレクタ埋込層 4BL2 第2のコレクタ埋込層 5 絶縁膜 6a,6b 接続孔 7E エミッタ電極 7B ベース電極 7C コレクタ電極 8 絶縁膜パターン(第1のマスク) 9 絶縁膜(第1の絶縁膜) 10 不純物領域 11 フォトレジストパターン(第2のマスク) 12 絶縁膜(第2の絶縁膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重松 卓 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内 (72)発明者 進藤 善美 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内
Claims (11)
- 【請求項1】 半導体基板において、縦形構造のバイポ
ーラトランジスタのコレクタ埋込層形成領域に第1の不
純物を導入する第1導入工程と、前記コレクタ埋込層形
成領域に前記第1の不純物と同一導電形の第2の不純物
を導入する第2導入工程とを有することを特徴とする半
導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板上に複数の縦形構造のバイポ
ーラトランジスタを設けた半導体集積回路装置の製造方
法において、前記複数の縦形構造のバイポーラトランジ
スタのコレクタ埋込層形成領域に第1の不純物を導入す
る第1導入工程と、前記複数の縦形構造のバイポーラト
ランジスタのうち、所定の縦形構造のバイポーラトラン
ジスタのコレクタ埋込層形成領域のみに前記第1の不純
物と同一導電形の第2の不純物を導入する第2導入工程
とを有することを特徴とする半導体集積回路装置の製造
方法。 - 【請求項3】 前記第1導入工程は、半導体基板上に前
記コレクタ埋込層形成領域における半導体基板面のみが
露出されるような第1のマスクを形成する工程と、前記
第1のマスクの形成された半導体基板上に前記第1の不
純物である第1のn形不純物を含有する絶縁膜を堆積す
る工程と、前記半導体基板に対して熱処理を施すことに
より前記絶縁膜に含有された第1のn形不純物を半導体
基板に拡散する工程からなり、前記第2導入工程は、前
記第1のn形不純物を含有する絶縁膜および前記第1の
マスクを除去する工程と、前記半導体基板上に前記所定
の縦形構造のバイポーラトランジスタのコレクタ埋込層
のみが露出するような第2のマスクを形成する工程と、
前記第2の不純物である第2のn形不純物を、前記第2
のマスクをイオン打ち込みマスクとして半導体基板にイ
オン打ち込みする工程とからなることを特徴とする請求
項2記載の半導体集積回路装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記第1導入工程は、半導体基板上に前
記コレクタ埋込層形成領域における半導体基板面のみが
露出されるような第1のマスクを形成する工程と、前記
第1のマスクの形成された半導体基板上に前記第1の不
純物である第1のn形不純物を含有する第1の絶縁膜を
堆積する工程と、前記半導体基板に対して熱処理を施す
ことにより前記第1の絶縁膜に含有された第1のn形不
純物を半導体基板に拡散する工程からなり、前記第2導
入工程は、前記第1のn形不純物を含有する第1の絶縁
膜および前記第1のマスクを除去する工程と、前記半導
体基板上に前記所定の縦形構造のバイポーラトランジス
タのコレクタ埋込層のみが露出するような第2のマスク
を形成する工程と、前記第2のマスクの形成された半導
体基板上に前記第2の不純物である第2のn形不純物を
含有する第2の絶縁膜を堆積する工程と、前記半導体基
板に対して熱処理を施すことにより前記第2の絶縁膜に
含有された第2のn形不純物を、前記第2のマスクを拡
散マスクとして半導体基板に拡散する工程とからなるこ
とを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置の製
造方法。 - 【請求項5】 前記第1のn形不純物がアンチモンであ
り、前記第2のn形不純物がリンであることを特徴とす
る請求項3または4記載の半導体集積回路装置の製造方
法。 - 【請求項6】 前記所定の縦形構造のバイポーラトラン
ジスタが大電力用のバイポーラトランジスタであること
を特徴とする請求項2、3、4または5記載の半導体集
積回路装置の製造方法。 - 【請求項7】 複数の同一導電形の不純物が導入されて
なるコレクタ埋込層を備えた縦形構造のバイポーラトラ
ンジスタを有することを特徴とする半導体集積回路装
置。 - 【請求項8】 半導体基板上に複数の縦形構造のバイポ
ーラトランジスタが設けられた半導体集積回路装置であ
って、前記複数の縦形構造のバイポーラトランジスタの
うち、所定の縦形構造のバイポーラトランジスタのコレ
クタ埋込層のみを複数の同一導電形の不純物を導入する
ことによって構成したことを特徴とする半導体集積回路
装置。 - 【請求項9】 前記所定の縦形構造のバイポーラトラン
ジスタが大電力用のバイポーラトランジスタであること
を特徴とする請求項8記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項10】 前記複数の同一導電形の不純物がn形
不純物であることを特徴とする請求項7、8または9記
載の半導体集積回路装置。 - 【請求項11】 前記複数の同一導電形の不純物が2種
類であり、一方がアンチモン、他方がリンであることを
特徴とする請求項7、8、9または10記載の半導体集
積回路装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6117805A JPH07326625A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6117805A JPH07326625A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07326625A true JPH07326625A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14720718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6117805A Pending JPH07326625A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 半導体集積回路装置の製造方法および半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07326625A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002026138A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
| JP2008028338A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP6117805A patent/JPH07326625A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002026138A (ja) * | 2000-07-07 | 2002-01-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 半導体装置 |
| JP2008028338A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Mitsumi Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020618 |