JPH0867801A - 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び難燃剤 - Google Patents
難燃性熱可塑性樹脂組成物及び難燃剤Info
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- JPH0867801A JPH0867801A JP20343494A JP20343494A JPH0867801A JP H0867801 A JPH0867801 A JP H0867801A JP 20343494 A JP20343494 A JP 20343494A JP 20343494 A JP20343494 A JP 20343494A JP H0867801 A JPH0867801 A JP H0867801A
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- Japan
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- halogenated
- carboxylic acid
- aliphatic carboxylic
- fluorinated aliphatic
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 熱可塑性樹脂(A)、例えばスチレン系樹脂
と、ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし
全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有
する化合物(B1 )及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂
もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部
ないし全部が封鎖された構造を有する化合物と、エポキ
シ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族
カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物とを溶融混
合した混合物(B2 )、例えば臭素化ビスフェノール型
エポキシ樹脂のエポキシ基をパーフルオロヘプタン酸と
トリブロモフェノールとで封鎖したものからなる難燃剤
(B)とを含有する難燃性熱可塑性樹脂組成物と、この
難燃剤。 【効果】 本発明の難燃剤を含有した難燃性熱可塑性樹
脂組成物は、成形時の熱安定性に優れ、金属に対する付
着性が低いため、良好な外観を有する成形品が得られ
る。また、易離型性による成形時間の短縮ができ、生産
性が向上する。
と、ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし
全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有
する化合物(B1 )及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂
もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部
ないし全部が封鎖された構造を有する化合物と、エポキ
シ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族
カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物とを溶融混
合した混合物(B2 )、例えば臭素化ビスフェノール型
エポキシ樹脂のエポキシ基をパーフルオロヘプタン酸と
トリブロモフェノールとで封鎖したものからなる難燃剤
(B)とを含有する難燃性熱可塑性樹脂組成物と、この
難燃剤。 【効果】 本発明の難燃剤を含有した難燃性熱可塑性樹
脂組成物は、成形時の熱安定性に優れ、金属に対する付
着性が低いため、良好な外観を有する成形品が得られ
る。また、易離型性による成形時間の短縮ができ、生産
性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は成形品の金型からの離型
性及び成形時の熱安定性に優れる難燃性熱可塑性樹脂組
成物、及び良好な離型性並びに熱安定性を熱可塑性樹脂
に対して付与する難燃剤に関する。
性及び成形時の熱安定性に優れる難燃性熱可塑性樹脂組
成物、及び良好な離型性並びに熱安定性を熱可塑性樹脂
に対して付与する難燃剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より難燃性熱可塑性樹脂組成物とし
ては、例えば特開昭53−74557号公報、特開昭5
4−91557号公報、特公昭60−264313号公
報、特開昭62−15256号公報等にハロゲン化エポ
キシ樹脂からなる難燃剤を含有する難燃性樹脂組成物が
挙げられており、特開昭62−15256号公報には更
に三酸化アンチモン等の難燃助剤を添加配合する技術が
開示されている。
ては、例えば特開昭53−74557号公報、特開昭5
4−91557号公報、特公昭60−264313号公
報、特開昭62−15256号公報等にハロゲン化エポ
キシ樹脂からなる難燃剤を含有する難燃性樹脂組成物が
挙げられており、特開昭62−15256号公報には更
に三酸化アンチモン等の難燃助剤を添加配合する技術が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
技術の難燃性熱可塑性樹脂組成物は、配合された難燃剤
が成形機や金型の金属部分に対し高い付着性を有する
為、成形品の金型からの離型性の低下を招き、更に成形
機内の金属部分に密着し滞留した難燃剤が熱分解を引き
起こして、成形品の変色や焼けゴミ発生などの外観不良
を発生させる等の課題を有していた。
技術の難燃性熱可塑性樹脂組成物は、配合された難燃剤
が成形機や金型の金属部分に対し高い付着性を有する
為、成形品の金型からの離型性の低下を招き、更に成形
機内の金属部分に密着し滞留した難燃剤が熱分解を引き
起こして、成形品の変色や焼けゴミ発生などの外観不良
を発生させる等の課題を有していた。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、成形機
や金型の金属部分に対する付着性が低く、金型からの離
型性に優れ、しかも難燃剤の熱分解による外観不良を発
生させることのない成形時の熱安定性に優れた難燃性熱
可塑性樹脂組成物、及び成形機や金型の金属部分に対す
る付着性が低く、容易に熱分解することのない難燃剤を
提供することにある。
や金型の金属部分に対する付着性が低く、金型からの離
型性に優れ、しかも難燃剤の熱分解による外観不良を発
生させることのない成形時の熱安定性に優れた難燃性熱
可塑性樹脂組成物、及び成形機や金型の金属部分に対す
る付着性が低く、容易に熱分解することのない難燃剤を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、難燃剤としてハロ
ゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフ
ッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合
物、及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハ
ロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部が
封鎖された構造を有する化合物と、エポキシ樹脂のエポ
キシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で
封鎖された構造を有する化合物とを溶融混合した混合物
からなる難燃剤を用いると、金型からの離型性及び成形
時の熱安定性に優れる難燃性熱可塑性樹脂組成物が得ら
れることを見い出し、本発明を完成するに至った。
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、難燃剤としてハロ
ゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフ
ッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合
物、及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハ
ロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部が
封鎖された構造を有する化合物と、エポキシ樹脂のエポ
キシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で
封鎖された構造を有する化合物とを溶融混合した混合物
からなる難燃剤を用いると、金型からの離型性及び成形
時の熱安定性に優れる難燃性熱可塑性樹脂組成物が得ら
れることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、熱可塑性樹脂(A)と、
ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部
がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する
化合物(B1 )及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂もし
くは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ない
し全部が封鎖された構造を有する化合物と、エポキシ樹
脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カル
ボン酸で封鎖された構造を有する化合物とを溶融混合し
た混合物(B2 )からなる難燃剤(B)とを含有するこ
とを特徴とする難燃性熱可塑性樹脂組成物、ハロゲン化
エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化
脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物(B
1 )からなることを特徴とする難燃剤、及びハロゲン化
エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポ
キシ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有する化合
物と、エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフ
ッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合
物とを溶融混合した混合物(B2 )であることを特徴と
する難燃剤、を提供するものである。
ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部
がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する
化合物(B1 )及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂もし
くは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ない
し全部が封鎖された構造を有する化合物と、エポキシ樹
脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カル
ボン酸で封鎖された構造を有する化合物とを溶融混合し
た混合物(B2 )からなる難燃剤(B)とを含有するこ
とを特徴とする難燃性熱可塑性樹脂組成物、ハロゲン化
エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化
脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物(B
1 )からなることを特徴とする難燃剤、及びハロゲン化
エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポ
キシ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有する化合
物と、エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフ
ッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合
物とを溶融混合した混合物(B2 )であることを特徴と
する難燃剤、を提供するものである。
【0007】本発明で使用する熱可塑性樹脂(A)とし
ては、特に限定されるものではなく、例えばポリスチレ
ン、ポリメチルスチレン、ゴム変性ポリスチレン(HI
PS)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−アクリルゴム−
スチレン共重合体(AAS樹脂)、アクリロニトリル−
エチレンプロピレンゴム−スチレン共重合体(AES樹
脂)等のスチレン系樹脂、ABS樹脂とポリカーボネイ
トのアロイ、ABS樹脂とポリエステル系樹脂のアロ
イ、ABS樹脂とポリアミド系樹脂のアロイ、ポリスチ
レンとポリフェニレンオキサイドのアロイ等のスチレン
系樹脂を1成分として含むポリマーアロイ、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレ
ート(PBT)、ポリヘキサメチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート、ポリブチ
レンナフタレンジカルボキシレート、ポリヘキサメチレ
ンナフタレンジカルボキシレート等のポリエステル系樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のオ
レフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリア
ミド樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリカーボネー
ト、ポリカーボネートとポリエステル系樹脂のアロイ、
ポリカーボネートとポリアミド樹脂のアロイなどが挙げ
られる。
ては、特に限定されるものではなく、例えばポリスチレ
ン、ポリメチルスチレン、ゴム変性ポリスチレン(HI
PS)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−アクリルゴム−
スチレン共重合体(AAS樹脂)、アクリロニトリル−
エチレンプロピレンゴム−スチレン共重合体(AES樹
脂)等のスチレン系樹脂、ABS樹脂とポリカーボネイ
トのアロイ、ABS樹脂とポリエステル系樹脂のアロ
イ、ABS樹脂とポリアミド系樹脂のアロイ、ポリスチ
レンとポリフェニレンオキサイドのアロイ等のスチレン
系樹脂を1成分として含むポリマーアロイ、ポリエチレ
ンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレ
ート(PBT)、ポリヘキサメチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート、ポリブチ
レンナフタレンジカルボキシレート、ポリヘキサメチレ
ンナフタレンジカルボキシレート等のポリエステル系樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等のオ
レフィン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリア
ミド樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリカーボネー
ト、ポリカーボネートとポリエステル系樹脂のアロイ、
ポリカーボネートとポリアミド樹脂のアロイなどが挙げ
られる。
【0008】なかでも難燃剤組成物との相溶性に優れ、
金属付着性と熱安定性の改善効果が顕著となる点からH
IPS、ABS樹脂等に代表されるスチレン系樹脂、P
BTに代表されるポリエステル系樹脂、ABS樹脂とP
Cのアロイ、PBTとPCのアロイ等に代表されるスチ
レン系樹脂を含むポリマーアロイ、およびポリエステル
系樹脂を含むポリマーアロイが好ましい。
金属付着性と熱安定性の改善効果が顕著となる点からH
IPS、ABS樹脂等に代表されるスチレン系樹脂、P
BTに代表されるポリエステル系樹脂、ABS樹脂とP
Cのアロイ、PBTとPCのアロイ等に代表されるスチ
レン系樹脂を含むポリマーアロイ、およびポリエステル
系樹脂を含むポリマーアロイが好ましい。
【0009】本発明で使用する難燃剤(B)は、上記し
た通りハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ない
し全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を
有する化合物(B1 )、及び/又はハロゲン化エポキシ
樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の
一部ないし全部が封鎖された構造を有する化合物と、エ
ポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂
肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物とを溶
融混合した混合物(B2 )からなる難燃剤であり、なか
でも化合物(B1 )が好ましい。
た通りハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ない
し全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を
有する化合物(B1 )、及び/又はハロゲン化エポキシ
樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の
一部ないし全部が封鎖された構造を有する化合物と、エ
ポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂
肪族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物とを溶
融混合した混合物(B2 )からなる難燃剤であり、なか
でも化合物(B1 )が好ましい。
【0010】ここで使用するハロゲン化エポキシ樹脂と
しては、特に限定はなく、例えばハロゲン化ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂、ハロゲン化フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、ハロゲン化クレゾールノボラック型エ
ポキシ樹脂、ハロゲン化レゾルシン型エポキシ樹脂、ハ
ロゲン化ハイドロキノン型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビ
スフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化
メチルレゾルシン型エポキシ樹脂、ハロゲン化レゾルシ
ンノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられるが、耐熱性
並びに熱可塑性樹脂(A)への相溶性に優れる点からハ
ロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
しては、特に限定はなく、例えばハロゲン化ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂、ハロゲン化フェノールノボラック
型エポキシ樹脂、ハロゲン化クレゾールノボラック型エ
ポキシ樹脂、ハロゲン化レゾルシン型エポキシ樹脂、ハ
ロゲン化ハイドロキノン型エポキシ樹脂、ハロゲン化ビ
スフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化
メチルレゾルシン型エポキシ樹脂、ハロゲン化レゾルシ
ンノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられるが、耐熱性
並びに熱可塑性樹脂(A)への相溶性に優れる点からハ
ロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
【0011】当該ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ
樹脂としては、特に制限されるものではないが、ジブロ
モビスフェノールA型エポキシ樹脂、テトラブロモビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ジクロロビスフェノール
A型エポキシ樹脂、テトラクロロビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ジブロモビスフェノールF型エポキシ樹
脂、テトラブロモビスフェノールF型エポキシ樹脂、ジ
クロロビスフェノールF型エポキシ樹脂、テトラクロロ
ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ジブロモビスフェノ
ールS型エポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールS
型エポキシ樹脂、ジクロロビスフェノールS型エポキシ
樹脂、テトラクロロビスフェノールS型エポキシ樹脂等
が挙げられる。
樹脂としては、特に制限されるものではないが、ジブロ
モビスフェノールA型エポキシ樹脂、テトラブロモビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ジクロロビスフェノール
A型エポキシ樹脂、テトラクロロビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ジブロモビスフェノールF型エポキシ樹
脂、テトラブロモビスフェノールF型エポキシ樹脂、ジ
クロロビスフェノールF型エポキシ樹脂、テトラクロロ
ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ジブロモビスフェノ
ールS型エポキシ樹脂、テトラブロモビスフェノールS
型エポキシ樹脂、ジクロロビスフェノールS型エポキシ
樹脂、テトラクロロビスフェノールS型エポキシ樹脂等
が挙げられる。
【0012】これらのハロゲン化ビスフェノール型エポ
キシ樹脂のなかでも平均重合度0〜50程度の臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂が好ましい。本発明で使
用するフッ素化脂肪族カルボン酸は、本発明の難燃剤に
金属との密着性を低減させ、離型性改良の効果を付与す
る必須の成分である。
キシ樹脂のなかでも平均重合度0〜50程度の臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂が好ましい。本発明で使
用するフッ素化脂肪族カルボン酸は、本発明の難燃剤に
金属との密着性を低減させ、離型性改良の効果を付与す
る必須の成分である。
【0013】このフッ素化脂肪族カルボン酸としては、
特に限定されるものではないが、金属付着性低減の効果
に優れる点から炭素原子数3以上のフッ素化脂肪族カル
ボン酸が好ましく、例えばパーフルオロプロピオン酸、
パーフルオロブタン酸、パーフルオロペンタン酸、パー
フルオロヘキサン酸、パーフルオロヘプタン酸、パーフ
ルオロオクタン酸、パーフルオロノナン酸、パーフルオ
ロデカン酸、パーフルオロウンデカン酸、パーフルオロ
ドデカン酸、パーフルオロトリデカン酸、パーフルオロ
テトラデカン酸、パーフルオロペンタデカン酸、パーフ
ルオロヘキサデカン酸、パーフルオロヘプタデカン酸、
パーフルオロオクタデカン酸、パーフルオロノナデカン
酸、パーフルオロイコサン酸、パーフルオロヘンイコサ
ン酸、パーフルオロドコサン酸、パーフルオロトリアコ
ンタン酸、パーフルオロテトラコンタン酸、さらにはこ
れらのフッ素化脂肪族カルボン酸のフッ素原子の一部が
水素原子と置換した化合物等が挙げられる。これらのフ
ッ素化脂肪族カルボン酸の中でも特に炭素原子数3〜2
0のパーフルオロ脂肪族カルボン酸が好ましく、炭素原
子数3〜12のパーフルオロ脂肪族カルボン酸が更に好
ましい。
特に限定されるものではないが、金属付着性低減の効果
に優れる点から炭素原子数3以上のフッ素化脂肪族カル
ボン酸が好ましく、例えばパーフルオロプロピオン酸、
パーフルオロブタン酸、パーフルオロペンタン酸、パー
フルオロヘキサン酸、パーフルオロヘプタン酸、パーフ
ルオロオクタン酸、パーフルオロノナン酸、パーフルオ
ロデカン酸、パーフルオロウンデカン酸、パーフルオロ
ドデカン酸、パーフルオロトリデカン酸、パーフルオロ
テトラデカン酸、パーフルオロペンタデカン酸、パーフ
ルオロヘキサデカン酸、パーフルオロヘプタデカン酸、
パーフルオロオクタデカン酸、パーフルオロノナデカン
酸、パーフルオロイコサン酸、パーフルオロヘンイコサ
ン酸、パーフルオロドコサン酸、パーフルオロトリアコ
ンタン酸、パーフルオロテトラコンタン酸、さらにはこ
れらのフッ素化脂肪族カルボン酸のフッ素原子の一部が
水素原子と置換した化合物等が挙げられる。これらのフ
ッ素化脂肪族カルボン酸の中でも特に炭素原子数3〜2
0のパーフルオロ脂肪族カルボン酸が好ましく、炭素原
子数3〜12のパーフルオロ脂肪族カルボン酸が更に好
ましい。
【0014】本発明で使用するハロゲン化エポキシ樹脂
のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボ
ン酸で封鎖された構造を有する化合物(B1 )は、ハロ
ゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部をフ
ッ素化脂肪族カルボン酸のみで封鎖された構造を有する
ものだけをいうのではなく、例えばエポキシ基の一部な
いし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸と共にこれ以外の
エポキシ基と反応性を有する化合物で封鎖された構造を
有するものであってもよい。
のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボ
ン酸で封鎖された構造を有する化合物(B1 )は、ハロ
ゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部をフ
ッ素化脂肪族カルボン酸のみで封鎖された構造を有する
ものだけをいうのではなく、例えばエポキシ基の一部な
いし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸と共にこれ以外の
エポキシ基と反応性を有する化合物で封鎖された構造を
有するものであってもよい。
【0015】上記エポキシ基と反応性を有する化合物と
しては、フッ素化脂肪族カルボン酸以外のエポキシ基と
反応性を有する化合物であれば特に制限されるものいで
はなく、例えばカルボキシル基、酸無水物基、アルコー
ル性水酸基、フェノール性水酸基、ホスホニウム基、ア
ミノ基、イミノ基、酸アミド基、酸イミド基、チオール
基、イソシアネート基等の官能基を有する化合物が挙げ
られるが、なかでも難燃剤のハロゲン含有率を高める点
で、ハロゲン化されたものが好ましく、特にハロゲン化
フェノールが好ましい。ハロゲン化フェノールの具体例
としては、ジブロモフェノール、ジブロモクレゾール、
トリブロモフェノール、ペンタブロモフェノール、ジク
ロロフェノール、ジクロロクレゾール、トリクロロフェ
ノール、ペンタクロロフェノールなどが挙げられ、なか
でもトリブロモフェノールが最も好ましい。
しては、フッ素化脂肪族カルボン酸以外のエポキシ基と
反応性を有する化合物であれば特に制限されるものいで
はなく、例えばカルボキシル基、酸無水物基、アルコー
ル性水酸基、フェノール性水酸基、ホスホニウム基、ア
ミノ基、イミノ基、酸アミド基、酸イミド基、チオール
基、イソシアネート基等の官能基を有する化合物が挙げ
られるが、なかでも難燃剤のハロゲン含有率を高める点
で、ハロゲン化されたものが好ましく、特にハロゲン化
フェノールが好ましい。ハロゲン化フェノールの具体例
としては、ジブロモフェノール、ジブロモクレゾール、
トリブロモフェノール、ペンタブロモフェノール、ジク
ロロフェノール、ジクロロクレゾール、トリクロロフェ
ノール、ペンタクロロフェノールなどが挙げられ、なか
でもトリブロモフェノールが最も好ましい。
【0016】また、上記化合物(B1 )は、種々の方法
により製造することができ、製造方法により限定されな
いが、その製造方法として、ハロゲン化エポキシ樹脂し
てハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂を用いたも
のの製造方法の具体例を以下に示す。
により製造することができ、製造方法により限定されな
いが、その製造方法として、ハロゲン化エポキシ樹脂し
てハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂を用いたも
のの製造方法の具体例を以下に示す。
【0017】即ち、予めハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂、例えばハロゲン化ビスフェノールとエピ
クロルヒドリンとの縮合物、又はこの縮合物に更にハロ
ゲン化ビスフェノールを付加反応させて高分子量化させ
たものを製造し、得られたハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂にフッ素化脂肪族カルボン酸と、更に必要
に応じてこれ以外のエポキシ基と反応性を有する化合
物、好ましくはハロゲン化フェノールとを、触媒の存在
下或いは不存在下で100〜230℃に加熱して反応さ
せる方法、ハロゲン化ビスフェノールとエピハロヒド
リンとの縮合物にハロゲン化ビスフェノールとフッ素化
脂肪族カルボン酸と、更に必要に応じてこれ以外のエポ
キシ基と反応性を有する化合物、好ましくはハロゲン化
フェノールとを、触媒の存在下或いは不存在下で100
〜230℃に加熱して反応させる方法等が挙げられ、な
かでも金属への離型性効果、成形時の熱安定性及び熱変
形温度に優れる難燃剤が製造し易い点でエポキシ基をフ
ッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フェノールとで封
鎖する方法が好ましく、また製造工程が短くなるという
製法上極めて突出した優位性を持つ点での方法が好ま
しい。
エポキシ樹脂、例えばハロゲン化ビスフェノールとエピ
クロルヒドリンとの縮合物、又はこの縮合物に更にハロ
ゲン化ビスフェノールを付加反応させて高分子量化させ
たものを製造し、得られたハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂にフッ素化脂肪族カルボン酸と、更に必要
に応じてこれ以外のエポキシ基と反応性を有する化合
物、好ましくはハロゲン化フェノールとを、触媒の存在
下或いは不存在下で100〜230℃に加熱して反応さ
せる方法、ハロゲン化ビスフェノールとエピハロヒド
リンとの縮合物にハロゲン化ビスフェノールとフッ素化
脂肪族カルボン酸と、更に必要に応じてこれ以外のエポ
キシ基と反応性を有する化合物、好ましくはハロゲン化
フェノールとを、触媒の存在下或いは不存在下で100
〜230℃に加熱して反応させる方法等が挙げられ、な
かでも金属への離型性効果、成形時の熱安定性及び熱変
形温度に優れる難燃剤が製造し易い点でエポキシ基をフ
ッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フェノールとで封
鎖する方法が好ましく、また製造工程が短くなるという
製法上極めて突出した優位性を持つ点での方法が好ま
しい。
【0018】ここで用いる触媒としては、例えば水酸化
ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、ジメチルベンジ
ルアミン等の第三級アミン、2−エチル−4メチルイミ
ダゾール等のイミダゾール類、テトラメチルアンモニウ
ムクロライド等の第四級アンモニウム塩、エチルトリフ
ェニルホスホニウムイオダイド等のホスホニウム塩、ト
リフェニルホスフィン等のホスフィン類等が挙げられ
る。反応溶媒は、特に必要ではなく使用しなくても良
い。
ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物、ジメチルベンジ
ルアミン等の第三級アミン、2−エチル−4メチルイミ
ダゾール等のイミダゾール類、テトラメチルアンモニウ
ムクロライド等の第四級アンモニウム塩、エチルトリフ
ェニルホスホニウムイオダイド等のホスホニウム塩、ト
リフェニルホスフィン等のホスフィン類等が挙げられ
る。反応溶媒は、特に必要ではなく使用しなくても良
い。
【0019】本発明で使用する混合物(B2 )は、ハロ
ゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂
のエポキシ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有す
る化合物と、エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全
部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有す
る化合物とを溶融混合した混合物である。
ゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹脂
のエポキシ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有す
る化合物と、エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全
部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有す
る化合物とを溶融混合した混合物である。
【0020】ここで用いるハロゲン化エポキシ樹脂およ
びフッ素化脂肪族カルボン酸としては上記の化合物(B
1 )で用いるものと同様のものが挙げられ、同様のもの
が好ましく用いられる。
びフッ素化脂肪族カルボン酸としては上記の化合物(B
1 )で用いるものと同様のものが挙げられ、同様のもの
が好ましく用いられる。
【0021】また、該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキ
シ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有する化合物
において、該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基を封
鎖する封止剤としては、エポキシ基と反応性を有する化
合物であれば特に限定されるものではないが、例えば上
記の化合物(B1 )において用いられるフッ素化脂肪族
カルボン酸やこれ以外のエポキシ基と反応性を有する化
合物が挙げられ、通常ハロゲン化フェノール、なかでも
トリブロモフェノールが特に好ましく用いられる。
シ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有する化合物
において、該ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基を封
鎖する封止剤としては、エポキシ基と反応性を有する化
合物であれば特に限定されるものではないが、例えば上
記の化合物(B1 )において用いられるフッ素化脂肪族
カルボン酸やこれ以外のエポキシ基と反応性を有する化
合物が挙げられ、通常ハロゲン化フェノール、なかでも
トリブロモフェノールが特に好ましく用いられる。
【0022】更に、エポキシ樹脂としては、特に限定は
なく、例えばビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、レゾルシン型エポキシ樹脂、ハイドロキ
ノン型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エ
ポキシ樹脂、メチルレゾルシン型エポキシ樹脂、レゾル
シンノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられるが、耐熱
性並びに熱可塑性樹脂(A)への相溶性に優れる点から
ビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
なく、例えばビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、レゾルシン型エポキシ樹脂、ハイドロキ
ノン型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エ
ポキシ樹脂、メチルレゾルシン型エポキシ樹脂、レゾル
シンノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられるが、耐熱
性並びに熱可塑性樹脂(A)への相溶性に優れる点から
ビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
【0023】当該ビスフェノール型エポキシ樹脂として
は、特に制限されるものではないが、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールS型エポキシ樹脂等が挙げられ、なかでも
平均重合度0〜50程度のビスフェノールA型エポキシ
樹脂が好ましい。
は、特に制限されるものではないが、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールS型エポキシ樹脂等が挙げられ、なかでも
平均重合度0〜50程度のビスフェノールA型エポキシ
樹脂が好ましい。
【0024】混合物(B2 )の製法としては、例えばハ
ロゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹
脂のエポキシ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有
する化合物と、エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし
全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有
する化合物とを、これらが何れも溶融する温度、例えば
120℃〜230℃に加熱溶融させて混合する方法等が
挙げられ、混合には加熱可能な各種の混合機が何れも使
用できる。通常は、攪拌羽根を有する容器内で15分〜
3時間程度加熱攪拌する方法で製造するが、必要に応じ
てバンバリーミキサーや押出機等を用いることもでき
る。
ロゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン化エポキシ樹
脂のエポキシ基の一部ないし全部が封鎖された構造を有
する化合物と、エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし
全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖された構造を有
する化合物とを、これらが何れも溶融する温度、例えば
120℃〜230℃に加熱溶融させて混合する方法等が
挙げられ、混合には加熱可能な各種の混合機が何れも使
用できる。通常は、攪拌羽根を有する容器内で15分〜
3時間程度加熱攪拌する方法で製造するが、必要に応じ
てバンバリーミキサーや押出機等を用いることもでき
る。
【0025】尚、本発明で使用するハロゲン化エポキシ
樹脂、その原料およびハロゲン化フェノールとしては、
いずれもハロゲンとして臭素を用いたものが難燃性に優
れる難燃剤が得られる点で特に好ましい。
樹脂、その原料およびハロゲン化フェノールとしては、
いずれもハロゲンとして臭素を用いたものが難燃性に優
れる難燃剤が得られる点で特に好ましい。
【0026】本発明で使用する化合物(B1 )及び/又
は混合物(B2 )からなる難燃剤(B)中に含まれるフ
ッ素化脂肪族カルボン酸の含有率については、特に制限
はないが、難燃剤(B)中での含有率が0.1〜10重
量%となる範囲が、金属への離型性効果、成形時の熱安
定性及び熱変形温度に優れる点から好ましく、なかでも
0.5〜5重量%となる範囲が特に好ましい。尚、フッ
素化脂肪族カルボン酸の使用量は、10重量%より多い
範囲で使用してもよいが、この場合には効果の向上は期
待できない。
は混合物(B2 )からなる難燃剤(B)中に含まれるフ
ッ素化脂肪族カルボン酸の含有率については、特に制限
はないが、難燃剤(B)中での含有率が0.1〜10重
量%となる範囲が、金属への離型性効果、成形時の熱安
定性及び熱変形温度に優れる点から好ましく、なかでも
0.5〜5重量%となる範囲が特に好ましい。尚、フッ
素化脂肪族カルボン酸の使用量は、10重量%より多い
範囲で使用してもよいが、この場合には効果の向上は期
待できない。
【0027】熱可塑性樹脂(A)に対する難燃剤(B)
の配合量は、特に制限されるものではないが、熱可塑性
樹脂(A)100重量部に対して、通常1〜50重量部
で、なかでも難燃効果が高く、耐衝撃性等の物性低下が
少い点で5〜30重量部が好ましい。
の配合量は、特に制限されるものではないが、熱可塑性
樹脂(A)100重量部に対して、通常1〜50重量部
で、なかでも難燃効果が高く、耐衝撃性等の物性低下が
少い点で5〜30重量部が好ましい。
【0028】本発明の難燃性熱可塑性樹脂組成物には、
更に難燃効果を高めるために難燃助剤(C)を加えるこ
とが好ましい。難燃助剤(C)としては、例えば三酸化
アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン等の
アンチモン系化合物、酸化スズ、水酸化スズ等のスズ系
化合物、酸化モリブテン、モリブテン酸アンモニウム等
のモリブテン系化合物、酸化ジルコニウム、水酸化ジル
コニウム等のジルコニウム系化合物、ホウ酸亜鉛、メタ
ホウ酸バリウム等のホウ素系化合物などが挙げられる。
更に難燃効果を高めるために難燃助剤(C)を加えるこ
とが好ましい。難燃助剤(C)としては、例えば三酸化
アンチモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン等の
アンチモン系化合物、酸化スズ、水酸化スズ等のスズ系
化合物、酸化モリブテン、モリブテン酸アンモニウム等
のモリブテン系化合物、酸化ジルコニウム、水酸化ジル
コニウム等のジルコニウム系化合物、ホウ酸亜鉛、メタ
ホウ酸バリウム等のホウ素系化合物などが挙げられる。
【0029】これら難燃助剤(C)の配合量は、熱可塑
性樹脂(A)100重量部に対して通常0.2〜25重
量部で、なかでも難燃性と耐衝撃性等の物性低下が少い
点で1〜15重量部が好ましい本発明の難燃性熱可塑性
樹脂組成物は、例えば熱可塑性樹脂(A)、難燃剤
(B)、更に必要に応じて難燃助剤(C)やその他の添
加剤成分とを所定量配合し、ヘンシェルミキサー、タン
ブラーミキサー等の混合機で予備混合した後、押出機、
ニーダー、熱ロール、バンバリーミキサー等で溶融混合
をすることによって容易に製造できる。
性樹脂(A)100重量部に対して通常0.2〜25重
量部で、なかでも難燃性と耐衝撃性等の物性低下が少い
点で1〜15重量部が好ましい本発明の難燃性熱可塑性
樹脂組成物は、例えば熱可塑性樹脂(A)、難燃剤
(B)、更に必要に応じて難燃助剤(C)やその他の添
加剤成分とを所定量配合し、ヘンシェルミキサー、タン
ブラーミキサー等の混合機で予備混合した後、押出機、
ニーダー、熱ロール、バンバリーミキサー等で溶融混合
をすることによって容易に製造できる。
【0030】尚、本発明の難燃性熱可塑性樹脂組成物に
は、成形時の熱安定性と射出成形時の金型からの離型性
とを著しく損なわない範囲で他の難燃剤、例えば臭素系
難燃剤、塩素系難燃剤、燐系難燃剤、窒素系難燃剤、無
機系難燃剤等を配合しても良く、更に必要に応じて紫外
線吸収剤、光安定剤、離型剤、滑剤、着色剤、可塑剤、
充填剤、発泡剤、耐衝撃性改良剤、相溶化剤、カップリ
ング剤、熱安定剤、酸化防止剤、ガラス繊維、カーボン
繊維、アラミド繊維等の補強材などを配合することがで
きる。
は、成形時の熱安定性と射出成形時の金型からの離型性
とを著しく損なわない範囲で他の難燃剤、例えば臭素系
難燃剤、塩素系難燃剤、燐系難燃剤、窒素系難燃剤、無
機系難燃剤等を配合しても良く、更に必要に応じて紫外
線吸収剤、光安定剤、離型剤、滑剤、着色剤、可塑剤、
充填剤、発泡剤、耐衝撃性改良剤、相溶化剤、カップリ
ング剤、熱安定剤、酸化防止剤、ガラス繊維、カーボン
繊維、アラミド繊維等の補強材などを配合することがで
きる。
【0031】尚、本発明の難燃剤(B)は、前記熱可塑
性樹脂(A)のみならず、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂の難燃剤として
も使用できるものである。
性樹脂(A)のみならず、エポキシ樹脂、フェノール樹
脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂の難燃剤として
も使用できるものである。
【0032】
【実施例】次に実施例および比較例を挙げて本発明を更
に具体的に説明するが、本発明はこれらの例に範囲が限
定されるものではない。
に具体的に説明するが、本発明はこれらの例に範囲が限
定されるものではない。
【0033】尚、例中の部および%はいずれも重量基準
であり、また各種物性の測定又は試験は、次の方法によ
る。
であり、また各種物性の測定又は試験は、次の方法によ
る。
【0034】(1)軟化点(環球式)の測定 JIS K−7234に準拠して測定した。 (2)エポキシ基含有量の測定 JIS K−7236に準拠して測定したエポキシ当量
(g/eq)を測定し、その逆数を求めた。単位はeq
/gである。 (3)熱変形温度の測定 ASTM D−648に準拠して、荷重18.6kg/
cm2 で測定した。測定値の単位は℃である。
(g/eq)を測定し、その逆数を求めた。単位はeq
/gである。 (3)熱変形温度の測定 ASTM D−648に準拠して、荷重18.6kg/
cm2 で測定した。測定値の単位は℃である。
【0035】(4)アイゾット衝撃強度(ノッチ付)の
測定 ASTM D−256に準拠して、ノッチ付き厚さ1/
4インチの試験片を用いて測定した。測定値の単位はk
g・cm/cmである。 (5)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて試験した。
測定 ASTM D−256に準拠して、ノッチ付き厚さ1/
4インチの試験片を用いて測定した。測定値の単位はk
g・cm/cmである。 (5)燃焼性試験(UL−94) アンダーライターズ・ラボラトリーズのサブジェクト9
4号の方法に基づき、長さ5インチ×巾1/2インチ×
厚さ1/8インチの試験片5本を用いて試験した。
【0036】(6)限界射出成形試験(熱安定性) 円板状成形品(外径100mm×厚さ3mm)の金型を
取り付けた5オンス射出成形機に、よく乾燥した難燃性
熱可塑性樹脂組成物のペレットをホッパーから投入して
射出成形を繰り返し行い、得られた成形品の外観を目視
とルーペ(×10)で観察し、変色と異物混入が連続的
に発生する迄の射出成形の限界の回数を求めることから
熱安定性について評価した(限界射出成形の回数が大き
くなる程、熱安定性が良好となる事を示す。)。
取り付けた5オンス射出成形機に、よく乾燥した難燃性
熱可塑性樹脂組成物のペレットをホッパーから投入して
射出成形を繰り返し行い、得られた成形品の外観を目視
とルーペ(×10)で観察し、変色と異物混入が連続的
に発生する迄の射出成形の限界の回数を求めることから
熱安定性について評価した(限界射出成形の回数が大き
くなる程、熱安定性が良好となる事を示す。)。
【0037】尚、本試験で言う変色とは、成形品の表面
が全て褐色に着色した場合を示す。また、異物混入と
は、成形品の片側表面に1.0mm2 以上の異物が10
個以上有る場合を示す。安定性の評価は、以下のランク
に従い判定した。
が全て褐色に着色した場合を示す。また、異物混入と
は、成形品の片側表面に1.0mm2 以上の異物が10
個以上有る場合を示す。安定性の評価は、以下のランク
に従い判定した。
【0038】 判定 限界射出成形の回数 ○ : 200回以上、実用上、問題無し △ : 100〜200回未満、実用困難 × : 100回未満、実用上、量産不可 成形条件は、次の通りである。
【0039】シリンダー温度 :ABS、HIPS、
又はABS/PCのポリマーアロイの場合、250℃ PBT、又はPBT/PCのポリマーアロイの場合、2
70℃ 射出圧力 :1400〜500kgf/cm2 金型温度 :60〜80℃ 射出時間/冷却時間:10秒/20秒
又はABS/PCのポリマーアロイの場合、250℃ PBT、又はPBT/PCのポリマーアロイの場合、2
70℃ 射出圧力 :1400〜500kgf/cm2 金型温度 :60〜80℃ 射出時間/冷却時間:10秒/20秒
【0040】(7)金型離型性試験(金属付着性) 箱型の成形品(寸法は、幅200mm×奥行き100m
m×高さ50mm×厚さ2.35mm)の金型を取り付
けた10オンス射出成形機に、よく乾燥した難燃性熱可
塑性樹脂組成物のペレットをホッパーから投入して、射
出成形を行い、成形品を金型内で冷却の後、型開きを
し、成形機の突き出し棒が前進してエジェクタープレー
トを押し出す時の最大抵抗圧力を圧力センサーにより測
定した。この時の抵抗圧力(単位kg/cm2 )から難
燃性熱可塑性樹脂組成物の金属付着性を評価した。
m×高さ50mm×厚さ2.35mm)の金型を取り付
けた10オンス射出成形機に、よく乾燥した難燃性熱可
塑性樹脂組成物のペレットをホッパーから投入して、射
出成形を行い、成形品を金型内で冷却の後、型開きを
し、成形機の突き出し棒が前進してエジェクタープレー
トを押し出す時の最大抵抗圧力を圧力センサーにより測
定した。この時の抵抗圧力(単位kg/cm2 )から難
燃性熱可塑性樹脂組成物の金属付着性を評価した。
【0041】尚、圧力センサー((株)テクノプラス製
NSP−2C型)は、突き出し棒を駆動させるプレート
とプレートを動かす油圧シリンダーとの間に取り付け、
突き出し棒にかかる圧力を検出した。
NSP−2C型)は、突き出し棒を駆動させるプレート
とプレートを動かす油圧シリンダーとの間に取り付け、
突き出し棒にかかる圧力を検出した。
【0042】金属付着性が少ないと、抵抗圧力の数値が
小さくなり、得られた成形品の変形が無くなることか
ら、金属付着性の評価は、以下のランクに従い判定し
た。 判定 抵抗圧力値 成型品の外観 ◎ : 25kgf/cm2 以下 変形や白化が全く無い ○ : 26〜35kgf/cm2 変形や白化がほとんど目立たない △ : 36〜45kgf/cm2 一部に変形と白化が有り実用困難 × : 46〜65kgf/cm2 変形や白化が有り実用不可 ×× : 66kgf/cm2 以上 著しい変形や白化が有り 射出成形条件は、次の通りである。
小さくなり、得られた成形品の変形が無くなることか
ら、金属付着性の評価は、以下のランクに従い判定し
た。 判定 抵抗圧力値 成型品の外観 ◎ : 25kgf/cm2 以下 変形や白化が全く無い ○ : 26〜35kgf/cm2 変形や白化がほとんど目立たない △ : 36〜45kgf/cm2 一部に変形と白化が有り実用困難 × : 46〜65kgf/cm2 変形や白化が有り実用不可 ×× : 66kgf/cm2 以上 著しい変形や白化が有り 射出成形条件は、次の通りである。
【0043】シリンダー温度 :ABS、又はHIP
Sの場合、220〜230℃ ABS/PCのポリマーアロイの場合、240℃ PBTの場合、250〜260℃ PBT/PCのポリマーアロイの場合、250℃ 射出圧力 :1400〜500kgf/cm2 金型温度 :60〜80℃ 射出時間/冷却時間:10秒/20秒
Sの場合、220〜230℃ ABS/PCのポリマーアロイの場合、240℃ PBTの場合、250〜260℃ PBT/PCのポリマーアロイの場合、250℃ 射出圧力 :1400〜500kgf/cm2 金型温度 :60〜80℃ 射出時間/冷却時間:10秒/20秒
【0044】次に実施例1〜9、比較例1〜3により本
発明で用いる難燃剤及び比較すべき難燃剤を製造した。
発明で用いる難燃剤及び比較すべき難燃剤を製造した。
【0045】実施例1 EPICLON152〔大日本インキ化学工業(株)製
のハロゲン化エポキシ樹脂(テトラブロモビスフェノー
ルAとエピクロルヒドリンの縮合物)、エポキシ当量3
60g/eq、平均重合度0.1、臭素含有率48%〕
720.0gとテトラブロモビスフェノールA(以下、
TBAと略す)150.0gと2,4,6−トリブロモ
フェノール(以下、TBPと略す)438.0gとパー
フルオロヘプタン酸(カルボキシル基当量346g/e
q)13.0gとを、温度計、撹拌機の付いた1リット
ルセパラブルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換し
た後、内容物を加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウ
ムの10%水溶液1.3gを加えた後、150〜180
℃で12時間反応させた。反応後、反応生成物をステン
レスパンに流出させ、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤
粉末を得た。この難燃剤は、フッ素化脂肪族カルボン酸
含有率1.0%、エポキシ基含有量0.03×10-3e
q/g、軟化点115℃、臭素含有率56%、平均重合
度1のものであった。以下、これを難燃剤Aと称する。
のハロゲン化エポキシ樹脂(テトラブロモビスフェノー
ルAとエピクロルヒドリンの縮合物)、エポキシ当量3
60g/eq、平均重合度0.1、臭素含有率48%〕
720.0gとテトラブロモビスフェノールA(以下、
TBAと略す)150.0gと2,4,6−トリブロモ
フェノール(以下、TBPと略す)438.0gとパー
フルオロヘプタン酸(カルボキシル基当量346g/e
q)13.0gとを、温度計、撹拌機の付いた1リット
ルセパラブルフラスコに入れ、内部を窒素ガスで置換し
た後、内容物を加熱溶融し、100℃で水酸化ナトリウ
ムの10%水溶液1.3gを加えた後、150〜180
℃で12時間反応させた。反応後、反応生成物をステン
レスパンに流出させ、冷却後、粉砕し、淡黄色の難燃剤
粉末を得た。この難燃剤は、フッ素化脂肪族カルボン酸
含有率1.0%、エポキシ基含有量0.03×10-3e
q/g、軟化点115℃、臭素含有率56%、平均重合
度1のものであった。以下、これを難燃剤Aと称する。
【0046】実施例2 TBP438.0gとパーフルオロヘプタン酸13.0
gの代わりにTBP414.0gとパーフルオロヘプタ
ン酸40.0gを用いる様に変更した以外は、実施例1
と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素
化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポキシ基含有量
0.04×10-3eq/g、軟化点109℃、臭素含有
率55%、平均重合度1のものであった。以下、これを
難燃剤Bと称する。
gの代わりにTBP414.0gとパーフルオロヘプタ
ン酸40.0gを用いる様に変更した以外は、実施例1
と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素
化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポキシ基含有量
0.04×10-3eq/g、軟化点109℃、臭素含有
率55%、平均重合度1のものであった。以下、これを
難燃剤Bと称する。
【0047】実施例3 TBP438.0gとパーフルオロヘプタン酸13.0
gの代わりにTBP418.0gとパーフルオロオクタ
ン酸(カルボキシル基当量414g/eq)40.0g
を用いる様に変更した以外は、実施例1と同様にして難
燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素化脂肪族カルボ
ン酸含有率3.0%、エポキシ基含有量0.03×10
-3eq/g、軟化点110℃、臭素含有率55%、平均
重合度1のものであった。以下、これを難燃剤Cと称す
る。
gの代わりにTBP418.0gとパーフルオロオクタ
ン酸(カルボキシル基当量414g/eq)40.0g
を用いる様に変更した以外は、実施例1と同様にして難
燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素化脂肪族カルボ
ン酸含有率3.0%、エポキシ基含有量0.03×10
-3eq/g、軟化点110℃、臭素含有率55%、平均
重合度1のものであった。以下、これを難燃剤Cと称す
る。
【0048】実施例4 TBP438.0gとパーフルオロヘプタン酸13.0
gの代わりにTBP424.0gとパーフルオロノナン
酸(カルボキシル基当量502g/eq)40.0gを
用いる様に変更した以外は、実施例1と同様にして難燃
剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素化脂肪族カルボン
酸含有率3.0%、エポキシ基含有量0.04×10-3
eq/g、軟化点110℃、臭素含有率55%、平均重
合度1のものであった。以下、これを難燃剤Dと称す
る。
gの代わりにTBP424.0gとパーフルオロノナン
酸(カルボキシル基当量502g/eq)40.0gを
用いる様に変更した以外は、実施例1と同様にして難燃
剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素化脂肪族カルボン
酸含有率3.0%、エポキシ基含有量0.04×10-3
eq/g、軟化点110℃、臭素含有率55%、平均重
合度1のものであった。以下、これを難燃剤Dと称す
る。
【0049】実施例5 TBP438.0gとパーフルオロヘプタン酸13.0
gの代わりにTBP388.0gとパーフルオロブタン
酸(カルボキシル基当量214g/eq)39.0gを
用いて、110〜120℃で6時間予備反応後、150
〜180℃で反応させる様に変更した以外は、実施例1
と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素
化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポキシ基含有量
0.04×10-3eq/g、軟化点107℃、臭素含有
率55%、平均重合度1のものであった。以下、これを
難燃剤Eと称する。
gの代わりにTBP388.0gとパーフルオロブタン
酸(カルボキシル基当量214g/eq)39.0gを
用いて、110〜120℃で6時間予備反応後、150
〜180℃で反応させる様に変更した以外は、実施例1
と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ素
化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポキシ基含有量
0.04×10-3eq/g、軟化点107℃、臭素含有
率55%、平均重合度1のものであった。以下、これを
難燃剤Eと称する。
【0050】実施例6 TBPの使用を省略し、TBA150.0gとパーフル
オロヘプタン酸13.0gと水酸化ナトリウムの10%
水溶液1.3gの代わりにTBA223.2gとパーフ
ルオロヘプタン酸40.0gと水酸化ナトリウムの10
%水溶液0.3gを用いる様に変更した以外は、実施例
1と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ
素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポキシ基含有
量1.10×10-3eq/g、軟化点109℃、臭素含
有率49%、平均重合度1.6のものであった。以下、
これを難燃剤Fと称する。
オロヘプタン酸13.0gと水酸化ナトリウムの10%
水溶液1.3gの代わりにTBA223.2gとパーフ
ルオロヘプタン酸40.0gと水酸化ナトリウムの10
%水溶液0.3gを用いる様に変更した以外は、実施例
1と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、フッ
素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポキシ基含有
量1.10×10-3eq/g、軟化点109℃、臭素含
有率49%、平均重合度1.6のものであった。以下、
これを難燃剤Fと称する。
【0051】実施例7 TBPの使用を省略し、TBA150.0gとパーフル
オロヘプタン酸13.0gの代わりにTBA490.0
gとパーフルオロヘプタン酸37.4gを用いて、15
0〜230℃で12時間反応させる様に変更した以外
は、実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃
剤は、フッ素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポ
キシ基含有量0.07×10-3eq/g、軟化点184
℃、臭素含有率50%、平均重合度20のものであっ
た。以下、これを難燃剤Gと称する。
オロヘプタン酸13.0gの代わりにTBA490.0
gとパーフルオロヘプタン酸37.4gを用いて、15
0〜230℃で12時間反応させる様に変更した以外
は、実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃
剤は、フッ素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、エポ
キシ基含有量0.07×10-3eq/g、軟化点184
℃、臭素含有率50%、平均重合度20のものであっ
た。以下、これを難燃剤Gと称する。
【0052】比較例1 パーフルオロヘプタン酸の使用を省略し、TBP43
8.0gの代わりにTBP450.0を用いる様に変更
した以外は、実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。
この難燃剤は、エポキシ基含有量0.05×10-3eq
/g、軟化点116℃、臭素含有率57%、平均重合度
1のものであった。以下、これを難燃剤A′と称する。
8.0gの代わりにTBP450.0を用いる様に変更
した以外は、実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。
この難燃剤は、エポキシ基含有量0.05×10-3eq
/g、軟化点116℃、臭素含有率57%、平均重合度
1のものであった。以下、これを難燃剤A′と称する。
【0053】比較例2 TBPとパーフルオロヘプタン酸の使用を省略し、TB
A150.0gと水酸化ナトリウムの10%水溶液1.
3gの代わりにTBA223.2gと水酸化ナトリウム
の10%水溶液0.3gとを用いる様に変更した以外
は、実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。 この難
燃剤は、エポキシ基含有量1.22×10 -3eq/g、
軟化点116℃、臭素含有率50%、平均重合度1.6
のものであった。以下、これを難燃剤F′と称する。
A150.0gと水酸化ナトリウムの10%水溶液1.
3gの代わりにTBA223.2gと水酸化ナトリウム
の10%水溶液0.3gとを用いる様に変更した以外
は、実施例1と同様にして難燃剤粉末を得た。 この難
燃剤は、エポキシ基含有量1.22×10 -3eq/g、
軟化点116℃、臭素含有率50%、平均重合度1.6
のものであった。以下、これを難燃剤F′と称する。
【0054】比較例3 TBPとパーフルオロヘプタン酸の使用を省略し、TB
A150.0gと水酸化ナトリウムの10%水溶液1.
3gの代わりにTBA490.0gと水酸化ナトリウム
の10%水溶液0.3gとを用いて、150〜230℃
で12時間反応させる様に変更した以外は、実施例1と
同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、エポキシ
基含有量0.45×10-3eq/g、軟化点162℃、
臭素含有率52%、平均重合度6のものであった。以
下、これを難燃剤G′と称する。
A150.0gと水酸化ナトリウムの10%水溶液1.
3gの代わりにTBA490.0gと水酸化ナトリウム
の10%水溶液0.3gとを用いて、150〜230℃
で12時間反応させる様に変更した以外は、実施例1と
同様にして難燃剤粉末を得た。この難燃剤は、エポキシ
基含有量0.45×10-3eq/g、軟化点162℃、
臭素含有率52%、平均重合度6のものであった。以
下、これを難燃剤G′と称する。
【0055】以下に上記実施例1〜7及び比較例1〜3
で製造した難燃剤の原料組成と性状値を第1〜2表に示
す。
で製造した難燃剤の原料組成と性状値を第1〜2表に示
す。
【0056】
【表1】
【0057】
【表2】
【0058】実施例8 EPICLON850〔大日本インキ化学工業(株)製
のエポキシ樹脂(ビスフェノールAとエピクロルヒドリ
ンの縮合物)、エポキシ当量188g/eq、平均重合
度0.1〕376.0gとパーフルオロペンタン酸(カ
ルボキシル基当量264g/eq)504.0gとを温
度計、撹拌機の付いた1リットルセパラブルフラスコに
入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容物を加熱溶融
し、100℃で水酸化ナトリウムの10%水溶液1.4
gを加えた後、120〜140℃で6時間予備反応後、
150〜180℃で12時間反応させ、淡黄色の反応生
成物を得た。この反応生成物は、フッ素化脂肪族カルボ
ン酸含有率57.3%、エポキシ基含有量0.08×1
0-3eq/gのものであった。以下、これを化合物hと
称する。
のエポキシ樹脂(ビスフェノールAとエピクロルヒドリ
ンの縮合物)、エポキシ当量188g/eq、平均重合
度0.1〕376.0gとパーフルオロペンタン酸(カ
ルボキシル基当量264g/eq)504.0gとを温
度計、撹拌機の付いた1リットルセパラブルフラスコに
入れ、内部を窒素ガスで置換した後、内容物を加熱溶融
し、100℃で水酸化ナトリウムの10%水溶液1.4
gを加えた後、120〜140℃で6時間予備反応後、
150〜180℃で12時間反応させ、淡黄色の反応生
成物を得た。この反応生成物は、フッ素化脂肪族カルボ
ン酸含有率57.3%、エポキシ基含有量0.08×1
0-3eq/gのものであった。以下、これを化合物hと
称する。
【0059】次いで、この化合物h52.0gを、比較
例1と同様に150〜180℃で12時間反応させて得
た溶融状態にある難燃剤A′1320gに加えて、同温
度で1時間溶融混合させた後、ステンレスパンに流出さ
せ、冷却後、粉砕し、淡黄色の混合物粉末を得た。この
混合物は、フッ素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、
軟化点106℃、臭素含有率54%のものであった。以
下、これを難燃剤Hと称する。
例1と同様に150〜180℃で12時間反応させて得
た溶融状態にある難燃剤A′1320gに加えて、同温
度で1時間溶融混合させた後、ステンレスパンに流出さ
せ、冷却後、粉砕し、淡黄色の混合物粉末を得た。この
混合物は、フッ素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、
軟化点106℃、臭素含有率54%のものであった。以
下、これを難燃剤Hと称する。
【0060】実施例9 EPICLON1055〔大日本インキ化学工業(株)
製のエポキシ樹脂(ビスフェノールAとエピクロルヒド
リンの縮合物)、エポキシ当量460g/eq、平均重
合度2.3〕460.0gとパーフルオロヘプタン酸
(カルボキシル基当量314g/eq)340.0gと
用いて、150〜180℃で12時間反応させる様に変
更した以外は、実施例8と同様にして淡黄色の反応生成
物を得た。この反応生成物は、フッ素化脂肪族カルボン
酸含有率42.5%、エポキシ基含有量0.07×10
-3eq/gのものであった。以下、これを化合物iと称
する。
製のエポキシ樹脂(ビスフェノールAとエピクロルヒド
リンの縮合物)、エポキシ当量460g/eq、平均重
合度2.3〕460.0gとパーフルオロヘプタン酸
(カルボキシル基当量314g/eq)340.0gと
用いて、150〜180℃で12時間反応させる様に変
更した以外は、実施例8と同様にして淡黄色の反応生成
物を得た。この反応生成物は、フッ素化脂肪族カルボン
酸含有率42.5%、エポキシ基含有量0.07×10
-3eq/gのものであった。以下、これを化合物iと称
する。
【0061】次いで、この化合物i92.0gを、比較
例3と同様に150〜230℃で12時間反応させて得
た溶融状態にある難燃剤G′1320gに加えて、同温
度で1時間溶融混合させた後、ステンレスパンに流出さ
せ、冷却後、粉砕し、淡黄色の混合物粉末を得た。この
混合物は、フッ素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、
軟化点180℃、臭素含有率48%のものであった。以
下、これを難燃剤Iと称する。
例3と同様に150〜230℃で12時間反応させて得
た溶融状態にある難燃剤G′1320gに加えて、同温
度で1時間溶融混合させた後、ステンレスパンに流出さ
せ、冷却後、粉砕し、淡黄色の混合物粉末を得た。この
混合物は、フッ素化脂肪族カルボン酸含有率3.0%、
軟化点180℃、臭素含有率48%のものであった。以
下、これを難燃剤Iと称する。
【0062】以下に上記実施例8及び9で製造した難燃
剤の原料組成と性状値を第3表に示す。
剤の原料組成と性状値を第3表に示す。
【0063】
【表3】
【0064】実施例10〜27及び比較例4〜13 各成分を下記第3〜7表に示す組成でタンブラーミキサ
ーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機によりペレ
ット化して難燃性樹脂組成物を得た。次いで、1オンス
射出成形機により試験片を作成して熱変形温度試験、ア
イゾット衝撃性試験及び燃焼性試験を行い、更に、5オ
ンス射出成形機により限界射出成型試験、10オンス射
出成形機により金型離型性試験を行った。各試験結果を
第4〜8表に示す。
ーで予備混合した後、30mmφ二軸押出機によりペレ
ット化して難燃性樹脂組成物を得た。次いで、1オンス
射出成形機により試験片を作成して熱変形温度試験、ア
イゾット衝撃性試験及び燃焼性試験を行い、更に、5オ
ンス射出成形機により限界射出成型試験、10オンス射
出成形機により金型離型性試験を行った。各試験結果を
第4〜8表に示す。
【0065】尚、二軸押出機のシリンダー設定温度は、
HIPS、ABS樹脂、ABS/PCのポリマーアロイ
の場合、210〜230℃、PBT、PBT/PCのポ
リマーアロイの場合、230〜250℃で行った。
HIPS、ABS樹脂、ABS/PCのポリマーアロイ
の場合、210〜230℃、PBT、PBT/PCのポ
リマーアロイの場合、230〜250℃で行った。
【0066】表中、ABS樹脂はダイセル化学工業
(株)製「セビアンV−300」を、HIPSは大日本
インキ化学工業(株)製ゴム変性スチレン樹脂「GH−
9650」を、PC樹脂は三菱瓦斯化学(株)製ポリカ
ーボネイト樹脂「ユーピロンS−2000」を、PBT
樹脂は日本ジーイープラスチック(株)製「バロックス
310」を、三酸化アンチモンは日本精鉱(株)製「P
ATOX−C」を表わす。
(株)製「セビアンV−300」を、HIPSは大日本
インキ化学工業(株)製ゴム変性スチレン樹脂「GH−
9650」を、PC樹脂は三菱瓦斯化学(株)製ポリカ
ーボネイト樹脂「ユーピロンS−2000」を、PBT
樹脂は日本ジーイープラスチック(株)製「バロックス
310」を、三酸化アンチモンは日本精鉱(株)製「P
ATOX−C」を表わす。
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】
【表7】
【0071】
【表8】
【0072】
【発明の効果】本発明の難燃性熱可塑性樹脂組成物は、
成形時の熱安定性に優れ、金属に対する付着性が低いた
め、良好な外観を有する成形品が得られ、又、易離型性
による成形時間の短縮ができることから、成形加工にお
ける生産性を向上できる。
成形時の熱安定性に優れ、金属に対する付着性が低いた
め、良好な外観を有する成形品が得られ、又、易離型性
による成形時間の短縮ができることから、成形加工にお
ける生産性を向上できる。
【0073】又、本発明の難燃剤は、成形機や金型の金
属部分に対して付着性が低く、容易に熱分解を起こすこ
とがないので、これを熱可塑性樹脂組成物を併用した場
合、当該樹脂組成物に良好な熱安定性と金型離型性を付
与できる。
属部分に対して付着性が低く、容易に熱分解を起こすこ
とがないので、これを熱可塑性樹脂組成物を併用した場
合、当該樹脂組成物に良好な熱安定性と金型離型性を付
与できる。
Claims (20)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂(A)と、ハロゲン化エポ
キシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪
族カルボン酸で封鎖された構造を有する化合物(B1 )
及び/又はハロゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハロゲン
化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部が封鎖さ
れた構造を有する化合物と、エポキシ樹脂のエポキシ基
の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖さ
れた構造を有する化合物とを溶融混合した混合物(B
2 )からなる難燃剤(B)とを含有することを特徴とす
る難燃性熱可塑性樹脂組成物。 - 【請求項2】 難燃剤(B)が、化合物(B1 )である
請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 化合物(B1 )が、ハロゲン化ビスフェ
ノール型エポキシ樹脂にフッ素化脂肪族カルボン酸を加
熱反応させてなるもの、ハロゲン化ビスフェノール型エ
ポキシ樹脂にフッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フ
ェノールとを加熱反応させてなるもの、ハロゲン化ビス
フェノールとエピハロヒドリンとの縮合物にハロゲン化
ビスフェノールとフッ素化脂肪族カルボン酸を加熱反応
させてなるもの、及びハロゲン化ビスフェノールとエピ
ハロヒドリンとの縮合物にハロゲン化ビスフェノールと
フッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フェノールとを
加熱反応させてなるものからなる群から選ばれる1種以
上の化合物である請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 化合物(B1 )が、ハロゲン化ビスフェ
ノールとエピハロヒドリンとの縮合反応物にハロゲン化
ビスフェノールとフッ素化脂肪族カルボン酸を加熱反応
させてなるもの、及び/又はハロゲン化ビスフェノール
とエピハロヒドリンとの縮合物にハロゲン化ビスフェノ
ールとフッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フェノー
ルとを加熱反応させてなるものである請求項2記載の組
成物。 - 【請求項5】 難燃剤(B)中のフッ素化脂肪族カルボ
ン酸の含有率が、0.1〜10重量%である請求項1〜
4のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項6】 フッ素化脂肪族カルボン酸が、パーフル
オロ脂肪族カルボン酸である請求項5記載の組成物。 - 【請求項7】 フッ素化脂肪族カルボン酸が、炭素原子
数3〜20のフッ素化脂肪族カルボン酸である請求項5
又は6記載の組成物。 - 【請求項8】 ハロゲンが、臭素である請求項1〜7の
いずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項9】 熱可塑性樹脂(A)が、スチレン系樹脂
又はスチレン系樹脂を主成分として含むポリマーアロイ
である請求項1〜8のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項10】 熱可塑性樹脂(A)が、ポリエステル
系樹脂又はポリエステル系樹脂を主成分として含むポリ
マーアロイである請求項1〜8のいずれか1つに記載の
組成物。 - 【請求項11】 更に難燃助剤(C)を含有する請求項
1〜10のいずれか1つに記載の組成物。 - 【請求項12】 ハロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基
の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で封鎖さ
れた構造を有する化合物(B1 )からなることを特徴と
する難燃剤。 - 【請求項13】 化合物(B1 )が、ハロゲン化エポキ
シ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族
カルボン酸とハロゲン化フェノールとで封鎖された構造
を有する化合物である請求項12記載の難燃剤。 - 【請求項14】 化合物(B1 )が、ハロゲン化ビスフ
ェノール型エポキシ樹脂にフッ素化脂肪族カルボン酸を
加熱反応させてなるもの、ハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂にフッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化
フェノールとを加熱反応させてなるもの、ハロゲン化ビ
スフェノールとエピハロヒドリンとの縮合物にハロゲン
化ビスフェノールとフッ素化脂肪族カルボン酸を加熱反
応させてなるもの、及びハロゲン化ビスフェノールとエ
ピハロヒドリンとの縮合物にハロゲン化ビスフェノール
とフッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フェノールと
を加熱反応させてなるものからなる群から選ばれる1種
以上の化合物である請求項12記載の難燃剤。 - 【請求項15】 化合物(B1 )が、ハロゲン化ビスフ
ェノールとエピハロヒドリンとの縮合物にハロゲン化ビ
スフェノールとフッ素化脂肪族カルボン酸を加熱反応さ
せてなるもの、及び/又はハロゲン化ビスフェノールと
エピハロヒドリンとの縮合物にハロゲン化ビスフェノー
ルとフッ素化脂肪族カルボン酸とハロゲン化フェノール
とを加熱反応させてなるものである請求項12記載の難
燃剤。 - 【請求項16】 ハロゲン化エポキシ樹脂もしくは該ハ
ロゲン化エポキシ樹脂のエポキシ基の一部ないし全部が
封鎖された構造を有する化合物と、エポキシ樹脂のエポ
キシ基の一部ないし全部がフッ素化脂肪族カルボン酸で
封鎖された構造を有する化合物とを溶融混合した混合物
(B2 )であることを特徴とする難燃剤。 - 【請求項17】 フッ素化脂肪族カルボン酸の含有率
が、0.1〜10重量%である請求項12〜16のいず
れか1つに記載の難燃剤。 - 【請求項18】 フッ素化脂肪族カルボン酸が、パーフ
ルオロ脂肪族カルボン酸である請求項17記載の難燃
剤。 - 【請求項19】 フッ素化脂肪族カルボン酸が、炭素原
子数3〜20のフッ素化脂肪族カルボン酸である請求項
17又は18記載の難燃剤。 - 【請求項20】 ハロゲンが、臭素である請求項12〜
19のいずれか1つに記載の難燃剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20343494A JPH0867801A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び難燃剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20343494A JPH0867801A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び難燃剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867801A true JPH0867801A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16474035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20343494A Pending JPH0867801A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 難燃性熱可塑性樹脂組成物及び難燃剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0867801A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001007500A1 (en) * | 1999-07-26 | 2001-02-01 | Bromine Compounds Ltd. | Flame retardants, flame-retarded resin compositions and processes for making the same |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP20343494A patent/JPH0867801A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001007500A1 (en) * | 1999-07-26 | 2001-02-01 | Bromine Compounds Ltd. | Flame retardants, flame-retarded resin compositions and processes for making the same |
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