JPH09167761A - Sog膜の形成方法 - Google Patents
Sog膜の形成方法Info
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- JPH09167761A JPH09167761A JP32611395A JP32611395A JPH09167761A JP H09167761 A JPH09167761 A JP H09167761A JP 32611395 A JP32611395 A JP 32611395A JP 32611395 A JP32611395 A JP 32611395A JP H09167761 A JPH09167761 A JP H09167761A
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Landscapes
- Formation Of Insulating Films (AREA)
- Local Oxidation Of Silicon (AREA)
- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 下地となる金属配線の保護膜にクラックを生
じさせることのないSOG膜の形成方法を提供する。 【解決手段】 SOG液4を滴下した後、ウェハを50
0〜1000rpm 程度の低速で回転させることにより滴
下したSOG液4をその上面が平坦となるようにAl配
線2およびSi基板1の上方に塗り広げ、ついで、5秒
以内に4800rpm 以上の高速で回転させることにより
Al配線2の上方にあたる部分のSOG液4を除去す
る。これにより、Al配線2の、隣のAl配線と隣接す
る側Aと平坦面側BとでSOGの量が同程度となる。
じさせることのないSOG膜の形成方法を提供する。 【解決手段】 SOG液4を滴下した後、ウェハを50
0〜1000rpm 程度の低速で回転させることにより滴
下したSOG液4をその上面が平坦となるようにAl配
線2およびSi基板1の上方に塗り広げ、ついで、5秒
以内に4800rpm 以上の高速で回転させることにより
Al配線2の上方にあたる部分のSOG液4を除去す
る。これにより、Al配線2の、隣のAl配線と隣接す
る側Aと平坦面側BとでSOGの量が同程度となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程において層間絶縁膜の平坦化の目的で用いられるS
OG膜の形成方法に関するものである。
工程において層間絶縁膜の平坦化の目的で用いられるS
OG膜の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、多層
配線化の実施に伴い、各配線間の層間絶縁膜の平坦化が
行われている。層間絶縁膜の平坦化技術としては、従来
より、SOG(Spin On Glass) を用いる方法が知られ
ている。例えば、SOGを用いた平坦化技術の一つが特
開平7−142464号公報に開示されている。ここに
は、図13に示されるように、下層配線を覆う保護膜上
の有機物を分解除去した後、SOG液を塗布、ベークす
ることで、絶縁性、密着性に優れたSOG膜を形成する
方法が記載されている。
配線化の実施に伴い、各配線間の層間絶縁膜の平坦化が
行われている。層間絶縁膜の平坦化技術としては、従来
より、SOG(Spin On Glass) を用いる方法が知られ
ている。例えば、SOGを用いた平坦化技術の一つが特
開平7−142464号公報に開示されている。ここに
は、図13に示されるように、下層配線を覆う保護膜上
の有機物を分解除去した後、SOG液を塗布、ベークす
ることで、絶縁性、密着性に優れたSOG膜を形成する
方法が記載されている。
【0003】層間絶縁膜を平坦化する場合、このように
して下層配線を完全に覆う厚いSOG膜を形成した後、
ウェハ全面にエッチバックを施してSOG膜の上面を平
坦化するという方法がある。あるいは、エッチバックを
行わずに、塗布したSOG液をベークする前に比較的高
速でウェハを回転させて、各下層配線間の間隙、または
下層配線の段差部に表面が凹状となったSOGを残すと
いう方法がある。
して下層配線を完全に覆う厚いSOG膜を形成した後、
ウェハ全面にエッチバックを施してSOG膜の上面を平
坦化するという方法がある。あるいは、エッチバックを
行わずに、塗布したSOG液をベークする前に比較的高
速でウェハを回転させて、各下層配線間の間隙、または
下層配線の段差部に表面が凹状となったSOGを残すと
いう方法がある。
【0004】前者の方法はウェハを均一に平坦化する方
法であるが、エッチバックが必要なために工程数が多く
なるという欠点を持っている。その一方、後者の方法は
ウェハを均一に平坦化するというよりも下層配線の段差
をなだらかにするというものであり、SOG液塗布時の
スピンのみで簡単に実施できるため、半導体製造工程に
おいてはこの方法がよく用いられている。
法であるが、エッチバックが必要なために工程数が多く
なるという欠点を持っている。その一方、後者の方法は
ウェハを均一に平坦化するというよりも下層配線の段差
をなだらかにするというものであり、SOG液塗布時の
スピンのみで簡単に実施できるため、半導体製造工程に
おいてはこの方法がよく用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
SOG膜の形成方法においては、次のような問題が生じ
ていた。以下、図2を用いて説明する。図2はSOG膜
の従来の形成方法を示す図であり、図2(a)に示すよ
うに、Si基板1からなるウェハ上にAlによる配線パ
ターン2が形成されている。なお、Al配線2の膜厚は
700〜1000nm、線幅は0.8〜1.0μm、配
線間隔は0.8〜1.2μmである。
SOG膜の形成方法においては、次のような問題が生じ
ていた。以下、図2を用いて説明する。図2はSOG膜
の従来の形成方法を示す図であり、図2(a)に示すよ
うに、Si基板1からなるウェハ上にAlによる配線パ
ターン2が形成されている。なお、Al配線2の膜厚は
700〜1000nm、線幅は0.8〜1.0μm、配
線間隔は0.8〜1.2μmである。
【0006】次に、図2(b)に示すように、Si基板
1表面およびAl配線2表面上に、膜厚100〜300
nm程度のCVD膜3を形成する。なお、CVD膜3と
してはPSGまたはP−SiOが用いられ、これがAl
配線の保護膜となる。
1表面およびAl配線2表面上に、膜厚100〜300
nm程度のCVD膜3を形成する。なお、CVD膜3と
してはPSGまたはP−SiOが用いられ、これがAl
配線の保護膜となる。
【0007】そして、図2(c)に示すように、CVD
膜3の上にSOG液4を塗布する。この際、SOG液4
を滴下すると、SOG液4は配線2と配線2の間に溜ま
りやすく、平坦な箇所には溜まりにくい。ついで、SO
G液4を滴下したウェハを4500rpm 前後の回転数で
回転させると、図2(d)に示すように、配線2間のS
OG液4aの量はそれ程変化しないが、平坦な箇所のS
OG液4bは振り切られてしまい、Al配線2の側壁部
分に残るのみとなる。
膜3の上にSOG液4を塗布する。この際、SOG液4
を滴下すると、SOG液4は配線2と配線2の間に溜ま
りやすく、平坦な箇所には溜まりにくい。ついで、SO
G液4を滴下したウェハを4500rpm 前後の回転数で
回転させると、図2(d)に示すように、配線2間のS
OG液4aの量はそれ程変化しないが、平坦な箇所のS
OG液4bは振り切られてしまい、Al配線2の側壁部
分に残るのみとなる。
【0008】その後、ウェハにベークを施すことにより
SOG膜4の脱水処理を行う。このベーク工程では、3
00〜500℃の温度で約60分の熱処理を行うことに
より、SOGに脱水反応が生じ、層間絶縁膜として完成
する。
SOG膜4の脱水処理を行う。このベーク工程では、3
00〜500℃の温度で約60分の熱処理を行うことに
より、SOGに脱水反応が生じ、層間絶縁膜として完成
する。
【0009】ところで、このベーク工程においては、一
般にAl配線には自身が膨張する方向に内部応力が生
じ、CVD膜およびSOG膜には自身が収縮する方向に
内部応力が生じる。ところが、図2(d)に示したよう
に、一つのAl配線2の上部を見ると、隣のAl配線が
隣接する側(図中符号Aで示す)と平坦面側(図中符号
Bで示す)とでその部分に存在するSOGの量が大きく
異なっている。
般にAl配線には自身が膨張する方向に内部応力が生
じ、CVD膜およびSOG膜には自身が収縮する方向に
内部応力が生じる。ところが、図2(d)に示したよう
に、一つのAl配線2の上部を見ると、隣のAl配線が
隣接する側(図中符号Aで示す)と平坦面側(図中符号
Bで示す)とでその部分に存在するSOGの量が大きく
異なっている。
【0010】SOGが少ない平坦面側BのCVD膜3で
はAlの膨張によって生じる引張応力が分散されるため
問題は生じない。これに対して、SOGが多いAl配線
隣接側AのCVD膜3ではAlの膨張による引張応力が
SOG膜4aの圧縮応力で抑えられてしまい、逃げるこ
とができない。さらに、こちら側ではCVD膜3とSO
G膜4aとの熱膨張率差による応力も大きくなる。した
がって、Al配線隣接側Aと平坦面側Bで応力の不均衡
が生じ、Al配線隣接側AのCVD膜3の角の部分に応
力が集中するため、この部分がはじけるようにCVD膜
3にクラック5が生じる。その結果、Al配線2の絶縁
性、信頼性の劣化が生じることになる。
はAlの膨張によって生じる引張応力が分散されるため
問題は生じない。これに対して、SOGが多いAl配線
隣接側AのCVD膜3ではAlの膨張による引張応力が
SOG膜4aの圧縮応力で抑えられてしまい、逃げるこ
とができない。さらに、こちら側ではCVD膜3とSO
G膜4aとの熱膨張率差による応力も大きくなる。した
がって、Al配線隣接側Aと平坦面側Bで応力の不均衡
が生じ、Al配線隣接側AのCVD膜3の角の部分に応
力が集中するため、この部分がはじけるようにCVD膜
3にクラック5が生じる。その結果、Al配線2の絶縁
性、信頼性の劣化が生じることになる。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、下地となる金属配線の保護膜にク
ラックを生じさせることのないSOG膜の形成方法を提
供することを目的とする。
されたものであって、下地となる金属配線の保護膜にク
ラックを生じさせることのないSOG膜の形成方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のSOG膜の形成方法は、基板上に形成さ
れた金属配線に保護膜を被覆し、保護膜上に金属配線と
基板上面との段差を低減するためのSOG膜を回転塗布
により形成する方法において、SOG液を基板上に滴下
した後、基板を低速で回転させることにより滴下したS
OG液をその上面が平坦となるように金属配線および基
板の上方に塗り広げ、ついで、基板を高速で回転させる
ことにより少なくとも金属配線の上方にあたる部分のS
OG液を除去することを特徴とするものである。
めに、本発明のSOG膜の形成方法は、基板上に形成さ
れた金属配線に保護膜を被覆し、保護膜上に金属配線と
基板上面との段差を低減するためのSOG膜を回転塗布
により形成する方法において、SOG液を基板上に滴下
した後、基板を低速で回転させることにより滴下したS
OG液をその上面が平坦となるように金属配線および基
板の上方に塗り広げ、ついで、基板を高速で回転させる
ことにより少なくとも金属配線の上方にあたる部分のS
OG液を除去することを特徴とするものである。
【0013】より具体的には、SOG液を基板上に滴下
した後、基板を低速で回転させる際の回転数を500〜
1000rpm とし、その後、基板を高速で回転させる際
の回転数を4800rpm 以上とし、基板の低速回転と高
速回転の間の時間間隔を5秒以内とすることが望まし
い。
した後、基板を低速で回転させる際の回転数を500〜
1000rpm とし、その後、基板を高速で回転させる際
の回転数を4800rpm 以上とし、基板の低速回転と高
速回転の間の時間間隔を5秒以内とすることが望まし
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1を参照して説明する。図1は本実施の形態のSOG膜
の形成方法を順を追って示す図である。
1を参照して説明する。図1は本実施の形態のSOG膜
の形成方法を順を追って示す図である。
【0015】図1(a)に示すように、Si基板1から
なる5インチ径のウェハ上にAlによる配線パターン2
が形成されている。なお、Al配線2の膜厚は700〜
1000nm、線幅は0.8〜1.0μm、配線間隔は
0.8〜1.2μmである。
なる5インチ径のウェハ上にAlによる配線パターン2
が形成されている。なお、Al配線2の膜厚は700〜
1000nm、線幅は0.8〜1.0μm、配線間隔は
0.8〜1.2μmである。
【0016】次に、図1(b)に示すように、Si基板
1表面およびAl配線2表面上に、膜厚100〜300
nm程度のCVD膜3を形成する。なお、CVD膜3と
してはPSGまたはP−SiOが用いられ、これがAl
配線2の保護膜となる。ここまでの工程は従来の方法と
同様である。
1表面およびAl配線2表面上に、膜厚100〜300
nm程度のCVD膜3を形成する。なお、CVD膜3と
してはPSGまたはP−SiOが用いられ、これがAl
配線2の保護膜となる。ここまでの工程は従来の方法と
同様である。
【0017】そして、図1(c)に示すように、CVD
膜3の上にSOG液4を塗布する。通常、SOG液4は
Al配線2間のような狭い箇所には入り込みやすく、A
l配線2上やSi基板1上などの比較的広い平坦部には
残りにくいという性質を持っている。そこで、SOG液
4がCVD膜3を完全に覆い、Al配線2上やSi基板
1上にも充分残るだけの量を滴下する。例えば、径が5
インチのウェハで2〜3ccとする。
膜3の上にSOG液4を塗布する。通常、SOG液4は
Al配線2間のような狭い箇所には入り込みやすく、A
l配線2上やSi基板1上などの比較的広い平坦部には
残りにくいという性質を持っている。そこで、SOG液
4がCVD膜3を完全に覆い、Al配線2上やSi基板
1上にも充分残るだけの量を滴下する。例えば、径が5
インチのウェハで2〜3ccとする。
【0018】ついで、SOG液4を滴下したウェハを低
速回転で、例えば回転数500〜1000rpm 程度で
0.2〜0.5秒間回転させることにより、Al配線2
のパターンの有無にかかわらず膜の上面がほぼ平坦とな
るようにSOG液4を塗り広げる。ついで、回転モータ
の電源を切り、回転数を低下させて回転が完全に止まる
までの間、すなわち、通例、5秒以内に高速回転、例え
ば4800rpm 以上まで回転数を上げることにより、余
分なSOG液4だけが振り切られ、図1(d)に示すよ
うに、Al配線2間の狭い側Aと広い平坦部側Bで同じ
量のSOG液4が残る。なお、高速回転に上昇させる途
中、再び低速回転を経ることになるが、非常に短い時間
であるため、これは無視できる。
速回転で、例えば回転数500〜1000rpm 程度で
0.2〜0.5秒間回転させることにより、Al配線2
のパターンの有無にかかわらず膜の上面がほぼ平坦とな
るようにSOG液4を塗り広げる。ついで、回転モータ
の電源を切り、回転数を低下させて回転が完全に止まる
までの間、すなわち、通例、5秒以内に高速回転、例え
ば4800rpm 以上まで回転数を上げることにより、余
分なSOG液4だけが振り切られ、図1(d)に示すよ
うに、Al配線2間の狭い側Aと広い平坦部側Bで同じ
量のSOG液4が残る。なお、高速回転に上昇させる途
中、再び低速回転を経ることになるが、非常に短い時間
であるため、これは無視できる。
【0019】例えば低速回転の回転数を500rpm 未満
とした場合、ウェハ中央部に滴下したSOG液が充分に
広がらないため、ウェハ中央部チップのSOG膜4の厚
みとウェハ周辺部チップのSOG膜4の厚みの差が極め
て大きくなり、特にウェハ周辺部チップのSOG膜4の
厚みは、図1(c)に示すように、Al配線2上のCV
D膜3にまで達することがない。すなわち、SOG膜4
が従来技術として示した図2(c)と同じ形態となるた
め、このウェハを回転させることでAl配線2上のSO
G膜4を除去し、図1(d)に示すように、Al配線2
間の狭い側Aと広い平坦部側Bで同じ量のSOG膜4を
残すことができなくなってしまう。したがって、低速回
転時の回転数の下限を500rpm とする。
とした場合、ウェハ中央部に滴下したSOG液が充分に
広がらないため、ウェハ中央部チップのSOG膜4の厚
みとウェハ周辺部チップのSOG膜4の厚みの差が極め
て大きくなり、特にウェハ周辺部チップのSOG膜4の
厚みは、図1(c)に示すように、Al配線2上のCV
D膜3にまで達することがない。すなわち、SOG膜4
が従来技術として示した図2(c)と同じ形態となるた
め、このウェハを回転させることでAl配線2上のSO
G膜4を除去し、図1(d)に示すように、Al配線2
間の狭い側Aと広い平坦部側Bで同じ量のSOG膜4を
残すことができなくなってしまう。したがって、低速回
転時の回転数の下限を500rpm とする。
【0020】一方、低速回転の回転数を1000rpm 以
上とした場合、回転数が増大するにつれてウェハに作用
する遠心力が増大し、SOG滴下量に対してウェハの外
に飛ばされるSOGの割合が増大するため、ウェハ内に
残存する、特にAl配線2間を除く部分のSOGの量が
少なくなる。すると、SOG膜4の厚みは結局のところ
Al配線2上のCVD膜3にまで達することがなく、上
記と同様、広い平坦部側Bの膜厚が薄いSOG膜4しか
形成できない。したがって、低速回転時の回転数の上限
を1000rpm とする。
上とした場合、回転数が増大するにつれてウェハに作用
する遠心力が増大し、SOG滴下量に対してウェハの外
に飛ばされるSOGの割合が増大するため、ウェハ内に
残存する、特にAl配線2間を除く部分のSOGの量が
少なくなる。すると、SOG膜4の厚みは結局のところ
Al配線2上のCVD膜3にまで達することがなく、上
記と同様、広い平坦部側Bの膜厚が薄いSOG膜4しか
形成できない。したがって、低速回転時の回転数の上限
を1000rpm とする。
【0021】また、高速回転の回転数を4800rpm 未
満とした場合、Al配線2上のCVD膜3上にSOG膜
4が残留してしまい、Al配線2間のSOG膜4と平坦
部側のSOG膜が連続的に繋がるため、所望の半導体構
造が得られない。したがって、高速回転時の回転数の下
限を4800rpm とする。
満とした場合、Al配線2上のCVD膜3上にSOG膜
4が残留してしまい、Al配線2間のSOG膜4と平坦
部側のSOG膜が連続的に繋がるため、所望の半導体構
造が得られない。したがって、高速回転時の回転数の下
限を4800rpm とする。
【0022】さらに、低速回転と高速回転の時間間隔に
ついては、時間間隔が5秒を越えるとウェハが完全に回
転を停止してしまうため、滴下するSOG液はウェハの
外に飛ばされることなく、ウェハ裏面側に浸透する。と
ころが、SOG液がウェハ裏面に浸透すると、その後の
乾燥工程やウェハ搬送工程等で浸透したSOG液が粉末
状態となってパーティクルの原因となるため、好ましく
ない。したがって、低速回転と高速回転の間の時間間隔
の上限値を5秒とする。なお、この5秒は、通例のスピ
ンコータの場合であって、要はウェハの回転が完全に停
止しない時間であればよい。
ついては、時間間隔が5秒を越えるとウェハが完全に回
転を停止してしまうため、滴下するSOG液はウェハの
外に飛ばされることなく、ウェハ裏面側に浸透する。と
ころが、SOG液がウェハ裏面に浸透すると、その後の
乾燥工程やウェハ搬送工程等で浸透したSOG液が粉末
状態となってパーティクルの原因となるため、好ましく
ない。したがって、低速回転と高速回転の間の時間間隔
の上限値を5秒とする。なお、この5秒は、通例のスピ
ンコータの場合であって、要はウェハの回転が完全に停
止しない時間であればよい。
【0023】そして、SOG膜4を所定の形状に形成し
た後、ウェハにベークを施すことによりSOG膜4の脱
水処理を行う。このベーク工程では、300〜500℃
の温度で約60分の熱処理を行うと、SOGに脱水反応
が生じ、層間絶縁膜として完成する。
た後、ウェハにベークを施すことによりSOG膜4の脱
水処理を行う。このベーク工程では、300〜500℃
の温度で約60分の熱処理を行うと、SOGに脱水反応
が生じ、層間絶縁膜として完成する。
【0024】本実施の形態のSOG膜の形成方法によれ
ば、図1(d)に示すように、一つのAl配線2を見た
ときに、隣のAl配線と隣接する側Aと平坦面側Bとで
その部分に存在するSOGの量を同じにすることができ
る。そこで、ベーク工程でウェハに熱が加えられたとき
に、Alの熱膨張によるCVD膜3の引張応力がSOG
膜4の圧縮応力で抑えられる度合がAl配線隣接側Aと
平坦面側Bとで同程度になり、かつ、CVD膜3とSO
G膜4の熱膨張率差による応力も双方で同程度となる。
ば、図1(d)に示すように、一つのAl配線2を見た
ときに、隣のAl配線と隣接する側Aと平坦面側Bとで
その部分に存在するSOGの量を同じにすることができ
る。そこで、ベーク工程でウェハに熱が加えられたとき
に、Alの熱膨張によるCVD膜3の引張応力がSOG
膜4の圧縮応力で抑えられる度合がAl配線隣接側Aと
平坦面側Bとで同程度になり、かつ、CVD膜3とSO
G膜4の熱膨張率差による応力も双方で同程度となる。
【0025】すなわち、応力がAl配線隣接側Aと平坦
面側Bで均衡し、従来の形成方法を用いた場合のように
応力が片側に集中することがないので、CVD膜3にク
ラックが生じることがない。したがって、SOG膜がそ
の本来の目的である平坦化の役目を果たすことは勿論、
従来の形成方法に比べて、Al配線の絶縁性や信頼性を
向上させることができる。
面側Bで均衡し、従来の形成方法を用いた場合のように
応力が片側に集中することがないので、CVD膜3にク
ラックが生じることがない。したがって、SOG膜がそ
の本来の目的である平坦化の役目を果たすことは勿論、
従来の形成方法に比べて、Al配線の絶縁性や信頼性を
向上させることができる。
【0026】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば本実施の形態では5インチウェハを用いる場合を例
として示したが、ウェハ径が多少大きくなったとして
も、SOGの滴下量は数cc程度あればウェハ回転後に
ウェハ上に残存するSOGの量が飽和状態となるため、
本発明の効果が同様に得られる。したがって、異なる径
のウェハに対しても低速回転および高速回転時のウェハ
の回転数のみを前述した範囲に設定することによって本
発明の方法を実現することができる。
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば本実施の形態では5インチウェハを用いる場合を例
として示したが、ウェハ径が多少大きくなったとして
も、SOGの滴下量は数cc程度あればウェハ回転後に
ウェハ上に残存するSOGの量が飽和状態となるため、
本発明の効果が同様に得られる。したがって、異なる径
のウェハに対しても低速回転および高速回転時のウェハ
の回転数のみを前述した範囲に設定することによって本
発明の方法を実現することができる。
【0027】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
SOG膜の形成方法によれば、金属配線のうち、隣の金
属配線と隣接する側と平坦面側でその部分に存在するS
OGの量を同程度とすることができるため、ベーク工程
でウェハに熱を加えたときに保護膜中に生じる金属配線
の熱膨張による引張応力、SOG膜の圧縮応力を金属配
線側と平坦面側で均衡させることができる。したがっ
て、従来の形成方法を用いた場合のように応力が片側に
集中することがないので、金属配線を覆う保護膜にクラ
ックが生じることがなく、金属配線の絶縁性や信頼性を
向上させることができる。
SOG膜の形成方法によれば、金属配線のうち、隣の金
属配線と隣接する側と平坦面側でその部分に存在するS
OGの量を同程度とすることができるため、ベーク工程
でウェハに熱を加えたときに保護膜中に生じる金属配線
の熱膨張による引張応力、SOG膜の圧縮応力を金属配
線側と平坦面側で均衡させることができる。したがっ
て、従来の形成方法を用いた場合のように応力が片側に
集中することがないので、金属配線を覆う保護膜にクラ
ックが生じることがなく、金属配線の絶縁性や信頼性を
向上させることができる。
【図1】本発明の一実施の形態であるSOGの形成方法
を順を追って示す図である。
を順を追って示す図である。
【図2】従来のSOGの形成方法を順を追って示す図で
ある。
ある。
1 Si基板 2 Al配線(金属配線) 3 CVD膜(保護膜) 4,4a,4b SOG膜(SOG液) 5 クラック
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に形成された金属配線に保護膜を
被覆し、該保護膜上に前記金属配線と基板上面との段差
を低減するためのSOG膜を回転塗布により形成する方
法において、 SOG液を基板上に滴下した後、該基板を低速で回転さ
せることにより滴下したSOG液をその上面が平坦とな
るように金属配線および基板の上方に塗り広げ、つい
で、基板を高速で回転させることにより少なくとも金属
配線の上方にあたる部分のSOG液を除去することを特
徴とするSOG膜の形成方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のSOG膜の形成方法に
おいて、 前記SOG液を前記基板上に滴下した後、該基板を低速
で回転させる際の回転数を500〜1000rpm とし、
その後、基板を高速で回転させる際の回転数を4800
rpm 以上とすることを特徴とするSOG膜の形成方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のSOG膜の形
成方法において、 前記基板の低速回転と高速回転の間の時間間隔を5秒以
内とすることを特徴とするSOG膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32611395A JPH09167761A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | Sog膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32611395A JPH09167761A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | Sog膜の形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09167761A true JPH09167761A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18184238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32611395A Withdrawn JPH09167761A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | Sog膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09167761A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010003577A (ko) * | 1999-06-24 | 2001-01-15 | 김영환 | 반도체 소자의 층간 절연막 형성 방법 |
| JP2011253846A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP32611395A patent/JPH09167761A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010003577A (ko) * | 1999-06-24 | 2001-01-15 | 김영환 | 반도체 소자의 층간 절연막 형성 방법 |
| JP2011253846A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Nichia Chem Ind Ltd | 発光装置及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |